JP3033290U - 照光式スイッチ - Google Patents
照光式スイッチInfo
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- JP3033290U JP3033290U JP1996007269U JP726996U JP3033290U JP 3033290 U JP3033290 U JP 3033290U JP 1996007269 U JP1996007269 U JP 1996007269U JP 726996 U JP726996 U JP 726996U JP 3033290 U JP3033290 U JP 3033290U
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- JP
- Japan
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- planar light
- illuminated
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子機器の照光式スイッチのEL面状発光体
の電極の回路パターン配線を簡素化し、機器の薄型化お
よび小型化を図ること。 【解決手段】 EL面状発光体を使用し、そしてこの上
下部電極をそれぞれxy方向の電極配列とし、それぞれ
の交点を発光させるようにして、パターン配線を簡素化
した。
の電極の回路パターン配線を簡素化し、機器の薄型化お
よび小型化を図ること。 【解決手段】 EL面状発光体を使用し、そしてこの上
下部電極をそれぞれxy方向の電極配列とし、それぞれ
の交点を発光させるようにして、パターン配線を簡素化
した。
Description
【0001】
本考案は、電気、電子機器の照光式スイッチに関するものである。
【0002】
従来のクリックタイプの照光式スイッチとしては、自照式のタクトスイッチあ るいはLED等が広く利用されている。
【0003】 また、本出願人は、特願平7−219450号でEL面状発光体の照光式スイ ッチを提案している。
【0004】
従来の自照式タクトスイッチは、図3に示すように製品全体が厚くなり、機器 の薄型化への対応ができない。
【0005】 LEDを用いたものは、クリック感を持たせるスイッチ構造においては、キー の真下にLEDを配置できないため、周辺に複数個のLEDを配置せねばならず 、そのためのパターン配線が高密度になってしまい、またキー形状によっては照 光ムラが発生する。
【0006】 さらに前記特願平7−219450号の照光式スイッチにおける面状発光体は 、バネ部が照光部となるので薄型化への対応の点で優れているが、独立照光型の ものは、図4に示すように一本ずつ回路パターン21を引き回しているので、フ ィルムケーブル幅aが広くなって、省スペース化が困難である。また限定幅内で 配線しようとすれば高密度化を図らねばならず製造コストが上昇してしまう。
【0007】
本考案は、照光手段として面状発光体を使用するとともに、その上部透明電極 と下部電極とを、一方をx方向、他方をy方向に複数本はしらせ、それぞれの交 点を選択的に発光させるようにした。
【0008】 このようにマトリクス状発光体とすることにより回路パターン配線の本数を減 少でき、したがってケーブルの幅を狭くできる。
【0009】
図1にスイッチキー部分の構造を示す。
【0010】 上部より、表面シート1、バネシート2、EL発光体3およびメンブレンスイ ッチ4が積層されてスイッチが構成されている。
【0011】 EL発光体3は、概略上部透明電極、螢光物質層そして下部電極とからなり、 電気エネルギーを与えることにより発光するものである。
【0012】 本考案においては、この上下電極を図2に示すように上部透明電極5をx方向 に3個配列し、その回路線6をケーブル7の片側(図にては右側)に寄せて配線 してある。
【0013】 下部電極8はy方向に4個配列し、その回路線9をケーブルの片側(図にては 左側)に寄せて配置してある。
【0014】 この上下電極を重ねた時には、上下電極間の交点が12個作出できる。そして 回路線6、9の総数は8本であり、ケーブル7、10において両回路線が重なら ないように配置される。
【0015】 したがって図4に示す従来スイッチに比較し、本考案によれば配線本数が上下 面合わせて13本が8本に減少されており、ケーブルの幅を狭くすることが可能 である。
【0016】 そして上下電極の交点位置に、バネおよびメンブレンスイッチの導通部を整合 させることで、入力部に均一な照光を得ることができる。
【0017】
図に従ってより具体的な実施例を説明する。
【0018】 表面シート1は、ウレタンシートを用いて表面にデザイン、数字を印刷してあ る。この下面には、透明樹脂シートをドーム状にエンボス加工したクリック感を 呈するバネシート2がスペーサにて間隔づけられて配置され、さらにこの下に本 考案のELマトリクス状発光体3そしてさらにこの下に導通部を有するメンブレ ンスイッチ4が絶縁層12を介して配置されてなる。
【0019】 本考案スイッチは、以上のように構成されているので、スイッチ部1aを矢印 で示すように押圧すると、バネ部2aが押され、その下部のELマトリクス状発 光体3およびその下のメンブレンスイッチがオンし、そのキーがSWとして検知 される。
【0020】
本考案によれば、面状発光体によりスイッチ部が均一に照光され、また面状発 光体の電極をマトリクス状に配列したので、パターン配線を簡素化でき、そして ケーブル幅を減少できる。したがって製作が容易であり、また機器の薄型化およ び小型化ができる。
【図1】本考案スイッチ構造を示す断面図。
【図2】電極パターンを示す図。
【図3】従来のタクトスイッチ側面図。
【図4】従来のEL発光体回路パターン図。
1 表面シート 2 バネシート 3 EL面状発光体 4 メンブレンスイッチ 5 上部透明電極 6、9 回路線 7、10 ケーブル 8 下部電極
Claims (1)
- 【請求項1】 表面シート、エンボス加工された透明樹
脂ドーム部を有するクリックタイプのバネ、面状発光体
層と、その下にメンブレンスイッチとが積層されてなる
スイッチにおいて、面状発光体層の上面透明電極と下面
電極とが、そそれぞれが直交するようにxy方向に配置
され、各交点が樹脂ドーム部およびメンブレンスイッチ
の導電部に整合するようにマトリクス状に配列されてい
ることを特徴とする照光式スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007269U JP3033290U (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 照光式スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007269U JP3033290U (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 照光式スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3033290U true JP3033290U (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=43168176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996007269U Expired - Lifetime JP3033290U (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 照光式スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3033290U (ja) |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP1996007269U patent/JP3033290U/ja not_active Expired - Lifetime
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