JP3083095U - ホック用バネ台の構造 - Google Patents
ホック用バネ台の構造Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】袋物である例えば財布を構成する収納部本体内
に、多くの紙幣、カード等を入れたりしても、折返し蓋
体の裏面に取着の嵌脱部側の突起が、バネ台の受け部側
の複数の凹部の何れか一方の凹部内に嵌挿しているバネ
にスムーズに嵌合し、財布又はかばん等の本体又は蓋体
を始め、被収納物を圧潰し損傷しないようにした。 【解決手段】台板部1の裏面にバネ3を嵌挿し、所定の
間隔を有する複数の並列状凹部と、凹部の径より若干小
径にして、且凹部と同心の嵌挿孔5を並列状に複数形成
し、且台板部の裏面部に止め部を設けたバネ台aを形成
し、バネ台を受け部側の表面部9に止め部を介して取着
し、バネ台の複数の嵌挿孔の中、何れかの嵌挿孔に、嵌
脱部10側の裏面部に取着の突起12を嵌脱した。
に、多くの紙幣、カード等を入れたりしても、折返し蓋
体の裏面に取着の嵌脱部側の突起が、バネ台の受け部側
の複数の凹部の何れか一方の凹部内に嵌挿しているバネ
にスムーズに嵌合し、財布又はかばん等の本体又は蓋体
を始め、被収納物を圧潰し損傷しないようにした。 【解決手段】台板部1の裏面にバネ3を嵌挿し、所定の
間隔を有する複数の並列状凹部と、凹部の径より若干小
径にして、且凹部と同心の嵌挿孔5を並列状に複数形成
し、且台板部の裏面部に止め部を設けたバネ台aを形成
し、バネ台を受け部側の表面部9に止め部を介して取着
し、バネ台の複数の嵌挿孔の中、何れかの嵌挿孔に、嵌
脱部10側の裏面部に取着の突起12を嵌脱した。
Description
【0001】
本考案は、財布やかばん、ハンドバック、ショッピングバック、ゴルフバック 等の袋物を始め、ポケット付きの衣類、ベルト、帽子類に使用する突起が嵌脱す るホック用のバネ台の分野に関するものである。
【0002】
従来袋物(財布、かばん、ハンドバック、ゴルフバック、ショッピングバック 等)を始め、ベルト、帽子、その他ポケットを有する衣料品等に使用されるホッ ク金具を構成する突起が嵌脱するバネが嵌挿する受け部側の凹部は、1個形成さ れているだけであった。
【0003】 そのため、袋物の一つである財布等の収納本体内に大量の紙幣、カード等が入 っているときは、嵌脱部側の裏面に取着の突起が、前記バネ台のバネ内に嵌込む と弾けて蓋ができなかったり、あるいは無理に嵌込むと、収納物全体を圧潰せし め損傷したり、あるいは、財布等の本体や折返し蓋部をも損傷するおそれがあっ た。
【0004】 さらに長さや大きさを調整しながら使用するベルトや帽子の場合も、ホック用 金具の受け部側の嵌挿孔と嵌脱部側の突起が夫々一個宛しかなかった。
【0005】 またポケット付き衣料品においても、ホック用金具を構成する受け部側の嵌挿 孔と嵌脱部側の突起が夫々一個宛しかなかった。
【0006】 上記のような構成のホック金具の場合、被収納物の量が多くても、ホックをし てしまい、前記袋物、バック類、衣料品等の型崩れや損傷につながることが多々 あった。
【0007】
本考案は、袋物である例えば財布を構成する収納部本体内に、多くの紙幣、カ ード等を入れたり、あるいはかばん類に多種類の小物等を入れたりしても、折返 し蓋体の裏面に取着の嵌脱部側の突起が、バネ台の受け部側の複数の凹部の何れ か一方の凹部内に嵌挿しているバネにスムーズに嵌合し、財布又はかばん等の本 体又は蓋体を始め、被収納物を圧潰し損傷しないようにしたものである。
【0008】 さらに本考案は、バネ台を、収納部本体に確実且堅固に固着せしめると共に、 耐久性を有し製品寿命を延命せしめる等優れた利点を併有するものである。
【0009】 また本考案は、前記袋物以外の衣料品のポケット等に大量の物を収納した状態 で、ホックをしても、蓋部側の突起を受け部側の凹部の中、下段より上段の凹部 に嵌挿することによって、前記袋物ケースと同様に課題が解決できる。
【0010】 さらにバンドや帽子類の長さや大きさを調節するときも、何れか一方の凹部内 に突起を嵌挿させることによって、所望する長さや大きさの調整がスムーズにで きるようにした。
【0011】
請求項1記載の考案は、台板部の裏面にバネを嵌挿し、所定の間隔を有する複 数の並列状凹部と、前記凹部の径より若干小径にして、且前記凹部と同心の嵌挿 孔を並列状に複数形成し、且前記台板部の裏面部に止め部を設けたバネ台を形成 し、前記バネ台を受け部側の表面部に前記止め部を介して取着し、前記バネ台の 複数の嵌挿孔の中、何れかの嵌挿孔に、嵌脱部側の裏面部に取着の突起を嵌脱せ しめることを特徴とするホック用バネ台の構造である。
【0012】 請求項2記載の考案は、前記止め部が、垂直状に複数突設せしめたことを特徴 とする請求項1記載のホック用バネ台の構造である。
【0013】 請求項3記載の考案は、前記台板部の裏面部の嵌挿部にバネを挿入した後、遮 蔽部を当てることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のホック用バネ台の構 造である。
【0014】 請求項4記載の考案は、前記遮蔽部は、薄い板材にて形成せしめたことを特徴 とする請求項3記載のホック用バネ台の構造である。
【0015】
請求項1〜4記載の考案に関する実施の形態は、共通しているので以下のとお り一括して説明する。
【0016】 aは縦長形状のバネ台であり以下の構成からなっている。
【0017】 1は台板部であり、通常図面図示のとおり、矩形状又は四辺形状をもって形成 するが限定しない。そしてこの台板部1の裏面部2に、バネ3、3a…を嵌挿す る所定間隔(例えば約10mm)をおいて凹部4を複数形成する。前記凹部4は 通常2個とするが限定しない。前記台板部1の隅部は、直角状又は丸味を設けて もよい。
【0018】 5は前記凹部4の径より若干小径にして、且前記凹部4と同心の嵌挿孔である 。この嵌挿孔5も前記凹部4と同じ数だけ形成する。前記凹部4と嵌挿孔5との 関係は、バネ3、3a…を前記凹部4に嵌挿しても飛出しないことと、突起12 が前記バネ3、3aに嵌挿し、ホック状態を確保できる大きさをもって形成する ものである。
【0019】 6は前記台板部1の裏面部2に、裏面部2に対し垂直状に突設せしめた止め部 であり、この止め部6も通常2個突設するが限定しない。
【0020】 7は前記台板部1の凹部4に挿入したバネ3を飛出しないように押さえ込んだ 遮蔽部である。通常板材を加工して形成するが限定しない。
【0021】 bは財布、8は収納本体、9は収納本体8の表面部である。
【0022】 10は折返し蓋体であり、この裏面11に突起12を取着する。
【0023】 上記のバネ台aは、袋物である財布bの収納本体8の表面部9に対し、第6、 7図図示のように財布bの収納本体8の左右両側端縁部13、13aと平行状に して、止め部6を挿通し、前記収納本体8の裏面部9aに突出させて折曲する。
【0024】 前記のように止め部6を折曲したら、補強シート14を貼着し被覆してもよい 。
【0025】 上記のようにバネ台aを取着すると、嵌脱部10の突起12が、被収納物の量 の大小に即応して前記バネ台aの複数の嵌挿孔5の中、何れか一方の嵌挿孔5に スムーズに嵌挿できる。
【0026】 従って嵌脱部10の折曲部分10aは、折返し部分に余裕があるので、被収納 物を強く折曲したり、被収納物の飛出部分を圧潰し破損したりしない。
【0027】 なお本考案におけるバネ台aの要部は、凹部4付き台板部1に形成した凹部4 と同心の嵌挿孔5、5…を所定間隔おきに形成し、さらに止め部6を突設した点 である。そして上記の台板部1を収納本体8の表面部9に取着するには、前記凹 部4と嵌挿孔5、5…が、袋物である財布の場合、収納本体8の左右両側端縁部 13、13aの直線方向と平行状態となるようにして取着する。
【0028】 即ち突起12がフックをするため進行してくる進行方向と同じ直線上に位置す るように取着する。
【0029】 前記のとおり、実施の態様として、袋物中、財布につての実施例を例示説明し たが、本考案は、袋物以外に衣料品、ベルト、帽子類についても、実施できる。 その具体的説明は省略した。
【0030】
請求項1記載の考案は、台板部の裏面にバネを嵌挿し、所定の間隔を有する複 数の並列状凹部と、前記凹部の径より若干小径にして、且前記凹部と同心の嵌挿 孔を並列状に複数形成し、且前記台板部の裏面部に止め部を設けたバネ台を形成 し、前記バネ台を受け部側の表面部に前記止め部を介して取着し、前記バネ台の 複数の嵌挿孔の中、何れかの嵌挿孔に、嵌脱部側の裏面部に取着の突起を嵌脱せ しめたホック用バネ台の構造なので、袋物類の収納本体内に、所定量以上のカー ド、紙幣、書籍その他衣類、靴等のものが、収納されても、嵌脱部側を左程強く 収納本体の底部方向に引き寄せなくとも、突起と対向するバネ台のバネの中、下 段よりも上段のバネに嵌込むことができる。そのため殊に嵌脱部側の折返し部分 や袋物の全体を損傷せしめたり、あるいは収納本体内に収納中の収納物の中、殊 に飛出部分の被収納物の飛出部分を圧潰したりしない利点を併有している。
【0031】 さらに本考案は、衣料品のポケット内に多くの物が詰め込まれても、蓋は無理 することなくホックができる利点を有している。
【0032】 またベルト、帽子類の長さや大きさの調節も極めて容易にできる利点を有して いる。
【0033】 請求項2記載の考案は、前記止め部が、垂直状に複数突設せしめたホック用バ ネ台の構造なので、バネが確実且強固に嵌挿し、移動を阻止できる利点を有して いる。さらに本考案は、バネと突起との嵌脱を常時スムーズに処理すると共に、 被収納物を損傷しない利点がある。
【0034】 請求項3記載の考案は、前記台板部の裏面部の嵌挿部にバネを挿入した後、遮 蔽部を当てるホック用バネ台の構造請求項3の考案と同じ効果を有している。。
【0035】 請求項4記載の考案は、前記遮蔽部は、薄い板材にて形成せしめたホック用バ ネ台の構造なので、凹部内に嵌挿するバネを確実に押込んで、凹部からの飛出を 防止する。
【0036】 さらに本考案の板材は、前記のようにバネの飛出を防止したので、バネを常時 正常な状態に確保して、バネと突起との嵌脱をスムーズにする利点がある。
【図1】本考案ホック用バネ台の正面図である。
【図2】同バネ台の背面図である。
【図3】同バネ台の平面図である。
【図4】同バネ台の右側面図である。。
【図5】同バネ台のA―A線断面図である。
【図6】同がバネ台を取着した財布の展開状態を示す図
である。
である。
【図7】図6の財布の一部切欠拡大側面図である。
a バネ台 b 財布 1 台板部 2 裏面部 3 バネ 3a バネ 4 凹部 5 嵌挿孔 6 止め部 7 遮蔽部 8 収納本体 9 表面部 9a 裏面部 10 嵌脱部 11 裏面 12 突起 13 左側端縁部 13a 右側端縁部 14 シート
Claims (4)
- 【請求項1】台板部の裏面にバネを嵌挿し、所定の間隔
を有する複数の並列状凹部と、前記凹部の径より若干小
径にして、且前記凹部と同心の嵌挿孔を並列状に複数形
成し、且前記台板部の裏面部に止め部を設けたバネ台を
形成し、前記バネ台を受け部側の表面部に前記止め部を
介して取着し、前記バネ台の複数の嵌挿孔の中、何れか
の嵌挿孔に、嵌脱部側の裏面部に取着の突起を嵌脱せし
めたことを特徴とするホック用バネ台の構造。 - 【請求項2】前記止め部が、垂直状に複数突設せしめた
ことを特徴とする請求項1記載のホック用バネ台の構
造。 - 【請求項3】前記台板部の裏面部の嵌挿部にバネを挿入
した後、遮蔽部を当てることを特徴とする請求項1又は
請求項2記載のホック用バネ台の構造。 - 【請求項4】前記遮蔽部は、薄い板材にて形成せしめた
ことを特徴とする請求項3記載のホック用バネ台の構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001004323U JP3083095U (ja) | 2001-07-02 | 2001-07-02 | ホック用バネ台の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001004323U JP3083095U (ja) | 2001-07-02 | 2001-07-02 | ホック用バネ台の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3083095U true JP3083095U (ja) | 2002-01-18 |
Family
ID=43234615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP (1) | JP3083095U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008119076A1 (en) * | 2007-03-28 | 2008-10-02 | John Shattuck | Identification holder |
JP2020025836A (ja) * | 2018-08-17 | 2020-02-20 | 聖子 冨原 | 演奏補助具の収容バッグ |
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2001
- 2001-07-02 JP JP2001004323U patent/JP3083095U/ja not_active Expired - Fee Related
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