JP3060697B2 - 車両用ルームランプ消灯制御装置 - Google Patents
車両用ルームランプ消灯制御装置Info
- Publication number
- JP3060697B2 JP3060697B2 JP4039589A JP3958992A JP3060697B2 JP 3060697 B2 JP3060697 B2 JP 3060697B2 JP 4039589 A JP4039589 A JP 4039589A JP 3958992 A JP3958992 A JP 3958992A JP 3060697 B2 JP3060697 B2 JP 3060697B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- room lamp
- control device
- brightness
- function
- lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 11
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
- Y02B20/40—Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection
Landscapes
- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のルームランプ
消灯回路に関し、特にドアを閉めた場合等のルームラン
プの消灯を制御するルームランプ消灯制御装置に関する
ものである。
消灯回路に関し、特にドアを閉めた場合等のルームラン
プの消灯を制御するルームランプ消灯制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等のルームランプは、主に
ドアの開閉等に応じて消灯と点灯を制御されていた。こ
のような従来のルームランプによれば、自動車に乗車す
るためにドアを開けるとルームランプが点灯し、夜間に
おいても容易に自動車への乗り降りが可能である。しか
しながら、ドアを閉めると直ぐに消灯してしまうので、
ドアを閉めてからエンジンを始動しようとしたり、シー
トベルトを装着しようとする場合には、手探りで行わな
ければならないという不便な点があった。
ドアの開閉等に応じて消灯と点灯を制御されていた。こ
のような従来のルームランプによれば、自動車に乗車す
るためにドアを開けるとルームランプが点灯し、夜間に
おいても容易に自動車への乗り降りが可能である。しか
しながら、ドアを閉めると直ぐに消灯してしまうので、
ドアを閉めてからエンジンを始動しようとしたり、シー
トベルトを装着しようとする場合には、手探りで行わな
ければならないという不便な点があった。
【0003】近年、この欠点を解消するため、ドアを閉
めた際に、直ぐに消灯するのではなく、一定の時間をお
いてから徐々に消灯するルームランプ制御装置が開発さ
れ、多くの自動車に用いられている。
めた際に、直ぐに消灯するのではなく、一定の時間をお
いてから徐々に消灯するルームランプ制御装置が開発さ
れ、多くの自動車に用いられている。
【0004】このようなルームランプの一例が、例えば
実開昭61−158531号公報に記載されている。こ
こに記載されている「ルームランプフェードアウト回
路」は、ルームランプが消え始めてから完全に消えるま
での時間を調節することができるルームランプ制御装置
である。一般に徐々に明るさを減少させることは、この
公報にも記載されてあるように「フェードアウト」と呼
ばれる。したがって、本文においてもこの「フェードア
ウト」という語をしばしば用いる。
実開昭61−158531号公報に記載されている。こ
こに記載されている「ルームランプフェードアウト回
路」は、ルームランプが消え始めてから完全に消えるま
での時間を調節することができるルームランプ制御装置
である。一般に徐々に明るさを減少させることは、この
公報にも記載されてあるように「フェードアウト」と呼
ばれる。したがって、本文においてもこの「フェードア
ウト」という語をしばしば用いる。
【0005】この「ルームランプフェードアウト回路」
は、ルームランプを電圧制御型デューティコントロール
回路で制御するものである。そして、ドアスイッチと、
ドアスイッチによって充電される積分回路とから構成さ
れる。
は、ルームランプを電圧制御型デューティコントロール
回路で制御するものである。そして、ドアスイッチと、
ドアスイッチによって充電される積分回路とから構成さ
れる。
【0006】この回路の動作について説明する。まず、
ドアが開放されると、ドアスイッチがONされる。する
と、積分回路中のコンデンサが充電され、このコンデン
サの両端電圧が、電圧制御型デューティコントロール回
路に印加される。そのため、このコントロール回路の出
力信号のデューティ比は100%となり、ルームランプ
が全灯する。
ドアが開放されると、ドアスイッチがONされる。する
と、積分回路中のコンデンサが充電され、このコンデン
