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JP3064598B2 - 相関検出補間方法および装置 - Google Patents

相関検出補間方法および装置

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Publication number
JP3064598B2
JP3064598B2 JP3317820A JP31782091A JP3064598B2 JP 3064598 B2 JP3064598 B2 JP 3064598B2 JP 3317820 A JP3317820 A JP 3317820A JP 31782091 A JP31782091 A JP 31782091A JP 3064598 B2 JP3064598 B2 JP 3064598B2
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春生 山下
積 福島
秀志 石原
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階調画像を扱うテレ
ビ、ビデオ、プリンタ、複写機等の映像および情報分野
において、例えばフィールド信号からフレーム信号を作
成する際に使用する補間方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像機器のディジタル化にともな
い画素密度の変換技術の重要性が高まっている。IDTV
(Improved Definition T.V.) やEDTV (Enhanced Defini
tion T.V.) においては、放送電波、ビデオ信号等にお
いては、2つのフィールドから1つのフレームとするイ
ンターレースであるため、ノンインターレース化が重要
な技術である。このノンインターレース化は、静止画の
ようにフレーム相関のある場合には1フィールド前の情
報を利用して容易に行なえるが、動画のようにフレーム
相関のない場合には、1フィールド前の情報は1/60
秒前の時点の情報であるので利用できず、1フィールド
を走査線間で補間を行うことにより1フレームにする必
要がある。同様に、ビデオプリンタ等の映像信号のハー
ドコピー機器でも、プリントエンジン部はフレーム相当
の画素数で記録を行なう構成を採り、入力映像信号が静
止画であるときはフレームをそのまま記録し、動画であ
る場合にはひとつのフィールドの情報を補間することに
よりフレーム相当の画素数に変換し記録を行なってい
る。
【0003】従来これらのフィールド補間は、上下の走
査線の画素の加算平均をとる線形補間という手法を用い
ている。この手法は、少ない画素情報から多くの画素の
データを作り出すという補間の性質から、解像度を高め
ることを諦め画素数の増加による画像の滑らかさを目的
とするものである。補間された画像は、通常フレーム画
像と比べてボケた印象の画像となる。
【0004】そこで、この線形補間の問題点を解決する
ために別の補間方法として、画像が持つ連続性等の統計
的な性質を利用することにより、相関検出を用いて線形
補間以上に画像中の斜め線の滑らかさを得、さらに線形
補間以上の垂直解像度を得ることを目的とした補間方法
が検討されている。以下図5を参照しながら、この相関
検出を有した補間方法ついて説明する。
【0005】図5において、AラインとCラインは同一
のフィールドで連続して入力される走査線であり、Bラ
インはこのフィールドでは入力されない走査線であり補
間すべきラインである。補間すべき画素をBラインの中
のBnとすると、A、Cライン間のBn を通る3方向の
輝度レベルの差Δ1 、Δ2 、Δ3 は、次の式で表わされ
る。
【0006】 補間すべき値Bn は、次のように選ばれる。 つまり、この補間方法は、補間すべき画素Bn の上の画
素An と下の画素Cnとのレベル差と、右上の画素An+1
と左下の画素Cn-1 とのレベル差と、左上の画素An-1
と右下の画素Cn+1とのレベル差とを比較し、最も画素
レベル差の少ない方向が画像の連続性即ち相関性が高い
と判断し、その方向の画素の組の平均値を補間値とする
ものである。(「写真工業」1989年10月号 PP107〜108
参照)また、同様の考えを階層的に適用し補間方向を3
方向より左右に拡大したものもある。(特開平2−17
7683号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、補間方向を決定する相関性の判断を、右下が
り、左下がり、上下方向という複数の補間方向における
画素のレベル差の絶対値を相互比較し、その中で最小の
ものを最も相関性が高いと判断し、その補間ラインの方
向に対して補間を行なうため、下記の課題がある。
