JP3060502B2 - ロールスクリーン内蔵型複層パネル - Google Patents
ロールスクリーン内蔵型複層パネルInfo
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Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
- Blinds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ロールスクリーン内蔵型複層パネルに係
り、さらに詳しくは、保守管理の必要性の度合いを低く
し、かつ、光や熱や音に対する遮蔽機能を選択的に設定
することができる窓用部材として特に好適に用いること
ができるロールスクリーン内蔵型複層パネルに関する。
り、さらに詳しくは、保守管理の必要性の度合いを低く
し、かつ、光や熱や音に対する遮蔽機能を選択的に設定
することができる窓用部材として特に好適に用いること
ができるロールスクリーン内蔵型複層パネルに関する。
[従来の技術] 建築物は、各種構造の窓により形成される採光面を有
している。
している。
そして、この種の採光面としての窓には、通常、ブラ
インドやカーテンが付設され、光線の透過量の調節を可
能としたり、外側から室内が覗き見られないようにして
プライバシー保護を図るなどの手段が講じられている。
インドやカーテンが付設され、光線の透過量の調節を可
能としたり、外側から室内が覗き見られないようにして
プライバシー保護を図るなどの手段が講じられている。
また、その一方では、窓面に遮蔽機能を付与するもの
として、電気光学的に光線を遮蔽することができる液晶
素子やエレクトロクロミック素子を利用した調光ガラス
も提案されており、この調光ガラスを窓用ガラスに適用
することでブラインドやカーテンと同様な効果を得るこ
とも可能になってきている。
として、電気光学的に光線を遮蔽することができる液晶
素子やエレクトロクロミック素子を利用した調光ガラス
も提案されており、この調光ガラスを窓用ガラスに適用
することでブラインドやカーテンと同様な効果を得るこ
とも可能になってきている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記した遮蔽手段のうち、ブラインドやカ
ーテンは、汚れの清掃や故障の修理など、煩雑な保守作
業が必要であるほか、選択できる遮蔽条件が固定的とな
り、採光等に関しその時々で異なる多様な要求に柔軟に
対応し得ない不都合があった。
ーテンは、汚れの清掃や故障の修理など、煩雑な保守作
業が必要であるほか、選択できる遮蔽条件が固定的とな
り、採光等に関しその時々で異なる多様な要求に柔軟に
対応し得ない不都合があった。
また、調光ガラスは、その耐久性や性能が未だ十分で
なく、一部において使用が試されている状況で、実用化
にまでは至っていない。
なく、一部において使用が試されている状況で、実用化
にまでは至っていない。
[課題を解決するための手段] 本発明は、従来からある遮蔽手段にみられた上記課題
に鑑みてなされたものであり、その構成上の特徴は、ス
ペーサを介して隔置される二枚の透明板材相互間に形成
される空間内の一側辺の側に遮蔽シートの自動巻取りを
可能に設置される巻取機構と、この巻取機構に巻き取ら
れている遮蔽シートを強制的に引き出すために前記空間
内の他側辺の側に設置される牽引機構とを備えてなるロ
ールスクリーンにあって、前記巻取機構は、上下方向も
しくは左右方向での対辺における一方の側に配設された
枠材内に、この枠材の長さ方向に沿わせて開設されたガ
イド口を介して遮蔽シートの出入を自在に設置し、前記
巻取機構は、上下方向もしくは左右方向での対辺におけ
る一方の側に配設された枠材内に設置し、前記牽引機構
は、上下方向もしくは左右方向での対辺における他方の
側に配設された枠材内に回転可能に軸支させた支杆と、
この支杆に対し回転力を付与する駆動軸と、前記遮蔽シ
ートの先端部を保持する支柱材と、前記支杆の両側部に
形成される巻回部にその基端部を、前記支柱材の両側部
にその先端部をそれぞれ各別に止着させた一対の紐状部
材と、前記駆動軸と支杆との間に介在させて該支杆の回
転を制御する回転制御部とを少なくとも具備させて形成
