JP3069221U - 仰開式容器 - Google Patents
仰開式容器Info
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- JP3069221U JP3069221U JP1999008966U JP896699U JP3069221U JP 3069221 U JP3069221 U JP 3069221U JP 1999008966 U JP1999008966 U JP 1999008966U JP 896699 U JP896699 U JP 896699U JP 3069221 U JP3069221 U JP 3069221U
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- plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器の正面板の内側の内正面板に剛性を付与
し、製品を収納するときに内正面板が箱の内側にたわん
で製品がひっかかることを防止する。 【解決手段】 正面板10から両側面板12、14にか
けて形成したミシン目72によって互いに区分される蓋
部76aと胴部76bとを有し、背面板16を折り曲げ
て上記蓋部を仰開できるようにした容器本体と、上記背
面板16の一端部から連接して一体に設けられ、上記蓋
部の仰開時に開口部から上部を突出するよう上記正面板
10及び上記両側面板12、14の内壁に沿って形成さ
れる両内側面板34、38、内正面板36よりなり、上
記内正面板36に横方向に少なくとも1本の罫線69、
71を、折罫線48、50まで形成したことを特徴とす
る仰開式容器。
し、製品を収納するときに内正面板が箱の内側にたわん
で製品がひっかかることを防止する。 【解決手段】 正面板10から両側面板12、14にか
けて形成したミシン目72によって互いに区分される蓋
部76aと胴部76bとを有し、背面板16を折り曲げ
て上記蓋部を仰開できるようにした容器本体と、上記背
面板16の一端部から連接して一体に設けられ、上記蓋
部の仰開時に開口部から上部を突出するよう上記正面板
10及び上記両側面板12、14の内壁に沿って形成さ
れる両内側面板34、38、内正面板36よりなり、上
記内正面板36に横方向に少なくとも1本の罫線69、
71を、折罫線48、50まで形成したことを特徴とす
る仰開式容器。
Description
【0001】
この考案は、商品を内部に収容し、搬送、陳列及び携帯され、背面板を折り曲 げて蓋部を開閉自在に形成された仰開式容器に関する。
【0002】
従来、容器の頭部が開閉自在に形成された包装用箱は、実開昭54−8792 3号公報や、実開昭55−93615号公報に開示されているように、容器の頭 部分がミシン目の部分で切り離されて、背面板の折り目部を中心に揺動自在に形 成され、開閉可能な蓋として設けられている。そして、容器本体である外箱の内 側に内前面板がミシン目を切り離すことにより形成された開口部より突出して設 けられ、頭部の蓋が係合するように形成されている。そして、内側前面板は、背 面板の端から容器本体である外箱と一体に形成され、連接する内側面板や貼着片 などによって外箱の側面板や背面板などと糊付けされている。
【0003】
上記従来の技術の場合、工場で製品を入れる時に、内正面板が箱の内側にたわ み、商品が内正面板にあたってしまい、箱に収納しにくいという問題点があった 。この問題を解消するために、内正面板の表面に糊を塗布し、正面板の裏面に接 着させると、実用新案登録公報第2553955号の「考案が解決しようとする 課題」に記載されているように、「カートンブランクが反って糊付け部分が微妙 にずれることが起こり、この状態では充填工場において起函がしにくくなるとい う問題点があった。」
【0004】 この考案は一枚ブランクで構成され、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされ たもので、内正面板が、背面板の端から外箱と一体に形成され、内側正面板が内 側にたわむことがない仰開式容器を提供することを目的とする。
【0005】
この考案は一枚ブランクで構成され、正面板から両側面板にかけて形成したミ シン目によって互いに区分される蓋部と胴部とを有し背面板を折り曲げて上記蓋 部を仰開できるようにした容器本体と、上記背面板の一端部から連接して設けら れ上記蓋部の仰開時に開口部から上部を突出するよう上記正面板及び上記両側面 板の内壁に沿って形成される両内側面板、内正面板よりなる仰開式容器である。 そして、この内正面板には横方向に少なくとも1本の罫線が、両内側面板との境 界線まで形成されている。
【0006】 以下、この考案の実施の形態について図面に基づいて説明する。図1、図2は この考案の一実施形態を示すもので、この実施の形態の仰開式容器は、図1に示 すように、1枚のブランクシートを打ち抜いて、箱体形成片100が形成されて いる。この箱体形成片100は、正面板10、側面板12、14、背面板16と 上フラップ18、内フラップ20、22、24および、底フラップ26、内フラ ップ28、30、32が形成されている。また、背面板16から連接して内側面 板34、内正面板36、内側面板38が続いて形成されている。側面板12、正 面板10、側面板14、背面板16、内側面板34、内正面板36、内側面板3 8は、各々折罫線40、42、44、46、スリット付折罫線48、50で区切 られている。そして、内正面板36の中央部を横断して折罫線69、71が形成 されている。そして、内フラップ20と側面板12、上フラップ18と正面板1 0、内フラップ22と側面板14、内フラップ24と背面板16は、それぞれ折 罫線56、58、60、62で区切られている。また、側面板12と内フラップ 30、正面板10と底フラップ26、側面板14と内フラップ28、背面板16 と内フラップ32はそれぞれ折罫線64、66、68、70で区切られている。
【0007】 側面板12、正面板10、側面板14には、ミシン目72が、背面板16には スリット付き折罫線74が連続して形成されている。そして、内側面板34には スリット付き折罫線74から連続して略L字型の切込線80が形成されている。 ミシン目72、スリット付き折罫線74から上方が蓋部76aを形成し、下方が 胴部76bを形成するものである。
