JP3060856U - 工作機械の多軸スピンドルヘッド - Google Patents
工作機械の多軸スピンドルヘッドInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被加工物wの深い個所を切削できるものであ
っても、所要個所の潤滑が簡易に行えるものとする。 【解決手段】 先端に刃具17を備えたスピンドル軸1
0が同一方向へ複数配設される多軸スピンドルヘッドに
於いて、霧状潤滑油の発生手段33を設け、この発生手
段33で生成した霧状潤滑油が各スピンドル軸10回転
中心部に非回転状態に設けられた切削液供給管19を経
て各刃具17の先端から噴出されると共にヘッドフレー
ム4、5a、5bの遮蔽空間S1、s2内に存在する各
潤滑所要個所14、15、b及び26に供給される構成
となす。
っても、所要個所の潤滑が簡易に行えるものとする。 【解決手段】 先端に刃具17を備えたスピンドル軸1
0が同一方向へ複数配設される多軸スピンドルヘッドに
於いて、霧状潤滑油の発生手段33を設け、この発生手
段33で生成した霧状潤滑油が各スピンドル軸10回転
中心部に非回転状態に設けられた切削液供給管19を経
て各刃具17の先端から噴出されると共にヘッドフレー
ム4、5a、5bの遮蔽空間S1、s2内に存在する各
潤滑所要個所14、15、b及び26に供給される構成
となす。
Description
【0001】
本考案は、刃具先端部から霧状潤滑油が噴出される工作機械の多軸スピンドル ヘッドに関する。
【0002】
工作機械による加工では被加工物や刃具の冷却及び潤滑、又は切屑の除去など のため加工部に切削油を多量に供給しているが、これによるときは切削油による 環境汚染や人体の健康への悪影響、切削油の廃油処理に伴う大きなコスト、被加 工物の過冷却による刃具寿命の低下、又は切削油過多による刃具の微細切込み加 工時の滑り磨耗などの問題があるほか、加工時に多量の切削油が切屑に付着する ため、切屑の処理や再利用のさい、これに付着した切削油を分離することが必要 となる。
【0003】 これらの問題を解決するため、近年では極微量の切削油を霧状にして切削加工 部へ供給することが行われているのであり、このような処理はドライ切削などと 称されている。
【0004】 ところで、工作機械の多軸スピンドルヘッドに於いては、被加工物の比較的深 い個所を切削する際に刃具先端部を効果的に潤滑することができるように、各刃 具の先端から霧状の切削油を噴出させるようになしたものが存在している。 この種の多軸スピンドルヘッドでは、ヘッドケーシングの内方に設けられた軸 受や歯車等の潤滑所要個所は切削油とは別種の液状潤滑油により潤滑されるのが 一般的である。
【0005】
上記した従来の多軸スピンドルヘッドでは、切削油による刃具先端部の潤滑と 、潤滑油による軸受及び歯車の潤滑との二種類の潤滑手段を設ける必要があって 潤滑のための構造やメンテナンスが複雑化し、また液状の潤滑油がスピンドル軸 の回転中に多くの摩擦熱を発生して加工精度低下の原因をなすため、スピンドル 軸回転の高速化が制限されるのである。 本考案は、斯かる実情に対処し得るものとした工作機械の多軸スピンドルヘッ ドを提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するため、本考案では、先端に刃具を備えたスピンドル軸が同 一方向へ複数配設される多軸スピンドルヘッドに於いて、霧状潤滑油の発生手段 を設け、この発生手段で生成させた霧状の潤滑油が各スピンドル軸回転中心部に 非回転状態に設けられた切削液供給管を経て各刃具の先端から噴出されると共に ヘッドフレームの遮蔽空間内に存在する各潤滑所要個所に供給される構成となす 。
【0007】 これによれば、霧状の潤滑油が、被加工物の深い個所を切削している刃具の先 端部のほか、前記遮蔽空間内の各潤滑所要個所を潤滑するのであり、また霧状の 潤滑油はスピンドルの回転に伴う摩擦熱の発生を軽減させると共に多数の潤滑所 要個所を効率的に潤滑するものとなる。
【0008】 上記発明はさらに次のように具体化する。 即ち、ヘッドフレームの外部に霧状潤滑油の発生手段を設けると共にこの発生 手段で生成させた霧状の潤滑油をヘッドフレームの遮蔽空間内へ供給するための 管路を形成し、遮蔽空間内に供給された霧状の潤滑油が各スピンドル軸回転中心 部に非回転状態に設けられた切削液供給管を経て各刃具の先端から噴出されると 共に遮蔽空間内に存在する歯車や軸受等の各潤滑所要個所に供給される構成とな す。これによれば、潤滑油の発生手段や管路がヘッドフレームの外部に存在して 取扱いや保守の行い易いものとなる。
【0009】 さらに、ヘッドフレームの適当個所に遮蔽空間内の霧状潤滑油を流通させるた めの通路を形成する。これにより、霧状の潤滑油の循環流動やヘッドフレーム外 部への流出による流動が促進され、遮蔽空間内に存在する歯車や軸受等の各潤滑 所要個所が確実に潤滑されるものとなる。
【0010】
図1は本考案の実施例に係る多軸スピンドルヘッドを具備した工作機械の要部 を示す側面視断面図、図2は図1のxーx部を示す図、図3は前記スピンドルヘ ッドの拡大断面図である。
【0011】 これらの図に於いて、1はベッドで、2はこのベッド1の上面の案内軌道1a を介して前後方向f1、f2の作動可能に装着された移動台、そして3は移動台 2の上面に固定された多軸スピンドルヘッドである。
【0012】 多軸スピンドルヘッド3は具体的には次のようになされている。 即ち、移動台2に固定された主ヘッドフレーム4を備えると共に、このフレー ム4の前面にスピンドル部5を形成されている。スピンドル部5は中間ヘッドフ レーム5aと前部ヘッドフレーム5bとを主ヘッドフレーム4の前面にボルト固 定されてなる。
【0013】 中間ヘッドフレーム5aは起立壁部6と側壁部7を有しており、また前部ヘッ ドフレーム5bは起立壁部8とスピンドルケース部9とからなる。 この際、起立壁部8は主ヘッドフレーム4や中間ヘッドフレーム5aにボルト 固定し、特定位置に図3に示すようにスピンドル軸10の挿通される透孔8aが 各スピンドル軸10毎に形成されている。 S1及びS2はこれらヘッドフレーム4、5a、5bで囲まれた前後の遮蔽空 間であり、これらは透孔8aを介して互いに連通されている。
【0014】 スピンドルケース部9は複数のスピンドル軸10を包囲するための方形状の外 壁部11と、スピンドル軸10間に位置した中間壁部12とからなる。
【0015】 外壁部11の前面部には各スピンドル軸10に対応した円形の透孔aが図3に 示すように形成されており、各透孔aの前面にはスピンドル軸10の挿通される 前端面カバー13がボルト固定されている。
【0016】 各スピンドル軸10は前部径大部10aと後部細径部10bとからなっていて 、透孔aに嵌着された軸受14と透孔8aに嵌着された軸受15とで前部ヘッド フレーム5b上の一定位置での回転自在に支持されている。各スピンドル軸10 の中心部の軸方向個所には直状の孔bが形成してあり、この孔bの前部b1は径 大状となされている。 16は前端面カバー13の前面を被うためのカバー部材でスピンドル軸10に 固定されている。
【0017】 上記孔bの前部b1には刃具17の固定された工具ホルダ18が嵌着固定させ てある。この際、刃具17中心部及び工具ホルダ18中心部の各軸方向個所には 切削油透孔c1、c2が形成される。
【0018】 スピンドル軸10の孔bの内方にはこの孔bの径より細い直状の切削油供給管 19がスピンドル軸10と同心に設けてある。この供給管19は後端を後部ケー スフレーム5aの起立壁部6に設けられた孔6b内に位置され、結合部材20a 、20bを介して起立壁部6にボルト固定されると共に、前端を工具ホルダ18 の切削油透孔c2内に位置されている。 この際、切削油供給管19の前部と孔bとの間には軸受21を設け、切削油供 給管19がスピンンドル軸10の円滑な回転を阻害しないようにする。
【0019】 各スピンドル軸10は主ヘッドフレーム4に装設された主軸駆動モータ22で 駆動されるようになされており、具体的には次のようになされている。 即ち、主軸駆動モータ22の出力軸に結合された原動軸23をスピンドル部5 の前部及び中間ヘッドフレーム5a、5b個所に一定位置での回転自在に設け、 この原動軸23の先部に原動歯車24を形成する。一方では各スピンドル軸10 の後端部に従動歯車25を固定し、この従動歯車25と原動歯車24とを複数の 中間歯車26からなる歯車列で連動連結させる。この際、dは原動歯車24及び 中間歯車26の回転中心軸を回転自在に支持した軸受である。
【0020】 このように構成した多軸スピンドルヘッド3の前方にはベッド1と一定相対配 置となした被加工物固定台27が設けてある。この際、被加工物固定台27の支 持面27aの周囲には包囲枠部材28が固定される。
【0021】 29は多軸スピンドルヘッド3の前面に枢着点30廻りの上方へ退避移動可能 且つ前後方向f1、f2の伸縮可能に装着されたカバー装置で、加工時は包囲枠 部材28に密状に接して被加工物wや多軸スピンドルヘッド3の前部を下方側の み開放された状態に包囲するものとなしてある。
【0022】 31は切屑を案内するためのホッパー形案内路でカバー装置29の下面を被う ように配設してあり、また32はホッパー形案内路31から落下した切屑などを 適当個所へ案内するための案内面装置である。
【0023】 33は霧状の潤滑油を生成するための霧状潤滑油の発生装置で、圧縮空気供給 管34、フィルター35a、圧力調整装置35b、霧化装置35c及び潤滑油送 出管36とを備えている。潤滑油送出管36は管路37を介して主ヘッドフレー ム4の壁面の透孔p1と前部ヘッドフレーム5bの外壁面12の透孔p2とに連 通させてあり、管路37途中には適時に開閉作動される電磁弁38が設けてある 。
【0024】 さらに、前端面カバー13とスピンドル軸10外周面との間に適当な隙間を形 成すると共に、前端面カバー13の前端とこれの前方に存在したカバー部材16 の後面との間にも適当な隙間を形成しており、また中間ヘッドカバー5aの起立 壁6にはこれの前後の空間を連通させるための透孔p3が形成してある。
【0025】 次に上記の如く構成した本実施例品の使用例及びその作動を説明する。 被加工物wを固定する際は、移動台2を図1の位置から後方f2へ移動させる 。これによりカバー装置29の前縁は包囲枠部材28から離れ、カバー装置29 の前後方向全長は図示しない付勢手段により最長状態となる。この状態の下で、 カバー装置29を図1の状態から枢着点30廻りの上方へ退避させて作業空間を 広く確保し、被加工物固定台27の支持面27aに被加工物wを固定させる。
【0026】 この後、カバー装置29を原位置に戻し、主軸駆動モータ22を作動させる。 これにより、このモータ22の回転は歯車24、25、26を介して各スピンド ル軸10に伝達され、各スピンドル10は軸受14、15に案内されて回転する 。
【0027】 各切削油供給管19は起立壁部6に固定されているため、スピンドル軸10の 回転中に於いても非回転状態に保持される。また、軸受21は切削油供給管19 とスピンドル軸10との接触を確実に阻止するものとなる。
【0028】 この一方では必要に応じて電磁弁38を開放作動させる。これにより、圧縮空 気供給管34から供給される圧縮空気が霧状潤滑油の発生装置35c内へ流入し 、霧化装置35cは霧吹き原理で霧状の潤滑油を生成する。
【0029】 この霧状の潤滑油は管路35及び透孔p1、p2を経てヘッドフレーム4、5 a、5bの遮蔽空間s1、s2内に供給され、その一部は各切削油供給管19内 へ流入し、これの内方を前方f1へ向け流動するものとなる。この切削油供給管 19内を流動している霧状の潤滑油は、切削油供給管19が回転しないため、ス ピンドル軸10が回転してもその回転による遠心力の作用を全く受けないのであ り、従って切削油供給管19内に於いて遠心力による液化現象を生じず且つその 構成成分間の比重差による成分分離現象を生じることもなく、均等に分布された 状態を保持される。
【0030】 この霧状潤滑油はやがて切削油供給管19の前端から噴出され、工具ホルダ1 8や刃具17の切削油透孔c1、c2を通じて刃具17の先端から比較的均等な 分布状態で噴出されるのである。
【0031】 また遮蔽空間s1、s2内に供給された潤滑油のうち切削油供給管19内に流 入しなかったものは歯車24、25、26等の回転による流動誘発作用により遮 蔽空間s1、s2内を通路としての透孔p3等を通じて循環流動したり、軸受1 4、15の隙間及び、各スピンドル軸10とその前端面カバー13との隙間を経 て外方へ流出する。 これら潤滑油の循環流動や、その外方流出に伴う流動は、微細な潤滑油粒を歯 車24、25、26や軸受14、15等の各潤滑所要個所に斑なく付着させるの であり、これにより各潤滑所要個所はこれら潤滑油粒により間断なく潤滑される 。
【0032】 次にこのような作動状態の下で移動台2を前方f1へ移動させるのであり、こ の移動によりカバー装置29の前端縁が包囲枠部材28の後端縁と圧接し、以後 、カバー装置29はこの圧接状態を保持されたまま図示しない付勢手段の弾力に 抗して移動台2の前進変位に応じつつ短縮変形される。
【0033】 そして移動台2の前方移動が一定大きさに達すると、刃具17が被加工物wに 達し、これを加工するものとなる。この加工中にも、霧状の潤滑油が刃具17の 先端から噴出され、たとえ刃具17が被加工物wの深部を加工する状態となって も、所要個所を効果的に潤滑するものとなる。 なお、加工の終了した被加工物wを被加工物固定台27から取り外すさいはこ れを装着したときの逆の手順による。
【0034】
以上の如く構成した本考案によれば、霧状の潤滑油が刃具先端部に加えて、ヘ ッドフレームの遮蔽空間内の各潤滑所要個所をも潤滑するようになるため、被加 工物の比較的深い個所を切削できるものでありながら簡易に潤滑されるものとな り、また霧状の潤滑油がスピンドル軸の回転に伴う摩擦熱の発生を軽減させるた め加工精度を良好に維持し得ると共にスピンドル回転の高速化による切削の迅速 化が図れるのであり、さらに気流による潤滑油流動により潤滑手段を簡易となす ことができるほか、そのメンテナンスも簡便となるものである。
【0035】 請求項2によれば、霧状潤滑油の発生手段及び管路等の取扱いや保守が簡便に 行えるものとなる。
【0036】 請求項3によれば、遮蔽空間内に於ける霧状の潤滑油の循環流動等が促進され るため、遮蔽空間内に存在する歯車や軸受等の各潤滑所要個所が確実に潤滑され るものとなる。
【図1】本考案の実施例に係る多軸スピンドルヘッドを
具備した工作機械の要部を示す側面視断面図である。
具備した工作機械の要部を示す側面視断面図である。
【図2】図1のxーx部を示す図である。
【図3】前記スピンドルヘッドの拡大断面図である。
4、5a、5b ヘッドフレーム 10 スピンドル軸 14、15、d 軸受(潤滑所要個所) 17 刃具 19 切削液供給管 24、25、26 歯車(潤滑所要個所) 33 霧状潤滑油の発生手段 p3 通路 s1、s2 遮蔽空間
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (3)
- 【請求項1】 先端に刃具を備えたスピンドル軸が同一
方向へ複数配設された多軸スピンドルヘッドに於いて、
霧状潤滑油の発生手段を設け、この発生手段で生成させ
た霧状の潤滑油が各スピンドル軸回転中心部に非回転状
態に設けられた切削液供給管を経て各刃具の先端から噴
出されると共にヘッドフレームの遮蔽空間内に存在する
各潤滑所要個所に供給される構成としたことを特徴とす
る工作機械の多軸スピンドルヘッド。 - 【請求項2】 先端に刃具を備えたスピンドル軸が同一
方向へ複数配設される多軸スピンドルヘッドに於いて、
ヘッドフレームの外部に霧状潤滑油の発生手段を設ける
と共にこの発生手段で生成させた霧状の潤滑油をヘッド
フレームの遮蔽空間内へ供給するための管路を形成し、
遮蔽空間内に供給された霧状の潤滑油が各スピンドル軸
回転中心部に非回転状態に設けられた切削液供給管を経
て各刃具の先端から噴出されると共に遮蔽空間内に存在
する歯車や軸受等の各潤滑所要個所に供給されることを
特徴とする工作機械の多軸スピンドルヘッド。 - 【請求項3】 ヘッドフレームの適当個所に遮蔽空間内
の霧状の潤滑油を流通させるための通路を形成したこと
を特徴とする請求項2又は3記載の工作機械の多軸スピ
ンドルヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999000147U JP3060856U (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 工作機械の多軸スピンドルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999000147U JP3060856U (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 工作機械の多軸スピンドルヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3060856U true JP3060856U (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=43194661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999000147U Expired - Lifetime JP3060856U (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 工作機械の多軸スピンドルヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3060856U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004048029A1 (ja) * | 2002-11-25 | 2004-06-10 | Horkos Corp | 工作機械の多軸スピンドルヘッド |
-
1999
- 1999-01-18 JP JP1999000147U patent/JP3060856U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004048029A1 (ja) * | 2002-11-25 | 2004-06-10 | Horkos Corp | 工作機械の多軸スピンドルヘッド |
US7214012B2 (en) * | 2002-11-25 | 2007-05-08 | Horkos Corp. | Multi-shaft spindle head of machine tool |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |