JP3060561U - 食卓用器具の水切り乾燥装置 - Google Patents
食卓用器具の水切り乾燥装置Info
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- JP3060561U JP3060561U JP1998010344U JP1034498U JP3060561U JP 3060561 U JP3060561 U JP 3060561U JP 1998010344 U JP1998010344 U JP 1998010344U JP 1034498 U JP1034498 U JP 1034498U JP 3060561 U JP3060561 U JP 3060561U
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- JP
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- tableware
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- blade fan
- drying
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗浄処理されたナイフやフォークなどの食卓
用器具を表面に斑点などの生ぜしめることなく乾燥処理
する。 【解決手段】 装置本体3内に回転自在に設けたシロッ
コファン4内に多数の水抜き孔を有する籠部材11を着
脱自在に装着し、該籠本体11内に食卓用器具を収容し
てシロッコファン4を回転させると同時に籠部材11を
同時に回転させ、もって食卓用器具の表面に付着した水
分を振り切り、かつ吸入される空気によって食卓用器具
の表面の乾燥を促進させる。
用器具を表面に斑点などの生ぜしめることなく乾燥処理
する。 【解決手段】 装置本体3内に回転自在に設けたシロッ
コファン4内に多数の水抜き孔を有する籠部材11を着
脱自在に装着し、該籠本体11内に食卓用器具を収容し
てシロッコファン4を回転させると同時に籠部材11を
同時に回転させ、もって食卓用器具の表面に付着した水
分を振り切り、かつ吸入される空気によって食卓用器具
の表面の乾燥を促進させる。
Description
【0001】
この考案は、洗浄処理されたスプーンやフォーク、ナイフなどの食卓用器具の 水切り乾燥装置に関するものである。
【0002】
レストランなどで提供される西洋料理に使用されるナイフやフォーク、スプー ンなどの食卓用器具は、あらかじめテーブル上にセットされ、使用後はこれを洗 浄処理して乾燥させ、再びテーブル上にセットされる。 その際、洗浄処理された食卓用器具は熱風などによって乾燥処理されるが、食 卓用器具の表面に不純物による斑点等がしばしば残っている。
【0003】 この食卓用器具の表面に残存する斑点は、洗浄水中に含まれるカルキがその一 因と推察され、洗い残しによるものではないが、食卓上にセットされた場合、そ の食卓用器具を使用する顧客にとっては不潔に感ずることが多いため、多くの店 舗においては従業員がタオルなどで丁寧に拭き取っている。
【0004】
手作業による斑点の除去は、使用に供される食卓用器具の数がきわめて多いた め重労働でかつ効率的でなく、洗浄処理された食卓用器具をたとえば、コンベア 上に移し、移送させながら熱風を吹き付けることによって水切り乾燥させる手段 もあるが、比較的狭い厨房に設置して使用するという条件を考慮すると、装置自 体が大掛かりとなると共に、費用対効果の面からは必ずしも効率的ではないとい う問題がある。
【0005】 この考案はかゝる現状に鑑み、洗浄処理された食卓用器具に付着する水分を簡 単かつ容易に、水切りすることができると同時に乾燥処理し、食卓用器具の表面 に水分中に含まれる不純物による斑点を生ぜしめることのないコンパクトな装置 を提供せんとすることを目的とするものである。
【0006】
前記の目的を達成するため、この考案の食卓用器具の水切り乾燥装置は、装置 本体内に回転自在に設けた多翼式ファン内に多数の水抜き孔を有する籠部材を着 脱自在に装着し、該籠本体内に食卓用器具を収容して多翼式ファンを回転させる ことによって籠部材を同時に回転せしめ、もって食卓用器具の表面に付着した水 分を振り切り、かつ吸入される空気によって食卓用器具の表面の乾燥を促進させ るよう構成したことを特徴とするものである。
【0007】 より具体的には、前記装置本体は有底の筒状体の底部に高さ調整機構を具備す ると共に、その内部に多翼式ファンを駆動軸が垂直となるよう配置して該多翼式 ファン内に上方から籠部材を装着できるよう構成し、該多翼式ファンの駆動軸と 装置本体内に設けたモータの出力軸とを連結し、多翼式ファンに空気を供給する 吸引ダクト内に発熱部材を設け、排気ダクドの開口部を装置本体外に開口させた ものであることを特徴とするものである。
【0008】
この発明の食卓用器具の水切り乾燥装置は、基本的には、装置本体と、該装置 本体内に回転自在に装着される多翼式ファンと、該多翼式ファン内に着脱自在に 装着するための籠部材とから構成されるものである。
【0009】 前記装置本体は、所要の大きさの多翼式ファンを収容することができ、かつ該 多翼式ファンに空気を送り込むためのダクト類を収容することのできる大きさを 有するものであれば、その材質や形状については特段の制限はないが、好ましく は収容する籠を覆う開閉自在の蓋と、高さを調整することのできる高さ調整機構 を有することが望ましい。 なお、ダクト類は装置本体内に収容することが好ましいが、装置本体外に設け てもよいことは勿論である。
【0010】 装置本体内に設ける多翼式ファンは、その内部に後述の籠部材を着脱自在に受 け入れるためその駆動軸が垂直となるよう配置するもので、基本的には羽根を短 くし、その枚数を多くすることが好ましいが、羽根の長さは受け入れる籠部材よ りも長く設定するものである。
【0011】 この多翼式ファンは具体的にはシロッコファンを使用するもので、その駆動軸 は装置本体の底面上に配置されたモーターと連動し、装置本体内に配置されたダ クトを介して外部から空気を吸引し、最終的には装置本体に設けた排気口から吸 引した空気を排出するものであるが、ダクト内にヒーターを配備することによっ て所要の温度に加温した熱風を利用することができる。
【0012】 前記多翼式ファン内に着脱自在に設ける籠部材は、その外径が使用せんとする 多翼式ファンの回転体の内径とほぼ等しい外径を有し、かつその高さも回転体の 高さとほぼ同一の高さを有する円筒体からなるもので、その材質については特段 の制限はないが、少なくとも側面部には多数の水切り孔を有するもので、具体的 には金属製又は合成樹脂製の網状体もしくはパンチングメタル製の円筒体である ことが好ましい。
【0013】 この籠部材はナイフやフォークなど食卓用器具を収容するものであるので、食 卓用器具を混在した状態で投入することも可能であるが、後処理や全体のバラン ス等を考慮すると、内部を複数に区画しておくことが好ましい。
【0014】
この考案の食卓用器具の水切り乾燥装置は、装置本体内に多翼式ファンを配置 し、この多翼式ファンの羽根の外側に籠部材を着脱自在に設け、多翼式ファンを 回転させることによって籠部材を同時に回転せしめ、食卓用器具に付着した水滴 をほぼ完全に除去し、乾燥させることができる。
【0015】
以下、この考案の食卓用器具の水切り乾燥装置の実施例を添付の図面に基づい て説明する。 この考案の食卓用器具の水切り乾燥装置1は、図1に示すように底部に高さ調 整用のねじ部材2を配設した装置本体3内にシロッコファン4をその羽根が上下 方向に位置する状態で設け、該シロッコファン4の駆動軸5とモーター6の駆動 軸とをベルト7によって連携せしめると共に、吸気用のダクト8を装置本体3内 に設け、排気用のダクト9を装置本体3の上部に開口すると共に、前記吸気用の ダクト8内にはシロッコファン4内に温風を供給するためのヒーター10を内装 したものである。
【0016】 食卓用器具を収容するための籠本体11はパンチングメタル製で、上部が開口 すると共に、側面および底面にそれぞれ多数の水切り孔を有し、内部を仕切り板 12によって4分割したものである。(図3参照)
【0017】 かゝる構成の食卓用器具の水切り乾燥装置1は、まず籠部材11内に処理せん とするフォークやナイフ、スプーン等の食卓用器具をいずれの方向にも重量が偏 らないよう収容したのち、当該籠部材11をシロッコファン4の羽根の外側に形 成される円筒状の空間内に装置本体2の上方から籠部材11を装着し、収容した 食卓用器具が上部に飛び出さないよう蓋部材13を取り付け、しかるのちモータ ー6を回転させる。
【0018】 このモーター6は振動を抑えるためインバーターによって回転をコントロール することができるもので、モーター6の回転と同時に吸気用のダクト8を介して シロッコファン4内に負圧の空気(風)が供給される。 同時にシロッコファン4内に装置された籠本体11も回転し、ダクト8を介し て供給された空気とシロッコファン11の回転によって食卓用器具の表面に付着 した水滴が遠心力によって振り切られ、食卓用器具が乾燥処理される。
【0019】 乾燥処理をより高めたい場合には、ヒーター10を作動させ、熱風を供給する ことによってより短い時間で水切り乾燥処理を行うことができるが、通常ヒータ ーを作動させない状態で約3〜5分で水切り乾燥処理を行うことができる。
【0020】
この考案の食卓用器具の水切り乾燥装置は、装置本体内に多翼式ファンを回転 自在に装着し、この多翼式ファン内に洗浄処理した食卓用器具を収容した籠本体 を装置し、多翼式ファンを回転せしめると同時に籠本体も回転せしめ、吸気用の ダクトを通じて供給される負圧の空気と回転による遠心力によって食卓用器具の 表面に付着した水滴を短時間に除去し、乾燥させることができる。
【0021】 特に、この考案の食卓用器具の水切り乾燥装置は、装置本体内に多翼式ファン を回転自在に装着し、この多翼式ファン内に食卓用器具を収容する籠本体を設け るというきわめて簡単な装置によって洗浄処理された食卓用器具の表面に付着し た水滴をほぼ完全な状態で除去することができるため、乾燥後の布による拭き取 り作業などをすることなく、表面に不純物等の斑点等が全く存在しない状態に仕 上げることができる。
