JP3057667U - 受尿具 - Google Patents
受尿具Info
- Publication number
- JP3057667U JP3057667U JP1998007059U JP705998U JP3057667U JP 3057667 U JP3057667 U JP 3057667U JP 1998007059 U JP1998007059 U JP 1998007059U JP 705998 U JP705998 U JP 705998U JP 3057667 U JP3057667 U JP 3057667U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urine
- urine receiving
- suction
- female
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の受尿具において、受尿部と吸引ポンプ
は別個で分離されて、吸引力の微妙な調節ができなかっ
た。吸引力が排尿者または介護者のいずれでも調節で
き、受尿部も男性、女性の両方に兼用の受尿器具が望ま
れている。 【解決手段】 女性用受尿部の周囲に弾力性布網又はゴ
ム薄膜で筒型に形成した男性用受尿部を接続して、指先
で調節する圧調整孔を受尿部の連結チュ−ブか、又は吸
引ポンプへの連結チュ−ブのどちらかの途中に設け、指
先で吸引力を調節できて、吸引ポンプと貯尿ビンは男女
兼用としたものである。
は別個で分離されて、吸引力の微妙な調節ができなかっ
た。吸引力が排尿者または介護者のいずれでも調節で
き、受尿部も男性、女性の両方に兼用の受尿器具が望ま
れている。 【解決手段】 女性用受尿部の周囲に弾力性布網又はゴ
ム薄膜で筒型に形成した男性用受尿部を接続して、指先
で調節する圧調整孔を受尿部の連結チュ−ブか、又は吸
引ポンプへの連結チュ−ブのどちらかの途中に設け、指
先で吸引力を調節できて、吸引ポンプと貯尿ビンは男女
兼用としたものである。
Description
【0001】
この考案は、受尿具に関するものである。
【0002】
従来は受尿具と吸引ポンプ間がチュ−ブで連結され、片手で受尿部を押し当て 空いた手で手動又は電動の小型の吸引ポンプを操作する受尿器具か、吸引装置な しの自然流下の受尿器具であった。施設等では電動の吸引ポンプを使用するが、 サイズが大きく、音がでる、高価である等のため、一般に普及しない。
【0003】
受尿器具の使用者は病人や体の不自由な人に限られるが、使用者にとっては生 活の必需品で使用回数が多く、取り扱いが簡単で衛生的かつ安価な製品が求めら れている。
【0004】 従来の受尿部と手動や電動の吸引ポンプと貯尿ビンが分離されている受尿具に おいては、受尿部の保持とポンプ操作を使用者又は介護人が両手で操作するため 、病人や老人が一人で操作するには器具の操作が困難であった。また自然流下式 はホ−スがねじれたり屈折したり、詰まるなどで受尿部から尿があふれたり流れ なくなる。自立排尿の意識の薄い場合には、尿失禁の防止に外部から尿意を促し 強制排尿の必要があるが、排尿強制の度合いに個人差があり何らかの調整手段が 必要であった。
【0005】
本考案では受尿部に尿を吸引する吸引作用を持たせ、かつポンプ作用でチュ− ブ内を尿がスム−ズに流れることを目的として、受尿部を弾力性で復元力の強い 素材で形成し、手で陰部に圧着して手を離すと内部が減圧し吸引ポンプ作用が働 き受尿部が体に吸着する作用と、陰圧による催尿効果があり、貯尿ビンへ尿がス ム−ズに流下する。
【0006】
本考案を図1で説明する。貯尿ビン7に逆流防止弁5の付いたチュ−ブ9を介 して女性用受尿部1を接続する。女性用受尿部1は、たとえばポリエチレン樹脂 のような弾力性の強い軟質の樹脂を素材に用い洗浄、消毒に耐える肌当たりの柔 らかい2ないし3ミリ程度の肉厚を有する皿形に形成し、口周辺に男性用受尿部 3を受ける畝状の引っかかり2とエア弁10を設ける。排尿時は女性用受尿部1 を手で押して内部の空気をエア弁10から押し出しながら陰部に押当て、手を離 すと女性用受尿部1は陰部に吸着する。排尿は女性用受部部1からチュ−ブ9を 流れて貯尿ビン7に溜まる。チュ−ブ9内の流れが悪いとき女性用受尿部1を手 で押して圧力を加えるとスム−ズに流れる。
【0007】 次に男性用受尿部3について説明する。男性用受尿部3は網目のネット帯がゴ ム帯を筒状に形成した男性器を保持する形状で、接続端は女性用受尿部1の引っ かかり2に着脱可能に固定される。図2は本考案を女性に使用する女性用受尿部 1と男性用受尿部3の引っかかり2の詳細を示す斜視図で、女性用受尿部1に畝 帯状に引っかかり2を巡らし、男性用受尿部3自体の持つ弾力をもって固定され る。
【0008】 次に圧調整孔4について説明する。圧調整孔4は常時開口し外部の空気圧とチ ュ−ブ9内の空気圧を等しく保つ機能を有し、圧調整孔4を指で塞ぎながら吸引 ポンプ6又は女性用受尿部1を押し当てる操作を行うと、チュ−ブ9内は陰圧に なる。指先で圧調整孔4を開閉して尿の吸引力を加減する。圧調整孔4を貯尿ビ ン7と吸引ポンプ6の中間に設ければ介護人の操作がし易い。女性用受尿部1と 貯尿ビン7を連結するチュ−ブ9の中間に予めカプラ11を設けておき、圧調整 孔4を図1の取り付け位置からカプラ11の場所へ変更することも可能であり、 機能は変わらない。
【0009】 吸引ポンプ6は手動ポンプの使用例が図で示してあるが、貯尿ビン7の蓋部分 と一体になった電動式ポンプも手動ポンプと同様に本考案の女性用受尿部1を接 続することができる。 その際に圧調整孔4は(0008)に説明した女性用受 尿部1と貯尿ビン7の中間に設けたカプラ11の場所に付け替える。
【0010】
受尿具を使用する患者が片手で操作できるから、介護の手間が掛からない。ポ ンプ吸引のためのチュ−ブの屈折、詰まりなどで原因でおこる女性用受尿部1か ら尿があふれる事故がなくなる。自律排尿の意識の薄い患者にはポンプによる吸 引作用で尿意を促し排尿に至る。このため一定時間ごとの吸引で尿失禁を解消で きるという効果が期待できる。男性用のネット帯は空気流通がよく又ゴム帯でも エア弁により空気流通が良いため、常時装着しても皮膚かぶれのトラブルがおこ りにくい。
【図1】本考案の受尿部付き受尿具の全体斜視図である
【図2】女性用受尿部に男性用受尿部を接続する斜視図
である。
である。
【図3】女性用受尿部に男性用受尿部を接続する断面図
である。
である。
【符号の説明】 1 女性用受尿部 2 引っかかり 3 男性用受尿部(ネット帯、ゴム帯) 4 圧調整孔 5 逆流防止弁 6 吸引ポンプ 7 貯尿ビン 8 密着パッキング 9 チュ−ブ 10 エア弁 11 カプラ
Claims (1)
- 【請求項1】 女性用受尿具外面端にリング状の畝とエ
ア弁を設け、筒状の男性用受尿具を着脱可能に取り付
け、接続チューブに逆流阻止弁と圧調整孔をそなえたこ
とを特徴とする受尿具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998007059U JP3057667U (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 受尿具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998007059U JP3057667U (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 受尿具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3057667U true JP3057667U (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=43191597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998007059U Expired - Lifetime JP3057667U (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 受尿具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3057667U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006073143A1 (ja) * | 2005-01-05 | 2006-07-13 | Gunji Norinobu | 流体圧力調整器及びそれを利用した装置 |
JP2010081981A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | Daio Paper Corp | 自動排尿処理装置 |
-
1998
- 1998-09-11 JP JP1998007059U patent/JP3057667U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006073143A1 (ja) * | 2005-01-05 | 2006-07-13 | Gunji Norinobu | 流体圧力調整器及びそれを利用した装置 |
JP2010081981A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | Daio Paper Corp | 自動排尿処理装置 |
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