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JP3071579B2 - 二画面多重化動画像の符号化装置及び復号化装置 - Google Patents

二画面多重化動画像の符号化装置及び復号化装置

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JP3071579B2
JP3071579B2 JP27714592A JP27714592A JP3071579B2 JP 3071579 B2 JP3071579 B2 JP 3071579B2 JP 27714592 A JP27714592 A JP 27714592A JP 27714592 A JP27714592 A JP 27714592A JP 3071579 B2 JP3071579 B2 JP 3071579B2
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frame
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吉孝 中野
琢也 野原
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NEC Corp
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NEC Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる絵柄からなる2
種類の動画像信号を多重化して、符号化する動画像符号
化装置およびこの動画像符号化装置によって符号化した
画像データを受信して復号化する動画像復号化装置に関
し、特に、1つの符号化器で2種類の動画像信号をフレ
ーム時間分割多重した二画面画像データに符号化する動
画像符号化装置および1つの復号器でフレーム時間分割
多重された二画面画像データを2種類の動画像信号に復
号化する動画像復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11に示すように、一画面に2種類の
動画像を表示するシステムがある。ここでは、2種類の
動画像の一方をA画面、他方をB画面と呼ぶことにす
る。このようなシステムは、送信側に動画像符号化装置
を有し、受信側に動画像復号化装置を有する。従来のシ
ステムにおいては、動画像符号化装置は2種類の動画像
を1種類の動画像とみなして符号化処理を行い、動画像
復号化装置は2種類の動画像を1種類の動画像とみなし
て復号化処理を行っていた。
【0003】図10(A)に従来の動画像符号化装置と
してフレーム間予測を用いた予測符号化装置の例を示
し、図10(B)に従来の動画像復号化装置としてフレ
ーム間予測を用いた予測復号化装置の例を示す。
【0004】図10(A)を参照して、従来の動画像符
号化装置は、符号化回路100と、バッファメモリ10
7と、符号化制御回路108とから構成されている。符
号化制御回路108は、バッファメモリ107のオーバ
ーフロー、アンダーフローが発生しないように、その占
有率に応じて符号化回路100の量子化特性等を制御す
る。符号化回路100において、セレクタ102は、符
号化制御回路108の制御にしたがい、通常は入力端子
101からの画像信号を選択し、バッファメモリ107
の占有率が高い時はフレームメモリ105の出力を選択
してフレーム間引きを行う。セレクタ102の出力信号
は、減算器110においてフレームメモリ105からの
予測値を減算される。量子化器103は、減算器110
からの予測誤差信号を量子化する。量子化された予測誤
差信号は、可変長符号化回路106で可変長符号化され
た後、バッファメモリ107へ書き込まれる。バッファ
メモリ107に蓄積された符号化画像信号は出力端子1
09を介して出力され、図示しない音声情報を多重化さ
れる。また、量子化器103の出力は逆量子化器104
で逆量子化され、加算器111の一方の入力端子に供給
される。加算器111の他方の入力端子には、フレーム
メモリ105からの予測信号が供給されており、加算器
111は局部復号化信号を発生する。局部復号化信号
は、フレームメモリ105に書き込まれる。量子化器1
03および逆量子化器104の量子化特性は、符号化制
御回路108により制御され、バッファメモリ107の
占有率が高いときは粗く量子化を行い、低いときは細か
く量子化を行う。このように、従来の符号化装置は、1
画面に二種類の画像があっても1画面単位のフレーム間
予測符号化を行っていた。
【0005】図10(B)を参照すると、従来の動画像
復号化装置は、復号化回路200と、バッファメモリ2
02から構成されている。バッファメモリ202は、入
力端子201からの受信画像データが十分復号化できる
まで、書き込まれたデータを蓄積し、復号化できると判
断されたとき、1フレーム分の画像データを読み出して
出力する。復号化回路200において、可変長復号化回
路203は、バッファメモリ202から出力された画像
データの可変長符号から元の予測誤差信号に復元する。
予測誤差信号は、逆量子化器204で逆量子化され、加
算器205の一方の入力端子に供給される。加算器20
5の他方の入力端子には、フレームメモリ206からの
予測信号が供給されており、加算器205は復号化画像
信号を発生する。復号化画像信号は、出力端子207よ
り出力され、また、フレームメモリ206に書き込まれ
る。このように、従来の復号化装置は、1画面に2種類
の画像が合成された画面を1画面単位にフレーム間予測
復号化を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の符
号化装置では、1画面が2種類の動画像から構成されて
いても、1種類の動画像を符号化する場合と同様の符号
化を行うため、2つの動画像が互いに他の動画像の符号
化に影響を与える。すなわち、量子化特性をバッファメ
モリの占有率、すなわち1画面当たりの符号化信号の情
報量の増減で決定しており、各動画像の符号化信号情報
量の差は考慮されていない。このため、一方の動画像の
みが大きく動いたとしても、画面全体の量子化特性が粗
く制御されてしまうという問題がある。
【0007】また、従来の復号化装置では、1画面が2
種類の動画像から構成されていても、1種類の動画像を
符号化したときと同様の復号化を行うため、2つの動画
像が互いに他の動画像の復号化に影響を与える。すなわ
ち、送信側の符号化装置において、量子化特性を送信側
のバッファメモリの占有率、すなわち1画面当たりの符
号化信号の情報量の増減で決定しており、各動画像の符
号化信号情報量の差は考慮されていない。このため、受
信側の復号化装置においても、同様に一方の動画像のみ
が大きく動いたとしても、画面全体の量子化特性が粗く
復号化されてしまうという問題がある。
【0008】そこで本発明の技術的課題は、2種類の異
なる絵柄の動画像を多重化して符号化する場合に、フレ
ーム単位に2つの動画像を交互に効率良く符号化できる
符号化装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の技術的課題は、2種類の異な
る絵柄の動画像を多重化し、符号化したデジタル信号を
受信して復号化する場合に、受信した信号に従って2つ
の画像データを交互に効率よく復号化し、元の2つの動
画像を得ることができる復号化装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の二
画面多重化動画像の符号化装置は、第1の画面と第2の
画面との二画面から成る2種類の異なる絵柄の画像信号
を多重化して符号化する動画像符号化装置であって、
ィールド時間毎に第1の画面と第2の画面とが交互に多
重化されたデジタル画像信号を入力し、フレーム時間毎
に交互に多重化した二画面多重化画像データに変換し、
この二画面多重化画像データと多重化された二画面を
別する二画面識別信号とを出力するフォーマット変換回
路と、このフォーマット変換回路から出力される二画面
多重化画像データと符号化許可信号とを入力し、この符
号化許可信号入力時には、符号化画像識別信号に応じて
前記二画面多重化画像データを符号化パラメータに従っ
符号化し、符号化画像データとこの符号化画像データ
の符号長情報とを出力する符号化回路と、この符号化回
路から出力される符号化画像データを一旦記憶し一定速
度で出力すると共に、データの占有量情報を出力するバ
ッファメモリと、符号化回路から出力される符号長情報
を入力し、符号化された直後のフレームの発生情報量を
算出する発生情報量算出回路と、この発生情報量算出回
路から出力された発生情報量に基づいて、符号化回路で
の符号化に必要な符号化パラメータを制御する符号化パ
ラメータ制御回路と、バッファメモリから出力される符
号化開始直前の占有量情報によって次のフレームが符号
化できるか否かを判定し、フォーマット変換回路から出
力される二画面識別信号に基づいて、符号化回路におい
て第1の画面のフレームと第2の画面のフレームとを交
互に符号化するように、符号化すべき画面を識別するた
めの符号化画像識別信号および符号化許可信号を発生す
る符号化タイミング制御手段と備えている。
【0011】請求項2記載の発明の二画面多重化動画像
の符号化装置では、請求項1の構成に加え、符号化回路
は、第1の画面に対応する第1の局部復号画像データを
記憶する第1のフレームメモリと、第2の画面に対応す
る第2の局部復号画像データを記憶する第2のフレーム
メモリと、符号化タイミング制御手段によって得られた
符号化画像識別信号に従って、第1及び第2のフレーム
メモリからの符号化予測値をフレーム単位に選択する符
号化予測値選択手段と、符号化予測値選択手段によって
選択された予測値と符号化パラメータ制御回路から出力
される符号化パラメータに従って二画面多重化画像デー
タを符号化して符号化データを出力する符号化手段と、
符号化データと第1の画面と2の画面のどちらかのフレ
ームが符号化されたかを示す識別信号と符号化パラメー
タとを多重化して、符号化画像データを出力する多重化
手段とを含むものである。
【0012】請求項3記載の発明の二画面多重化動画像
の符号化装置では、請求項1の構成に加え、符号化パラ
メータ制御回路が、発生情報量算出回路で算出された発
生情報量を第1の画面、第2の画面別に一旦保持し、こ
の保持された発生情報量と前回符号化したときの符号化
パラメータに基づいて、第1の画面と第2の画面別々に
符号化パラメータを決定する符号化パラメータ制御手段
、次に符号化されるフレームが第1の画面か第2の
面かによって符号化パラメータ制御手段で決定された
れぞれの符号化パラメータのどちらかを選択する符号化
パラメータ選択手段を含むものである。
【0013】請求項4記載の発明の二画面多重化動画像
の復号化装置は、第1の画面と第2の画面との二画面か
ら成る2種類の異なる絵柄の画像信号を多重化して符号
化したデジタル信号を受信し、画像信号に復号する動画
像復号化装置であって、入力された符号化画像データを
一定速度で書き込み、一旦記憶した後、符号化画像デー
タと画像同期信号とを出力するバッファメモリと、この
バッファメモリから出力される符号化画像データを入力
して復号化し、多重化された二画面を識別する二画面識
別信号と復号化された画像データとを出力する復号化回
路と、この復号化回路から出力される画像データを入力
し、第1の画面と第2の画面と復号化タイミング信号
に従って交互に多重化整形し、第1の画面と第2の画面
とがフレーム時間毎に交互に多重化された二画面多重化
画像データを出力する二画面多重化整形メモリと、この
二画面多重化整形メモリから出力される二画面多重化画
像データを入力し、当該二画面多重化画像データを、フ
ィールド時間毎に交互に多重化された画像信号に逆変換
するフォーマット逆変換回路と、バッファメモリから出
力される画像同期信号と復号化回路から出力される二画
面識別信号とを入力し、二画面識別信号に基づいて第1
の画面のフレームと第2の画面のフレームとを交互に復
号化するように、復号化タイミング信号を発生する復号
化タイミング制御手段とを備えている。
【0014】請求項5記載の発明の二画面多重化動画像
の復号化装置では、請求項4記載の構成に加え、復号化
回路は、第1の画面用の第1の復号画像データを記憶す
る第1のフレームメモリと、第2の画面用の第2の復号
画像データを記憶する第2のフレームメモリと、符号化
画像データから、第1の画面と第2の画面のどちらかの
フレームを示す識別信号と符号化に使用された符号化パ
ラメータと符号化データとを分離する手段と、識別信号
に従って、第1及び第2のフレームメモリからの復号化
予測値をフレーム単位に選択する復号化予測値選択手段
と、復号化予測値選択手段によって選択された予測値と
符号化パラメータとに従って符号化データを復号化する
手段を含むものである。
【0015】請求項6記載の発明の二画面多重化動画像
の復号化装置では、請求項4記載の構成に加え、二画面
多重化整形メモリは、復号化タイミング制御信号によっ
て得られた復号化タイミング信号に従って、第1の画面
と第2の画面をそれぞれ別々の第1及び第2のフレーム
メモリに一旦書き込み、第1及び第2のフレームメモリ
から読み出された第1の画面と第2の画面とが交互に多
重化されるように選択する手段を含むものである。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0017】図1(A)は本発明の一実施例による二画
面多重化動画像用符号化装置を示すブロック図であり、
図1(B)は本発明の一実施例による二画面多重化動画
像用復号化装置を示すブロック図である。
【0018】図1(A)を参照して、この符号化装置
は、入力端子1から入力されるフィールド時間毎に2種
類の画面が多重化されたデジタル動画像信号aをフレー
ム時間毎に二画面多重化した画像データbに変換すると
ともに、二画面(A画面、B画面とする)のどちらかを
示す二画面識別信号cを出力するフォーマット変換回路
2と、この二画面多重化画像データbを符号化し、符号
化データdとこの符号化データdの符号長eとを出力す
る符号化回路3と、この符号化回路3から出力される符
号化データdを一旦記憶し、一定速度で符号化データf
として出力端子8に出力するバッファメモリ4とを備え
ている。このバッファメモリ4はメモリに蓄積されてい
るデータの占有量gも出力する。
【0019】また、符号化装置は、更に、符号化タイミ
ング制御手段を含む符号化タイミング発生回路5と、符
号化パラメータ制御手段と符号化パラメータ選択手段と
を含む符号化パラメータ制御回路6と、発生情報量算出
回路7とを備えている。発生情報量算出回路7は、符号
化回路3から出力される符号長eを入力し、各フレーム
期間に発生した符号長eを加算して発生情報量hを算出
し、符号化パラメータ制御回路6に出力する。符号化タ
イミング発生回路5は、フォーマット変換回路2から出
力される二画面識別信号cとバッファメモリ4から出力
されるバッファメモリ占有量gとを入力して、符号化許
可信号iを符号化回路3に出力し、A画面選択信号kと
B画面選択信号lと符号化画面識別信号mとを符号化回
路3および符号化パラメータ制御回路6に出力する。そ
して、符号化パラメータ制御回路6は、発生情報量hと
フレームの符号化パラメータとに基づいて、符号化パラ
メータを制御し、A画面選択信号kとB画面選択信号l
と符号化画面識別信号mとに従って、次に符号化するA
画面かB画面のフレームの符号化パラメータnを決定
し、符号化回路3に出力する。
【0020】符号化タイミング発生回路5は、バッファ
メモリ4から出力される符号化開始直前のバッファメモ
リ占有量gと判定しきい値とを比較して、まず次のフレ
ームが符号化できるか否かを判定し、さらに、フォーマ
ット変換回路2から出力される二画面識別信号cに基づ
いて、A画面のフレームとB画面のフレームとを交互に
符号化するように符号化許可信号iを制御し、また、A
画面選択信号kとB画面選択信号lと符号化画面識別信
号mとをも制御するようになっている。符号化回路3
は、符号化許可信号iがオン状態になったA画面かB画
面のフレームの画像データbを符号化パラメータnに従
って符号化する。
【0021】図1(B)を参照して、入力端子10から
入力される符号化画像受信信号pを一定速度で書き込
み、一旦記憶した後、受信した符号化データqとこの符
号化データqの先頭を示す同期信号rを出力するバッフ
ァメモリ11と、符号化データqを入力して復号化し、
復号画像データsと二画面(A画面、B画面とする)の
どちらかを示す二画面識別信号vを出力する復号化回路
12と、この復号化回路12から出力される復号化画像
データsをA画面とB画面それぞれ別々に一旦記憶し、
A画面とB画面が1フレーム毎に交互に多重化された二
画面多重化画像データtを出力する二画面多重化整形メ
モリ14と、この二画面多重化整形メモリ14から出力
される二画面多重化画像データtを入力し、フレーム時
間毎に多重化されている二画面(A画面、B画面)をフ
ィールド時間毎に2種類の画像が多重化されたデジタル
動画像信号uに変換するフォーマット逆変換回路15
と、復号化タイミング制御手段を含む復号化タイミング
発生回路13とを備えている。復号化タイミング発生回
路13は、バッファメモリ11から出力される同期信号
rと、復号化回路12から出力される二画面識別信号v
とを入力し、A画面選択信号wとB画面選択信号yとを
復号化回路12および二画面多重化整形メモリ14に出
力する。
【0022】図2は、図1における符号化タイミング発
生回路5の構成例を示すブロック図である。この符号化
タイミング発生回路5は比較器51、セレクタ52、排
他的論理和(EXOR)ゲート53、第1および第2の
レジスタ54および55、パターン発生器56、第1お
よび第2のアンドゲート57および58によって構成さ
れている。
【0023】図2において、比較器51はバッファメモ
リ占有量gを予め定めたしきい値と比較し、たとえばバ
ッファメモリ占有量gがしきい値よりも小さいとき論理
“1”レベル、それ以外は論理“0”レベルの比較結果
5aを出力する。第1のレジスタ54は二画面識別信号
cを第1のレジスタクロック5dのタイミングで保持
し、前符号化画面識別信号5bとして出力する。EXO
Rゲート53は、その一方の入力端子に二画面識別信号
cを、前符号化画面識別信号5bを他方の入力端子に受
け、排他的論理和結果を符号化許可選択信号5cとして
セレクタ52の選択端子に供給する。すなわち、符号化
許可選択信号5cは二画面識別信号cと前符号化画面識
別信号5bの両者が異なる値のときには論理“1”レベ
ル、同じ値のときには論理“0”レベルとなる。セレク
タ52は、符号化許可選択信号5cが論理“1”レベル
のとき比較器51の出力を、論理“0”レベルのとき0
の値を選択し、符号化許可信号iとして出力する。この
結果、A画面(二画面識別信号cが論理“0”レベル)
とB画面(二画面識別信号cが論理“1”レベル)が交
互に符号化されるように符号化許可信号iで制御でき
る。
【0024】パターン発生器56は、二画面識別信号
c、画像データbおよび符号化許可信号iを受け、それ
ぞれ各フレームの先頭画素および最終画素に対応する第
1および第2のパルス信号と、A画面選択信号kおよび
B画面選択信号lとを発生する。
【0025】符号化許可信号iは、第1および第2のア
ンドゲート57および58の一方の入力端子に入力され
る。これらアンドゲートの他方の入力端子にはパターン
発生器56からの第1および第2のパルス信号がそれぞ
れ入力されており、第1のアンドゲート57の出力は第
1のレジスタクロック5dとして、第2のアンドケード
58の出力は第2のレジスタクロック5eとして、それ
ぞれ第1および第2のレジスタ54および55へ供給さ
れる。第2のレジスタ55は、第2のレジスタクロック
5eのタイミングで二画面識別信号cを保持し、符号化
画面識別信号mとして出力する。
【0026】図3は、図1(A)における符号化パラメ
ータ制御回路6の構成例を示すブロック図である。この
符号化パラメータ制御回路6は、第3および第4のレジ
スタ61および63、パラメータROM(A)62、パ
ラメータROM(B)64および第2のセレクタ65か
ら構成される。
【0027】図3において、第3のレジスタ61は、発
生情報量算出回路7からの発生情報量hとパラメータR
OM(A)62から出力されるA画面の符号化パラメー
タ6bをB画面選択信号lによって保持する。同様に、
第4のレジスタ63は、発生情報量hとパラメータRO
M(B)64から出力されるB画面の符号化パラメータ
6eをA画面選択信号kによって保持する。パラメータ
ROM(A)62は、第3のレジスタ61から出力され
る前回符号化したA画面に対する発生情報量6aと符号
化パラメータ6cとに基づき、次に符号化するA画面の
符号化パラメータ6bを出力する。同様に、パラメータ
ROM(B)64は、第4のレジスタ63から出力され
る前回符号化したB画面に対する発生情報量6dと符号
化パラメータ6fとに基づき、次に符号化するB画面の
符号化パラメータ6eを出力する。第2のセレクタ65
は、符号化画面識別信号mに従ってA画面の符号化パラ
メータ6bとB画面の符号化パラメータ6eの一方を選
択し、選択したパラメータを符号化パラメータnとして
出力する。この符号化パラメータnは各A・B画面に対
して、それぞれの発生情報量が大きいときには前回のパ
ラメータよりも粗く、例えば、量子化のステップ幅は粗
くされ、逆に、発生情報量が少ないときは前回のパラメ
ータよりも細かくされるよう、予めパラメータROM
(A)62およびパラメータROM(B)64に書き込
まれている。
【0028】図4は、図1(A)における符号化回路3
の構成例を示すブロック図である。符号化回路3は、第
3のセレクタ31、量子化器32、逆量子化器33、可
変長符号化回路34、フレームメモリ(A)35、フレ
ームメモリ(B)36、第4のセレクタ37、多重化回
路38、減算器39および加算器40から構成される。
【0029】図4において、第3のセレクタ31は符号
化許可信号iによって、二画面多重化画像データbと予
測信号3bの一方を選択する。本実施例では符号化する
とき、すなわち符号化許可信号iが論理“1”レベルの
とき、第3のセレクタ31は二画面多重化画像データb
を選択する。選択された信号3aは減算器39の一方の
入力端子に入力される。減算器39は選択された信号3
aと予測信号3bとの差をとり、減算結果を予測誤差信
号として量子化器32に入力する。量子化器32は符号
化パラメータnに従い予測誤差信号を量子化し、量子化
結果を量子化レベル番号3cとして逆量子化器33およ
び可変長符号化回路34へ供給する。逆量子化器33は
量子化レベル番号3cを予測誤差信号に逆量子化し、加
算器40に出力する。加算器40は予測信号3bと逆量
子化された予測誤差信号とを加算し、加算結果を局部復
号画像データ3dとして出力する。局部復号画像データ
3dはフレームメモリ(A)35およびフレームメモリ
(B)36に入力される。可変長符号化回路34では量
子化レベル番号3cをエントロピー符号化によるコード
変換を行って圧縮符号化し、コード変換したときの符号
長eと符号化データ3gとを出力する。多重化回路38
は符号化データ3gに符号化パラメータnと符号化画面
識別信号mとを多重化し、多重化したデータを符号化デ
ータdとして出力する。
【0030】フレームメモリ(A)35に対する局部復
号画像データ3dの書き込みはA画面選択信号kが論理
“1”レベルのときに行われる。同様に、フレームメモ
リ(B)36に対する局部復号画像データ3dの書き込
みはB画面選択信号lが論理“1”レベルのときに行わ
れる。そして、フレームメモリ(A)35から読み出さ
れるA画面予測信号3eとフレームメモリ(B)36か
ら読み出されるB画面予測信号3fとはセレクタ37に
おいて、符号化画像識別信号mに応じて一方が選択さ
れ、選択された信号は次の符号化フレームに対する予測
信号3bとして減算器39へ供給される。本実施例で
は、セレクタ37は、符号化画面識別信号mが論理
“0”レベルのときA画面予測信号3eを、論理“1”
レベルのときB画面予測信号3fを選ぶとしている。
【0031】次に、図5に示したタイミングチャートを
参照して、図1(A)に示した符号化装置の動作につい
て説明する。
【0032】図5(1)はフィールド二画面多重化デジ
タル画像信号aを示し、“A”、“B”はそれぞれフィ
ールド多重されたA画面、B画面を示す。二画面多重化
デジタル画像信号aはフォーマット変換回路2で1フレ
ーム間引きされ、図5(2)に示すようにフレーム単位
にA画面とB画面とを多重化した二画面多重化データb
に変換される。フォーマット変換回路2はまた、二画面
多重化画像データbがA画面かB画面かを示す二画面識
別信号cを図5(3)のように出力する。
【0033】図5の(4)はバッファメモリ占有量gを
示し、符号化により増加し、符号化しない期間では一定
速度で減少する。このときの符号化許可信号iは図5
(5)のように判定される。図5(5)において破線部
分はA画面とB画面とを交互に符号化するように修正さ
れたことを示している。
【0034】符号化タイミング発生回路5において、図
5(6)は、レジスタクロック5dの波形を示し、図5
(7)は、レジスタクロック5eの波形を示している。
図5(8)は、二画面識別信号cをレジスタクロック5
dでサンプリングした前符号画面識別信号5bを示して
いる。図5(9)は、二画面識別信号cをレジスタクロ
ック5eでサンプリングした符号画面識別信号mを示し
ている。図5(10)は、二画面識別信号cと前符号画
面識別信号5bとの排他的論理和をとったときの出力で
あり、符号化許可信号の修正のために使用する符号化許
可選択信号5cを示している。
【0035】図5(11)は、符号化フレームの発生情
報量hを示している。符号化回路3から出力される符号
長eを入力して、符号長eを1フレーム累積加算した結
果から発生情報量h(図において、IA0、IB0、IA1
B1で示す)が得られる。
【0036】図5(12)は、符号化タイミング発生回
路5から出力されるB画面選択信号lを示し、符号化パ
ラメータ制御回路6と符号化回路3とに入力される。図
5(13)は、符号化タイミング発生回路5から出力さ
れるA画面選択信号kを示し、符号化パラメータ制御回
路6と符号化回路3とに入力される。
【0037】符号化パラメータ制御回路6において、図
5(14)は、発生情報量hをB画面選択信号lでサン
プリングしたA画面の発生情報量6a(図において、I
A0、IA1で示す)を示す。図5(15)は、発生情報量
hをA画面選択信号kでサンプリングしたB画面の発生
情報量6d(図において、IB-1 、IB0、IB1で示す)
を示す。図5(16)は、前回A画面を符号化したとき
の符号化パラメータ6bをB画面選択信号lでサンプリ
ングしたA画面符号化パラメータ6c(図において、P
A0、PA1で示す)を示す。図5(17)は、前回B画面
を符号化したときの符号化パラメータ6eをA画面選択
信号kでサンプリングしたB画面符号化パラメータ6f
(図において、PB-1 、PB0、PB1で示す)を示す。図
5(18)は、A画面の発生情報量6aとA画面符号化
パラメータ6cをパラメータROM(A)62に入力
し、出力される次に符号化するフレームの符号化パラメ
ータ6b(図において、PA1、PA2で示す)と、B画面
の発生情報量6dとB画面符号化パラメータ6fをパラ
メータROM(B)64に入力し、出力される次に符号
化するフレームの符号化パラメータ6e(図において、
B0、PB1で示す)とをセレクタ65に入力し、符号化
画面識別信号mで選択されて出力される符号化パラメー
タnを示している。
【0038】図6は、図1(B)における復号化タイミ
ング発生回路13の構成例を示すブロック図である。復
号化タイミング発生回路13はフレーム同期発生回路1
31、ゲート回路(A)132、ゲート回路(B)13
3、および反転ゲート134によって構成されている。
【0039】図6において、フレーム同期発生回路13
1は、バッファメモリ11から出力された同期信号rを
入力し、画像のフレーム周期に同期し、また受信した符
号化データが復号化される有効期間だけフレーム同期信
号13aを発生し出力する。このフレーム同期信号13
aは、ゲート回路(A)132とゲート回路(B)13
3とに入力する。復号化回路12から出力された二画面
識別信号vは、反転ゲート134に入力し、ここで二画
面識別反転信号13bとされる。ゲート回路(A)13
2は、フレーム同期信号13aと二画面識別反転信号1
3bとを入力し、二画面識別反転信号13bが論理
“1”レベルのときはフレーム同期信号13aそのまま
の信号を、論理“0”レベルのときは論理“0”レベル
の信号を、A画面選択信号wとして出力する。同様に、
ゲート回路(B)133は、フレーム同期信号13aと
二画面識別信号vとを入力し、二画面識別信号vが論理
“1”レベルのときはフレーム同期信号13aそのまま
の信号を、論理“0”レベルのときは論理“0”レベル
の信号を、B画面選択信号yとして出力する。
【0040】図7は、図1(B)における復号化回路1
2の構成例を示すブロック図である。復号化回路12
は、分離回路121、可変長復号化回路122、逆量子
化器123、加算器124、フレームメモリ(A)12
5、フレームメモリ(B)126、およびセレクタ12
7から構成される。
【0041】図7において、分離回路121は、符号化
データqから二画面識別信号vと符号化パラメータ12
gを分離し、符号化データqと二画面識別信号vと符号
化パラメータ12gとを出力する。可変長復号化回路1
22は、エントロピー符号化によるコード変換を行って
圧縮符号化された符号化データ12aを、逆に伸長復号
化し、量子化レベル番号12bを出力する。逆量子化器
123は、符号化パラメータ12gに従って量子化レベ
ル番号12bを予測誤差信号12cに逆量子化し、予測
誤差信号12cを加算器124の一方の入力端子へ供給
する。加算器124の他方の入力端子には、セレクタ1
27から出力される予測信号12dが供給され、加算器
124は復号画像データsを発生する。復号画像データ
sは、フレームメモリ(A)125およびフレームメモ
リ(B)126に入力する。
【0042】フレームメモリ(A)125に対する復号
画像データsの書き込みはA画像選択信号wが論理
“1”レベルのときに行われる。同様に、フレームメモ
リ(B)126に対する復号画像データsの書き込みは
B画像選択信号yが論理“1”レベルのときに行われ
る。そして、フレームメモリ(A)125から読み出さ
れるA画面予測信号12eとフレームメモリ(B)12
6から読み出されるB画面予測信号12fとは、セレク
タ127へ供給される。セレクタ127は、二画面識別
信号vに応じてA画面予測信号12eかB画面予測信号
12fのいずれか一方を選択し、選択した信号を次に復
号化するフレームの予測信号12dとして出力する。本
実施例では、セレクタ127は、二画面識別信号vが論
理“0”レベルのときA画面予測信号12eを、論理
“1”レベルのときB画面予測信号12fを選ぶとして
いる。
【0043】図8は、図1(B)における二画面多重化
整形メモリ14の構成例を示すブロック図である。二画
面多重化整形メモリ14は、フレームメモリ(C)14
1、フレームメモリ(D)142、選択回路143およ
び選択信号発生回路144から構成される。
【0044】図8において、復号画像データsは、フレ
ームメモリ(C)141とフレームメモリ(D)142
とに入力する。A画面選択信号wが論理“1”レベルの
とき、復号画像データs中のA画面のデータがフレーム
メモリ(C)141に書き込まれながら、そのまま出力
される。A画面選択信号wが論理“0”レベルのとき
は、フレーム毎に書き込まれたA画面のデータがフレー
ムメモリ(C)141から繰り返し読み出される。同様
に、B画面選択信号yが論理“1”レベルのとき、復号
画像データs中のB画面のデータがフレームメモリ
(D)142に書き込まれながら、そのまま出力され
る。B画面選択信号yが論理“0”レベルのときは、フ
レーム毎に書き込まれたB画面のデータがフレームメモ
リ(D)142から繰り返し読み出される。フレームメ
モリ(C)141から読み出されたA画面の復号画像デ
ータ14aとフレームメモリ(D)142から読み出さ
れたB画面の復号画像データ14bとは選択回路143
に供給される。選択信号発生回路144はB画面選択信
号yを入力し、A画面とB画面とをフレーム毎に交互に
選択する画面切替信号14cを出力する。選択回路14
3は画面切替信号14cに従ってA画面の復号画像デー
タ14aとB画面の復号画像データ14bとをフレーム
毎に選択し、新たに二画面多重化画像データtを出力す
る。本実施例では、選択信号発生回路144にB画面選
択信号yを入力しているが、A画面選択信号wを入力し
てもよい。
【0045】次に、図9に示したタイミングチャートを
参照して、図1(B)に示した復号化装置の動作につい
て説明する。
【0046】図9(1)は入力される符号化データpを
示し、“A1 ”と“A2 ”はA画面、“B0 ”と
“B1 ”はB画面を示す。図9(2)はバッファメモリ
占有量を示し、符号化データpが一定速度で入力される
につれて増加し、バッファメモリ11からデータを読み
出してアンダーフローしないと判断されたとき、1フレ
ーム分読み出されて減少する。バッファメモリ11から
符号化データが読み出されるとき、バッファメモリ11
は符号化データの先頭を示す同期信号rを図9(3)の
ように出力する。
【0047】復号化タイミング発生回路13において、
図9(4)はフレーム同期信号13aの波形を示し、図
9(5)は二画面識別信号vを示している。図9(6)
はA画面選択信号wを示し、二画面識別信号vが論理
“0”レベルのときフレーム同期信号が出力される。図
9(7)はB画面選択信号yを示し、二画面識別信号v
が論理“1”レベルのときフレーム同期信号が出力され
る。
【0048】図9(8)は復号画像データsを示す。復
号画像データsは、A画面選択信号wが論理“1”レベ
ルのときA画面(図において、A0 、A1 で示す)を示
し、B画面選択信号yが論理“1”レベルのときB画面
(図において、B0 、B1 で示す)を示す。A画面選択
信号wおよびB画面選択信号yがともに論理“0”レベ
ルのときは、不定データが出力されるか、あるいは復号
化された画面のデータがフレーム毎に繰り返し出力され
る。
【0049】二画面多重化整形メモリ14において、図
9(9)は、フレームメモリ(C)141から出力され
るA画面の復号画像データ14a(図において、A0
1で示す)を示す。図9(10)は、フレームメモリ
(D)142から出力されるB画面の復号画像データ1
4b(図において、B-1、B0 、B1 で示す)を示す。
図9(11)は、選択信号発生回路144から出力され
る画面切替信号14cを示す。選択回路143は、画面
切替信号14cが論理“0”レベルのときA画面を選択
し、論理“1”レベルのときB画面を選択する。図9
(12)は、画面切替信号14cによってA画面の復号
画像データ14aとB画面の復号画像データ14bとが
交互に選択された結果、すなわち、二画面多重化画像デ
ータtを示す。図9(13)は、フォーマット逆変換回
路15によって、フレーム時間単位の二画面多重フォー
マットからフィールド時間単位の二画面多重フォーマッ
トに変換されたデジタル動画像信号uを示す。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の符号化装
置によれば、バッファメモリから出力される符号化開始
直前の占有量情報によって次のフレームが符号化できる
か否かを判定し、さらにフォーマット変換回路から出力
される二画面識別信号に基づいて、A画面のフレームと
B画面のフレームとを交互に符号化するように、符号化
タイミング信号および符号化許可信号を制御するので、
二画面(A・B)それぞれの動きに対する追従性を損な
うことなく効率のよい予測符号化ができるという効果が
ある。
【0051】また、本発明の復号化装置によれば、送ら
れてきた符号化データから二画面識別信号を分離し、こ
の二画面識別信号に基づいて、A画面のフレームとB画
面のフレームとを交互に復号化するように、復号化タイ
ミング信号を制御するので、二画面(A・B)それぞれ
の動きに対する追従性を損なうことなく効率のよい予測
復号化ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による二画面多重化動画像の
符号化装置/復号化装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1(A)における符号化タイミング発生回路
の構成を示すブロック図である。
【図3】図1(A)における符号化パラメータ制御回路
の構成を示すブロック図である。
【図4】図1(A)における符号化回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図1(A)における二画面多重化動画像の符号
化装置の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図6】図1(B)における復号化タイミング発生回路
の構成を示すブロック図である。
【図7】図1(B)における復号化回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図8】図1(B)における二画面多重化整形メモリの
構成を示すブロック図である。
【図9】図1(B)における二画面多重化動画像の復号
化装置の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図10】従来の二画面スプリット合成動画像の符号化
装置/復号化装置の構成を示すブロック図である。
【図11】従来の二画面スプリット合成画面を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 フォーマット変換回路 3 符号化回路 4 バッファメモリ 5 符号化タイミング発生回路 6 符号化パラメータ制御回路 7 発生情報量算出回路 8 出力端子 10 入力端子 11 バッファメモリ 12 復号化回路 13 復号化タイミング発生回路 14 二画面多重化整形メモリ 15 フォーマット逆変換回路 16 出力端子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/24,7/68 H04N 7/025,7/088 G06T 9/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画面と第2の画面との二画面から
    成る2種類の異なる絵柄の画像信号を多重化して符号化
    する動画像符号化装置において、 フィールド時間毎に前記第1の画面と前記第2の画面と
    が交互に多重化されたデジタル画像信号を入力し、フレ
    ーム時間毎に交互に多重化した二画面多重化画像データ
    に変換し、この二画面多重化画像データと多重化された
    二画面を識別する二画面識別信号とを出力するフォーマ
    ット変換回路と、 該フォーマット変換回路から出力される二画面多重化画
    像データと符号化許可信号とを入力し、この符号化許可
    信号入力時には、符号化画像識別信号に応じて前記二画
    面多重化画像データを符号化パラメータに従って符号化
    し、符号化画像データとこの符号化画像データの符号長
    情報とを出力する符号化回路と、 該符号化回路から出力される符号化画像データを一旦記
    憶し一定速度で出力すると共に、データの占有量情報を
    出力するバッファメモリと、 前記符号化回路から出力される符号長情報を入力し、符
    号化された直後のフレームの発生情報量を算出する発生
    情報量算出回路と、 該発生情報量算出回路から出力された発生情報量に基づ
    いて、前記符号化回路での符号化に必要な前記符号化パ
    ラメータを制御する符号化パラメータ制御回路と、 前記バッファメモリから出力される符号化開始直前の占
    有量情報によって次のフレームが符号化できるか否かを
    判定し、前記フォーマット変換回路から出力される二画
    面識別信号に基づいて、前記符号化回路において第1の
    画面のフレームと第2の画面のフレームとを交互に符号
    化するように、符号化すべき画面を識別するための前記
    符号化画像識別信号および前記符号化許可信号を発生す
    る符号化タイミング制御手段とを具備したことを特徴と
    する二画面多重化動画像の符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記符号化回路は、 前記第1の画面に対応する第1の局部復号画像データを
    記憶する第1のフレームメモリと、 前記第2の画面に対応する第2の局部復号画像データを
    記憶する第2のフレー ムメモリと、 前記符号化タイミング制御手段によって得られた前記符
    号化画像識別信号に従って、前記第1及び前記第2の
    レームメモリからの符号化予測値をフレーム単位に選択
    する符号化予測値選択手段と、 前記符号化予測値選択手段によって選択された予測値と
    前記符号化パラメータ制御回路から出力される符号化パ
    ラメータに従って前記二画面多重化画像データを符号化
    て符号化データを出力する符号化手段と、 前記符号化データと前記第1の画面と前記2の画面 のど
    ちらかのフレームが符号化されたかを示す識別信号と前
    記符号化パラメータとを多重化して、前記符号化画像デ
    ータを出力する多重化手段とを備えたことを特徴とする
    請求項1記載の二画面多重化動画像の符号化回路。
  3. 【請求項3】 前記符号化パラメータ制御回路は、 前記発生情報量算出回路で算出された発生情報量を第1
    の画面、第2の画面別に一旦保持し、この保持された発
    生情報量と前回符号化したときの符号化パラメータに基
    づいて、第1の画面と第2の画面別々に符号化パラメー
    タを決定する符号化パラメータ制御手段、 次に符号化されるフレームが第1の画面か第2の画面か
    によって前記符号化パラメータ制御手段で決定された
    れぞれの符号化パラメータのどちらかを選択する符号化
    パラメータ選択手段を具備したことを特徴とする請求
    項1記載の二画面多重化動画像の符号化装置。
  4. 【請求項4】 第1の画面と第2の画面との二画面から
    成る2種類の異なる絵柄の画像信号を多重化して符号化
    したデジタル信号を受信し、画像信号に復号する動画像
    復号化装置において、 入力された符号化画像データを一定速度で書き込み、一
    旦記憶した後、符号化画像データと画像同期信号とを出
    力するバッファメモリと、 該バッファメモリから出力される符号化画像データを入
    力して復号化し、多重化された前記二画面を識別する二
    画面識別信号と復号化された画像データとを出力する復
    号化回路と、 該復号化回路から出力される画像データを入力し、第1
    の画面と第2の画面と復号化タイミング信号に従って
    交互に多重化整形し、前記第1の画面と前記第2の画面
    とがフレーム時間毎に交互に多重化された二画面多重化
    画像データを出力する二画面多重化整形メモリと、 該二画面多重化整形メモリから出力される前記二画面多
    重化画像データを入力し、当該二画面多重化画像データ
    を、フィールド時間毎に交互に多重化された画像信号に
    逆変換するフォーマット逆変換回路と、 前記バッファメモリから出力される画像同期信号と前記
    復号化回路から出力される二画面識別信号とを入力し、
    該二画面識別信号に基づいて第1の画面のフレームと第
    2の画面のフレームとを交互に復号化するように、前記
    復号化タイミング信号を発生する復号化タイミング制御
    手段とを具備したことを特徴とする二画面多重化動画像
    の復号化装置。
  5. 【請求項5】 前記復号化回路は、前記第1の画面用の第1の復号画像データを記憶する第
    1のフレームメモリと、 前記第2の画面用の第2の復号画像データを記憶する第
    2のフレームメモリと、 前記符号化画像データから、第1の画面と第2の画面の
    どちらかのフレームを示す識別信号と符号化に使用され
    た符号化パラメータと符号化データとを分離する手段
    と、 前記識別信号に従って、前記第1及び前記第2の フレー
    ムメモリからの復号化予測値をフレーム単位に選択する
    復号化予測値選択手段と、 前記復号化予測値選択手段によって選択された予測値と
    前記符号化パラメータとに従って前記符号化データを
    号化する手段を具備したことを特徴とする請求項4記
    載の二画面多重化動画像の復号化装置。
  6. 【請求項6】 前記二画面多重化整形メモリは、前記復
    号化タイミング制御信号によって得られた前記復号化
    イミング信号に従って、第1の画面と第2の画面をそれ
    ぞれ別々の第1及び第2のフレームメモリに一旦書き込
    み、前記第1及び前記第2のフレームメモリから読み出
    された第1の画面と第2の画面とが交互に多重化される
    ように選択する手段を具備したことを特徴とする請求項
    4記載の二画面多重化動画像の復号化装置。
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