サの両端電圧が、電圧制御型デューティコントロール回
路に印加される。そのため、このコントロール回路の出
力信号のデューティ比は100%となり、ルームランプ
が全灯する。
【0007】次に、ドアが閉じられると、ドアスイッチ
がオフされる。しかし、コンデンサに充電されている電
荷は、放電抵抗によってゆっくりと放電されるため、電
圧制御型デューティコントロール回路の出力信号のデュ
ーティ比もゆっくりと下がることになる。この時、この
コントロール回路の出力信号は始め飽和しているので、
ドアが閉じても直ぐには下がり始めない。したがって、
ドアが閉じられてから、時間t´1 の間は、ルームラン
プは全灯状態を維持する。その後、ルームランプに供給
される電力のデューティ比が下がると共に、ルームラン
プは暗くなり、時間t´2 が経過後、デューティ0%と
なりルームランプは消灯する。
がオフされる。しかし、コンデンサに充電されている電
荷は、放電抵抗によってゆっくりと放電されるため、電
圧制御型デューティコントロール回路の出力信号のデュ
ーティ比もゆっくりと下がることになる。この時、この
コントロール回路の出力信号は始め飽和しているので、
ドアが閉じても直ぐには下がり始めない。したがって、
ドアが閉じられてから、時間t´1 の間は、ルームラン
プは全灯状態を維持する。その後、ルームランプに供給
される電力のデューティ比が下がると共に、ルームラン
プは暗くなり、時間t´2 が経過後、デューティ0%と
なりルームランプは消灯する。
【0008】そして、この電圧制御型デューティコント
ロール回路の中の増幅器の利得を変更することによって
上記t´1 、t´2 の長さを可変することが可能であ
る。
ロール回路の中の増幅器の利得を変更することによって
上記t´1 、t´2 の長さを可変することが可能であ
る。
【0009】このように、上記従来のルームランプ制御
装置は、その増幅器の利得を変更することにより、ドア
が閉じてから光が暗くなり始めるまでの時間t´1 及び
完全に暗くなるまでの時間t´2 を調整することができ
る。例えば、前記利得を大きくすれば、t´1 ,t´2
が長くなり、利得を小さくすれば、t´1 ,t´2 を短
くすることができる。
装置は、その増幅器の利得を変更することにより、ドア
が閉じてから光が暗くなり始めるまでの時間t´1 及び
完全に暗くなるまでの時間t´2 を調整することができ
る。例えば、前記利得を大きくすれば、t´1 ,t´2
が長くなり、利得を小さくすれば、t´1 ,t´2 を短
くすることができる。
【0010】その他、ドアが閉じられたときに一旦ある
レベルまで光量を落とすように制御する制御装置が特開
昭61−116949号公報に記載されている。また、
車両用ではないが、商用交流電源で点灯するランプの光
量を直線的に調節する装置であって、位相角制御を用い
た装置が特開昭61−104586号公報に記載されて
いる。更に、操作量に対応した照明灯の明るさを得るた
めに、2〜3乗の関数を発生する手段を備えた装置が特
公平1−48633号公報に記載されている。
レベルまで光量を落とすように制御する制御装置が特開
昭61−116949号公報に記載されている。また、
車両用ではないが、商用交流電源で点灯するランプの光
量を直線的に調節する装置であって、位相角制御を用い
た装置が特開昭61−104586号公報に記載されて
いる。更に、操作量に対応した照明灯の明るさを得るた
めに、2〜3乗の関数を発生する手段を備えた装置が特
公平1−48633号公報に記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一般に、人間の目が感
じる光の明るさは、その光の明るさの対数に比例するこ
とが広く知られている。ところで、一方、従来の車両用
ルームランプ制御装置は以上のように構成されていたの
で、ルームランプに供給される電力は抵抗とコンデンサ
の時定数に基づいて減少することになる。
じる光の明るさは、その光の明るさの対数に比例するこ
とが広く知られている。ところで、一方、従来の車両用
ルームランプ制御装置は以上のように構成されていたの
で、ルームランプに供給される電力は抵抗とコンデンサ
の時定数に基づいて減少することになる。
【0012】従って従来の車両用ルームランプ制御装置
によれば、ルームランプの光の明るさは時間と共に直線
的に暗くはならず、搭乗者に違和感を与えてしまってい
た。すなわち、消灯の前半部ではなかなか暗くならず、
消灯の後半部において急に真っ暗になってしまった。
によれば、ルームランプの光の明るさは時間と共に直線
的に暗くはならず、搭乗者に違和感を与えてしまってい
た。すなわち、消灯の前半部ではなかなか暗くならず、
消灯の後半部において急に真っ暗になってしまった。
【0013】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
ので、その目的は、ルームランプの明るさを対数的に減
少させ、肉眼で見た場合には直線的に明るさが減少する
要にルームランプを制御することが可能なルームランプ
消灯制御装置を得ることである。
ので、その目的は、ルームランプの明るさを対数的に減
少させ、肉眼で見た場合には直線的に明るさが減少する
要にルームランプを制御することが可能なルームランプ
消灯制御装置を得ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、ルームランプと電源との間に接続さ
れ、前記電源から前記ルームランプに供給される電力を
制御する車両用ルームランプ消灯制御装置であって、外
部からのランプ消灯指令が入力された際に、前記ルーム
ランプの照度を時間と共に対数関数的に減少させる制御
手段を有し、該制御手段は、関数信号を発生させる関数
発生手段と、前記関数信号に対応した電力を前記ルーム
ランプに供給する電力制御手段と、から構成されること
を特徴とする車両用ルームランプ消灯制御装置である。
解決するために、ルームランプと電源との間に接続さ
れ、前記電源から前記ルームランプに供給される電力を
制御する車両用ルームランプ消灯制御装置であって、外
部からのランプ消灯指令が入力された際に、前記ルーム
ランプの照度を時間と共に対数関数的に減少させる制御
手段を有し、該制御手段は、関数信号を発生させる関数
発生手段と、前記関数信号に対応した電力を前記ルーム
ランプに供給する電力制御手段と、から構成されること
を特徴とする車両用ルームランプ消灯制御装置である。
【0015】したがって、この車両用ルームランプ消灯
制御装置によれば、ルームランプの明るさは、肉眼で見
た場合に直線的に減少する。
制御装置によれば、ルームランプの明るさは、肉眼で見
た場合に直線的に減少する。
【0016】
【作用】本発明における関数発生手段が発生した関数信
号は、ルームランプの照度を対数関数的に減少させる関
数に設定されている。そのため、ルームランプの照度は
時間と共に対数関数的に減少する。
号は、ルームランプの照度を対数関数的に減少させる関
数に設定されている。そのため、ルームランプの照度は
時間と共に対数関数的に減少する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0018】図1に、本発明の車両用ルームランプ消灯
制御装置の一実施例の構成ブロック図が示されている。
図において、フェードアウト判定回路100は、複数の
ドアスイッチ102の状態と、フェードアウト指定信号
104とを監視している。そして、これらの情報に基づ
いて、フェードアウト制御を行うか行わないかを判定し
ている。また、フェードアウト指定信号104は、例え
ばフロントパネルに設けられたスイッチからの信号であ
り、外部から、例えばドア閉時にフェードアウト制御を
行うかどうかを指定する信号である。フェードアウト判
定回路100は、フェードアウト制御を開始すると判定
したならば、フェードアウト開始信号をタイマ106に
出力する。
制御装置の一実施例の構成ブロック図が示されている。
図において、フェードアウト判定回路100は、複数の
ドアスイッチ102の状態と、フェードアウト指定信号
104とを監視している。そして、これらの情報に基づ
いて、フェードアウト制御を行うか行わないかを判定し
ている。また、フェードアウト指定信号104は、例え
ばフロントパネルに設けられたスイッチからの信号であ
り、外部から、例えばドア閉時にフェードアウト制御を
行うかどうかを指定する信号である。フェードアウト判
定回路100は、フェードアウト制御を開始すると判定
したならば、フェードアウト開始信号をタイマ106に
出力する。
【0019】タイマ106は、時間情報を後続する関数
発生回路108に供給している。このタイマ106は前
述したフェードアウト開始信号により「0」にリセット
される。すなわち、このタイマ106が出力する時間情
報はフェードアウト開始信号が発せられてからの経過時
間を示している。
発生回路108に供給している。このタイマ106は前
述したフェードアウト開始信号により「0」にリセット
される。すなわち、このタイマ106が出力する時間情
報はフェードアウト開始信号が発せられてからの経過時
間を示している。
【0020】肉眼で見たときのルームランプの明るさが
直線的に減少するように制御するため、関数発生回路1
08は、タイマ106から出力される経過時間に応じた
電力をルームランプに供給するための基礎となる関数信
号を発生する。
直線的に減少するように制御するため、関数発生回路1
08は、タイマ106から出力される経過時間に応じた
電力をルームランプに供給するための基礎となる関数信
号を発生する。
【0021】電力制御回路110は、上記関数信号に応
じてルームランプ112に電力を供給する。このように
して、本実施例におけるルームランプ消灯制御装置はル
ームランプ112の消灯を制御している。
じてルームランプ112に電力を供給する。このように
して、本実施例におけるルームランプ消灯制御装置はル
ームランプ112の消灯を制御している。
【0022】本実施例において特徴的なことは、フェー
ドアウトが開始されてからの経過時間に応じて関数発生
回路108が発生する関数信号が、ルームランプ112
の照度の変化を対数関数的にする関数として設定されて
いることである。したがって、ルームランプ112は肉
眼で見たときの明るさが直線的に減少するように制御さ
れる。
ドアウトが開始されてからの経過時間に応じて関数発生
回路108が発生する関数信号が、ルームランプ112
の照度の変化を対数関数的にする関数として設定されて
いることである。したがって、ルームランプ112は肉
眼で見たときの明るさが直線的に減少するように制御さ
れる。
【0023】このように、本実施例の主要な特徴は関数
発生回路108の発生する関数信号にあり、以下その関
数信号について説明をする。
発生回路108の発生する関数信号にあり、以下その関
数信号について説明をする。
【0024】従来から一般に用いられている車両用ルー
ムランプの、電圧−輝度特性の一例が図2に示されてい
る。図2において、横軸は電圧(V)であり、縦軸はル
ームランプの明るさ(lux)である。そして、肉眼で
見たときのルームランプの明るさは、一般的にその対数
となることが生理学的に広く知られている。そこで、図
3に示されているグラフは、その縦軸にルームランプの
明るさが対数目盛りでとられており、横軸は時間を示し
ている。そして、このグラフには時間と共に明るさがど
のように変化していくのかを表すグラフが示されてい
る。
ムランプの、電圧−輝度特性の一例が図2に示されてい
る。図2において、横軸は電圧(V)であり、縦軸はル
ームランプの明るさ(lux)である。そして、肉眼で
見たときのルームランプの明るさは、一般的にその対数
となることが生理学的に広く知られている。そこで、図
3に示されているグラフは、その縦軸にルームランプの
明るさが対数目盛りでとられており、横軸は時間を示し
ている。そして、このグラフには時間と共に明るさがど
のように変化していくのかを表すグラフが示されてい
る。
【0025】さらに、図3中には、時間と共に変化する
電圧の様子を示すグラフも示されている。例えば、図3
のAで示されているグラフは、ルームランプに供給され
ている電圧が一定のスピードで低下された場合のグラフ
であり、単純な直線となっている。そして、グラフAの
ように電圧が低下した場合の明るさの変化が、グラフA
´に示されている。A´に示されているグラフの形から
理解されるように、フェードアウトの終了付近で、ルー
ムランプが暗くなるスピードが極めて速くなる。従っ
て、肉眼で見た場合には、ルームランプの明るさが初め
はゆっくりと減少し、後半において急に完全に消灯して
しまうように観察される。
電圧の様子を示すグラフも示されている。例えば、図3
のAで示されているグラフは、ルームランプに供給され
ている電圧が一定のスピードで低下された場合のグラフ
であり、単純な直線となっている。そして、グラフAの
ように電圧が低下した場合の明るさの変化が、グラフA
´に示されている。A´に示されているグラフの形から
理解されるように、フェードアウトの終了付近で、ルー
ムランプが暗くなるスピードが極めて速くなる。従っ
て、肉眼で見た場合には、ルームランプの明るさが初め
はゆっくりと減少し、後半において急に完全に消灯して
しまうように観察される。
【0026】そこで、ルームランプの照度が対数関数的
に減少するような関数を関数発生回路108に発生させ
ることにより、ルームランプの明るさが(肉眼で見た場
合)直線的に暗くなるように制御することが可能であ
る。この場合の電圧の変化を示したグラフが図3中にB
で示されている。このグラフBに示されているように、
例えば、14〜8Vにかけての電圧範囲で電圧の降下速
度がAの2倍の速度に設定されている。そして、この場
合のルームランプの明るさの変化を表すグラフがB´で
示されている。グラフB´の形状から理解されるよう
に、肉眼で見た場合の明るさの変化はほぼ直線的とな
る。
に減少するような関数を関数発生回路108に発生させ
ることにより、ルームランプの明るさが(肉眼で見た場
合)直線的に暗くなるように制御することが可能であ
る。この場合の電圧の変化を示したグラフが図3中にB
で示されている。このグラフBに示されているように、
例えば、14〜8Vにかけての電圧範囲で電圧の降下速
度がAの2倍の速度に設定されている。そして、この場
合のルームランプの明るさの変化を表すグラフがB´で
示されている。グラフB´の形状から理解されるよう
に、肉眼で見た場合の明るさの変化はほぼ直線的とな
る。
【0027】このように、ルームランプの照度が時間と
共に対数関数的に減少するにような関数信号を関数発生
回路108が発生し、その関数信号に対応した電圧を電
力制御回路110がルームランプ112に供給するの
で、図3のB´に示されたグラフのように肉眼で見たル
ームランプの明るさの変化はほぼ直線的になる。
共に対数関数的に減少するにような関数信号を関数発生
回路108が発生し、その関数信号に対応した電圧を電
力制御回路110がルームランプ112に供給するの
で、図3のB´に示されたグラフのように肉眼で見たル
ームランプの明るさの変化はほぼ直線的になる。
