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JP3040503B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JP3040503B2
JP3040503B2 JP3038408A JP3840891A JP3040503B2 JP 3040503 B2 JP3040503 B2 JP 3040503B2 JP 3038408 A JP3038408 A JP 3038408A JP 3840891 A JP3840891 A JP 3840891A JP 3040503 B2 JP3040503 B2 JP 3040503B2
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JP
Japan
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toner
image
magnetic
developing
electrostatic latent
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JP3038408A
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English (en)
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JPH04276773A (ja
Inventor
誠二 岡
英雄 兪
紀慶 樽見
久夫 村山
文彦 石川
治司 水石
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3038408A priority Critical patent/JP3040503B2/ja
Publication of JPH04276773A publication Critical patent/JPH04276773A/ja
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体上に形成され
た第1静電潜像を第1現像装置により第1トナーで現像
した後第2静電潜像を形成してこれを第2現像装置によ
り第2トナーで現像して画像を形成する画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機、プリンタ等の画像形成
装置を用いて画像形成を行うには、先ず像担持体である
感光体表面を均一に帯電し、これに原画像を露光して静
電潜像を形成する。次いでこの静電潜像を有する感光体
表面に、現像装置によりトナーを供給して可視像化し、
得られたトナー像を紙等の転写材に転写・定着する。
【0003】この場合、2色現像方法による複写機、プ
リンタ等にあっては、最初に第1トナーを用いて上記の
如く第1静電潜像を現像し、次いで第1トナーと同極性
に帯電した第2トナーにより同様に第2静電潜像を現像
する。ところが、このような2色又は多色現像方法にお
いては、第1現像で感光体表面に付着されたトナーが第
2現像時の磁気ブラシの穂により掻き取られ、徐々に第
2現像剤中に混入する。そしてこの混入により、複写枚
数の増加に伴って、第2トナーで現像された画像中に第
1トナーが混じる“混色”や、第2現像装置の磁気ブラ
シにより第1トナー画像が乱されることによる異常画像
の発生という不具合が生じる。
【0004】ところで現像方法としては従来からいくつ
かの提案がなされている。例えば、スリーブ上に磁性又
は非磁性トナー薄層を形成してDC+ACの電界により
トナーを現像する方法、スリーブ内に交番電界を発生す
る電極を設けて電界カーテンの原理によりトナーを飛翔
させる方法等がある。しかしながら、これらの方法は、
高価なACバイアス電源を必要とすると共に、第1、第
2現像装置を接触方式により現像し多色画像を得る画像
形成装置においては、前述した問題点を解決するに至っ
ていない。
【0005】一方、従来からカラートナーには非磁性ト
ナーが用いられている。これは、磁性体を含んだカラー
トナーでは、磁性体に透明度がないため色が濁る現象が
生じ、いわゆるピュアーカラーを得ることができなかっ
たことによる。ところが、第1色に非磁性カラートナー
を用いると、2色現像方式においては、前述したように
混色やトナー像の乱れによる不具合が発生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術に於
ける上記問題を解決し、請求項1の発明は、第2トナー
中に第1トナーが混入する混色や第2現像装置により第
1トナー画像が乱されず異常画像の発生が防止された画
像形成装置を提供することを課題とする。
【0007】請求項2又は3の発明は、上記に加えて、
第1トナー及び第2トナーにカラートナーを用いる場合
に、色の純粋さの向上されたカラー画像が得られる画像
形成装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、請求項1の発明は、像担持体上に形成され
た第1静電潜像を第1現像装置により第1トナーで現像
した後第2静電潜像を形成してこれを第2現像装置によ
り第2トナーで現像して画像を形成する画像形成装置に
おいて、前記像担持体表面全体が磁気吸着力を有するよ
うに構成され、前記第1トナーが磁性体トナーであり、
前記第2トナーが非磁性体トナーであることを特徴と
し、請求項2の発明は、上記に加えて、前記第1トナー
が有機磁性体を含むことを特徴とし、請求項3の発明
は、上記請求項2の発明の特徴に加えて、前記有機磁性
体が縮合多環多核芳香族型の強磁性樹脂であることを特
徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、上記の如く構成する
ので、第1トナーは磁性体トナーであるため像担持体の
静電潜像部に強く吸着され、一方、第2トナーは非磁性
体トナーであるために第1現像装置で現像された第1ト
ナーの画像を掻き取る力が弱く、このため第2現像にお
いて混色や画像乱れが生じない。
【0010】請求項2の発明によれば、上記作用に加え
て、第1トナーが有機磁性体を含むので磁性体の透明度
が向上し、多色カラー画像を形成する場合に、画像の色
の純粋さが向上する。
【0011】請求項3の発明によれば、有機磁性体とし
ての縮合多環多核芳香族型の強磁性樹脂は特に透明度が
高いので、カラー画像の色の純粋さが一層向上される。
【0012】
【実施例】図1は複写機、プリンタ等の画像形成装置の
作像部の構造を示す。像担持体1の周面には、矢印で示
すその回転方向の順に、第1帯電装置2、第1現像装置
3、第2帯電装置4、第2現像装置5、転写装置6等が
配設されている。
【0013】第1帯電装置2により一様に帯電された像
担持体1は、原稿の第1画像情報に応じて図示しない第
1露光手段による第1露光7により露光され、その上に
第1静電潜像が形成され、この第1静電潜像が第1現像
装置3により第1トナーで現像される。続いて像担持体
1は、第2帯電装置4により再び帯電され、今度は同じ
原稿の第2画像情報に基づいて図示しない第2露光手段
による第2露光により露光され、その上に第2静電潜像
が形成され、この第2静電潜像が第2現像装置5により
第2トナーで現像される。
【0014】このようにして形成された像担持体1上の
トナー像は、通常の画像形成プロセスにより、図示しな
い給紙装置から送られて来た記録紙P上に転写装置6の
作用の下に転写され、図示しない定着装置により定着さ
れた後、記録紙Pが排出されて画像が完成されることに
なる。
【0015】ここで第1現像装置3は、現像部3a及び
トナー補給部3bにより構成されている。現像部3a内
には、像担持体1側から現像スリーブ31、パドル3
2、フィン33を備えたセパレータ34及び横攪拌スク
リュー35が設けられている。
【0016】現像剤を構成するキャリヤは現像部3a内
に入れられていて、一方、第1トナーは、トナー補給部
3bのアジテータ36により攪拌されてトナー補給ロー
ラ37により現像部3a内に補給される。本実施例で
は、第1トナーは磁性体トナーである。
【0017】現像部3a内では、キャリヤ及び磁性体ト
ナーからなる現像剤は、パドル32により現像スリーブ
31に供給される。
【0018】現像スリーブ31は、外表面に回転するス
リーブと内部に磁石とを備えていて、磁石の作用により
供給されたキャリヤと磁性体トナーとをその表面に吸着
・担持し、これらがドクターブレード38により適当な
量に規制された後、像担持体1と近接した現像位置まで
搬送され、現像剤の磁気ブラシが形成されて、像担持体
1上の第1静電潜像が第1トナーで現像される。この場
合、本実施例では、像担持体1は表面に有機磁性体の薄
膜を形成され多極着磁されたものであり、したがって像
担持体表面全体が磁性体吸着力を有し、磁性体トナーで
ある第1トナーを静電潜像部表面に強く保持することが
できる。
【0019】現像部3aに設けられたセパレータ34及
び横攪拌スクリュー35は、ドクターブレード38で規
制され余剰になったトナー及びキャリヤを通過させ、そ
の際にこれらの一部を内部に落とし込み、装置の幅方向
に攪拌する。
【0020】次に第2現像装置5の構成は、第1現像装
置3の構成と同じであるので、その説明を省略するが、
第2現像装置5には、非磁性体トナーが使用される。こ
のため、像担持体1上に第1トナー像を保持した状態で
第2現像領域に入ったときに、第2トナーは非磁性であ
るため第1トナーを掻き落とす力が弱いので、第1トナ
ーが乱されることなく第2トナーによる現像が行われ、
異常画像を発生させることなく第2画像情報に基づく第
2静電潜像をトナーにより可視化することができる。
【0021】図2は、上記の方法で画像を形成した状態
を示す。有機磁性体の薄膜1aを形成された像担持体1
上には、第1静電潜像Aが第1現像において磁性トナー
1 により現像され、これが乱されることなく、第2静
電潜像Bが第2現像において非磁性体トナーT2 で現像
されている。
【0022】次に第1トナーにカラートナーを用い多色
カラー画像を形成する場合には、第1トナーとして有機
磁性体トナーを用いる。この有機磁性体としては、有機
金属ポリマーのフェロセンポリマーのほか、高分子磁性
体であるCOPNA(縮合多環多核芳香族)型の強磁性
樹脂等が挙げられる。
【0023】これらの有機磁性体は透明度が高いので、
磁性体トナーとして第1トナーに有機磁性体を用いるこ
とにより、色の濁りのないピュアーカラーの多色画像を
得ることができる。
【0024】有機磁性体トナーの構成の一例を示すと、
イエロートナーは、スチレンーnブチルメタクリレート
共重合体63重量部、フェロセンーベンズアルデヒド縮
合ポリマー30重量部、4級アンモニウム塩2重量部及
びベンジンイエロー5重量部で構成されている。他のカ
ラートナーとしてのマゼンタ、シアン等も同様の有機磁
性体トナーで構成される。
【0025】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、請求項1の
発明においては、第1トナー(例えば黒トナー)は磁性
体トナーであるため像担持体の静電潜像部に強く吸着さ
れ、一方、第2トナーは非磁性体トナーであるために第
1現像装置で現像された第1トナーの画像を掻き取る力
が弱く、このため第2現像においてその磁気ブラシによ
っても第1トナーが掻き取られず、混色や画像乱れの発
生を防止することができる。
【0026】請求項2の発明においては、上記効果に加
えて、第1トナーが有機磁性体を含むので磁性体の透明
度が向上し、多色カラー画像を形成する場合に、画像の
色の純粋さを向上させることができる。
【0027】請求項3の発明においては、有機磁性体と
しての縮合多環多核芳香族型の強磁性樹脂は特に透明度
が高いので、カラー画像の色の純粋さを一層向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の画像形成装置の作像部の縦断面図であ
る。
【図2】第1及び第2現像によるトナーの付着状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 像担持体 3 第1現像装置 5 第2現像装置 T1 磁性トナー T2 非磁性トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 久夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 石川 文彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 水石 治司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭58−136055(JP,A) 特開 昭57−101852(JP,A) 特開 平3−33866(JP,A) 特開 昭62−288856(JP,A) 特開 昭56−69657(JP,A) 特開 昭62−245272(JP,A) 特開 昭58−136054(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/08 - 15/095

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成された第1静電潜像を
    第1現像装置により第1トナーで現像した後第2静電潜
    像を形成してこれを第2現像装置により第2トナーで現
    像して画像を形成する画像形成装置において、 前記像担持体表面全体が磁気吸着力を有するように構成
    され、前記第1トナーが磁性体トナーであり、前記第2
    トナーが非磁性体トナーであることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1トナーは、有機磁性体を含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記有機磁性体は、縮合多環多核芳香族
    型の強磁性樹脂であることを特徴とする請求項2に記載
    の画像形成装置。
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