JP3061688U - 額ぶち - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 気に入った写真や雑誌等の切り抜きを、簡易
に壁面等に飾ることができる簡易な額ぶちを提供するこ
と。 【解決手段】 シート状の枠部材１の裏面に、表面を少
なくとも透明フィルムによって形成した袋部材２を接合
し、袋部材２に、袋部材内への写真等のシート状物の出
し入れを可能とする開口部６を設けた構成した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、気に入った写真や雑誌等の切り抜きを、簡易に壁面等に飾ること ができる簡易な額ぶちに関するものである。

【０００２】

【従来の技術と課題】

撮影した写真の中に気に入ったものがあって、少し大きくプリントした写真や 、雑誌等の切り抜きを壁面に飾りたいような場合に、従来の額ぶち、即ち、透明 板を有する額ぶち本体と、この額ぶち本体の表面に着脱可能に設けられる裏蓋部 材とからなり、写真等を額ぶち本体と裏蓋部材とによって挟み付けるようにする ものでは、大袈裟で価格も高いという問題があった。

【０００３】 そこで、この考案は、気に入った写真や雑誌等の切り抜きを、簡易に壁面等に 飾ることができる簡易な額ぶちを提供しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案に係る額ぶちは、シート状の枠部材の裏面に、表面を少なくとも透明 フィルムによって形成した袋部材を接合し、袋部材に、袋部材内への写真等のシ ート状物の出し入れを可能とする開口部を設けた構成である。

【０００５】 上記構成の額ぶちは、シート状の枠部材と、袋部材との接合により製造するこ とができるので、従来の額ぶちよりも非常に安価に製造することができる。

【０００６】 また、写真等を袋部の開口部から袋部内へ出し入れが行えるため、写真等の収 容作業も非常に簡単で、取扱いが容易である。

【０００７】

【考案の実施の形態】

この考案に係る額ぶちは、シート状の枠部材１と、写真等のシート状物を収容 する袋部材２とからなり、枠部材１の裏面に袋部材２が、接着剤あるいは熱接着 等によって接合されている。図２及び図４において符号７の部分は、熱接着部を 示している。

【０００８】 上記枠部材１は、合成樹脂シートや厚紙によって形成されており、図面に示す 例では、４辺のそれぞれの中央に、画鋲等を挿し入れるための小孔３が形成され ている。

【０００９】 上記袋部材２は、表面と裏面の二枚のフィルム４、５を重ね合わせて形成され ており、表面のフィルム４は、袋部材２内に収容した写真等のシート状物Ａが見 えるように、透明素材によって形成されている。

【００１０】 上記袋部材２には、袋部材２内への写真等の出し入れが行えるように、開口部 ６が形成されている。この開口部６は、袋部材２内に写真等を出し入れすること ができ、収容した写真等が落ちない位置であれば、袋部材２のどこに設けてもよ く、図１乃至図３の例では、開口部６を袋部材２の上辺に沿って形成し、図４及 び図５の例では、開口部６を袋部材２の左右の側辺の一方に形成している。

【００１１】

【考案の効果】

以上のように、この考案の額ぶちは、非常に安価に製造することができ、写真 等の収容も非常に簡単で、取扱いに便利なものであるから、特に、ＤＰＥ店にお いて、大型サイズに写真をプリントした際のサービス品として提供すれば、好適 である。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案に係る額ぶちの第１の例を示す表面側
からの斜視図

【図２】同上の例の裏面側からの斜視図

【図３】同上の例の縦断側面図

【図４】この考案に係る額ぶちの第２の例を示す表面側
からの斜視図

【図５】第２の例の縦断側面図

【符号の説明】

１ 枠部材 ２ 袋部材 ３ 小孔 ４、５ フィルム ６ 開口部 ７ 熱接着部 Ａ シート状物

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 シート状の枠部材の裏面に、表面を少な
   くとも透明フィルムによって形成した袋部材を接合し、
   袋部材に、袋部材内への写真等のシート状物の出し入れ
   を可能とする開口部を設けたことを特徴とする額ぶち。
2. 【請求項２】 枠部材と袋部材とが熱接着によって接合
   されている請求項１記載の額ぶち。
3. 【請求項３】 上記開口部が袋部材の上辺に沿って形成
   されている請求項１又は２記載の額ぶち。
4. 【請求項４】 上記開口部が袋部材の側辺に沿って形成
   されている請求項１又は２記載の額ぶち。