JP3050641U

JP3050641U - 組立式多用途磁波マッサージ器構造

Info

Publication number: JP3050641U
Application number: JP1997008923U
Authority: JP
Inventors: 栄森許
Original assignee: 栄森許
Priority date: 1997-09-02
Filing date: 1997-09-02
Publication date: 1998-07-31
Anticipated expiration: 2003-09-02

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】マッサージ器には多種の異なる形式のマッサー
ジ部位を持ち、当該マッサージ部位は人体の部分に応じ
て適当に接触し、有効なマッサージ効果を達成する組立
式多用途磁波マッサージ器構造を提供する。【解決手段】１つの握り手部分１、１つのマッサージ球
２の内部にはそれぞれ偏心輪のモーターと電池を設置
し、それぞれ独立した振動動力を提供する。マッサージ
球は握り手部分に取り付けられ、人体に接触すると回転
する。また、マッサージ球を外して掌で握るか、足の裏
で踏むこともできる。握り手の適当な部分には、内部に
磁石を持つ尖部１２と内部に磁石を持つ球状体３をそれ
ぞれ設置し、尖部と球状体を人体のツボにあててマッサ
ージする。モーターが作動すると、電力は尖部と球状体
内部の磁石を強く長い磁波に変換させる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は組立式多用途磁波マッサージ器構造を提供するもので、とくに多くの使用方法を選択でき、磁波と人体に有効なマッサージで健康を増進できるものを指す。

【０００２】

【従来の技術】

長い間、掌や足の裏のツボと器官との間に直接的な関係があると信じられてきた。このため、常に掌や足の裏をマッサージすれば、ツボを刺激し、血液循環や新陳代謝を促進し、健康を増進するのに役立つ。しかし現代人の生活はストレスが多く、オフィスで仕事をする人々は運動量が不足しがちで、血液循環不良、内蔵機能失調、さらには血管硬化、脳卒中、手足の痺れなど現代病が増えている。このため多くの運動器具やマッサージ器具が生み出された。しかし、一般の運動器具は大きすぎて、一般の狭い家の中に置くには適さない。従来のマッサージ器具は磁波の効果を持たず、固定された形態で、使用方法を変えることができず、実用性が低い。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主な目的は一種の組立式多用途磁波マッサージ器構造を提供することで、特にマッサージ器には多種の異なる形式のマッサージ部位を持ち、当該マッサージ部位は人体の部分に応じて適当に接触し、有効なマッサージ効果を達成するものを指す。且つ、電力でマッサージ器を制御し、振動式マッサージを行い、電力を使用しない場合も通常のマッサージを行う。さらに、本考案はマッサージ器の適当な箇所に高磁波磁石を設置し、モーターが作動すると、電力を利用して磁石の磁力はさらに強く長い磁波に変換され、有効にマッサージ部位のツボと血液の循環を促進し、マッサージ部位の不快や痛みを軽減する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため、本考案は１つの握り手部分、１つのマッサージ球の内部にはそれぞれ偏心輪のモーターと電池を設置し、それぞれ独立した振動動力を提供する。当該マッサージ球は握り手部分に取り付けられ、人体に接触すると回転する。また、マッサージ球を外して掌で握るか、足の裏で踏むこともできる。握り手の適当な部分には、内部に磁石を持つ尖部と内部に磁石を持つ球状体をそれぞれ設置し、尖部と球状体を人体のツボにあててマッサージする。モーターが作動すると、電力は尖部と球状体内部の磁石を強く長い磁波に変換させる。これにより、接触部位におけるツボと血液の循環を改善し、不快や痛みを軽減することができる。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１と図２に示すように、本考案は組立式多用途磁波マッサージ器の構造を提供するものである。１つの握り手部分１、１つのマッサージ球２及び１つの球状体３から成る。そのうち、握り手部分１の上端部は適当に湾曲しており、その上端部には２つの向かい合うフレーム１３が設置されている。フレーム１３は薄板から成り、適当な柔軟性と弾性を持つ。当該フレーム１３の内面にはそれぞれ嵌着軸１３１が設置されている。握り手部分１の下端部にはモーター室１０と電池室１１があり、当該モーター室１０と電池室１１は電池カバー１７によりにより閉じることができる。当該モーター室１０の内部には偏心輪１５１を持つモーター１５が設置され、電子室１１には電池１６が装着される。電池室１１内の電池１６を利用して、モーター１５に動力を提供し、偏心輪１５１が回転すると、握り手部分１に振動が生じる。握り手部分１の下端部にはそれぞれ突出した尖部１２とねじ柱１４が設置されている。当該尖部１２は鳥の嘴のような形状を呈している。さらに内部には磁石１２１が設置されている。さらに、一端は球状を呈し、もう一端はねじ孔３１を持つ球状体３が設置される。ねじ孔３１はねじ柱１４にねじ入れることができる（図３を参照）。又は球状体３は握り手部分１と一体化してもよい。球状体３の内部には円柱型の高磁波磁石３２が設置されている。当該球状体は透明なプラスチック製で、使用者は内部に設置された磁石の振動を見ることができ、マッサージ時に磁石の振動を確認することで、心理的効果を得ることができる。当該マッサージ球２は２つの半円球から構成されている。１つの半円球の円周には雄ねじ紋が、もう１つの半円球円周には雌ねじ紋があり、互いにねじで固定されて１つの球体を構成する。円球内には偏心輪２２１を持つモーター２２と電池２３が設置されている。当該マッサージ球２の外表面には複数の凸柱２１が設置され、そのうち一直線を成す１組の凸柱の端部には、それぞれ嵌着軸１３１に対応する嵌着孔２１１が設置されている。当該マッサージ球２と握り手部分１を組み立てる時、２つのフレーム１３をやや外側に広げて、マッサージ球２の嵌着孔２２１を嵌着軸１３１に嵌入し、広げていた２つのフレーム１３を放す。２つのフレーム１３が弾性で元の位置に戻ると、マッサージ球２は握り手部分１に装着されている。この時、マッサージ球２は嵌着軸１３１を中心に回転する。球状体３はねじ孔３１で握り手部分１のねじ柱１４に装着することができる（図３を参照）。

【０００６】上記構造により、各部品が組み立てられた後、使用者は必要に応じてマッサージ球２内のモーター２２、または握り手部分１のモーター１５、または二つのモーター２２、１５を同時に作動し、マッサージ球２と握り手部分１に振動を発生させることができる。この時使用者は体の不快な部分または痛い部分に応じて、マッサージ球２、尖部１２または球状体３を当該部位にあててマッサージする。例えば、当該尖部１２は比較的小さく深いツボに対して、指圧マッサージを行うことができる。マッサージ球２は面積が比較的大きい部位において回転マッサージを行う。球状体３は面積が適当な部位をマッサージする。知られているように、地球そのものが大きな磁場であり、人も小さな磁場である。人体の血液に含まれる赤血球の７５％は鉄分が占めている。血液の鉄分の流れと新陳代謝がスムーズにいけば、健康を維持し、血管疾患を防止できる。本考案は尖部１２と球状体３の内部には円柱型の磁石１２１、３２が設置され、モーター１５が作動すると、磁石１２１、３２の磁力はより長くより強い磁波に変換され、マッサージと同時に、磁波でツボを刺激し、血液の新陳代謝と循環を促進し、マッサージ部位の不快と痛みを軽減する治療効果を得ることができる。このほか、電池が切れた時、本考案のマッサージ球２を取り外し、掌で握ったり、地面に置いて足の裏で転がしマッサージすることができる。尖部１２と球状体３も電力なしに使用しても、多用途の使用目的と効果を達成することができる。

【０００７】

【考案の効果】

以上のように、本発明の構造は新しく、独創的であり、十分な実用価値を備えている。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の立体外観図。

【図２】本考案の立体分解図。

【図３】本考案の構造形態の断面図。

【符号の説明】

（１）握り手部分（１０）モーター室（１１）電池室（１２）尖部（１２１）磁石（１３）フレーム（１３１）嵌着軸（１４）ねじ柱（１５）モーター（１５１）偏心輪（１６）電池（１７）電池カバー（２）マッサージ球（２１）凸柱（２１１）嵌着孔（２２）モーター（２２１）偏心輪（２３）電池（３）球状体（３１）ねじ孔（３２）磁石

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】上端部には対峙した２つのフレームがあ
り、当該フレームの内面にそれぞれ１つずつ嵌着軸を持
ち、下端部にはモーター室と電池室があり、当該モータ
ー室内には偏心輪を持つモーターが設置され、当該電池
室内の電池がモーターに動力を提供し、握り手部分の下
端部の適当な場所に磁性を持つ尖部と磁性を持つ球状体
を設置した、１つの握り手部分、並びに、外表面に複数の凸柱を持ち、内部には電池と偏
心輪を持つモーターが設置され、一直線を成す１組の凸
柱端部に嵌着軸に対応する嵌着孔を設置し、嵌着する、
という１つのマッサージ球から構成され、各モーターが作動すると偏心輪の回転が駆動され、マッ
サージ球と握り手部分に振動が発生し、マッサージ球、
尖部、球状体が人体に接触した時マッサージ効果を得る
ことができるという、１種の組立式多用途磁波マッサー
ジ器構造。
【請求項２】握り手部分の下端部の適当な場所にねじ柱
を設置し、一端が球体、一端がねじ柱と固定するための
ねじ孔を形成する球状体がねじ柱に固定され、且つ当該
球状体内部に磁石を持つという、請求項１に記載の組立
式多用途磁波マッサージ器構造。
【請求項３】マッサージ球が２つの半球から構成され、
互いにねじで固定するという、請求項１に記載の組立式
多用途磁波マッサージ器構造。
【請求項４】球状体が握り手部分と一体化された、請求
項１に記載の組立式多用途磁波マッサージ器構造。
【請求項５】握り手部分の下端部の適当な場所に１つの
突出した尖部を設置し、且つ内部には磁石を持つとい
う、請求項１に記載の組立式多用途磁波マッサージ器構
造。