JP3061002B2 - 背景雑音発生装置 - Google Patents
背景雑音発生装置Info
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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- Transceivers (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背景雑音発生装置
に関し、特にVOX機能を有するPHS(パーソナルハ
ンディーホンシステム)、携帯電話機等に用いて好適な
背景雑音発生装置に関する。
に関し、特にVOX機能を有するPHS(パーソナルハ
ンディーホンシステム)、携帯電話機等に用いて好適な
背景雑音発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、ディジタル方式の移動体通信で
は、VOX(Voice Operated Tran
smitter)機能を有する移動局が多い。VOXと
は、通信中の移動局が、音声の有無に応じて送信出力を
ON/OFFする機能で、移動局の消費電力低減のため
に行う機能である。この音声が無いときは、特にデジタ
ル方式の移動局では、無音状態となり回線断と錯覚され
やすい。このため、自分自身で背景雑音を生成して、通
信相手と接続されていることを認識させる。
は、VOX(Voice Operated Tran
smitter)機能を有する移動局が多い。VOXと
は、通信中の移動局が、音声の有無に応じて送信出力を
ON/OFFする機能で、移動局の消費電力低減のため
に行う機能である。この音声が無いときは、特にデジタ
ル方式の移動局では、無音状態となり回線断と錯覚され
やすい。このため、自分自身で背景雑音を生成して、通
信相手と接続されていることを認識させる。
【0003】従来の背景雑音発生装置の構成の一例を図
2に示す。図2に示すように、受信信号2−1が有音ま
たは無音を判定する有音/無音判定回路2−3と、背景
雑音レベル更新タイミングで受信信号のパワーレベルを
検出する信号レベル検出回路2−4と、その信号レベル
に応じて受信側で背景雑音を発生する背景雑音発生回路
2−5と、から構成され、受信信号が有音である時は受
信信号をそのまま出力し、無音であるときは背景雑音レ
ベル更新タイミング時の信号レベルに比例されたレベル
で背景雑音をマルチプレクサ2−2から出力していた。
2に示す。図2に示すように、受信信号2−1が有音ま
たは無音を判定する有音/無音判定回路2−3と、背景
雑音レベル更新タイミングで受信信号のパワーレベルを
検出する信号レベル検出回路2−4と、その信号レベル
に応じて受信側で背景雑音を発生する背景雑音発生回路
2−5と、から構成され、受信信号が有音である時は受
信信号をそのまま出力し、無音であるときは背景雑音レ
ベル更新タイミング時の信号レベルに比例されたレベル
で背景雑音をマルチプレクサ2−2から出力していた。
【0004】また、図3に、特開平8−79163号公
報で従来技術として説明されているデジタルコードレス
電話システムにおける移動局端末であるVOXノイズ判
定機能付きPHS(パーソナルハンディーホンシステ
ム)端末の構成を示す。
報で従来技術として説明されているデジタルコードレス
電話システムにおける移動局端末であるVOXノイズ判
定機能付きPHS(パーソナルハンディーホンシステ
ム)端末の構成を示す。
【0005】図3を参照して、このPHS端末は、送話
器3−1と、アンプ3−2と、PCMエンコーダ3−3
と、ADPCM(Adaptive Differen
tial PCM)エンコーダ3−4、レベル検知部
(第一及び第二音量検知手段)3−5と、チャネルコー
デック3−6と、ATT(減衰器)制御部3−7と、受
話器3−8と、アンプ3−9と、PCMデコーダ3−1
0と、切り替えスイッチ3−11と、ADPCMデコー
ダ3−12と、ATT(減衰器)3−13と、発振部
(背景雑音源)3−14と、VOX制御部3−15と、
送信信号処理部3−16と、受信信号処理部3−17
と、通信部3−18と、アンテナ3−19と、を備えて
いる。
器3−1と、アンプ3−2と、PCMエンコーダ3−3
と、ADPCM(Adaptive Differen
tial PCM)エンコーダ3−4、レベル検知部
(第一及び第二音量検知手段)3−5と、チャネルコー
デック3−6と、ATT(減衰器)制御部3−7と、受
話器3−8と、アンプ3−9と、PCMデコーダ3−1
0と、切り替えスイッチ3−11と、ADPCMデコー
