JP3078157U - 研磨機の研磨板構造 - Google Patents
研磨機の研磨板構造Info
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- JP3078157U JP3078157U JP2000008641U JP2000008641U JP3078157U JP 3078157 U JP3078157 U JP 3078157U JP 2000008641 U JP2000008641 U JP 2000008641U JP 2000008641 U JP2000008641 U JP 2000008641U JP 3078157 U JP3078157 U JP 3078157U
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- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
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- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 豆穀研磨機の研磨板構造の提供。
【解決手段】 研磨板の上盤12と下盤11に傾斜配置
された斜めの複数層の斜歯122が設けられ、並びに外
周の直条プッシュリング111,121が組み合わされ
て、組立時に上盤が固定され、下盤がモータの駆動を受
けて回転状態を呈し、各一つの斜歯の斜めの角度に回転
方向に押す力が組み合わされることにより、豆穀を送り
及び豆穀を押圧する力を発生し、容易に押しつぶしと研
磨が行え、豆穀類研磨の品質を高める機能を達成する。
された斜めの複数層の斜歯122が設けられ、並びに外
周の直条プッシュリング111,121が組み合わされ
て、組立時に上盤が固定され、下盤がモータの駆動を受
けて回転状態を呈し、各一つの斜歯の斜めの角度に回転
方向に押す力が組み合わされることにより、豆穀を送り
及び豆穀を押圧する力を発生し、容易に押しつぶしと研
磨が行え、豆穀類研磨の品質を高める機能を達成する。
Description
【0001】
本考案は一種の豆穀研磨機の研磨板構造に関する。
【0002】
現在ある家庭用の豆穀研磨機には、石材で製造された研磨板があり、この構造 は研磨板の表面に多くの砂質凸粒で構成された研磨区域があり、砂質凸粒による 研磨を行うものであるが、長期に使用すると、砂質凸粒が次第に磨耗したり脱落 し、このため経常的に交換する必要があった。且つ砂質凸粒は研磨により砂粉を 発生し、豆穀類の顆粒或いは液汁を研磨するのに実用的ではなかった。ゆえにも う一種類の、金属材料を圧延して構成された研磨板が提供され、それは盤面の中 間に放射状に整然と配列された刃を具え、外縁がエンボス状とされ、豆穀或いは 果物や野菜を研磨粉砕するのに用いられる。しかしこの研磨板は製造時に刃の加 工に都合よくするため硬い金属材料を使用することができず、このため使用時に 歯が容易に変形したり切れにくくなり、徐々に予期された効果を失った。且つ歯 に豆かすが粘着する欠点を有していた。
【0003】
本考案は一種の豆穀研磨機の研磨板構造を提供することを課題とし、それは、 研磨板の上盤と下盤に傾斜配置された斜めの複数層の斜歯が設けられ、並びに外 周の直条プッシュリングが組み合わされて、組立時に上盤が固定され、下盤がモ ータの駆動を受けて回転状態を呈し、各一つの斜歯の斜めの角度に回転方向に押 す力が組み合わされることにより、豆穀を送り及び豆穀を押圧する力を発生し、 容易に押しつぶしと研磨が行え、豆穀類研磨の品質を高める機能を達成する構造 であるものとする。
【0004】 本考案はまた、上記豆穀研磨機の研磨板構造において、複数層の斜歯の短辺刃 向と長辺刃向を相互に連接させ、斜歯が回転時に、運転の押圧力を利用し、豆穀 類顆粒を順に研磨粉砕し、且つ上盤が静止し、下盤が回転する状況にあって、両 者の複数層の斜歯が交叉して研磨するようにし、豆穀類顆粒をさらに細かくさら に完全に研磨できるようにすることをもう一つの課題としている。
【0005】 また、本考案は、上記豆穀研磨機の研磨板構造において、複数層の斜歯を斜め に設置し、並びに死角なく豆かすを粘着させないようにし、洗浄しやすくするこ とを別の課題としている。
【0006】 さらに、本考案は、上記豆穀研磨機の研磨板構造において、上盤と下盤の複数 層の斜歯を一体成形製造し、短辺刃向と長辺刃向を全体的に組み合わせることに より、鈍麿或いは脱落の現象を発生しないようにすることを別の課題としている 。
【0007】
請求項1の考案は、研磨板が下盤と上盤に区分され、該下盤がモータの主軸に 固定されて連動回転し、上盤が下盤の上端に設置されて固定された不回転状態を 呈する豆穀研磨機の研磨板構造において、下盤と上盤それぞれに異なる層数の複 数層の傾斜する斜歯が設けられ、この複数層の斜歯の外周に直条プッシュリング が形成され、下盤が回転し上盤が固定された研磨状態にあって、豆穀類を交叉研 磨することを特徴とする、豆穀研磨機の研磨板構造としている。 請求項2の考案は、前記複数層の傾斜する斜歯の刃向に長辺刃向と短辺刃向が 設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の豆穀研磨機の研磨板構造として いる。 請求項3の考案は、前記短辺刃向の角度が8度から25度とされたことを特徴 とする、請求項2に記載の豆穀研磨機の研磨板構造としている。 請求項4の考案は、前記上盤と下盤の複数層の斜歯が密集斜歯と非密集斜歯が 交替設置されて形成され、上盤の密集斜歯に若干の進入溝が設けられて顆粒状或 いは比較的大きな豆穀類を該進入溝より進入させて密集斜歯と非密集斜歯による 交叉押しつぶし研磨を受けさせることにより省力化と時間の節約を達成すること を特徴とする、請求項1に記載の豆穀研磨機の研磨板構造としている。 請求項5の考案は、前記上盤に若干のフィード孔が設けられて配列された斜歯 の比較的深い進入溝に延伸され、顆粒状の豆穀の研磨区への進入に供され、該下 盤の内層に直線斜状の連続尖状歯が設けられ、その最外層に細小の交錯する密集 尖歯が設けられて豆穀類の研磨に供されることを特徴とする、請求項4に記載の 豆穀研磨機の研磨板構造としている。
【0008】
本考案の豆穀研磨機の研磨板構造は、豆穀研磨機内の研磨板1を指し、該研磨 板1は、下盤11と上盤12に区分される。
【0009】 図1乃至図4に示されるように、そのうち研磨板1の下盤11は円盤状を呈し 、中間に貫通孔115が設けられてモータ4の延伸された主軸3に固定され、そ れに連動して回転し、該下盤11の最外周は直条プッシュリング111とされ、 直条プッシュリング111内縁に順に複数の斜歯112が、その断面が傾斜状を 呈するように形成されている。且つ斜歯配列は放射配列とされる。
【0010】 研磨板1の上盤12は下盤11とほぼ同じ円盤状を呈し、中間に比較的大きな フィード孔125が形成され、且つ同様に直条プッシュリング121と複数層の 斜歯122が設けられ、該上盤12は組合せ時に、下盤11と対向し対称を呈す るが、しかし上蓋に固定されて回転しない。
【0011】 前述の上盤12と下盤11の組合せ時には、上盤12が上蓋に固定され、下盤 11が主軸3に套設され並びにモータ4に駆動されて回転する。上盤12と下盤 11は対向するよう配置され、中間に研磨区域を形成し、並びに中間より外向き に徐々に両者間の距離が幅細状態となる。使用時には、豆穀類2が上盤12のフ ィード孔125より研磨区内に入れられ、下盤11の回転の遠心力を受けること により外向きに飛ばされ、並びに上盤12と下盤11に設置された斜歯112、 122による押しつぶし、研磨を受け、並びに下盤11の斜歯112に設けられ た短辺刃向114が下盤11の回転方向に向き、ゆえに豆穀を送る方向のベクト ルを有し、上盤12の斜歯122の短辺刃向124は下盤11の回転方向と抵触 し、ゆえに豆穀を押しつぶす方向のベクトルを有し、両者の作用により、容易に 豆穀を一方で押し、もう一方でつぶす作用力を得て、迅速に押しつぶしと研磨を 行い、研磨の省力と完全粉砕の効果を有する。
【0012】 さらに、本考案の上盤12と下盤11の斜歯122、112は一体成形され長 短の刃向の設置により、豆穀を研磨する時、豆かすを粘着させず、並びに短辺刃 向114、124の角度設置が8度から25度とされ、一方で押し、一方で押さ えて研磨し押しつぶす適当な力を有し、且つ周知の歯或いは研磨盤の鈍麿、歯切 れ或いは脱落の欠点を改善できる。
【0013】 当然、本考案は前述の研磨板1の構造のほか、もう一種類の構造1Aも可能で ある。図5に示される実施例では、上盤12Aと下盤11Aの複数層の斜歯12 2A、112Aに密集斜歯122A1、112A1及び非密集斜歯122A2、 112A2が交替設置され、顆粒状の豆穀類を容易に研磨区内に進入させること ができ、並びに密集斜歯122A1、112A1及び非密集斜歯122A2、1 12A2により容易に交叉押しつぶし、研磨でき、上盤12Aの密集斜歯122 A1に若干の進入溝122Aが設けられて比較的大きな豆穀類を進入させられる 。
【0014】 また上述の構造以外にさらにもう一つの構造1Bが可能である。図6を参照さ れたい。それは、上盤12Bの進入溝122B3が延伸され並びにその深さが増 加され、該下盤11Bの非密集斜歯122B2が直線斜状の連続尖状歯112B 3に形成され、外層に細小の交錯密集尖歯112B4が設けられ、顆粒状の豆穀 がさらに容易に研磨区に進入でき、且つ下盤11Bの連続尖状歯112B3及び 交錯密集尖歯112B4により粉砕効果を増加している。
【0015】
【考案の効果】 総合すると、本考案の研磨板は上盤と下盤の構造を改良することにより、顆粒 状の豆穀類を迅速に研磨区に進入させ並びに押しつぶし研磨することでき、障害 がなく、極めて省力的で、時間を節約できる効果を有し、完全に実用新案登録の 要件に符合する。
【図1】本考案の全体構成を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の研磨板の上盤と下盤の対向状態におけ
る断面図である。
る断面図である。
【図3】本考案の研磨板の上盤と下盤の平面図である。
【図4】本考案の複数層の斜歯の拡大断面図である。
【図5】本考案のもう一種類の構造の研磨板構造の実施
例図である。
例図である。
【図6】本考案のさらにもう一種類の構造の研磨板構造
の実施例図である。
の実施例図である。
1 研磨板 11 下盤 12 上盤 111、121 直条プッシュ
リング 112、122 斜歯 113、123 長辺刃向 114、124 短辺刃向 115 貫通孔 125 フィード孔 2 豆穀類 3 主軸 4 モータ
リング 112、122 斜歯 113、123 長辺刃向 114、124 短辺刃向 115 貫通孔 125 フィード孔 2 豆穀類 3 主軸 4 モータ
Claims (5)
- 【請求項1】 研磨板が下盤と上盤に区分され、該下盤
がモータの主軸に固定されて連動回転し、上盤が下盤の
上端に設置されて固定された不回転状態を呈する豆穀研
磨機の研磨板構造において、下盤と上盤それぞれに異な
る層数の複数層の傾斜する斜歯が設けられ、この複数層
の斜歯の外周に直条プッシュリングが形成され、下盤が
回転し上盤が固定された研磨状態にあって、豆穀類を交
叉研磨することを特徴とする、豆穀研磨機の研磨板構
造。 - 【請求項2】 前記複数層の傾斜する斜歯の刃向に長辺
刃向と短辺刃向が設けられたことを特徴とする、請求項
1に記載の豆穀研磨機の研磨板構造。 - 【請求項3】 前記短辺刃向の角度が8度から25度と
されたことを特徴とする、請求項2に記載の豆穀研磨機
の研磨板構造。 - 【請求項4】 前記上盤と下盤の複数層の斜歯が密集斜
歯と非密集斜歯が交替設置されて形成され、上盤の密集
斜歯に若干の進入溝が設けられて顆粒状或いは比較的大
きな豆穀類を該進入溝より進入させて密集斜歯と非密集
斜歯による交叉押しつぶし研磨を受けさせることにより
省力化と時間の節約を達成することを特徴とする、請求
項1に記載の豆穀研磨機の研磨板構造。 - 【請求項5】 前記上盤に若干のフィード孔が設けられ
て配列された斜歯の比較的深い進入溝に延伸され、顆粒
状の豆穀の研磨区への進入に供され、該下盤の内層に直
線斜状の連続尖状歯が設けられ、その最外層に細小の交
錯する密集尖歯が設けられて豆穀類の研磨に供されるこ
とを特徴とする、請求項4に記載の豆穀研磨機の研磨板
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008641U JP3078157U (ja) | 2000-12-06 | 2000-12-06 | 研磨機の研磨板構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008641U JP3078157U (ja) | 2000-12-06 | 2000-12-06 | 研磨機の研磨板構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3078157U true JP3078157U (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=43211115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000008641U Expired - Lifetime JP3078157U (ja) | 2000-12-06 | 2000-12-06 | 研磨機の研磨板構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3078157U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0579109U (ja) * | 1992-03-26 | 1993-10-26 | 三菱自動車工業株式会社 | トランスミッション内部の潤滑構造 |
-
2000
- 2000-12-06 JP JP2000008641U patent/JP3078157U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0579109U (ja) * | 1992-03-26 | 1993-10-26 | 三菱自動車工業株式会社 | トランスミッション内部の潤滑構造 |
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Legal Events
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R250 | Receipt of annual fees |
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