JP3067178U - コンクリ―ト製品における鉄筋保持具 - Google Patents
コンクリ―ト製品における鉄筋保持具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】鉄筋製補強部材をコンクリート製品成型用型枠
内における所定位置に保持することができるコンクリー
ト製品における鉄筋保持具を提供する。 【解決手段】十字状に形成された本体12を備えた。本
体12の下方に延びる突部は型枠の底部成型面に当接し
て鉄筋補強部材61の重量を支持する支持脚部13とし
た。本体12の側方に延びる突部は型枠の側部成型面に
当接して支持脚部13の横鉄筋63に沿う方向への移動
を阻止する規制突部14,15とした。本体12の上方
に延びる突部の途中には縦鉄筋62端部を保持する縦鉄
筋保持部21を設けた。本体12の規制突部14,15
の基端側には横鉄筋63の端部を保持する横鉄筋保持部
31を設けた。このため、両鉄筋保持部21,31が規
制突部14, 15により型枠の成型面から所定距離だけ
離間した位置に規制配置される。従って、鉄筋補強部材
を型枠内における所定位置に保持することができる。
内における所定位置に保持することができるコンクリー
ト製品における鉄筋保持具を提供する。 【解決手段】十字状に形成された本体12を備えた。本
体12の下方に延びる突部は型枠の底部成型面に当接し
て鉄筋補強部材61の重量を支持する支持脚部13とし
た。本体12の側方に延びる突部は型枠の側部成型面に
当接して支持脚部13の横鉄筋63に沿う方向への移動
を阻止する規制突部14,15とした。本体12の上方
に延びる突部の途中には縦鉄筋62端部を保持する縦鉄
筋保持部21を設けた。本体12の規制突部14,15
の基端側には横鉄筋63の端部を保持する横鉄筋保持部
31を設けた。このため、両鉄筋保持部21,31が規
制突部14, 15により型枠の成型面から所定距離だけ
離間した位置に規制配置される。従って、鉄筋補強部材
を型枠内における所定位置に保持することができる。
Description
【0001】
本考案は、コンクリート製品を補強するため、コンクリート製品に埋設される 鉄筋製の補強部材をコンクリート製品成形用型枠内における所定位置に保持する 鉄筋保持具に関するものである。
【0002】
一般に、道路の側溝として使用されるU字溝のコンクリート製の側溝蓋には鉄 筋製の補強部材が埋設され、これにより側溝蓋の強度向上が図られている。前記 補強部材は複数の鉄筋が縦横に網状に組み合わされ、互いの接触部分にて溶接さ れることにより形成されている。前記側溝蓋の強度を所定値以上とするため、補 強部材は側溝蓋内の適切な位置に埋設する必要がある。このため、補強部材は、 同補強部材をコンクリート製品成型用型枠内の所定位置に保持する鉄筋保持具が 装着された状態で型枠内に収容され、同型枠内にコンクリートが流し込まれる。 このようにして鉄筋が外部に露出することなく所定強度を有する側溝蓋が形成さ れる。
【0003】
ところが、近年、大型トレーラ等の大型大重量車両の通行が多くなってきてい る。このような大型重量車両が前記側溝蓋上を移動すると、機械的強度不足によ り側溝蓋が破損するおそれがある。そこで、前記補強部材を構成する縦横鉄筋列 のうち幅方向に使用する鉄筋の外径を長手方向の列に使用する鉄筋の外径よりも 大幅に大きくする対策が採られるようになった。また、側溝への排水効率を向上 させるために側溝蓋の長手方向にスリットの入ったものも近年多く使用されるよ うになった。これも幅方向の鉄筋を太くするもう1つの理由となっている。
【0004】 このため、前記従来の鉄筋保持具では対応することができないという問題点が あった。 本考案は前記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、鉄 筋製補強部材をコンクリート製品成型用型枠内における所定位置に保持すること ができるコンクリート製品の鉄筋保持具を提供することにある。
【0005】
請求項1に記載の考案は、複数本の縦鉄筋と複数本の横鉄筋とを縦横に結合し て形成した鉄筋補強部材を、コンクリート成型用型枠内における所定位置に保持 するコンクリート製品における鉄筋保持具において、十字状に形成された本体を 備え、前記本体の下方に延びる突部は前記型枠の底部成型面に当接して前記鉄筋 補強部材の重量を支持する支持脚部とし、また、同本体の側方に延びる突部は前 記型枠の側部成型面に当接して支持脚部の横鉄筋に沿う方向への移動を阻止する 規制突部とし、前記本体の上方に延びる突部の途中には前記縦鉄筋の端部を保持 する縦鉄筋保持部を設け、前記本体の規制突部の基端側には前記横鉄筋の端部を 保持する横鉄筋保持部を設けたことをその要旨とする。
