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JP3046906B2 - インターホン装置 - Google Patents

インターホン装置

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Publication number
JP3046906B2
JP3046906B2 JP6061499A JP6149994A JP3046906B2 JP 3046906 B2 JP3046906 B2 JP 3046906B2 JP 6061499 A JP6061499 A JP 6061499A JP 6149994 A JP6149994 A JP 6149994A JP 3046906 B2 JP3046906 B2 JP 3046906B2
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JP
Japan
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terminal
jack
intercom
call
portable
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JP6061499A
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JPH07273872A (ja
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兼松秀年
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH07273872A publication Critical patent/JPH07273872A/ja
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  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインターホン装置に関
し、特に、携帯インターホン端末間で通話後、携帯イン
ターホン端末の一方または双方が移動して収容位置が変
わったとき、両者が再通話できるようにしたインターホ
ン装置に係わる。
【0002】
【従来技術】従来から、図5に示すよう第1、第2の携
帯インターホン端末BQ20、BQ21がそれぞれのプラグ
PG1、PG2と端末ジャックJ1〜J16(説明のため端
末ジャックの数を16とし、それぞれの端末ジャックに
1〜16のジャック番号が付与されているものとする)
で接続され、インターホン交換機EQ1を介して交換接
続されるインターホン装置が知られている。
【0003】インターホン交換機EQ1のそれぞれの通
信端子T1a〜T16aおよびデータ端子T1b〜T16bは、通
信線L1およびデータ線L2を介して端末ジャックJ1
16と接続されている。このインターホン装置は、例え
ば各種プラント、工場、研究室等に適用される。端末ジ
ャックJ1〜J16は廊下又は部屋の壁に設けられる。
【0004】これらの第1、第2の携帯インターホン端
末BQ20、BQ21において、端末ジャックJ1〜J16
ジャックイン可能なプラグPG1、PG2は通信線L11
よびデータ線L22を介してそれぞれ通信端子S1、デー
タ端子S2に接続されている。通信端子S1、データ端子
2は端末通信インターフェース52に接続されてい
る。端末通信インターフェース52は通話回路53に接
続され、通話回路53はスピーカアンプ54を介してス
ピーカSPと接続され、マイクMCはマイクアンプ55
を介して通話回路53に接続されている。端末通信イン
ターフェース52は、終話釦AKを含む数字釦の4×4
テンキーKYが接続された端末CPU51と接続されて
いる。
【0005】このインターホン交換機EQ1において、
通信端子T1a〜T16aおよびデータ端子T1b〜T16bは、
端末ジャックJ1〜J16に対応する通信インターフェー
ス31〜46を介して交換接続スイッチ50のピンP1
〜P16および交換機CPU47と接続されている。交換
機CPU47は、その制御により「ピー」又は「プープ
ー」のような空き状態音又は接続話中音を発生するサー
ビストーン発生回路49を介して交換接続スイッチ50
のピンP0と接続されている。交換機CPU47には、
インターホン装置の動作シーケンスのプログラムを格納
した主記憶回路48が接続されている。
【0006】このように構成されたインターホン装置に
おいて、例えば第1の携帯インターホン端末BQ20は監
視センターの係員が携行し、端末ジャックJ1を介して
使用する。第2の携帯インターホン端末BQ21は、巡回
