JP3039611U - ブラシ部交換式歯ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシ部が磨耗しても握り部を繰り返し使用
できるようにした歯ブラシ。 【解決手段】 ブラシ部の柄部に形成した凸部を、握り
部の両端に形成した軸孔の一方に係合するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、歯を磨くための歯ブラシに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の歯ブラシは、握り部とブラシ部とが一体に形成してある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

歯ブラシは、使用することによりブラシ部の毛が磨耗あるいは抜け落ちて、歯 ブラシとしての効用が果たせなくなる。しかしながらこれを廃棄することは経済 的でない。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、前記従来の欠点に鑑みなされたもので、その磨耗して使えなくなる ブラシ部を、握り部に交換可能に取付けできるようにしたものである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１に示す実施例に従って、本考案をさらに詳細に説明する。

【０００６】 握り部１は、断面円柱であり、その両端方向に軸孔２、３が形成されている。

【０００７】 ブラシ部４の柄部５には、前記軸孔２、３に係合する凸部６が形成されている 。

【０００８】 従って使用するときには、握り部１の軸孔２あるいは３に、柄部５の凸部６を 係合させて歯ブラシとする。

【０００９】 なお、握り部１の軸孔２あるいは３に、柄部５の凸部６をそれぞれネジとし、 両者が螺合するようにすると接続が強固になり有利である。

【００１０】

【実施例１】 図２に握り部１の端部７の平面図を示す。

【００１１】 ブラシ部４の凸部６が係合する握り部１の軸孔２に割溝８を形成してある。

【００１２】 従って、凸部６が進入するときには拡開し、進入後に締付けるようにしてある 。さらにブラシ部４の柄部５と握り部１の外径を同一にして強度を有するように してあると共に、ごみの付着を防止して衛生的に設計してある。

【００１３】

【考案の効果】

本考案によれば、ブラシ部を交換可能としてあるので、ブラシ部が磨耗しても 他の交換用ブラシ部を接続することで再度歯ブラシとして利用が可能となるので 経済的である。特に病院あるいは手の不自由な人のような高価な特殊歯ブラシに とり、この効果は大きいものとなる。

【００１４】 また、握り部１の頭部７は環状に薄肉となっているので破損などの恐れがある が、破損した場合には、この握り部の他側にも軸孔を形成してあるのでこの握り 部を継続して使用できるのでさらに経済的となっている。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の断面図。

【図２】軸孔の拡大平面図。

【符号の説明】

１ 握り部 ２、３ 軸孔 ４ ブラシ部 ５ 柄部 ６ 凸部 ７ 握り部端部 ８ 割り溝

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 両端に軸孔が凹設してある握り部と、前
   記軸孔に係合する凸部を一端に有するブラシ部とからな
   るブラシ部交換式歯ブラシ。
2. 【請求項２】 軸孔および凸部がネジとなっている請求
   項１に記載のブラシ部交換式歯ブラシ。