【0008】どの補間方向にも画素レベル差が大きい場
合は、本来相関性が無いと判断して線形補間を行なうべ
きであるにも関わらず、その中で画素レベル差が少しで
も小さいものを選択するため、相関性の検出を誤るとい
う問題点があり、誤った方向の画素の平均値を補間値と
して補間を行ってしまい、その画素がノイズとなり画質
劣化が生じるという問題がある。
【0009】また、どの補間ラインの方向にも画素レベ
ル差が小さくすべての方向に相関性がある場合でも、本
来相関性が有ると判断して線形補間を行なうべきである
にも関わらず、その中で画素レベル差が少しでも小さい
ものを選択するため、同様に誤検出が生じノイズによる
画質劣化が生じるという間題がある。図14は補間によ
るノイズが発生する画像の例である。実線の円は入力さ
れる画素であり、破線の円は補間される画素である。垂
直に1画素間隔で2本の縦の黒ラインの画像が入力さ
れ、Bnの画素を補間により得る場合、図中に示した3
方向の画素レベル差の最小のものを選択するわけである
が、この例では3方向とも画素レベル差が小さいが、そ
れぞれの画素レベルは少しずつばらつくため僅かの差で
左右どちらかの斜め方向のレベル差が最小であれば、斜
め方向の補間を選択しBnの補間値として黒を選んでし
まい補間ノイズとなるという問題がある。
【0010】また例えば、垂直方向の画素のレベル差に
比べ、右下がり方向と左下がり方向の両方の画素のレベ
ル差が小さい場合、即ち画素のレベル差による相関性判
断に矛盾が生じる場合も、本来相関性が無いと判断し垂
直方向の線形補間を行なうべきであるに関わらず、従来
例ではどちらかが選択され同様に画質劣化が生じるとい
う問題点を有していた。
【0011】一般的に、相関補間方式は、画像の連続性
という性質から相関性を検出し、補間方向の検出が適切
にできれば、画像中の斜め線の滑らかさと垂直解像度の
向上が図れる点が特長であるが、相関性の検出に誤りが
あれば、ノイズとなって画質を劣化させるという問題が
ある。このため、如何に正しく相関性を判断できるかが
極めて重要である。
【0012】特に、実際のフィールド信号からフレーム
信号並に滑らかな画像を得るには、かなり水平に近い斜
め線まで改善させる必要があるため、補間方向として最
低7方向が必要である。この7方向の中で最も水平に近
い方向で補間をする場合には、かなり水平に近い斜め線
まで改善が可能となるが、誤って補間した場合には、補
間を行なう画素間は水平方向に6画素も離れていること
になり、大きなノイズや水平解像度の劣化を引き起こす
ことになるという問題がある。このため、相関性を判断
するため参照する画素数が多い場合は、水平方向に近づ
けば近づくほど、精度の高い相関検出が必要となる。
【0013】本発明は上記問題点に鑑み、相関判断ミス
による画質劣化を防止し、さらに水平に近い方向の補間
性能を向上させた相関検出を備えた補間装置の提供を目
的とする。
【0014】上記問題点を解決するために、本発明の相
関補間検出方法は、補間すべき画素の上にある上部走査
線上の画素と、補間すべき画素と、その下にある下部走
査線上の画素を通る複数の補間ラインを設定して、画素
を補間する方法であって、前記補間ライン上の2つの画
素について、画素レベルの相加平均を、前記各補間ライ
ン毎に演算するステップと、前記補間ライン上の2つの
画素について、画素のレベル差を、前記各補間ライン毎
に演算するステップと、前記画素のレベル差から、各補
間ライン毎の相関性を判断するファジィ前件処理ステッ
プと、前記各補間ライン毎の相関性の判断を基に、前記
補間ラインの中から補間すべき方向を決定するファジィ
後件処理ステップと、前記補間すべき方向に対応した前
記演算ステップの出力を選択通過させるステップとから
補間すべき画素の値を決定し補間することを特徴として
いる。また、本発明の相関補間検出装置は、補間すべき
画素の上にある上部走査線上の画素と、補間すべき画素
と、その下にある下部走査線上の画素を通る複数の補間
ラインを設定して、画素を補間する相関検出補間装置で
あって、前記補間ライン上の2つの画素について、画素
レベルの相加平均を、前記各補間ライン毎に演算する演
算手段と、前記補間ライン上の2つの画素について、画
素のレベル差を、前記各補間ライン毎に演算する減算手
段と、前記減算手段により得られたレベル差から、各補
間ライン毎の相関性を判断するファジィ前件部と、前記
ファジィ前件部からの相関性の判断を基に、前記補間ラ
インの中から補間すべき方向を決定するファジィ後件部
と、前記ファジィ後件部の決定した補間方向に対応した
前記演算手段の出力を選択通過させる選択手段とを備え
ている。
【0015】前記ファジィ前件部は、前記減算手段によ
り得られたレベル差から、相関性の度合いを、前記各補
間ライン毎に得る第1のメンバーシップ関数演算手段
と、前記減算手段により得られたレベル差から、非相関
性の度合いを、前記各補間ライン毎に得る第2のメンバ
ーシップ関数演算手段と、前記第1のメンバーシップ関
数演算手段で得られた相関性及び第2のメンバーシップ
関数演算手段で得られた非相関性の度合いとのファジィ
論理積を演算することにより、前記補間ラインの方向毎
に相関性の確度を求める論理積演算手段とを備えいても
よい。
【0016】
【作用】本発明は上記した構成によって、各補間ライン
上の上部走査線上の画素と下部走査線上の画素のレベル
差を入力し補間ライン毎の相関性の確度を得るファジィ
前件部(ファジィ前件処理)と前記補間ラインの方向を
表わすファジィ後件部(ファジィ後件処理)を用いたフ
ァジィ推論により最も確からしい補間方向を人間が行な
うように大局的に判断し、その方向の上部走査線上の画
素と下部走査線上のに画素の相加平均を補間出力とする
ものである。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例の相関検出補間装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の
実施例における相関検出補間装置の一構成例を示すブロ
ック図である。図1において、1A〜1Fは、1画素分
の遅延を行なう水平遅延手段であり、補間すべき画素の
上にある上部走査線(Aラインとする。)の画素データ
が順次シフトされていく。
【0018】2A〜2Fは、1画素分の遅延を行なう水
平遅延手段であり、補間すべき画素の下にある下部走査
線(Cラインとする。)の画素データが順次シフトされ
ていく。3A〜3Fは、補間すべき画素の位置に合わせ
るため3画素分の遅延を行なう水平遅延手段である。
【0019】4A〜4Gは、Aライン上の画素とCライ
ン上の画素の相加平均演算を行なう演算手段である。5
A〜5Fは、Aライン上の画素とCライン上の画素の減
算を行ない各種方向の画素レベル差を算出する画素レベ
ル差を演算することにより相関値を検出する減算手段で
ある。
【0020】6は、AラインをCラインと同時に出力さ
れるようタイミングに合わせるため1走査線期間の遅延
を行なう垂直遅延手段である。7は、Aライン及びBラ
イン上の画素データが入力され、それらの画素データの
の最大値max、最小値minを求める最大最小決定手
段である。8は、相関性の確度を得るファジィ推論の前
件部演算手段である。
【0021】9は、ファジィ後件部として相関性の確度
によりファジィ推論を行なうファジィ推論手段である。
10は、選択信号により複数の入力からひとつを選択通
過させる選択手段である。図3は、前件部演算手段8の
構成を示すブロック図である。
【0022】31A〜31Gは、第1のメンバーシップ
関数を用いて,相関性の度合いを表す信号を出力する。
第1のメンバーシップ関数は、図4(a)〜(d)に代
表を示すように8段階の最大値maxと8段階の最小値
minであらかじめ正規化された合計64種類のテーブ
ルによってそれぞれ構成されており、メンバーシップ関
数選択手段34によりこれらのなかの最適なテーブルが
選択される。
【0023】32A〜32Fは、第2のメンバーシップ
関数を用いて、非相関性の度合いを表す信号を出力す
る。第2のメンバーシップ関数は、図4(e)〜(h)
のように第1のメンバーシップ関数とそれぞれ同様の最
大値maxと最小値minであらかじめ正規化された6
4種類のテーブルによってそれぞれが構成されており、
メンバーシップ関数選択手段34によりこれらの内最適
なテーブルが選択される。
【0024】33A〜33Dは、ファジィ論理積(Mi
n演算)をおこなうファジィ論理積演算手段で第1およ
び第2メンバーシップ関数テーブルの出力に対し各補間
ライン毎にファジィ論理積を演算し各補間ライン毎の相
関性の確度を求める。34はメンバーシップ関数選択手
段で、最大最小決定手段7の出力の最大値maxおよび
最小値minで第1および第2のメンバーシップ関数を
正規化した場合の関数の形に最も近いメンバーシップ関
数のテーブルを選択する。
【0025】図5は、ファジィ推論手段9を具体構成し
たものである。51A〜51Cは多入力の加算手段、5
2は減算手段、53は除算手段である。これらの回路に
より、ファジィ推論部を構成する。54は方向決定手段
であり、−3〜3の連続値である除算手段53の出力
を、補間ラインとして決定するため0〜6の整数値に変
換する。
【0026】図8は、選択手段10の回路例である。1
00A〜100Gは、アナログスイッチであり、出力を
ワイヤード・オア接続している。演算手段4A〜4Gか
ら遅延手段3A〜3Gを介して入力される補間値H(-3)
〜H(3)の中のひとつを選択し、画像出力端子に出力す
