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JP3043356U - 化粧用ペンシル - Google Patents

化粧用ペンシル

Info

Publication number
JP3043356U
JP3043356U JP1997003834U JP383497U JP3043356U JP 3043356 U JP3043356 U JP 3043356U JP 1997003834 U JP1997003834 U JP 1997003834U JP 383497 U JP383497 U JP 383497U JP 3043356 U JP3043356 U JP 3043356U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end side
side cylinder
core material
tip
rear end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997003834U
Other languages
English (en)
Inventor
橋 弘 人 根
Original Assignee
池田物産株式會社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 池田物産株式會社 filed Critical 池田物産株式會社
Priority to JP1997003834U priority Critical patent/JP3043356U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3043356U publication Critical patent/JP3043356U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 材質の適度な柔らかさを保持しつつ、折れ難
く安定した使用に耐えるように充分な太さの芯材を有し
ながらも細い線を描くことができる化粧用ペンシルを提
供すること。 【解決手段】 相互に回転自在に組み合わせた先端側筒
体(12)と後端側筒体(11)からなる筒状のペンシル本体
(1)と、当該後端側筒体(12)を回転させることによって
本体内を前進後退自在とした芯材ホルダー(2)とから先
端側筒体(12)の先端開口(121)から芯材(P)を突出自在と
したペンシルを構成している。先端側筒体(12)の先端開
口(121)の形状を楕円形状に形成することによって丸い
芯材(P)の使用端面を楕円形状として使用できる構成と
している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、アイブロー、アイライナー、リップライナー等の化粧用ペンシルに 関し、特に細い線を描くための化粧用ペンシルの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これまで、この種の細い線を描くための化粧用ペンシルは、木製の色鉛筆のよ うなタイプのものが使用され、芯の先端を周囲の木製棒と一緒に削ることによっ て細くして使用されていた。然るに、鉛筆におけるシャープペンシルのように、 メカニカルタイプのニーズが高まり、化粧用ペンシルにおいてもメカニカルタイ プのものが要求され、種々のメカニカルタイプの化粧用ペンシルが開発されてい る。
【0003】 このメカニカルタイプの基本的構造は、相互に回転自在に組み合わせた先端側 と後端側からなる筒状ペンシル本体と、当該本体内に後端側本体を回転させるこ とによって本体内を前進後退自在とした芯ホルダーを備え、本体先端の開口から 芯を突出させて使用するものである。かかる基本的構造の中で、その芯の太さを 細い線を描くために如何に細くするかが重要な技術的課題であった。
【0004】 材質の適度な柔らかさを保持しつつ使用に耐え得るほぼ限界の芯細さは約2mm であり、従来、これが最も細い芯を備えた化粧用ペンシルとして知られている。 また、芯の直径を約3mm程度乃至はそれ以上として、細い線を描くためにペン の尾栓側に芯削り器を装備して、当該芯削り器で直径3mm以上の芯の先端を削る ようにしたものが知られている。
【0005】 しかし、直径2mmの細い芯だと、折れやすくなるため、あまり材質を柔らかく することができないという問題があり、芯削り器を用いるものだと、直径が3mm あるにも拘らず、実際に使用できるのは直径1〜2mm程度の中央部分だけであり 、他の外側部分は削り捨てられて無駄になっていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は、上述のような従来の問題点に鑑み、材質の適度な柔らかさ を保持しつつ、折れ難く安定した使用に耐えるように直径3mm程度以上の太さの 芯材を有しながらも細い線をも描くことができる化粧用ペンシルを提供すること に技術的課題を有する。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】
本考案によれば、相互に回転自在に組み合わせた先端側筒体と後端側筒体から なる筒状のペンシル本体と、当該後端側筒体を回転させることによって本体内を 前進後退自在とした芯材ホルダーとを備え、先端側筒体の先端開口から芯材を突 出自在としてなるペンシルにおいて、先端側筒体の先端開口の形状を楕円形状に 形成することによって丸い芯材の使用端面を楕円形状として使用できる。
【0008】 かかる構成とすることにより、3mm程度以上の芯材を用いても、実際に使用す る芯材の先端面をペンシルの先端開口形状に沿って擦り合わせることにより、容 易に楕円形状に形成することができ、楕円面で太い線を描き、尖った先端で細い 線を描くことができることとなる。また、比較的太い芯材を用いることができる ので、適切な柔らかさを有する芯材を用いることができ、細い線が描けると同時 に折れ難い化粧用ペンシルを提供できる。
【0009】 上記ペンシルの駆動機構としては、該芯材ホルダー後端側に外周に螺旋ネジを 有する駆動駒を固定し、後端側筒体内壁に当該駆動駒の螺旋ネジに噛み合うネジ 溝を形成してなるソケットを固定し、芯材ホルダーの先端部外周には先端側に環 状に突出した芯材を把持するための複数の爪部材を備えるとともに、先端側筒体 内周壁に該爪部材が嵌合摺動自在のガイド溝を形成することによって構成するこ とができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
図1乃至4は本願考案に係る化粧用ペンシルの実施例を示すもので、相互に回 転自在に組み合わせた先端側と後端側からなる筒状ペンシル本体1と、当該本体 内を前進後退自在の芯材ホルダー2を有している。
【0011】 ペンシル本体1は、基端が閉塞され先端が開放された筒状の後端側筒体11と 、先後両端ともに開放された先端側筒体12からなり、先端側筒体12の後端部 には後端側筒体11の開口縁部内に挿入可能に外径を小さくした段部12aを有 している。同段部12aの外周には所定間隔をおいて平行な2本の環状突条12 b、12bが形成されると共に、後端側筒体11の開口縁部内周には当該突条が 嵌合自在とした環状溝11b、11bが形成されている。かかる構成により、先 端側筒体12の段部12aを後端側筒体11の開口縁部に挿入するとパチンとい うクリック感を伴って当該環状突条12bが環状溝11bにそれぞれに嵌合して 相互に回転自在に結合される。
【0012】 芯材ホルダー2の後端には外周に螺旋ネジ山3aが形成されてなる駆動駒3が 固定されている。一方、後端側筒体11の内壁には内周面に駆動駒3のネジ山3 aに噛み合うネジ溝が形成されてなるソケット4が固定されている。芯材ホルダ ー2の先端部外周には後述する芯材を把持するための複数の爪部材2a、2a… が先端側に環状に突出して設けられている。先端側筒体12の内周壁には該爪部 材2a、2a…が嵌合摺動自在のガイド溝12c、12c…が長手方向に平行に 形成されている。
【0013】 また、先端側筒体12の先端開口部121は上下方向斜めに切断した形状に形 成されており、その開口形状は楕円形に形成されている。 以上のように構成された化粧用ペンシルにおいて、化粧材である芯材Pは、図 3に示すように、芯材ホルダー2の先端部に爪部材2a、2a…によって基端部 周囲を把持せしめて装着される。そして芯材Pの先端形状は、先端側筒体12の 先端開口部121の形状に沿って斜めにカットした形状とされる。なお、ここで 用いる芯材Pの直径は3mm程度のものが適度な柔らかさと細い線描きを可能とす る上で適切であるが材質や用途に応じて適宜変更できるのは当然である。
【0014】 かかる構成において、芯材ホルダー2は、その先端に固定された爪部材2a、 2a…が先端側筒体12のガイド溝12c、12c…内に嵌合して回転を阻止さ れているために、先端側筒体12を固定して後端側筒体11を時計方向に回転さ せると、当該後端側筒体11の内壁に固定したソケット4が同時に回転して同ソ ケット内周のネジ溝に噛み合った駆動駒3が前方向に摺動せしめられ、その先端 に固定された芯材ホルダー2が前進して芯材Pを先端側筒体12の開口部から突 出せしめられることとなる。逆に反時計方向に回転させると、芯材ホルダー2は 後端側に後退して芯材Pはペンシル内に収容されることとなる。
【0015】 本考案にかかる化粧用ペンシルは、以上のように構成され、先端開口部を楕円 形状に形成したので芯材Pの先端をこの先端開口部形状に合わせて擦り合わせる ことによって容易に楕円形状にすることができ、使用に際しては、楕円面を用い れば太い線が描け、芯材を少し押し上げて先端を用いれば細い線を描くことがで きる。
【0016】 また、このように丸芯を用いて楕円芯と同様の使用が可能となり、楕円芯の製 造のために必要とされるコストの高い金型を使用することなく、簡易で安価な化 粧用ペンシルの提供が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る化粧用ペンシルの実施例を示す縦
断面図である。
【図2】同上の本体内部における芯材ホルダーの移動状
態を示す縦断面図である。
【図3】同上ペンシルが芯材を装着した状態を示す縦断
面図である。
【図4】同上ペンシルの外観平面図である。
【符号の説明】
1 ペンシル本体 11 後端側筒体 11b 環状溝 12 先端側筒体 12a 段部 12b 環状突状 12c ガイド溝 121 先端開口 2 芯材ホルダー 2a 爪部材 3 駆動駒 4 ソケット P 芯材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に回転自在に組み合わせた先端側筒
    体と後端側筒体からなる筒状のペンシル本体と、当該後
    端側筒体を回転させることによって本体内を前進後退自
    在とした芯材ホルダーとを備え、先端側筒体の先端開口
    から芯材を突出自在としてなるペンシルにおいて、該先
    端側筒体の先端開口の形状を楕円形状に形成したことを
    特徴とする化粧用ペンシル。
  2. 【請求項2】 上記芯材ホルダー後端側には外周に螺旋
    ネジを有する駆動駒が固定され、後端側筒体内壁には当
    該駆動駒の螺旋ネジに噛み合うネジ溝が形成されてなる
    ソケットが固定され、芯材ホルダーの先端部外周には先
    端側に環状に突出した芯材を把持するための複数の爪部
    材を備えるとともに、先端側筒体内周壁には該爪部材が
    嵌合摺動自在のガイド溝が形成されてなる請求項1に記
    載の化粧用ペンシル。
JP1997003834U 1997-05-13 1997-05-13 化粧用ペンシル Expired - Lifetime JP3043356U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997003834U JP3043356U (ja) 1997-05-13 1997-05-13 化粧用ペンシル

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JP1997003834U JP3043356U (ja) 1997-05-13 1997-05-13 化粧用ペンシル

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JP3043356U true JP3043356U (ja) 1997-11-18

Family

ID=43177816

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997003834U Expired - Lifetime JP3043356U (ja) 1997-05-13 1997-05-13 化粧用ペンシル

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JP (1) JP3043356U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2025005234A1 (ja) * 2023-06-30 2025-01-02 三菱鉛筆株式会社 回転繰出容器

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