するメンテナンス要員が携行し、所定の巡回経路にした
がって端末ジャックJ2〜J16を介して第1の携帯イン
ターホン端末BQ20へ設備の様子を報告するような形態
で使用する。
【0007】いま、第1の携帯インターホン端末BQ20
のプラグPG1を端末ジャックJ1にジャックインし、4
×4テンキーKYで例えば端末ジャックJ16のジャック
番号に相当する「16」を押下したとする。この場合、
端末ジャックJ16に第2の携帯インターホン端末BQ21
のプラグPG2がジャックインされて塞がり状態なら
ば、通信線L11、データ線L22、通信線L1、データ線
2、通信インターフェース31を経由して番号「1
6」が入力された交換機CPU47は、第2の携帯イン
ターホン端末BQ21の端末CPU51に対し通信インタ
ーフェース46、通信線L1およびデータ線L2、通信線
11およびデータ線L22を経由してコマンドの送受信を
行ない、送受信できれば端末ジャックJ16に第2の携帯
インターホン端末BQ21のプラグPG2がジャックイン
されていると判断し、交換接続スイッチ50のピンP1
とP16とをスイッチイングするので、第1の携帯インタ
ーホン端末BQ20と第2の携帯インターホン端末BQ21
は交換接続され拡声通話が可能となる。
【0008】一方、端末ジャックJ16がジャックアウト
されていて空き状態ならば、コマンドの送受信はできな
いので、交換機CPU47は、交換接続スイッチ50の
ピンP0とピンP1をスイッチイングしてサービストーン
発生回路49により空き状態音を第1の携帯インターホ
ン端末BQ20へ送る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようなインターホ
ン装置においては、第1の携帯インターホン端末が第2
の携帯インターホン端末と再通話しようとした場合、第
2の携帯インターホン端末が移動され収容位置が変わっ
た後では、この携帯インターホン端末は何れの端末ジャ
ックにプラグがジャックインされているかが判明しない
ので、塞り端末ジャックを探すため、4×4テンキーを
繰返し操作しなければならないという難点がある。
【0010】
【目的】本発明は、上述した難点を解消するためになさ
れたもので、携帯インターホン端末間で通話後、携帯イ
ンターホン端末の一方または双方が移動して収容位置が
変わったとき、両者が再通話できるインターホン装置を
提供せんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のインターホン装置は、各通話箇所にそれぞ
れ配設された端末ジャックが接続されたインターホン交
換機と、端末ジャックに挿入されて接続された少なくと
も第1、第2の携帯インターホン端末とを備え、インタ
ーホン交換機は、第1、第2の携帯インターホン端末が
端末ジャックの何れかにそれぞれジャックインされ通話
をしたとき第1、第2の携帯インターホン端末のジャッ
クインされた端末ジャックのジャック番号をそれぞれ通
話先データとして記憶する通話データ記憶メモリを有
し、各携帯インターホン端末は、携帯インターホン端末
を呼出すためのテンキーと、通話先データとして記憶さ
れていた端末相互に再通話を開始させる再通話釦と、第
1、第2の携帯インターホン端末のジャックインされた
端末ジャックのジャック番号をそれぞれ記憶するジャッ
ク番号記憶メモリとをそれぞれ有し、インターホン交換
機は、第1、第2の携帯インターホン端末の少なくとも
一方が移動して他の端末ジャックにジャックインしたと
き移動しなかった他方の携帯インターホン端末の端末ジ
ャックのジャック番号と移動した携帯インターホン端末
のジャックインされた端末ジャックのジャック番号をそ
れぞれ新しい通話先データとして書き換えて通話データ
記憶メモリに記憶し、且つ移動した携帯インターホン端
末のジャック番号記憶メモリを移動した端末ジャックの
ジャック番号に書換える書換手段と、再通話釦が押下さ
れたとき第1、第2の携帯インターホン端末を交換接続
する交換接続スイッチとをそれぞれ有する。
【0012】
【作用】第1、第2の携帯インターホン端末が各通話箇
所にそれぞれ配設された端末ジャックに挿入される。両
者はインターホン交換機により接続されテンキーの操作
により相手携帯インターホン端末を呼出すことにより通
話ができる。この場合、第1、第2の携帯インターホン
端末が端末ジャックの何れかにそれぞれジャックインさ
れ通話をしたときインターホン交換機の通話データ記憶
メモリには、第1、第2の携帯インターホン端末のジャ
ックインされた端末ジャックのジャック番号がそれぞれ
通話先データとして記憶される。
【0013】各携帯インターホン端末のジャック番号記
憶メモリには、第1、第2の携帯インターホン端末のジ
ャックインされた端末ジャックのジャック番号がそれぞ