【0006】 請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、前記本体の上方に 延びる突部は前記型枠内におけるコンクリートの流し込み上限位置を示唆する上 限示唆突部としたことをその要旨とする。
【0007】 請求項3に記載の考案は、請求項1又は請求項2に記載の考案において、前記 規制突部は、横鉄筋に対して線接触するように設けたことをその要旨とする。 請求項4に記載の考案は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の考 案において、前記縦鉄筋保持部には縦鉄筋の端部が挿入される挿入部を備え、同 挿入部の最奥壁にはコンクリートの通路を形成したことをその要旨とする。
【0008】 請求項5に記載の考案は、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の考 案において、前記横鉄筋保持部には横鉄筋の外径とほぼ同径に形成された係合凹 部を備え、同係合凹部の内径を前記挿入部の内径の少なくとも2倍以上としたこ とをその要旨とする。
【0009】 請求項6に記載の考案は、請求項5に記載の考案において、前記係合凹部の開 口部側を横鉄筋の外径よりも若干小さくなるように狭めて形成したことをその要 旨とする。
【0010】 請求項7に記載の考案は、請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の考 案において、前記支持脚部、規制突部及び上限示唆突部において、互いに隣り合 う各部の基端部間にはそれぞれ各部の基端部を支点とする側方への変形を規制す る補強部を形成したことをその要旨とする。
【0011】 請求項8に記載の考案は、請求項4に記載の考案において、前記挿入部には、 同挿入部内に挿入された縦鉄筋の挿入状態を確認する挿入位置確認手段を設けた ことをその要旨とする。
【0012】 請求項9に記載の考案は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の考 案において、前記縦鉄筋保持部及び横鉄筋保持部は、縦鉄筋及び横鉄筋をそれぞ れの側方から把持する保持部を備えたことをその要旨とする。 (作用) 従って、請求項1に記載の考案によれば、支持脚部が型枠の底部成型面に当接 することにより、縦鉄筋を把持する縦鉄筋保持部及び横鉄筋を把持する横鉄筋保 持部が型枠の底部成型面に対してそれぞれ所定の高さに保持される。また、規制 突部が型枠の側部成型面に当接することにより支持脚部の横鉄筋に沿う方向への 移動が阻止される。このため、縦鉄筋保持部及び横鉄筋保持部は型枠内の所定位 置に保持される。
【0013】 請求項2に記載の考案によれば、請求項1に記載の考案の作用に加えて、コン クリート成型用型枠内におけるコンクリートの流し込み上限位置が明確になる。 請求項3に記載の考案によれば、請求項1又は請求項2に記載の考案の作用に 加えて、前記規制突部は横鉄筋に対して線接触するため、規制突部を横鉄筋に対 して正確に沿わせることが可能となる。
【0014】 請求項4に記載の考案によれば、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記 載の考案の作用に加えて、型枠内にながしこまれた生コンクリートが通路を介し て挿入部内に進入する。このため、縦鉄筋の外部への露出が確実に防止されると 共に、同じく縦鉄筋端部が確実にコンクリート製品内に埋設され錆の浸み出しが 防止される。
【0015】 請求項5に記載の考案によれば、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記 載の考案の作用に加えて、前記係合凹部の内径が前記挿入部の内径の少なくとも 2倍以上となる。このため、縦鉄筋の少なくとも2倍以上の外径を有する横鉄筋 を把持することが可能となる。
【0016】 請求項6に記載の考案によれば、請求項5に記載の考案の作用に加えて、係合 凹部は横鉄筋により外方に押し広げられた状態で同横鉄筋を把持する。このため 、係合凹部内に把持された横鉄筋には係合凹部の弾性復帰力が常時作用する。
