JP3074450B2 - 同軸コネクタ - Google Patents
同軸コネクタInfo
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Description
ンタクトの圧入構造に特徴を有する同軸コネクタに関す
る。
断面図である。
は、コンタクト挿入孔20を有するインシュレータ2
と、コンタクト挿入孔20内に挿入されるコンタクト3
と、導電材料から成り、インシュレータ2を受入れて保
持する外筐4とを有している。
3をインシュレータ2のコンタクト挿入孔20に圧入す
る構造に成っておらず、コンタクト3の抜け防止のため
の構造及びコンタクトの回転防止のための構成は、イン
シュレータ2及びコンタクト3には設けられていなかっ
た。このため、従来では、同軸ケーブル8の中心導体8
0をコンタクト3の端子部32に半田付けし、同軸ケー
ブル8の外部導体81の編組を、ガスケット11、ブレ
イドクランプ12等を介在させてクランプナット13に
よって外筐4に固定し、これにより、コンタクト3の抜
け防止及び回転防止を行っていた。
軸コネクタでは、コンタクトの抜け防止及び回転防止の
ために、同軸ケーブルの中心導体及び外部導体を利用し
てるため、これらの接続部分が不安定な構造と成ってお
り、断線等が生じる虞があった。更に、コンタクトの抜
け防止及び回転防止のために、コンタクトの端子部に中
心導体を半田付けしたり、編組をクランプナットによっ
てボディに固定する等の作業が必要であり、組立作業性
が悪かった。
の中心導体及び外部導体の接続部分が電気的に安定し、
しかも組立を容易に行える同軸コネクタを提供すること
にある。
れば、コンタクト挿入孔を有するインシュレータと、前
記コンタクト挿入孔内に挿入されるコンタクトと、導電
材料から成り、前記インシュレータを受入れて保持する
外筐とを含む同軸コネクタにおいて、前記コンタクト挿
入孔は、小径部と、該小径部の一端に連なる第1の大径
部と、前記小径部の他端に連なる第2の大径部とを有
し、前記コンタクトは、接触部と、該接触部に連設され
た固定部と、該固定部に連設され、かしめることによっ
て同軸ケーブルの中心導体に接続される端子部とを有
し、前記固定部は、更に前記第1の大径部内に保持され
る部分と、前記小径部と嵌合する溝と、該溝上に形成さ
れ、前記コンタクトの長手方向に沿って延在し、前記小
径部に圧入される直線ナールと、前記第2の大径部内に
配置され、前記小径部と前記第2の大径部との間に生じ
た段差部に当接する鍔状部分とを有し、前記外筐にフェ
ルールが設けられ、該フェルールは、導電材料から成
り、前記同軸ケーブルの外部導体と共に前記外筐に装着
され、かしめることによって前記外筐と前記外部導体と
を接続するように成っており、前記接触部、前記固定部
及び前記端子部は、それぞれ円筒状であり、前記同軸ケ
ーブルの中心導体を接続した前記コンタクトを前記長手
方向に沿って前記インシュレータ内に挿入し圧入するこ
とにより、前記コンタクトの軸方向の位置決めをし、且
つ前記コンタクトの回転止めをできるようにしたことを
特徴とする同軸コネクタが得られる。
と前記固定部の外径が等しく、前記端子部の外径が前記
固定部よりも小径であることを特徴とする請求項1記載
の同軸コネクタが得られる。
け防止は、インシュレータのコンタクト挿入孔内に形成
された小径部と、コンタクトの固定部に形成された溝と
を嵌合する事により行われる。また、コンタクトの回転
防止は、固定部の溝内に形成された直線ナールをコンタ
クト挿入孔内に形成された小径部に圧入することにより
行われる。従って、コンタクトは、インシュレータに確
実に固定される。
めるだけで同軸ケーブルの中心導体に接続される。ま
た、外筐と同軸ケーブルの外部導体とは、外筐に装着さ
れたフェルールをかしめるだけで互いに接続される。
を示し、(a)は部分断面図、(b)は要部の断面図、
図2は図1(b)におけるA部の拡大図、図3は図1に
示す同軸コネクタの要部の組立前の状態での断面図、図
4は図1に示す同軸コネクタの断面図である。
コネクタ1は、インシュレータ2と、コンタクト3と、
外筐4と、フェルール5と、スリーブ6とを有してい
る。
円筒を同軸に連結したような形状をしており、その縦断
面形状は、略凸状である。インシュレータ2は、その中
心部にコンタクト挿入孔20が形成されている。このコ
ンタクト挿入孔20は、小径部21と、この小径部21
の一端に連なる第1の大径部22と、小径部21の他端
に連なる第2の大径部23とを有している。小径部21
は、コンタクト挿入孔20の内周面に沿って延在し、丁
度、リング状に成っている。
クト挿入孔20内に挿入される。コンタクト3は、接触
部30、固定部31、及び端子部32を有し、これら
は、一体に形成されている。
タのコンタクト(図示せず)と接触する部分である。こ
の接触部30は、ソケット型のものである。勿論、この
接触部30は、ピン型のものでも良い。
れ、この固定部31がコンタクト挿入孔20によって保
持されるように成っている。従って、固定部31の外径
は、接触部30及び端子部32の外径と同じか、それ以
上にすると良い。固定部31は、更に第1の大径部22
内に保持される部分31aと、溝33と、直線ナール3
4と、鍔状部分31bとを有している。溝33は、コン
タクト挿入孔20内に形成された小径部21と嵌合し、
コンタクト3の抜け防止をする。直線ナール34は、コ
ンタクト3の長手方向に沿って延在し、コンタクト挿入
孔20内に形成された小径部21に圧入される。これに
より、コンタクト3の回転防止をする。鍔状部分31b
は、第2の大径部23内に配置されており、小径部21
と第2の大径部23との間に生じた段差部24に当接し
ている。
れている。この端子部32は、同軸ケーブル8の中心導
体80に接続される部分である。この端子部32は、略
円筒状であり、この中に中心導体80を受け入れる。中
心導体80を受け入れた状態で端子部32をかしめるこ
とにより、この端子部32は、中心導体80に接続され
る。
り、この中にインシュレータ2を受け入れ、これを保持
する。この外筐4は、外筐本体40と、この外筐本体4
0に螺合する蓋部41とから成る。外筐本体40は、略
ハトメ状であり、この中にインシュレータ2が収められ
る。蓋部41は、外筐本体40の一端部に螺合し、イン
シュレータ2を外筐本体40に押し付けてこれを固定す
る。蓋部41の一端部には、端子部41aが形成されて
いる。
4の端子部41aに装着される。この時、端子部41a
とフェルール5の間には、同軸ケーブル8の外部導体8
1が介在するように成っている。従って、このフェルー
ル5をかしめることによって、外筐4と外部導体81と
が機械的に強固に結合されると共に、外筐4と外部導体
81とが電気的に接続される。
ついて説明する。
を概略的に示す工程図である。
に、同軸ケーブル8に、フェルール5及びスリーブ6を
装着する。この際、フェルール5は、同軸ケーブル8の
外被82の外周に装着され、スリーブ6は、同軸ケーブ
ル8の外部導体81と絶縁体83の間に装着される。次
に、(b)に示すように、コンタクト3の端子部32内
に中心導体80を挿入し、その後、端子部32をかしめ
る。これにより、コンタクト3と中心導体80とが接続
される。次に、(c)に示すように、スリーブ6によっ
て、外部導体81の編組を押し広げ、この状態で、コン
タクト3をその長手方向に沿ってインシュレータ2内に
圧入する。これにより、コンタクト3がインシュレータ
2に固定されると共に、外部導体81が外筐4の端子部
41aを取り囲む。次に、(d)に示すように、フェル
ール5を端子部41aの方へ移動し、そして、フェルー
ル5と端子部41aとで外部導体81を挟む。この状態
で、フェルール5をかしめることにより、外筐4と外部
導体81とが接続される。
インシュレータ内に圧入するだけでコンタクトをインシ
ュレータに確実に固定することができ、これによりコン
タクトの抜け防止及び回転防止をすることができる。ま
た、本発明の同軸コネクタは、コンタクトの端子部及び
フェルールをかしめるだけで、同軸ケーブルの中心導体
をコンタクトに、同軸ケーブルの外部導体を外筐に接続
することができ、そして、コンタクトをインシュレータ
内に圧入するだけでコンタクトをインシュレータに固定
することができるので、組立作業性に優れている。
タクトはインシュレータに確実に固定されるので、コン
タクトと中心導体の接続部分、及び外筐と外部導体の接
続部分は、ぐらつくことがなく、安定しており、従っ
て、断線等を防止することができる。
(a)は部分断面図、(b)は要部の断面図である。
での断面図である。
示す工程図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 コンタクト挿入孔を有するインシュレー
タと、前記コンタクト挿入孔内に挿入されるコンタクト
と、導電材料から成り、前記インシュレータを受入れて
保持する外筐とを含む同軸コネクタにおいて、前記コン
タクト挿入孔は、小径部と、該小径部の一端に連なる第
1の大径部と、前記小径部の他端に連なる第2の大径部
とを有し、前記コンタクトは、接触部と、該接触部に連
設された固定部と、該固定部に連設され、かしめること
によって同軸ケーブルの中心導体に接続される端子部と
を有し、前記固定部は、更に前記第1の大径部内に保持
される部分と、前記小径部と嵌合する溝と、該溝上に形
成され、前記コンタクトの長手方向に沿って延在し、前
記小径部に圧入される直線ナールと、前記第2の大径部
内に配置され、前記小径部と前記第2の大径部との間に
生じた段差部に当接する鍔状部分とを有し、前記外筐に
フェルールが設けられ、該フェルールは、導電材料から
成り、前記同軸ケーブルの外部導体と共に前記外筐に装
着され、かしめることによって前記外筐と前記外部導体
とを接続するように成っており、前記接触部、前記固定
部及び前記端子部は、それぞれ円筒状であり、前記同軸
ケーブルの中心導体を接続した前記コンタクトを前記長
手方向に沿って前記インシュレータ内に挿入し圧入する
ことにより、前記コンタクトの軸方向の位置決めをし、
且つ前記コンタクトの回転止めをできるようにしたこと
を特徴とする同軸コネクタ。 - 【請求項2】 前記接触部と前記固定部の外径が等し
く、前記端子部の外径が前記固定部よりも小径であるこ
とを特徴とする請求項1記載の同軸コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07107679A JP3074450B2 (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 同軸コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07107679A JP3074450B2 (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 同軸コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08306441A JPH08306441A (ja) | 1996-11-22 |
JP3074450B2 true JP3074450B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=14465234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07107679A Expired - Fee Related JP3074450B2 (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 同軸コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074450B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100436117C (zh) * | 2005-05-31 | 2008-11-26 | 蒋亨雷 | 汽车动力转向管及其制造工艺 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101008562B1 (ko) * | 2008-08-18 | 2011-01-14 | (주)기가레인 | 동축접촉시스템 |
-
1995
- 1995-05-01 JP JP07107679A patent/JP3074450B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN100436117C (zh) * | 2005-05-31 | 2008-11-26 | 蒋亨雷 | 汽车动力转向管及其制造工艺 |
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JPH08306441A (ja) | 1996-11-22 |
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