JP3075881B2 - ガイドシャフトの固定装置 - Google Patents
ガイドシャフトの固定装置Info
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- JP3075881B2 JP3075881B2 JP05042747A JP4274793A JP3075881B2 JP 3075881 B2 JP3075881 B2 JP 3075881B2 JP 05042747 A JP05042747 A JP 05042747A JP 4274793 A JP4274793 A JP 4274793A JP 3075881 B2 JP3075881 B2 JP 3075881B2
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- Japan
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- guide shaft
- disk
- shaft
- guide
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デイスクに記録されて
いる信号を読み取るピックアップの移動をガイドするガ
イドシャフトの固定装置に関する。
いる信号を読み取るピックアップの移動をガイドするガ
イドシャフトの固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップを用いてディスクに
記録されている信号の読み取りを光学的に行う光学式デ
ィスクプレーヤーが普及しているが、斯かる光学式ピッ
クアップは、ディスクの径方向へ電動機の駆動力によっ
て移動されるように構成されている。そして、斯かる光
学式ピックアップは、ディスクに記録されている信号を
正確に読み出す必要があるため、ディスクの径方向への
移動を精度良く行う必要があり、一般には固定基板に固
定されているガイドシャフトによって移動動作がガイド
されるように構成されている。斯かるガイドシャフトの
固定装置としては、例えば実開平5−4368号公報に
記載されたものがある。
記録されている信号の読み取りを光学的に行う光学式デ
ィスクプレーヤーが普及しているが、斯かる光学式ピッ
クアップは、ディスクの径方向へ電動機の駆動力によっ
て移動されるように構成されている。そして、斯かる光
学式ピックアップは、ディスクに記録されている信号を
正確に読み出す必要があるため、ディスクの径方向への
移動を精度良く行う必要があり、一般には固定基板に固
定されているガイドシャフトによって移動動作がガイド
されるように構成されている。斯かるガイドシャフトの
固定装置としては、例えば実開平5−4368号公報に
記載されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光学式ピックアップを
ガイドするガイドシャフト及びディスクを回転駆動せし
める電動機は、同一の固定基板に取付固定されている
が、携帯して使用されるポータブル型のディスクプレー
ヤーや車載用のディスクプレーヤーは、外部からの振動
を受けやすいため、前記固定基板はキャビネットからの
振動が伝達されないようにゴム等の防振部材によって支
持されている。
ガイドするガイドシャフト及びディスクを回転駆動せし
める電動機は、同一の固定基板に取付固定されている
が、携帯して使用されるポータブル型のディスクプレー
ヤーや車載用のディスクプレーヤーは、外部からの振動
を受けやすいため、前記固定基板はキャビネットからの
振動が伝達されないようにゴム等の防振部材によって支
持されている。
【0004】斯かる構成によって外部からの振動による
悪影響を防止していたが、最近光学式ピックアップの軽
量化に伴って次のような問題が生じている。即ち、光学
式ピックアップ本体より発生する振動がガイドシャフト
を介して固定基板に伝達され、その振動が更にディスク
を回転駆動する電動機を介してディスクに伝達され、そ
の結果光学式ピックアップとディスクとの間で共振と呼
ばれる現象が発生することになる。
悪影響を防止していたが、最近光学式ピックアップの軽
量化に伴って次のような問題が生じている。即ち、光学
式ピックアップ本体より発生する振動がガイドシャフト
を介して固定基板に伝達され、その振動が更にディスク
を回転駆動する電動機を介してディスクに伝達され、そ
の結果光学式ピックアップとディスクとの間で共振と呼
ばれる現象が発生することになる。
【0005】本発明は、斯かる問題を解決したガイドシ
ャフトの固定装置を提供しようとするものである。
ャフトの固定装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のガイドシャフト
固定装置は、ディスクが載置されるターンテーブルを回
転駆動する電動機が固定されている固定基板と、前記デ
ィスクに記録されている信号を読み出すピックアップを
ディスクの径方向への移動を可能に支持するガイドシャ
フトと、該ガイドシャフトの先端部が挿入される軸穴が
形成されているとともに前記固定基板に形成されている
支持孔に挿入される弾性支持部材とより構成されてい
る。
固定装置は、ディスクが載置されるターンテーブルを回
転駆動する電動機が固定されている固定基板と、前記デ
ィスクに記録されている信号を読み出すピックアップを
ディスクの径方向への移動を可能に支持するガイドシャ
フトと、該ガイドシャフトの先端部が挿入される軸穴が
形成されているとともに前記固定基板に形成されている
支持孔に挿入される弾性支持部材とより構成されてい
る。
【0007】
【作用】本発明は、ガイドシャフトの先端部が挿入され
る軸穴が形成されている弾性支持部材を固定基板に形成
されている支持孔に挿入することによってガイドシャフ
トの先端部を該固定基板に固定するようにしたものであ
る。
る軸穴が形成されている弾性支持部材を固定基板に形成
されている支持孔に挿入することによってガイドシャフ
トの先端部を該固定基板に固定するようにしたものであ
る。
【0008】
【実施例】図1は本発明の固定装置を示す要部の断面
図、図2は本発明に係るディスクプレーヤーの要部を示
す正面図である。
図、図2は本発明に係るディスクプレーヤーの要部を示
す正面図である。
【0009】図2において、1はディスク2が載置され
るターンテーブル、3は該ターンテーブル1を回転駆動
する電動機であり、固定基板4に取付固定されている。
5は前記ディスクに記録されている信号を光学的に読み
出すピックアップであり、支持体6に固定されている。
るターンテーブル、3は該ターンテーブル1を回転駆動
する電動機であり、固定基板4に取付固定されている。
5は前記ディスクに記録されている信号を光学的に読み
出すピックアップであり、支持体6に固定されている。
【0010】前記支持体6は、ガイドシャフト7によっ
てディスク2の径方向への移動を可能に支持されている
とともに送り用電動機(図示せず)により移動せしめら
れるように取付けられている。
てディスク2の径方向への移動を可能に支持されている
とともに送り用電動機(図示せず)により移動せしめら
れるように取付けられている。
【0011】以上の如く本発明に係るディスクプレーヤ
ーは構成されているが、次にガイドシャフト7の固定装
置について、図1に示した断面図を参照して説明する。
図1に示した実施例では、ガイドシャフト7はピックア
ップ5の支持体6をガイドする大径部7aとその先端部
に形成されている小径部7bとより構成されている。8
はゴム等の弾性材より成る弾性支持部材であり、前記ガ
イドシャフト7の小径部7bが挿入される軸穴8aが中
心部に形成されているとともにその外径は前記ガイドシ
ャフト7の大径部7aの径よりも僅かに大きくなるよう
にされている。
ーは構成されているが、次にガイドシャフト7の固定装
置について、図1に示した断面図を参照して説明する。
図1に示した実施例では、ガイドシャフト7はピックア
ップ5の支持体6をガイドする大径部7aとその先端部
に形成されている小径部7bとより構成されている。8
はゴム等の弾性材より成る弾性支持部材であり、前記ガ
イドシャフト7の小径部7bが挿入される軸穴8aが中
心部に形成されているとともにその外径は前記ガイドシ
ャフト7の大径部7aの径よりも僅かに大きくなるよう
にされている。
【0012】9は前記固定基板4の支持部10の側壁部
10aに形成されている支持孔であり、その径は前記ガ
イドシャフト7の大径部7aの径よりも僅かに大きくな
るように形成されているとともに前記弾性支持部材8が
挿入されるように構成されている。
10aに形成されている支持孔であり、その径は前記ガ
イドシャフト7の大径部7aの径よりも僅かに大きくな
るように形成されているとともに前記弾性支持部材8が
挿入されるように構成されている。
【0013】図1は、ガイドシャフト7の先端部に設け
られている小径部7bを弾性支持部材8に形成されてい
る軸穴8aに挿入させた後、固定基板4の支持部10に
形成されている支持孔9内に該弾性支持部材8と共にガ
イドシャフト7を挿入させた状態を示すものである。前
記ガイドシャフト7は、このようにして固定基板4に固
定されるが、図示したようにガイドシャフト7を構成す
る大径部7aの一部が前記支持孔9内に少しく挿入した
状態になるように構成されている。
られている小径部7bを弾性支持部材8に形成されてい
る軸穴8aに挿入させた後、固定基板4の支持部10に
形成されている支持孔9内に該弾性支持部材8と共にガ
イドシャフト7を挿入させた状態を示すものである。前
記ガイドシャフト7は、このようにして固定基板4に固
定されるが、図示したようにガイドシャフト7を構成す
る大径部7aの一部が前記支持孔9内に少しく挿入した
状態になるように構成されている。
【0014】
【0015】
【発明の効果】本発明の固定装置は、ピックアップをガ
イドするガイドシャフトの先端部が挿入される軸穴が形
成されている弾性支持部材を固定基板に形成されている
支持孔に挿入することによってガイドシャフトの先端部
を固定基板に固定するようにしたので、ピックアップ本
体より発生する振動がガイドシャフトを介して固定基板
に伝達されることはなく、ピックアップとディスクとの
間で発生していた共振と呼ばれる現象を防止することが
できる。
イドするガイドシャフトの先端部が挿入される軸穴が形
成されている弾性支持部材を固定基板に形成されている
支持孔に挿入することによってガイドシャフトの先端部
を固定基板に固定するようにしたので、ピックアップ本
体より発生する振動がガイドシャフトを介して固定基板
に伝達されることはなく、ピックアップとディスクとの
間で発生していた共振と呼ばれる現象を防止することが
できる。
【0016】また、ガイドシャフトを支持する弾性支持
部材を支持孔内に挿入させた状態において、該ガイドシ
ャフトを支持するようにしたので、周囲温度の上昇によ
って弾性支持部材が変形してもガイドシャフトの位置ズ
レを抑えることができる。
部材を支持孔内に挿入させた状態において、該ガイドシ
ャフトを支持するようにしたので、周囲温度の上昇によ
って弾性支持部材が変形してもガイドシャフトの位置ズ
レを抑えることができる。
【0017】そして、本発明は、ガイドシャフトの大径
部より僅かに大きい支持孔を固定基板に設け、該支持孔
内に前記弾性支持部材を挿入せしめて前記ガイドシャフ
トを前記固定基板に固定するとともに該ガイドシャフト
に形成されている大径部の一部を前記支持孔内に挿入せ
しめるように構成したので、前記支持孔内に挿入されて
いる弾性支持部材が異常に変形しても前記大径部が支持
孔と接触するため、ガイドシャフトの大きな変位を防止
することが出来、その結果ガイドシャフトの位置ズレを
許容範囲内に抑えることが出来るという効果を本発は有
している。
部より僅かに大きい支持孔を固定基板に設け、該支持孔
内に前記弾性支持部材を挿入せしめて前記ガイドシャフ
トを前記固定基板に固定するとともに該ガイドシャフト
に形成されている大径部の一部を前記支持孔内に挿入せ
しめるように構成したので、前記支持孔内に挿入されて
いる弾性支持部材が異常に変形しても前記大径部が支持
孔と接触するため、ガイドシャフトの大きな変位を防止
することが出来、その結果ガイドシャフトの位置ズレを
許容範囲内に抑えることが出来るという効果を本発は有
している。
【図1】本発明の固定装置を示す要部の断面図である。
【図2】本発明に係るディスクプレーヤーの要部を示す
正面図である。
正面図である。
1 ターンテーブル 3 電動機 4 固定基板 5 ピックアップ 7 ガイドシャフト 7a 大径部 7b 小径部 8 弾性支持部材 8a 軸穴 9 支持孔
Claims (1)
- 【請求項1】 ディスクが載置されるターンテーブルを
回転駆動する電動機が固定されている固定基板と、前記
ディスクに記録されている信号を読み出すピックアップ
を該ディスクの径方向への移動を可能に支持するととも
にピックアップをガイドする大径部及び先端部に小径部
が形成されているガイドシャフトと、該ガイドシャフト
の小径部が挿入される軸穴が中心部に形成されていると
ともに外径が前記ガイドシャフトの大径部より僅かに大
きい弾性支持部材とより成り、前記固定基板に前記ガイ
ドシャフトの大径部より僅かに大きい支持孔を設け、該
支持孔内に前記弾性支持部材を挿入せしめて前記ガイド
シャフトを前記固定基板に固定するとともに該ガイドシ
ャフトの大径部の一部を前記支持孔内に挿入せしめたこ
とを特徴とするガイドシャフトの固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05042747A JP3075881B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | ガイドシャフトの固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05042747A JP3075881B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | ガイドシャフトの固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06259895A JPH06259895A (ja) | 1994-09-16 |
JP3075881B2 true JP3075881B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=12644610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05042747A Expired - Fee Related JP3075881B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | ガイドシャフトの固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3075881B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101961121B1 (ko) * | 2016-12-28 | 2019-07-17 | 한국국토정보공사 | 수직원형기포 조정 장치 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3339975B2 (ja) * | 1994-11-02 | 2002-10-28 | オリンパス光学工業株式会社 | リニアガイド装置 |
JP4603478B2 (ja) * | 2005-12-06 | 2010-12-22 | 株式会社日立製作所 | 光ディスク装置 |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP05042747A patent/JP3075881B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101961121B1 (ko) * | 2016-12-28 | 2019-07-17 | 한국국토정보공사 | 수직원형기포 조정 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06259895A (ja) | 1994-09-16 |
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Legal Events
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