JP3088361U - 造形装飾ライト及びその定型枠 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】造形装飾ライトの包装を規格化できると共に、
使用者が即座に開いて使用できる造形装飾ライト及びそ
の定型枠を提供する。 【解決手段】本考案は、造形装飾ライトが下向きに延び
た造形導線ユニット（８）を定型枠（３）の形状に対応
させて形成されるとともに、この定型枠（３）、或いは
導線のライトヘッド（１）上には相互に連結するための
固定装置（３１）が設置される。また、定型枠が板材又
は線材で形成され、ライトヘッド（１）及び導線（２）
を固定する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、造形装飾ライトおよびその定型枠に係り、特に造形装飾ライトの包 装を規格化し、使用者が即座に開いて使用することができる造形装飾ライト及び その定型枠に関する。

【０００２】

【従来の技術】

公知の造形装飾ライトは、図１と図２に示すように、主に多数の小型ライトヘ ッド１と導線２が連接編みされ、異なる様式で多彩な造形導線ユニット８を形成 しており、また水平導線ユニット９からはいくつもの造形導線ユニット８が延び 、各ユニットにはライトヘッド１が設置されて電球が差し込まれる。更にこの種 の装飾造形ライトは水平導線ユニット９に相互に連接して両側に造形装飾ライト が延びる。前記の編み込みによって形成された複雑な造形装飾ライトは、明かり が付くと大変美しくなる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、この種の造形装飾ライトは、工場出荷の際、ライト導線を折り 畳み縛る方法で包装箱に詰められており、使用者が使用する時、ライト導線は混 乱して相互に絡まっており、解くのに時間と労力を費やさねばならず、且つ相互 に縛ってあるため、変形していることもしばしばあり、美観が損なわれるという 問題があった。

【０００４】 本考案の目的は造形装飾ライト及びその定型枠を提供することにある。また、 本考案の別の目的は、造形装飾ライトの包装を規格化するだけでなく、使用者が 即座に開いて使用できる造形装飾ライトを提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために、本考案の請求項１に係る造形装飾ライトは、少な くともライトヘッドと、導線と、定型枠を備える造形装飾ライトであって、前記 ライトヘッドと導線によって、下方に延びた造形導線ユニットが形成されると共 に、前記造形導線ユニットは前記定型枠の形状に対応させて取り付ける一方、前 記定型枠、又は前記ライトヘッドに固定装置が設置されることを特徴とする。

【０００６】 さらに、本考案の請求項２に係る造形装飾ライトの定型枠は、ライトヘッドと 導線とからなる造形装飾ライトに使用される定型枠であって、前記定型枠は、板 材又は線材で形成すると共に、前記板材又は前記線材に前記ライトヘッド又は前 記導線を固定するための固定装置が設置されることを特徴とする。

【０００７】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。 先ず図３、４に開示するように、本考案に係る造形装飾ライトは、下方に延び た造形導線ユニット８を定型枠３の形状に対応させて成形される。この定型枠３ は略三角形の板材であり、その表面にはライトヘッド１と、このライトヘッド１ を連結する嵌入式の固定装置３１が設置される。なお、その他の構成は、図１と 図２に示す従来技術と同様であるので、その説明は省略する。

【０００８】 更に図５乃至図７は、本考案の第二実施形態を示すものあり、下向きに延びた 造形導線ユニット８は、定型枠４の形状に対応させて形成する。前記定型枠４は 、ワーヤ等の線材であり、造形装飾ライトの各ライトヘッド１には前記定型枠４ に連結する鈎式固定装置１１が設置される。 工場等から、前記造形装飾ライトを出荷する時、定型枠３の嵌入式固定装置３ １によって、造形導線ユニット８のライトヘッド１及び導線２、７を固定する。 また、ライトヘッド１の鈎式固定装置１１によって、造形導線ユニット８のライ トヘッド１及び導線２を定型枠４に定位し、更に一片毎に包装箱に折り畳むと包 装が完成される。

【０００９】 消費者が前記造形装飾ライトを使用する場合、包装箱を開封後、簡単に定型枠 ３、又は定型枠４によって、ライトを取り出し、ライトヘッド１や導線２が混乱 することがないので、時間を無駄にせず取り付けて使用できると同時に、使用後 、迅速に元の形状へ戻すことができる。

【００１０】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案は、造形装飾ライトが下向きに延びた造形導線ユ ニットを定型枠の形状に対応させて形成され、この定型枠、或いは導線のライト ヘッド上には相互に連結するための固定装置が設置される特徴を有するため、造 形装飾ライトの包装を規格化できると共に、使用者が即座に開いて使用できると いう効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】公知の造形装飾ライトの説明図である。

【図２】公知の造形装飾ライトの他の説明図である。

【図３】本考案に係る造形装飾の定型枠の斜視図であ
る。

【図４】本考案に係る造形装飾ライト及びその定型枠の
使用状態を示す説明図である。

【図５】本考案に係る造形装飾ライトの定型枠の第二実
施形態の説明図である。

【図６】本考案の第二実施形態の使用状態を示す説明図
である。

【図７】図６の局部拡大図である。

【符号の説明】

１ ライトヘッド １１ 固定装置 ２ 導線 ３ 定型枠 ３１ 固定装置 ４ 定型枠 ７ 導線 ８ 造形導線ユニット ９ 水平導線ユニット

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】少なくともライトヘッドと、導線と、定型
   枠を備える造形装飾ライトであって、 前記ライトヘッドと導線によって、下方に延びた造形導
   線ユニットが形成されると共に、前記造形導線ユニット
   は前記定型枠の形状に対応させて取り付ける一方、前記
   定型枠、又は前記ライトヘッドに固定装置が設置される
   ことを特徴とする、造形装飾ライト。
2. 【請求項２】ライトヘッドと導線とからなる造形装飾ラ
   イトに使用される定型枠であって、前記定型枠は、板材
   又は線材で形成すると共に、前記板材又は前記線材に前
   記ライトヘッド又は前記導線を固定するための固定装置
   が設置されることを特徴とする、造形装飾ライトの定型
   枠。