JP3061486B2 - データソート処理システム - Google Patents
データソート処理システムInfo
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- JP3061486B2 JP3061486B2 JP4249901A JP24990192A JP3061486B2 JP 3061486 B2 JP3061486 B2 JP 3061486B2 JP 4249901 A JP4249901 A JP 4249901A JP 24990192 A JP24990192 A JP 24990192A JP 3061486 B2 JP3061486 B2 JP 3061486B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 27
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソート対象のデータ列
をデータの持つ属性値の大きさに従ってソートするよう
処理するデータソート処理システムに関し、特に、高速
にソート処理を実行できるようにするデータソート処理
システムに関する。
をデータの持つ属性値の大きさに従ってソートするよう
処理するデータソート処理システムに関し、特に、高速
にソート処理を実行できるようにするデータソート処理
システムに関する。
【0002】データ処理の様々な分野で、データ列をデ
ータ値やキー値等の属性値に従ってソートしていく処理
が実行されている。このソート処理は、ソート対象のデ
ータの数が多くなるに従って長い処理時間を要すること
になる。これから、ソート対象のデータの数が多くなる
ときにあっても、高速にソート処理を実行できるような
構成の構築が叫ばれている。
ータ値やキー値等の属性値に従ってソートしていく処理
が実行されている。このソート処理は、ソート対象のデ
ータの数が多くなるに従って長い処理時間を要すること
になる。これから、ソート対象のデータの数が多くなる
ときにあっても、高速にソート処理を実行できるような
構成の構築が叫ばれている。
【0003】
【従来の技術】従来、ソート処理を高速で実行する必要
があるときには、最初に、ソート対象のデータ列を単純
に複数のブロックに分割して、この各ブロック毎にソー
ト処理を実行し、続いて、ブロック間で順次データを比
較しながらソート処理を行っていくことで、全体のソー
ト処理を完成させるという2段階のソート処理手順に従
って、高速性を実現するという方法を採っていた。
があるときには、最初に、ソート対象のデータ列を単純
に複数のブロックに分割して、この各ブロック毎にソー
ト処理を実行し、続いて、ブロック間で順次データを比
較しながらソート処理を行っていくことで、全体のソー
ト処理を完成させるという2段階のソート処理手順に従
って、高速性を実現するという方法を採っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術のソート処理手順では、未だ処理時間が長
いという問題点があった。
うな従来技術のソート処理手順では、未だ処理時間が長
いという問題点があった。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、データ列をデータの持つ属性値の大きさに従
ってソートするよう処理するデータソート処理システム
にあって、従来技術よりも高速なソート処理を実現する
新たなデータソート処理システムの提供を目的とする。
であって、データ列をデータの持つ属性値の大きさに従
ってソートするよう処理するデータソート処理システム
にあって、従来技術よりも高速なソート処理を実現する
新たなデータソート処理システムの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。図中、1は本発明を具備するデータ処理装
置である。このデータ処理装置1は、第1の展開手段1
0と、テーブル手段11と、分割手段12と、第2の展
開手段13と、ソート手段14と、連結手段15と、第
3の展開手段16と、登録手段17とを備える。
を図示する。図中、1は本発明を具備するデータ処理装
置である。このデータ処理装置1は、第1の展開手段1
0と、テーブル手段11と、分割手段12と、第2の展
開手段13と、ソート手段14と、連結手段15と、第
3の展開手段16と、登録手段17とを備える。
【0007】この第1の展開手段10は、ソート対象の
データ列を展開する。この展開されるソート対象のデー
タは、データ値やキー値といった属性値を持つ。テーブ
ル手段11は、ソート対象のデータ列の持つ属性値域に
含まれる複数の属性値を管理する。分割手段12は、テ
ーブル手段11の管理する属性値を使って、第1の展開
手段10に展開されるソート対象のデータ列を複数のブ
ロックに分割する。
データ列を展開する。この展開されるソート対象のデー
タは、データ値やキー値といった属性値を持つ。テーブ
ル手段11は、ソート対象のデータ列の持つ属性値域に
含まれる複数の属性値を管理する。分割手段12は、テ
ーブル手段11の管理する属性値を使って、第1の展開
手段10に展開されるソート対象のデータ列を複数のブ
ロックに分割する。
【0008】第2の展開手段13は、分割手段12の分
割したブロックを単位にしてソート対象のデータ列を展
開する。ソート手段14は、第2の展開手段13の展開
する各ブロックの持つデータをブロック毎に属性値の大
きさに従ってソートする。連結手段15は、第2の展開
手段13の展開するソート対象のデータ列を連結する。
第3の展開手段16は、連結手段15によりソートされ
たデータ列を展開する。登録手段17は、第3の展開手
段16に展開される前回ソートされたデータ列を概略同
一のデータ数を持つ複数のブロックに分割し、これらの
ブロックを区切るデータの属性値を特定する機能と、こ
の特定した属性値をテーブル手段11に登録する機能と
を有する。
割したブロックを単位にしてソート対象のデータ列を展
開する。ソート手段14は、第2の展開手段13の展開
する各ブロックの持つデータをブロック毎に属性値の大
きさに従ってソートする。連結手段15は、第2の展開
手段13の展開するソート対象のデータ列を連結する。
第3の展開手段16は、連結手段15によりソートされ
たデータ列を展開する。登録手段17は、第3の展開手
段16に展開される前回ソートされたデータ列を概略同
一のデータ数を持つ複数のブロックに分割し、これらの
ブロックを区切るデータの属性値を特定する機能と、こ
の特定した属性値をテーブル手段11に登録する機能と
を有する。
【0009】
【作用】本発明では、登録手段17は、第3の展開手段
16に展開される前回ソートされたデータ列を概略同一
のデータ数を持つ複数のブロックに分割し、これらのブ
ロックを区切るデータの属性値を特定して、その属性値
をテーブル手段11に登録する。
16に展開される前回ソートされたデータ列を概略同一
のデータ数を持つ複数のブロックに分割し、これらのブ
ロックを区切るデータの属性値を特定して、その属性値
をテーブル手段11に登録する。
【0010】このようにして、テーブル手段11に属性
値が登録されると、分割手段12は、第1の展開手段1
0に展開される今回ソート対象となるデータの持つ属性
値と、テーブル手段11の管理する属性値とを比較する
ことで、今回ソート対象となるデータ列を複数のブロッ
クに分割して、その分割結果を第2の展開手段13に展
開する。
値が登録されると、分割手段12は、第1の展開手段1
0に展開される今回ソート対象となるデータの持つ属性
値と、テーブル手段11の管理する属性値とを比較する
ことで、今回ソート対象となるデータ列を複数のブロッ
クに分割して、その分割結果を第2の展開手段13に展
開する。
【0011】第2の展開手段13に分割手段12の分割
結果が展開されると、ソート手段14は、第2の展開手
段13の展開する各ブロックの持つデータをブロック毎
に属性値の大きさに従ってソートし、このソート手段1
4によるソート処理が終了すると、連結手段15は、ソ
ート手段14によりソートされたブロックのデータを、
ブロックの生成元となったテーブル手段11の管理属性
値の値順に連結することで、第1の展開手段10に展開
されるデータ列のソート処理を完成させる。
結果が展開されると、ソート手段14は、第2の展開手
段13の展開する各ブロックの持つデータをブロック毎
に属性値の大きさに従ってソートし、このソート手段1
4によるソート処理が終了すると、連結手段15は、ソ
ート手段14によりソートされたブロックのデータを、
ブロックの生成元となったテーブル手段11の管理属性
値の値順に連結することで、第1の展開手段10に展開
されるデータ列のソート処理を完成させる。
【0012】このようにして、本発明では、前回ソート
したデータ列を概略同一のデータ数を持つ複数のブロッ
クに分割することで、今回ソートするデータ列の分割ソ
ート用のキー配列を求める構成を採って、そのキー配列
を使って、今回ソートするデータ列を分割しソートして
それらを連結することでソート処理を実行するという構
成を採ることから、直接的かつ簡単に、概略同一のデー
タ数を持つ複数のブロックに分割できるようになること
で、高速のソート処理を実行できるようになる。
したデータ列を概略同一のデータ数を持つ複数のブロッ
クに分割することで、今回ソートするデータ列の分割ソ
ート用のキー配列を求める構成を採って、そのキー配列
を使って、今回ソートするデータ列を分割しソートして
それらを連結することでソート処理を実行するという構
成を採ることから、直接的かつ簡単に、概略同一のデー
タ数を持つ複数のブロックに分割できるようになること
で、高速のソート処理を実行できるようになる。
【0013】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。図2に、本発明を具備するデータ処理装置1の実行
するソート処理の全体処理フローを図示する。
る。図2に、本発明を具備するデータ処理装置1の実行
するソート処理の全体処理フローを図示する。
【0014】この処理フローに示すように、本発明を具
備するデータ処理装置1は、先ず最初に、ステップ1
で、登録手段17による登録処理を実行し、次に、ステ
ップ2で、分割手段12による分割処理を実行し、続い
て、ステップ3で、ソート手段14によるソート処理を
実行し、続いて、ステップ4で、連結手段15による連
結処理を実行することで、ソート対象のデータ列のソー
ト処理を実現する構成を採るものである。
備するデータ処理装置1は、先ず最初に、ステップ1
で、登録手段17による登録処理を実行し、次に、ステ
ップ2で、分割手段12による分割処理を実行し、続い
て、ステップ3で、ソート手段14によるソート処理を
実行し、続いて、ステップ4で、連結手段15による連
結処理を実行することで、ソート対象のデータ列のソー
ト処理を実現する構成を採るものである。
【0015】図3に、登録手段17の実行する登録処理
の詳細な処理フローの一実施例、図4に、分割手段12
の実行する分割処理の詳細な処理フローの一実施例、図
5に、ソート手段14の実行するソート処理の詳細な処
理フローの一実施例、図6に、連結手段15の実行する
連結処理の詳細な処理フローの一実施例を図示する。次
に、これらの処理フローに従って、本発明のソート処理
について詳細に説明する。
の詳細な処理フローの一実施例、図4に、分割手段12
の実行する分割処理の詳細な処理フローの一実施例、図
5に、ソート手段14の実行するソート処理の詳細な処
理フローの一実施例、図6に、連結手段15の実行する
連結処理の詳細な処理フローの一実施例を図示する。次
に、これらの処理フローに従って、本発明のソート処理
について詳細に説明する。
【0016】登録手段17は、ソート対象のデータ列の
ソート要求が発行されると、図3の処理フローに示すよ
うに、先ず最初に、ステップ1で、ユーザと対話するこ
とでブロック数nを設定する。ここで、このブロック数
nを予め固定的に設定しておくことも可能である。次
に、ステップ2で、第3の展開手段16に展開されてい
る前回ソートされたデータ列をn個に分割して、そのn
個を区切る分割点のデータの持つ属性値を特定してテー
ブル手段11に登録する。
ソート要求が発行されると、図3の処理フローに示すよ
うに、先ず最初に、ステップ1で、ユーザと対話するこ
とでブロック数nを設定する。ここで、このブロック数
nを予め固定的に設定しておくことも可能である。次
に、ステップ2で、第3の展開手段16に展開されてい
る前回ソートされたデータ列をn個に分割して、そのn
個を区切る分割点のデータの持つ属性値を特定してテー
ブル手段11に登録する。
【0017】このようにして、登録手段17の処理に従
って、テーブル手段11には、前回ソートされたデータ
列の持つ属性値域に含まれる複数の属性値が登録される
ことになる。
って、テーブル手段11には、前回ソートされたデータ
列の持つ属性値域に含まれる複数の属性値が登録される
ことになる。
【0018】テーブル手段11に属性値が登録される
と、分割手段12は、図4の処理フローに示すように、
先ず最初に、ステップ1で、第2の展開手段13に登録
手段17の設定したn個のブロックエントリーを生成す
る。このブロックエントリーは、テーブル手段11の管
理する属性値に対応付けられることになるものであっ
て、1番からn番までのブロック番号が割り当てられる
ことになる。次に、ステップ2で、第1の展開手段10
に展開されているソート対象のデータ列から、先頭のデ
ータ(ステップ5を経由してくるときには、前回読み出
したデータの次のデータ)を1つ読み出す。
と、分割手段12は、図4の処理フローに示すように、
先ず最初に、ステップ1で、第2の展開手段13に登録
手段17の設定したn個のブロックエントリーを生成す
る。このブロックエントリーは、テーブル手段11の管
理する属性値に対応付けられることになるものであっ
て、1番からn番までのブロック番号が割り当てられる
ことになる。次に、ステップ2で、第1の展開手段10
に展開されているソート対象のデータ列から、先頭のデ
ータ(ステップ5を経由してくるときには、前回読み出
したデータの次のデータ)を1つ読み出す。
【0019】続いて、ステップ3で、この読み出したデ
ータの持つ属性値が、テーブル手段11の属性値の区切
るどのゾーンに属するのかを特定する。続いて、ステッ
プ4で、この読み出したデータを特定したゾーンの指す
ブロック番号のブロックエントリーに格納する。そし
て、続くステップ5で、第1の展開手段10に展開され
ているソート対象のデータの全てを読み出したのか否か
を判断して、読み出したときには、処理を終了し、読み
出していないときには、ステップ2に戻ることで全デー
タに対しての処理を実行する。
ータの持つ属性値が、テーブル手段11の属性値の区切
るどのゾーンに属するのかを特定する。続いて、ステッ
プ4で、この読み出したデータを特定したゾーンの指す
ブロック番号のブロックエントリーに格納する。そし
て、続くステップ5で、第1の展開手段10に展開され
ているソート対象のデータの全てを読み出したのか否か
を判断して、読み出したときには、処理を終了し、読み
出していないときには、ステップ2に戻ることで全デー
タに対しての処理を実行する。
【0020】このようにして、分割手段12の処理に従
って、ソート対象のデータが、並びの確定されている複
数のブロックエントリーに振り分けられて格納されるこ
とになる。
って、ソート対象のデータが、並びの確定されている複
数のブロックエントリーに振り分けられて格納されるこ
とになる。
【0021】ソート対象のデータ列が複数のブロックに
分割されて第2の展開手段13に展開されると、ソート
手段14は、図5の処理フローに示すように、先ず最初
に、ステップ1で、変数iに“1”を設定する。次に、
ステップ2で、変数iの指すi番目のブロックデータを
属性値の大きさに従ってソートする。続いて、ステップ
3で、変数iの値が“n”に達したのか否かを判断し
て、達したと判断するときには、処理を終了し、達しな
いと判断するときには、ステップ4に進み、変数iの値
を1つ歩進させてからステップ2に戻っていくことで、
全ブロックデータに対してのソート処理を実行する。
分割されて第2の展開手段13に展開されると、ソート
手段14は、図5の処理フローに示すように、先ず最初
に、ステップ1で、変数iに“1”を設定する。次に、
ステップ2で、変数iの指すi番目のブロックデータを
属性値の大きさに従ってソートする。続いて、ステップ
3で、変数iの値が“n”に達したのか否かを判断し
て、達したと判断するときには、処理を終了し、達しな
いと判断するときには、ステップ4に進み、変数iの値
を1つ歩進させてからステップ2に戻っていくことで、
全ブロックデータに対してのソート処理を実行する。
【0022】このようにして、ソート手段14の処理に
従って、第2の展開手段13に展開される各ブロックの
持つデータがブロック毎に属性値の大きさに従ってソー
トされることになる。
従って、第2の展開手段13に展開される各ブロックの
持つデータがブロック毎に属性値の大きさに従ってソー
トされることになる。
【0023】第2の展開手段13に展開されるブロック
データがブロックを単位としてソートされると、連結手
段15は、図6の処理フローに示すように、先ず最初
に、ステップ1で、変数jに“1”を設定する。次に、
ステップ2で、変数jの指すj番目のブロックデータ
を、前回格納した(j−1)番目のブロックデータに続
けて第3の展開手段16に展開する。ここで、1番目の
ブロックデータについては、先頭であることから規定の
展開位置に展開する。続いて、ステップ3で、変数jの
値が“n”に達したのか否かを判断して、達したと判断
するときには、処理を終了し、達しないと判断するとき
には、ステップ4に進み、変数jの値を1つ歩進させて
からステップ2に戻っていくことで、n個あるブロック
データの連結処理を実行する。
データがブロックを単位としてソートされると、連結手
段15は、図6の処理フローに示すように、先ず最初
に、ステップ1で、変数jに“1”を設定する。次に、
ステップ2で、変数jの指すj番目のブロックデータ
を、前回格納した(j−1)番目のブロックデータに続
けて第3の展開手段16に展開する。ここで、1番目の
ブロックデータについては、先頭であることから規定の
展開位置に展開する。続いて、ステップ3で、変数jの
値が“n”に達したのか否かを判断して、達したと判断
するときには、処理を終了し、達しないと判断するとき
には、ステップ4に進み、変数jの値を1つ歩進させて
からステップ2に戻っていくことで、n個あるブロック
データの連結処理を実行する。
【0024】このようにして、連結手段15の処理に従
って、第1の展開手段10に展開されるデータ列のソー
ト処理が完成されることになる。次に、図7に従って、
本発明のソート処理について具体的に説明する。
って、第1の展開手段10に展開されるデータ列のソー
ト処理が完成されることになる。次に、図7に従って、
本発明のソート処理について具体的に説明する。
【0025】図中に示すように、第1の展開手段10に
は、データ値をソートキーとする12個のソート対象の
データが展開されており、テーブル手段11には、属性
値となるデータ値として、"1","7","14","20" が登録さ
れているとする。
は、データ値をソートキーとする12個のソート対象の
データが展開されており、テーブル手段11には、属性
値となるデータ値として、"1","7","14","20" が登録さ
れているとする。
【0026】このソート対象のデータ列に対して、登録
手段17は、ブロック数として“3”を設定し、このブ
ロック数の設定を受けて、分割手段12は、A,B,C
で識別される3個のブロックエントリーを生成する。
手段17は、ブロック数として“3”を設定し、このブ
ロック数の設定を受けて、分割手段12は、A,B,C
で識別される3個のブロックエントリーを生成する。
【0027】次に、分割手段12は、図中ので示すよ
うに、第1の展開手段10からソート対象のデータを1
つずつ読み出していって、この読み出したデータのデー
タ値が"1" から"7" の範囲にあるときにはAのブロック
エントリーに格納し、"8" から"14"の範囲にあるときに
はBのブロックエントリーに格納し、"15"から"20"の範
囲にあるときにはCのブロックエントリーに格納してい
く処理を実行する。
うに、第1の展開手段10からソート対象のデータを1
つずつ読み出していって、この読み出したデータのデー
タ値が"1" から"7" の範囲にあるときにはAのブロック
エントリーに格納し、"8" から"14"の範囲にあるときに
はBのブロックエントリーに格納し、"15"から"20"の範
囲にあるときにはCのブロックエントリーに格納してい
く処理を実行する。
【0028】続いて、ソート手段14は、図中ので示
すように、A,B,Cの3つのブロックデータをブロッ
ク毎にデータ値の大きさに従ってソートする。続いて、
連結手段15は、図中ので示すように、ソートされた
ブロックデータをブロックA、ブロックB、ブロックC
という順に従って第3の展開手段16に展開すること
で、この3つのブロックデータを連結して、第1の展開
手段10に展開されるソート対象のデータのソートを完
結する。
すように、A,B,Cの3つのブロックデータをブロッ
ク毎にデータ値の大きさに従ってソートする。続いて、
連結手段15は、図中ので示すように、ソートされた
ブロックデータをブロックA、ブロックB、ブロックC
という順に従って第3の展開手段16に展開すること
で、この3つのブロックデータを連結して、第1の展開
手段10に展開されるソート対象のデータのソートを完
結する。
【0029】続いて、登録手段17は、図中のに示す
ように、第3の展開手段16に展開されるソートされた
データ列からテーブル手段11に登録する新たなデータ
値として"1","6","14","20" を決定して、これらのデー
タ値をテーブル手段11に登録する。
ように、第3の展開手段16に展開されるソートされた
データ列からテーブル手段11に登録する新たなデータ
値として"1","6","14","20" を決定して、これらのデー
タ値をテーブル手段11に登録する。
【0030】図示実施例について説明したが、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、実施例では、
登録手段17が前回ソートされたデータ列をデータ数の
等しいブロックに分割することで、テーブル手段11に
登録する属性値を決定していく構成を開示したが、正確
に等分割する必要はなく、概略同一のデータ数を持つよ
うに分割することでもよい。
これに限定されるものではない。例えば、実施例では、
登録手段17が前回ソートされたデータ列をデータ数の
等しいブロックに分割することで、テーブル手段11に
登録する属性値を決定していく構成を開示したが、正確
に等分割する必要はなく、概略同一のデータ数を持つよ
うに分割することでもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、前回
ソートしたデータ列を概略同一のデータ数を持つ複数の
ブロックに分割することで、今回ソートするデータ列の
分割ソート用のキー配列を求める構成を採って、そのキ
ー配列を使って、今回ソートするデータ列を分割しソー
トしてそれらを連結することでソート処理を実行すると
いう構成を採ることから、サンプリング手法を用いるこ
となく、直接的に、概略同一のデータ数を持つ複数のブ
ロックに分割できるようになることで、高速のソート処
理を実行できるようになるとともに、ヒストグラムを作
成するといった複雑な手法を用いることなく、簡単に、
概略同一のデータ数を持つ複数のブロックに分割できる
ようになることで、高速のソート処理を実行できるよう
になる。
ソートしたデータ列を概略同一のデータ数を持つ複数の
ブロックに分割することで、今回ソートするデータ列の
分割ソート用のキー配列を求める構成を採って、そのキ
ー配列を使って、今回ソートするデータ列を分割しソー
トしてそれらを連結することでソート処理を実行すると
いう構成を採ることから、サンプリング手法を用いるこ
となく、直接的に、概略同一のデータ数を持つ複数のブ
ロックに分割できるようになることで、高速のソート処
理を実行できるようになるとともに、ヒストグラムを作
成するといった複雑な手法を用いることなく、簡単に、
概略同一のデータ数を持つ複数のブロックに分割できる
ようになることで、高速のソート処理を実行できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明のソート処理の全体処理フローである。
【図3】登録手段の実行する処理フローの一実施例であ
る。
る。
【図4】分割手段の実行する処理フローの一実施例であ
る。
る。
【図5】ソート手段の実行する処理フローの一実施例で
ある。
ある。
【図6】連結手段の実行する処理フローの一実施例であ
る。
る。
【図7】本発明の処理の説明図である。
1 データ処理装置 10 第1の展開手段 11 テーブル手段 12 分割手段 13 第2の展開手段 14 ソート手段 15 連結手段 16 第3の展開手段 17 登録手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−34626(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 データ列を、データの持つ属性値の大き
さに従ってソートするデータソート処理システムであっ
て、前回ソートされたデ ータ列を概略同一のデータ数を持つ
複数のブロックに分割して、該ブロックを区切る属性値
を特定する特定手段と、 データの持つ属性値と、上記特定手段の特定した属性値
とを比較することで、今回ソートするデータ列を複数の
ブロックに分割する分割手段と、 上記分割手段により分割された各ブロックの持つデータ
を、ブロック毎に属性値の大きさに従ってソートするソ
ート手段と、 上記ソート手段によりソートされたブロックのデータ
を、該ブロックの生成元となった上記特定手段の特定し
た属性値の値順に連結する連結手段とを備えることを、 特徴とするデータソート処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4249901A JP3061486B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | データソート処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4249901A JP3061486B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | データソート処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06103028A JPH06103028A (ja) | 1994-04-15 |
JP3061486B2 true JP3061486B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=17199897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4249901A Expired - Lifetime JP3061486B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | データソート処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061486B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3457061B2 (ja) * | 1994-06-28 | 2003-10-14 | 富士通株式会社 | 属性混在文字列のソート装置及び属性混在文字列のソート方法 |
JP7151515B2 (ja) * | 2019-01-29 | 2022-10-12 | 富士通株式会社 | ソート方法、ソートプログラム及びソート装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134626A (ja) * | 1984-05-29 | 1986-02-18 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | 外部分布分類を実行する方法 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP4249901A patent/JP3061486B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06103028A (ja) | 1994-04-15 |
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