したことにある。
に鑑みてなされたものであり、その構成上の特徴は、ス
ペーサを介して隔置される二枚の透明板材相互間に形成
される空間内の一側辺の側に遮蔽シートの自動巻取りを
可能に設置される巻取機構と、この巻取機構に巻き取ら
れている遮蔽シートを強制的に引き出すために前記空間
内の他側辺の側に設置される牽引機構とを備えてなるロ
ールスクリーンにあって、前記巻取機構は、上下方向も
しくは左右方向での対辺における一方の側に配設された
枠材内に、この枠材の長さ方向に沿わせて開設されたガ
イド口を介して遮蔽シートの出入を自在に設置し、前記
巻取機構は、上下方向もしくは左右方向での対辺におけ
る一方の側に配設された枠材内に設置し、前記牽引機構
は、上下方向もしくは左右方向での対辺における他方の
側に配設された枠材内に回転可能に軸支させた支杆と、
この支杆に対し回転力を付与する駆動軸と、前記遮蔽シ
ートの先端部を保持する支柱材と、前記支杆の両側部に
形成される巻回部にその基端部を、前記支柱材の両側部
にその先端部をそれぞれ各別に止着させた一対の紐状部
材と、前記駆動軸と支杆との間に介在させて該支杆の回
転を制御する回転制御部とを少なくとも具備させて形成
したことにある。
また、前記ロールスクリーンは、一方の側の巻取機構
と他方の側の牽引機構とを上下方向もしくは左右方向で
の対辺における一方の枠材の側に設置し、一方の側の牽
引機構と他方の側の巻取機構とを上下方向もしくは左右
方向での対辺における他方の枠材の側に設置し、それぞ
れの遮蔽シートを引違い状に移動可能な一対にして配設
することもできる。
と他方の側の牽引機構とを上下方向もしくは左右方向で
の対辺における一方の枠材の側に設置し、一方の側の牽
引機構と他方の側の巻取機構とを上下方向もしくは左右
方向での対辺における他方の枠材の側に設置し、それぞ
れの遮蔽シートを引違い状に移動可能な一対にして配設
することもできる。
[作 用] このため、遮蔽シートを強制的に引き出すための牽引
機構を作動させることで、遮蔽シートを必要位置にまで
引き出すことができ、ロールスクリーンによる遮蔽機能
を選択的に設定することができる。
機構を作動させることで、遮蔽シートを必要位置にまで
引き出すことができ、ロールスクリーンによる遮蔽機能
を選択的に設定することができる。
また、遮蔽シートによる遮蔽機能が不要となった場合
には、前記牽引機構の作動を解除すると同時に、遮蔽シ
ートを巻取機構の側に自動的に巻き取らせることもでき
る。
には、前記牽引機構の作動を解除すると同時に、遮蔽シ
ートを巻取機構の側に自動的に巻き取らせることもでき
る。
しかも、上記ロールスクリーンは、透明板材相互間に
形成される空間内に配設されているので、湿気や汚れな
どの外部環境から隔離することができ、それだけ保守管
理の必要性を少なくして、耐久性の向上を図ることがで
きる。
形成される空間内に配設されているので、湿気や汚れな
どの外部環境から隔離することができ、それだけ保守管
理の必要性を少なくして、耐久性の向上を図ることがで
きる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
本発明は、スペーサ(図示せず)を介して隔置される
二枚の透明板材1,2と、これらの透明板材1,2を保持する
枠材との間に形成される空間4内に遮蔽シート12の張設
が可能に配設されるロールスクリーン11とで構成されて
いる。
二枚の透明板材1,2と、これらの透明板材1,2を保持する
枠材との間に形成される空間4内に遮蔽シート12の張設
が可能に配設されるロールスクリーン11とで構成されて
いる。
このうち、スペーサを介して隔置される二枚の透明板
材1,2を枠材に保持させて形成される複層パネル3は、
例えば複層ガラスや二重窓ガラスなどとして用いること
ができる。
材1,2を枠材に保持させて形成される複層パネル3は、
例えば複層ガラスや二重窓ガラスなどとして用いること
ができる。
第1図は、本発明の一実施例を示す説明図である。
同図によれば、前記ロールスクリーン11は、遮蔽シー
ト12を自動巻取りを可能にして形成される巻取機構13を
上下方向での対辺における上辺の側に位置する枠材17
に、この巻取機構13を介して巻き取られている前記遮蔽
シート12を強制的に引き出すための牽引機構21を前記対
辺における下辺の側に位置する枠材22にそれぞれ設置す
ることで形成されている。
ト12を自動巻取りを可能にして形成される巻取機構13を
上下方向での対辺における上辺の側に位置する枠材17
に、この巻取機構13を介して巻き取られている前記遮蔽
シート12を強制的に引き出すための牽引機構21を前記対
辺における下辺の側に位置する枠材22にそれぞれ設置す
ることで形成されている。
この場合の前記巻取機構13は、遮蔽シート12を巻き取
るために枠材17内に固定配置される支杆14を介して回転
可能に配置される適宜外径のローラ15と、枠材17相互間
に支持させて配置される前記支杆14とローラ15との間に
介装させてローラ15の側に常に巻き取り方向への回転力
を付勢することができるねじりコイルイバネ等のバネ材
16とを有して構成されている。
るために枠材17内に固定配置される支杆14を介して回転
可能に配置される適宜外径のローラ15と、枠材17相互間
に支持させて配置される前記支杆14とローラ15との間に
介装させてローラ15の側に常に巻き取り方向への回転力
を付勢することができるねじりコイルイバネ等のバネ材
16とを有して構成されている。
また、前記巻取機構13におけるローラ15にその基端部
が固着され、枠材17の長さ方向に沿わせて開設されてい
るガイド口18を介してその出入が自在となって巻き取ら
れる遮蔽シート12は、少なくとも装着される複層パネル
3のパネル面の大きさと同等もしくはそれ以上の大きさ
(面積)を有し、かつ、その先端部を折り返して縁取部
19が形成されており、機能的には、遮光機能を有するも
のや、高拡散機能を有するもの、適宜の光透過率を有す
るものなどのほか、断熱性や防音性の高いものなど、必
要に応じて適宜の機能を有するものを選択的に用いるこ
とができる。
が固着され、枠材17の長さ方向に沿わせて開設されてい
るガイド口18を介してその出入が自在となって巻き取ら
れる遮蔽シート12は、少なくとも装着される複層パネル
3のパネル面の大きさと同等もしくはそれ以上の大きさ
(面積)を有し、かつ、その先端部を折り返して縁取部
19が形成されており、機能的には、遮光機能を有するも
のや、高拡散機能を有するもの、適宜の光透過率を有す
るものなどのほか、断熱性や防音性の高いものなど、必
要に応じて適宜の機能を有するものを選択的に用いるこ
とができる。
一方、前記牽引機構21は、枠材22に回転可能に軸支さ
せた支杆23と、この支杆23に対し回転力を付与するため
の手動もしくは電動モータによる駆動手段(図示せず)
と、遮蔽シート12の先端部の前記縁取部19を介してこれ
に挿通保持させた支柱材24と、前記支杆23の両側部に形
成される巻回部29にその基端部を、支柱材24の両側部2
5,25にその先端部27をそれぞれ各別に止着させたロープ
や鎖などからなる一対の紐状部材26,26と、前記巻取部2
9に隣り合わせて支杆23に各別に装着されるラチェット
機構などからなる回転制御部30とで形成されている。
せた支杆23と、この支杆23に対し回転力を付与するため
の手動もしくは電動モータによる駆動手段(図示せず)
と、遮蔽シート12の先端部の前記縁取部19を介してこれ
に挿通保持させた支柱材24と、前記支杆23の両側部に形
成される巻回部29にその基端部を、支柱材24の両側部2
5,25にその先端部27をそれぞれ各別に止着させたロープ
や鎖などからなる一対の紐状部材26,26と、前記巻取部2
9に隣り合わせて支杆23に各別に装着されるラチェット
機構などからなる回転制御部30とで形成されている。
なお、この場合の紐状部材26は、前記巻取機構13にお
けるローラ15に遮蔽シート12がその縁取部19を残して巻
き取られた状態に至るまで追随し得る長さを有して配設
されている。
けるローラ15に遮蔽シート12がその縁取部19を残して巻
き取られた状態に至るまで追随し得る長さを有して配設
されている。
第2図は、本発明の他の実施例を示す説明図であり、
第3図は、第2図に示す実施例の全体構成につきその正
面形状を一部切り欠いて示すものであり、第4図は、第
3図との関係でその縦断面構造を示すものである。
第3図は、第2図に示す実施例の全体構成につきその正
面形状を一部切り欠いて示すものであり、第4図は、第
3図との関係でその縦断面構造を示すものである。
上掲各図によれば、透明板材1,2相互間に形成される
空間4内に遮蔽シート12,12′の張設を可能に配設され
る前記ロールスクリーン11,11′のそれぞれは、上下方
向での対辺における上辺の側に位置する枠材17に一方の
ロールスクリーン11の側の巻取機構13と他方のロールス
クリーン11′の側の牽引機構21′とが組み合わされて設
置され、対辺における下辺の側に位置する枠材22に一方
のロールスクリーン11の側の牽引機構21と他方のロール
スクリーン11′の側の巻取機構13′とが組み合わされて
設置され、それぞれの遮蔽シート12,12′を反対方向へ
と引違い状に移動可能にして形成されている。
空間4内に遮蔽シート12,12′の張設を可能に配設され
る前記ロールスクリーン11,11′のそれぞれは、上下方
向での対辺における上辺の側に位置する枠材17に一方の
ロールスクリーン11の側の巻取機構13と他方のロールス
クリーン11′の側の牽引機構21′とが組み合わされて設
置され、対辺における下辺の側に位置する枠材22に一方
のロールスクリーン11の側の牽引機構21と他方のロール
スクリーン11′の側の巻取機構13′とが組み合わされて
設置され、それぞれの遮蔽シート12,12′を反対方向へ
と引違い状に移動可能にして形成されている。
すなわち、上辺の側に位置する枠材17内に設置される
一方のロールスクリーン11の側の巻取機構13は、遮蔽シ
ート12を巻き取るために枠材17内に固定配置される支杆
14を介して回転可能に配置される適宜外径のローラ15
と、枠材17に固定支持させて配置される前記支杆14とロ
ーラ15との間に介装させてローラ15の側に常に巻き取り
方向への回転力を付勢することができるねじりコイルバ
ネ等のバネ材16とを有して構成されている。
一方のロールスクリーン11の側の巻取機構13は、遮蔽シ
ート12を巻き取るために枠材17内に固定配置される支杆
14を介して回転可能に配置される適宜外径のローラ15
と、枠材17に固定支持させて配置される前記支杆14とロ
ーラ15との間に介装させてローラ15の側に常に巻き取り
方向への回転力を付勢することができるねじりコイルバ
ネ等のバネ材16とを有して構成されている。
なお、遮蔽シート12は、枠材17の長さ方向に沿わせて
開設されているガイド口18を介してその出入が可能とな
っている。
開設されているガイド口18を介してその出入が可能とな
っている。
また、上辺の側に位置する同じ枠材17内に設置される
他方のロールスクリーン11′の側の牽引機構21′は、前
記支杆14内を回転可能に挿通される駆動軸28′と、前記
支杆14の両側部に位置する駆動軸28′に形成される紐状
部材26′の巻回部29′と、これらの巻回部29′に隣り合
わせて駆動軸28′に各別に装着されるラチェット機構な
どからなる回転制御部30′と、駆動軸28′に対し回転力
を付与する手動もしくは電動モータなどの電動による駆
動手段(図示せず)とで形成されている。
他方のロールスクリーン11′の側の牽引機構21′は、前
記支杆14内を回転可能に挿通される駆動軸28′と、前記
支杆14の両側部に位置する駆動軸28′に形成される紐状
部材26′の巻回部29′と、これらの巻回部29′に隣り合
わせて駆動軸28′に各別に装着されるラチェット機構な
どからなる回転制御部30′と、駆動軸28′に対し回転力
を付与する手動もしくは電動モータなどの電動による駆
動手段(図示せず)とで形成されている。
なお、対辺における下辺の側に位置する一方のロール
スクリーン11の側の牽引機構21は、上記した上辺の側に
位置する他方のロールスクリーン11′の側の牽引機構2
1′と、対辺における下辺の側に位置する他方のロール
スクリーン11′の側の巻取機構13′は、上辺の側に位置
する一方のロールスクリーン11の側の巻取機構13とそれ
ぞれ同一の構造となって下辺の側の枠材22に組み合わさ
れて設置されている。
スクリーン11の側の牽引機構21は、上記した上辺の側に
位置する他方のロールスクリーン11′の側の牽引機構2
1′と、対辺における下辺の側に位置する他方のロール
スクリーン11′の側の巻取機構13′は、上辺の側に位置
する一方のロールスクリーン11の側の巻取機構13とそれ
ぞれ同一の構造となって下辺の側の枠材22に組み合わさ
れて設置されている。
第5図は、下辺の側に位置する枠材22の下底面側に開
口部を位置させた溝部35に支軸36を介して戸車37を回転
可能に軸支させた場合の実施例を示す。
口部を位置させた溝部35に支軸36を介して戸車37を回転
可能に軸支させた場合の実施例を示す。
なお、第1図と第2図とには、いずれも遮蔽シート12
を上下方向に移動させるようにしてロールスクリーン11
を設置した場合の実施例が示されているが、巻取機構13
と牽引機構21とを左右方向での対辺に配設し、遮蔽シー
ト12を左右方向に移動可能にしてロールスクリーン11を
設置することもできる。
を上下方向に移動させるようにしてロールスクリーン11
を設置した場合の実施例が示されているが、巻取機構13
と牽引機構21とを左右方向での対辺に配設し、遮蔽シー
ト12を左右方向に移動可能にしてロールスクリーン11を
設置することもできる。
次に、このようにして構成されている本発明を第2図
の実施例における一方のロールスクリーン11についてそ
の作用を説明する。
の実施例における一方のロールスクリーン11についてそ
の作用を説明する。
すなわち、巻取機構13のロール15に巻き取らせて収納
されている遮蔽シート12は、牽引機構21における駆動軸
28を駆動手段を介して回転作動させ、巻回部29に巻回す
ることで強制的にガイド口18から任意長さにまで引き出
すことができ、したがって、ロールスクリーン11による
遮蔽機能を選択的に設定することができる。
されている遮蔽シート12は、牽引機構21における駆動軸
28を駆動手段を介して回転作動させ、巻回部29に巻回す
ることで強制的にガイド口18から任意長さにまで引き出
すことができ、したがって、ロールスクリーン11による
遮蔽機能を選択的に設定することができる。
また、引き出した後の遮蔽シート12は、回転制御部30
を作動させてその位置にとどめておくことができる。
を作動させてその位置にとどめておくことができる。
かくして、引き出した状態にある遮蔽シート12を巻取
機構13の側に収納させる場合には、前記牽引機構21にお
ける回転制御部30の作動を解除し、駆動軸28を自由回転
状態におくことで、巻取機構13に介装配置されているバ
ネ材16の復元作用に応動してローラ15が遮蔽シート12の
巻取り方向へと自動回転し、遮蔽シート12をローラ15に
自動的に巻き取らせることができる。
機構13の側に収納させる場合には、前記牽引機構21にお
ける回転制御部30の作動を解除し、駆動軸28を自由回転
状態におくことで、巻取機構13に介装配置されているバ
ネ材16の復元作用に応動してローラ15が遮蔽シート12の
巻取り方向へと自動回転し、遮蔽シート12をローラ15に
自動的に巻き取らせることができる。
また、第2図に示す実施例によれば、ロールスクリー
ン11は、上下方向での対辺に各別に設置されており、一
方のロールスクリーン11の側の遮蔽シート12と、他方の
ロールスクリーン11′の側の遮蔽シート12′とを、例え
ば、双方の遮蔽シート12,12′を引き違い状に引き出し
て二枚重ねの完全遮蔽状態におくことができるので、各
遮蔽シート12,12′が備えている機能を適宜組み合わせ
ることで、遮光を完全にしたり、あるいは、防音効果や
断熱効果を高めるなど、一枚の遮蔽シート12からは得る
ことができない優れた遮蔽効果を選択的に発揮させるこ
とができる。
ン11は、上下方向での対辺に各別に設置されており、一
方のロールスクリーン11の側の遮蔽シート12と、他方の
ロールスクリーン11′の側の遮蔽シート12′とを、例え
ば、双方の遮蔽シート12,12′を引き違い状に引き出し
て二枚重ねの完全遮蔽状態におくことができるので、各
遮蔽シート12,12′が備えている機能を適宜組み合わせ
ることで、遮光を完全にしたり、あるいは、防音効果や
断熱効果を高めるなど、一枚の遮蔽シート12からは得る
ことができない優れた遮蔽効果を選択的に発揮させるこ
とができる。
しかも、このような機能を果すロールスクリーン11
は、透明板材1,2相互間に例えば吸湿剤を配置するなど
して封止状態となって形成される空間4内に配設されて
いるので、外付け式のロールスクリーンに比較し、その
全体をコンパクト化することができるほか、湿気や汚れ
などの外部環境から隔離することができ、それだけ保守
管理の必要性を少なくして、耐久性の向上を図ることが
できる。
は、透明板材1,2相互間に例えば吸湿剤を配置するなど
して封止状態となって形成される空間4内に配設されて
いるので、外付け式のロールスクリーンに比較し、その
全体をコンパクト化することができるほか、湿気や汚れ
などの外部環境から隔離することができ、それだけ保守
管理の必要性を少なくして、耐久性の向上を図ることが
できる。
また、従来から用いられているサッシ材に組み込むこ
とができるので、一括施工による作業の単純化とコスト
アップを抑制することもできる。
とができるので、一括施工による作業の単純化とコスト
アップを抑制することもできる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、牽引機構を構成し
ている駆動軸を強制回転させて一対の紐状部材の各基端
部をそれぞれの巻回部に巻き取らせることにより、遮蔽
シートを必要位置にまで引き出すことができ、ロールス
クリーンによる遮蔽機能を選択的に設定することができ
る。
ている駆動軸を強制回転させて一対の紐状部材の各基端
部をそれぞれの巻回部に巻き取らせることにより、遮蔽
シートを必要位置にまで引き出すことができ、ロールス
クリーンによる遮蔽機能を選択的に設定することができ
る。
また、遮蔽シートによる遮蔽機能が不要となった場合
には、牽引機構における回転制御部の作動を解除して前
記駆動軸を自由回転状態にすることにより遮蔽シートを
ローラに自動的に巻き取らせることができる。
には、牽引機構における回転制御部の作動を解除して前
記駆動軸を自由回転状態にすることにより遮蔽シートを
ローラに自動的に巻き取らせることができる。
しかも、巻取機構と牽引機構とを有する上記ロールス
クリーンは、透明板材相互間に密閉状となって形成され
る空間内に配設されているので、湿気や汚れなどの外部
環境から隔離することができ、それだけ保守管理の必要
性を少なくして、耐久性の向上を図ることができる。
クリーンは、透明板材相互間に密閉状となって形成され
る空間内に配設されているので、湿気や汚れなどの外部
環境から隔離することができ、それだけ保守管理の必要
性を少なくして、耐久性の向上を図ることができる。
第1図は、本発明の一実施例を示す説明図、第2図は、
本発明の他の実施例を示す説明図、第3図は、第2図に
対応する全体正面図、第4図は、第3図についての縦断
面図、第5図は、第4図に示す実施例の変形例を示す要
部縦断面図である。 11,11′……ロールスクリーン、 12,12′……遮蔽シート、13,13′……巻取機構、 14,14′……支杆、15,15′……ローラ、 16……バネ材、17……枠材、 18……ガイド口、19,19′……縁取部、 21,21′……牽引機構、22……枠材、 23……支杆、24,24′……支柱材、 25,25′……側部、26,26′……紐状部材、 27,27′……先端部、28,28′……駆動軸、 29,29′……巻回部、 30,30′……回転制御部、31……ガイド口。
本発明の他の実施例を示す説明図、第3図は、第2図に
対応する全体正面図、第4図は、第3図についての縦断
面図、第5図は、第4図に示す実施例の変形例を示す要
部縦断面図である。 11,11′……ロールスクリーン、 12,12′……遮蔽シート、13,13′……巻取機構、 14,14′……支杆、15,15′……ローラ、 16……バネ材、17……枠材、 18……ガイド口、19,19′……縁取部、 21,21′……牽引機構、22……枠材、 23……支杆、24,24′……支柱材、 25,25′……側部、26,26′……紐状部材、 27,27′……先端部、28,28′……駆動軸、 29,29′……巻回部、 30,30′……回転制御部、31……ガイド口。
Claims (2)
- 【請求項1】スペーサを介して隔置される二枚の透明板
材相互間に形成される空間内の一側辺の側に遮蔽シート
の自動巻取りを可能に設置される巻取機構と、この巻取
機構に巻き取られている遮蔽シートを強制的に引き出す
ために前記空間内の他側辺の側に設置される牽引機構と
を備えてなるロールスクリーンにあって、 前記巻取機構は、上下方向もしくは左右方向での対辺に
おける一方の側に配設された枠材内に、この枠材の長さ
方向に沿わせて開設されたガイド口を介して遮蔽シート
の出入を自在に設置し、 前記牽引機構は、上下方向もしくは左右方向での対辺に
おける他方の側に配設された枠材内に回転可能に軸支さ
せた支杆と、この支杆に対し回転力を付与する駆動軸
と、前記遮蔽シートの先端部を保持する支柱材と、前記
支杆の両側部に形成される巻回部にその基端部を、前記
支柱材の両側部にその先端部をそれぞれ各別に止着させ
た一対の紐状部材と、前記駆動軸と支杆との間に介在さ
せて該支杆の回転を制御する回転制御部とを少なくとも
具備させて形成したことを特徴とするロールスクリーン
内蔵型複層パネル。 - 【請求項2】前記ロールスクリーンは、一方の側の巻取
機構と他方の側の牽引機構とを上下方向もしくは左右方
向での対辺における一方の枠材の側に設置し、一方の側
の牽引機構と他方の側の巻取機構とを上下方向もしくは
左右方向での対辺における他方の枠材の側に設置し、そ
れぞれの遮蔽シートを引違い状に移動可能な一対にして
配設したことを特徴とする請求項(1)に記載のロール
スクリーン内蔵型複層パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2231419A JP3060502B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | ロールスクリーン内蔵型複層パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2231419A JP3060502B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | ロールスクリーン内蔵型複層パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111893A JPH04111893A (ja) | 1992-04-13 |
JP3060502B2 true JP3060502B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=16923292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2231419A Expired - Fee Related JP3060502B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | ロールスクリーン内蔵型複層パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3060502B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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JP2852188B2 (ja) * | 1994-07-21 | 1999-01-27 | 太陽工業株式会社 | 遮光装置 |
KR20010088731A (ko) * | 2001-08-27 | 2001-09-28 | 정태헌 | 색상가변 창호장치 |
JP2007162398A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Omiya Hooroo Hokkaido Seisakusho:Kk | 着雪防止装置 |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP2231419A patent/JP3060502B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH04111893A (ja) | 1992-04-13 |
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