JP3070119U - アジャスタブルフィッティング樹脂つる - Google Patents
アジャスタブルフィッティング樹脂つるInfo
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Landscapes
- Eyeglasses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】眼鏡装着者における、樹脂製テンプルのフィッ
ティング性と長さの調節の両方を可能ならしめる。 【構成】前端部に一体に形成された丁番コマ部を有する
外側に僅かに湾曲した棒状の弾性樹脂テンプルの後端部
に、熱可塑性エラストマー製モダンに挿入する芯金の端
部を長手方向に埋設固着し、且つ、耳掛け部となる該熱
可塑性エラストマー製モダンには、小口部から後端部に
向かい該弾性樹脂テンプルの後端部が15mm〜25m
m挿入可能な大口径穴と、それに続く該芯金を挿入する
小径を有する穴をモダン後端部付近迄、連設してよりな
る長さ調整可能なフィッティング樹脂製つる。
ティング性と長さの調節の両方を可能ならしめる。 【構成】前端部に一体に形成された丁番コマ部を有する
外側に僅かに湾曲した棒状の弾性樹脂テンプルの後端部
に、熱可塑性エラストマー製モダンに挿入する芯金の端
部を長手方向に埋設固着し、且つ、耳掛け部となる該熱
可塑性エラストマー製モダンには、小口部から後端部に
向かい該弾性樹脂テンプルの後端部が15mm〜25m
m挿入可能な大口径穴と、それに続く該芯金を挿入する
小径を有する穴をモダン後端部付近迄、連設してよりな
る長さ調整可能なフィッティング樹脂製つる。
Description
【0001】
本考案は、眼鏡における、簡単に長さ調整が出来、且つ装着者の側頭部や耳介 部にフィットする樹脂製つるに関する。
【0002】
従来より、樹脂製のテンプルに於いては、図6の様に弾性樹脂により、芯金 を用いずに、丁番コマからモダンエンド迄一体的に成型されたテンプルや、図 7の様に丁番コマ部と芯金を金属で形成し、それを樹脂被覆成型するか、又はシ ート材を加工切削した中に挿入して固定したテンプル等が一般的に用いられてき た。
【0003】 又、実開平6−78926号(図示しない)に提案されている様に、モダン 小口部でテンプル長を調整できるものがある。
【0004】
しかしながら、まず図6のようなテンプルに於いては、フィッティング性は 良いが、樹脂成型の段階でモダン部の曲げ具合は形成されてしまい、各個人の装 着者に合う様に手直しするのが困難で、小売店の段階では殆どの場合に処置不可 能である。
【0005】 又、の図7の場合に於いては、耳掛け部分での折り曲げ修整は一〜二回は可 能であるが、芯金が全体的に挿入されている為に、たとえ弾性樹脂をテンプル部 材として用いた場合に於いても、復元力が損なわれフィッティング性が良くない 。又上記共に樹脂特有の潤滑性が良い為に、耳掛け部分において滑りやすく 、運動や俯く動作で比較的簡単にズレたりする事が多かった。
【0006】 又、の実開平6−78926号(図示しない)に提案されている案件に於い ては、上記の課題がある程度は解決されてはいるが、即ち、ズレ防止の為に 、モダン材料に軟質エラストマーを使用し、且つテンプルの長さを調整して、各 装着者に合わせることにより、課題の解決を試みている。
【0007】 しかし、この提案に拠れば、モダン部の曲げ形状は最初から決められ成型され ており、その分芯金を挿入する長さが短くなり、その為モダンとテンプルが抜け 易くなり、それを補う為にギザ打ち込みや、ストップバネを用い、且つ最終的に 固着する為に小口部を熱融着する事が提案されているが、作業に熟練を要し工程 も複雑になる。
【0008】
そこで本考案においては、上記課題を解決する為に、前端部に一体に形成され た丁番コマ部を有する外側に僅かに湾曲した棒状の弾性樹脂テンプルの後端部に 、熱可塑性エラストマー製モダンに挿入する芯金の端部を長手方向に埋設固着し 、且つ、耳掛け部となる該熱可塑性エラストマー製モダンには、小口部から後端 部に向かい該弾性樹脂テンプルの後端部が15mm〜25mm挿入可能な大口径 穴と、それに続く該芯金を挿入する小径を有する穴をモダン後端部付近迄、連設 してなる事を特徴とする、長さ調整可能な樹脂製フィティングつるを採用し、更 に、前記棒状弾性樹脂テンプルに、スーパーエンジニヤリングプラスチックを採 用し、前記熱可塑性エラストマー製モダンをスチレン系熱可塑性エラストマーを 採用する事により、上記課題の解決を図る。
【0009】
以下本考案を図によって詳しく説明する。
【0010】 図1は本考案の実施例の分解斜視図であり、弾性樹脂テンプル2とその前端部 に丁番コマ部1が一体的に形成され、該弾性樹脂テンプルは僅かに外側に湾曲し ほぼ棒状の形状をなし、後端部7には、モダン4に挿入する為の芯金3のn抜け 防止用のアンカー部8が埋設固着されており、前記モダン4は熱可塑性エラスト マー、好ましくはスチレン系熱可塑性エラストマーからなり、先端部には上記弾 性樹脂テンプル後端部7を挿入し且つ挿入長を調節可能となす、15mm〜25 mmの大口径を有する穴5と、更にその奥には、前記芯金3を挿入する為の小口 径の穴6がモダン後端部付近迄設けられており、工場出荷の段階に於いても其の ままモダン部を差し込んで曲げずに真直ぐのまま出荷し、販売店で装着者のサイ ズに合わせてその場で曲げ調整するだけで即使用出来る。
【0011】 前記モダン部に熱可塑性エラストマーを用いることにより、テンプル樹脂とモ ダンの摩擦接触により、一旦テンプルとモダンが嵌まり込むと容易にはズレず外 れにくくなる。その上モダンを耳の形状に折り曲げると、モダン内に挿入された 芯金3も簡単に曲がり互いに抜ける事は無くなり、又、モダンとテンプルを熱を かけて接着する等の手段も要せず、余分な部品を使用する事も無く簡単に出来る 。
【0012】 又、モダン材料にスチレン系熱可塑エラストマーを使用する事により、更に摩 擦係数が高くなり且つ何回も折曲げても外観は殆ど変化がなく、劣化も少ない。 これは素人である眼鏡装着者がモダン部を曲げ直す場合にも非常に有効であって 殆どの人で失敗無くモダン部の調整が可能となる。
