JP3041256B2 - 蓋の係止機構付きたばこのヒンジリッド型パック - Google Patents
蓋の係止機構付きたばこのヒンジリッド型パックInfo
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Description
装に好適した蓋の係止機構付きたばこのヒンジリッド型
パックに関する。
ッド型パックは、例えば特開平2−296641号公報
に開示されている。この公知のパックは、パック本体の
前面にその開口縁に沿ってショルダを設ける一方、リッ
ドの前面開口縁にフラップを設けており、このフラップ
はリッド内に向けて回動可能に折り込まれている。
ク本体の開口端部に被せられることで、パック本体が閉
じられるとき、リッドのフラップは更に折り込まれるよ
うにしてパック本体のショルダを乗り越え、このショル
ダの下端縁に係止可能となる。従って、この後、リッド
が比較的弱い力で開かれようとしても、リッドのフラッ
プがパック本体のショルダに係止し、リッドが不用意に
開いてしまうことはない。
と、フラップは跳ね返ってパック本体の前面を叩くこと
から、そのとき、クリック音が発生し、このクリック音
からリッドが完全に閉じたことを確認でき、同時にこの
クリック音からパックの鮮度保持機能が想起されるもの
と考えられる。
た公知のパックの場合、そのリッドが実際に開かれる際
にはフラップの先端がショルダの下端縁に係止されたま
まとなるから、フラップは大きく折り戻されてしまう。
このため、リッドの開閉が数回繰り返されただけで、フ
ラップはその基部の弾力性が急減に低下する。それ故、
この後にあってはリッドが閉じられても、フラップの跳
ね返り力が弱く、明瞭なクリック音の発生を維持するこ
とができない。また、リッドが開かれたとき、フラップ
が折り戻されたままとなってリッドの外側に延出してし
まうことがあり、この場合にはリッドを閉じる前に、リ
ッド内にフラップを一々折り込む必要がある。
示されているパックの場合、そのショルダー開口部は、
アウタフレームのインナフレームとの重ね合わせ領域に
て、アウタフレーム前面を大きく開口して設けられてお
り、この開口からインナフレーム前面が露出している。
このような開口がアウタフレームに設けられていると、
このショルダー開口部を介してパック内への空気の出入
りが行われるため、かえってパックのガスバリヤー性を
低下させてしまう。従って、このパックでは、当該発明
の目的であるシガレットの鮮度保持を充分に達成できな
い。
パックは、インナフレーム前面に落ち込み部分が設けら
れている。しかしながら、この落ち込み部分は、パック
内にシガレットが充填されていると、リッドのフラップ
を受け入れるために必要な落ち込み量を確保することが
できず、リッドを確実に係止することができない。この
発明は上述した事情に基づいてなされたもので、その目
的とするところは、リッドの開閉が繰り返されても、リ
ッドの不用意な開きを防止する上での係止構成を確実に
維持することができ、また、リッドが開閉される際にク
リック音を発生させ、そのクリック音の発生を長期に亘
って維持することができ、且つ、シガレットの品質を保
持できるヒンジリッド型パックを提供することにある。
め、請求項1の蓋の係止機構付きたばこのヒンジリッド
型パックは、一端が開口したパック本体と、このパック
本体の後側開口縁にセルフヒンジを介して回動可能に連
結され、パック本体の開口端部に被せられてパック本体
を閉じる箱状のリッドと、パック本体前面に設けられ、
リッドが閉じたときパック本体の前側の開口縁部とリッ
ドの前側の開口縁部とが相互に重なり合うラップ領域と
を有するヒンジリッド型パックにおいて、パック本体の
ラップ領域内の部位を部分的に一端開口側に向けて切り
起こして形成され、このラップ領域に連なるとともにパ
ック本体の前面から折れ曲がる切り起こし舌片と、リッ
ドの開口縁部に設けられ、リッドの前面に連なってその
前側の開口縁を構成するべく内面に折り返されたインナ
フロントフラップと、このインナフロントフラップの中
央部を切り抜いて形成され、リッドの開口縁からインナ
フロントフラップの先端に向かう先細形状をなすととも
にリッドが閉じた状態で切り起こし舌片の先端を受け入
れ可能な切抜口と、インナフロントフラップの切抜口と
リッドの前側の開口縁との間の部位に確保され、リッド
が閉じた状態にあるときは切り起こし舌片の先端に隣
接、つまり、その先端に接するか、もしくはその先端か
ら僅かに離れ、リッドが閉じた状態から僅かに開く方向
に回動されたときは、切抜口を通じて切り起こし舌片の
先端が挿通されることによりリッドの内面との間にて切
り起こし舌片の先端を挟み込む係合部とを備えている。
ジリッド型パックによれば、リッドが開かれるとき、リ
ッドの係合部がパック本体の切り起こし舌片を引き起こ
していき、これら係合部と切り起こし舌片との係合が外
れるとき、切り起こし舌片が弾かれることでクリック音
が発生する。この後、リッドが閉じられる際には、リッ
ドの係合部がパック本体の切り起こし舌片を倒し込みな
がら切り起こし舌片を乗り越えていき、この場合でも、
これら係合部と切り起こし舌片との係合が外れると、そ
の跳ね返りにより切り起こし舌片がリッドの内面を叩
き、クリック音を発生させる。
かれようとすると、リッドはその内面と係合部との間に
切り起こし舌片の先端が差し込まれた状態でロックされ
るので、これら係合部と切り起こし舌片との係止機構に
よりリッドが不用意に開いてしまうことはない。また請
求項1のヒンジリッド型パックは、リッドの開口縁部に
インナフロントフラップを有しているので、その開口縁
部はインナフロントフラップによる二重構造として補強
されている。
には、切り起こし舌片の先端が係合部に挟み込まれると
き、その先端がリッドの内面側に向けて挿通される。 そ
の他の態様として、例えばインナフロントフラップの先
端縁中央部にリッドの前側の開口縁に向けて切欠部を設
けることもできる。この切欠部はリッドの前側の開口縁
との間に所定の間隔を残して形成することができ、その
残された部分に係合部が確保される。
ナフロントフラップの先端に向かう先細形状をなしてい
る。この場合、パックの上下方向でみて切抜口の両側の
開口縁は、インナフロントフラップの先端に向かって次
第に相互に近接するようにして延びる。
おける切抜口は、多角形状となっている。この場合、係
合部の係止縁は、切抜口における多角形の辺から形成さ
れ、また、上述した切抜口の両側の開口縁もまた多角形
の辺から形成される。そして、請求項3のヒンジリッド
型パックの場合、その切抜口は、底辺が係合部に隣接す
る二等辺三角形の両底角が切り落とされてなる五角形状
となっている。請求項3のヒンジリッド型パックによれ
ば、切抜口における五角形の底辺に隣接する両端辺は、
頂点に向けて互いに開いた短傾斜辺からなり、係合部の
係止縁は、これら切抜口における底辺及び両短傾斜辺か
ら形成される。また、切抜口における五角形のその他の
二辺は、頂点に向けて互いに閉じた長傾斜辺からなる。
合、リッドが開閉される際、パックに充填されたシガレ
ットの吸口端部がリッドの内面、つまり、インナフロン
トフラップに擦られても、この吸口端部と接する切抜口
の縁はシガレットの吸口端部に強く引っかかることはな
い。
抜口の底辺が切り起こし舌片の先端縁の幅よりも広く且
つ切り起こし舌片の基部の幅よりも狭い。請求項4のヒ
ンジリッド型パックによれば、切り起こし舌片の幅は、
先端部から基部にかけて次第に広がっており、この場
合、切り起こし舌片の両端縁が係合部の両短傾斜辺から
なる係止縁と係合する。
いて切り起こし舌片および係合部の好ましい実施例を挙
げ、更に切抜口を備えた場合の第2実施例を後述する。
図1を参照すると、フィルタシガレット用のヒンジリッ
ド型パックが示されている。このパックはパック本体2
と箱形のリッド4からなり、20本のフィルタシガレッ
トを収容可能な大きさを有している。パック本体2は、
その上端が開口した箱状のアウタフレーム6及びコ字形
のインナフレーム8からなり、アウタフレーム6の上端
はその前面側に向けて斜めに切り取られた形状となって
いる。インナフレーム8はアウタフレーム6の上端部内
に部分的に差し込んで取り付けられ、アウタフレーム6
の前面側開口縁及びその左右開口縁から延びる延長部分
を構成している。
ーム8において、その前面部分には図1から明らかなよ
うに略矩形の切欠凹所10が備えられており、この切欠
凹所10はインナフレーム8の上縁からアウタフレーム
6の前面側開口縁に向けて形成されている。切欠凹所1
0はインナフレーム8の前面部分を大きく開き、パック
本体2からのフィルタシガレットの取り出しを容易にし
ている。
面側開口縁にセルフヒンジ14を介して一体的に連結さ
れ、そのセルフヒンジ14を中心とした回動により、パ
ック本体2の開口端部、つまり、アウタフレーム6から
のインナフレーム8の露出部分に被せられてパック本体
2を閉じることができる。従って、リッド4の下端もま
たアウタフレーム6の開口端と合致すべく斜めに切り取
られている。
ッド4が閉じたときにリッド4の前側部分が重なるラッ
プ領域となっている。そして、このラップ領域には、イ
ンナフレーム8からパック本体2の上端開口に向けて切
り起こし加工された舌片12が形成されている。上述し
たようなアウタフレーム6及びリッド4は1枚のブラン
クから形作ることができ、そのブランク16は図2に示
されている。ブランク16は、アウタフレーム6の前面
及び後面となる前面区域18及び後面区域20を有し、
これら区域18,20はアウタフレーム6の底面となる
底面区域22を介して相互に接続されている。前面区域
18及び後面区域20の両側にはアウタフレーム6の左
右の側面となる側面区域24及びインナサイドフラップ
26がそれぞれ接続されており、また、対応する側面区
域24とインナサイドフラップ26との間には、底面区
域22に重ね合わされるインナボトムフラップ28がそ
れぞれ配置されており、これらインナボトムフラップ2
8はインナサイドフラップ26に接続されている。
に位置して、リッド4の後面となる後面区域30が連な
っており、これら後面区域20,30間はセルフヒンジ
14となるヒンジライン32を介して相互に接続されて
いる。後面区域30には、リッド4の頂面及び前面とな
る頂面区域34及び前面区域36が順次接続されてい
る。前面区域36の両側には、リッド4の左右の側面と
なる側面区域38がそれぞれ接続されており、後面区域
30の両側には側面区域38に対するインナサイドフラ
ップ40がそれぞれ接続されている。そして、側面区域
38と対応するインナサイドフラップ40との間には、
頂面区域34に対するインナトップフラップ42がそれ
ぞれ配置されており、これらインナトップフラップ42
は対応するインナサイドフラップ40に接続されてい
る。
反対側に位置して、その前面区域36に対するインナフ
ロントフラップ44が接続されている。このインナフロ
ントフラップ44には、その中央部分にコ字形状の切込
線Cが切り込まれており、この切込線Cは前面区域36
に向けて凸となるように配置され、その頂辺と前面区域
36との間には所定の間隔L2が確保されている。即
ち、インナフロントフラップ44において、切込線Cの
頂辺と前面区域36との間の部位は、前述したインナフ
レーム8の舌片12と協働する係合部48を構成してい
る。
ンク50もまた示されており、このブランク50は、ブ
ランク16の前面区域18に重ね合わせ且つ糊付けした
状態で示されている。なお、ブランク50はその両側に
側面区域24の延長部を構成するサイドフラップ52を
それぞれ有している。図2から明らかなようにブランク
50の舌片12及びインナフロントフラップ44の係合
部48は同一線上に位置付けられている。舌片12は、
その先端縁の幅W1よりも基部の幅W2の方が広く、そし
て、舌片12の最大幅W2及び係合部48の幅W3は同一
(例えば16mm)に設定されている。また、舌片12の
長さL1及び係合部48の長さL2(切込線Cの頂辺と前
面区域36との間の間隔)もまた同一(例えば3mm)に
設定されている。なお、アウタフレーム6の開口縁とな
る前面区域18の上縁から舌片12の先端までの間隔L
3は、係合部48の長さL2よりも長く設定されている。
紙材からなり、それらの秤量は180〜270g/
m2、それらの厚みは0.2〜0.5mmである。なお、
具体的にはブランク16,50はカード紙、マニラボー
ル紙、アルミ蒸着紙等の何れであってもよい。上述した
ブランク16,50は図2中2重線で示した折り込み線
からそれぞれ折り込まれて、パック本体2及びリッド4
がそれぞれ成形され、この折り込み成形により、図3に
示すようにリッド4を閉じた状態のパックが得られる。
レーム8の舌片12に関しては、その他の折り込み線と
は逆方向への折り曲げ加工がなされ、舌片12は図2に
示されるようにインナフレーム8から切り起こされた状
態に成形される。また、パック本体2側の側面区域24
及びこれに対応するインナサイドフラップ26はインナ
フレーム8のサイドフラップ52を挟んで相互に糊付け
され、そして、リッド4側の側面区域38及びこれに対
応するインナサイドフラップ40もまた相互に糊付けさ
れる。更に、リッド4側では、インナフロントフラップ
44が前面区域36の内面に向けて折り込まれて糊付け
される。ここで、係合部48は前面区域36に糊付けさ
れず、リッド4の内面から剥離した状態となるので、係
合部48はリッド4の内面との間にてインナフレーム8
から切り起こされた舌片12を挟み込み可能となってい
る。すなわち、舌片12の先端がリッド4の内面と係合
部48との間に挿入されて、これら舌片12と係合部4
8は係合することができる。
びリッド4の成形は、包装すべき20本のフィルタシガ
レットの充填と同時に行われ、それらの成形が完了した
とき、図3に示されているようにリッド4はパック本体
2の開口端部に被せられ、パック本体2を閉じた状態に
ある。この際、パック本体2におけるアウタフレーム6
の開口縁とリッド4の前側開口縁とは相互に合致され
る。
フラップ44の折り込み線はリッド4の前面側の開口縁
を形成しており、そして、インナフロントフラップ44
はリッド4の内側に折り込まれてリッド4の前側開口縁
部を二重構造に補強している。リッド4が完全に閉じた
状態にあるときは、前述したように係合部48の長さL
2は、アウタフレーム6の開口縁から舌片12の先端ま
での間隔L3よりも短いから、係合部48はインナフレ
ーム8の舌片12の先端に接するか、もしくはその先端
から僅かに離れており、舌片12はその先端がリッド4
の内面(タング部分54)に当接している。なお、同図
に示す例では、係合部48は舌片12の先端から離れて
いる。
フヒンジ14を中心とした回動に伴い僅かに開かれる
と、図4に示されているように舌片12はその先端がリ
ッド4の内面と係合部48との間に差し込まれ、リッド
4の内面と係合部48との間に舌片12の先端が挟み込
まれた状態になる。すなわち、舌片12と係合部48と
が係合し、リッド4がパック本体2にロックされた状態
となる。
ッド4はその係合部48が舌片12を折り起こしながら
開かれていく。そして、係合部48と舌片12との係合
が外れると、図5中の矢印で示すように、折り戻しに起
因して舌片12が弾かれ、その際、リッド4の開蓋を表
すクリック音が発生する。この際、舌片12はその自由
状態での本来の切り起こし姿勢に復帰する。この後、リ
ッド4が更に回動して開かれると、リッド4は図6に示
す全開位置まで開かれる。
じられると、リッド4の係合部48は、図7に示される
ようにパック本体2の舌片12の倒し込みを伴いながら
舌片12を乗り越えていく。このとき、係合部48はそ
の係合縁がリッド4の内面から剥離した状態にあるの
で、係合部48は舌片12を大きく倒し込むことにな
る。そして、係合部48が舌片12を完全に乗り越える
と、舌片12は大きく跳ね返ってリッド4の内面(タン
グ部分54)を叩き、このとき、リッド4の閉蓋を表す
クリック音が発生する。この後、リッド4が完全に閉じ
られると、図3に示すように係合部48は舌片12の先
端から離れる。
折り戻しの反動により舌片12が弾かれ、そして、リッ
ド4の閉蓋時にあっては、舌片12はタング部分54を
介してリッド4の内面、すなわち、前面区域36を叩く
ことから、これらの禅衝打時、インナフレーム8及び前
面区域36は良好に振動でき、明瞭なクリック音を発生
させることができる。これらのクリック音をパックから
30cm離れた位置で測定した結果、クリック音の強さ
は13〜20dBであった。
よれば、舌片12及び係合部48はパック本体2及びリ
ッド4の前面側開口縁の近傍にそれぞれ設けられている
ので、リッド4が開かれるとき、その係合部48は舌片
12を大きく折り起こしてしまうようなこともなく、舌
片12の基部はその弾性力を長期に亘って維持すること
ができる。この結果、リッド4の開閉が頻繁に繰り返さ
れたとしても、リッド4が閉じられると、明瞭なクリッ
ク音が確実に発生する。
ッド4が僅かに開かれようとするだけで、リッド4の内
面と係合部48との間に舌片12の先端が差し込まれた
状態となるので、これら係合部48と舌片12との係合
が外れなければ、リッド4のロックが解除されることは
なく、リッド4の不用意な開蓋を防止することができ
る。
レーム8及びリッド4に一体にして設けられているの
で、パック本体2及びリッド4の構成が複雑化すること
もない。また、舌片12はインナフレーム8から切り起
こし加工により成形されているので、例えば、インナフ
レーム8の切欠凹所10の底縁から一体にして延びて折
り返し加工された舌片や、インナフレーム8の前面に糊
付けされた舌片よりも更に舌片12の機械的な加工を容
易にすることができる。
切込線Cの頂辺長さW3は係合部48の長さL2よりも十
分に広いので、係合部48の剥離が必要以上に拡大して
しまうこともない。この結果、係合部48の剛性が弱く
なって、リッド4のロック及びクリック音の発生が不能
となることはない。次に、図8〜図12を参照してヒン
ジリッド型パックの第2の実施例について説明する。
16のインナフロントフラップ44及び前面区域36を
中心とした部分が拡大して示されている。この実施例で
は、インナフロントフラップ44の中央部に切抜口60
が設けられている。この切抜口60は、インナフロント
フラップ44の中央部に開口して設けられており、その
形状は、インナフロントフラップ44の先端側にその頂
点が位置する五角形状となっている。この実施例でも、
切抜口60と前面区域36との間には、上述した実施例
と同様の間隔L2が確保されており、インナフロントフ
ラップ44において、これら切抜口60と前面区域36
との間の部位に係合部48が構成されている。このよう
な五角形は、底辺が係合部48に隣接する二等辺三角形
の両底角が切り落とされてなる形状であり、その切り落
とし部分にて形成される一対の辺、つまり、底辺の両端
辺は頂点に向けて互いに開く短傾斜辺からなっている。
従って、この実施例では、係合部48は切抜口60の底
辺及びその両端の短傾斜辺と前面区域36との間に形成
される。そして、この係合部48の最小幅(切抜口60
の底辺)W'3は、前述した舌片12の先端の幅W1より
も広く、且つ、その基部の幅W2よりも狭く設定されて
いる。
から形成されたヒンジリッド型パックのリッド部分が示
されている。同図に示されるようにリッドが完全に閉じ
られると、リッド4の内面にて舌片12は、その全体が
切抜口60内に位置付けられる。また、図10を参照す
ると、リッド4が閉じた状態で、その前側の開口縁部の
断面が一部示されており、同図に示されるように、この
状態で係合部48は上述した実施例と同様に舌片12の
先端から離れており、舌片12の先端は、リッド4の内
面、つまり、前面区域36に当接している。
れると、図11に示されているように、舌片12はその
先端部分から切抜口60内にリッド4の内面側に向けて
挿通される。このとき、図10に示されるように係合部
48はリッド4の内面から剥離した状態にあるから、リ
ッド4が開方向へ回動されることで、舌片12の先端は
スムーズに切抜口60内に相対的に進入することができ
る。
舌片12の先端はリッド4の内面と係合部48との間に
挟み込まれ、上述した実施例と同様に、リッド4がパッ
ク本体2にロックされた状態となる。この後、更にリッ
ド4が回動されて係合部48と舌片12との係合が外れ
ると、図5に示す実施例と同様にリッド4の開蓋を表す
クリック音が発生する。また、リッド4が開蓋状態から
逆向きに回動されて閉じられたときも上述した実施例と
同様に、舌片12は大きく跳ね返ってリッド4の内面を
叩き、このとき、リッド4の閉蓋を表すクリック音が発
生する。
片12と係合部48との係合状態が上述した実施例とは
異なっている。上述した実施例では、舌片12の先端部
分が全体的に係合部48と係合するものとなっているの
に対し、第2実施例では、図11に示されるように舌片
12の両端縁と、前述した五角形の両短傾斜辺からなる
係合部48の係止縁とが相互に重なり合うことで、これ
ら舌片12と係合部48が係合するものとなっている。
すなわち、前述したように係合部48の最小幅W'3は舌
片12の基部の幅よりも狭いから、リッド4の回動に伴
い舌片12が更に係合部48とリッド4の間に差し込ま
れても、舌片12はその基部まで完全に係合部48とリ
ッド4の内面との間に挟み込まれない。従って、リッド
4の開蓋時、係合部48の係止縁が舌片12の基部に引
っかかることはなく、リッド4の回動に伴ってスムーズ
にこれらの係合が外れ、このとき快適なクリック音を確
実に発生させることができる。また、リッド4の開閉が
繰り返されても、舌片12がその基部から破れてしまう
ようなこともない。
20本のフィルタシガレットが充填されるが、そのパッ
ク本体2内に比較的多くのフィルタシガレットが残され
ている状態でリッド4が開閉されると、その最前列に配
置されているフィルタシガレットの吸口端部は、リッド
4の内面、つまり、インナフロントフラップ44に繰り
返し擦られることとなる。このとき、インナフロントフ
ラップ44に切抜口のような開口部が設けられている
と、開口部の形状によっては、その開口縁がフィルタシ
ガレットの吸口端部に強く引っかかることもある。しか
しながら、上述した第2実施例の切抜口60の形状は、
インナフロントフラップ60の先端側に頂点が位置する
五角形状であり、その頂点を挟む二辺は、リッド4の開
閉方向に関して傾斜した長傾斜辺からなるので、この一
対の傾斜辺からなる切抜口60の開口縁はフィルタシガ
レットの吸口端部に強く引っかかることはない。
角形状、例えば、三角形、四角形の何れでもよい。図1
3を参照すると、切抜口60の開口を三角形状とした場
合の例が示されている。この場合でも、同図に示す三角
形の底辺からなる係合部48の幅W'3を舌片12の先端
部の幅W1よりも広く、また、その基部の幅W2よりも狭
く設定することで、上述したように舌片12の破損を防
ぐことができる。また、同図からも明らかなように、こ
の三角形では、インナフロントフラップ44の先端側に
その頂点が位置付けられているので、リッド4の開閉
時、フィルタシガレットの吸口端部に切抜口60の開口
縁が強く引っかかることもない。
は、何れも係合部48側からインナフロントフラップ4
4の先端に向かう先細形状となっている。つまり、切抜
口60は、このような先細形状であって、上述した各例
の多角形の角が円弧状に形成されているものであっても
よく、また、その辺が曲線から形成されていてもよい。
次に、図14を参照すると、上述した2つの実施例のよ
うに、インナフロントフラップ44には切込線Cや切抜
口60は設けられておらず、その中央部に切欠部が設け
られている。この場合、インナフロントフラップ44の
切欠部62は、インナフロントフラップ44の先端から
前面区域36に向けて延びる逆台形形状を有しており、
その底と前面区域36との間に係合部48が構成されて
いる。
約されることなく、種々に変形が可能である。例えば、
舌片12はインナフレーム8のラップ領域に設けられた
切り込み線により切り起こされたものだけでなく、図1
5に示されているように、インナフレーム8のアウタフ
レーム6との重ね合わせ部分側を矩形に切り欠いて切欠
部64を設け、この切欠部64内に舌片12を突出して
設けるようにしてもよい。なお、この場合でも舌片12
は、実施例と同様にパック本体12の前面側に向けて切
り起こされたものとなる。
ンジリッド型パックの形状は、各実施例のように直方体
に限られず、例えば、図16に示されるような直方体の
長手方向のエッジを面取りして形成された箱体(いわゆ
る8角ボックス)であってもよく、また、図17に示さ
れるようなエッジを円弧状に面取りした箱体(いわゆる
ラウンドコーナーボックス)であってもよい。その他、
図18に示されるようなエッジが一箇所だけ面取りされ
た箱体(いわゆるベヴェルエッジボックス)であっても
よい。
フレーム6とインナフレーム8とから構成されている
が、インナフレームはアウタフレームに一体成形されて
いてもよい。また、インナフレーム8は左右一対のリッ
ドロックを設けていてもよい。
止機構付きたばこのヒンジリッド型パックによれば、リ
ッドが開かれるときはパック本体の切り起こし舌片がリ
ッドの係合部に弾かれ、また、リッドが閉じられるとき
は切り起こし舌片がリッドの内面を叩き、この際、リッ
ドの開閉を示す明瞭なクリック音が発生する。また、リ
ッドが開かれるとき、切り起こし舌片は大きく折り起こ
されることがないので、切り起こし舌片における基部の
弾性力を長期に亘って維持でき、リッドの開閉が頻繁に
繰り返されても、明瞭なクリック音の発生を確保するこ
とができる。
に開かれるだけで、リッドの内面と係合部との間に切り
起こし舌片の先端が差し込まれた状態となるので、この
ときリッドを確実にロックすることができ、リッドが不
用意に開いてしまうのを確実に防止することができる。
そして、リッドをロックする舌片を機械加工の容易な切
り起こし舌片としたから、ヒンジリッド型パックの生産
性を更に向上させることができる。また、このような切
り起こし舌片から蓋の係止機構を構成したから、パック
本体に開口部を設ける必要がないので、パックのガスバ
リヤー性を低下させることなく、シガレットの品質を長
期間保持することができる。
り構成したから、パック内に多くのシガレットが充填さ
れていても、切り起こし舌片は良好にパック前面に向け
て突出することができ、蓋の係止状態を確実に達成する
ことができる。また、切り起こし舌片及び係合部がパッ
ク本体又はリッドの構成部分に一体に設けられているか
ら、パック本体及びリッドの構成が複雑化することもな
い。
れば、リッドの開閉を繰り返してもシガレットの吸口端
部を損傷することがなく、包装されたシガレットの品質
を損なうことはない。請求項4のヒンジリッド型パック
によれば、切り起こし舌片がその基部から破れてしまう
ことはなく、また、舌片は切り起こし舌片であり、その
先端部の形状が切抜口に合致するので、切り起こし舌片
が容易に挟み込まれる構造となっており、切り起こし舌
片と係合部との係合及び解除作動がよりスムーズに行わ
れるので、リッドの係止構成及びクリック音の発生を長
期間に亘って維持することができる。
を示した斜視図である。
る。
ある。
図である。
ッドが更に開いた状態を示す図である。
図である。
詳細に示した図である。
閉じた状態を示す斜視図である。
した図である。
態を示す斜視図である。
した図である。
ある。
を示す図である。
変形例を示す斜視図である。
である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 一端が開口したパック本体と、このパッ
ク本体の後側開口縁にセルフヒンジを介して回動可能に
連結され、前記パック本体の開口端部に被せられて前記
パック本体を閉じる箱状のリッドと、前記パック本体前
面に設けられ、前記リッドが閉じたとき前記パック本体
の前側の開口縁部と前記リッドの前側の開口縁部とが相
互に重なり合うラップ領域とを有するたばこのヒンジリ
ッド型パックにおいて、 前記パック本体の前記ラップ領域内の部位を部分的に前
記一端開口側に向けて切り起こして形成され、前記ラッ
プ領域に連なり且つ前記パック本体の前面から折れ曲が
る切り起こし舌片と、 前記リッドの前記開口縁部に設けられ、前記リッドの前
面に連なり且つ前記リッドの前側の開口縁を構成すべく
前記リッドの内面に折り返されたインナフロントフラッ
プと、 前記インナフロントフラップの中央部を切り抜いて形成
され、前記リッドの開口縁から前記インナフロントフラ
ップの先端に向かう先細形状をなし且つ前記リッドが閉
じた状態で前記切り起こし舌片の先端を受け入れ可能な
切抜口と、 前記インナフロントフラップの前記切抜口と前記リッド
の前側の開口縁との間の部位に確保され、 前記リッドが
閉じた状態にあるときは前記切り起こし舌片の先端に隣
接し、一方、前記リッドが閉じた状態から僅かに開く方
向に回動されたときは、前記切抜口を通じて前記切り起
こし舌片の先端が挿通されることにより前記リッドの内
面との間にて前記切り起こし舌片の先端を挟み込む係合
部とを具備したことを特徴とする蓋の係止機構付きたば
このヒンジリッド型パック。 - 【請求項2】 前記切抜口は、多角形状であることを特
徴とする請求項1に記載の蓋の係止機構付きたばこのヒ
ンジリッド型パック。 - 【請求項3】 前記切抜口は、底辺が前記係合部に隣接
する二等辺三角形の両底角が切り落とされてなる五角形
状であることを特徴とする請求項2に記載の蓋の係止機
構付きたばこのヒンジリッド型パック。 - 【請求項4】 前記切抜口の底辺は、前記切り起こし舌
片の先端縁の幅よりも広く且つ前記切り起こし舌片の基
部の幅よりも狭いことを特徴とする請求項3に記載の蓋
の係止機構付きたばこのヒンジリッド型パック。
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---|---|---|---|
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US09/123,580 US6334532B1 (en) | 1997-07-28 | 1998-07-28 | Hinged-lid pack |
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JPH1149149A JPH1149149A (ja) | 1999-02-23 |
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Family Applications (1)
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1997
- 1997-07-28 JP JP9201934A patent/JP3041256B2/ja not_active Expired - Fee Related
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