【0017】 請求項7に記載の考案によれば、請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記 載の考案の作用に加えて、各部の基端部を支点とする側方への変形が規制される 。
【0018】 請求項8に記載の考案によれば、請求項4に記載の考案の作用に加えて、縦 鉄筋の挿入部内における挿入状態が確認可能となる。 請求項9に記載の考案によれば、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に 記載の考案の作用に加えて、縦鉄筋及び横鉄筋はそれぞれの側方から把持される 。
【0019】
以下、本考案を道路の側溝として使用されるU字溝のコンクリート製の側溝蓋 に埋設される単層の鉄筋製補強部材の鉄筋保持具に具体化した一実施形態を図1 〜図5に基づいて説明する。
【0020】 図1に示すように、1型の鉄筋保持具11Aは例えばエポキシ樹脂等の硬質合 成樹脂により一体的に形成されている。鉄筋保持具11Aは十字状に形成された 本体12を備えており、同本体12の下方に延びる突部は支持脚部13、両側方 に延びる突部はそれぞれ第1規制突部14及び第2規制突部15、上方へ延びる 突部は上限示唆突部16とされている。支持脚部13、第1規制突部14、第2 規制突部15及び上限示唆突部16の先端はそれぞれ尖っている。
【0021】 第1及び第2規制突部14,15は、後述の鉄筋補強部材61を構成する横鉄 筋63に対して線接触するように前面が平板状に形成されている。また、本体1 2の背面には同本体12の縦横の中心軸に沿うように全体として十字状の補強リ ブ17が突設されている。尚、本実施形態において、「本体12の背面」とは本 体12における後述の横鉄筋63との非接触側の面をいい、「本体12の前面」 とは本体12における後述の横鉄筋63との接触側の面をいう。
【0022】 前記上限示唆突部16の途中には挿入部としての縦鉄筋保持部21が設けられ ている。縦鉄筋保持部21は開口部22を有した有底円筒状に形成されている。 縦鉄筋保持部21の内径は後述の鉄筋補強部材61を構成する縦鉄筋62の外径 とほぼ同じとなるように形成されている。縦鉄筋保持部21は自身の中心軸が本 体12の前面及び背面に対して直交すると共に、前記開口部22の開口端縁が本 体12の前面に対して面一となるように設けられている。また、縦鉄筋保持部2 1の最奥壁には複数の通路としての流入孔23が形成されている。
【0023】 前記第1規制突部14の基端寄りには後述の横鉄筋63側が開口したコの字状 の横鉄筋保持部31が本体12の前面に対して直交するように突設されている。 横鉄筋保持部31は前記縦鉄筋保持部21から所定距離だけ離間するように設け られている。横鉄筋保持部31のコの字内部には後述の横鉄筋63の外径とほぼ 同一径の保持部としての係合凹部32が形成されている。
【0024】 前記係合凹部32の内径は横鉄筋63の外径に対応して設定され、本実施形態 においては前記縦鉄筋保持部21の内径の少なくとも2倍以上とされている。係 合凹部32の開口部両側にはそれぞれ案内斜面33a,33bが形成されている 。両案内斜面33a,33bの基端部と係合凹部32の開口両側部との境界部に は係止突部34a, 34bが形成されている。
【0025】 前記支持脚部13、第1規制突部14、第2規制突部15及び上限示唆突部1 6の各基端部、即ち本体12の中心部において、全体として長方形をなす補強部 41が形成されている。この補強部41は支持脚部13、第1規制突部14、第 2規制突部15及び上限示唆突部16が本体12前面を含む平面内で曲げられよ うとするときの抵抗として働くと共に、横鉄筋保持部31が第1規制突部14の 周りに回動しようとするときの抵抗としても働くことになる。
【0026】 図2に示すように、2型の鉄筋保持具11Bは前記横鉄筋保持部31が第1規 制突部14側ではなく第2規制突部15側に設けられている点においてのみ前記 1型の鉄筋保持具11Aと異なる。従って、2型の鉄筋保持具11Bの各部には 1型の鉄筋保持具11Aの各部と同一の符号を付し、その重複する説明を省略す る。
【0027】 次に、鉄筋補強部材61の構成を図3に基づいて説明する。 図3に示すように、鉄筋補強部材61はそれぞれ互いに平行に配設された複数 の縦鉄筋62と各縦鉄筋62に直交するように配設された複数の横鉄筋63とを 備えている。各鉄筋62,63は互いに接触する部分において溶接により連結固 定されている。本実施形態においては、縦鉄筋62及び横鉄筋63はそれぞれ4 本とされている。
