JP3036481U - 簡易吸引器 - Google Patents
簡易吸引器Info
- Publication number
- JP3036481U JP3036481U JP1996005813U JP581396U JP3036481U JP 3036481 U JP3036481 U JP 3036481U JP 1996005813 U JP1996005813 U JP 1996005813U JP 581396 U JP581396 U JP 581396U JP 3036481 U JP3036481 U JP 3036481U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- lid
- suction device
- bottle
- safety valve
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【目的】乳幼児の鼻汁や自分で唾や喀痰をうまく排出で
きない病人の分泌物吸引除去を簡便にかつ安全で衛生的
にできる様な吸引器具を提供する。 【構成】吸引瓶にはめる蓋、及び掃除機などの吸引装置
と連結する部分に可変性の高い器材を用いて十分な密着
を得るとともに、安全弁を設けて、過剰な陰圧を速やか
に排除し事故を防ぐ。
きない病人の分泌物吸引除去を簡便にかつ安全で衛生的
にできる様な吸引器具を提供する。 【構成】吸引瓶にはめる蓋、及び掃除機などの吸引装置
と連結する部分に可変性の高い器材を用いて十分な密着
を得るとともに、安全弁を設けて、過剰な陰圧を速やか
に排除し事故を防ぐ。
Description
【0001】
この考案は、乳幼児や病人の鼻汁や唾、喀痰を家庭内で簡便に除去できるよう にするものである。
【0002】
従来、在宅看護の場で用いられる吸引器は、吸引力のためのモーター部分と吸 引器が一対となっており、吸引瓶と蓋との直径をあわせる必要から各々専用の部 品を作らねばならず、また高度な強度を必要とする周辺器具や吸引圧調節器がつ いていた。
【0003】
上記の理由により高価であり、又吸引圧の調節や設定になれたものが扱う必要 があるため、あまり一般的とは言えなかった。 本考案はその欠点を除くためになされたものである。
【0004】
一般家庭にある掃除機や瓶を利用して吸引を行う為に厚みを任意にかえられる 素材を蓋と連結部に用い、安全弁を設けた。
【0005】
これを図にかいて説明すれば、吸引器の蓋(1)の周囲に可変性の高い素材( 2)を取り付け、器材の厚みを調節することで消毒液(8)をいれた吸引瓶(7 )との密着度を確保する。又可変部の上部には蓋に連続するストッパー(3)を 設け陰圧に際し蓋が瓶内に落ち込まないようにすることもできる。 蓋と連結される管(4)の反対側はその先端に(2)と同じものを持ち、電気 掃除機等の吸引装置と連結される。蓋にはさらに過剰陰圧に対する安全弁(5) を設け、過剰な陰圧負荷時に速やかに圧除去を自動的に行えるようにする。安全 弁(5)は図のごとく中が空洞になった管で、下部は盲端で上部は開放となって おり、側壁に穴(10)が設けられている。上部はバネなどの伸縮性のある素材 (9)で蓋に開けた穴の内部に固定され、過剰な陰圧が吸引瓶内に負荷されたと きには自動的に瓶内に下がり、側壁にあけた穴より速やかに外気が流入し過剰な 圧を解除する。 蓋と連結される管(6)にはその先端の側壁に穴を設け、指や外筒などにより 、吸引施行者が手元で吸引力の調節を出来るようにする。蓋に連結する管(4) (6)及び瓶(7)は取り外し可能であり、使用後には洗浄、消毒または廃棄で きる。 吸引は(6)または(6)に連結した吸引支管、またはカテーテルにより行う 。
【0006】
以下、本案の実施例について説明する。 (イ)(2)の部分にはゴムなどの可変性の高い素材を巻つけ、使用者の手持 ちの吸引装置や吸引瓶との連結を調節する方法や、浮袋状のエアバックを取り付 け、エアを注入する方法、吸引装置の吸引管や瓶の内径にあわせた鋳型を用意す る方法がとれる。 (ロ)また安全弁固定の素材はその伸縮度をかえることで任意に陰圧力を変え ることが出来るので、固定素材や弁を複数設けて用途に応じて使用弁を選択する ことも可能である。 (ハ)管(6)に設けた穴は指の腹でふさぐ面積を調節することにより、吸引 圧をかえてもよいが、さらに外筒をかぶせることで面積を調節してもよい。 (ニ)ストッパー(3)は蓋(1)が瓶(7)とさらにしっかり固定されるよ うバネやゴムなどによる固定装置を装着してもよい。 (ホ)吸引瓶(7)はその素材によっては軽いため、転倒などの恐れもあるた め、固定のための装置や、重りを取り付ける方法もある。 (ヘ)管(4)(6)は操作を楽にするため、蛇腹などの折曲がる素材を用い る。
【0007】
以上のような構造にしたため、蓋や吸引装置との連結管の直径にある程度幅を 持たせることができ、従来のように専用の吸引装置や、高度な強度をもった吸引 瓶を必要とせず、一般家庭にある掃除機や保存用瓶、プラスチック瓶、缶などを 利用することが出来、不必要な場合には汚染された瓶だけ廃棄するなどして蓋部 分だけを保存すれば良く場所もとらない。また安全弁の存在により、未熟錬者で あっても安全に吸引治療を行うことが出来る。
【図1】 平面図
【図2】 正面図
【図3】 (5)「安全弁」の側面図
(1)吸引器の蓋 (2)可変連結部 (3)蓋のストッパー (4)吸引圧発生部 (5)安全弁 (6)吸引部 (7)吸引瓶 (8)薬液 (9)バネ (10)安全弁側面の穴
Claims (1)
- 【請求項 1】吸引装置及び被吸引物貯留部分との連結
に厚みに可変性のある素材を用い、過剰陰圧に対する安
全装置により構成したことを特徴とする吸引器具構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996005813U JP3036481U (ja) | 1996-05-18 | 1996-05-18 | 簡易吸引器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996005813U JP3036481U (ja) | 1996-05-18 | 1996-05-18 | 簡易吸引器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3036481U true JP3036481U (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=43171244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996005813U Expired - Lifetime JP3036481U (ja) | 1996-05-18 | 1996-05-18 | 簡易吸引器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3036481U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010520033A (ja) * | 2007-03-06 | 2010-06-10 | ライノシステムズ インク. | 鼻洗浄システム及び方法 |
-
1996
- 1996-05-18 JP JP1996005813U patent/JP3036481U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010520033A (ja) * | 2007-03-06 | 2010-06-10 | ライノシステムズ インク. | 鼻洗浄システム及び方法 |
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