JP3082269B2 - 画像データの記録再生装置 - Google Patents
画像データの記録再生装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリ情
報をアナログの映像信号とデジタルデータとの2通りの
形式でビデオテープレコーダ(VTR)又は光磁気ディ
スク記録再生装置等に記録し、再生する画像データの記
録再生装置に関する。
報をアナログの映像信号とデジタルデータとの2通りの
形式でビデオテープレコーダ(VTR)又は光磁気ディ
スク記録再生装置等に記録し、再生する画像データの記
録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリによる情報交換及び情報サ
ービスが普及しつつある。従来のファクシミリにおいて
は2値の画像情報が単に連続的にプリントアウトされる
ため、そのままでは多量の印刷物が蓄積され、必要な情
報を分類して整理しておくことができない。これに関し
て、近時は所謂8ミリビデオが普及しているが、その8
ミリビデオにファクシミリの情報を記録することができ
ればペーパーレスの情報蓄積システムが構築できて便利
である。特に8ミリビデオ用のビデオテープは、アナロ
グの映像信号を記録するビデオトラックと音声信号をP
CM信号として記録するPCMトラックとを有するの
で、ファクシミリ画像の正確なデジタルデータをPCM
トラックに記録すると共に、そのデジタルデータを変換
して得られた例えばNTSC方式のビデオ信号をビデオ
トラックに記録することができる。このビデオトラック
を再生して得られたモニター上の画像は受信情報のサー
チ等に利用することができる。
ービスが普及しつつある。従来のファクシミリにおいて
は2値の画像情報が単に連続的にプリントアウトされる
ため、そのままでは多量の印刷物が蓄積され、必要な情
報を分類して整理しておくことができない。これに関し
て、近時は所謂8ミリビデオが普及しているが、その8
ミリビデオにファクシミリの情報を記録することができ
ればペーパーレスの情報蓄積システムが構築できて便利
である。特に8ミリビデオ用のビデオテープは、アナロ
グの映像信号を記録するビデオトラックと音声信号をP
CM信号として記録するPCMトラックとを有するの
で、ファクシミリ画像の正確なデジタルデータをPCM
トラックに記録すると共に、そのデジタルデータを変換
して得られた例えばNTSC方式のビデオ信号をビデオ
トラックに記録することができる。このビデオトラック
を再生して得られたモニター上の画像は受信情報のサー
チ等に利用することができる。
【0003】また、プリンタを用いることにより、その
ようにサーチを行っているときに所望の画面をコピーア
ウトすることができる。この場合、そのプリンタにはそ
のPCMトラックより再生されたデジタルデータを処理
して得られたデータを供給することにより、コピーアウ
トされた画像の画質をモニターに表示されている画像の
画質よりも高めることができる。
ようにサーチを行っているときに所望の画面をコピーア
ウトすることができる。この場合、そのプリンタにはそ
のPCMトラックより再生されたデジタルデータを処理
して得られたデータを供給することにより、コピーアウ
トされた画像の画質をモニターに表示されている画像の
画質よりも高めることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファク
シミリの情報量は、例えばA4サイズベースで略150
0(横方向)×2000(縦方向)ドットと多いのに対
して、通常のモニターの表示画面の分解能は略700
(横方向)×500(縦方向)ドットである。そのた
め、1枚のファクシミリの原画像の画像データをビデオ
信号に変換して8ミリビデオに記録した後に、その8ミ
リビデオで再生したビデオ信号に対応する映像をモニタ
ーの一画面に表示するためには、そのファクシミリの原
画像に対して横方向及び縦方向にそれぞれ1/2及び1
/4のビットリダクション処理を施す必要があり、これ
では原画像に比べて再生画像の特に縦方向の解像度が劣
化する不都合がある。更に、ビットリダクション処理を
施すと原画像が縮小されるため、特に原画像が文章のよ
うな場合には、利用者にとって再生画像の文字が読みに
くい不都合がある。
シミリの情報量は、例えばA4サイズベースで略150
0(横方向)×2000(縦方向)ドットと多いのに対
して、通常のモニターの表示画面の分解能は略700
(横方向)×500(縦方向)ドットである。そのた
め、1枚のファクシミリの原画像の画像データをビデオ
信号に変換して8ミリビデオに記録した後に、その8ミ
リビデオで再生したビデオ信号に対応する映像をモニタ
ーの一画面に表示するためには、そのファクシミリの原
画像に対して横方向及び縦方向にそれぞれ1/2及び1
/4のビットリダクション処理を施す必要があり、これ
では原画像に比べて再生画像の特に縦方向の解像度が劣
化する不都合がある。更に、ビットリダクション処理を
施すと原画像が縮小されるため、特に原画像が文章のよ
うな場合には、利用者にとって再生画像の文字が読みに
くい不都合がある。
【0005】また、通常のパーソナルコンピュータ等に
おいては、文字情報を少しずつ上方又は下方にずらせな
がら表示するスクローリング機能が設けられているが、
このような従来のスクローリング機能を実行するために
はVTR等に新たにバッファメモリ及び処理回路等を付
加しなければならない不都合がある。本発明は斯かる点
に鑑み、ファクシミリの画像情報等を映像信号に変換し
て記録する場合に、原画像の画像データをあまり間引く
ことなく映像信号に変換して記録できるようにすると共
に、その映像信号を再生した場合に特別な処理回路等を
用いることなくその間引き後の画像データよりも表示で
きる情報量が少ないモニターを用いて、その間引き後の
画像データに対応する画像の全体を観察できるようにす
ることを目的とする。
おいては、文字情報を少しずつ上方又は下方にずらせな
がら表示するスクローリング機能が設けられているが、
このような従来のスクローリング機能を実行するために
はVTR等に新たにバッファメモリ及び処理回路等を付
加しなければならない不都合がある。本発明は斯かる点
に鑑み、ファクシミリの画像情報等を映像信号に変換し
て記録する場合に、原画像の画像データをあまり間引く
ことなく映像信号に変換して記録できるようにすると共
に、その映像信号を再生した場合に特別な処理回路等を
用いることなくその間引き後の画像データよりも表示で
きる情報量が少ないモニターを用いて、その間引き後の
画像データに対応する画像の全体を観察できるようにす
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による画像データ
の記録再生装置は、例えば図1に示す如く、所定領域
(図1Aの文字領域)の画像データを映像信号に変換し
て記録媒体に記録する際に、その所定領域を一部を重複
させながら複数の領域A1,A2,A3,・・・・に分
割し、これら分割後の複数の領域の画像データをそれぞ
れ映像信号に変換してその記録媒体に記録し、再生する
際に、その映像信号を一部が重複した画像として順次再
生するようにしたものである。
の記録再生装置は、例えば図1に示す如く、所定領域
(図1Aの文字領域)の画像データを映像信号に変換し
て記録媒体に記録する際に、その所定領域を一部を重複
させながら複数の領域A1,A2,A3,・・・・に分
割し、これら分割後の複数の領域の画像データをそれぞ
れ映像信号に変換してその記録媒体に記録し、再生する
際に、その映像信号を一部が重複した画像として順次再
生するようにしたものである。
【0007】
【作用】斯かる本発明によれば、例えばその所定領域の
画像データの情報量が1フレーム等の映像信号で伝送で
きる情報量に比べて多い場合でも、その所定領域を複数
の領域に分割して、分割後の領域の画像データをそれぞ
れ映像信号に変換することにより、その所定領域の画像
データをあまり間引くことなく映像信号に変換すること
ができる。
画像データの情報量が1フレーム等の映像信号で伝送で
きる情報量に比べて多い場合でも、その所定領域を複数
の領域に分割して、分割後の領域の画像データをそれぞ
れ映像信号に変換することにより、その所定領域の画像
データをあまり間引くことなく映像信号に変換すること
ができる。
【0008】また、その所定領域は一部を重複させなが
ら複数の領域に分割されて映像信号に変換されているの
で、その映像信号を再生してモニターに表示すると、そ
の所定領域の画像がスクロールされるように表示され
る。従って、スクローリング用のフレームメモリ及び処
理回路等を用いることなしに、その所定領域の原画像を
この原画像の情報量よりも表示できる情報量が少ないモ
ニターを用いて全て観察することができる。
ら複数の領域に分割されて映像信号に変換されているの
で、その映像信号を再生してモニターに表示すると、そ
の所定領域の画像がスクロールされるように表示され
る。従って、スクローリング用のフレームメモリ及び処
理回路等を用いることなしに、その所定領域の原画像を
この原画像の情報量よりも表示できる情報量が少ないモ
ニターを用いて全て観察することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明による画像データの記録装置の
一実施例につき図面を参照して説明しよう。本例はファ
クシミリの2値の原画像データをアナログの映像信号及
びPCM信号の2通りの形式でそれぞれ8ミリビデオ用
のテープのビデオトラック及びPCMトラックに記録す
るペーパーレスのファクシミリ受信装置に本発明を適用
したものである。本例でファクシミリの2値の原画像デ
ータをアナログ映像信号の形式でそのテープのビデオト
ラックに記録するのは、後でそのテープを再生すること
により配信されたファクシミリの原画像をペーパーレス
で見れるようにするためである。特に、携帯用の小型の
VTRでそのテープを再生することにより、容易に配信
されたファクシミリの原画像を見ることができる。
一実施例につき図面を参照して説明しよう。本例はファ
クシミリの2値の原画像データをアナログの映像信号及
びPCM信号の2通りの形式でそれぞれ8ミリビデオ用
のテープのビデオトラック及びPCMトラックに記録す
るペーパーレスのファクシミリ受信装置に本発明を適用
したものである。本例でファクシミリの2値の原画像デ
ータをアナログ映像信号の形式でそのテープのビデオト
ラックに記録するのは、後でそのテープを再生すること
により配信されたファクシミリの原画像をペーパーレス
で見れるようにするためである。特に、携帯用の小型の
VTRでそのテープを再生することにより、容易に配信
されたファクシミリの原画像を見ることができる。
【0010】図3は本例のシステム構成を示し、この図
3において、1は電話回線、2はこの電話回線1に接続
されたファクシミリ用モデム、3はモニター、4はプリ
ンタ、5は原稿を例えば200dpiの分解能で2値デ
ータに変換するイメージスキャナ、6は所謂マウス等の
座標入力ユニットであり、7は全体としてワークステー
ションを示す。
3において、1は電話回線、2はこの電話回線1に接続
されたファクシミリ用モデム、3はモニター、4はプリ
ンタ、5は原稿を例えば200dpiの分解能で2値デ
ータに変換するイメージスキャナ、6は所謂マウス等の
座標入力ユニットであり、7は全体としてワークステー
ションを示す。
【0011】このワークステーション7において、8は
ソフトウェア上のインタフェース手段を示し、このイン
タフェース手段8にはファクシミリ用のモデム2を介し
て受信した2値のファクシミリ信号を供給し、このイン
タフェース手段8はこのファクシミリ信号をデコードし
て得たデジタルの原画像データを制御処理手段9に供給
する。この制御処理手段9は、その原画像データ又はこ
の画像データを分割して得られた画像データに対応する
映像信号をインタフェース手段8を介してモニター3又
はプリンタ4に随時供給する。また、オペレータはこの
制御処理手段9にインタフェース手段8を介して座標入
力ユニット6から座標データを供給する。
ソフトウェア上のインタフェース手段を示し、このイン
タフェース手段8にはファクシミリ用のモデム2を介し
て受信した2値のファクシミリ信号を供給し、このイン
タフェース手段8はこのファクシミリ信号をデコードし
て得たデジタルの原画像データを制御処理手段9に供給
する。この制御処理手段9は、その原画像データ又はこ
の画像データを分割して得られた画像データに対応する
映像信号をインタフェース手段8を介してモニター3又
はプリンタ4に随時供給する。また、オペレータはこの
制御処理手段9にインタフェース手段8を介して座標入
力ユニット6から座標データを供給する。
【0012】10は信号形式変換手段を示し、イメージ
スキャナ5で得られた2値データをその信号形式変換手
段10でファクシミリ信号に変換して制御処理手段9に
供給する。11は制御処理手段9と画像データを交換す
るNTSC変換手段を示し、このNTSC変換手段11
はファクシミリ信号の受信時には、制御処理手段9から
供給される画像データをNTSC方式のビデオ信号に変
換して外部のVTRに供給し、その外部のVTRの再生
時にはそのVTRから供給されるNTSC方式のビデオ
信号をデジタルの画像データに変換して制御処理手段9
に供給する。
スキャナ5で得られた2値データをその信号形式変換手
段10でファクシミリ信号に変換して制御処理手段9に
供給する。11は制御処理手段9と画像データを交換す
るNTSC変換手段を示し、このNTSC変換手段11
はファクシミリ信号の受信時には、制御処理手段9から
供給される画像データをNTSC方式のビデオ信号に変
換して外部のVTRに供給し、その外部のVTRの再生
時にはそのVTRから供給されるNTSC方式のビデオ
信号をデジタルの画像データに変換して制御処理手段9
に供給する。
【0013】12はA4サイズで1ページ分程度の情報
(2Mバイト程度の情報)を記憶できるフレームバッフ
ァメモリ、13はデータレートを変換するレート変換回
路、14は8ミリビデオ規格のVTRを示し、ファクシ
ミリ信号の受信時には、制御処理手段9は、フレームバ
ッファメモリ12及びレート変換回路13を介してデジ
タルの画像データをPCM信号の形式でVTR14に供
給し、制御処理手段9は並行してタイムコード及び各種
コマンドをそのVTR14に供給する。また、その制御
処理手段9は、NTSC変換手段11を介してNTSC
方式のビデオ信号をそのVTR14に供給する。
(2Mバイト程度の情報)を記憶できるフレームバッフ
ァメモリ、13はデータレートを変換するレート変換回
路、14は8ミリビデオ規格のVTRを示し、ファクシ
ミリ信号の受信時には、制御処理手段9は、フレームバ
ッファメモリ12及びレート変換回路13を介してデジ
タルの画像データをPCM信号の形式でVTR14に供
給し、制御処理手段9は並行してタイムコード及び各種
コマンドをそのVTR14に供給する。また、その制御
処理手段9は、NTSC変換手段11を介してNTSC
方式のビデオ信号をそのVTR14に供給する。
【0014】一方、VTR14でテープの再生を行うと
きには、VTR14は再生されたNTSC方式のビデオ
信号をNTSC変換手段11に供給し、再生されたPC
M信号をレート変換回路13及びフレームバッファメモ