【図1】この考案の食卓用器具の水切り乾燥装置の一例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図2】図1における平面図である。
【図3】この考案の食卓用器具の水切り乾燥装置に使用
する籠部材の説明図である。
する籠部材の説明図である。
1 食卓用器具の水切り乾燥装置 3 装置本体 4 シロッコファン 6 モーター 8 吸気用のダクト 9 排気用のダクト 11 籠部材
Claims (5)
- 【請求項1】 装置本体内に回転自在に設けた多翼式フ
ァン内に多数の水抜き孔を有する籠部材を着脱自在に装
着し、該籠本体内に食卓用器具を収容して多翼式ファン
を回転させることによって籠部材を同時に回転せしめ、
もって食卓用器具の表面に付着した水分を振り切り、か
つ吸入される空気によって食卓用器具の表面の乾燥を促
進させるよう構成したことを特徴とする食卓用器具の水
切り乾燥装置。 - 【請求項2】 前記装置本体は有底の筒状体の底部に高
さ調整機構を具備すると共に、その内部に多翼式ファン
を駆動軸が垂直となるよう配置して該多翼式ファン内に
上方から籠部材を装着できるよう構成し、該多翼式ファ
ンの駆動軸と装置本体内に設けたモータの出力軸とを連
結し、多翼式ファンに空気を供給する吸引ダクト内に発
熱部材を設け、排気ダクドの開口部を装置本体外に開口
させたものであることを特徴とする請求項1に記載の食
卓用器具の水切り乾燥装置。 - 【請求項3】 前記籠部材は有底の円筒体からなるもの
で、その外周面に多数の水切り孔を有し、内部を仕切り
板によって複数に分割されたものであることを特徴とす
る請求項1に記載の食卓用器具の水切り乾燥装置。 - 【請求項4】 前記籠部材は、内部に収容した食卓用器
具が多翼式ファンの回転時に上方から飛び出さないよう
その開口部もしくは装置本体外から多翼式ファン内に装
着する装着路の一部に蓋体を着脱自在に設けたことを特
徴とする請求項1に記載の食卓用器具の水切り乾燥装
置。 - 【請求項5】 前記籠部材は、金属製の網状体又はパン
チングメタル製であることを特徴とする請求項1乃至4
のいずれかに記載の食卓用器具の水切り乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998010344U JP3060561U (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 食卓用器具の水切り乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998010344U JP3060561U (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 食卓用器具の水切り乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3060561U true JP3060561U (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=43194376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998010344U Expired - Lifetime JP3060561U (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 食卓用器具の水切り乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3060561U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0768090A (ja) * | 1994-06-10 | 1995-03-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 布団乾燥機 |
CN109387047A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-02-26 | 江苏华泽环保集团有限公司 | 一种pf耐酸碱复合针刺毡加工烘干设备 |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP1998010344U patent/JP3060561U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0768090A (ja) * | 1994-06-10 | 1995-03-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 布団乾燥機 |
CN109387047A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-02-26 | 江苏华泽环保集团有限公司 | 一种pf耐酸碱复合针刺毡加工烘干设备 |
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