ダ3−12と、ATT(減衰器)3−13と、発振部
(背景雑音源)3−14と、VOX制御部3−15と、
送信信号処理部3−16と、受信信号処理部3−17
と、通信部3−18と、アンテナ3−19と、を備えて
いる。
【0006】この装置では、通話を開始する直前に送話
器3−1から入力される周囲雑音の音量を検知するレベ
ル検知部3−5の第二音量検知手段と、その第二音量検
知手段にて検知された周囲雑音の音量に基づいて、発振
部(背景雑音源)3−14から発せられ受話器3−8へ
と伝送される背景雑音の音量を調整する背景雑音音量調
整手段とが設けられていた。
器3−1から入力される周囲雑音の音量を検知するレベ
ル検知部3−5の第二音量検知手段と、その第二音量検
知手段にて検知された周囲雑音の音量に基づいて、発振
部(背景雑音源)3−14から発せられ受話器3−8へ
と伝送される背景雑音の音量を調整する背景雑音音量調
整手段とが設けられていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図2に示した従来の背
景雑音発生装置においては、背景雑音レベル更新タイミ
ング時において、受信信号のパワーレベルに比例した背
景雑音を生成していたため、背景雑音レベル更新タイミ
ング時においてインパルス性ノイズ等が入力された場
合、インパルス性ノイズの大きさに比例した背景雑音が
生成され、背景雑音が急に大きくなったり小さくなるよ
うな聴感上自然でない背景雑音が生成されていた。
景雑音発生装置においては、背景雑音レベル更新タイミ
ング時において、受信信号のパワーレベルに比例した背
景雑音を生成していたため、背景雑音レベル更新タイミ
ング時においてインパルス性ノイズ等が入力された場
合、インパルス性ノイズの大きさに比例した背景雑音が
生成され、背景雑音が急に大きくなったり小さくなるよ
うな聴感上自然でない背景雑音が生成されていた。
【0008】また、図3に示したPHS端末において
は、背景雑音の生成については、使用者が通話していな
い通話開始直前の0.5秒程度の間に、受話器から取り
込まれる音信号をレベル検知部で第一および第二音量を
検出手段とし、音信号を安定・平均・変換化して判定変
換値に基づいてATT制御部をコントロールして、発振
部(背景雑音)から出力される背景雑音の音量の大小を
調整している。この判定変換値は、通話状態になる毎に
設定され、通話状態が終了した場合は、次の通話状態に
なるまで保持されるようになっているために、通話途中
での背景雑音の環境が変化した場合、適当な大きさで背
景雑音が聞こえず、大きすぎたり小さすぎたりして適当
でないことがあり、使い勝手が悪いという問題点があっ
た。
は、背景雑音の生成については、使用者が通話していな
い通話開始直前の0.5秒程度の間に、受話器から取り
込まれる音信号をレベル検知部で第一および第二音量を
検出手段とし、音信号を安定・平均・変換化して判定変
換値に基づいてATT制御部をコントロールして、発振
部(背景雑音)から出力される背景雑音の音量の大小を
調整している。この判定変換値は、通話状態になる毎に
設定され、通話状態が終了した場合は、次の通話状態に
なるまで保持されるようになっているために、通話途中
での背景雑音の環境が変化した場合、適当な大きさで背
景雑音が聞こえず、大きすぎたり小さすぎたりして適当
でないことがあり、使い勝手が悪いという問題点があっ
た。
【0009】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、聴感上、違和感
のない背景雑音を自動的に生成する背景雑音発生装置を
提供することにある。
てなされたものであって、その目的は、聴感上、違和感
のない背景雑音を自動的に生成する背景雑音発生装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の背景雑音発生装置は、受信信号の有音また
は無音を判定する有音/無音判定回路と、前記受信信号
が有音から無音に切り替わるタイミング(「背景雑音レ
ベル更新タイミング」という)で受信信号のパワーレベ
ルを検出する信号レベル検出回路と、現在から過去に無
かってn回の前記背景雑音レベル更新タイミングでサン
プリングされた受信信号のパワーレベルの加重平均され
た信号レベルを保持する保持回路と、前記保持回路に保
持される前nサンプル分の平均と今回の受信信号レベル
の変化分を比較する比較回路と、その変化分に応じて背
景雑音レベルを更新する制御回路と、受信側で背景雑音
を発生する背景雑音発生回路と、を備え、受信信号が有
音である時は受信信号をそのまま出力し、無音であると
きは受信側背景雑音レベルが自動設定された背景雑音を
出力する、ことを特徴とする。
め、本発明の背景雑音発生装置は、受信信号の有音また
は無音を判定する有音/無音判定回路と、前記受信信号
が有音から無音に切り替わるタイミング(「背景雑音レ
ベル更新タイミング」という)で受信信号のパワーレベ
ルを検出する信号レベル検出回路と、現在から過去に無
かってn回の前記背景雑音レベル更新タイミングでサン
プリングされた受信信号のパワーレベルの加重平均され
た信号レベルを保持する保持回路と、前記保持回路に保
持される前nサンプル分の平均と今回の受信信号レベル
の変化分を比較する比較回路と、その変化分に応じて背
景雑音レベルを更新する制御回路と、受信側で背景雑音
を発生する背景雑音発生回路と、を備え、受信信号が有
音である時は受信信号をそのまま出力し、無音であると
きは受信側背景雑音レベルが自動設定された背景雑音を
出力する、ことを特徴とする。
【0011】また、本発明においては、前記受信側背景
雑音レベルを更新する制御回路において、前nサンプル
分の加重平均信号レベルと、今回の受信信号レベルと比
較してその変化分を求めて前nサンプルの背景雑音レベ
ルに対して、1ステップ分レベルアップ、レベルダウン
あるいはレベル変化無しのいずれかを選択して、今回の
背景雑音レベルを更新する、ことを特徴とする。
雑音レベルを更新する制御回路において、前nサンプル
分の加重平均信号レベルと、今回の受信信号レベルと比
較してその変化分を求めて前nサンプルの背景雑音レベ
ルに対して、1ステップ分レベルアップ、レベルダウン
あるいはレベル変化無しのいずれかを選択して、今回の
背景雑音レベルを更新する、ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の
形態をなす背景雑音発生装置の構成を示す図である。
いて図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の
形態をなす背景雑音発生装置の構成を示す図である。
【0013】図1を参照すると、本発明の実施の形態
は、受信信号1−1が有音または無音を判定する有音/
無音判定回路1−3と、信信号1−1が有音から無音に
切り替わるタイミング(「背景雑音レベル更新タイミン
グ」という)で受信信号のパワーレベルを検出する信号
レベル検出回路1−4と、現在から過去に向かってn回
の背景雑音レベル更新タイミングでサンプリングされた
受信信号のパワーレベルの加重平均された信号レベルを
保持する前nサンプル分平均信号レベル保持回路1−5
と、前nサンプル分の平均と今回の受信信号レベルの変
化分を比較する比較回路1−6と、その変化分に応じて
背景雑音レベルを更新していく制御回路1−7と、受信
側で背景雑音を発生する背景雑音発生回路1−8と、有
音/無音判定回路1−3出力によって制御されて受信信
号1−1または背景雑音発生回路1−8出力のいずれか
の信号を選択するマルチプレクサ1−2と、を備えて構
成されている。
は、受信信号1−1が有音または無音を判定する有音/
無音判定回路1−3と、信信号1−1が有音から無音に
切り替わるタイミング(「背景雑音レベル更新タイミン
グ」という)で受信信号のパワーレベルを検出する信号
レベル検出回路1−4と、現在から過去に向かってn回
の背景雑音レベル更新タイミングでサンプリングされた
受信信号のパワーレベルの加重平均された信号レベルを
保持する前nサンプル分平均信号レベル保持回路1−5
と、前nサンプル分の平均と今回の受信信号レベルの変
化分を比較する比較回路1−6と、その変化分に応じて
背景雑音レベルを更新していく制御回路1−7と、受信
側で背景雑音を発生する背景雑音発生回路1−8と、有
音/無音判定回路1−3出力によって制御されて受信信
号1−1または背景雑音発生回路1−8出力のいずれか
の信号を選択するマルチプレクサ1−2と、を備えて構
成されている。
【0014】本発明の実施の形態の動作について以下に
説明する。
説明する。
【0015】受信信号1−1が、有音/無音判定回路1
−3により有音であると判断した時は、受信信号をその
ままマルチプレクサ1−2から出力する。
−3により有音であると判断した時は、受信信号をその
ままマルチプレクサ1−2から出力する。
【0016】受信信号1−1が有音/無音判定回路1−
3により無音であると判断した時は、受信側背景雑音レ
ベルが内部的に自動設定された背景雑音が背景雑音発生
回路1−8から出力される。
3により無音であると判断した時は、受信側背景雑音レ
ベルが内部的に自動設定された背景雑音が背景雑音発生
回路1−8から出力される。
【0017】この有音/無音判定回路1−3は、受信信
号が有音から無音に切り替わるタイミング(「背景雑音
レベル更新タイミング」という)で受信信号のパワーレ
ベルを信号レベル検出回路1−4で検出する。
号が有音から無音に切り替わるタイミング(「背景雑音
レベル更新タイミング」という)で受信信号のパワーレ
ベルを信号レベル検出回路1−4で検出する。
【0018】この背景雑音レベル更新タイミングで検出
された受信信号のパワーレベルは、制御回路1−7に制
御されて、前nサンプル分加重平均信号レベル保持回路
1−5に記憶されているnサンプル分の加重平均された
背景雑音信号レベルと比較回路1−6で比較される。
された受信信号のパワーレベルは、制御回路1−7に制
御されて、前nサンプル分加重平均信号レベル保持回路
1−5に記憶されているnサンプル分の加重平均された
背景雑音信号レベルと比較回路1−6で比較される。
【0019】この比較の後で、現時点で検出された受信
信号のパワーレベルが、前nサンプル分の受信信号のパ
ワーレベルと加重平均されて、新たに前nサンプル分加
重平均信号レベル保持回路1−5に記憶更新される。
信号のパワーレベルが、前nサンプル分の受信信号のパ
ワーレベルと加重平均されて、新たに前nサンプル分加
重平均信号レベル保持回路1−5に記憶更新される。
【0020】比較回路1−6で、前nサンプル分加重平
均信号レベルと、今回の受信信号レベルと比較した結
果、制御回路1−7は、その変化分を求めて、前nサン
プルの背景雑音レベルに対して1ステップ分レベルアッ
プ、レベルダウンあるいはレベル変化無し(すなわち背
景雑音レベルの更新は、最大1ステップレベル以内しか
許可しない)を決定することによって、今回の背景雑音
レベルを更新していく。
均信号レベルと、今回の受信信号レベルと比較した結
果、制御回路1−7は、その変化分を求めて、前nサン
プルの背景雑音レベルに対して1ステップ分レベルアッ
プ、レベルダウンあるいはレベル変化無し(すなわち背
景雑音レベルの更新は、最大1ステップレベル以内しか
許可しない)を決定することによって、今回の背景雑音
レベルを更新していく。
【0021】ここで、最大1ステップ分しか変化させな
い理由は、自然界の音声については急峻に変化すること
なく連続性があり、短時間でサンプリングしても前後の
サンプル値としては変動が少ないからである。
い理由は、自然界の音声については急峻に変化すること
なく連続性があり、短時間でサンプリングしても前後の
サンプル値としては変動が少ないからである。
【0022】制御回路1−7で更新された背景雑音レベ
ルの情報が、背景雑音発生回路1−8に入力されて、受
信側背景雑音として出力される。
ルの情報が、背景雑音発生回路1−8に入力されて、受
信側背景雑音として出力される。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
背景雑音レベル更新タイミングにおいてインパルス性ノ
イズ等が発生しても、過去nサンプル分の加重平均され
た背景雑音レベルに対して最大1ステップ分しか背景雑
音レベルが変動しないため、背景雑音は急激に変化せ
ず、聴感上違和感のない背景雑音が生成される。
背景雑音レベル更新タイミングにおいてインパルス性ノ
イズ等が発生しても、過去nサンプル分の加重平均され
た背景雑音レベルに対して最大1ステップ分しか背景雑
音レベルが変動しないため、背景雑音は急激に変化せ
ず、聴感上違和感のない背景雑音が生成される。
【0024】このため、本発明によれば、周囲環境に応
じた適切な音量の背景雑音が出力されるようになり、雑
音のある雑踏の中でも、また反対に騒音のない静粛な環
境にて使用されようとも、煩わしい音量調整などするこ
となく適切な大きさの背景雑音が出力されるようにな
り、聴感上、違和感のない背景雑音が生成され、VOX
機能を有するPHS、携帯電話機等の操作性、利便性を
向上させ、使い勝手を良好なものとするという効果を奏
する。
じた適切な音量の背景雑音が出力されるようになり、雑
音のある雑踏の中でも、また反対に騒音のない静粛な環
境にて使用されようとも、煩わしい音量調整などするこ
となく適切な大きさの背景雑音が出力されるようにな
り、聴感上、違和感のない背景雑音が生成され、VOX
機能を有するPHS、携帯電話機等の操作性、利便性を
向上させ、使い勝手を良好なものとするという効果を奏
する。
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】従来技術を説明するためのブロック図である。
【図3】特開平8−79163号公報で照会される公知
例を示す図である。
例を示す図である。
1−1 受信信号 1−2 マルチプレクサ 1−3 有音/無音判定回路 1−4 信号レベル検出回路 1−5 前nサンプル分加重平均信号レベル保持回路 1−6 比較回路 1−7 制御回路 1−8 背景雑音発生回路 2−1 受信信号 2−2 マルチプレクサ 2−3 有音/無音判定回路 2−4 信号レベル検出回路 2−5 背景雑音発生回路 3−1 送話器 3−2 アンプ 3−3 PCMエンコーダ 3−4 ADPCMエンコーダ 3−5 レベル検知部 3−6 チャネルコーデック 3−7 ATT制御部 3−8 受話器 3−9 アンプ 3−10 PCMデコーダ 3−11 切り替えスイッチ 3−12 ADPCMデコーダ 3−13 ATT 3−14 発振部(背景雑音源) 3−15 VOX制御部 3−16 送信信号処理部 3−17 受信信号処理部 3−18 通信部 3−19 アンテナ
Claims (3)
- 【請求項1】受信信号の有音または無音を判定する有音
/無音判定回路と、 前記受信信号が有音から無音に切り替わるタイミング
(「背景雑音レベル更新タイミング」という)で受信信
号のパワーレベルを検出する信号レベル検出回路と、 現在から過去に無かってn回の前記背景雑音レベル更新
タイミングでサンプリングされた受信信号のパワーレベ
ルの加重平均された信号レベルを保持する保持回路と、 前記保持回路に保持される前nサンプル分の平均と今回
の受信信号レベルの変化分を比較する比較回路と、 その変化分に応じて背景雑音レベルを更新する制御回路
と、 受信側で背景雑音を発生する背景雑音発生回路と、を備え、 受信信号が有音である時は受信信号をそのまま出力し、
無音であるときは受信側背景雑音レベルが自動設定され
た背景雑音を出力する、ことを特徴とする背景雑音発生
装置。 - 【請求項2】前記受信側背景雑音レベルを更新する制御
回路において、 前nサンプル分の加重平均信号レベルと、今回の受信信
号レベルと比較してその変化分を求めて前nサンプルの
背景雑音レベルに対して、1テップ分レベルアップ、レ
ベルダウンあるいはレベル変化無しのいずれかを選択し
て、今回の背景雑音レベルを更新する、ことを特徴とす
る請求項1記載の背景雑音発生装置。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の背景雑音発生装置を
備えた、VOX機能を有するPHSもしくは携帯電話用
の端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9157649A JP3061002B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 背景雑音発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9157649A JP3061002B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 背景雑音発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10336100A JPH10336100A (ja) | 1998-12-18 |
JP3061002B2 true JP3061002B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=15654349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9157649A Expired - Fee Related JP3061002B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 背景雑音発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061002B2 (ja) |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP9157649A patent/JP3061002B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10336100A (ja) | 1998-12-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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