【0028】 次に、側溝蓋を製造するコンクリート成型用型枠について図3〜図6(a), (b)に基づいて説明する。 図6(a)に示すように、コンクリート成型用型枠(以下、「型枠」という。 )71はそれぞれ上部が開口した直方体状の第1成形部72及び第2成形部73 を備えている。両成形部72,73は互いに所定間隔、即ち横鉄筋63中央寄り の2本の縦鉄筋62の配列ピッチよりも狭い間隔をおいて配置され、連結部材( 図示略)にて連結されている。
【0029】 図3及び図4に示すように、両成形部72,73内の幅方向長は、鉄筋補強部 材61が型枠71内に収容されたとき、同鉄筋補強部材61に装着された1型鉄 筋保持具11Aの第1規制突部14及び2型鉄筋保持具11Bの第2規制突部1 5の先端が、それぞれ第1及び第2成形部72,73の長手側の成型面72a, 73aに当接する程度の長さに設定されている。
【0030】 図3及び図5に示すように、両成形部72,73内の長手方向長は、1型及び 2型鉄筋保持具11A, 11Bが装着された状態の鉄筋補強部材61の長手方向 長よりも若干長くなるように設定されている。このため、鉄筋補強部材61の一 端側の2コーナに装着された1組の1型及び2型鉄筋保持具11A, 11Bにお ける縦鉄筋保持部21とこれに対向する第1及び第2成形部72,73の幅側の 成型面72b, 73bとの間には若干の空隙が形成される。
【0031】 図6(a), (b)に示すように、第1及び第2成形部72,73の互いに対 向する側壁には横鉄筋63の配列ピッチに対応するように横鉄筋63と同数の係 止切欠74が形成されている。各係止切欠74の開口幅は横鉄筋63の外径とほ ぼ同じ長さとされており、同各係止切欠74の下行部は横鉄筋63の外周とほぼ 同じ曲率半径を有する円弧状の係合部75とされている。
【0032】 図4及び図5に示すように、各係止切欠74の切欠深さは、1型及び2型鉄筋 保持具11A, 11Bが装着された鉄筋補強部材61が型枠71内に収容され、 各支持脚部13の先端が第1及び第2成形部72,73の底部成型面72c, 7 3cにそれぞれ当接したとき、各横鉄筋63が係合部75に対して係合する程度 とされている。
【0033】 次に、1型及び2型鉄筋保持具11A, 11Bの鉄筋補強部材61への装着時 における作用を図1〜図3に基づいて説明する。 図3に示すように、1型の鉄筋保持具11A及び2型の鉄筋保持具11Bは、 それぞれ同種のものが鉄筋補強部材61の対角に位置するように装着される。両 鉄筋保持具11A, 11Bは縦鉄筋保持部21の開口部22と縦鉄筋62の外端 部とを対向させた状態で鉄筋補強部材61の長手方向外方から装着される。
【0034】 図1及び図3に示すように、両鉄筋保持具11A, 11Bの縦鉄筋保持部21 の開口部22にそれぞれ横鉄筋63の両端側に位置する縦鉄筋62の外端部を挿 入しようとすると、横鉄筋保持部31の案内斜面33a,33bが横鉄筋63の 外周面に当接する。この状態からさらに両鉄筋保持具11A, 11Bをそれぞれ 横鉄筋63側に押圧すると、案内斜面33a,33bは横鉄筋63の係合凹部3 2側への進入をガイドしながらそれぞれ互いに離間する方向に弾性変形する。
【0035】 そして、横鉄筋63が係止突部34a, 34bを互いに離間する方向に押しの けながら乗り越えると、同横鉄筋63は係合凹部32内に嵌まり込むと共に、縦 鉄筋62の外端部が開口部22を介して縦鉄筋保持部21内に挿入される。する と、案内斜面33a,33b及び係止突部34a, 34bは原位置に弾性復帰す る。この結果、係合凹部32内の横鉄筋63は係止突部34a, 34bに係止さ れ、外方への離脱が防止される。
【0036】 このような装着作業を繰り返して鉄筋補強部材61の4つのコーナに両鉄筋保 持具11A, 11Bがそれぞれ装着される。 次に、鉄筋補強部材61の型枠71内への収容時における鉄筋保持具11A, 11Bの作用を図3〜図5に基づいて説明する。
【0037】 前記鉄筋補強部材61はその4つのコーナに鉄筋保持具11A, 11Bが装着 された状態で前記型枠71内に上方から挿入され、図3〜図5に示すような状態 で型枠71内に収容保持される。
【0038】 図4及び図5に示すように、1型及び2型鉄筋保持具11A, 11Bの支持脚 部13の先端はそれぞれ前記第1及び第2成形部72,73の底部成型面72c , 73cに当接する。このため、各縦鉄筋保持部21及び横鉄筋保持部31は底 部成型面72c, 73cに対して一定の高さに安定して保持される。従って、各 縦鉄筋保持部21及び横鉄筋保持部31にて把持された鉄筋補強部材61も底部 成型面72c, 73cから所定距離だけ離間した所定位置に安定して支持される 。鉄筋補強部材61の重量は各支持脚部13により分担して支持される。
【0039】 また、図3及び図4に示すように、1型鉄筋保持具11Aの第1規制突部14 及び2型鉄筋保持具11Bの第2規制突部15の先端は、それぞれ型枠71の長 手方向の外側成型面72a, 73aに当接する。このため、各支持脚部13の横 鉄筋63の延出方向に沿う方向への移動が阻止される。即ち、各縦鉄筋保持部2 1及び横鉄筋保持部31の横鉄筋63の延出方向に沿う方向への移動が阻止され る。従って、各縦鉄筋保持部21及び横鉄筋保持部31にて把持された鉄筋補強 部材61の横鉄筋63の延出方向に沿う方向への移動も阻止され、鉄筋補強部材 61と型枠71の長手方向の外側成型面72a,73aとの間の距離が一定に保 持される。
【0040】 図3に示すように、鉄筋補強部材61の一端側に装着された1組の1型及び2 型鉄筋保持具11A, 11Bの縦鉄筋保持部21とこれに対向する第1及び第2 成形部72,73の幅方向の成型面72b, 73bとの間にはそれぞれ若干の空 隙が形成される。この空隙は微少であることがら後述する側溝蓋の強度には何ら 影響を与えない。
【0041】 このような状態で型枠71内に収容された鉄筋補強部材61は、型枠71内に おける所定位置に安定して保持される。このため、図7に示すようなコンクリー ト製品としての側溝蓋81を成型する際、型枠71内に生コンクリートを流し込 んでも鉄筋補強部材61は移動しない。従って、成形される側溝蓋81は所定の 強度を有する精度の高いものとなる。
【0042】 尚、図6(b)に示すように、側溝蓋81の成型時、型枠71の係止切欠74 と横鉄筋63とから形成される空隙Sは閉鎖部材(図示略)により閉鎖される。 この状態で型枠71内に生コンクリートが流し込まれる。このため、前記空隙S から流し込んだ生コンクリートが型枠71の外部に流出することはない。
【0043】 また、型枠71内における生コンクリートの流し込み上限位置は各上限示唆突 部16により明確にされており、生コンクリートは各上限示唆突部16の先端部 を指標として型枠71内に流し込まれる。即ち、生コンクリートは、その上面が 互いに隣り合う上限示唆突部16の先端間を結ぶ4つの直線を全て含む平面とほ ぼ一致する程度の量だけ型枠71内に流し込まれる。このため、生コンクリート の型枠71内への流し込み過ぎが防止される。
【0044】 従って、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。 (1)前記両鉄筋保持具11A, 11Bには縦鉄筋保持部21、横鉄筋保持部 31、第1規制突部14、第2規制突部15及び支持脚部13を備えた。このた め、両鉄筋保持部21, 31は第1及び第2規制突部14,15により型枠71 の成型面72a, 72b, 73a, 73bから所定距離だけ離間した位置に規制 配置される。従って、両鉄筋保持部21, 31に把持された鉄筋補強部材61を 型枠71内における所定位置に保持することができる。
【0045】 (2)前記両鉄筋保持具11A, 11Bには上限示唆突部16を設けた。この ため、型枠71内におけるコンクリートの流し込み上限位置が明確になる。従っ て、適量の生コンクリートを型枠71内に流し込むことができる。
【0046】 (3)前記第1及び第2規制突部14,15は、横鉄筋63に対して線接触す るように形成した。このため、第1及び第2規制突部14,15を横鉄筋63に 対して正確に沿わせることができる。従って、両鉄筋保持部21,31を型枠7 1内における正確な位置に保持することができる。
【0047】 (4)前記縦鉄筋保持部21には縦鉄筋62の端部が挿入される開口部22を 設けた。また、前記横鉄筋保持部31は横鉄筋63をその側方から把持するよう に設けた。このため、両鉄筋保持具11A, 11Bを鉄筋補強部材61の幅方向 側方から押圧するのみで、両鉄筋保持具11A, 11Bが鉄筋補強部材61にワ ンタッチで装着される。
【0048】 (5)前記横鉄筋保持部31には係合凹部32、案内斜面33a,33b及び 係止突部34a, 34bを弾性変形可能に設けた。このため、横鉄筋63は案内 斜面33a,33bに案内されて係合凹部32内に嵌まり込む。この係合凹部3 2内の横鉄筋63は係止突部34a, 34bにより係止され、外方への脱落が防 止される。従って、簡単な構成にもかかわらず横鉄筋63を確実に把持すること ができる。
【0049】 (6)前記係合凹部32の内径を前記開口部22の内径の少なくとも2倍以上 とした。このため、横鉄筋保持部31により、少なくとも縦鉄筋62の外径の2 倍以上の外径を有する横鉄筋63を把持することができる。従って、側溝蓋81 の強度が格段に向上する。
【0050】 (7)前記縦鉄筋保持部21の最奥壁に複数の流通孔23を形成した。このた め、型枠71内に流し込まれた生コンクリートが流通孔23を介して縦鉄筋保持 部21内に進入する。従って、縦鉄筋62の外部への露出を確実に防止すること ができる。また、縦鉄筋62の端部が確実に側溝蓋81内に埋設されることによ り錆の浸み出しを防止することができる。
【0051】 尚、本実施形態は以下のように変更して実施してもよい。 ・本実施形態においては、1型及び2型鉄筋保持具11A, 11Bを両方とも 使用したが、図8に示すように、両鉄筋保持具11A, 11Bのうちいずれか1 種類のみを使用して鉄筋補強部材61を型枠71内の所定位置に保持するように してもよい。尚、図8においては2型の鉄筋保持具11Bを使用した場合のみ図 示する。
【0052】 ・本実施形態においては、縦鉄筋保持部21を開口部22を有する有底円筒状 に形成し、縦鉄筋62を開口部22を介して縦鉄筋保持部21内に挿入するよう に構成したが、図9に示すように、前記縦鉄筋保持部21を横鉄筋保持部31と 同様の形状に形成された縦鉄筋保持部91に置き換えてもよい。即ち、縦鉄筋保 持部91には保持部としての係合凹部91a、案内斜面91b及び係止突部91 cが設けられている。この場合、横鉄筋63を横鉄筋保持部31にて把持した後 、両鉄筋保持具11A, 11Bを横鉄筋63に沿うように移動させ、縦鉄筋62 を縦鉄筋保持部91にて把持する。このようにしても、両鉄筋保持具11A, 1 1Bを簡単に鉄筋補強部材61に装着することができる。尚、図9においては、 1型の鉄筋保持具11Aに応用した場合のみを示す。
【0053】 ・図10に示すように、縦鉄筋保持部21に挿入位置確認手段としての覗き窓 92を形成してもよい。このようにすれば、縦鉄筋62の縦鉄筋保持部21に対 する挿入状態を外部から確認可能となる。従って、両鉄筋保持具11A, 11B の鉄筋補強部材61への組付け作業効率を向上させることができる。
【0054】 ・本実施形態においては、1型の鉄筋保持具11A及び2型の鉄筋保持具11 Bのいずれにも第1規制突部14及び第2規制突部15の両方を設けたが、1型 の鉄筋保持具11Aにおいては第1規制突部14を、2型の鉄筋保持具11Bに おいては第2規制突部15を省略してもよい。このようにしても、鉄筋補強部材 61を型枠71内における所定位置に保持することができる。また、第1規制突 部14又は第2規制突部15が無いことにより、両鉄筋保持具11A, 11Bを コンパクトにすることができる。
【0055】 ・本実施形態においては、両鉄筋保持具11A, 11Bに上限示唆突部16を 設けたが、同上限示唆突部16を省略してもよい。このようにしても、第1規制 突部14、第2規制突部15及び支持脚部13により、鉄筋補強部材61を型枠 71内における所定位置に保持することができる。
【0056】 ・本実施形態においては、側溝蓋81に埋設される鉄筋保持具として具体化し たが、土留め用のコンクリートパネル(図示略)等他のコンクリート製品に埋設 される鉄筋保持具として具体化してもよい。
【0057】
請求項1に記載の考案によれば、縦鉄筋保持部及び横鉄筋保持部が型枠内の所 定位置に保持されることにより、縦鉄筋及び横鉄筋から構成された鉄筋補強部材 を前記型枠内における所定位置に保持することができる。
【0058】 請求項2に記載の考案によれば、請求項1記載の考案の効果に加えて、型枠内 におけるコンクリートの流し込み上限位置が明確になることにより、適量の生コ ンクリートを型枠内に流し込むことができる。
【0059】 請求項3に記載の考案によれば、請求項1又は請求項2記載の考案の効果に加 えて、規制突部を横鉄筋に対して正確に沿わせることができ、縦鉄筋保持部及び 横鉄筋保持部を型枠内の正確な位置に保持することができる。
【0060】 請求項4に記載の考案によれば、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記 載の考案の効果に加えて、型枠内に流し込まれた生コンクリートが通路を介して 挿入部内に進入することにより、縦鉄筋の外部への露出を確実に防止することが できる。
【0061】 請求項5に記載の考案によれば、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記 載の考案の効果に加えて、縦鉄筋の少なくとも2倍以上の外径を有する横鉄筋を 把持することができ、コンクリート製品の強度を向上させることができる。
【0062】 請求項6に記載の考案によれば、請求項5に記載の考案の効果に加えて、係合 凹部内に把持された横鉄筋には係合凹部の弾性復帰力が常時作用することにより 、係合凹部における横鉄筋の把持力を向上させることができる。
【0063】 請求項7に記載の考案によれば、請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記 載の考案の効果に加えて、各部の基端部を支点とする側方への変形が規制される ことにより、縦鉄筋保持部及び横鉄筋保持部を型枠内の正確な位置に保持するこ とができる。
【0064】 請求項8に記載の考案によれば、請求項4に記載の考案の効果に加えて、縦鉄 筋の挿入部内における挿入状態が確認可能となることにより、鉄筋保持具の鉄筋 補強部材への組付け作業効率を向上させることができる。
【0065】 請求項9に記載の考案によれば、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に 記載の考案の効果に加えて、縦鉄筋及び横鉄筋を把持することができる。
【図1】 1型鉄筋保持具の斜視図。
【図2】 2型鉄筋保持具の斜視図。
【図3】 鉄筋保持具装着状態で型枠に収容された鉄筋
補強部材の平面図。
補強部材の平面図。
【図4】 図3における1−1線断面図。
【図5】 図3における2−2線断面図。
【図6】 (a)は、型枠の要部斜視図。(b)は、図
6(a)の3−3線矢視図。
6(a)の3−3線矢視図。
【図7】 側溝蓋の要部断面斜視図。
【図8】 別の実施形態における鉄筋保持具の装着状態
を示す平面図。
を示す平面図。
【図9】 別の実施形態における鉄筋保持具の斜視図。
【図10】 別の実施形態における鉄筋保持具の斜視
図。
図。
11A, 11B…1型及び2型鉄筋保持具、12…本
体、13…支持脚部、14…第1規制突部、15…第2
規制突部、16…上限示唆突部、21, 91…縦鉄筋保
持部、22…開口部(挿入部)、23…流入孔(通
路)、31…横鉄筋保持部、32, 91a…係合凹部
(保持部)、33a, 33b, 91b…案内斜面、34
a, 34b, 91c…係止突部、41…補強部、61…
鉄筋補強部材、62…縦鉄筋、63…横鉄筋、71…コ
ンクリート成型用型枠、72a,73a…長手側の側部
成型面、72b, 73b…幅側の側部成型面、72c,
73c…底部成型面、92…覗き窓(挿入位置確認手
段)。
体、13…支持脚部、14…第1規制突部、15…第2
規制突部、16…上限示唆突部、21, 91…縦鉄筋保
持部、22…開口部(挿入部)、23…流入孔(通
路)、31…横鉄筋保持部、32, 91a…係合凹部
(保持部)、33a, 33b, 91b…案内斜面、34
a, 34b, 91c…係止突部、41…補強部、61…
鉄筋補強部材、62…縦鉄筋、63…横鉄筋、71…コ
ンクリート成型用型枠、72a,73a…長手側の側部
成型面、72b, 73b…幅側の側部成型面、72c,
73c…底部成型面、92…覗き窓(挿入位置確認手
段)。
Claims (9)
- 【請求項1】 複数本の縦鉄筋(62)と複数本の横鉄
筋(63)とを縦横に結合して形成した鉄筋補強部材
(61)を、コンクリート成型用型枠(71)内におけ
る所定位置に保持するコンクリート製品における鉄筋保
持具(11A,11B)において、 十字状に形成された本体(12)を備え、 前記本体(12)の下方に延びる突部は前記型枠(7
1)の底部成型面(72c, 73c)に当接して前記鉄
筋補強部材(61)の重量を支持する支持脚部(13)
とし、また、同本体(12)の側方に延びる突部は前記
型枠(71)の側部成型面(72a, 73a)に当接し
て支持脚部(13)の横鉄筋(63)に沿う方向への移
動を阻止する規制突部(14,15)とし、 前記本体(12)の上方に延びる突部の途中には前記縦
鉄筋(62)の端部を保持する縦鉄筋保持部(21)を
設け、前記本体(12)の規制突部(14,15)の基
端側には前記横鉄筋(63)の端部を保持する横鉄筋保
持部(31)を設けたコンクリート製品における鉄筋保
持具。 - 【請求項2】 前記本体(12)の上方に延びる突部は
前記型枠(71)内におけるコンクリートの流し込み上
限位置を示唆する上限示唆突部(16)とした請求項1
に記載のコンクリート製品における鉄筋保持具。 - 【請求項3】 前記規制突部(14,15)は、横鉄筋
(61)に対して線接触するように設けた請求項1又は
請求項2に記載のコンクリート製品における鉄筋保持
具。 - 【請求項4】 前記縦鉄筋保持部(21)には縦鉄筋
(62)の端部が挿入される筒状の挿入部(21)を備
え、同挿入部(21)の最奥壁にはコンクリートの通路
(23)を形成した請求項1〜請求項3のうちいずれか
一項に記載のコンクリート製品における鉄筋保持具。 - 【請求項5】 前記横鉄筋保持部(31)には横鉄筋
(63)の外径とほぼ同径に形成された係合凹部(3
2)を備え、同係合凹部(32)の内径を前記挿入部
(22)の内径の少なくとも2倍以上とした請求項1〜
請求項4のうちいずれか一項に記載のコンクリート製品
における鉄筋保持具。 - 【請求項6】 前記係合凹部(32)の開口部側を横鉄
筋(63)の外径よりも若干小さくなるように狭めて形
成した請求項5に記載のコンクリート製品における鉄筋
保持具。 - 【請求項7】 前記支持脚部(13)、規制突部(1
4, 15)及び上限示唆突部(16)において、互いに
隣り合う各部(13〜16)の基端部間にはそれぞれ各
部(13〜16)の基端部を支点とする側方への変形を
規制する補強部(41)を形成した請求項1〜請求項6
のうちいずれか一項に記載のコンクリート製品における
鉄筋保持具。 - 【請求項8】 前記挿入部(21)には、同挿入部(2
1)内に挿入された縦鉄筋(62)の挿入状態を確認す
る挿入位置確認手段(92)を設けた請求項4に記載の
コンクリート製品における鉄筋保持具。 - 【請求項9】 前記縦鉄筋保持部(21)及び横鉄筋保
持部(31)には、縦鉄筋(62)及び横鉄筋(63)
をそれぞれの側方から把持する保持部(32, 91a)
を備えた請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載
のコンクリート製品における鉄筋保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999006768U JP3067178U (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | コンクリ―ト製品における鉄筋保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999006768U JP3067178U (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | コンクリ―ト製品における鉄筋保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3067178U true JP3067178U (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=43200719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999006768U Expired - Lifetime JP3067178U (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | コンクリ―ト製品における鉄筋保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3067178U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0675279U (ja) * | 1993-02-22 | 1994-10-25 | シンコハンガー株式会社 | ハンガー |
-
1999
- 1999-09-03 JP JP1999006768U patent/JP3067178U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0675279U (ja) * | 1993-02-22 | 1994-10-25 | シンコハンガー株式会社 | ハンガー |
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