【0028】以上述べたように、本実施例によれば、電
力制御回路108はフェードアウト開始からの経過時間
に応じて関数発生回路108が発生する関数信号に対応
した電圧をルームランプ112に供給したので、ルーム
ランプの明るさの変化が(肉眼で見た場合)直線的にな
る。従って、ルームランプの明るさの変化を一定のもの
とすることが可能である。
力制御回路108はフェードアウト開始からの経過時間
に応じて関数発生回路108が発生する関数信号に対応
した電圧をルームランプ112に供給したので、ルーム
ランプの明るさの変化が(肉眼で見た場合)直線的にな
る。従って、ルームランプの明るさの変化を一定のもの
とすることが可能である。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ドア
が閉じるなどによってルームランプの消灯が開始される
と、ルームランプの照度は時間と共に対数関数的に減少
する。そのため、ルームランプの照度の変化は肉眼で見
た場合直線的となる。
が閉じるなどによってルームランプの消灯が開始される
と、ルームランプの照度は時間と共に対数関数的に減少
する。そのため、ルームランプの照度の変化は肉眼で見
た場合直線的となる。
【0030】従って、搭乗者にとって違和感の少ないル
ームランプ消灯制御装置が得られるという効果を有す
る。
ームランプ消灯制御装置が得られるという効果を有す
る。
【図1】本発明の一実施例である車両用ルームランプ消
灯制御装置の構成ブロック図である。
灯制御装置の構成ブロック図である。
【図2】車両用ルームランプに印加される電圧とその明
るさとの関係を示すグラフである。
るさとの関係を示すグラフである。
【図3】直線的に電圧を変化させた場合と、関数信号に
対応して電圧を変化させた場合のルームランプの明るさ
の変化を示すグラフである。
対応して電圧を変化させた場合のルームランプの明るさ
の変化を示すグラフである。
100 フェードアウト判定回路 106 タイマ 108 関数発生回路 110 電力制御回路 112 ルームランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−116949(JP,A) 特開 昭59−145638(JP,A) 特開 平1−213993(JP,A) 特開 昭61−188897(JP,A) 実開 平2−100944(JP,U) 実開 昭61−158531(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60Q 3/02 H05B 37/02
Claims (1)
- 【請求項1】ルームランプと電源との間に接続され、前
記電源から前記ルームランプに供給される電力を制御す
る車両用ルームランプ消灯制御装置であって、 外部からのランプ消灯指令が入力された際に、前記ルー
ムランプの照度を時間と共に対数関数的に減少させる制
御手段を有し、 該制御手段は、関数信号を発生させる関数発生手段と、
前記関数信号に対応した電力を前記ルームランプに供給
する電力制御手段と、から構成されることを特徴とする
車両用ルームランプ消灯制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4039589A JP3060697B2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 車両用ルームランプ消灯制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4039589A JP3060697B2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 車両用ルームランプ消灯制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05238309A JPH05238309A (ja) | 1993-09-17 |
JP3060697B2 true JP3060697B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=12557293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4039589A Expired - Fee Related JP3060697B2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 車両用ルームランプ消灯制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3060697B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10202492A1 (de) * | 2002-01-23 | 2003-07-31 | Bsh Bosch Siemens Hausgeraete | Backofen |
US9086737B2 (en) | 2006-06-15 | 2015-07-21 | Apple Inc. | Dynamically controlled keyboard |
US8373355B2 (en) | 2006-11-09 | 2013-02-12 | Apple Inc. | Brightness control of a status indicator light |
US7750282B2 (en) | 2008-05-21 | 2010-07-06 | Apple Inc. | Dual purpose ambient light sensor |
US9247611B2 (en) | 2009-06-01 | 2016-01-26 | Apple Inc. | Light source with light sensor |
US8282261B2 (en) | 2009-06-01 | 2012-10-09 | Apple, Inc. | White point adjustment for multicolor keyboard backlight |
US8138687B2 (en) | 2009-06-30 | 2012-03-20 | Apple Inc. | Multicolor lighting system |
US8339028B2 (en) | 2009-06-30 | 2012-12-25 | Apple Inc. | Multicolor light emitting diodes |
US8400626B2 (en) | 2010-06-10 | 2013-03-19 | Apple Inc. | Ambient light sensor |
JP2016107863A (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-20 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車内灯制御装置 |
US11835382B2 (en) | 2021-03-02 | 2023-12-05 | Apple Inc. | Handheld electronic device |
US12355907B2 (en) | 2022-01-10 | 2025-07-08 | Apple Inc. | Handheld electronic device |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP4039589A patent/JP3060697B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05238309A (ja) | 1993-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3060697B2 (ja) | 車両用ルームランプ消灯制御装置 | |
US4866345A (en) | Vehicle interior lamp shut-off device with particular dimming sequence | |
JPH06251889A (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JP2000177480A (ja) | 車両用照明装置 | |
JP2001035672A (ja) | 照明装置 | |
IE871845L (en) | Rearview mirror control circuit | |
JPH0148172B2 (ja) | ||
JPH06176875A (ja) | 住宅照明器具 | |
JP3240592B2 (ja) | 照明制御装置 | |
JPH04269494A (ja) | 点灯装置 | |
KR102621102B1 (ko) | 램프 제어 장치 | |
JPH066479Y2 (ja) | 自動調光型電気スタンド | |
JPH08200754A (ja) | 照度調整装置付き換気扇 | |
JPS59219897A (ja) | 照度調整装置 | |
JPH01309836A (ja) | 車両用照明機器の調光制御装置 | |
JP3403292B2 (ja) | 車載電気機器の表示装置 | |
JPH0516728A (ja) | 車載用表示装置 | |
JP3323235B2 (ja) | 調光用放電灯点灯装置 | |
JPH02239398A (ja) | インジケータの調光回路 | |
JPH04273095A (ja) | 時計装置 | |
JP2572318Y2 (ja) | 照明装置 | |
JPS6378843A (ja) | 車両用自動バツクミラ−システム | |
JPH0740425Y2 (ja) | 車両用ヘッドアップ式表示装置 | |
JPH10109535A (ja) | バニティミラ−の照明装置 | |
JPS5938148A (ja) | 自動車の室内照明装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |