JP3061668B2 - 殺昆虫性、殺線虫性および殺ダニ性の4−置換−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニトリル化合物の製法 - Google Patents
殺昆虫性、殺線虫性および殺ダニ性の4−置換−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニトリル化合物の製法Info
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- C07D207/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- C07D207/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
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- C07D207/325—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms with substituted hydrocarbon radicals directly attached to the ring nitrogen atom
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【0001】本発明の一目的は、殺昆虫性、殺線虫性お
よび殺ダニ性の4−置換された−5−(トリフルオロメ
チル)ピロール−3−カルボニトリル化合物を製造する
ための新規なそして効率的な方法を提供することであ
る。
よび殺ダニ性の4−置換された−5−(トリフルオロメ
チル)ピロール−3−カルボニトリル化合物を製造する
ための新規なそして効率的な方法を提供することであ
る。
【0002】本発明は、式I
【0003】
【化4】
【0004】[式中、Yは水素またはWであり、そして
Wは任意にCF3、C1−C4アルキル、C1−C4アルコ
キシ、CN、NO2、もしくは1−3個のハロゲン原子
で置換されていてもよいフェニル;α−もしくはβ−ナ
フチル;または任意にCF3もしくは1−3個のハロゲ
ン原子で置換されていてもよい2−、3−もしくは4−
ピリジルである]の殺昆虫性、殺線虫性および殺ダニ性
の4−置換された−5−(トリフルオロメチル)ピロー
ル−3−カルボニトリル化合物の製造方法に関するもの
である。
Wは任意にCF3、C1−C4アルキル、C1−C4アルコ
キシ、CN、NO2、もしくは1−3個のハロゲン原子
で置換されていてもよいフェニル;α−もしくはβ−ナ
フチル;または任意にCF3もしくは1−3個のハロゲ
ン原子で置換されていてもよい2−、3−もしくは4−
ピリジルである]の殺昆虫性、殺線虫性および殺ダニ性
の4−置換された−5−(トリフルオロメチル)ピロー
ル−3−カルボニトリル化合物の製造方法に関するもの
である。
【0005】驚くべきことに、式II
【0006】
【化5】
【0007】[式中、Wは上記の如くである]のオキシ
ム化合物と式III
ム化合物と式III
【0008】 [式中、Yは上記の如くであり、XはCl、Brまたは
Iである]のβ−ハロ−α,β−不飽和ニトリル化合物
並びにそれのシス−およびトランス−異性体類との間の
一段階反応により、式Iの殺昆虫性、殺線虫性および殺
ダニ性の化合物を製造できることが見いだされた。
Iである]のβ−ハロ−α,β−不飽和ニトリル化合物
並びにそれのシス−およびトランス−異性体類との間の
一段階反応により、式Iの殺昆虫性、殺線虫性および殺
ダニ性の化合物を製造できることが見いだされた。
【0009】本発明は、塩基および溶媒の存在下におけ
る式II
る式II
【0010】
【化7】
【0011】[式中、Wは上記の如くである]のオキシ
ム化合物と式III
ム化合物と式III
【0012】 [式中、Yは上記の如くであり、XはCl、Brまたは
Iである]のβ−ハロ−α,β−不飽和ニトリル化合物
並びにそれのシス−およびトランス−異性体類との間の
一段階反応による、式I
Iである]のβ−ハロ−α,β−不飽和ニトリル化合物
並びにそれのシス−およびトランス−異性体類との間の
一段階反応による、式I
【0013】
【化9】
【0014】[式中、Yは水素またはWであり、そして
Wは任意にCF3、C1−C4アルキル、C1−C4アルコ
キシ、CN、NO2、もしくは1−3個のハロゲン原子
で置換されていてもよいフェニル;α−もしくはβ−ナ
フチル;または任意にCF3もしくは1−3個のハロゲ
ン原子で置換されていてもよい2−、3−もしくは4−
ピリジルである]の殺昆虫性、殺線虫性および殺ダニ性
の化合物の製造方法を提供するものである。
Wは任意にCF3、C1−C4アルキル、C1−C4アルコ
キシ、CN、NO2、もしくは1−3個のハロゲン原子
で置換されていてもよいフェニル;α−もしくはβ−ナ
フチル;または任意にCF3もしくは1−3個のハロゲ
ン原子で置換されていてもよい2−、3−もしくは4−
ピリジルである]の殺昆虫性、殺線虫性および殺ダニ性
の化合物の製造方法を提供するものである。
【0015】該方法は好適には、上記式IIのオキシムを
溶媒の存在下で好適には約−5℃〜35℃の温度範囲に
おいて少なくとも約1モル当量の、好適には約1−4モ
ル当量の、上記式IIIのβ−ハロ−α,β−不飽和ニトリ
ルおよび少なくとも約1モル当量の、好適には約1−4
モル当量の、塩基と反応させて、式Iの4−置換された
−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニ
トリル化合物を製造することからなっている。
溶媒の存在下で好適には約−5℃〜35℃の温度範囲に
おいて少なくとも約1モル当量の、好適には約1−4モ
ル当量の、上記式IIIのβ−ハロ−α,β−不飽和ニトリ
ルおよび少なくとも約1モル当量の、好適には約1−4
モル当量の、塩基と反応させて、式Iの4−置換された
−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニ
トリル化合物を製造することからなっている。
【0016】本発明の一好適方法は、Wが任意にC
F3、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、CN、
NO2、または1−3個のハロゲン原子で置換されてい
てもよいフェニルである式IIのオキシムを、溶媒の存在
下で好適には約0℃〜30℃の温度範囲において、少な
くとも約1モル当量の、好適には約1−3モル当量の、
Yが上記の如くであり、Wが任意にCF3、C1−C4ア
ルキル、C1−C4アルコキシ、CN、NO2、または1
−3個のハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル
であり、XがClまたはBrである式IIIのβ−ハロ−
α,β−不飽和ニトリル並びにそれのシス−およびトラ
ンス−異性体類、並びに少なくとも約1モル当量の、好
適には約1−3モル当量の、塩基と反応させて、Yが式
Iに関して記載されている如くでありそしてWが任意に
CF3、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、C
N、NO2、または1−3個のハロゲン原子で置換され
ていてもよいフェニルである式Iの4−置換された−5
−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニトリ
ル化合物を製造することからなっている。
F3、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、CN、
NO2、または1−3個のハロゲン原子で置換されてい
てもよいフェニルである式IIのオキシムを、溶媒の存在
下で好適には約0℃〜30℃の温度範囲において、少な
くとも約1モル当量の、好適には約1−3モル当量の、
Yが上記の如くであり、Wが任意にCF3、C1−C4ア
ルキル、C1−C4アルコキシ、CN、NO2、または1
−3個のハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル
であり、XがClまたはBrである式IIIのβ−ハロ−
α,β−不飽和ニトリル並びにそれのシス−およびトラ
ンス−異性体類、並びに少なくとも約1モル当量の、好
適には約1−3モル当量の、塩基と反応させて、Yが式
Iに関して記載されている如くでありそしてWが任意に
CF3、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、C
N、NO2、または1−3個のハロゲン原子で置換され
ていてもよいフェニルである式Iの4−置換された−5
−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニトリ
ル化合物を製造することからなっている。
【0017】生成物である式Iの化合物は、例えば水を
用いる反応混合物の希釈および式Iの生成物の濾過また
は適当な溶媒を用いる該生成物の抽出の如き一般的技術
により、単離することができる。単離工程では、水−不
混和性溶媒、例えばエーテル、酢酸エチル、トルエン、
塩化メチレンなどを含む適当な抽出溶媒を使用すること
ができる。
用いる反応混合物の希釈および式Iの生成物の濾過また
は適当な溶媒を用いる該生成物の抽出の如き一般的技術
により、単離することができる。単離工程では、水−不
混和性溶媒、例えばエーテル、酢酸エチル、トルエン、
塩化メチレンなどを含む適当な抽出溶媒を使用すること
ができる。
【0018】本発明の方法で使用するのに適している塩
基類には、例えばアルカリ金属C1−C6アルコキシド
類、アルカリ金属水酸化物類、アルカリ金属水素化物
類、C1−C4トリアルキルアミン類、酢酸ナトリウムお
よびピリジンの如き塩基類が包含される。好適な塩基類
は、ナトリウムメトキシド、水素化ナトリウムおよびカ
リウムターシャリー−ブトキシドである。
基類には、例えばアルカリ金属C1−C6アルコキシド
類、アルカリ金属水酸化物類、アルカリ金属水素化物
類、C1−C4トリアルキルアミン類、酢酸ナトリウムお
よびピリジンの如き塩基類が包含される。好適な塩基類
は、ナトリウムメトキシド、水素化ナトリウムおよびカ
リウムターシャリー−ブトキシドである。
【0019】上記の方法で使用するのに適している反応
溶媒には、有機溶媒、例えばエーテル、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、トルエン、キシレン、塩素化された
炭化水素類およびC1−C6アルコール類、が包含され
る。テトラヒドロフランおよびジオキサンが好適な反応
溶媒である。
溶媒には、有機溶媒、例えばエーテル、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、トルエン、キシレン、塩素化された
炭化水素類およびC1−C6アルコール類、が包含され
る。テトラヒドロフランおよびジオキサンが好適な反応
溶媒である。
【0020】一方の出発物質である式IIのオキシム類
は、構造式
は、構造式
【0021】 [式中、Wは上記式Iに関して記されている如くであ
る]を有する式IVの化合物を酢酸ナトリウムの存在下で
ヒドロキシルアミン塩酸塩と反応させることにより、製
造することができる。式IVの化合物はX.クレアリー(Cr
eary)、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリ
ー(Journal of OrganicChemistry)、52、5026−
5030頁、1987の工程に従い製造される。
る]を有する式IVの化合物を酢酸ナトリウムの存在下で
ヒドロキシルアミン塩酸塩と反応させることにより、製
造することができる。式IVの化合物はX.クレアリー(Cr
eary)、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリ
ー(Journal of OrganicChemistry)、52、5026−
5030頁、1987の工程に従い製造される。
【0022】一方の出発物質である式IIIのβ−ハロ−
α,β−不飽和ニトリル類は、F.スコッティ(Scotti)
他、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J
ournalof Organic Chemistry)、29、1800−18
08頁、1964およびJ.リーブシャー(Liebscher)
他、ジャーナル・フュル・プラクティッシェ・ヘミー(J
ournal Fur Praktische Chemie)、325帯、915−
018頁、1983の工程に従い製造される。
α,β−不飽和ニトリル類は、F.スコッティ(Scotti)
他、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J
ournalof Organic Chemistry)、29、1800−18
08頁、1964およびJ.リーブシャー(Liebscher)
他、ジャーナル・フュル・プラクティッシェ・ヘミー(J
ournal Fur Praktische Chemie)、325帯、915−
018頁、1983の工程に従い製造される。
【0023】本発明の理解をさらに促進させるために、
それらのより個別の詳細事項を説明するための下記の実
施例を示す。本発明は、特許請求の範囲に規定されてい
ること以外には、それらにより限定されるものではな
い。
それらのより個別の詳細事項を説明するための下記の実
施例を示す。本発明は、特許請求の範囲に規定されてい
ること以外には、それらにより限定されるものではな
い。
【0024】
【実施例】実施例1 3−(p−クロロフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−
2−プロパノンの製造
2−プロパノンの製造
【0025】
【化11】
【0026】塩化p−クロロベンジル(80.5g、0.
5モル)の無水エーテル(150ml)中溶液を激しく
撹拌されているマグネシウム片(12.5g、0.5モ
ル)のエーテル(50ml)中スラリーに、反応混合物
が穏やかな還流を保つような方法で、ゆっくりと加え
た。次に溶液を30分間にわたり還流させ、そして氷浴
中で冷却した。次にグリニヤール試薬をトリフルオロ酢
酸エチル(71.04g、0.5モル)のエーテル(15
0ml)中溶液に−60°〜−70℃(アセトン−ドラ
イアイス浴)において45分間にわたり加えた。冷却浴
を除去し、そして反応混合物を自然に−10℃に暖める
と、固体が沈澱した。反応混合物を飽和NH4Clを用
いて注意深く分解させ、そして次に10%HClを用い
て酸性化した。エーテル層を分離し、水および飽和Na
Clで洗浄し、そして乾燥した(MgSO4)。蒸発お
よび真空蒸留すると、標記化合物が透明な液体状で得ら
れた(52.8g):1H NMR(CDCl3)δ4.0
0(s,2H,CH2)、7.15および7.35(d,J=
8.4Hz,4H,ArH);19F NMR δ−79.
