JP3036124U - コンセントカバー - Google Patents
コンセントカバーInfo
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- peripheral wall
- door
- wall
- flange
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Links
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Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造が簡単で既設のコンセントに着脱可能に
取付けることができ、その上幼児の感電や綿ぼこりなど
の侵入を防止することのできる安全なコンセントカバー
を得ること。 【解決手段】 側壁4を有する前面板3及び側壁4の端
部に設けられたフランジ5を備え、前面板3にフランジ
5側に突設された筒状の周壁を有する少なくとも1個の
開口部6a,6bが設けられた本体部2と、開口部6
a,6bの周壁内に開閉可能に配設された扉9aとから
なり、この扉9aの幅を周壁の左右の内壁面間の幅とほ
ぼ等しく形成すると共に、その長さを周壁の上下の内壁
面間の高さより若干長く形成した。
取付けることができ、その上幼児の感電や綿ぼこりなど
の侵入を防止することのできる安全なコンセントカバー
を得ること。 【解決手段】 側壁4を有する前面板3及び側壁4の端
部に設けられたフランジ5を備え、前面板3にフランジ
5側に突設された筒状の周壁を有する少なくとも1個の
開口部6a,6bが設けられた本体部2と、開口部6
a,6bの周壁内に開閉可能に配設された扉9aとから
なり、この扉9aの幅を周壁の左右の内壁面間の幅とほ
ぼ等しく形成すると共に、その長さを周壁の上下の内壁
面間の高さより若干長く形成した。
Description
【0001】
本考案は、例えば、壁面に取付けられ、電気機器の差込みプラグが挿入されて 電源に接続されるコンセントの表面を覆うコンセントカバーに関するものである 。
【0002】
電気用コンセントは、裸のままにしておくと幼児などが触れて感電することが あり、また、綿ぼこりなどの侵入により漏電や火災の発生を招くおそれがある。 このようなことから、従来よりコンセントに関する多くの安全対策が提案され ており、その一例として、特開昭58−115781号、実開昭61−2828 1号、登録実用新案第3015649号公報に記載された考案がある。
【0003】 特開昭58−115781号公報に記載された発明(以下従来技術1という) は、接続器のプレート内の化粧枠の周側壁に上面に支持壁をもつ細長い孔を設け 、両端に軸を有しこの軸と対向した突出端を持つ壁状軸を形成し、この壁状軸を 細長い孔に嵌合して両端の軸を周側壁の表面に突出させ、扉の端縁に設けた軸受 を両端軸に係合し、壁状軸を突出端と細長い孔の支持壁間にばねを弾発してその 付勢力で扉を開放または閉鎖位置に保持するようにしたものである。
【0004】 また、実開昭61−28281号公報に記載された考案(以下従来技術2とい う)は、正面を覆う両側に開く2枚のカバーを有し、両カバーを開いたときは配 線器具の側部に収納されるようにしたものである。
【0005】 さらに、登録実用新案第3015649号公報に記載された考案(以下従来技 術3という)は、窓穴を有する取付けベースの上部に、ほぼ中央部から下部が開 口されたコンセントプラグカバーを開閉自在に取付け、この取付けベースをコン セントカバーに両面テープにより取付けたものである。
【0006】
この種コンセントカバーは、幼児の感電を防止でき、綿ぼこりなどがコンセン トに侵入しないなどの安全上の機能を有することは云うまでもないが、さらに、 構造が簡単で操作が容易であること、既設のコンセントに簡単に取付けられるこ となども重要な要件である。
【0007】 上述の従来技術1の接続器の扉装置は、コンセントのプレートそのものに扉を 設けたものであり、既設のコンセントに取付けることはできない。また、扉は1 枚なので、2個以上のコンセントを有し、扉を開いてその1つにプラグを差込む 場合でも、すべてのコンセントは露出してしまうため、他のコンセントについて は感電や綿くずなどの侵入を防止することができない。さらに、ばねを使用する など構造が複雑である。
【0008】 また、従来技術2のカバー付き配線器具も、従来技術1と同様にコンセントハ ウジングそのものに両側に開くカバーを設け、カバーを開いたときは配線器具の 両側に収納するようにしているので、既設のコンセントに取付けることができず 、その上構造が複雑で大形になるなどの問題がある。
【0009】 さらに、従来技術3のコンセント用開閉式防塵カバーは、既設のコンセントに 取付けることができるので便利であるが、コンセントカバーはほぼ中央部から下 が大きく開口されているので、この開口部から幼児が指を入れたり、綿ぼこりな どが侵入したりするので、安全対策上充分と云うことができない。
【0010】 本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、構造が簡単で既設の コンセントに着脱可能に取付けることができ、その上幼児の感電や綿ぼこりなど の侵入を防止できる安全なコンセントカバーを得ることを目的としたものである 。
【0011】
(1)本考案に係るコンセントカバーは、側壁を有する前面板及び側壁の端部に 設けられたフランジを備え、前面板にフランジ側に突設された筒状の周壁を有す る少なくとも1個の開口部が設けられた本体部と、開口部の周壁内に開閉可能に 配設された扉とからなり、この扉の幅を周壁の左右の内壁面間の幅とほぼ等しく 形成すると共に、その長さを周壁の上下の内壁面間の高さより若干長く形成した ものである。
【0012】 (2)また、上記(1)のコンセントカバーにおいて、開口部の周壁をフランジ 側になるにしたがって縮径すると共に、周壁の左右の内壁面のフランジ側の近傍 に対向して支持軸を設け、この支持軸に扉に設けた軸受穴を嵌合して扉を周壁内 において開閉可能に支持してなり、扉の幅を支持軸の位置における周壁の内壁面 間の幅とほぼ等しく形成すると共に、その長さを支持軸の位置における周壁の内 壁面間の高さより若干長く形成した。
【0013】 (3)さらに、上記(1),(2)の開口部の周壁内に配設された扉の下端部が 、前面板の内側に位置するようにした。
【0014】
図1は本考案の一実施形態の斜視図、図2はその正面図、図3は図2のA−A 断面図である。なお、図2は一方の扉を外した状態を示す。 図において、1は樹脂成形品からなるコンセントカバーである。2は断面ほぼ 凹字状の本体部で、周縁に側壁4が設けられたほぼ四角形状の前面板3と、側壁 4の端部外周に設けられた後述のコンセントの化粧プレートとほぼ同じ大きさの フランジ5とからなっている。
【0015】 6a,6bは前面板3に設けた窓状の開口部で、その周縁にはフランジ5側に 突設され、フランジ側に向うにしたがって徐々に縮径された四角筒状の周壁7a ,7bが設けられている。なおこの周壁7a,7bは全長にわたって同じ大きさ に形成してもよい。この開口部6a,6bは被覆するコンセントに対応した位置 に設けられ、かつ、後述のプラグが挿入しうる大きさに形成されており、その数 は被覆するコンセントに対応して適宜増減される。8a,8b、8c,8dは周 壁7a,7bの左右の内壁面のフランジ側に対向して突設された各一対の支持軸 である。
【0016】 9a,9bは上部両側に軸受穴10a,10b、10c,10d(但し、10 b〜10dは図示してない)を有する扉で、下端部には小さい切欠き部11が設 けられている。 この扉9a,9bの幅W1 は、支持軸8a,8b、8c,8dを設けた位置に おける周壁7a,7bの左右の内壁面間の幅Wとほぼ等しいか又は若干狭く形成 されており、また、長さL1 は、支持軸8a,8b、8c,8dを設けた位置に おける周壁7a,7bの上下の内壁面間の高さLより若干長く形成されている。
【0017】 したがって、扉9a,9bの軸受穴10a,10b、10c,10dをそれぞ れ周壁7a,7bに設けた支持軸8a,8b、8c,8dに開閉可能に嵌合する と、扉9a,9bの下端部は、前面板3の前面より若干内側において周壁7a, 7bの下壁面に当接し、図3に示すように、周壁7a,7b内において傾斜した 状態で保持される。 15a,15bは例えば建物の壁面に設置された電源用のコンセント、16は コンセント15a,15bの周囲に配設された化粧プレート、17は電気器具の 電源用のプラグである。
【0018】 上記のように構成したコンセントカバー1は、例えば、フランジ5の裏面に接 着した両面テープをコンセント15a,15bの化粧プレート16に接着して取 付けられ、コンセント15a,15b及び化粧プレート16を被覆する。このと き、コンセントカバー1の各開口部6a,6bは、それぞれコンセント15a, 15bに対向しており、開口部6a,6bは扉9a,9bにより閉塞されている 。
【0019】 コンセント(例えば15b)にプラグ17を接続する場合は、例えば指の爪や 薄い板を扉9bの切欠き部11に引掛けて、扉9bを支持軸8c,8dを中心に 上方に回動させ、開口部6bを開口する。そして、開口された開口部6bにプラ グ17を挿入し、コンセント15bに差込む。このとき、扉9bは自重によりプ ラグ17上に位置する。 プラグ17を引抜けば、扉9bは自重により回動し、その先端部が周壁7bの 下壁面に当接し、開口部6bを閉塞する。
【0020】 このように、本考案に係るコンセントカバー1は、きわめて簡単な構造で既設 のコンセント15a,15bの化粧プレート16に容易に取付けることができ、 その上不使用時はコンセント全体を被覆する。さらに、扉9a,9bの下端部が 前面板3の内側に位置することにより、幼児の悪戯によっても容易に扉9a,9 bが開くことはない。プラグ17を接続する場合は、当該コンセント(例えば1 5b)の扉9bのみを開放して開口部6bからプラグ17を挿入し、他のコンセ ント15aの前面は扉9aによって閉塞されているので、幼児などがコンセント 15aに触れて感電するおそれがなく、また、不使用のコンセント15aに綿ぼ こりなどが侵入することもない。
【0021】 上記の説明では、フランジ5を本体部2の側壁3の全周に設けた場合を示した が、側壁4の上下又は左右のみに設けてもよい。 また、上記の説明では、電気機器の電源用のプラグ17が接続されるコンセン ト15a,15bに本考案に係るコンセントカバー1を取付けた場合を示したが 、本考案は給湯、ガスなどのコンセントにも使用することができる。
【0022】
(1)本考案に係るコンセントカバーは、側壁を有する前面板及び側壁の端部に 設けられたフランジを備え、前面板にフランジ側に突設された筒状の周壁を有す る少なくとも1個の開口部が設けられた本体部と、開口部の周壁内に開閉可能に 配設された扉とからなり、この扉の幅を周壁の左右の内壁面間の幅とほぼ等しく 形成すると共に、その長さを周壁の上下の内壁面間の高さより若干長く形成した ので、簡単な構造で既設のコンセントの化粧プレートに容易に取付けることがで きる。また、不使用時にはコンセント全体を被覆して幼児などの感電を防止する と共に、綿ぼこりなどが侵入するのを防止し、プラグを接続する場合は当該コン セントの扉のみを開放して開口部からプラグを挿入し、他のコンセントの前面は 扉によって閉塞されているので、きわめて安全なコンセントカバーを得ることが できる。
【0023】 (2)また、上記(1)のコンセントカバーにおいて、開口部の周壁をフランジ 側になるにしたがって縮径すると共に、周壁の左右の内壁面のフランジ側の近傍 に対向して支持軸を設け、この支持軸に扉に設けた軸受穴を嵌合して扉を周壁内 において開閉可能に支持してなり、扉の幅を支持軸の位置における周壁の左右の 内壁面間の幅とほぼ等しく形成すると共に、その長さを支持軸の位置における周 壁の上下の内壁面間の高さより若干長く形成したので、上記(1)の場合と同様 の効果を得ることができる。
【0024】 さらに、上記(1),(2)の開口部の周壁内に配設された扉の下端部が前面 板の内側に位置するようにしたので、幼児の悪戯によっても容易に扉が開くこと はなく、安全である。
【図1】本考案の一実施形態の斜視図である。
【図2】一部を省略した図1の正面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
1 コンセントカバー 2 本体部 3 前面板 4 側壁 5 フランジ 6a,6b 開口部 7a,7b 周壁 8a〜8d 支持軸 9a,9b 扉 10a〜10d 軸受穴 11 切欠き部 15a,15b コンセント 16 化粧プレート 17 プラグ
Claims (3)
- 【請求項1】 側壁を有する前面板及び前記側壁の端部
に設けられたフランジを備え、前記前面板に前記フラン
ジ側に突設された筒状の周壁を有する少なくとも1個の
開口部が設けられた本体部と、前記開口部の周壁内に開
閉可能に配設された扉とからなり、 前記扉の幅を前記周壁の左右の内壁面間の幅とほぼ等し
く形成すると共に、その長さを前記周壁の上下の内壁面
間の高さより若干長く形成したことを特徴とするコンセ
ントカバー。 - 【請求項2】 開口部の周壁をフランジ側になるにした
がって縮径すると共に、周壁の左右の内壁面のフランジ
側の近傍に対向して支持軸を設け、該支持軸に扉に設け
た軸受穴を嵌合して該扉を前記周壁内において開閉可能
に支持してなり、前記扉の幅を支持軸の位置における前
記周壁の左右の内壁面間の幅とほぼ等しく形成すると共
に、その長さを支持軸の位置における前記周壁の上下の
内壁面間の高さより若干長く形成したことを特徴とする
請求項1記載のコンセントカバー。 - 【請求項3】 開口部の周壁内に配設された扉の下端部
が前面板の内側に位置することを特徴とする請求項1又
は2記載のコンセントカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009642U JP3036124U (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | コンセントカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009642U JP3036124U (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | コンセントカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3036124U true JP3036124U (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=43170901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996009642U Expired - Lifetime JP3036124U (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | コンセントカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3036124U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007510396A (ja) * | 2003-10-29 | 2007-04-19 | アーデーセー ゲーエムベーハー | 壁付アウトレット |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP1996009642U patent/JP3036124U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007510396A (ja) * | 2003-10-29 | 2007-04-19 | アーデーセー ゲーエムベーハー | 壁付アウトレット |
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