れ記憶される。インターホン交換機の書換手段は、第
1、第2の携帯インターホン端末の少なくとも一方が移
動して他の端末ジャックにジャックインしたとき移動し
なかった他方の携帯インターホン端末の端末ジャックの
ジャック番号と移動した携帯インターホン端末のジャッ
クインされた端末ジャックのジャック番号をそれぞれ新
しい通話先データとして書き換えて通話データ記憶メモ
リに記憶し、且つ移動した携帯インターホン端末のジャ
ック番号記憶メモリを移動した端末ジャックのジャック
番号に書換える。
【0014】そこで、通話先データとして記憶されてい
た端末相互に再通話を開始させたいときは、再通話釦を
押下すれば、交換接続スイッチは第1、第2の携帯イン
ターホン端末を交換接続する。このようにして携帯イン
ターホン端末間で通話後、携帯インターホン端末の一方
または双方が移動して収容位置が変わったとき、両者が
再通話できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明によるインターホン装置の好ま
しい一実施例を図面に沿って説明する。本発明によるイ
ンターホン装置は、図1に示すように、各通話箇所にそ
れぞれ配設された端末ジャックJ1〜J16(説明のため
端末ジャックの数を16とし、それぞれの端末ジャック
に1〜16のジャック番号が付与されているものとす
る)が接続されたインターホン交換機EQと、端末ジャ
ックJ1〜J16にプラグPG1、PG2…が挿入されて接
続された少なくとも第1、第2の携帯インターホン端末
BQ1、BQ2…とを備えている。
【0016】このインターホン装置は、例えば各種プラ
ント、工場、研究室等に適用される。端末ジャックJ1
〜J16は廊下又は部屋の壁に設けられる。これらの第
1、第2の携帯インターホン端末BQ1、BQ2におい
て、端末ジャックJ1〜J16にジャックイン可能なプラ
グPG1、PG2は通信線L1およびデータ線L2を介して
それぞれ通信端子S1、データ端子S2に接続されてい
る。通信端子S1、データ端子S2は端末通信インターフ
ェース2に接続されている。端末通信インターフェース
2は通話回路3に接続され、通話回路3はスピーカアン
プ1aを介してスピーカSPと接続され、マイクMCは
マイクアンプ2aを介して通話回路3に接続されてい
る。端末通信インターフェース2は、端末相互の通話を
終話させる終話釦AKと、通話先データとして記憶され
ていた端末相互に再通話を開始させる再通話釦BKと、
相手携帯インターホン端末を呼出すための4×4テンキ
ーKYとが接続された端末CPU1と接続されている。
【0017】各携帯インターホン端末BQ1、BQ2は、
第1、第2の携帯インターホン端末BQ1、BQ2のジャ
ックインされた端末ジャックのジャック番号をそれぞれ
記憶するジャック番号記憶メモリ(RAM)10と、ジ
ャック番号記憶メモリ10をバックアップしているバッ
クアップ回路27とをそれぞれ有している。このインタ
ーホン交換機EQにおいて、通信端子T1a〜T16aおよ
びデータ端子T1b〜T16bは、端末ジャックJ1〜J16
対応する通信インターフェース11〜26を介して交換
接続スイッチ8のピンP1〜P16および交換機CPU5
と接続されている。交換機CPU5は、その制御により
「ピー」又は「プープー」のような空き状態音又は接続
話中音を発生するサービストーン発生回路7を介して交
換接続スイッチ8のピンP0と接続されている。交換機
CPU5には、インターホン装置の動作シーケンスのプ
ログラムを格納した主記憶回路(ROM)6が接続され
ている。
【0018】インターホン交換機EQは、第1、第2の
携帯インターホン端末BQ1、BQ2が端末ジャックJ1
〜J16の何れかにそれぞれジャックインされ通話をした
とき第1、第2の携帯インターホン端末BQ1、BQ2
ジャックインされた端末ジャックのジャック番号をそれ
ぞれ通話先データとして記憶する通話データ記憶メモリ
(RAM)9を有している。通話データ記憶メモリ9は
その通話データ記憶メモリエリアTM1〜TM16(図
2)が端末ジャックJ1〜J16のジャック番号「1」〜
「16」に対応して設けられている。
【0019】インターホン交換機EQは、第1、第2の
携帯インターホン端末BQ1、BQ2の少なくとも一方が
移動して他の端末ジャックにジャックインしたとき移動
しなかった他方の携帯インターホン端末の端末ジャック
のジャック番号と移動した携帯インターホン端末のジャ
ックインされた端末ジャックのジャック番号をそれぞれ
新しい通話先データとして書き換えて通話データ記憶メ
モリに記憶し、且つ移動した携帯インターホン端末のジ
ャック番号記憶メモリ10を移動した端末ジャックのジ
ャック番号に書換える書換手段28と、再通話釦が押下
されたとき第1、第2の携帯インターホン端末BQ1
BQ2を交換接続する交換接続スイッチ8とをそれぞれ
有している。この書換手段28はROMで構成され図4
に示すフローチヤートで表される機能を実行する。
【0020】このように構成されたインターホン装置に
おいて、例えば第1の携帯インターホン端末BQ1は監
視センターの係員が携行し、端末ジャックJ1を介して
使用する。第2の携帯インターホン端末BQ2は、巡回
するメンテナンス要員が携行し、所定の巡回経路にした
がって端末ジャックJ2〜J16を介して第1の携帯イン
ターホン端末BQ1へ設備の様子を報告するような形態
で使用する。
【0021】第1の携帯インターホン端末BQ1のプラ
グPG1を端末ジャックJ1にジャックインし、4×4テ
ンキーKYで例えば端末ジャックJ16のジャック番号に
相当する「16」を押下し呼出を行なったとする(図3
の処理F1)。この場合、交換機CPU5は、主記憶回
路6に格納した動作シーケンスのプログラムによりテン
キーKYによる通常の呼出か否かを判断し(判断ボック
スF2)、通常の呼出ならば、塞り端末ジャックを走査
し、端末ジャックJ16が塞り状態か否かを判断し(判断
ボックスF3)、且つ通話先の第2の携帯インターホン
端末BQ2が接続話中か否かを判断し(判断ボックス
4)、端末ジャックJ16に第2の携帯インターホン端
末BQ2のプラグPG2がジャックインされて塞がり状態
であって、交換機CPU5は通話先の第2の携帯インタ
ーホン端末BQ2が接続話中でないときは、通話先の端
末ジャックJ16のジャック番号「16」と呼出側の端末
ジャックJ1のジャック番号「1」を通話データ記憶メ
モリ9の通話データ記憶メモリエリアTM1と通話デー
タ記憶メモリエリアTM16(図2(a))にそれぞれ記
憶する(処理F5)。
【0022】通信線L11、データ線L22、通信線L1
データ線L2、通信インターフェース11を経由して番
号「16」が入力された交換機CPU5は、通話先の第
2の携帯インターホン端末BQ2の端末CPU1に対し
通信インターフェース26、通信線L1およびデータ線
2、通信線L11およびデータ線L22を経由してコマン
ドの送受信を行ない、送受信できれば端末ジャックJ16
に第2の携帯インターホン端末BQ2のプラグPG2がジ
ャックインされていると判断し、通話データ記憶メモリ
9の通話データ記憶メモリエリアTM1と通話データ記
憶メモリエリアTM1 6にそれぞれ記憶されていたジャッ
ク番号「16」とジャック番号「1」に対応した端末ジ
ャックJ16と端末ジャックJ1に接続された交換接続ス
イッチ8のピンP1、ピンP16をスイッチイングするの
で、通話データ記憶メモリ9に第1の携帯インターホン
端末BQ1と第2の携帯インターホン端末BQ2は交換接
続され拡声通話が可能となる(処理F6)。
【0023】終話釦AKが押下されたと判断されると
(判断ボックスF7)、通話路切断サブルーチンが実行
され、第1、第2の携帯インターホン端末BQ1、BQ2
の通話路が切断される(処理F8)。交換機CPU5
は、端末ジャックJ16がジャックアウトされていて空き
状態のならば、コマンドの送受信はできないので、交換
接続スイッチ28のピンP0とピンP1をスイッチイング
してサービストーン発生回路7から空き状態音「ピー」
を接続要求した呼出側の第1の携帯インターホン端末B
1に送出する(処理F9)。交換機CPU5は、端末ジ
ャックJ16に第2の携帯インターホン端末BQ2のプラ
グPG2がジャックインされて塞がり状態であっても、
第2の携帯インターホン端末BQ2が接続話中のとき
は、コマンドの送受信はできないので、交換接続スイッ
チ28のピンP0とピンP1をスイッチイングしてサービ
ストーン発生回路7から接続話中音「プープー」を接続
要求した呼出側の第1の携帯インターホン端末BQ1
送出する(処理F10)。
【0024】終話釦AKが押下され通話路切断サブルー
チンが実行され、第1、第2の携帯インターホン端末B
1、BQ2の通話路が切断されて通話が終了したとき
は、後述するように交換機CPU5の制御により、通話
データ記憶メモリ9の通話データ記憶メモリエリアTM
1と通話データ記憶メモリエリアTM16に通話先のジャ
ック番号データとしてそれぞれ記憶されていたジャック
番号「16」とジャック番号「1」は第1、第2の携帯
インターホン端末BQ1、BQ2のジャック番号記憶メモ
リ10にそれぞれ自己の端末のジャック番号、即ちジャ
ック番号「1」とジャック番号「16」として通話デー
タ記憶メモリ9からコピーされ記憶されている(図2
(a))。
【0025】ここで、例えば第1の携帯インターホン端
末BQ1のプラグPG1は端末ジャックJ1にジャックイ
ンされたままで、第2の携帯インターホン端末BQ2
端末ジャックJ15に移動してそのプラグPG15がジャッ
クインされた場合を想定し(図2(b))、図4に示す
フローチヤートに沿って説明する。通話先であった第2
の携帯インターホン端末BQ2が端末ジャックJ15に移
動してそのプラグPG15がジャックインされると(処理
15)、インターホン交換機EQにおいて書換手段28
のプログラムにより、この第2の携帯インターホン端末
BQ2の端末CPU1から、ジャック番号記憶メモリ1
0のジャック番号「16」(図4のフローチヤートでは
一般に的に「n」で示す)をジャックコマンドと共にデ
ータ線L22、データ線L2、通信インターフェース25
を経由して交換機CPU5に送出する。ジャックコマン
ドを併送するのはテンキーKYによる通常の呼出データ
と区別するための措置である。
【0026】交換機CPU5がジャック番号記憶メモリ
10のジャック番号「16」(「n」)とジャックコマ
ンドをジャック番号「15」の端末ジャックJ15から受
信すると(判断ボックスF16)、ジャック番号「16」
(「n」)に対応する端末ジャックJ16が空き状態か否
かを判断する(判断ボックスF17)。端末ジャックJ16
が空き状態のときは、通話データ記憶メモリ9の通話デ
ータ記憶メモリエリアTM1(図4のフローチヤートで
は一般に的にTMnで示す)にジャック番号「16」
(「n」)が記憶されているか、通話データ記憶メモリ
エリアTM16(図4のフローチヤートでは一般に的にT
Mmで示す)にジャック番号「1」(図4のフローチヤ
ートでは一般に的に「m」で示す)が記憶されているか
のチェックをして前回通話した相手かを判断する(判断
ボックスF18)。
【0027】ジャック番号記憶メモリ10のジャック番
号「16」(図4のフローチヤートでは一般に的にJM
k=「n」で示す)に対応する端末ジャックJ16が空き
状態でないときは前回と同じ端末ジャックJ16に再度ジ
ャックインしたかどうかを判断し(判断ボックス
21)、ジャックインしていれば判断ボックスF18にフ
ローする。
【0028】判断ボックスF18において通話データ記憶
メモリ9の通話データ記憶メモリエリアTM1(図4の
フローチヤートでは一般に的にTMnで示す)にジャッ
ク番号「16」(「n」)が記憶され、通話データ記憶
メモリエリアTM16(図4のフローチヤートでは一般に
的にTMmで示す)にジャック番号「1」(図4のフロ
ーチヤートでは一般に的に「m」で示す)が記憶されて
いれば、通話データ記憶メモリエリアTM1(TMm)
にジャック番号「15」(図4のフローチヤートでは一
般に的に「p」で示す)を記憶し、通話データ記憶メモ
リエリアTM15(TMp)にジャック番号「1」(図4
のフローチヤートでは一般に的に「m」で示す)を記憶
し整合処理をする(処理F19)。このように移動しなか
った第1の携帯インターホン端末BQ1の端末ジャック
1のジャック番号「1」と移動した第2の携帯インタ
ーホン端末BQ2のジャックインされた端末ジャックJ
15のジャック番号「15」をそれぞれ新しい通話先デー
タとして書き換える。
【0029】整合処理された後で、通話データ記憶メモ
リ9の通話データ記憶メモリエリアTM1、TM15に記
憶されている第1、第2の携帯インターホン端末B
1、BQ 2のジャックインされている端末ジャックのジ
ャック番号「15」(「p」)、「1」(「m」)は自
己の端末のジャック番号、即ち「1」、「15」として
ジャック番号記憶メモリ10にそれぞれ通話データ記憶
メモリ9からコピーされ記憶され(処理F20)、各携帯
インターホン端末BQ1、BQ2のジャック番号記憶メモ
リ10は書換えられる(図2(c))。
【0030】判断ボックスF18において、通話データ記
憶メモリ9の通話データ記憶メモリエリアTM1(図4
のフローチヤートでは一般に的にTMnで示す)にジャ
ック番号「16」(「n」)が記憶され、通話データ記
憶メモリエリアTM16(図4のフローチヤートでは一般
に的にTMmで示す)にジャック番号「1」(図4のフ
ローチヤートでは一般に的に「m」で示す)が記憶され
ていないとき、また前回と同じ端末ジャックJ16に再度
ジャックインされていないときは、移動した第2の携帯
インターホン端末BQ2のジャックインされた端末ジャ
ックJ15のジャック番号「15」(「p」)を初期化す
る(処理F22)。
【0031】第1、第2の携帯インターホン端末B
1、BQ2のジャックインされている端末ジャックのジ
ャック番号「1」(「m」)、「15」(「p」)がジ
ャック番号記憶メモリ10にそれぞれ記憶され(処理F
20)、各携帯インターホン端末BQ1、BQ2のジャック
番号記憶メモリ10は書換えられた状態(図2(c))
において、第1、第2の携帯インターホン端末BQ1
BQ2の何れか一方が再通話釦BKを押下したとき(図
3判断ボックスF2a)、通話データ記憶メモリ9の通話
データ記憶メモリエリアTM1と通話データ記憶メモリ
エリアTM15にそれぞれ記憶されていたジャック番号
「15」とジャック番号「1」に対応した通話先の端末
ジャックJ15と呼出側の端末ジャックJ1に接続された
交換接続スイッチ8のピンP1、ピンP15をスイッチイ
ングするので、通話データ記憶メモリ9に呼出側の第1
の携帯インターホン端末BQ1と通話先の第2の携帯イ
ンターホン端末BQ2は交換接続され拡声通話が可能と
なる(処理F6)。
【0032】終話釦AKが押下されたと判断されると
(判断ボックスF7)、通話路切断サブルーチンが実行
され、第1、第2の携帯インターホン端末BQ1、BQ2
の通話路が切断される(処理F8)。なお、以上の実施
例において第1、第2の携帯インターホン端末BQ1
BQ2のジャック番号記憶メモリ10はバックアップ回
路27でバックアップされているが、停電時において記
憶内容が消去されない記憶回路では、このようなバック
アップは不要である。
【0033】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
インターホン装置によれば、携帯インターホン端末間で
通話後、携帯インターホン端末の一方または双方が移動
して収容位置が変わったとき、どの端末ジャックに接続
されたかが判明するためテンキーを繰り返し操作しなく
ても両者が再通話を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインターホン装置の一実施例を示
すブロック図。
【図2】本発明によるインターホン装置で使用する通話
データ記憶メモリの構成図。
【図3】本発明によるインターホン装置の交換接続の機
能を表すフローチヤート。
【図4】本発明によるインターホン装置で使用する書換
手段の機能を表すフローチヤート。
【図5】従来のインターホン装置の一実施例を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
1〜J16・・・・・・端末ジャック EQ・・・・・・インターホン交換機 BQ1、BQ2・・・・・・第1、第2の携帯インターホン端末 9・・・・・・通話データ記憶メモリ KY・・・・・・テンキー BK・・・・・・再通話釦 10・・・・・・ジャック番号記憶メモリ 28・・・・・・書換手段 8・・・・・・交換接続スイッチ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 H04M 3/424 - 3/436 H04M 9/00 - 9/10 H04Q 3/58 - 3/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各通話箇所にそれぞれ配設された端末ジャ
    ック(J1〜J16)が接続されたインターホン交換機
    (EQ)と、前記端末ジャックに挿入されて接続された
    少なくとも第1、第2の携帯インターホン端末(B
    1、BQ2…)とを備え、 前記インターホン交換機は、前記第1、第2の携帯イン
    ターホン端末が前記端末ジャックの何れかにそれぞれジ
    ャックインされ通話をしたとき前記第1、第2の携帯イ
    ンターホン端末のジャックインされた端末ジャックのジ
    ャック番号をそれぞれ通話先データとして記憶する通話
    データ記憶メモリ(9)を有し、 各携帯インターホン端末は、携帯インターホン端末を呼
    出すためのテンキー(KY)と、通話先データとして記
    憶されていた端末相互に再通話を開始させる再通話釦
    (BK)と、前記第1、第2の携帯インターホン端末の
    ジャックインされた端末ジャックのジャック番号をそれ
    ぞれ記憶するジャック番号記憶メモリ(10)とをそれ
    ぞれ有し、 前記インターホン交換機は、前記第1、第2の携帯イン
    ターホン端末の少なくとも一方が移動して他の端末ジャ
    ックにジャックインしたとき移動しなかった他方の携帯
    インターホン端末の端末ジャックのジャック番号と前記
    移動した携帯インターホン端末のジャックインされた端
    末ジャックのジャック番号をそれぞれ新しい通話先デー
    タとして書き換えて前記通話データ記憶メモリに記憶
    し、且つ前記移動した携帯インターホン端末のジャック
    番号記憶メモリを移動した端末ジャックのジャック番号
    に書換える書換手段(28)と、前記再通話釦が押下さ
    れたとき前記第1、第2の携帯インターホン端末を交換
    接続する交換接続スイッチ(8)とをそれぞれ有するこ
    とを特徴とするインターホン装置。
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