1;13C NMR;δ42.2(CH2)116.7(q1
JCF=292.5Hz,CF3)、129.1(C−
2′);131.0(C−3′)、132.6(C−
1′)、134.0(C−4′)、188.5(q,2JCF
=35.5Hz,CO)。
5モル)の無水エーテル(150ml)中溶液を激しく
撹拌されているマグネシウム片(12.5g、0.5モ
ル)のエーテル(50ml)中スラリーに、反応混合物
が穏やかな還流を保つような方法で、ゆっくりと加え
た。次に溶液を30分間にわたり還流させ、そして氷浴
中で冷却した。次にグリニヤール試薬をトリフルオロ酢
酸エチル(71.04g、0.5モル)のエーテル(15
0ml)中溶液に−60°〜−70℃(アセトン−ドラ
イアイス浴)において45分間にわたり加えた。冷却浴
を除去し、そして反応混合物を自然に−10℃に暖める
と、固体が沈澱した。反応混合物を飽和NH4Clを用
いて注意深く分解させ、そして次に10%HClを用い
て酸性化した。エーテル層を分離し、水および飽和Na
Clで洗浄し、そして乾燥した(MgSO4)。蒸発お
よび真空蒸留すると、標記化合物が透明な液体状で得ら
れた(52.8g):1H NMR(CDCl3)δ4.0
0(s,2H,CH2)、7.15および7.35(d,J=
8.4Hz,4H,ArH);19F NMR δ−79.
1;13C NMR;δ42.2(CH2)116.7(q1
JCF=292.5Hz,CF3)、129.1(C−
2′);131.0(C−3′)、132.6(C−
1′)、134.0(C−4′)、188.5(q,2JCF
=35.5Hz,CO)。
【0027】実施例1の工程に従ったが、塩化p−クロ
ロベンジルを塩化ベンジルで置換すると、1,1,1−ト
リフルオロ−3−フェニル−2−プロパノンが透明な液
体状で得られた;沸点104−111℃(真空室);I
R(ニート)1762cm-1、1H NMR(CDC
l3)δ4.05(s,2H,CH2)、7.2および7.5
(m,5H,ArH);19F NMRδ−79.0;13C
NMR;δ43.0(s,CH2)115.9(q1JCF=
292.7Hz,CF3)、189.0(q,2JCF=35.
1Hz,CO)。
ロベンジルを塩化ベンジルで置換すると、1,1,1−ト
リフルオロ−3−フェニル−2−プロパノンが透明な液
体状で得られた;沸点104−111℃(真空室);I
R(ニート)1762cm-1、1H NMR(CDC
l3)δ4.05(s,2H,CH2)、7.2および7.5
(m,5H,ArH);19F NMRδ−79.0;13C
NMR;δ43.0(s,CH2)115.9(q1JCF=
292.7Hz,CF3)、189.0(q,2JCF=35.
1Hz,CO)。
【0028】実施例2 3−(p−クロロフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−
2−プロパノンオキシム,(E)−または(Z)−の製造
2−プロパノンオキシム,(E)−または(Z)−の製造
【0029】
【化12】
【0030】3−(p−クロロフェニル)−1,1,1−ト
リフルオロ−2−プロパノン(10.0g、0.045モ
ル)のエタノール(60ml)中溶液をヒドロキシルア
ミン塩酸塩(4.68g、0.067モル)の水(20m
l)中溶液で処理し、そして次に酢酸ナトリウム(5.
53g、0.067モル)の水(20ml)中溶液で処
理した。反応混合物を2時間にわたり還流し、冷却し、
水で希釈し、そしてエーテルで抽出した。一緒にしたエ
ーテル抽出物を連続的に水および食塩水で洗浄し、乾燥
し(Na2SO4)、そして蒸発させて液体とし、それは
放置すると固化して標記化合物を白色の針状で与えた
(11.84g):IR(ニート)3300cm-1(広
い)、1H NMR(CDCl3)δ3.86(s,2H,C
H2)、7.23および7.30(AB,JAB=8.6Hz,
ArH);19F NMR δ−69.2;13C NMR;
δ29.3(s,CH2)120.8(q1JCF=274.5
Hz,CF3)、128.8、130.3、132.5、1
33.1(芳香族C)、148.4(q2JCF=32.1H
z,CO)。
リフルオロ−2−プロパノン(10.0g、0.045モ
ル)のエタノール(60ml)中溶液をヒドロキシルア
ミン塩酸塩(4.68g、0.067モル)の水(20m
l)中溶液で処理し、そして次に酢酸ナトリウム(5.