る。101は、入力3ビットをデコードする2進デコー
ダであり、ファジィ推論手段9の出力Jは3進デコーダ
101でデコードされ、対応するアナログスイッチがア
クティブとなる。
【0027】以上のように構成された本実施例の相関検
出補間装置について、図を用いてその動作を説明する。
図1の画像入力端子から入力された画像情報は、水平遅
延手段2A〜2FによりCライン上7画素C(-3),C(-2),
C(-1),C(0),C(1),C(2),C(3) の情報列(図中の添字付き
のC)に変換される。同様に、垂直遅延手段6と水平遅
延手段1A〜1FによりAライン上7画素A(-3),A(-2),
A(-1),A(0),A(1),A(2),A(3) の情報列(図中の添字付き
のA)に変換される。
【0028】図2は、補間すべき画素B(0)を中心(図中
の添字付きのB)にして、入力されるAラインとCライ
ンの画素情報と補間すべき画素情報の位置関係、7方向
の補間ライン、及びその補間値(図中添字付きのH)を
示す、補間動作の概念図である。Aライン、Cライン上
の画素情報は、図1の演算手段4A〜4Gに入力され
る。演算手段4A〜4Gは、補間すべき画素B(0)を通る
補間ライン7方向について、それぞれの補間ライン毎の
補間値として相加平均を計算しておく。演算手段4A、
4B、4Cは、それぞれ図2における右下がり18度、
27度、45度の補間方向における補間値H(-3) 、H(-
2) 、H(-1) を算出する。演算手段4Dは垂直方向のの
補間値H(0)を算出する。また演算手段4E、4F、4G
は、それぞれ図2における左下がり45度、27度、1
8度の補間方向における補間値H(-3) 、H(-2) 、H(-1)
を算出する。これらの補間値は、決定手段10に入力さ
れ、後述する前件部8、ファジィ推論部9の処理によ
り、これらの7種類の補間値のどれを用いるべきかが決
定され、選択手段10より選択通過され、映像出力端子
から出力される。
【0029】Aライン、Cライン上の画素情報は、図1
の減算手段5A〜5Gにも入力される。減算手段5A〜
5Gは、Aライン上の画素とCライン上の画素の減算
を、相関ライン7方向毎に行ない画素レベル差を算出す
る。減算手段5A、5B、5C、5D、5E、5F、5
Gは、それぞれ図2における右下がり18度、27度、
45度、垂直方向、左下がり45度、27度、18度の
補間方向における画素レベル差を算出する。算出された
7つの画素レベル差F(-3) 〜F(3)は、前件部演算手段8
に入力される。
【0030】また最大最小決定手段7はA(-3),A(-2),A
(-1),A(0),A(1),A(2),A(3),C(-3),C(-2),C(-1),C(0),C
(1),C(2),C(3) の各画素の情報から最大値max、最小
値minを求める。前件部演算手段8は、減算手段5A
〜5Gにおいて求められた各補間ライン毎のレベル差F
(-3) 〜F(3)と、最大最小決定手段7により求められた
最大値max、最小値minを用いて、各補間ライン毎
の相関性の確度情報G(-3) 〜G(3)を得る。確度情報G(-
3) 〜G(3)を求める処理については、まず、メンバーシ
ップ関数選択手段において、最大最小決定手段7の出力
の最大値maxの上位3ビット、および最小値minの
上位3ビットの情報をそれぞれデコードすることで、そ
れぞれ64種類ある第1および第2のメンバーシップ関
数の中から最大値maxおよび最小値minで第1およ
び第2のメンバーシップ関数を正規化した場合の関数の
形に最も近いメンバーシップ関数のテーブルが選択され
る。
【0031】補間ラインの中で垂直に近い第1グループ
に属する相関性の確度情報(G(-1),G(0),G(1))は、減算
手段5A〜5Gにおいて求められた各補間ライン毎のレ
ベル差の中で、垂直に近い第1のグループに属するそれ
ぞれのレベル差(F(-1),F(0),F(1) )をもとに、相関性
の度合いを示す第1のメンバーシップ関数MS1のテー
ブルを引くことにより直接得られた値とする。
【0032】右下がり18度方向の相関性の確度情報G
(−3)は、ファジィ論理積33Aの出力として得られ
る。ファジィ論理積33Aは、その方向の画素のレベル
差F(−3)をもとに第1のメンバーシップ関数MS1
を引いた相関性の度合いを表す値と、垂直に対し傾きが
逆となる各方向のレベル差F(1),F(2),F
(3)をもとに第2のメンバーシップ関数を引いた非相
関性の度合いを表すそれぞれの値とのMin演算(最小
をとる)である。その出力は、その方向の相関性が大き
く且つ逆方向の非相関性が大きいとき大きくなるので、
その方向の相関性の確度情報となる。
【0033】右下がり27度方向の相関性の確度情報G
(-2) は、同様にファジィ論理積33Bの出力として得
られる。左下がり18度、左下がり27度の相関性の確
度情報G(3) G(2) も、同様にそれぞれファジィ論理積3
3D、33Cの出力として得られる。続いてファジィ推
論手段9について図5〜7を用いて詳細に説明する。
【0034】ファジィ推論手段9は、前件部演算手段8
からの確度情報G(-3) 〜G(3)をもとに、図6に示すファ
ジィ後件部のメンバシップ関数を用いてファジィ推論を
行い、補間方向の重心つまり最も相関性が高い補間ライ
ンを求める。図6(a)は補間ラインの方向を表わすフ
ァジィ後件部のメンバシップ関数を示す。本実施例では
計算の簡略化のため図6(b)に示す様に簡略化したメ
ンバーシップ関数を用いて、ファジィ制御則の後件部を
整数とした簡略化ファジィ推論を行っており、各補間ラ
イン毎の重みの値をH(-3)=-3、H(-2)=-2、H(-1)=-1、H
(0)=0、H(1)=1、H(2)=2、H(3)=3として重心を求めるこ
とにする。
【0035】図6(b)に示したメンバシップ関数を用
いて重心を求めるために、前件部演算手段8で求められ
た各補間ライン毎の確度情報G(-3) 〜G(3)は、(数3)
に示す式を演算することにより非ファジィ化を行い、補
間ラインを決定する。
【0036】
【数3】
【0037】図5は、(数3)の演算を具体構成したも
のである。加算手段51Aは、3倍する代わりに3並列
にされたG(-3)と、2倍する代わりに2並列にされたG
(-2)と、G(-1)の加算を行ない、加算手段51Bは、3
倍する代わりに3並列にされたG(3) と、2倍する代わ
りに2並列にされたG(2) と、G(1) の加算を行ない、
減算手段52は、51Bの出力から51A出力を減算す
ることにより、(数3)の分子の値を求める。なお、G
(0) は0倍であるため加算も減算もされない。
【0038】また、加算手段51Cにより、確度情報G
(-3)〜G(3) の総和が求められ(数3)の分母が計算さ
れる。そして、除算手段53において演算手段52の出
力を加算手段51Cの出力で除算することにより(数
3)の式の値即ち重心が求められ、非ファジィ化が行な
われる。除算手段53の計算結果は、補間方向の重心つ
まり最も相関性が高い補間ラインの方向を示し、値とし
ては−3〜3の連続量となり、本実施例では除算結果を
符号1ビット、整数部2ビット、小数点以下1ビットと
している。
【0039】方向決定手段54は、除算手段53から入
力される数値+3.5を小数以下を切り捨てた特性を実現
する構成であり、小数以下の四捨五入も同時に行なって
いる。本実施例では、方向決定手段54は、図7に示す
特性を格納したROMテーブルを用いて、除算手段53
が出力する符号付きの数値を0から6までの3ビットの
出力Jで表わされる7方向の補間ラインに変換する。こ
の出力Jは、図8に示す選択手段10に入力される。
【0040】選択手段10においてデコーダ101は、
ファジィ推論手段9の出力J3ビットのデコードを行な
うものであり、対応するアナログスイッチをアクティブ
にする。そのアナログスイッチは、選択された補間ライ
ンの補間値が画像出力端子から出力する。例えば、除算
手段53の出力が−2.3 のとき、方向決定手段54は1
を出力しデコーダ101の出力001がアクティブにな
るため、バッファ100Bがアクティブになり補間方向
H(-2)の補間信号を画像出力端子から出力する。これ
が、補間すべき画素B(0)の補間値となる。
【0041】次に、本発明の第2の実施例における相関
検出補間装置の構成と動作を図面を参照しながら説明す
る。図9において、水平遅延手段1A〜1F、2A〜2
F、3A〜2G、演算手段4A〜4G、垂直遅延手段
6、減算手段5A〜5G、ファジィ推論部9、選択手段
10は、第1の実施例における図1と同じである。
【0042】111は入力される14画素の最大値ma
xと最小値minを用いてA(-3)〜A(3) およびC(-3)
〜C(3) の画素レベルの正規化を行なう正規化手段であ
る。113は減算手段5A〜5Gの出力の絶対値を得る
絶対値演算手段である。112は絶対値演算手段113
の出力を用いて相関性の確度を得るファジィ前件部演算
手段である。
【0043】図11は、前件部演算手段112の構成を
示すブロック図である。121A〜121Gは、第1の
メンバーシップ関数を用いて、相関性の確度を表す信号
を出力する。第1のメンバーシップ関数を、図12
(a)に示す。この点、第1の実施例では、64種類の
テーブルを用意していたが、本実施例では、図12
(a)の1種類のみでよい。
【0044】122A〜122Fは、第2のメンバーシ
ップ関数を用いて、非相関性の確度を表す信号を出力す
る。第2のメンバーシップ関数を、図12(b)に示
す。同様に本実施例では、図12(b)の1種類のみで
よい。123A〜123Dは、ファジィ論理積(Min
演算)を行う回路である。以上のように構成された本実
施例の相関検出補間装置について、以下図2および図5
〜図12を用いて、その動作を説明する。
【0045】図9において、映像入力から選択手段10
に至る上半分の動作は、第1の実施例と同じである。フ
ァジィ推論手段9に至る下半分の相関検出動作は異な
る。A(-3) 〜A(3)およびC(-3) 〜C(3)の各画素の情報
は、正規化手段111により、その最大値maxと最小
値minを用いて正規化されたK(-3) 〜K(3)およびL(-
3) 〜L(3)に変換される。 正規化手段111は、画素A
(-3),A(-2),A(-1),A(0),A(1),A(2),C(-3),C(-2),C(-1),
C(0),C(1),C(2),C(3)の最大値maxと最小値minを
求め下記の計算を行うことにより、各画素の正規化を行
なう。
【0046】 (a)max-min>0のとき K(n)=(A(n)-min)/(max-min) L(n)=(C(n)-min)/(max-min) (b)max-min=0のとき K(n)=0 L(n)=0 ただし n=-3,-2,-1,0,1,2,3 この正規化手段111の特性を図10に示す。その出力
は0から1の間の値をとる。
【0047】減算手段5A〜5Gは、正規化された画素
K(n)、L(n)の減算を行ない各種方向のレベル差を算出す
るもので、それぞれ図2における右下がり18度、右下
がり27度、右下がり45度、垂直、左下がり45度、
左下がり27度、左下がり18度方向のの画素レベル差
を算出する。各補間ライン毎のレベル差は、絶対値演算
手段113により正の値M(-3) 〜M(3)に変換された後、
図11の前件部演算手段112において、各補間ライン
毎の相関性の確度情報G(-3) 〜G(3)に変換される。
【0048】前件部演算手段112で行なわれる処理に
ついて、本実施例では、前述の第1、第2のメンバシッ
プ関数は、それぞれ図12(a)、図12(b)に入出
力特性を示すように極めて単純なものであるため、本実
施例では、絶対値演算手段113で得られるレベル差M
(-3) 〜M(3)は、0から1の範囲の値をとるよう正規化
されているので、第2のメンバーシップ関数122A〜
122Gを使用せずに入力をそのまま出力させる構成と
し、第1のメンバーシップ関数121A〜121Gに関
しても、入力の補数をとり出力する反転回路で代用させ
る構成とすれば足りる。
【0049】図11において、絶対値演算手段113か
ら入力される各補間ライン毎のレベル差の絶対値M(-3)
〜M(3)をもとにり相関性の確度情報G(-3) 〜G(3)を求め
る動作は、第1の実施例と同様である。そしてファジィ
推論手段9において、これらの確度情報G(-3) 〜G(3)を
もとにファジィ推論を行い、最も相関性が高い補間ライ
ンの決定を行なう。
【0050】ファジイ推論の後件部の推論を行なうファ
ジィ推論手段9および選択手段10は、第1の実施例と
同様である。なお、本実施例は14画素の情報を用いて
補間を行なっているが、画素数をさらに増加させても本
発明の方法が使える。また、画素数を減らすことは何等
問題が無い。
【0051】本実施例は、モノクロ情報を例にとり説明
したが、カラー情報についてはR、G、B独立して適用
する方法は適切でなく、輝度信号あるいはG信号を用い
て相関を検出しR、G、Bに対して同じ方向に補間する
手法が適切である。また、本実施例ではハードウエア構
成で説明したが、実質的同一なソフトウエアルーチンを
用いても実現できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、補間方向を決定する際にファジイ推論により、相関
性の確度と非相関性の確度という補間ライン毎の曖昧情
報から全補間ラインに対して総合的に相関性のある方向
を判断をすることが可能になり、従来例の方式が行なう
ような局部的な判断よりも極めてミスの少ない相関検出
が行えるようになるため、次の点で優れた効果がある。
【0053】1.どの補間方向にも画素レベル差が大き
い場合やどの補間ラインの方向にも画素レベル差が小さ
い場合でも、相関の方向だけでなく、相関無しおよび全
方向について相関ありという総合的な判断が可能で、検
出エラーを防止できるという効果があり、相関検出誤り
によるノイズがなくなり画質劣化が防止できる。。 2.相関の矛盾を総合的に検出可能であり同様に検出エ
ラーを防止できるという効果があり、同様に画質劣化が
防止できる。。
【0054】3.被補間画素に遠い画素を用いても補間
ミスの少ない検出が可能であるため、従来検出ミスの確
率が高いため実現できなかった水平に近い浅い角度に対
する補間を行なうことができるという効果がある。 4.現実に必要な7方向を越える補間に対して誤検出の
少ない相関検出を行なうことができ、ノイズの発生無
く、画像中の斜め線を滑らかで解像度の高く補間するこ
とができるという効果がある。
【0055】これらの効果の総合すると、ノイズの発生
が無い、画像中の斜め線が滑らかである、解像度の高い
補間ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における相関検出補間装
置のブロック図である。
【図2】第1及び第2の同実施例における動作説明のた
めの補間動作の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施例における前件部演算手段
のブロック図である。
【図4】同実施例における第1と第2のメンバーシップ
関数の特性図である。
【図5】同実施例におけるファジィ推論手段のブロック
図である。
【図6】同実施例におけるファジィ後件部のメンバシッ
プ関数の特性ずである。
【図7】同実施例における方向決定手段の特性を示すグ
ラフである。
【図8】同実施例における選択手段のブロック図であ
る。
【図9】本発明の第2の実施例における相関検出補間装
置のブロック図である。
【図10】同実施例における正規化手段の特性図であ
る。
【図11】同実施例における前件部演算手段のブロック
図である。
【図12】同実施例における第1と第2のメンバーシッ
プ関数の特性図である。
【図13】従来例の相関検出を有した補間方法の説明図
である。
【図14】従来例の補間ノイズが発生する画像例の説明
図である。
【符号の説明】 1A〜1F 水平遅延手段 2A〜2F 水平遅延手段 3A〜3G 水平遅延手段 4A〜4G 演算手段 5A〜5G 減算手段 6 垂直遅延手段 7 最大最小決定手段 8 前件部演算手段 9 ファジイ推論手段 10 選択手段 31 第1のメンバーシップ関数 32 第2のメンバーシップ関数 33 ファジィ論理積演算手段 34 メンバーシップ関数選択手段 51A〜51C 加算手段 52 減算手段 53 除算手段 54 方向決定手段 101 2進デコーダ 100 バッファゲート 111 正規化手段 112 前件部演算手段 113 絶対値演算手段 121 第1のメンバーシップ関数 122 第2のメンバーシップ関数 123 ファジィ論理積演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/01

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補間すべき画素の上にある上部走査線上
    の画素と、補間すべき画素と、その下にある下部走査線
    上の画素を通る複数の補間ラインを設定して、画素を補
    間する方法であって、 前記補間ライン上の2つの画素について、画素レベルの
    相加平均を、前記各補間ライン毎に演算するステップ
    と、 前記補間ライン上の2つの画素について、画素のレベル
    差を、前記各補間ライン毎に演算するステップと、 前記画素のレベル差から、各補間ライン毎の相関性を判
    断するファジィ前件処理ステップと、 前記各補間ライン毎の相関性の判断を基に、前記補間ラ
    インの中から補間すべき方向を決定するファジィ後件処
    理ステップと、 前記補間すべき方向に対応した前記演算ステップの出力
    を選択通過させるステップとを有し、 前記ファジィ前件処理ステップは、 前記画素のレベル差から、相関性の度合いを示す第1の
    メンバーシップ関数を用いて、各補間ライン毎の相関性
    の度合いを求め、 前記画素のレベル差から、非相関性の度合いを示す第2
    のメンバーシップ関数を用いて、各補間ライン毎に非相
    関性の度合いを求め、 全ての補間ラインを補間すべき画素を中心に垂直に近い
    第1のグループ、右下がり方向を中心とした第2のグル
    ープ及び左下がり方向を中心とした第3のグループに分
    け、 前記第1のグループに含まれる補間ラインについては、
    その補間ラインに対応する第1のメンバーシップ関数演
    算手段で得られた相関性の出力をそのまま相関性確度値
    とし、 前記第2および前記第3のグループに含まれる補間ライ
    ンについては、その補間ラインに対応する第1のメンバ
    ーシップ関数の出力と他のグループに含まれる補間ライ
    ンに対応する第2のメンバーシップ関数の出力とのファ
    ジィ論理積を相関性確度値とし、各補間ライン毎の相関
    性確度を求め、 前記ファジィ後件処理ステップは、 前記ファジィ前件部で得られた相関性の確度情報に対し
    て、下記に示す演算を行うことにより、補間すべき画素
    を、前記演算手段で得られた値のうち、どの補間方向の
    値とするか決定することを特徴とする相関検出補間方
    法。 【数1】
  2. 【請求項2】 補間すべき画素の上にある上部走査線上
    の画素と、補間すべき画素と、その下にある下部走査線
    上の画素を通る複数の補間ラインを設定して、画素を補
    間する相関検出補間装置であって、 前記補間ライン上の2つの画素について、画素レベルの
    相加平均を、前記各補間ライン毎に演算する演算手段
    と、 前記補間ライン上の2つの画素について、画素のレベル
    差を、前記各補間ライン毎に演算する減算手段と、 前記減算手段により得られたレベル差から、各補間ライ
    ン毎の相関性を判断するファジィ前件部と、 前記ファジィ前件部からの相関性の判断を基に、前記補
    間ラインの中から補間すべき方向を決定するファジィ後
    件部と、 前記ファジィ後件部の決定した補間方向に対応した前記
    演算手段の出力を選択通過させる選択手段とを備えたこ
    とを特徴とする相関検出補間装置。
  3. 【請求項3】 前記ファジィ前件部は、 前記減算手段により得られたレベル差から、相関性の度
    合いを、前記各補間ライン毎に得る第1のメンバーシッ
    プ関数演算手段と、 前記減算手段により得られたレベル差から、非相関性の
    度合いを、前記各補間ライン毎に得る第2のメンバーシ
    ップ関数演算手段と、 前記第1のメンバーシップ関数演算手段で得られた相関
    性及び第2のメンバーシップ関数演算手段で得られた非
    相関性の度合いとのファジィ論理積を演算することによ
    り、前記補間ラインの方向毎に相関性の確度を求める論
    理積演算手段とを備えたことを特徴とする請求項記載
    の相関検出補間手段。
  4. 【請求項4】 前記相関検出補間装置は、更に、 全ての補間ライン上の画素の最大レベル及び最小レベル
    を検出する最大値最小値検出手段と前記最大値最小値検
    出手段の出力を基準にして第1のメンバーシップ関数演
    算手段及び第2のメンバーシップ関数演算手段の正規化
    された第1のメンバーシップ関数及び第2のメンバーシ
    ップ関数を選択する選択手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項記載の相関検出補間装置。
  5. 【請求項5】 前記相関検出補間装置は、 前記減算手段の前段に、全ての補間ライン上の画素の最
    大レベル及び最小レベルを検出し、前記最大レベルと前
    記最小レベルを基準にして、前記補間ライン上の全ての
    画素を画素単位に画素レベルを正規化し、その正規化さ
    れた画素を前記減算手段へ出力する正規化手段が挿入さ
    れ、 前記減算手段と前記ファジィ前件部の間に、前記減算手
    段で得られたレベル差の絶対値を求め、その絶対値を前
    記ファジィ前件部へ出力する絶対値演算手段が挿入さ
    れ、 前記第1のメンバーシップ関数演算手段は、前記各補間
    ライン毎の相関性の度合いとして、前記絶対値演算手段
    で得られた絶対値の補数を出力し、 前記第2のメンバーシップ関数演算手段は、前記各補間
    ライン毎の非相関性の度合いとして、前記絶対値演算手
    段で得られた絶対値をそのまま出力することを特徴とす
    る請求項記載の相関検出補間装置。
  6. 【請求項6】 全ての補間ラインを、補間すべき画素を
    中心に垂直に近い第1のグループ、右下がり方向を中心
    とした第2のグループ及び左下がり方向を中心とした第
    3のグループに分け、 前記ファジィ前件部は、 前記第1のグループに含まれる補間ラインについては、
    その補間ラインに対応する第1のメンバーシップ関数演
    算手段で得られた相関性の出力をそのまま相関性確度値
    とし、 前記第2および前記第3のグループに含まれる補間ライ
    ンについては、その補間ラインに対応する第1のメンバ
    ーシップ関数の出力と他のグループに含まれる補間ライ
    ンに対応する第2のメンバーシップ関数の出力とのファ
    ジィ論理積を相関性確度値とし、各補間ライン毎の相関
    性確度を求めることを特徴とする請求項3又は4又は5
    記載の相関検出補間装置。
  7. 【請求項7】 前記ファジィ後件部は、 前記ファジィ前件部で得られた相関性の確度情報に対し
    て、下記に示す演算を行う手段を備え、 補間すべき画素を、前記演算手段で得られた値のうち、
    どの補間方向の値とするか決定することを特徴とする請
    求項3乃至6の何れかに記載の相関検出補間装置。 【数2】
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