【0013】 図2は本考案の平面図で、一番伸ばした段階での形状で約25mm伸長可能で 、且つ、モダンを折り曲げる際にもある程度曲げる位置の融通は利く。
【0014】 図3は本考案の平面図で、一番縮めて、頭・顔面の小さい人にフィットする様 に調節した段階での形状である。
【0015】 図4は本考案のつるを装着する側面からの模式図であって、耳介付け根9の上 下位置と顔面からの距離は人により様々で微妙な調整は、樹脂材質の種類の変化 につれて販売店などではなかなか困難になって来ているが、本考案によると、顔 面からの距離の調整はテンプルをモダンに差し込む長さで調整でき、上下の位置 もモダンの曲げ加工により簡単に調整が可能となる。
【0016】 図5は本考案の他の実施例の平面図であって、弾性樹脂テンプルにスーパーエ ンジニヤリングプラスチックを使用したものであって、外側に約45度の角度迄 開拡可能であり、これは通常バネ丁番の約25度開拡よりも遥かに広げ易く掛け やすく、且つ、通常に掛けている場合は適度な弾性を持って顔面にフィットする 。
【0017】 図6は、前記述べた様に、弾性樹脂により、芯金を用いずに、丁番コマからモ ダンエンド迄一体的に成型された従来例のテンプルの斜視図で、弾性は充分に確 保されているが、成型の段階で耳掛け部は形付けられるので長さ調整が効かず、 耳掛け部の曲げ具合の調整も殆ど出来ない、又、樹脂特有の滑りが良いので、俯 いたり運動をしたりすると直にズレる欠点がある。
【0018】 図7は前述した様に、丁番コマ部と芯金を金属で形成し、それを樹脂被覆成型 するか、又はシート材を加工切削した中に挿入して固定した他の従来例の樹脂製 のテンプルの斜視図であって、芯金が全体に挿入されている為に、曲げ加工は耳 掛け部分でも可能であるが、弾性に欠け、且つ滑りやすくこれも、俯いたときや 運動したときにはズレ、外れ易くフィッティング性は良くない。
【0019】
以上の様に、本考案の係わる樹脂ツルを採用する事により、眼鏡を装着する際 にもつるを開拡し易く、しかも、長さの調節も、熱融着法や他の部品を特別に作 る必要も無く、簡単で、モダン部分の曲げ作業も簡単に行う事が可能で、且つ、 スポーツ等の激しい動きにもズレることなく着用可能となり、新規なフィッティ ング感が得られると共に幅広い利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例分解斜視図
【図2】 本考案の平面図
【図3】 本考案の平面図
【図4】 顔面に装着した側面からの模式図
【図5】 本考案の実施例の他の平面図
【図6】 従来例の斜視図
【図7】 他の従来例の斜視図
1 丁番コマ 2 テンプル 3 モダン用芯金 4 モダン 5 大口径穴 6 小径穴 7 テンプル後端部 8 アンカー部 9 耳介付け根 10 芯金 11 金属製丁番コマ部
Claims (3)
- 【請求項1】前端部に一体に形成された丁番コマ部を有
する外側に僅かに湾曲した棒状の弾性樹脂テンプルの後
端部に、熱可塑性エラストマー製モダンに挿入する芯金
の端部を長手方向に埋設固着し、且つ、耳掛け部となる
該熱可塑性エラストマー製モダンには、小口部から後端
部に向かい該弾性樹脂テンプルの後端部が15mm〜2
5mm挿入可能な大口径穴と、それに続く該芯金を挿入
する小径を有する穴をモダン後端部付近迄、連設してな
る事を特徴とする、長さ調整可能なフィッティング樹脂
製つる。 - 【請求項2】前記棒状弾性樹脂テンプルが、スーパーエ
ンジニヤリングプラスチックよりなることを特徴とする
請求項1記載の長さ調整可能なフィッティング樹脂製つ
る。 - 【請求項3】前記熱可塑性エラストマー製モダンがスチ
レン系熱可塑性エラストマーであることを特徴とする請
求項1記載の長さ調整可能なフィッティング樹脂製つ
る。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999009591U JP3070119U (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | アジャスタブルフィッティング樹脂つる |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999009591U JP3070119U (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | アジャスタブルフィッティング樹脂つる |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3070119U true JP3070119U (ja) | 2000-07-18 |
Family
ID=43203533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999009591U Expired - Lifetime JP3070119U (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | アジャスタブルフィッティング樹脂つる |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3070119U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013516662A (ja) * | 2010-01-08 | 2013-05-13 | オークリー インコーポレイテッド | アイウェアテンプル装置及び方法 |
-
1999
- 1999-11-11 JP JP1999009591U patent/JP3070119U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013516662A (ja) * | 2010-01-08 | 2013-05-13 | オークリー インコーポレイテッド | アイウェアテンプル装置及び方法 |
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