53g、0.067モル)の水(20ml)中溶液で処
理した。反応混合物を2時間にわたり還流し、冷却し、
水で希釈し、そしてエーテルで抽出した。一緒にしたエ
ーテル抽出物を連続的に水および食塩水で洗浄し、乾燥
し(Na2SO4)、そして蒸発させて液体とし、それは
放置すると固化して標記化合物を白色の針状で与えた
(11.84g):IR(ニート)3300cm-1(広
い)、1H NMR(CDCl3)δ3.86(s,2H,C
H2)、7.23および7.30(AB,JAB=8.6Hz,
ArH);19F NMR δ−69.2;13C NMR;
δ29.3(s,CH2)120.8(q1JCF=274.5
Hz,CF3)、128.8、130.3、132.5、1
33.1(芳香族C)、148.4(q2JCF=32.1H
z,CO)。
【0031】実施例2の工程に従ったが、3−(p−ク
ロロフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパ
ノンを1,1,1−トリフルオロ−3−フェニル−2−プ
ロパノンで置換すると、1,1,1−トリフルオロ−3−
フェニル−2−プロパノンオキシム,(E)−または(Z)
−が透明な液体状で得られた;IR(ニート)3300
cm-1(広い);1H NMR(CDCl3)δ3.94
(s,2H,CH2)、7.3(m,5H,ArH)、9.8
(広い、OH);19F NMRδ−69.1;13CNM
R;δ30.0(s,CH2)、120.9(q1JCF=2
74.5Hz,CF3)、127.1(C−1′)、12
8.7、129.4(C−2′およびC−3′)、13
4.0(C−4′)、149.0(q,2JCF=32.1H
z,CO)。
ロロフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパ
ノンを1,1,1−トリフルオロ−3−フェニル−2−プ
ロパノンで置換すると、1,1,1−トリフルオロ−3−
フェニル−2−プロパノンオキシム,(E)−または(Z)
−が透明な液体状で得られた;IR(ニート)3300
cm-1(広い);1H NMR(CDCl3)δ3.94
(s,2H,CH2)、7.3(m,5H,ArH)、9.8
(広い、OH);19F NMRδ−69.1;13CNM
R;δ30.0(s,CH2)、120.9(q1JCF=2
74.5Hz,CF3)、127.1(C−1′)、12
8.7、129.4(C−2′およびC−3′)、13
4.0(C−4′)、149.0(q,2JCF=32.1H
z,CO)。
【0032】実施例3 3−(p−クロロフェニル)−5(トリフルオロメチル)−
ピロール−3−カルボニトリルの製造
ピロール−3−カルボニトリルの製造
【0033】
【化13】
【0034】カリウム−t−ブトキシド(2.46g、
0.022モル)を一部分ずつ3−(p−クロロフェニ
ル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノンオキシ
ム,(E)−または(Z)−(4.75g、0.02モル)の
テトラヒドロフラン(20ml)中溶液に、温度が25
−30℃に保たれる(氷−水浴)ような方法で、加え
た。生じた溶液を15分間撹拌し、そして次にβ−クロ
ロアクリロニトリル(1.75g、0.02モル)のテト
ラヒドロフラン(15ml)中溶液に15−10℃にお
いて1/2時間にわたり滴々添加した。氷浴を除去し、
そして反応混合物を1時間にわたり撹拌し、水で希釈
し、少量の希HClを用いて酸性とし、そしてエーテル
で抽出した。一緒にしたエーテル抽出物を水および食塩
水で洗浄し、そして乾燥した(Na2SO4)。真空中で
濃縮すると油が得られ、それを塩化メチレン中に溶解さ
せ、そしてフラッシュカラムシリカゲル(30ml寸
法)の床を通して濾過し、そして酢酸エチル/塩化メチ
レン混合物(1:1)で洗浄した。濾液を蒸発させ、そ
して残存している半固体を塩化メチレン/ヘキサン類か
ら結晶化させて標記化合物を黄色固体状で与えた(2.
10g):融点162.5−164.0℃;IR(ヌジュ
ール)3200、2250cm-1、1H NMR(DMS
O−d6)δ7.42、7.56(AB,JAB=8.3Hz,
ArH)、8.03(s,1H,2H);19F NMRδ−
51.2;13C NMR;δ94.2(C−3)、115.
0(CN)、116.6(q,2JCF=38.3Hz,C−
5)、120.6(q,1JCF=268.7Hz,CF3)、
127.0(q,3JCF=3.5Hz,C−4)、128.6
(C−2′)、129.1(C−1′)、129.7(C
−2)、130.8(C−3′)、133.4(C−
4′)。
0.022モル)を一部分ずつ3−(p−クロロフェニ
ル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノンオキシ
ム,(E)−または(Z)−(4.75g、0.02モル)の
テトラヒドロフラン(20ml)中溶液に、温度が25
−30℃に保たれる(氷−水浴)ような方法で、加え
た。生じた溶液を15分間撹拌し、そして次にβ−クロ
ロアクリロニトリル(1.75g、0.02モル)のテト
ラヒドロフラン(15ml)中溶液に15−10℃にお
いて1/2時間にわたり滴々添加した。氷浴を除去し、
そして反応混合物を1時間にわたり撹拌し、水で希釈
し、少量の希HClを用いて酸性とし、そしてエーテル
で抽出した。一緒にしたエーテル抽出物を水および食塩
水で洗浄し、そして乾燥した(Na2SO4)。真空中で
濃縮すると油が得られ、それを塩化メチレン中に溶解さ
せ、そしてフラッシュカラムシリカゲル(30ml寸
法)の床を通して濾過し、そして酢酸エチル/塩化メチ
レン混合物(1:1)で洗浄した。濾液を蒸発させ、そ
して残存している半固体を塩化メチレン/ヘキサン類か
ら結晶化させて標記化合物を黄色固体状で与えた(2.
10g):融点162.5−164.0℃;IR(ヌジュ
ール)3200、2250cm-1、1H NMR(DMS
O−d6)δ7.42、7.56(AB,JAB=8.3Hz,
ArH)、8.03(s,1H,2H);19F NMRδ−
51.2;13C NMR;δ94.2(C−3)、115.
0(CN)、116.6(q,2JCF=38.3Hz,C−
5)、120.6(q,1JCF=268.7Hz,CF3)、
127.0(q,3JCF=3.5Hz,C−4)、128.6
(C−2′)、129.1(C−1′)、129.7(C
−2)、130.8(C−3′)、133.4(C−
4′)。
【0035】実施例3の工程に従ったが、3−(p−ク
ロロフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパ
ノンオキシム,(E)−または(Z)−を1,1,1−トリフ
ルオロ−3−フェニル−2−プロパノンオキシム,(Z)
−または(E)−(1.8g)で置換すると、4−フェニ
ル−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニ
トリルを白色の固体状で生成した(1.4g):融点1
14.0−115.0℃;IR(ヌジュール)3290、
3320、2248cm-1、1H NMR(DMSO−d
6)δ7.3−7.5(m,5H,ArH)、8.00(d,
J=1.6Hz,2H);19F NMRδ−51.1;13C
NMR;δ94.2(C−3)、115.2(CN)、
116.4(q,2JCF=38.3Hz,C−5)、120.
7(q,1JCF=268.2Hz,CF3)、128.3、1
28.5、129.0(C−4′、C−2′、C−
3′)、129.5(C−2)、130.3(C−
1′)。
ロロフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパ
ノンオキシム,(E)−または(Z)−を1,1,1−トリフ
ルオロ−3−フェニル−2−プロパノンオキシム,(Z)
−または(E)−(1.8g)で置換すると、4−フェニ
ル−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニ
トリルを白色の固体状で生成した(1.4g):融点1
14.0−115.0℃;IR(ヌジュール)3290、
3320、2248cm-1、1H NMR(DMSO−d
6)δ7.3−7.5(m,5H,ArH)、8.00(d,
J=1.6Hz,2H);19F NMRδ−51.1;13C
NMR;δ94.2(C−3)、115.2(CN)、
116.4(q,2JCF=38.3Hz,C−5)、120.
7(q,1JCF=268.2Hz,CF3)、128.3、1
28.5、129.0(C−4′、C−2′、C−
3′)、129.5(C−2)、130.3(C−
1′)。
【0036】実施例4 2,4−ビス(p−クロロフェニル)−5−(トリフルオロ
メチル)ピロール−3−カルボニトリルの製造 3−(p−クロロフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−
2−プロパノンオキシム(1.68g、0.007モル)
およびテトラヒドロフラン(10ml)の冷却された
(氷−水浴)溶液をカリウムt−ブトキシド(0.87
2g、0.0078モル)で一部分ずつ20分間にわた
り処理した。15分間にわたり撹拌した後に、この溶液
を8℃においてβ−クロロシンナモニトリル(1.48
g、0.0071モル)の5mlのテトラヒドロフラン
中溶液に滴々添加した。反応混合物を45分間にわたり
撹拌し、水で希釈し、塩酸水溶液で酸性化し、そしてエ
ーテルで抽出した。一緒にした有機抽出物を連続的に水
および食塩水で洗浄し、そして真空中で濃縮してゴムを
与えた。ゴムをエーテル/ヘキサン類混合物で研和する
と、固体が生成した。この固体を濾別し、そして濾液か
ら褐黄色の固体が沈澱し、それを酢酸エチル/ヘキサン
類から再結晶化させると、標記生成物が黄色の固体状で
得られ(融点>250℃)、それはIRおよびNMRス
ペクトル分析により同定された。
メチル)ピロール−3−カルボニトリルの製造 3−(p−クロロフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−
2−プロパノンオキシム(1.68g、0.007モル)
およびテトラヒドロフラン(10ml)の冷却された
(氷−水浴)溶液をカリウムt−ブトキシド(0.87
2g、0.0078モル)で一部分ずつ20分間にわた
り処理した。15分間にわたり撹拌した後に、この溶液
を8℃においてβ−クロロシンナモニトリル(1.48
g、0.0071モル)の5mlのテトラヒドロフラン
中溶液に滴々添加した。反応混合物を45分間にわたり
撹拌し、水で希釈し、塩酸水溶液で酸性化し、そしてエ
ーテルで抽出した。一緒にした有機抽出物を連続的に水
および食塩水で洗浄し、そして真空中で濃縮してゴムを
与えた。ゴムをエーテル/ヘキサン類混合物で研和する
と、固体が生成した。この固体を濾別し、そして濾液か
ら褐黄色の固体が沈澱し、それを酢酸エチル/ヘキサン
類から再結晶化させると、標記生成物が黄色の固体状で
得られ(融点>250℃)、それはIRおよびNMRス
ペクトル分析により同定された。
【0037】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
おりである。
【0038】1.構造式
【0039】
【化14】
【0040】[式中、Yは水素またはWであり、そして
Wは任意にCF3、C1−C4アルキル、C1−C4アルコ
キシ、CN、NO2、もしくは1−3個のハロゲン原子
で置換されていてもよいフェニル;α−もしくはβ−ナ
フチル;または任意にCF3もしくは1−3個のハロゲ
ン原子で置換されていてもよい2−、3−もしくは4−
ピリジルである]により特徴づけられている4−置換さ
れた−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カル
ボニトリル化合物の製造方法において、構造式II
Wは任意にCF3、C1−C4アルキル、C1−C4アルコ
キシ、CN、NO2、もしくは1−3個のハロゲン原子
で置換されていてもよいフェニル;α−もしくはβ−ナ
フチル;または任意にCF3もしくは1−3個のハロゲ
ン原子で置換されていてもよい2−、3−もしくは4−
ピリジルである]により特徴づけられている4−置換さ
れた−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カル
ボニトリル化合物の製造方法において、構造式II
【0041】
【化15】
【0042】[式中、Wは上記の如くである]を有する
オキシム化合物を、少なくとも約1モル当量の塩基およ
び溶媒の存在下で、少なくとも約1モル当量の構造式II
I
オキシム化合物を、少なくとも約1モル当量の塩基およ
び溶媒の存在下で、少なくとも約1モル当量の構造式II
I
【0043】 [式中、Yは上記の如くであり、XはCl、Brまたは
Iである]を有するβ−ハロ−α,β−不飽和ニトリル
化合物並びにそのシス−及びトランス−異性体と反応さ
せて4−置換された−5−(トリフルオロメチル)ピロ
ール−3−カルボニトリル化合物を製造することからな
る方法。
Iである]を有するβ−ハロ−α,β−不飽和ニトリル
化合物並びにそのシス−及びトランス−異性体と反応さ
せて4−置換された−5−(トリフルオロメチル)ピロ
ール−3−カルボニトリル化合物を製造することからな
る方法。
【0044】2.β−ハロ−α,β−不飽和ニトリル化
合物が1−4モル当量の量で存在している、上記1の方
法。
合物が1−4モル当量の量で存在している、上記1の方
法。
【0045】3.塩基が1−4モル当量の量で存在して
いる、上記2の方法。
いる、上記2の方法。
【0046】4.塩基がアルカリ金属C1−C6アルコキ
シド、アルカリ金属水素化物およびアルカリ金属水酸化
物からなる群から選択される、上記1の方法。
シド、アルカリ金属水素化物およびアルカリ金属水酸化
物からなる群から選択される、上記1の方法。
【0047】5.溶媒がエーテル、ジオキサン、トルエ
ン、テトラヒドロフランおよびC1−C6アルコールから
なる群から選択される、上記4の方法。
ン、テトラヒドロフランおよびC1−C6アルコールから
なる群から選択される、上記4の方法。
【0048】6.反応混合物の温度が−5℃〜35℃で
ある、上記1の方法。
ある、上記1の方法。
【0049】7.Wが任意にCF3、C1−C4アルキル、
C1−C4アルコキシ、CN、NO2、および1−3個の
ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニルである、
上記1の方法。
C1−C4アルコキシ、CN、NO2、および1−3個の
ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニルである、
上記1の方法。
【0050】8.XがClである、上記7の方法。
【0051】9.XがBrである、上記7の方法。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 207/00 - 207/50 A01N 43/36 C07D 401/04 CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)
Claims (1)
- 【請求項1】 構造式 【化1】 [式中、Yは水素またはWであり、そしてWは任意にC
F3、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、CN、
NO2、もしくは1−3個のハロゲン原子で置換されて
いてもよいフェニル;α−もしくはβ−ナフチル;また
は任意にCF3もしくは1−3個のハロゲン原子で置換
されていてもよい2−、3−もしくは4−ピリジルであ
る]により特徴づけられている4−置換された−5−
(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニトリル
化合物の製造方法において、構造式II 【化2】 [式中、Wは上記の如くである]を有するオキシム化合
物を、少なくとも約1モル当量の塩基および溶媒の存在
下で、少なくとも約1モル当量の構造式III [式中、Yは上記の如くであり、XはCl、Brまたは
Iである]を有するβ−ハロ−α,β−不飽和ニトリル
化合物並びにそのシス−及びトランス−異性体と反応さ
せて4−置換された−5−(トリフルオロメチル)ピロ
ール−3−カルボニトリル化合物を製造することを特徴
とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/614,541 US5106985A (en) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | Process for the preparation of insecticidal, nematicidal and acaricidal 4-substituted-5-(trifluoromethyl)pyrrole-3-carbonitrile compounds |
US614541 | 1990-11-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04290867A JPH04290867A (ja) | 1992-10-15 |
JP3061668B2 true JP3061668B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=24461695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3322396A Expired - Fee Related JP3061668B2 (ja) | 1990-11-16 | 1991-11-12 | 殺昆虫性、殺線虫性および殺ダニ性の4−置換−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カルボニトリル化合物の製法 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5106985A (ja) |
EP (1) | EP0485716B1 (ja) |
JP (1) | JP3061668B2 (ja) |
KR (1) | KR100204109B1 (ja) |
AT (1) | ATE134614T1 (ja) |
BR (1) | BR9104950A (ja) |
DE (1) | DE69117438T2 (ja) |
DK (1) | DK0485716T3 (ja) |
ES (1) | ES2085939T3 (ja) |
GR (1) | GR3019143T3 (ja) |
PT (1) | PT99505B (ja) |
SG (1) | SG52315A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5229524A (en) * | 1990-10-18 | 1993-07-20 | American Cyanamid Company | Bis-and tris (trifluoromethyl) arylpyrrole insecticidal and acaricidal agents |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4929634A (en) * | 1987-10-23 | 1990-05-29 | American Cyanamid Company | Method of and bait compositions for controlling mollusks |
EP0358047A3 (en) * | 1988-09-08 | 1991-05-29 | American Cyanamid Company | Method of controlling phytopathogenic fungi |
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1990
- 1990-11-16 US US07/614,541 patent/US5106985A/en not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-09-17 EP EP91115734A patent/EP0485716B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-17 DK DK91115734.5T patent/DK0485716T3/da active
- 1991-09-17 DE DE69117438T patent/DE69117438T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-09-17 ES ES91115734T patent/ES2085939T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-17 AT AT91115734T patent/ATE134614T1/de not_active IP Right Cessation
- 1991-09-17 SG SG1996002705A patent/SG52315A1/en unknown
- 1991-11-12 JP JP3322396A patent/JP3061668B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-14 BR BR919104950A patent/BR9104950A/pt not_active IP Right Cessation
- 1991-11-14 PT PT99505A patent/PT99505B/pt not_active IP Right Cessation
- 1991-11-15 KR KR1019910020352A patent/KR100204109B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1996
- 1996-02-29 GR GR950402833T patent/GR3019143T3/el unknown
Also Published As
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---|---|
US5106985A (en) | 1992-04-21 |
EP0485716A1 (en) | 1992-05-20 |
PT99505B (pt) | 1999-04-30 |
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BR9104950A (pt) | 1992-06-23 |
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DE69117438D1 (de) | 1996-04-04 |
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KR100204109B1 (ko) | 1999-06-15 |
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ATE134614T1 (de) | 1996-03-15 |
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PT99505A (pt) | 1992-09-30 |
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DE69117438T2 (de) | 1996-10-10 |
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