リ12を介して制御処理手段9に供給し、再生されたタ
イムコードを直接その制御処理手段9に供給する。
きには、VTR14は再生されたNTSC方式のビデオ
信号をNTSC変換手段11に供給し、再生されたPC
M信号をレート変換回路13及びフレームバッファメモ
リ12を介して制御処理手段9に供給し、再生されたタ
イムコードを直接その制御処理手段9に供給する。
【0015】図4を参照して本例のVTR14における
テープパターンにつき説明するに、この図4において、
15はテープを示し、このテープ15上の斜めトラック
はビデオトラック16とPCMトラック17とに分割さ
れ、このテープ15の両端部にキュー信号用補助トラッ
ク18と音声補助トラック19とが形成されている。ビ
デオトラック16にはビデオ信号、FM音声信号及びト
ラッキングパイロット信号が記録され、PCMトラック
17にはPCM信号及びトラッキングパイロット信号が
記録される。また、TDはテープ走行方向、HDはヘッ
ド回転方向を示し、PCMトラック17のポストアンブ
ル区間24にタイムコードが記録されている。ただし、
他の補助トラック等にタイムコードを記録するようにし
てもよい。
テープパターンにつき説明するに、この図4において、
15はテープを示し、このテープ15上の斜めトラック
はビデオトラック16とPCMトラック17とに分割さ
れ、このテープ15の両端部にキュー信号用補助トラッ
ク18と音声補助トラック19とが形成されている。ビ
デオトラック16にはビデオ信号、FM音声信号及びト
ラッキングパイロット信号が記録され、PCMトラック
17にはPCM信号及びトラッキングパイロット信号が
記録される。また、TDはテープ走行方向、HDはヘッ
ド回転方向を示し、PCMトラック17のポストアンブ
ル区間24にタイムコードが記録されている。ただし、
他の補助トラック等にタイムコードを記録するようにし
てもよい。
【0016】次に図5を参照して、本例のPCMトラッ
ク17に記録されるPCMデータのフォーマットにつき
説明する。先ず図5Aに示すそれぞれ8ビットのデータ
ワードW0〜W7により、ファクシミリ信号をデコード
して得られた画像データの段階における1ブロック分の
64ビットのデータが構成される。また、PCMトラッ
ク17のそれぞれには1フィールド分のデータが記録さ
れるが、本例では1フィールド分のデータは132ブロ
ック分のデータ、即ち64[ビット]×132[ブロッ
ク]=1056[バイト]分のデータより構成される。
具体的に、ファクシミリ信号の段階で1ページ分の画像
データに対応するデータの記録状態につき説明するに、
図5Bに示すように、第1のPCMトラック20には、
先頭より4バイトで1ページ分の画像データの先頭であ
ることを示すマーカーα、4バイトの語長で1ページ分
のデータ用のチェックサムβ、1047バイトのデータ
γ1及び1バイトの1フィールド分のチェックサムδが
記録され、第2のPCMトラック21には、1055バ
イトのデータγ2及び1バイトのチェックサムδが記録
され、同様に第3トラック22以降のトラックにも10
55バイトのデータ及び1バイトのチェックサムが記録
される。
ク17に記録されるPCMデータのフォーマットにつき
説明する。先ず図5Aに示すそれぞれ8ビットのデータ
ワードW0〜W7により、ファクシミリ信号をデコード
して得られた画像データの段階における1ブロック分の
64ビットのデータが構成される。また、PCMトラッ
ク17のそれぞれには1フィールド分のデータが記録さ
れるが、本例では1フィールド分のデータは132ブロ
ック分のデータ、即ち64[ビット]×132[ブロッ
ク]=1056[バイト]分のデータより構成される。
具体的に、ファクシミリ信号の段階で1ページ分の画像
データに対応するデータの記録状態につき説明するに、
図5Bに示すように、第1のPCMトラック20には、
先頭より4バイトで1ページ分の画像データの先頭であ
ることを示すマーカーα、4バイトの語長で1ページ分
のデータ用のチェックサムβ、1047バイトのデータ
γ1及び1バイトの1フィールド分のチェックサムδが
記録され、第2のPCMトラック21には、1055バ
イトのデータγ2及び1バイトのチェックサムδが記録
され、同様に第3トラック22以降のトラックにも10
55バイトのデータ及び1バイトのチェックサムが記録
される。
【0017】図5Bのデータが実際に8ミリビデオ用の
テープに記録されるときには、パリティ符号等が付加さ
れてデータ量は増加する。即ち、テープ15の1個のP
CMトラック17に記録されるデータには、図5Cに示
すように、先端部に走査開始区間(図示省略)及びプリ
アンブル区間23が、後端部にポストアンブル区間24
がそれぞれ形成され、ポストアンブル区間24に(時:
分:秒:フレーム番号)よりなるタイムコードが記録さ
れている。また、実際に記録されているデータには図5
Dに示すように、原データワードW0〜W7(図5A)
に対して3ビットのマーカーMK、8ビットのアドレス
N、8ビットのQパリティ符号、8ビットのPパリティ
符号及び16ビットのCRCC符号が付加されている。
従って、ファクシミリ信号をデコードした段階での8ワ
ード(64ビット)のデータが、107ビットのデータ
に変換されてテープ上のPCMトラックに記録されるこ
とになる。
テープに記録されるときには、パリティ符号等が付加さ
れてデータ量は増加する。即ち、テープ15の1個のP
CMトラック17に記録されるデータには、図5Cに示
すように、先端部に走査開始区間(図示省略)及びプリ
アンブル区間23が、後端部にポストアンブル区間24
がそれぞれ形成され、ポストアンブル区間24に(時:
分:秒:フレーム番号)よりなるタイムコードが記録さ
れている。また、実際に記録されているデータには図5
Dに示すように、原データワードW0〜W7(図5A)
に対して3ビットのマーカーMK、8ビットのアドレス
N、8ビットのQパリティ符号、8ビットのPパリティ
符号及び16ビットのCRCC符号が付加されている。
従って、ファクシミリ信号をデコードした段階での8ワ
ード(64ビット)のデータが、107ビットのデータ
に変換されてテープ上のPCMトラックに記録されるこ
とになる。
【0018】図3例のワークステーション7のファクシ
ミリ信号受信時の動作につき説明するに、本例のファク
シミリ信号は4Aサイズの原稿を200dpiで2値化
したものであり、ファクシミリ信号をデコードした段階
での画像データの画素数は、1580(横方向)×21
67(縦方向)ドット程度であるとする。また、図3の
制御処理手段9からNTSC変換手段11に供給される
デジタルの画像データの段階での画素数を、768(横
方向)×480(縦方向)ドットとする。このNTSC
変換手段11に供給される画像データに対応する映像を
そのままモニター3に表示するものとすると、画素数の
比較で言うと、ファクシミリの原画像の情報に対して横
方向及び縦方向でそれぞれ1/2及び1/4程度の情報
のみがそのモニター3に表示される。従って、モニター
3の表示画面においては原画像に比べて、特に縦方向の
解像度が劣ることになる。
ミリ信号受信時の動作につき説明するに、本例のファク
シミリ信号は4Aサイズの原稿を200dpiで2値化
したものであり、ファクシミリ信号をデコードした段階
での画像データの画素数は、1580(横方向)×21
67(縦方向)ドット程度であるとする。また、図3の
制御処理手段9からNTSC変換手段11に供給される
デジタルの画像データの段階での画素数を、768(横
方向)×480(縦方向)ドットとする。このNTSC
変換手段11に供給される画像データに対応する映像を
そのままモニター3に表示するものとすると、画素数の
比較で言うと、ファクシミリの原画像の情報に対して横
方向及び縦方向でそれぞれ1/2及び1/4程度の情報
のみがそのモニター3に表示される。従って、モニター
3の表示画面においては原画像に比べて、特に縦方向の
解像度が劣ることになる。
【0019】そのため、原画像と同程度の解像度をモニ
ター3上で得ようとすると、そのモニター3の表示画面
で画像を縦方向又は横方向にスクロールさせて表示する
か、又はその原画像を1/8程度に分割して表示する必
要がある。本例では後述の一種のスクロールにより原画
像と同程度の解像度を得るようにする。また、その原画
像のデータにビットリダクションを施してデータを圧縮
することにより、その原画像の全体又は要部をそのモニ
ター3上に表示することができる。
ター3上で得ようとすると、そのモニター3の表示画面
で画像を縦方向又は横方向にスクロールさせて表示する
か、又はその原画像を1/8程度に分割して表示する必
要がある。本例では後述の一種のスクロールにより原画
像と同程度の解像度を得るようにする。また、その原画
像のデータにビットリダクションを施してデータを圧縮
することにより、その原画像の全体又は要部をそのモニ
ター3上に表示することができる。
【0020】ただし、本例では単純なビットリダクショ
ンを行うのではなく、階調表現処理、γ補正処理、細い
線を太くして例えばかすれた文字を修正する太め処理、
太い線を細くして例えばつぶれた文字を回復する細め処
理、太め処理と細め処理とを併用した処理、細線を保存
したビットリダクション、スムージング処理等のフィル
タ処理を行うことにより、画質劣化を防止するようにし
ている。階調表現処理とは、原画像の3×3ピクセル又
は2×2ピクセル等の複数ピクセルをそれぞれモニター
上の1ピクセルに対応させるような場合に、例えば複数
ピクセルの画像データの総和に比例する多値データをそ
れぞれモニター上の1ピクセルに割り当てる処理をい
う。スムージング処理とは、通信回線が劣悪な所で発生
する背景ノイズ等を減少させる処理をいう。
ンを行うのではなく、階調表現処理、γ補正処理、細い
線を太くして例えばかすれた文字を修正する太め処理、
太い線を細くして例えばつぶれた文字を回復する細め処
理、太め処理と細め処理とを併用した処理、細線を保存
したビットリダクション、スムージング処理等のフィル
タ処理を行うことにより、画質劣化を防止するようにし
ている。階調表現処理とは、原画像の3×3ピクセル又
は2×2ピクセル等の複数ピクセルをそれぞれモニター
上の1ピクセルに対応させるような場合に、例えば複数
ピクセルの画像データの総和に比例する多値データをそ
れぞれモニター上の1ピクセルに割り当てる処理をい
う。スムージング処理とは、通信回線が劣悪な所で発生
する背景ノイズ等を減少させる処理をいう。
【0021】図3例のワークステーション7は、1ペー
ジ分のファクシミリ画像を受信したときにその画像デー
タを保存すると共に、その1ページ分の画像データに上
述のフィルタ処理を施して得た画像データをモニター3
に供給する。これにより図1Aに示すように、モニター
3の表示画面にはそのファクシミリの1ページ分の原画
像が表示される。この原画像は英文のような横書きの文
章より構成されているものとして、本例ではその1ペー
ジ分の文章を縦方向に複数のブロックA1,A2,‥‥
に分割する。この場合、それらブロックの内で隣り合う
ブロック(例えばブロックA1とA2)は互いにそれぞ
れの面積の1/2程度が重なるようにする。例えば、そ
の1ページの文章が30行であるような場合には、1行
目から8行目までの幅Lの領域をブロックA1、5行目
から12行目までの幅Lの領域をブロックA2、9行目
から16行目までの幅Lの領域をブロックA3として、
以下同様に4行(幅L/2)ずつ重なるようにしながら
ブロックを形成する。
ジ分のファクシミリ画像を受信したときにその画像デー
タを保存すると共に、その1ページ分の画像データに上
述のフィルタ処理を施して得た画像データをモニター3
に供給する。これにより図1Aに示すように、モニター
3の表示画面にはそのファクシミリの1ページ分の原画
像が表示される。この原画像は英文のような横書きの文
章より構成されているものとして、本例ではその1ペー
ジ分の文章を縦方向に複数のブロックA1,A2,‥‥
に分割する。この場合、それらブロックの内で隣り合う
ブロック(例えばブロックA1とA2)は互いにそれぞ
れの面積の1/2程度が重なるようにする。例えば、そ
の1ページの文章が30行であるような場合には、1行
目から8行目までの幅Lの領域をブロックA1、5行目
から12行目までの幅Lの領域をブロックA2、9行目
から16行目までの幅Lの領域をブロックA3として、
以下同様に4行(幅L/2)ずつ重なるようにしながら
ブロックを形成する。
【0022】そして、オペレータがその原画像としての
文章をブロックA1,A2,‥‥に分割することによ
り、各ブロックの画像データがそれぞれVTR14に記
録される。その分割を行うには、そのモニター3の表示
画面にカーソルを表示させて図3の座標入力ユニット6
を用いてそのカーソルを所望の位置に移動させる。そし
て、そのカーソルが所望のブロックの左上の点又は右下
の点に達したときにその座標入力ユニット6の入力スイ
ッチを操作すると、その左上の点の座標又は右下の点の
座標が入力される。
文章をブロックA1,A2,‥‥に分割することによ
り、各ブロックの画像データがそれぞれVTR14に記
録される。その分割を行うには、そのモニター3の表示
画面にカーソルを表示させて図3の座標入力ユニット6
を用いてそのカーソルを所望の位置に移動させる。そし
て、そのカーソルが所望のブロックの左上の点又は右下
の点に達したときにその座標入力ユニット6の入力スイ
ッチを操作すると、その左上の点の座標又は右下の点の
座標が入力される。
【0023】図1Aの例では、点P1,P2の座標を入
力することによりブロックA1が切り出され、点P3,
P4の座標を入力することによりブロックA2が切り出
され、同様に点P5,P6等の座標を入力することによ
りブロックA3及びA4等が切り出される。その後、そ
のモニター3の表示画面から図1Aの1ページ分の原画
像を消去し、それら切り出されたブロックに施すフィル
タ処理の種類を指定し、図2Bに示す最初の表示画面に
おける左上の点Q1及び右下の点Q2の座標を入力す
る。これに対応して、原画像のブロックA1をM(横方
向)×N(縦方向)倍してそのフィルタ処理を施して得
られるブロックA1´の分割画像がその最初の表示画面
に表示される。例えばブロックA1が8行の文章よりな
るとすると、モニター3に表示されるブロックA1´の
画像も8行の文章よりなるが、後者の文章にはかすれた
文字を太くする太線化処理等が施されている。
力することによりブロックA1が切り出され、点P3,
P4の座標を入力することによりブロックA2が切り出
され、同様に点P5,P6等の座標を入力することによ
りブロックA3及びA4等が切り出される。その後、そ
のモニター3の表示画面から図1Aの1ページ分の原画
像を消去し、それら切り出されたブロックに施すフィル
タ処理の種類を指定し、図2Bに示す最初の表示画面に
おける左上の点Q1及び右下の点Q2の座標を入力す
る。これに対応して、原画像のブロックA1をM(横方
向)×N(縦方向)倍してそのフィルタ処理を施して得
られるブロックA1´の分割画像がその最初の表示画面
に表示される。例えばブロックA1が8行の文章よりな
るとすると、モニター3に表示されるブロックA1´の
画像も8行の文章よりなるが、後者の文章にはかすれた
文字を太くする太線化処理等が施されている。
【0024】その次の第2の画面で左上の点Q3及び右
下の点Q4の座標を入力することにより、原画像のブロ
ックA2を所定数倍してそのフィルタ処理を施して得ら
れるブロックA2´の分割画像がその第2の表示画面に
表示される。原画像としての1ページ分の文章がそれぞ
れ1/2の重複部分を有する5個のブロックA1〜A5
に分割されているものとすると、ブロックA3〜A5の
文章の画像を伸縮してそのフィルタ処理を施して得られ
たブロックA3´〜A5´の文章が第3〜第5の表示画
面に表示される。このようにしてファクシミリの1ペー
ジ分の原画像を重複させながら分割して得られた第1〜
第5の分割画像が構成され、これら分割画像の画像デー
タはNTSC方式のビデオ信号及びPCM信号の2通り
の形式でVTR14に供給され、ビデオ信号及びPCM
信号はそれぞれ図4のテープ15のビデオトラック16
及びPCMトラック17に記録される。また、そのファ
クシミリの1ページ分の原画像の画像データは、独立に
PCM信号の形式でそのテープ15のPCMトラック1
7に記録される。そして、順次1ページ分のファクシミ
リ画像を受信する毎に、同様の手順でそれぞれ分割画面
が構成される。
下の点Q4の座標を入力することにより、原画像のブロ
ックA2を所定数倍してそのフィルタ処理を施して得ら
れるブロックA2´の分割画像がその第2の表示画面に
表示される。原画像としての1ページ分の文章がそれぞ
れ1/2の重複部分を有する5個のブロックA1〜A5
に分割されているものとすると、ブロックA3〜A5の
文章の画像を伸縮してそのフィルタ処理を施して得られ
たブロックA3´〜A5´の文章が第3〜第5の表示画
面に表示される。このようにしてファクシミリの1ペー
ジ分の原画像を重複させながら分割して得られた第1〜
第5の分割画像が構成され、これら分割画像の画像デー
タはNTSC方式のビデオ信号及びPCM信号の2通り
の形式でVTR14に供給され、ビデオ信号及びPCM
信号はそれぞれ図4のテープ15のビデオトラック16
及びPCMトラック17に記録される。また、そのファ
クシミリの1ページ分の原画像の画像データは、独立に
PCM信号の形式でそのテープ15のPCMトラック1
7に記録される。そして、順次1ページ分のファクシミ
リ画像を受信する毎に、同様の手順でそれぞれ分割画面
が構成される。
【0025】図6を参照して上述の分割画面の画像デー
タ及び付加的なデータを8ミリビデオのテープに記録す
る場合のフォーマットにつき説明する。図6Aは一連の
データが記録されたテープを示し、この図6Aにおい
て、ビデオトラックには分割画像のNTSC方式のビデ
オ信号が記録され、PCMトラックには分割画像等のP
CMデータ及びタイムコードが記録されている。そし
て、領域26は例えば1991年1月21日に記録され
たデータの領域、領域27は例えば同年同月22日に記
録されたデータの領域を示す。領域26及び27の先頭
部にはそれぞれ受信リストL−1及びL−2が記録され
ている。受信リストL−1及びL−2等は、ビデオトラ
ック上に画像の形式で記録してもよく、PCMトラック
にPCMデータの形式で記録してもよい。
タ及び付加的なデータを8ミリビデオのテープに記録す
る場合のフォーマットにつき説明する。図6Aは一連の
データが記録されたテープを示し、この図6Aにおい
て、ビデオトラックには分割画像のNTSC方式のビデ
オ信号が記録され、PCMトラックには分割画像等のP
CMデータ及びタイムコードが記録されている。そし
て、領域26は例えば1991年1月21日に記録され
たデータの領域、領域27は例えば同年同月22日に記
録されたデータの領域を示す。領域26及び27の先頭
部にはそれぞれ受信リストL−1及びL−2が記録され
ている。受信リストL−1及びL−2等は、ビデオトラ
ック上に画像の形式で記録してもよく、PCMトラック
にPCMデータの形式で記録してもよい。
【0026】例えば領域26にはA社〜C社から受信し
たファクシミリ画像のデータが記録されているものとす
ると、受信リストL−1としては図7に示すように、テ
ープ上でそれらA社〜C社からのファクシミリ画像のデ
ータが記録されている領域のタイムコード、それらA社
〜C社からの受信時刻を示すデータ及び記録されている
データがA社〜C社からのデータであることを示すコメ
ントが対応する形式で記録されている。これに対応し
て、図6Aの領域26の受信リストL−1に続く領域は
3個の領域に分割され、これら3個の領域のビデオトラ
ックの領域n1,n2,n3にはそれぞれ分割画像のビ
デオ信号が記録されている。
たファクシミリ画像のデータが記録されているものとす
ると、受信リストL−1としては図7に示すように、テ
ープ上でそれらA社〜C社からのファクシミリ画像のデ
ータが記録されている領域のタイムコード、それらA社
〜C社からの受信時刻を示すデータ及び記録されている
データがA社〜C社からのデータであることを示すコメ
ントが対応する形式で記録されている。これに対応し
て、図6Aの領域26の受信リストL−1に続く領域は
3個の領域に分割され、これら3個の領域のビデオトラ
ックの領域n1,n2,n3にはそれぞれ分割画像のビ
デオ信号が記録されている。
【0027】例えばそのA社からのファクシミリ画像を
5個の分割画像にして領域26の最初の領域に記録する
ものとすると、その最初の領域の記録フォーマットは図
6Bに示すようになる。この図6Bにおいて、ビデオト
ラック上の等分割されたブロックA1〜A5(分割画像
のブロックと同じ符号を使用する。)にはそれぞれ分割
画像のビデオ信号が固定長(本例では8フレームの整数
倍のトラック数)で繰り返して記録されている。即ち、
ブロックA1のタイムコードを10:00〜12:00
とすると、ブロックA2のタイムコードは12:00〜
14:00となり、以下のブロックA3〜A5のタイム
コードの間隔もそれぞれ2:00となる。
5個の分割画像にして領域26の最初の領域に記録する
ものとすると、その最初の領域の記録フォーマットは図
6Bに示すようになる。この図6Bにおいて、ビデオト
ラック上の等分割されたブロックA1〜A5(分割画像
のブロックと同じ符号を使用する。)にはそれぞれ分割
画像のビデオ信号が固定長(本例では8フレームの整数
倍のトラック数)で繰り返して記録されている。即ち、
ブロックA1のタイムコードを10:00〜12:00
とすると、ブロックA2のタイムコードは12:00〜
14:00となり、以下のブロックA3〜A5のタイム
コードの間隔もそれぞれ2:00となる。
【0028】また、図6BのPCMトラックにおいて、
領域d0には分割の状態を示す分割画像データ(後述)
が記録され、それに続く領域a0には受信したファクシ
ミリの1ページ分の全画像の画像データが記録され、そ
れに続く領域a1〜a5にはその1ページ分の全画像を
分割して伸縮及び所定のフィルタ処理を施して得た5個
の分割画像のPCMデータが順次記録され、最後の領域
d1に図6Cに示すサーチテーブルが記録されている。
本例では、ビデオトラック上には分割によって得られた
画像のビデオ信号のみが記録されているが、PCMトラ
ック上には分割前の1ページ分の原画像のデータがその
まま記録されているので、その1ページ分の原画像を随
時正確に復元することができる。また、ビデオトラック
の最後のブロックA5の後端部とPCMトラックの最後
の領域d1の後端部との間のPCMトラック上の領域2
5には、無記録部であることを示す16進数表示で「F
F‥‥」よりなるダミー信号が記録されている。
領域d0には分割の状態を示す分割画像データ(後述)
が記録され、それに続く領域a0には受信したファクシ
ミリの1ページ分の全画像の画像データが記録され、そ
れに続く領域a1〜a5にはその1ページ分の全画像を
分割して伸縮及び所定のフィルタ処理を施して得た5個
の分割画像のPCMデータが順次記録され、最後の領域
d1に図6Cに示すサーチテーブルが記録されている。
本例では、ビデオトラック上には分割によって得られた
画像のビデオ信号のみが記録されているが、PCMトラ
ック上には分割前の1ページ分の原画像のデータがその
まま記録されているので、その1ページ分の原画像を随
時正確に復元することができる。また、ビデオトラック
の最後のブロックA5の後端部とPCMトラックの最後
の領域d1の後端部との間のPCMトラック上の領域2
5には、無記録部であることを示す16進数表示で「F
F‥‥」よりなるダミー信号が記録されている。
【0029】図6Cに示すように、その領域d1のサー
チテーブルには、ビデオトラック上の分割画像のビデオ
信号が記録されているブロックA1〜A5のタイムコー
ドの範囲と、それら分割画像にそれぞれ対応するPCM
データが記録されている領域a1〜a5の始点のタイム
コードとが対応する形で記録されている。このサーチテ
ーブルの利用方法の一例につき説明するに、図3のVT
R14によりその図6Bのテープを再生して、例えばブ
ロックA2の分割画像を再生しているときに、その分割
画像をプリントアウトしたいような場合には、再生ヘッ
ドがそのブロックA2を走査している時点tでオペレー
タは図3のワークステーション7にプリントアウトの指
示を発する。
チテーブルには、ビデオトラック上の分割画像のビデオ
信号が記録されているブロックA1〜A5のタイムコー
ドの範囲と、それら分割画像にそれぞれ対応するPCM
データが記録されている領域a1〜a5の始点のタイム
コードとが対応する形で記録されている。このサーチテ
ーブルの利用方法の一例につき説明するに、図3のVT
R14によりその図6Bのテープを再生して、例えばブ
ロックA2の分割画像を再生しているときに、その分割
画像をプリントアウトしたいような場合には、再生ヘッ
ドがそのブロックA2を走査している時点tでオペレー
タは図3のワークステーション7にプリントアウトの指
示を発する。
【0030】この時点tにおけるタイムコードはPCM
トラックより読み取ることができるので、ワークステー
ション7は再生を続けて領域d1のサーチテーブルの内
容を読み出す。時点tにおけるタイムコードは12:0
0と14:00との間であり、図6Cのサーチテーブル
より対応するPCMデータが記録されているPCMトラ
ックの始点のタイムコードを知ることができるので、ワ
ークステーション7はVTR14を少し巻戻してから再
びテープの再生を行い、その始点のタイムコードからP
CMトラックのデータを読み出す。これによりビデオト
ラックのブロックA2に対応するPCMトラックの領域
a2のPCMデータを読み出すことができるが、このP
CMデータに対応する分割画像はブロックA2の分割画
像に対応する原ファクシミリ画像に上述の階調表現処
理、太め処理又は細め処理等の処理を施して画質を改善
して得た画像である。このPCMデータを用いてその原
画像の画質を改善して得られた分割画像を図3のプリン
タ4でプリントアウトさせることができる。
トラックより読み取ることができるので、ワークステー
ション7は再生を続けて領域d1のサーチテーブルの内
容を読み出す。時点tにおけるタイムコードは12:0
0と14:00との間であり、図6Cのサーチテーブル
より対応するPCMデータが記録されているPCMトラ
ックの始点のタイムコードを知ることができるので、ワ
ークステーション7はVTR14を少し巻戻してから再
びテープの再生を行い、その始点のタイムコードからP
CMトラックのデータを読み出す。これによりビデオト
ラックのブロックA2に対応するPCMトラックの領域
a2のPCMデータを読み出すことができるが、このP
CMデータに対応する分割画像はブロックA2の分割画
像に対応する原ファクシミリ画像に上述の階調表現処
理、太め処理又は細め処理等の処理を施して画質を改善
して得た画像である。このPCMデータを用いてその原
画像の画質を改善して得られた分割画像を図3のプリン
タ4でプリントアウトさせることができる。
【0031】次に、図6BのPCMトラックの領域d0
に記録されている分割画像データのフォーマットの一例
につき図8を参照して説明する。この図8に示すよう
に、全体で1430バイトの分割画像データの先頭の2
0バイトの領域に受信年月日時分が記録され、次の2バ
イトで分割画面数(本例では最大で16個)が記録さ
れ、それ以下の領域は88バイトずつ16個のサブ領域
に分割されている。各サブ領域の先頭の2バイトでその
分割画面での画像の切り貼り数(本例では最大で5個)
が記録され、次の2バイトで出力フレーム数が記録さ
れ、次の2バイトでフィルタの種別が記録され、図示省
略するも、他の2バイトで横方向及び縦方向の倍率が記
録される。出力フレーム数(本例では8の整数倍)はそ
の分割画面を表示している時間に対応し、出力フレーム
数が負の値であるときにはその分割画面はスクロール表
示が行われる。画像の切り貼りとは、1個の分割画像を
原画像の複数のブロックより構成することをいい、図1
の例では切り貼り数はそれぞれ1である。
に記録されている分割画像データのフォーマットの一例
につき図8を参照して説明する。この図8に示すよう
に、全体で1430バイトの分割画像データの先頭の2
0バイトの領域に受信年月日時分が記録され、次の2バ
イトで分割画面数(本例では最大で16個)が記録さ
れ、それ以下の領域は88バイトずつ16個のサブ領域
に分割されている。各サブ領域の先頭の2バイトでその
分割画面での画像の切り貼り数(本例では最大で5個)
が記録され、次の2バイトで出力フレーム数が記録さ
れ、次の2バイトでフィルタの種別が記録され、図示省
略するも、他の2バイトで横方向及び縦方向の倍率が記
録される。出力フレーム数(本例では8の整数倍)はそ
の分割画面を表示している時間に対応し、出力フレーム
数が負の値であるときにはその分割画面はスクロール表
示が行われる。画像の切り貼りとは、1個の分割画像を
原画像の複数のブロックより構成することをいい、図1
の例では切り貼り数はそれぞれ1である。
【0032】また、各サブ領域には切り貼りする画像
(最大で5個)のそれぞれの元のファクシミリの原画像
上での左上の点及び右下の点の座標並びにモニターの画
面上での左上の点及び右下の点の座標が記録される。例
えば、図1の例では、ブロックA1に対応する点P1及
びP2の座標並びに点Q1及びQ2の座標がそれぞれ8
バイトの領域に記録される。この分割画像データを用い
ると、図3のワークステーション7は各分割画面が元の
ファクシミリ画面上のどの位置に存在したのかを知るこ
とができる。
(最大で5個)のそれぞれの元のファクシミリの原画像
上での左上の点及び右下の点の座標並びにモニターの画
面上での左上の点及び右下の点の座標が記録される。例
えば、図1の例では、ブロックA1に対応する点P1及
びP2の座標並びに点Q1及びQ2の座標がそれぞれ8
バイトの領域に記録される。この分割画像データを用い
ると、図3のワークステーション7は各分割画面が元の
ファクシミリ画面上のどの位置に存在したのかを知るこ
とができる。
【0033】次に本例のように、ファクシミリ画像を一
部を重ねながら分割し、この分割後の画像を映像信号及
びデジタルデータに変換して記録する場合の利点につい
て説明する。この場合、図1Aに示すようにファクシミ
リで受信された1ページ分の文章を1/2程度ずつ重ね
ながら縦方向にブロックA1,A2,‥‥に分割し、こ
れら分割後の各ブロックの画像データをアナログのビデ
オ信号及びPCM信号の2通りの形式で図3のVTR1
4を介してテープに記録した後に、このテープを図3例
のVTR14又は他の携帯用の小型のVTR等で再生す
るものとする。このとき、そのテープのビデオトラック
から再生されたアナログのビデオ信号に対応して、モニ
ターには図1Bに示すように、原画像のブロックA1,
A2,‥‥の画像を伸縮して所定のフィルタ処理を施し
て得られたブロックA1´,A2´,‥‥,A5´の画
像が所定の時間間隔で順次表示される。
部を重ねながら分割し、この分割後の画像を映像信号及
びデジタルデータに変換して記録する場合の利点につい
て説明する。この場合、図1Aに示すようにファクシミ
リで受信された1ページ分の文章を1/2程度ずつ重ね
ながら縦方向にブロックA1,A2,‥‥に分割し、こ
れら分割後の各ブロックの画像データをアナログのビデ
オ信号及びPCM信号の2通りの形式で図3のVTR1
4を介してテープに記録した後に、このテープを図3例
のVTR14又は他の携帯用の小型のVTR等で再生す
るものとする。このとき、そのテープのビデオトラック
から再生されたアナログのビデオ信号に対応して、モニ
ターには図1Bに示すように、原画像のブロックA1,
A2,‥‥の画像を伸縮して所定のフィルタ処理を施し
て得られたブロックA1´,A2´,‥‥,A5´の画
像が所定の時間間隔で順次表示される。
【0034】ファクシミリの例えばA4の1ページ分の
原画像としての文章の画素数は、略1500(横方向)
×2000(縦方向)ドットで、通常のモニターの解像
度は略700(横方向)×500(縦方向)ドットであ
る。従って、そのA4の原稿の上下にある程度の余白が
あるものとすると、そのA4の文章を縦方向に1/2ず
つ重ねながら5分割すると、分割後の5個のブロックの
画素数はそれぞれ1500(横方向)×500(縦方
向)ドット程度に減少させることができる。この程度の
画素数の画像情報であれば、横方向に1/2程度のビッ
トリダクションを行い縦方向にはビットリダクションを
行うことなくテープ15のビデオトラック16に記録す
ることができる。これにより原画像の解像度をほぼ維持
したままでその原画像の情報を記録できる利益がある。
原画像としての文章の画素数は、略1500(横方向)
×2000(縦方向)ドットで、通常のモニターの解像
度は略700(横方向)×500(縦方向)ドットであ
る。従って、そのA4の原稿の上下にある程度の余白が
あるものとすると、そのA4の文章を縦方向に1/2ず
つ重ねながら5分割すると、分割後の5個のブロックの
画素数はそれぞれ1500(横方向)×500(縦方
向)ドット程度に減少させることができる。この程度の
画素数の画像情報であれば、横方向に1/2程度のビッ
トリダクションを行い縦方向にはビットリダクションを
行うことなくテープ15のビデオトラック16に記録す
ることができる。これにより原画像の解像度をほぼ維持
したままでその原画像の情報を記録できる利益がある。
【0035】その順次表示される一連の画像は1ページ
分の文章を1/2ずつ重ねながら分割した画像であるた
め、そのモニターを観察している利用者にはあたかも画
像が上方に時間的にスクロールされて表示されているよ
うに見える。その疑似的なスクローリングの速さは各分
割画像の映像信号をテープのビデオトラックに記録する
際のトラックの幅(タイムコードの間隔)により調整す
ることができる。これに関して、一般に例えば英文の文
章を読む場合には、人間の眼が一瞬の内に捉えられるワ
ード数は6〜13ワードといわれているが、認識対象が
日本語の場合と英語の場合とでは読み込みのスピードが
異なる。また、文字放送の例では、モニターの1画面に
配置する文字の量は、1行が31文字であるとして8行
程度が望ましいと言われているため、これらを勘案して
モニターの1画面に表示する文字の量及びその疑似的な
スクロールの速さが調整される。このような疑似的なス
クローリングによれば、テープに記録されている画像デ
ータに対応する映像を、その画像データの情報量よりも
少ない情報量しか表示できないモニターを用いて全て表
示できる利益がある。
分の文章を1/2ずつ重ねながら分割した画像であるた
め、そのモニターを観察している利用者にはあたかも画
像が上方に時間的にスクロールされて表示されているよ
うに見える。その疑似的なスクローリングの速さは各分
割画像の映像信号をテープのビデオトラックに記録する
際のトラックの幅(タイムコードの間隔)により調整す
ることができる。これに関して、一般に例えば英文の文
章を読む場合には、人間の眼が一瞬の内に捉えられるワ
ード数は6〜13ワードといわれているが、認識対象が
日本語の場合と英語の場合とでは読み込みのスピードが
異なる。また、文字放送の例では、モニターの1画面に
配置する文字の量は、1行が31文字であるとして8行
程度が望ましいと言われているため、これらを勘案して
モニターの1画面に表示する文字の量及びその疑似的な
スクロールの速さが調整される。このような疑似的なス
クローリングによれば、テープに記録されている画像デ
ータに対応する映像を、その画像データの情報量よりも
少ない情報量しか表示できないモニターを用いて全て表
示できる利益がある。
【0036】なお、上述実施例ではファクシミリ画像が
横書きの文章であるため、その文章を縦方向に一部を重
ねながら分割するようにしている。しかしながら、ファ
クシミリ画像が図2に示すような縦書きの文章であるよ
うな場合には、その文章を横方向に一部を重ねながら分
割するようにする。即ち、図2の縦書きの文章の最上段
の文節において、1列目から6列目までの文章がブロッ
クA1として分割され、4列目から9列目までの文章が
ブロックA2として分割され、7列目から12列目まで
の文章がブロックA3として分割される。そして、その
最上段の10列目から12列目までの文章を含むブロッ
クA4−1と2段目の1列目から3列目までの文章を含
むブロックA4−2とより4番目のブロックが構成さ
れ、その2段目の1列目から6列目までの文章がブロッ
クA5として分割され、同様に横方向の分割が順次行わ
れる。
横書きの文章であるため、その文章を縦方向に一部を重
ねながら分割するようにしている。しかしながら、ファ
クシミリ画像が図2に示すような縦書きの文章であるよ
うな場合には、その文章を横方向に一部を重ねながら分
割するようにする。即ち、図2の縦書きの文章の最上段
の文節において、1列目から6列目までの文章がブロッ
クA1として分割され、4列目から9列目までの文章が
ブロックA2として分割され、7列目から12列目まで
の文章がブロックA3として分割される。そして、その
最上段の10列目から12列目までの文章を含むブロッ
クA4−1と2段目の1列目から3列目までの文章を含
むブロックA4−2とより4番目のブロックが構成さ
れ、その2段目の1列目から6列目までの文章がブロッ
クA5として分割され、同様に横方向の分割が順次行わ
れる。
【0037】図2に示す方法で分割された各6列の文章
の画像データは、順次アナログのビデオ信号とPCMデ
ータとよりなる2通りの方法で8ミリビデオのテープに
記録される。このテープを再生することにより、図2の
文章の6列毎のブロックA1,A2,A3,‥‥に所定
の処理を施して得られる画像が所定の時間間隔でモニタ
ーの画面に順次表示される。これら表示される画像はそ
の図2の文章を横方向にスクロールした画像に近いの
で、本例によれば横方向の疑似的なスクローリングの効
果を得ることができる。
の画像データは、順次アナログのビデオ信号とPCMデ
ータとよりなる2通りの方法で8ミリビデオのテープに
記録される。このテープを再生することにより、図2の
文章の6列毎のブロックA1,A2,A3,‥‥に所定
の処理を施して得られる画像が所定の時間間隔でモニタ
ーの画面に順次表示される。これら表示される画像はそ
の図2の文章を横方向にスクロールした画像に近いの
で、本例によれば横方向の疑似的なスクローリングの効
果を得ることができる。
【0038】本例の疑似的なスクローリングの応用例と
して、単行本をテレビジョンモニターで読むような例が
考えられる。特にその疑似的なスクロールの速度を遅く
設定して、モニター上に大きな文字の文章を表示するこ
とにより、例えば老眼鏡を用いなければ本を読むことが
できないような人や入院中で本を繰るのが不自由な人等
に読書サービスを提供することができる。この場合、そ
のモニターとしてプロジェクション方式の大型の画面を
有するモニター等を使用することにより、1個のモニタ
ーで多くの人に読書サービスを提供することができる。
また、本例の疑似的なスクローリングによれば、文字放
送にスクロール機能を付加したような感覚で単行本等を
読むことができる。
して、単行本をテレビジョンモニターで読むような例が
考えられる。特にその疑似的なスクロールの速度を遅く
設定して、モニター上に大きな文字の文章を表示するこ
とにより、例えば老眼鏡を用いなければ本を読むことが
できないような人や入院中で本を繰るのが不自由な人等
に読書サービスを提供することができる。この場合、そ
のモニターとしてプロジェクション方式の大型の画面を
有するモニター等を使用することにより、1個のモニタ
ーで多くの人に読書サービスを提供することができる。
また、本例の疑似的なスクローリングによれば、文字放
送にスクロール機能を付加したような感覚で単行本等を
読むことができる。
【0039】また、上述実施例では記録再生装置として
8ミリビデオを用いているが、記録再生装置としては、
例えば光磁気ディスク記録再生装置なども同様に使用す
ることができる。このように、本発明は上述実施例に限
定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成
を取り得ることは勿論である。
8ミリビデオを用いているが、記録再生装置としては、
例えば光磁気ディスク記録再生装置なども同様に使用す
ることができる。このように、本発明は上述実施例に限
定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成
を取り得ることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、所定領域を一部を重複
させながら複数の領域に分割し、これら分割後の複数の
領域の画像データをそれぞれ映像信号に変換して記録す
るようにしているので、原画像の画像データをあまり間
引くことなく映像信号に変換して記録できる利益があ
る。また、その映像信号を再生した場合には、一部が重
複した画像が順次再生され疑似的なスクローリングの効
果が得られるので、特別な処理回路等を用いることなく
その間引き後の画像データよりも表示できる情報量が少
ないモニターを用いて、その間引き後の画像データに対
応する画像の全体を容易に観察できる利益がある。
させながら複数の領域に分割し、これら分割後の複数の
領域の画像データをそれぞれ映像信号に変換して記録す
るようにしているので、原画像の画像データをあまり間
引くことなく映像信号に変換して記録できる利益があ
る。また、その映像信号を再生した場合には、一部が重
複した画像が順次再生され疑似的なスクローリングの効
果が得られるので、特別な処理回路等を用いることなく
その間引き後の画像データよりも表示できる情報量が少
ないモニターを用いて、その間引き後の画像データに対
応する画像の全体を容易に観察できる利益がある。
【図1】(A)は本発明の一実施例におけるファクシミ
リの原画像の一例を示す線図であり、(B)はその一実
施例における疑似的なスクロール表示画面を示す線図で
ある。
リの原画像の一例を示す線図であり、(B)はその一実
施例における疑似的なスクロール表示画面を示す線図で
ある。
【図2】その一実施例におけるファクシミリの原画像の
他の例を示す線図である。
他の例を示す線図である。
【図3】本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】8ミリビデオのテープパターンを示す線図であ
る。
る。
【図5】その一実施例のPCMデータのフォーマットを
示す線図である。
示す線図である。
【図6】その一実施例のテープ上への記録フォーマット
の一例を示す線図である。
の一例を示す線図である。
【図7】その一実施例の受信リストのフォーマットの一
例を示す線図である。
例を示す線図である。
【図8】その一実施例のPCMトラック上の分割画像デ
ータのフォーマットの一例を示す線図である。
ータのフォーマットの一例を示す線図である。
2 ファクシミリ用のモデム 3 モニター 7 ワークステーション 14 VTR 16 ビデオトラック 17 PCMトラック A1〜A4 原画像を分割したブロック A1´〜A5´ 原画像の各ブロックに対応する記録画
像及び再生画像のブロック
像及び再生画像のブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 1/21 H04N 5/782 - 5/783 H04N 1/387
Claims (1)
- 【請求項1】 所定領域の画像データを映像信号に変換
して記録媒体に記録する際に、上記所定領域を一部を重
複させながら複数の領域に分割し、これら分割後の複数
の領域の画像データをそれぞれ映像信号に変換して上記
記録媒体に記録し、再生する際に、上記映像信号を一部
が重複した画像として順次再生するようにしたことを特
徴とする画像データの記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03056988A JP3082269B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 画像データの記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03056988A JP3082269B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 画像データの記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04291890A JPH04291890A (ja) | 1992-10-15 |
JP3082269B2 true JP3082269B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=13042878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03056988A Expired - Fee Related JP3082269B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 画像データの記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3082269B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP03056988A patent/JP3082269B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04291890A (ja) | 1992-10-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |