JP3071528B2 - 誘電体フィルタ - Google Patents
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
ース電極と共振電極を形成してなる誘電体フィルタに関
する。
体)を形成し、誘電体ブロックの外面にアース電極(外
導体)を形成した誘電体共振器や、誘電体基板の表面に
共振電極(ストリップライン)を形成し、対向面にアー
ス電極を形成した誘電体共振器が、例えばマイクロ波帯
における帯域通過フィルタ等として用いられている。
を貼り合わせてなる従来の誘電体共振器の例を示す。
る。図26において1,2はそれぞれ誘電体基板であ
る。誘電体基板1の第1主面(図における上面)には4
本の共振電極3a,3b,3c,3dを設け、誘電体基
板1の第1主面から側面を介して第2主面にかけて信号
入出力電極6a,6bを形成している。また、信号入出
力電極形成部を除く4側面および第2主面(図における
裏面)にアース電極4を形成している。誘電体基板2の
第2主面(図における表面)および4側面には、信号入
出力電極6a,6bの近傍を除いてアース電極5を形成
している。
にした誘電体共振器の斜視図である。このように図26
に示した2枚の誘電体基板1,2を重ね合わせて接合す
ることによって4段の帯域通過フィルタとして作用する
誘電体共振器を構成する。
帯における送受信共用器には送信フィルタと受信フィル
タが設けられ、受信フィルタとしては、受信帯域の減衰
量が小さく且つ送信帯域の減衰量が充分大きな特性が要
求される。
り離れた帯域で所定の減衰量が得られるようにしなけれ
ばならず、そのために有効な方法として、減衰域に極を
もたせること(以下有極化という。)が有効である。と
ころが、図26および図27に示した構造の誘電体共振
器では、1段以上の共振器をとばしてその前後の共振器
同士を直接電磁界結合させることはできず、有極化でき
なかった。なお、共振電極を図26に示したように2枚
の誘電体基板内に閉鎖しないで、例えば断面円形の共振
電極形成孔を誘電体内に設け、その内面に共振電極を設
けるととともに、共振電極形成孔に結合用の端子を外部
から挿入し、所定の段の共振器間を結合させることによ
って有極化が可能であるが、共振器間を直接結合させる
ための特別な部品が必要となり、例えば基板上に表面実
装するタイプの誘電体共振器には適さない。
ことなく有極化による減衰極を備え、且つ回路基板表面
に表面実装可能とした誘電体フィルタを提供することに
ある。
る誘電体共振器は、対向する2面を開口面として複数の
貫通孔を有する誘電体ブロックに対して、各貫通孔の内
部に共振電極を形成し、外周面にアース電極および信号
入出力電極を設けた誘電体共振器において、前記誘電体
ブロックの前記対向する2面にアース電極を形成し、前
記共振電極の、それぞれの一方の端部を前記貫通孔の一
方の開口面で前記アース電極に導通し、それぞれの他方
の端部を、前記貫通孔の他方の開口面より奥まった箇所
で、前記他方の開口面における内径に略等しい開放端と
して設け、前記誘電体ブロックの外周面に、前記複数の
共振電極のうち入出力用電極に結合しない所定の2つの
共振電極の開放端付近にそれぞれ容量結合する有極化用
の結合電極を形成したことを特徴とする。
向する2面を開口面として複数の貫通孔を有する誘電体
ブロックに対して、各貫通孔の内部に共振電極を形成
し、外周面にアース電極および信号入出力電極を設けた
誘電体共振器において、前記誘電体ブロックの前記対向
する2面にアース電極を形成し、前記共振電極の、それ
ぞれの一方の端部を前記貫通孔の一方の開口面で前記ア
ース電極に導通し、それぞれの他方の端部を、前記貫通
孔の他方の開口面より奥まった箇所で、前記他方の開口
面における内径に略等しい開放端として設け、前記誘電
体ブロックの外周面に、前記信号入出力電極に容量結合
する共振電極に隣接する共振電極と容量結合する有極化
用の結合電極を前記信号入出力用電極から連続する電極
形状に形成したことを特徴とする。
ックの外周面に有極化用の結合電極がアース電極形成領
域内の一部に設けられ、この結合電極が誘電体ブロック
の貫通孔の内部に形成した複数の共振電極にそれぞれ容
量結合する。従って、その複数の共振電極は容量を介し
て結合されることになる。例えば3段以上の帯域通過フ
ィルタにおいて、第1段と第2段の共振電極間を結合電
極を介して容量結合させることによって、通過帯域の高
域側に減衰極が形成される。また、例えば5段の帯域通
過フィルタにおいて、第2段と第4段の共振電極間を結
合電極を介して容量結合させれば、通過帯域の低域側に
減衰極が形成される。
部を結合電極として分離するだけで有極化を行うことが
でき、有極化のための特別な部品を必要とせず、特性の
改善を図ることができる。また、共振電極の開放端が誘
電体ブロックの貫通孔の一方の開口面より奥まった箇所
に存在し、その開口面にはアース電極が形成されている
ため、共振電極の開放端からの電磁界リークが非常に少
ない。そのため、特別なシールド用の部材を設けること
なく、そのまま表面実装タイプの誘電体フィルタとして
用いることができる。すなわち、回路基板上に他の部品
に近接して表面実装した場合でも、他の部品や回路基板
上の配線との不要結合による信号のリークの問題が生じ
ない。
出力電極が結合電極としても使用されるため、結合電極
を兼ねる信号入出力電極をアース電極形成内の一部に設
けるだけで有極化を行うことができる。通常、信号入出
力電極は初段の共振電極および最終段の共振電極と結合
されるため、例えば、初段と次段の共振電極間を信号入
出力電極で容量結合させること、または最終段とその手
前の共振電極間を信号入出力電極で容量結合させること
ができ、これにより高域側に減衰極を有する帯域通過フ
ィルタが得られる。上記構成からなる誘電体フィルタ
は、複数の共振電極のうち信号入出力電極に容量結合す
る共振電極とそれに隣接する共振電極とに跨がるよう
に、信号入出力電極およびそれに連続する形状で有極化
用の結合電極を設ければよいので、限られたスペースに
信号入出力電極とともに有極化用の結合電極が形成でき
る。そのため、共振器の段数が少ない小型の誘電体フィ
ルタの場合でも、有極化が可能となる。また、請求項1
の場合と同様に、電磁界リークの問題も生じない。
の構成および特性を図1〜図6に示す。
において1,2はそれぞれ誘電体基板である。誘電体基
板1の第1主面(図における上面)には4つの共振電極
3a,3b,3c,3dを設け、誘電体基板1の互いに
対向する2つの側面から第2主面(図における下面)に
かけて2つの信号入出力電極を形成している。同図にお
ける6aは一方の側面に現れる信号入出力電極である。
これらの信号入出力電極の形成領域を除いて、誘電体基
板1の4側面と第2主面にアース電極4を形成してい
る。一方、誘電体基板2の第1主面(図における下面)
には電極を形成せず、誘電体基板1側の信号入出力電極
形成部付近を除いて、4側面および第2主面(図におけ
る上面)にアース電極5を形成している。
たフィルタの斜視図であり、図1に示した2枚の誘電体
基板1,2を重ね合わせて接合することによりコムライ
ン型の4段帯域通過フィルタが得られる。図2において
信号入出力電極6bは図1に示した共振電極3dの開放
端付近と容量結合する。また信号入出力電極6aは図1
に示した共振電極3a,3bのそれぞれ開放端付近と容
量結合する。
垂直断面図である。ただし図面の明瞭化のためハッチン
グは省略している(以降参照する他の断面図においても
同様)。このように信号入出力電極6aを共振電極3b
の対向面付近にまで延長したことにより、この電極6a
が結合電極として作用する。すなわち電極6aを介して
共振電極3aと3b間は容量結合することになる。
図である。図4においてRa〜Rdは図1および図3に
示した共振電極3a〜3dによる共振器、Ca,Cbお
よびCdは図3に示した各共振電極と信号入出力電極間
に生じる容量である。図4に示した等価回路において、
共振器Ra−Rb間の結合容量と共振電極と信号入出力
電極間に形成される容量CaおよびCb部分をΔ−Y変
換すれば図5に示すような等価回路となる。このように
して共振器Raと誘導リアクタンスL1との直列共振に
より高域側に減衰極が生じる。
図6においてPは減衰極である。このように通過帯域幅
の高域側に減衰極が生じることにより、通過帯域幅の高
域側を急峻に遮断することができ、例えばこの帯域通過
フィルタを受信フィルタとして用い、減衰極の周波数を
送信周波数帯域の低域側に一致させることによって送信
信号帯域を充分抑圧することができる。
ル型4段帯域通過フィルタの構成を図7〜図10に示
す。
において1,2はそれぞれ誘電体基板である。誘電体基
板1の第1主面(図における上面)には4つの共振電極
3a〜3dを設け、互いに対向する2つの側面から第2
主面(図における下面)にかけて信号入出力電極6a,
6bを設けている。さらにこの信号入出力電極6a,6
bの形成領域を除く基板の4側面および第2主面にアー
ス電極4を形成している。一方、誘電体基板2の第1主
面(図における下面)には電極を設けず、誘電体基板1
側の信号入出力電極に近接する部分を除いて4側面およ
び第2主面(図における上面)にアース電極5を形成し
ている。
に図7に示した2枚の誘電体基板1,2を重ね合わせて
接合することによってインターディジタル型4段帯域通
過フィルタが得られる。図8において信号入出力電極6
bは図7に示した共振電極3dと誘導結合する。図8の
信号入出力電極6aは共振電極3bの開放端付近にまで
延長しているため、図7の共振電極3aと誘導結合する
とともに、共振電極3bと容量結合する。
通る垂直断面図である。このように信号入出力電極6a
は2段目の共振電極3bとの間で容量Cbが生じ容量結
合する。
る。図10においてRa〜Rdは図7および図9に示し
た共振電極3a〜3dによる共振器である。このように
2段目の共振器が容量Cbを介して信号入出力端子に結
合されるため、第1の実施例の場合と同様に高域側に減
衰極が生じる。
段帯域通過フィルタの構成を図11および図12に示
す。
において8a〜8dは内導体形成孔である。これらの内
導体形成孔8a〜8d内にはそれぞれコムライン型内導
体を形成している。誘電体ブロックの外表面の一部には
信号入出力電極6a,6bを設け、この信号入出力電極
の形成領域を除いて、誘電体ブロックの外面に外導体7
を形成している。
通る垂直断面図である。図12において3a〜3dは図
11に示した内導体形成孔8a〜8dの内面に形成した
内導体である。信号入出力電極6aは内導体3aの開放
端付近と容量結合し、信号入出力電極6bは内導体3c
および3dの開放端付近とそれぞれ容量結合する。この
第3の実施例に係る帯域通過フィルタも、第1・第2の
実施例と同様に高域側に減衰極が生じる。
段帯域通過フィルタの構成を図13および図14に示
す。
に示した例と異なる点は、信号入出力電極6bだけでな
く、6aも結合電極に兼用したことである。
おいてRa〜Rdは内導体形成孔8a〜8d内に設けた
内導体による共振器である。Ca,Cbは共振器Ra,
Rbと信号入出力電極6a間に形成される容量、Cc,
Cdは共振器Rc,Rdと信号入出力電極6b間に形成
される容量である。このようにすることによって、通過
帯域幅の高域側に2つの減衰極が生じる。
タル型4段帯域通過フィルタの構成を図15および図1
6に示す。
において8a〜8dは誘電体ブロックに設けた内導体形
成孔であり、その内面にインターディジタル型に内導体
を形成している。また、誘電体ブロックの外表面の所定
領域には信号入出力電極6a,6bを形成している。
関係を示す概略平面図である。図16において3a〜3
dはそれぞれ内導体であり、インターディジタル型に配
置している。信号入出力電極6aは内導体3aの開放端
付近と容量結合する。また、信号入出力端子6bは内導
体3cの開放端付近および内導体3dの開放端付近とそ
れぞれ容量結合する。この構造によって、コムライン型
の例として図11に示したフィルタと同様に高域側に減
衰極を有する帯域通過フィルタとして機能する。
の内導体を有する帯域通過フィルタの構成を図17〜図
21に示す。
17において1,2はそれぞれ誘電体基板である。誘電
体基板1の第1主面(図における上面)には断面半円形
状の5条の溝を設け、その内面にそれぞれ内導体3a〜
3eを形成している。また、誘電体基板1の互いに対向
する2側面には信号入出力電極を設けている。6bは1
側面に現れた信号入出力電極である。これらの信号入出
力電極形成領域を除いて、誘電体基板1の4側面および
第2主面(図における下面)に外導体4を形成してい
る。一方、誘電体基板2の第1主面(図における下面)
には、同様の断面半円形状の5条の溝を設けるととも
に、その内面に内導体を形成している。誘電体基板2の
第2主面(図における上面)の所定領域に、結合電極9
を形成している。さらにこの結合電極形成領域を除いて
基板の4側面および第2主面に外導体5を形成してい
る。
うに図17に示した2枚の誘電体基板を重合わせて接合
することにより、断面円形の内導体形成孔10a〜10
eを構成する。
示す概略平面図である。図19において3a〜3eは図
18に示した内導体形成孔10a〜10eの内面にコム
ライン型に形成した内導体である。同図に示すように内
導体3bと3dの開放端付近はそれぞれ結合電極9と容
量結合する。
る。ここでRa〜Reは図17および図19に示した内
導体3a〜3eにより構成される共振器である。Cb,
Cdは図19に示した内導体3b,3dと結合電極9間
にそれぞれ形成される容量、Ca,Ceは内導体3aと
信号入出力電極6a間および内導体3eと信号入出力電
極6b間に形成される容量である。このように5段の帯
域通過フィルタのうち第2段と第4段間が容量結合する
ため、図21に示すように通過帯域幅の低域に減衰極P
が生じる。
内導体を有するインターディジタル型帯域通過フィルタ
の例を図22〜図24に示す。
17に示した例と異なる点は、インターディジタル型に
した内導体3a〜3eの配置と、第2−第4の内導体間
を容量結合するための結合電極9の配置である。図22
に示す2枚の誘電体基板を重合わせて接合することによ
って図23に示すフィルタを構成する。
と結合電極との位置関係を示す概略平面図である。この
ように、内導体3bおよび3dの開放端と結合電極9間
にそれぞれ容量が生じる。この構成によって、第6の実
施例の場合と同様に、低域側に減衰極が生じる。
例を図25に示す。図25において図18に示した例と
異なる点は、信号入出力電極6a,6bを誘電体基板2
側に設けたことである。このようにして基板に対する実
装面側に結合電極9を設けてもよい。
品を用いることなく誘電体共振器を有極化することがで
き、例えば帯域通過フィルタにおいては、高域側および
/または低域側に減衰極を設けて不要帯域の信号を充分
に減衰させることができる。また、共振電極の開放端が
誘電体ブロックの貫通孔の一方の開口面より奥まった箇
所に存在し、その開口面にはアース電極が形成されてい
るため、共振電極の開放端からの電磁界リークが非常に
少ない。そのため、特別なシールド用の部材を設けるこ
となく、そのまま表面実装タイプの誘電体フィルタとし
て用いることができる。すなわち、回路基板上に他の部
品に近接して表面実装した場合でも、他の部品や回路基
板上の配線との不要結合による信号のリークの問題が生
じない。また、請求項2に係る発明によれば、複数の共
振電極のうち信号入出力電極に容量結合する共振電極と
それに隣接する共振電極とに跨がるように、信号入出力
電極およびそれに連続する形状で有極化用の結合電極を
設ければよいので、限られたスペースに信号入出力電極
とともに有極化用の結合電極が形成できる。そのため、
共振器の段数が少ない小型の誘電体フィルタの場合で
も、有極化が可能となる。
断面図である。
る。
面図である。
る。
る。
通る垂直断面図である。
る。
ある。
る。
入出力電極との位置関係を示す概略平面図である
ある。
る。
電極との位置関係を示す概略平面図である。
ある。
る。
ある。
る。
電極との位置関係を示す概略平面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 対向する2面を開口面とする複数の貫通
孔を設けた誘電体ブロックに対して、各貫通孔の内部に
共振電極を形成し、外周面にアース電極および信号入出
力電極を形成した誘電体共振器において、 前記誘電体ブロックの前記対向する2面にアース電極を
形成し、前記共振電極の、それぞれの一方の端部を前記
貫通孔の一方の開口面で前記アース電極に導通させ、そ
れぞれの他方の端部を、前記貫通孔の他方の開口面より
奥まった箇所で、前記他方の開口面における内径に略等
しい開放端として設け、前記誘電体ブロックの外周面
に、前記複数の共振電極のうち入出力用電極に結合しな
い所定の2つの共振電極の開放端付近にそれぞれ容量結
合する有極化用の結合電極を形成したことを特徴とする
誘電体フィルタ。 - 【請求項2】 対向する2面を開口面とする複数の貫通
孔を設けた誘電体ブロックに対して、各貫通孔の内部に
共振電極を形成し、外周面にアース電極および信号入出
力電極を形成した誘電体共振器において、 前記誘電体ブロックの前記対向する2面にアース電極を
形成し、前記共振電極の、それぞれの一方の端部を前記
貫通孔の一方の開口面で前記アース電極に導通させ、そ
れぞれの他方の端部を、前記貫通孔の他方の開口面より
奥まった箇所で、前記他方の開口面における内径に略等
しい開放端として設け、前記誘電体ブロックの外周面
に、前記信号入出力電極に容量結合する共振電極に隣接
し、且つ他の信号入出力電極に結合しない共振電極に対
して容量結合する、有極化用の結合電極を前記信号入出
力用電極から連続する電極形状に形成したことを特徴と
する誘電体フィルタ。
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JP3303366A JP3071528B2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 誘電体フィルタ |
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JP3303366A Expired - Lifetime JP3071528B2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 誘電体フィルタ |
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1991
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