JP3060176B2 - 通信システム - Google Patents
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Description
と、1以上の通信端末と、前記所定の制御装置と前記1
以上の通信端末とを接続し、少なくとも前記所定の制御
装置からの制御情報をもとに前記1以上の通信端末に対
する通信制御を行う1以上の通信プロトコルモジュール
をもつ通信装置とを有する通信システムに関し、特に通
信プロトコルの変更に伴う通信装置の設計変更にかかる
時間および労力を格段に軽減することができる通信シス
テムに関する。
信端末とを接続し、該所定の制御装置の制御情報をもと
に前記1以上の通信端末に対する通信制御を行う通信装
置を有した通信システムがある。
ムの構成を示している。通信システム100内の通信装
置101は、ユーザ制御装置102、通信ネットワーク
103、電話等のオーディオ処理装置104、ルータ等
のデータ処理装置105、及びビデオ処理装置106
を、それぞれユーザインターフェース部102a、光通
信インターフェース部103a、オーディオインターフ
ェース部104a、データインターフェース部105
a、及びビデオインターフェース部106aを介して接
続する。光通信インターフェース部103aと通信ネッ
トワーク103との間は光ファイバLLで接続され、高
速通信を実現している。オーディオインターフェース部
104aのポート104pとオーディオ処理装置104
との間は2ワイヤの電話線で接続され、音声情報の送受
信が実現される。データインターフェース部105aの
ポート105pとLANルータ等のデータ処理装置10
5との間は例えば10BASE規格(IEEE802.
3)のツイストペア線(UTP−5)で接続され、デー
タ送受信が実現される。ビデオインターフェース部10
6aのポート106pとビデオ処理装置106との間は
同軸ケーブルで接続され、画像情報の送受信が実現され
る。また、ユーザ制御装置102とユーザインターフェ
ース部102aとの間は、ユーザインターフェース部1
02aに対応したケーブル、例えばRS232Cインタ
ーフェースケーブル等のシリアル転送ケーブルで接続さ
れ、ユーザ制御装置102からの制御情報が通信装置1
01に入力される。
ン107を有し、この通信プロトコルエンジン107
は、主として音声、データ、画像等の情報を通信ネット
ワーク103側に対して多重化し、逆に多重分離するた
めの通信プロトコルを有する。この通信プロトコルの内
容を具体的に記述すると、まずアナログ電話信号をディ
ジタル信号に変換し、あるいはディジタル信号をアナロ
グ電話信号に変換する処理を行う。この変換処理には、
例えばリング・インジケータ、受話器がはずれている場
合の検知、ダイアラ、音声/ディジタル変換等の処理を
含む。また、この通信プロトコルは、アナログ画像信号
をディジタル画像信号に変換し、あるいはディジタル画
像信号をアナログ画像信号に変換する処理を行う。さら
に、オーディオ処理装置104、データ処理装置10
5、及びビデオ処理装置106から受信した情報を多重
化して光ファイバLLに送出する。逆に、光ファイバL
Lから受信した情報を多重分離する。さらに、光ファイ
バLLを介して通信ネットワーク103に情報を送信
し、光ファイバLLを介して通信ネットワーク103か
らの情報を受信する。
インターフェース部102aを介して通信プロトコルエ
ンジンに制御情報を送出し、通信ネットワーク103,
オーディオ処理装置104,データ処理装置105,ビ
デオ処理装置106の間の通信制御を行うことができ
る。例えば、光通信インターフェース部103a、オー
ディオインターフェース部104a、データインターフ
ェース部105a、ビデオインターフェース部106a
の起動/停止、各インターフェース部104a〜106
aのループバック処理、光ファイバLLにおける音声、
データ、画像の利用帯域幅の設定処理等の制御が可能で
ある。
ンターフェース部102a内のレジスタRRの内容と通
信プロトコルエンジン107内の通信プロトコルモジュ
ール107a〜107dとが対応させられて構成され
る。すなわち、光通信インターフェース部103aの起
動/停止を制御する制御情報FAは、ユーザ制御装置1
02側からみたアドレスBASE+0に対応するレジス
タRR0に格納される。通信プロトコルモジュール10
7aは、常にレジスタRR0に格納された制御情報を読
み出し、この読み出し結果をもとに光通信インターフェ
ース103aの起動/停止を制御する。従って、レジス
タRR0には、常に制御情報FAが格納され、ユーザ制
御装置102は、レジスタRR0に対応するアドレスB
ASE+0を指定して制御情報FAを送信し、通信プロ
トコルモジュール107aは、レジスタRR0から制御
情報FAを獲得することになる。同様に、各インターフ
ェース部104a〜106aの起動/停止の制御情報P
Aは、固定的にレジスタRR1に格納され、ユーザ制御
装置102はこのレジスタRR1に対応するアドレスB
ASE+1を指定して制御情報PAを格納し、通信プロ
トコルモジュール107bはこの制御情報PAをレジス
タRR1から取得して各インターフェース部104a〜
106aの起動/停止を制御する。さらに、各インター
フェース部104a〜106aのループバック処理の制
御情報PL、音声帯域幅の制御情報AB、データ帯域幅
の制御情報DB、及びビデオ帯域幅の制御情報VBもそ
れぞれレジスタRR2〜RR5に固定的に格納され、ユ
ーザ制御装置102はこれらレジスタRR2〜RR5に
対応したアドレスBASE+2〜BASE+5をそれぞ
れ指定して各制御情報PL、AB、DB、VBを格納
し、通信プロトコルモジュール107cはレジスタRR
2から制御情報PLを取得してループバック処理の制御
を行い、通信プロトコルモジュール107dはレジスタ
RR3〜RR5から制御情報AB、DB、VBを取得し
て音声、データ、画像の利用帯域幅の設定処理の制御を
行う。この通信プロトコルモジュール107dは3つの
レジスタRR3〜RR5に対応しているが、これは各レ
ジスタRRの情報格納単位が固定であり、帯域幅の設定
を1つのレジスタ内に格納しきれないからである。ただ
し、各レジスタRR3〜RR5に格納される制御情報は
固定である。
来の通信システム100では、各制御情報が固定的なレ
ジスタRRの領域に格納されるため、通信プロトコルに
変更を加える場合、この変更に対する制御情報を格納す
るレジスタを確保しなければならず、このレジスタの追
加に伴って既に設定されている制御情報を格納するレジ
スタの位置を変更しなければならない場合が生ずる。
ると、ユーザ制御装置102が送信する各制御情報のレ
ジスタの位置を指定するアドレスも変更しなければなら
ず、ユーザ制御装置102側において制御情報のアドレ
ス変更をしなければならないという煩雑な処理が強要さ
れるという問題点があった。
(図10)においても制御情報を獲得するレジスタの位
置が変更されるため、既存の通信プロトコルの実現に対
してレジスタの位置の修正処理を行わなければならな
い。特に、通信プロトコルが複雑な場合には、その修正
にかかる時間が膨大であるとともに、レジスタの位置の
対応関係を整理することは容易でないことからデバック
に多大な時間と労力を必要とし、本来の通信プロトコル
の実現にかける時間と労力を犠牲にしなければならない
という問題点があった。
成に2つの通信機能(107e,107fで実現)を追
加した場合の通信装置の主要構成を示す。図11におい
て、追加されるブロック107eは、音声コード化アル
ゴリズムの選択処理を行うブロックであり、このための
制御情報は制御情報ACである。また、ブロック107
fはデータ圧縮処理を行うブロックであり、このための
制御情報は制御情報DMである。この場合、音声コード
化アルゴリズムの選択処理は音声情報を対象とするた
め、制御情報ACはレジスタ配置上、音声帯域幅を設定
する制御情報ABの近傍におき、データ圧縮処理はデー
タを対象とするため、制御情報DMはレジスタ配置上、
データ帯域幅を設定する制御情報DBの近傍におく。従
って、制御情報ACはレジスタRR4に、制御情報DM
はレジスタRR6に挿入配置される。この結果、レジス
タRR4に配置されていた制御情報DBはレジスタRR
5に配置変更され、レジスタRR5に配置されていた制
御情報VBはレジスタRR7に配置変更されることにな
る。このため、ユーザ制御装置102側においても、レ
ジスタの変更に伴ってアドレスの変更を行わなければな
らない。さらに、既に設定されているブロック107a
〜107dのうちのブロック107dは、レジスタRR
4をレジスタRR5に、レジスタRR5をレジスタRR
7に変更する修正を行わなければならない。従って、通
信プロトコルの変更によって、レジスタ配置の変更、ユ
ーザ制御装置102のアドレス変更、他の実現ブロック
とレジスタの間のルーティングの変更という大きな修正
が伴うことなる。
現ブロックとレジスタの間を誤ってルーティングし、実
現ブロックが無関係な制御情報を獲得して誤動作を生じ
させて障害が発生するという問題が起こりやすかった。
装置の開発サイクルは短縮し、設計変更サイクルも短縮
化しており、設計変更にかける時間と労力の軽減が要求
され続けている。
新たな通信プロトコルの追加/削除等の設計変更にかか
る時間の短縮と労力の削減を達成でき、誤動作を確実に
なくすとともに柔軟性のある通信装置を有する通信シス
テムを提供することを目的とする。
御装置と、1以上の通信端末と、前記所定の制御装置と
前記1以上の通信端末とを接続し、少なくとも前記所定
の制御装置からの制御情報をもとに前記1以上の通信端
末に対する通信制御を行う1以上の通信プロトコルモジ
ュールをもつ通信装置とを有する通信システムにおい
て、前記通信装置は、前記所定の制御装置から送信され
る前記制御情報を順次、一次格納するメモリと、前記メ
モリに一次格納された制御情報を順次獲得して前記1以
上の通信プロトコルモジュールに放送する制御情報獲得
手段と、前記通信プロトコルモジュールの入力側前段に
設けられ、前記制御情報獲得手段によって放送された制
御情報が、各1以上の通信プロトコルモジュールが処理
すべき制御情報であるか否かをそれぞれ検出する1以上
の検出手段とを具備し、各1以上の通信プロトコルモジ
ュールは、対応する各1以上の検出手段が自通信プロト
コルモジュールが処理すべき制御情報であると検出した
場合に当該制御情報に対する処理を実行することを特徴
とする。
納位置が固定的でなく、制御情報獲得手段が該メモリ内
の制御情報を読み込んで各検出手段に放送し、各検出手
段が自検出手段に対応する自通信プロトコルモジュール
によって処理すべき制御情報であると検出した場合にの
み、各通信プロトコルモジュールに必要な情報を各通信
プロトコルモジュールにそれぞれ送出し、これによって
各通信プロトコルモジュールが処理を実行するようにし
ているので、通信装置の設計変更は、通信プロトコルモ
ジュールの追加、削除を行うのみで実現することができ
る。
ルモジュールの追加、削除のみで実現することができる
ので、設計変更にかかる時間と労力を格段に短縮、軽減
することができる。
を、通信装置側のメモリ配置に対応させる必要もないの
で、通信プロトコル変更のためのプロトコル実現設計変
更のために制御装置側の設計変更を行う必要がない。
モリ空間に関係なく通信プロトコル処理を行う設計がな
されているので、通信プロトコルモジュールの追加、削
除に伴うアドレス変更等の通信プロトコルモジュール自
体の設計変更を必要としない。
制御情報獲得手段と各1以上の通信プロトコルモジュー
ルに対する各1以上の検出手段とはバスで接続されるこ
とを特徴とする。
制御情報獲得手段から制御情報が放送され、各通信プロ
トコルモジュールの前段に配置された各1以上の検出手
段が、各検出手段に対応する各通信プロトコルモジュー
ルへの制御情報のみを検出するようにしているので、各
通信プロトコルモジュールに誤った制御情報が入力され
ることはなく、誤動作や故障を未然に防止することがで
きる。
て、前記1以上の通信プロトコルモジュールは、前記制
御情報の処理の種類、すなわち各コマンドに対応した通
信処理に対応して設けられることを特徴とする。
プロトコルモジュールとを対応づけているので、新たな
通信プロトコル処理を追加あるいは削除する場合、対応
する通信プロトコルモジュールを追加、削除するのみで
通信装置の設計変更をすることができる。
て、前記メモリは、前記制御装置側から前記1以上のプ
ロトコルモジュール側への制御情報を一時格納するコン
トロール空間と、前記1以上のプロトコルモジュール側
から前記制御装置側へのステータス情報を一時格納する
ステータス空間とを具備し、前記制御装置は、前記メモ
リのコントロール空間に制御情報を書き込み、前記メモ
リのステータス空間からステータス情報を読み込むこと
を特徴とする。
を送出し、ステータス情報を受け取ることができるとい
う双方向通信が実現できるので、制御装置による通信装
置に対する処理の操作性を向上することができる。
コントロール空間に書き込まれる制御情報は、コマンド
番号とコマンドデータとからなり、前記制御装置は、少
なくとも前記コマンド番号と前記コマンドデータとを対
にして順次前記メモリに一時格納することを特徴とす
る。
データとに分離してメモリに格納するようにしたので、
各検出手段は、このコマンド番号をもとに制御情報が自
通信プロトコルモジュールに関するものであるか否かを
迅速に判断することができる。
コントロール空間は、所定の情報単位で構成される前記
コマンド番号と前記コマンドデータの対から構成される
コマンド空間と、コマンドデータが前記所定の情報単位
のデータ量を超える場合に該コマンドデータが一時格納
されるデータ空間とを有し、前記制御装置は、前記コマ
ンドデータが前記所定の情報単位のデータ量を超える場
合、コマンド番号と対となるコマンドデータに代えてコ
マンドデータの内容を一時格納する前記データ空間内の
アドレスに対応する情報を記述するとともに、該データ
空間内に格納されるコマンドデータの先頭に該コマンド
データの内容が一時格納される前記所定の情報単位から
構成されるデータ長に対応する情報を記述することを特
徴とする。
位のコマンド番号とコマンドデータとからなる対でメモ
リに格納されるため、制御情報の検索を迅速を行うこと
ができる。
所定の情報単位で記述される前記アドレスに対応する情
報あるいは前記データ長に対応する情報の各情報は、所
定量シフトされた仮想アドレスあるいは仮想データ長で
あり、前記制御装置は、前記仮想アドレスあるいは仮想
データ長を所定量逆シフトしたアドレスあるいはデータ
長として処理することを特徴とする。
想データ長を用いるので、所定の情報単位であっても大
きな値をもつアドレスあるいは大きなデータ長を取り扱
うことができ、柔軟性のあるシステムを構築することが
できるとともに、所定の情報単位を維持することができ
るので迅速な制御情報の読み出しを可能とする。
適な実施形態について説明する。図1は、本発明の一実
施形態に係わる通信システムの概要構成を示すブロック
図である。図1において、制御装置2は通信装置1に接
続され、この通信装置1を介して該通信装置1に接続さ
れる複数の通信端末3−1〜3−nを制御する。なお、
通信端末3−1〜3−nと通信装置1との接続が通信ネ
ットワークとなる。
ェース部4、通信プロトコルエンジン5、および通信ネ
ットワークインターフェース部6−1〜6−nから構成
される。
7とコマンド獲得部8と複数の検出部9−1〜9−mを
有する。制御装置2は、メモリ7に制御装置7からの制
御情報を書き込み、メモリ7からステータス情報を読み
込む。メモリ7には、この制御情報を格納するコントロ
ール空間Eaとステータス情報を格納するステータス空
間Ebとが論理的に混在する形となる。また、コントロ
ール空間Eaは、コマンド空間E1とデータ空間E2と
の2つの領域を有する。コマンド空間E1は、コマンド
番号とコマンドデータとが対となって構成され、制御装
置2からのアクセスに従ってこの対が順次格納される。
コマンドデータがメモリ7の幅の中では表現できない場
合、このコマンドデータには、メモリ7の幅の中では表
現できなかったコマンドデータを格納するデータ空間E
2のデータアドレス用の情報が格納され、ポインタとし
ての機能を発揮する。すなわち、コマンドデータがメモ
リ7の幅を超える情報である場合にのみ、データ空間E
2が用いられることになる。ステータス空間Ebの構成
は、固定的で各コマンドの実行結果を通信プロトコルか
ら制御装置に知らせる空間である。なお、メモリ7の詳
細構成については後述する。
9−mとはバックエンドバス12によって接続される。
各検出部9−1〜9−mは、通信プロトコルエンジン5
内に設けられた、各コマンドに対応した通信処理を行う
複数の通信プロトコルモジュール10−1〜10−mに
それぞれ対応して設けられ、各検出部9−1〜9−mと
各通信プロトコルモジュールとはそれぞれ各個に接続さ
れる。
されている制御情報を自動的に取り出し、この取り出し
た制御情報をバックエンドバス12を介して各検出部9
−1〜9−mに放送する。各検出部9−1〜9−mは、
バックエンドバス12を介して放送される制御情報を受
信してコマンド番号をデコードし、デコード結果が自検
出部に対応する自通信プロトコルモジュールに対するも
のであるか否かを検出し、この制御情報が自検出部に対
応する自通信プロトコルモジュールに対するものである
場合のみ、自通信プロトコルモジュールに制御情報を送
出する。また、各検出部9−1〜9−mは、デコード結
果が自検出部に対応する自通信プロトコルモジュールに
対するものでないと認識した場合にはこの制御情報を無
視する。
プロトコルモジュール10−1〜10−mと、これを管
理する通信プロトコル管理部11とを有する。上述した
ように、各通信プロトコルモジュール10−1〜10−
mは、コマンド番号に対応したコマンド処理を行うもの
である。このため、各通信プロトコルモジュール10−
1〜10−mは、必ずしも通信端末3−1〜3−nにそ
れぞれ対応した処理を行うものではない。各通信プロト
コルモジュール10−1〜10−mは、自通信プロトコ
ルモジュールに対応して接続された検出部9−1〜9−
mから、制御情報あるいは自通信プロトコルモジュール
の処理に必要な情報、例えばコマンドデータを受け付け
て、所定の通信プロトコル処理を実行する。従って、各
通信プロトコルモジュール10−1〜10−mは、自通
信プロトコルモジュールに対応する制御情報が格納され
るメモリ中の位置とは無関係に、通信プロトコル処理を
記述することができる。通信プロトコル管理部11は、
この通信プロトコル処理結果によって、バス13を介
し、通信ネットワークインターフェース部6−1〜6−
nとそれぞれに対応する通信端末3−1〜3−nとの間
の接続媒体に流れるデータの管理と処理をする。
は、メモリ7に格納される制御情報の格納位置が固定的
でなく、制御装置2から送信された順序で順次格納され
るため、例えば新たな通信端末3−(n+1)を通信装
置1に接続して新たな通信制御処理が必要となった場
合、新たな通信ネットワークインターフェース部6−
(n+1)および新たな制御情報に対応する新たな通信
プロトコルモジュール10−(m+1)と検出部9−
(m+1)を追加するのみで、該新たな制御情報のメモ
リ上の位置を気にすることなく、該通信端末3−(n+
1)の制御を行うことができる。一方、制御装置2は、
単に新たな制御情報を通信装置1に送出するのみでよ
く、新たな制御情報の追加に伴うメモリ位置の変更等に
よる他の制御情報のアドレス変更を行う必要がない。
(m+1)には、新たな制御情報が格納されるメモリ7
の位置に関する記述が必要なく、他の通信プロトコルモ
ジュール10−1〜10−mはメモリ7の位置に関する
記述がはじめからないため、この新たな通信プロトコル
モジュール10−(m+1)の追加によるメモリ位置の
修正を行う必要がない。
ず、既存の通信端末3−1〜3−nに対する新たな制御
情報、いわばコマンドを追加する場合も、同様である。
この場合、コマンドに対応した検出部9−(m+1)と
このコマンド処理を行う通信プロトコルモジュール10
−(m+1)を追加するのみでよい。
納されるデータ構成について説明する。
メモリ7のメモリ空間Eとの関係を示す図である。図2
において、制御装置2が送出する制御情報およびステー
タス情報のアドレスBASE+0〜BASE+nは制御
装置2のアドレス空間E0を任意に用いることができ
る。上述したように、制御情報は制御装置2によってコ
ントロール空間Eaに書き込まれ、ステータス情報は制
御装置2によってステータス空間Ebから読み込まれる
が、このコントロール空間Eaおよびステータス空間E
bは、メモリ空間Eを論理的に区分したものであり、混
在して存在することが可能である。すなわち、制御装置
2側は任意のアドレス空間E0に対応したメモリ空間E
としてメモリ7をアクセスすることができる。
コマンド空間E1とデータ空間E2を示す図である。図
3において、コントロール空間Eaは、コマンド空間E
1とデータ空間E2から構成されるが、コマンドに対す
るデータがメモリ7の幅以下である場合、データ空間E
2は用いられず、コマンド空間E1を構成するデータバ
イトDBが用いられる。
メモリ7の幅のコマンドバイトCBとメモリ7の幅のデ
ータバイトDBとの対が連続的に記述される空間であ
る。換言すれば、コマンド空間E1は、コマンドバイト
CBとデータバイトDBとが交番して出現する空間であ
る。従って、制御情報は、少なくともメモリ7の幅のコ
マンドバイトCBとメモリ7の幅のデータバイトDBと
からなるメモリ7の幅の倍で構成される。例えば、コマ
ンドバイトCB(1)とデータバイトDB(1)とから
なる制御情報は、メモリ空間Eの#2,#3の2つのメ
モリ7の幅に書き込まれ、アドレス空間E0のBASE
+2,BASE+3にそれぞれ対応している。
ンドバイトCBの幅は、8×Bバイト構成である。コマ
ンドバイトCBのビット(8×B−1)は、次の制御情
報が存在するか否かの情報であり、「1」の場合にはメ
モリ空間上で連続して次のバイトに制御情報が存在する
ことを示し、「0」の場合には連続して次のバイトに制
御情報が存在しないことを示し、一連の制御情報の最後
の制御情報であることを意味する。ビット(8×B−
2),(8×B−3)は、コマンドタイプを示す情報で
あり、「00」の場合はコマンドタイプ0を示し、「0
1」の場合はコマンドタイプ1を示す。コマンドタイプ
0は、コマンドデータがBバイト以下で示されることを
示し、対となるデータバイトCBにはコマンドデータそ
のものが格納される。コマンドタイプ1は、コマンドデ
ータがBバイトを超えるデータであることを示し、対と
なるデータバイトCBにはコマンドデータが格納される
データ空間E2のアドレスが格納され、ポインタとして
の機能をもつ。コマンドタイプ「10」あるいは「0
1」は予備であり、その後の拡張に備えている。ビット
(8×B−4)〜0は、コマンド番号そのものを示し、
(8×B−3)ビットで示されるコマンド識別子として
の機能をもつ。
例えばコマンドバイトCB(i)のコマンドデータが
(2×B)バイトである場合、データバイトDB(i)
にはこの(2×B)バイトのコマンドデータが格納され
るデータ空間E2のアドレスがデータアドレスとしてB
バイトで記述される。このアドレスは、データ空間E2
内におけるコマンドデータのデータ長が格納されたアド
レスを示す。データ空間E2のコマンドデータは、その
先頭バイトにコマンドデータのデータ長が格納される。
例えば、Bが1でデータ長が2バイトである場合、デー
タ長に「00000010」が格納される。
ットで記述できない大きなアドレス値をもつ場合、制御
装置2は予めアドレス値シフト量を設定しておき、この
設定したアドレスシフト量によってシフトされることを
勘案した仮想アドレスをデータバイトDBに格納するこ
とが必要である。このような仮想アドレスを用いること
によって大きなアドレス値を指定することができる。例
えば、Bが1で実アドレス値が9ビットで表現される場
合、予め1ビット右シフトした仮想アドレスをデータバ
イトDBに格納し、データ空間の実アドレスを求める場
合にこの仮想アドレスを1ビット左シフトするようにす
る。これにより、大きなアドレス値を扱うことができ
る。
も大きな値を仮想データ長を用いることによって実現す
ることができる。例えば、Bが1でデータ長が9ビット
で表現される場合、予め1ビット右シフトした仮想デー
タ長をデータ長として格納し、データ長を求める時にこ
の仮想データ長を1ビット左シフトすることによって実
データ長を求めることができる。これにより、大きなコ
マンドデータを格納することができる。
データ長は、実アドレスあるいは実データ長を包含する
値とすることが必要である。このようなマージンを持っ
た仮想アドレスあるいは仮想データ長とすることによっ
て若干のメモリ利用効率が悪くなるが、コマンドバイト
CBあるいはデータ長を常にメモリ7の幅以内で記述す
ることができ、メモリ7からの読み出し処理の高速化を
促進することができる利点を有する。
のシフト量は、通信装置1に予め設定されるが、アドレ
スとデータ長とのシフト量をそれぞれ異なるように設定
してもよいし、同じシフト量と設定してもよい。
てコマンド獲得部8の処理手順について説明する。図5
において、まずコマンド獲得部8はコマンド獲得時期で
あるか否かを判断する(ステップS1)。コマンド獲得
時期であるか否かを判断するのは、メモリ7を制御装置
2側と通信プロトコルエンジン5側が共用するからであ
る。すなわち、制御装置2側が制御情報の書き込みを行
う時期とコマンド獲得部8側が制御情報の読み込みを行
う時期(コマンド獲得時期)とを分離する必要があるか
らである。同様にしてステータス情報の書き込みと読み
込みとを分離する必要があるが制御情報と同様にして行
うことができる。コマンド獲得時期の切替設定は、周知
の割込制御あるいは時分割制御を用いることによって達
成することができる。割込制御を適用する場合には、書
き込みあるいは読み込みがそれぞれ終了した時点で割込
を発生して切り替えるようにすることができる。一方、
時分割制御の場合、制御装置2側とコマンド獲得部8と
の間で同期をとる必要がある。この時分割制御を行う場
合、制御装置2側は毎回、制御情報をメモリ7に書き込
まなければならないが、制御情報をもたない場合、機能
のないコマンドとして周知のヌル(null)コマンド
を用いることが必要である。このヌルコマンドを用いる
ことによって制御情報をコマンドタイプ0と同様に規定
することができる。
獲得時期である場合、コマンド獲得部8は、コマンド空
間E1からコマンドバイトCBとデータバイトDBとを
読み出し(ステップS2)、コマンドタイプが「0」か
「1」かを判断する(ステップS3)。コマンドタイプ
が「0」の場合、コマンドデータがデータバイトDBに
記述されているので、このコマンドデータをコマンド番
号とともにバンクエンドバス12に放送する(ステップ
S4)。
ンドバイトCBのビット(8×B−1)の値を参照して
判断する(ステップS5)。ビット(8×B−1)が
「1」で次のバイトに制御情報が存在する場合、ステッ
プS3に移行して上述した処理を繰り返し(ステップS
6)、ビット(8×B−1)が「0」で次のバイトに制
御情報が存在しない場合、ステップS1に移行して上述
した処理を繰り返す。
「1」であると判断された場合、データバイトDBの値
を予め設定されたアドレスシフト量分ビットシフトし
(ステップS7)、このシフトされた実アドレスに移行
する(ステップS8)。さらに、この実アドレス値のバ
イトに記載されたデータ長を予め設定されたデータ長シ
フト量分ビットシフトし(ステップS9)、この実デー
タ長分のコマンドデータを読み出し(ステップS10)
ながら、この読み出したコマンドデータをコマンド番号
とともにバックエンドバス12に放送し(ステップS1
1)、ステップS5に移行して上述した処理を繰り返
す。
御装置2側が任意の順序でメモリ空間に格納された制御
情報を制御装置2側とは無関係に自動的に読み出し、各
通信プロトコルモジュール10−1〜10−mに対応し
た各検出部9−1〜9−mに放送する。この放送された
制御情報は、上述したように、各検出部9−1〜9−m
が自検出部に対応する自通信プロトコルモジュールに関
連すると検出された場合のみ、この自通信プロトコルモ
ジュールに送出され、処理が実行されることになる。
テムに本発明を適用した具体例について説明する。ここ
で、ユーザ制御装置102は制御装置2に、通信装置1
01は通信装置1に、通信ネットワーク103,オーデ
ィオ処理装置104,データ処理装置105,ビデオ処
理装置106は通信端末3−1〜3−nに対応する。さ
らに、ユーザインターフェース部102aは制御装置イ
ンターフェース部4に、通信プロトコルエンジン107
は通信プロトコルエンジン5に、光通信インターフェー
ス部103a,オーディオインターフェース部104
a,データインターフェース部105a,ビデオインタ
ーフェース部106aは通信ネットワークインターフェ
ース部6−1〜6−nに対応する。従って、ユーザイン
ターフェース102aにはメモリ7,コマンド獲得部
8,バックエンドバス12,および検出部9−1〜9−
mを有し、通信プロトコルエンジン107には通信プロ
トコル管理部11および通信プロトコルモジュール10
−1〜10−mを有する。その他の構成部分については
図9と同じ符号を用いて説明する。
システムSTを適用した場合、図1に示す通信装置1の
中の制御情報処理ブロックの実現は図6に示すようにな
る。すなわち、図6は本発明を適用して図10の機能と
同様な機能を達成するものであり、メモリ7の内部配置
は固定的配置とならず、コマンド空間E1とデータ空間
E2とに区分されるのみである。図6において、4つの
通信プロトコルモジュール10−1〜10−4は、図1
0の通信プロトコルモジュール107a〜107dと同
じ機能を実現するモジュールであり、それぞれ光通信イ
ンターフェース103aの起動/停止処理、各インター
フェース部104a〜106aの起動/停止処理、各イ
ンターフェース部104a〜106aのループバック処
理、利用帯域幅の制御処理を行う。また、検出部9−1
〜9−4を有し、それぞれ通信プロトコルモジュール1
0−1〜10−4に対応して設けられている。コマンド
獲得部8は、メモリ7から取得した制御情報をバックエ
ンドバス12を介して各検出部9−1〜9−4に放送す
る。バックエンドバス12では、制御情報である旨を示
す制御信号とコマンドバイトCBの内容とデータバイト
DB(必要な場合はデータ長を含む)とが放送される。
各検出部9−1〜9−4は、各検出部に対応する各通信
プロトコルモジュール10−1〜10−4に対するコマ
ンドである場合には、各通信プロトコルモジュール10
−1〜10−4の処理に必要な情報を各通信プロトコル
モジュール10−1〜10−4にそれぞれ送出し、実行
させる。
成について説明する。制御情報には、上述したヌルコマ
ンドと通信プロトコルモジュール10−1〜10−4に
対応する4つのコマンドとがある。なお、本説明では、
メモリ7の幅Bは1バイトとして仮定する。
0」、コマンド番号「00000」であり、光通信イン
ターフェース103aの起動/停止コマンドは、コマン
ドタイプ「00」、コマンド番号「00001」であ
り、各インターフェース部104a〜106aの起動/
停止コマンドは、コマンドタイプ「00」、コマンド番
号「00010」であり、各インターフェース部104
a〜106aのループバックコマンドは、コマンドタイ
プ「00」、コマンド番号「00011」であり、利用
帯域幅制御コマンドは、コマンドタイプ「01」、コマ
ンド番号「00100」である。これらのコマンド番号
はユーザ制御装置102側に対して共通に用いられる。
構成は全ビットが任意に設定される。 光通信インター
フェース103aの起動/停止コマンドに対するデータ
バイトDBは、ビット0が「1」の時、起動を指示し、
ビット0が「0」の時は停止を指示する。その他のビッ
トはすべて任意に設定される。
の起動/停止コマンドに対するデータバイトDBは、ビ
ット7が「1」の時、ビデオインターフェース部106
aを制御対象に含め、ビット6が「1」の時、データイ
ンターフェース部105aを制御対象に含め、ビット5
が「1」の時、オーディオインターフェース部104a
を制御対象に含め、これらの制御対象に対して、ビット
0が「1」の時、起動を指示する。その他のビットはす
べて任意に設定される。
のループバックコマンドに対するデータバイトDBは、
ビット7が「1」の時、ビデオインターフェース部10
6aを制御対象に含め、ビット6が「1」の時、データ
インターフェース部105aを制御対象に含め、ビット
5が「1」の時、オーディオインターフェース部104
aを制御対象に含め、これらの制御対象に対して、ビッ
ト0が「1」の時、ループバックの処理を指示する。
イトDBは、コマンドデータが格納されるアドレスが指
示され、この指示されたデータ空間には、4バイトのコ
マンドデータが格納される。1バイト目には、3バイト
のデータ長を示す「00000011」が設定され、2
バイト目には、オーディオ利用帯域幅のデータ、3バイ
ト目には、データ利用帯域幅のデータ、4バイト目に
は、ビデオ利用帯域幅のデータが格納される。各バイト
には、利用帯域幅の%の数字が上位4ビットと下位4ビ
ットとを用いて表され、各バイトの利用帯域幅の合計は
100%となるように設定される。例えば、オーディオ
利用帯域幅が25%である場合、「00100101」
となる。
空間とデータ空間とについて説明すると、図7(a)
は、ビデオインターフェース部106aを停止し、オー
ディオインターフェース部104aとデータインターフ
ェース部105aのループバック処理を指示する場合
の、コマンド空間の内容を示している。
2のアドレス空間BASE+0,BASE+1に対応し
てコマンド空間E1のコマンドバイトCB0には「10
000010」が、データバイトDB0には「1000
0000」が書き込まれる。コマンドバイトCB0のビ
ット7は、「1」であり、次のバイトに制御情報がある
ことを示している。コマンドバイトCB0のコマンド番
号は「00010」であり、各インターフェース部10
4a〜106aの起動/停止コマンドであることを示し
ている。データバイトDB0のビット7が「1」である
ことから、ビデオインターフェース部106aの起動/
停止コマンドであることが示され、ビット0が「0」で
あることから、ビデオインターフェース部106aを停
止することを指示していることがわかる。
SE+3に対応してコマンド空間E1のコマンドバイト
CB1には「00000011」が、データバイトDB
1には「01100001」が書き込まれる。コマンド
バイトCB1のビット7は「0」であるので、次のバイ
トに制御情報が存在せず、最後の制御情報であることが
わかる。また、コマンド番号が「00011」であるの
で、各インターフェース部104a〜106aのループ
バック処理コマンドであるを示している。データバイト
DB1のビット6,5がそれぞれ「1」であるので、デ
ータインターフェース部105aおよびオーディオイン
ターフェース部104aに対する指示であることがわか
り、ビット0が「1」であるので、データインターフェ
ース部105aおよびオーディオインターフェース部1
04aのループバック指示であることがわかる。
間において、光通信インターフェース部103aに対す
る起動/停止コマンドを用いて停止を指示し、さらに、
利用帯域幅制御コマンドを用いて各利用帯域幅の設定指
示を行っている。各利用帯域幅は、データ空間E2内の
3バイトによって指示され、オーディオの帯域幅を15
%に、データの帯域幅を50%に、ビデオの帯域幅を3
5%に設定指示している。なお、データバイトDB1に
はアドレス空間E2の相対アドレス値が予め1ビット右
シフトされて格納されており、このアドレス値は、読み
出し時に1ビット左シフトされたアドレス値に変換され
る。なお、シフトされて隠れていたビット値はすべて
「0」に設定される。
うな設計変更を行った場合の構成について説明する。す
なわち、音声コード化アルゴリズムの選択処理を行う通
信プロトコルモジュール10−5およびデータ圧縮処理
を行う通信プロトコルモジュール10−6を追加した場
合について説明する。各通信プロトコルモジュール10
−5,10−6は、通信プロトコルモジュール10−1
〜10−4と同様に検出部9−5,9−6を有する。ま
た、各検出部9−5,9−6は、バックエンドバス12
に共通接続される。従って、各検出部9−1〜9−6
は、コマンド獲得部8から放送される制御情報を受信
し、自検出部に対応する自通信プロトコルモジュールに
対する制御情報である場合には、自通信プロトコルモジ
ュールの処理に必要な情報が自通信プロトコルモジュー
ルに送出され、実行される。
コード化アルゴリズムの選択処理コマンドあるいはデー
タ圧縮処理に関する共通のコマンドバイト形式およびデ
ータバイト形式を用いて通信装置101に送信するのみ
でよく、特にユーザ制御装置102のアドレス空間とメ
モリのメモリ空間との対応関係をとる必要もない。コマ
ンド獲得部8は、メモリ空間の内容を順次読み取ってバ
ックエンドバス12に放送するのみでよいので、特にコ
マンド獲得部8を設計変更する必要がない。さらに、各
通信プロトコルモジュール10−1〜10−6はアドレ
ス空間の配置とは無関係に処理を行うため、各通信プロ
トコルモジュール10−1〜10−6に対する修正を行
う必要もない。従って、単に通信プロトコルモジュール
10−5,10−6および対応する検出部9−5,9−
6を追加するのみで通信制御処理の機能アップを図るこ
とができ、汎用性のある通信装置をもつ通信システムを
実現することができる。
報に対応する通信プロトコルモジュールが存在しない場
合、いずれの検出部9−1〜9−6は、自通信プロトコ
ルモジュールに関するものでないと検出し、各通信プロ
トコルモジュール10−1〜10−6にこの制御情報が
送出されることがなく、この制御情報に対する処理が実
行されることもない。この結果、誤った制御情報の指示
によって誤動作が生じることもなくなり、故障の発生を
未然に防止することができる。
に対して制御を行うユーザ制御装置等の制御装置が入れ
替わったときでも、同様な制御情報を通信装置に入力す
るのみで通信制御処理を適正に行うことができるという
柔軟性を有する。この場合、上述したように対応する制
御情報を処理する通信プロトコルモジュールが存在しな
い場合には当該通信プロトコル処理が実行されない。
7の発明では、制御情報のメモリへの格納位置が固定的
でなく、制御情報獲得手段が該メモリ内の制御情報を読
み込んで各検出手段に放送し、各検出手段が自検出手段
に対応する自通信プロトコルモジュールによって処理す
べき制御情報であると検出した場合にのみ、各通信プロ
トコルモジュールに必要な情報を各通信プロトコルモジ
ュールにそれぞれ送出し、これによって各通信プロトコ
ルモジュールが処理を実行するようにしているので、通
信装置の設計変更は、通信プロトコルモジュールの追
加、削除を行うのみで実現することができるという効果
を有する。
ルモジュールの追加、削除のみで実現することができる
ので、設計変更にかかる時間と労力を格段に短縮、軽減
することができるという効果も有する。
を、通信装置側のメモリ配置に対応させる必要もないの
で、設計変更時に制御装置側の設計変更は、追加、変更
した通信プロトコルモジュールに対応するコマンドとデ
ータを、制御装置から通信装置に送信可能なコマンドと
データのまとまりに、追加、変更するのみでよいという
効果を有する。
モリ空間に関係なく通信プロトコル処理を行う設計がな
されているので、通信プロトコルモジュールの追加、削
除に伴うアドレス変更等の通信プロトコルモジュール自
体の設計変更を必要としないという効果を有する。
リに格納されるため、制御情報等の読み出し処理を高速
に行うことができる効果を有する。
手段を有して自通信プロトコルモジュールの処理に関す
る場合のみ処理を行うようにしているので、誤った制御
情報が入力され、取得された場合であっても、誤動作が
生じず、故障を未然に防止することができるという効果
を有する。この特長のため、通信プロトコルに変更、追
加が入った場合、通信プロトコルモジュールへの変更、
追加のための開発、および制御装置側のコマンドとデー
タのまとまりへの変更、追加のための開発は、独立で行
うことが可能になるという効果を有する。
要構成を示すブロック図である。
リ空間との関係を示す図である。
ある。
である。
ートである。
置内の制御情報処理のブロック図である。
ータ内容を示す図である。
場合の構成を示す図である。
である。
トコル実現ブロックとの関係を示す図である。
更を行った場合の構成を示す図である。
ェース部 7…メモリ 8…コマンド獲得部 9−1〜9−(m+1)…検出部 10−1〜10−(m+1)…通信プロトコルモジュー
ル 11…通信プロトコル管理部 12…バックエンドバス 13…バス E…メモリ空間 Ea…コントロール空間 Eb…ステータス空間 E1…コマンド空間 E2…データ空間 CB…コマンドバイト DB…データバイト
Claims (7)
- 【請求項1】 所定の制御装置と、1以上の通信端末
と、前記所定の制御装置と前記1以上の通信端末とを接
続し、少なくとも前記所定の制御装置からの制御情報を
もとに前記1以上の通信端末に対する通信制御を行う1
以上の通信プロトコルモジュールをもつ通信装置とを有
する通信システムにおいて、 前記通信装置は、 前記所定の制御装置から送信される前記制御情報を順
次、一次格納するメモリと、 前記メモリに一次格納された制御情報を順次獲得して前
記1以上の通信プロトコルモジュールに放送する制御情
報獲得手段と、 前記通信プロトコルモジュールの入力側前段に設けら
れ、前記制御情報獲得手段によって放送された制御情報
が、各1以上の通信プロトコルモジュールが処理すべき
制御情報であるか否かをそれぞれ検出する1以上の検出
手段とを具備し、 各1以上の通信プロトコルモジュールは、対応する各1
以上の検出手段が自通信プロトコルモジュールが処理す
べき制御情報であると検出した場合に当該制御情報に対
する処理を実行することを特徴とする通信システム。 - 【請求項2】 前記制御情報獲得手段と各1以上の通信
プロトコルモジュールに対する各1以上の検出手段とは
バスで接続されることを特徴とする請求項1に記載の通
信システム。 - 【請求項3】 前記1以上の通信プロトコルモジュール
は、 前記制御情報の処理の種類に対応して設けられることを
特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。 - 【請求項4】 前記メモリは、 前記制御装置側から前記1以上のプロトコルモジュール
側への制御情報を一時格納するコントロール空間と、 前記1以上のプロトコルモジュール側から前記制御装置
側へのステータス情報を一時格納するステータス空間と
を具備し、 前記制御装置は、前記メモリのコントロール空間に制御
情報を書き込み、前記メモリのステータス空間からステ
ータス情報を読み込むことを特徴とする請求項1〜3の
うちのいずれか1項に記載の通信システム。 - 【請求項5】 前記コントロール空間に書き込まれる制
御情報は、コマンド番号とコマンドデータとからなり、 前記制御装置は、少なくとも前記コマンド番号と前記コ
マンドデータとを対にして順次前記メモリに一時格納す
ることを特徴とする請求項4に記載の通信システム。 - 【請求項6】 前記コントロール空間は、所定の情報単
位で構成される前記コマンド番号と前記コマンドデータ
の対から構成されるコマンド空間と、コマンドデータが
前記所定の情報単位のデータ量を超える場合に該コマン
ドデータが一時格納されるデータ空間とを有し、 前記制御装置は、 前記コマンドデータが前記所定の情報単位のデータ量を
超える場合、コマンド番号と対となるコマンドデータに
代えてコマンドデータの内容を一時格納する前記データ
空間内のアドレスに対応する情報を記述するとともに、
該データ空間内に格納されるコマンドデータの先頭に該
コマンドデータの内容が一時格納される前記所定の情報
単位から構成されるデータ長に対応する情報を記述する
ことを特徴とする請求項5に記載の通信システム。 - 【請求項7】 前記所定の情報単位で記述される前記ア
ドレスに対応する情報あるいは前記データ長に対応する
情報の各情報は、所定量シフトされた仮想アドレスある
いは仮想データ長であり、 前記制御装置は、 前記仮想アドレスあるいは仮想データ長を所定量逆シフ
トしたアドレスあるいはデータ長として処理することを
特徴とする請求項6に記載の通信システム。
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