JP3046156B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents
使い捨ておむつInfo
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Description
としない使い捨ておむつに関し、更に詳しくは、別体に
形成した補助パッドを内側に備えた特に大人用に好適な
使い捨ておむつに関する。
この種のおむつは、着用性を高め、その股下両側縁から
の排泄物の漏れをなくすため、股下両側に脚回り用凹欠
部を形成し、少なくともその両側にその縦方向へ伸縮す
る弾性部材を配置してある。しかし、こうしたおむつに
おいては、前記凹欠部によっておむつの股下域が狭く吸
収面積及び容積が小さくなり、排泄物の漏れに対する工
夫がいまだ不充分である。
ける吸液性コアを他の域におけるそれよりも部厚く形成
したり、股下域における内面に別体に形成した吸液性補
助パッドを重ね合せたりしたおむつも提案されている。
しかし、股下域が股間に狭圧されて塊(いわゆる団子)
になったり、不規則かつ大きな皺が生じたりして、着用
不快感を与えるばかりか、所期の吸液能を発揮させるこ
とができず股下域の両側縁からの排泄物の漏れの原因と
なる。
域に、これとは別体に形成した吸液性補助パッドを、着
用中の股下域におけるおむつ本体の変形力を直接受けな
いように組み合せることで、前記問題を除去することに
ある。
シートと不透液性外面シートとの間に吸液性コアを介在
させ股下域の両側に脚回り用凹欠部を形成し、該凹欠部
にほぼ沿って伸縮する弾性部材を該凹欠部の近傍に配置
したおむつ本体と、該おむつ本体よりも小さく形成し該
おむつ本体の内面にその外周域を残して重ね合せた吸液
性補助パッドとから構成した使い捨ておむつを前提と
し、次の点を特徴とする。
中央域に配置した吸液性コアと、該コアの両側縁から前
記おむつ本体の脚回り用凹欠部の各々の近傍まで延在さ
せたフラップとから構成し、該フラップが前記弾性部材
の少なくとも一部と重なるように前記おむつ本体の前記
内面シートの上面に配置し、該パッドの縦横方向中央部
だけを前記内面シートの上面に一体に接合してある点。
該パッドのコアの剛性よりも低い剛性の吸液性コアを該
パッドのフラップに配置してある点、前記おむつ本体
は、該おむつ本体のコアの両側縁から外側へ延出させた
前記内外面シート部分でフラップを形成し、該フラップ
の各々に前記凹欠部を形成してある点、前記おむつ本体
は、少なくともおむつの着用中に、前記補助パッドのフ
ラップの外面を押圧する部位に前記弾性部材を配置して
ある点、前記補助パッドは、該パッドのフラップに液抵
抗性かつ通気性を付与してある点、前記補助パッドは、
該パッドのコアの坪当りの吸液保持能を前記おむつ本体
のコアのそれよりも高くしてある点、及び前記補助パッ
ドは、該パッドのコアの剛性を前記おむつ本体のコアの
それよりも低くしてある点を含む。
側フラップがおむつ本体の股下域の両側縁からはみ出し
て着用者の大腿内側に密着する。前記補助パッドはその
中央部だけでおむつ本体に接合しているから、着用者の
両脚の動作によるおむつ本体の股下域の捻れ、皺、引っ
張り作用に連動して着用者の大腿内側に対する密着を阻
害することが少ない。
施例を説明すると、以下のとおりである。
本体1と、これよりも小さく形成した吸液性補助パッド
2とから構成してある。おむつ本体1は、透液性内面シ
ート3と、不透液性外面シート4と、内外面シート3,
4の間に介在させた吸液性コア5と、内外面シート3,
4をコア5の両側縁から外側へ延出させ股下域の両側に
脚回り用凹欠部6を形成したフラップ7と、凹欠部6に
ほぼ沿って伸縮するように介在させた弾性部材8と、後
身頃両側縁部に取り付けたテープファスナー15とから
構成してある。補助パッド2は、透液性上面シート9
と、両側縁部12を上内側へ折り返す透液性下面シート
10と、上下面シート9,10の間に介在させた吸液性
コア11と、コア11の両側縁から外側へ延出させたフ
ラップ13とから構成し、おむつ本体1の内面に外周域
を残して重ね合せ、補助パッド2の中央部だけを接着剤
などの接合手段14で接合してある。
の接合状態において、両側フラップ13が凹欠部6の近
傍に位置し、凹欠部6の近傍に配置した弾性部材8の少
なくとも一部と重なり、かつ、おむつの着用状態におい
て、両側フラップ13の少なくとも外側縁部がおむつ本
体1の股下域の両側縁からはみ出し(図5参照)、か
つ、両側フラップ13が弾性部材8を介しておむつ本体
1の両側フラップ7で押圧されるように形成してある。
補助パッド2の縦寸法は、おむつ本体の縦寸法の3分の
2以下であることが所期の効果を達成するうえで好まし
い。補助パッド2の下面シート10は、場合によって
は、その全域を液抵抗性かつ通気性を付与してあっても
よいが、そうした性質を付与する場合には、それはフラ
ップ13の域だけにしてあることが、補助パッド2のコ
ア11に吸収されない余剰の排泄液をおむつ本体1のコ
ア5へ有効に移行吸収させるとともに、おむつの内外部
の通気を保ちながらおむつの股下域の両側縁からの排泄
物の漏れを極力抑制するうえで好ましい。
11よりも薄く形成したコア11a,11bを前記フラ
ップ13に介在させてある。コア11,11a,11b
は、互に連続して形成してあってもよいが、コア11
a,11bの剛性は、コア11のそれよりも低くし、か
つ、コア11の坪当りの吸液保持能は、コア11a,1
1bのそれよりも高くしてあることが好ましい。更に、
コア11の剛性は、コア5のそれよりも低くし、かつ、
コア11の坪当りの吸液保持能は、コア5のそれよりも
高くしてあることが好ましい。こうした性質を付与する
には、例えば、吸液材料としての超吸水性ポリマーのフ
ラッフパルプに対する混合割合を調整すればよい。
ッド2の両側フラップ13の下部に位置するように、前
記内外面シート3,4の間の縦方向に平行かつ直線に配
置してあってもよい。図4においては、前記コア5を省
略してあるが、図1及び図2におけると同様に前記コア
5を前記内外面シート3,4の間に介在させてあるもの
と理解されたい。もとより、図4に示すおむつにおいて
も、図4に示す弾性部材8の他に、図1に示す弾性部材
8のように、前記凹欠部6に沿う屈曲した状態で前記両
側フラップ7にも配置してあってもよい。
には、例えば、従来のこの種のおむつのそれとして公知
のものを用いることができる。即ち、内面シート3及び
上面シート9には不織布又は多孔状プラスチックフィル
ム、外面シート4にはプラスチックフィルム好ましくは
その通気防液性のもの、コア5,11,11a,11b
にはフラッフパルプに超吸水性ポリマーを混合したも
の、下面シート10には不織布又はプラスチックフィル
ム、好ましくは通気防液性フィルムを用いることができ
る。また、両側フラップ13にコア11a,11bを介
在させない場合、上面シート9は親水性不織布を用いる
ことが好ましい。
び作用を有するから、おむつ本体の股下域の両側におけ
る脚回り用凹欠部を深く形成し、そのため股下域の吸収
面積及び容積が小さくなっても、股下域の両側縁からの
排泄物の防漏機能が向上し、しかも、おむつ本体の側部
が補助パッドの側部を弾性的に押圧して補助パッドを安
定的に保持することができ、特に大人用として実用に供
し極めて好適である。
Claims (7)
- 【請求項1】透液性内面シートと不透液性外面シートと
の間に吸液性コアを在させ股下域の両側に脚回り用凹欠
部を形成し、該凹欠部にほぼ沿って伸縮する弾性部材を
該凹欠部の近傍に配置したおむつ本体と、該おむつ本体
よりも小さく形成し該おむつ本体の内面にその外周域を
残して重ね合せた吸液性補助パッドとから構成した使い
捨ておむつにおいて、 前記補助パッドは、その少なくとも中央域に配置した吸
液性コアと、該コアの両側縁から前記おむつ本体の前記
凹欠部の各々の近傍まで延在させたフラップとから構成
し、該フラップが前記弾性部材の少なくとも一部と重な
るように前記おむつ本体の前記内面シートの上面に配置
し、該パッドの縦横方向中央部だけ前記内面シートの上
面に一体に接合してあることを特徴とする前記おむつ。 - 【請求項2】前記補助パッドは、該パッドのコアの剛性
よりも低い剛性の吸液性コアを該パッドのフラップに配
置してある請求項1に記載のおむつ。 - 【請求項3】前記おむつ本体は、該おむつ本体のコアの
両側縁から外側へ延出させた前記内外面シート部分でフ
ラップを形成し、該フラップの各々に前記凹欠部を形成
してある請求項1に記載のおむつ。 - 【請求項4】前記おむつ本体は、少なくともおむつの着
用中に、前記補助パッドのフラップの外面を押圧する部
位に前記弾性部材を配置してある請求項3に記載のおむ
つ。 - 【請求項5】前記補助パッドは、該パッドのフラップに
液抵抗性かつ通気性を付与してある請求項1に記載のお
むつ。 - 【請求項6】前記補助パッドは、該パッドのコアの坪当
りの吸液保持能を前記おむつ本体のコアのそれよりも高
くしてある請求項1に記載のおむつ。 - 【請求項7】前記補助パッドは、該パッドのコアの剛性
を前記おむつ本体のコアのそれよりも低くしてある請求
項1に記載のおむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4259141A JP3046156B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 使い捨ておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4259141A JP3046156B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 使い捨ておむつ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0678951A JPH0678951A (ja) | 1994-03-22 |
JP3046156B2 true JP3046156B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=17329901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4259141A Expired - Lifetime JP3046156B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 使い捨ておむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3046156B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4879271A (en) * | 1988-03-22 | 1989-11-07 | International Flavors & Fragrances Inc. | Schiff base reaction products of alkyl anthranilates and organoleptic uses thereof and deodorancy uses thereof |
JP4215387B2 (ja) * | 2000-12-28 | 2009-01-28 | 花王株式会社 | 使い捨ておむつ |
JP4901037B2 (ja) * | 2001-09-17 | 2012-03-21 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP6389423B2 (ja) * | 2014-11-19 | 2018-09-12 | 株式会社リブドゥコーポレーション | 吸収性物品 |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP4259141A patent/JP3046156B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0678951A (ja) | 1994-03-22 |
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