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JP3061062B2 - ビタミンb▲下1▼▲下2▼の光安定化方法及びビタミンb▲下1▼▲下2▼を含有する医薬組成物 - Google Patents

ビタミンb▲下1▼▲下2▼の光安定化方法及びビタミンb▲下1▼▲下2▼を含有する医薬組成物

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JP3061062B2
JP3061062B2 JP2159200A JP15920090A JP3061062B2 JP 3061062 B2 JP3061062 B2 JP 3061062B2 JP 2159200 A JP2159200 A JP 2159200A JP 15920090 A JP15920090 A JP 15920090A JP 3061062 B2 JP3061062 B2 JP 3061062B2
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JP
Japan
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vitamin
cyclodextrin
derivative
light
pharmaceutical composition
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2159200A
Other languages
English (en)
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JPH0449239A (ja
Inventor
正義 堀岡
恒司 永井
晴久 上田
和夫 伴野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eisai Co Ltd
Original Assignee
Eisai Co Ltd
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビタミンB12にシクロデキストリン又はその
誘導体を添加することによりビタミンB12を光安定化す
る方法、及びシクロデキストリン又はその誘導体を配合
することにより光安定化されたビタミンB12含有医薬組
成物に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
ビタミンB12は悪性貧血、神経疾患、肝硬化症、眼性
疲労などに効果が認められ、実地医療の場で汎用されて
いる。
ビタミンB12関連物質のうち、コバマイド、メコバラ
ミンは補酵素型B12であり、さらに詳しくはコバマイド
は肝存在型補酵素B12である。
一般に補酵素型B12が光に対して極めて不安定なもの
であることが知られている。この安定化方法については
各種の技術が開示されている。
例えば、補酵素型B12水溶液に対してゼラチン又はデ
キストランの添加(特公昭46−15320号)、水性コール
タール染料の添加(特公昭45−35798号)、ポルフィリ
ン化合物、p−アミノ安息香酸及びニコチン酸アミドの
添加(特公昭45−11920号)、フマール酸の添加(特公
昭45−38552号)、デキストラン鉄、グルタミン酸ソー
ダ又はクエン酸ソーダの添加(特公昭55−33416号)、
アスコルビン酸又はエリソルビン酸の添加(特公昭53−
1810号)、エチレングリコール、ソルビトールの添加
(特公昭46−28093号)、還元糖類の添加による液中の
溶存酸素を消費させる方法(特公昭55−43446号)等の
安定化に関する方法が開示されている。
しかし、ビタミンB12は光に対して極めて不安定であ
り、急速に光分解を受けることから、ビタミンB12の光
安定化方法及び光に対してより安定なビタミンB12の製
剤が要望されている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは上記の課題を解決するために鋭意研究の
結果、大環状分子であるシクロデキストリン又はその誘
導体をビタミンB12に配合せしめることにより、ビタミ
ンB12を光安定化させることができることを見出し、本
発明を完成するに到った。
即ち、本発明は、ビタミンB12にシクロデキストリン
又はその誘導体から選ばれる1種以上を添加することを
特徴とするビタミンB12の光安定化方法、及びビタミンB
12とシクロデキストリン又はその誘導体から選ばれる1
種以上とを含有することを特徴とする医薬組成物を提供
するものである。
本発明に用いられるビタミンB12としては、コバマイ
ド、メコバラミン、シアノコバラミン等を挙げることが
できる。
また本発明に用いられるシクロデキストリン又はその
誘導体は、各種脂溶性ビタミンや各種薬剤などの安定性
を高め、そしてその水溶性の度合を高め、注射剤や健康
食品に引用すべく該化合物を包接することが知られてい
る。例えば、ビタミンD3をシクロデキストリンに作用さ
せ、熱や光に対する安定性の優れた水溶性の高い包接化
合物とする方法が知られている(特開昭52−130904
号)、また、脂溶性ビタミンであるビタミンA,D,E,Kの
安定化にシクロデキストリンを使用することが開示され
ている(特開昭57−177671)。一方、メチル化シクロデ
キストリンを含有する脂溶性ビタミンの内服液剤組成物
が開示されている(特開昭63−83021号)。しかし、水
溶性ビタミンの安定化にシクロデキストリン又はその誘
導体を用いた例は見られない。
本発明に用いられるシクロデキストリンとは別名シュ
ーディンガー・デキストリンとも呼ばれ6〜8個あるい
はそれ以上のD−グルコース単位がα−1,4−グリコシ
ド結合により結合した環状構造を有する化合物である。
D−グルコース単位が6分子、7分子あるいは8分子よ
りなるものは、それぞれα−シクロデキストリン、β−
シクロデキストリン及びγ−シクロデキストリンと言わ
れている。
本発明において好ましく用いられているものは下記構
造式で表されるα−シクロデキストリンである。
また、本発明に用いられるシクロデキストリン誘導体
としてはグルコシル−α−シクロデキストリン(以下G1
−α−シクロデキストリンとする)あるいはマルトシル
−α−シクロデキストリン(以下G2−α−シクロデキス
トリンとする)等があげられる。
G1−α−シクロデキストリンあるいはG2−α−シクロ
デキストリンはグルコースあるいはマルトースとα−シ
クロデキストリンを反応させて得られる下記構造式を有
する化合物であり、いずれも包接力が強く、溶解性の優
れた新規分岐α−シクロデキストリンである。
G2−α−シクロデキストリンの製造方法は既に開示さ
れている(特開昭61−19702)。即ち、マルトースとα
−シクロデキストリンとを1:1〜2:1のモル比で含む固形
分濃度40%以上、好ましくは40〜75%の溶液にプルラナ
ーゼを所定量加え、溶液の温度、pHなどを酵素の好適作
用範囲に維持して1日〜7日反応させ、反応液をクロマ
トグラフィー等によって分離することにより得られる。
本発明においては、水の存在下で、ビタミンB12にシ
クロデキストリン又はその誘導体から選ばれる1種以上
を添加して接触させることによりビタミンB12を光安定
化することができる。シクロデキストリン又はその誘導
体の添加量はビタミンB121モルに対して50〜100モルの
範囲が好ましい。
また本発明の医薬組成物はビタミンB12とシクロデキ
ストリン又はその誘導体から選ばれる1種以上とを含有
するものであり、その剤型は特に限定されるものではな
い。例えば、ビタミンB12とシクロデキストリン又はそ
の誘導体を注射用蒸留水に溶解し、注射剤として用いる
ことができる。また、必要量の乳糖、コーンスターチ、
マンニトールあるいは微結晶セルロースのごとき賦形
剤、ポリビニルピロリドン、アラビアゴム、澱粉あるい
はメチルセルロースのごとき結合剤等とビタミンB12
びシクロデキストリン又はその誘導体とを適当に組み合
わせて散・細粒剤として用いることもできる。更に、マ
グネシウムステアレート、タルクなどの滑剤を加え混合
し、打錠して錠剤として用いることもできる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
尚、実施例で用いたG1−α−シクロデキストリン、G2
−α−シクロデキストリンはいずれも日研化学(株)製
のものである。
実施例 (1) メコバラミン水溶液の光安定化方法 メコバラミン0.05gを精製水に溶解し、メスフラスコ
を用いて全量100mlとし、精製水で500μg/mlに稀釈し
た。その溶液5mlずつを3本のメスフラスコにとり、シ
クロデキストリン又はその誘導体として、α−シクロデ
キストリン、G1−α−シクロデキストリン、G2−α−シ
クロデキストリンの3種をメコバラミン1mMに対して、
それぞれ100mMとなるように秤取し、溶解し、本発明試
料溶液とした。
別に、対照試料溶液として上記と同様にメコバラミン
溶液を調製し、シクロデキストリン又はその誘導体を添
加しないものを調製した。
本発明試料溶液及び対照試料溶液を1mlとり、5℃の
恒温層中におき、陽光ランプ(350W)で光照射し(4000
ルックス)、経時的に残存するメコバラミンの量を下記
条件の高速液体クロマトグラフィーで測定した。
<条 件> 固定相;ファインパックODS 5μm(2.4mm×150mm) 移動相;0.04Mリン酸二ナトリウム水溶液(pH3):メ
タノール=55:45 検 出:UV 266nm 流 速:1.2ml/min (2) 結 果 結果を図1に示す。
図1において横軸は経過時間、縦軸はln C/CO(CO
メコバラミンの光照射前の濃度、Cはメコバラミンの光
照射後の濃度)である。
図1より明らかなように、シクロデキストリン又はそ
の誘導体を添加した場合に、メコバラミンの良好な光安
定性が得られた。
尚、各試料の反応速度定数は次の如くであった。
α−シクロデキストリン添加 1.25E-2/min G1−α−シクロデキストリン添加 1.15E-2/min G2−α−シクロデキストリン添加 0.8 E-2/min 対照試料 1.4 E-2/min
【図面の簡単な説明】
図1は実施例で用いた各試料の光照射後のメコバラミン
濃度の経時変化を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 47/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビタミンB12にシクロデキストリン又はそ
    の誘導体から選ばれる1種以上を添加することを特徴と
    するビタミンB12の光安定化方法。
  2. 【請求項2】コバマイド、メコバラミン又はシアノコバ
    ラミンから選ばれるビタミンB12と、シクロデキストリ
    ン又はその誘導体から選ばれる1種以上とを含有するこ
    とを特徴とする医薬組成物。
JP2159200A 1990-06-18 1990-06-18 ビタミンb▲下1▼▲下2▼の光安定化方法及びビタミンb▲下1▼▲下2▼を含有する医薬組成物 Expired - Lifetime JP3061062B2 (ja)

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