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JP3084775U - 書 棚 - Google Patents

書 棚

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Publication number
JP3084775U
JP3084775U JP2001006985U JP2001006985U JP3084775U JP 3084775 U JP3084775 U JP 3084775U JP 2001006985 U JP2001006985 U JP 2001006985U JP 2001006985 U JP2001006985 U JP 2001006985U JP 3084775 U JP3084775 U JP 3084775U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
book
shelf
decorativeness
bookcase
book end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001006985U
Other languages
English (en)
Inventor
一郎 山本
Original Assignee
株式会社ヤマソロ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ヤマソロ filed Critical 株式会社ヤマソロ
Priority to JP2001006985U priority Critical patent/JP3084775U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3084775U publication Critical patent/JP3084775U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ただ単に本の保管場所としての書棚は別とし
て、家庭において用いる書棚にはインテリアとしての装
飾性が望まれるものであった。だが、このような書棚に
おいては装飾性が優先し過ぎて、本来の本を立てた状態
で確実に保持するという機能が欠如するものが多かっ
た。 【解決手段】棚板に規則正しい格子状の穿孔を施し、ブ
ックエンドの脚部を穿孔に合致する形状として、両者が
所定位置で嵌合結合する構造を採用して、本を確実に支
持する。また格子状の棚板が見た目に軽快な感覚を呼び
起こし、インテリアとしての装飾性が増加する。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本願は書棚に係るものであり、特にはその棚板上に配置して並べる本の倒れを 防止するブックエンドと棚板の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より多く見られる書棚は、両側の側板間に所定段に棚板を配し、所定の棚 板上にただ単に本を並べるものであった。本の厚さが足りずに倒れるような際に はブックエンドで支えてそれを防止するものであった。このような状況は書棚が 単に本の保管目的だけである場所、例えば会社、教育機関、役所等では当然のこ とであるが、家庭、サービス業等においてはいかにも味気ない情景である。よっ て家庭用等インテリアとしての装飾を要求される場合にはブックエンドの形状、 材質を凝るとか、書棚自体に凝ったデザインを施すものが見られた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
装飾性を求めるデザインのものはそれを優先するあまりどうしても使用し辛い ことが多く、例えば凝り過ぎた構造のため細部まで掃除が出来ないとか、ブック エンドが軽すぎて本を固定する本来の機能を発揮できない、あるいはその形状に 突起が有って本の表紙を傷つけるとかの課題を有することが多かった。 本願では以上のような状況において、インテリアとしての装飾性を求められる書 棚に、装飾性を除外することなく本来の目的である本を立てて保管するという要 素を確実に付加して課題を解決するものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
以上のような課題を解決するため、本願では棚板とブックエンドの関係に注目 し、両者が軽度に結合して立て並べた本を挟着保持し、なおかつ互いが装飾性を 失わない構成を採用するものである。 一般的に言って家庭のリビングルームなどにインテリアとして置かれる書棚は、 本来の本を収容するという目的は2次的なものとなり、装飾性が優先される傾向 が見られる。よってその構造はシンプルで軽量となり、先記したような課題、つ まりブックエンドが本来要求される機能を果たせなくなるような結果となるもの である。 本願では棚板2とブックエンド7が所定位置で結合可能なように、棚板2の幅方 向および長さ方向に所定間隔で穿孔列4を配し、ブックエンド7にはその孔5に 対応して嵌合可能な脚部6を設けるものである。
【0005】
【実施例】