【0008】 この実施形態の仰開式容器の組み立て方法について説明する。ここで図1はこ の仰開式容器の表面側から見た展開図であり、図1において紙面表面側が凸にな る折り方を正折り、紙面裏面側が凹になる折り方を逆折と称す。まず、図1の展 開図から、折罫線48を正折りし、内側面板38の表面に糊90を塗布する。そ して、折罫線44を正折りして内側面板38の表面を側面板14の裏面に糊付け する。次に、内側面板34の表面に糊90を塗布し、折罫線40を正折りし、内 側面板34の表面と側面板12の裏面を糊付けする。
【0009】 そして、製品を挿入する工場などにおいて、折罫線40、42、44、46、 48、50を90度に正折りした状態にして箱状に組み立てる。そして、商品を 天面より挿入する場合は、折罫線64、68、70を順次、90度に正折りし、 内フラップ32の表面に糊90を塗布する。そして、折罫線66を正折りして、 内フラップ32の表面と底フラップ26の裏面を糊付けする。そして箱の天面か ら製品を収納する。この時、内正面板36の中央部には折罫線69、71が横断 して形成されているため、剛性が付与される。従って、従来技術のように内前面 板36が内側にたわんで、製品を収納するときに引っかかるということが無い。
【0010】 最後に、折罫線56、60、62を順次90度に正折りし、内フラップ24の 表面に糊90を塗布する。そして、折罫線58を正折りして、内フラップ24の 表面と上フラップ18の裏面を糊付けする。この仰開式容器から製品を取り出す 時には図2に示すように従来通り、ミシン目72を破り、スリット付き折罫線7 4を逆折りすれば開口部が形成され、そこから製品を取り出すことができる。
【0011】 なお、この考案の仰開式容器は、上記実施の形態に限らず、蓋部76aや胴部 76bの形状や、位置、フラップ、ミシン目などの構成も任意に設定できるもの である。
【0012】
この実施の形態の仰開式容器によれば、内正面板36に折罫線69、71を形 成することで剛性が増し、箱の内側にたわむことを防止できる。従って工場にお いて製品を挿入する場合、内側にたわんだ内前面板によって、製品の挿入が妨げ られることがないため、効率良く製品を収納することができる。また、従来技術 と同様の製造工程で製造することができ、糊付け、組み立ても容易である。
【図1】この考案の一実施形態の仰開式容器の展開図で
ある。
ある。
【図2】この実施形態の仰開式容器の組み立て状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【符号の説明】 10 正面板 12、14 側面板 16 背面板 34、38 内側面板 36 内正面板 18 上フラップ 20、22、24、28、30、32 内フラップ 26 底フラップ 40、42、44、46、48、50、56、58、6
0、62、64、66、 68、69、70、71、7
4 折罫線 72 ミシン目 76a 蓋部 76b 胴部 80 切込線 90 糊 100 箱体形成片
0、62、64、66、 68、69、70、71、7
4 折罫線 72 ミシン目 76a 蓋部 76b 胴部 80 切込線 90 糊 100 箱体形成片
Claims (1)
- 【請求項1】 一枚ブランクで構成され、正面板から両
側面板にかけて形成したミシン目によって互いに区分さ
れる蓋部と胴部とを有し背面板を折り曲げて上記蓋部を
仰開できるようにした容器本体と、上記背面板の一端部
から連接して設けられ上記蓋部の仰開時に開口部から上
部を突出するよう上記正面板及び上記両側面板の内壁に
沿って形成される両内側面板、内正面板よりなり、上記
内正面板に横方向に少なくとも1本の罫線を、両内側面
板との境界線まで形成したことを特徴とする仰開式容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999008966U JP3069221U (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 仰開式容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999008966U JP3069221U (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 仰開式容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3069221U true JP3069221U (ja) | 2000-06-06 |
Family
ID=43202694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999008966U Expired - Lifetime JP3069221U (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 仰開式容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3069221U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014502239A (ja) * | 2010-12-07 | 2014-01-30 | フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム | 少なくとも1つの溝状陥凹線を有する内側フレーム、それを含む容器、そうした内側フレーム・ブランクの使用及び容器の安定性を増加させる方法 |
JP2021080007A (ja) * | 2019-11-22 | 2021-05-27 | 大日本印刷株式会社 | 包装箱 |
-
1999
- 1999-11-25 JP JP1999008966U patent/JP3069221U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014502239A (ja) * | 2010-12-07 | 2014-01-30 | フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム | 少なくとも1つの溝状陥凹線を有する内側フレーム、それを含む容器、そうした内側フレーム・ブランクの使用及び容器の安定性を増加させる方法 |
JP2021080007A (ja) * | 2019-11-22 | 2021-05-27 | 大日本印刷株式会社 | 包装箱 |
JP7447441B2 (ja) | 2019-11-22 | 2024-03-12 | 大日本印刷株式会社 | 包装箱 |
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