本願の実施例を示す。 縦長長方形に組み、中間部に補強用の桟8を配して両長辺間を連結した枠体で両 側板1を構成する。この枠材は美粧合板を使用して、枠体長辺の対向する互いの 内面には棚板2を支持するボス用の穴を所定ピッチで設けるものである。棚板2 は美粧合板を用い、その幅方向および長さ方向に所定ピッチで穿孔列4を設ける ものである。なおここでいう幅方向、長さ方向への所定ピッチとは、幅、長さ両 方向とも同一パターンを所定条並列して碁盤目状にすることはもちろん、1条お きに同パターン列を配し、その間の条は半ピッチずらして、両方向の孔5列が棚 板2面に斜めに交差する構成等も含み、このような構成はまた違った美観を喚起 するものである。 また本実施例では棚板2ほぼ全面にこの穿孔5を施したが、棚板2材の強度、実 使用時のブックエンド7の予想される位置などを考慮して、棚板2周縁端部は穿 孔5を行わないなどの変更も自由である。
【0006】 両側板1間に棚板2を配置するのであるが、最上段、最下段の棚板2は側板1枠 体に固定する。この固定によって書棚3としての形状を維持し、さらに両側板1 の上下間を書棚3裏面側で補強線材9により交差して連結補強する。上下の固定 された棚板2間には所定数の棚板2を配置する。側板1枠体のボス穴にピンを差 し、棚板2下面に設けた固定溝10内にピンを嵌入して横方向の位置固定を行う 。以上で書棚3としての形態が整うものであるが、ブックエンド7との関係を述 べる。 ブックエンド7も側板1枠体と同様の材料で構成する。 棚上面と接する台部11の上方へ載置する本と接する当接部12を延長し、台部 11下方へは2本の脚部6を延長する。脚部6は棚板2に施した穿孔5の2個に 合致するものであり、当然その孔5とは近似形状の断面を持つ。本実施例では孔 5および脚部6断面は正方形に構成した。 台部11は脚部6よりも棚板2幅方向へ出っ張っており、安定感を出す。これは 必ずしも必要な構成ではなく、脚部6と当接部12が台部によって分離されてお れば棚板2、ブックエンド7の両者が本を支える目的で結合されるのに必要な脚 部6の嵌入長さが得られ、また棚板2を貫通して下段の空間へ突出し過ぎるのを 防ぐことが出来るものであるが、台部11端部が両方向へ出ることによって脚部 6が棚板2へ嵌入結合していることを知らないものが見ても安定した形として目 に入り、不自然さを感じないという効果を発揮するものである。 また本実施例では2本の脚部6が2個の孔5と合致する構成を述べたが、1本あ るいは3本でも目的とするところは同一である。 また、ブックエンド7の脚部6と棚板2の孔5の嵌合を精密なものにすればブッ クエンド7自体を上段の棚板2裏面より吊り下げる構成も可能である。このよう な構成においてのブックエンド7の材料は、弾力性のある樹脂成形が好ましいと 思われる。 また、ブックエンド7は載置した本と平行に配置してその横倒れを防止するのが 本来の使用方法であるが、書棚の背部側の棚板2側縁に平行に設置して、棚板2 上の物が後方へ落下するのを防止する目的で使用することもできる。
【0007】
【考案の効果】
以上のように本願考案の構成を採用することにより、装飾品と実用的な収納性 を兼ね備えた書棚を得ることが出来るものであり、収容する本の量によりブック エンドが任意の位置に固定的に設置できる。従来のものでは本の傾き、重量によ ってブックエンドが押されて移動し、結果として本が倒れる、といったことが見 られたが、本願では棚板と嵌結合するためそのような状況は発生しない。また本 願ブックエンド7の設置位置は、本の量が増加すれば容易に移動できるし、また 何よりも棚板2に規則正しい孔5列を設けて格子状に形成するため、従来では重 厚さを求めることの多かった書棚3が軽快に感じられ、明るさのあるインテリア として受け入れられるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願実施例書棚の斜視図
【図2】本願実施例ブックエンドの斜視図
【図3】本願実施例棚板の斜視図
【図4】棚板の他の実施例の斜視図
【図5】棚板の他の実施例の斜視図
【図6】本願書棚の使用状態の斜視図
【符号の説明】
1 側板 2 棚板 3 書棚 4 穿孔列 5 孔 6 脚部 7 ブックエンド 8 桟 9 補強線材 10 固定溝 11 台部 12 当接部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側板1間に所定段の棚板2を配してな
    る書棚3において、棚板2の幅方向および長さ方向のそ
    れぞれに所定ピッチの穿孔列4を配置し、穿孔列4中の
    孔5の1個あるいは複数個に対応して嵌合する脚部6を
    持ったブックエンド7を棚板2の所定位置に配置可能と
    する構造を特徴とする書棚。 【0001】
JP2001006985U 2001-09-18 2001-09-18 書 棚 Expired - Fee Related JP3084775U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010279514A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Itoki Corp ラック装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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