JP3032055B2 - コードレス電話装置とそのチャンネル・スキャン方法 - Google Patents
コードレス電話装置とそのチャンネル・スキャン方法Info
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- JP3032055B2 JP3032055B2 JP3231122A JP23112291A JP3032055B2 JP 3032055 B2 JP3032055 B2 JP 3032055B2 JP 3231122 A JP3231122 A JP 3231122A JP 23112291 A JP23112291 A JP 23112291A JP 3032055 B2 JP3032055 B2 JP 3032055B2
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- Japan
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- wireless communication
- scanning
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小電力型のコードレス
電話装置に関し、そのチャンネル・スキャンのやり方を
改良したものである。
電話装置に関し、そのチャンネル・スキャンのやり方を
改良したものである。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話装置は、基地局(親機)と
移動局(子機)とを備え、その間を無線回線で結び、基地
局と移動局との間、または基地局を介して移動局と外線
(局線)との間で通話が行われる。
移動局(子機)とを備え、その間を無線回線で結び、基地
局と移動局との間、または基地局を介して移動局と外線
(局線)との間で通話が行われる。
【0003】このコードレス電話装置の基地局および移
動局間の通信において、通信開始時に、移動局から基地
局を呼び出すための発呼接続要求データや基地局から移
動局を呼び出すための呼出データ等の「制御データ」
は、システム全体で共通に使用する「制御チャンネル」
を通じて伝送され、基地局と移動局との間で通信が成立
した後に交わされる音声等の「情報データ」は、複数の
無線チャンネルの中から基地局が指定した「通話チャン
ネル」を通じて伝送される。
動局間の通信において、通信開始時に、移動局から基地
局を呼び出すための発呼接続要求データや基地局から移
動局を呼び出すための呼出データ等の「制御データ」
は、システム全体で共通に使用する「制御チャンネル」
を通じて伝送され、基地局と移動局との間で通信が成立
した後に交わされる音声等の「情報データ」は、複数の
無線チャンネルの中から基地局が指定した「通話チャン
ネル」を通じて伝送される。
【0004】コードレス電話装置においては、制御チャ
ンネルとして2チャンネルが、また、通話チャンネルと
して87チャンネルが使用できる。
ンネルとして2チャンネルが、また、通話チャンネルと
して87チャンネルが使用できる。
【0005】受信待ち受け中の基地局は、制御チャンネ
ルと通話チャンネルとを交互に受信しながら、移動局か
らの発呼接続要求データの検知と、通話チャンネルが
「話中」か「空き」かの判定とを繰り返している。その
過程で、移動局からの発呼接続要求データを検知する
と、その直前(または直後)に「空き」と判定したチャ
ンネルを通話チャンネルに指定して、基地局と移動局と
の間における「情報データ」の通信が行われる。
ルと通話チャンネルとを交互に受信しながら、移動局か
らの発呼接続要求データの検知と、通話チャンネルが
「話中」か「空き」かの判定とを繰り返している。その
過程で、移動局からの発呼接続要求データを検知する
と、その直前(または直後)に「空き」と判定したチャ
ンネルを通話チャンネルに指定して、基地局と移動局と
の間における「情報データ」の通信が行われる。
【0006】このようにチャンネルを変えながら受信す
ることをチャンネル・スキャンと称し、通話チャンネル
の使用状態を搬送波によって判定することをキャリア・
センスと呼んでいる。
ることをチャンネル・スキャンと称し、通話チャンネル
の使用状態を搬送波によって判定することをキャリア・
センスと呼んでいる。
【0007】従来より、複数台の無線通信ユニットを具
備した基地局に複数台の移動局を付属させたコードレス
電話装置が実施されているが、基地局においては、各々
の無線通信ユニットごとに独立してチャンネル・スキャ
ンを実施している。
備した基地局に複数台の移動局を付属させたコードレス
電話装置が実施されているが、基地局においては、各々
の無線通信ユニットごとに独立してチャンネル・スキャ
ンを実施している。
【0008】この種の装置のうち、その基地局に2台の
無線通信ユニット(RF1およびRF2)を具備するも
のは、図3に示すように、局線に接続される局線接続端
子1と、移動局と局線との通話路を形成する通話回路2
とを共通に備え、受信回路13、23と、送信回路14、24
と、アンテナ11、21と、受信回路13、23および送信回路
14、24をアンテナ11、21に接続する無線回路15、25とよ
りなる通話伝送路をRF1およびRF2ごとに各別に備
え、さらに、受信VCO(電圧制御発振)回路17、27
と、送信VCO回路18、28と、PLL回路16、26とより
なる受信・送信周波数を設定するための回路、キャリア
・センスの結果を記憶するチャンネル・メモリ19、29お
よびそれらを制御する制御部10、20についても、それぞ
れRF1およびRF2ごとに各別に備えている。
無線通信ユニット(RF1およびRF2)を具備するも
のは、図3に示すように、局線に接続される局線接続端
子1と、移動局と局線との通話路を形成する通話回路2
とを共通に備え、受信回路13、23と、送信回路14、24
と、アンテナ11、21と、受信回路13、23および送信回路
14、24をアンテナ11、21に接続する無線回路15、25とよ
りなる通話伝送路をRF1およびRF2ごとに各別に備
え、さらに、受信VCO(電圧制御発振)回路17、27
と、送信VCO回路18、28と、PLL回路16、26とより
なる受信・送信周波数を設定するための回路、キャリア
・センスの結果を記憶するチャンネル・メモリ19、29お
よびそれらを制御する制御部10、20についても、それぞ
れRF1およびRF2ごとに各別に備えている。
【0009】この装置では、RF1およびRF2が同じ
ようにチャンネル・スキャンを実施しているが、そのチ
ャンネル・スキャンの手順の大筋を図4に記載したフロ
ーチャートに基づいて説明する。なお、図4のフローチ
ャートには、RF1のみについて記載されているが、R
F2についても同様の手順が実行される。
ようにチャンネル・スキャンを実施しているが、そのチ
ャンネル・スキャンの手順の大筋を図4に記載したフロ
ーチャートに基づいて説明する。なお、図4のフローチ
ャートには、RF1のみについて記載されているが、R
F2についても同様の手順が実行される。
【0010】ステップ1;制御部10、20から信号を送
り、PLL回路16、26および受信VCO回路17、27を制
御して、受信周波数を通話チャンネルに合わせる。
り、PLL回路16、26および受信VCO回路17、27を制
御して、受信周波数を通話チャンネルに合わせる。
【0011】ステップ2;通話チャンネルのキャリア・
センスを行う。
センスを行う。
【0012】ステップ3;キャリア・センスの結果、話
中であるか否かに基づいて、ステップ4またはステップ
5の措置をとる。
中であるか否かに基づいて、ステップ4またはステップ
5の措置をとる。
【0013】ステップ4;通話チャンネルが話中であれ
ば、チャンネル・メモリ19、29に「話中」という情報を
記憶させる。
ば、チャンネル・メモリ19、29に「話中」という情報を
記憶させる。
【0014】ステップ5;通話チャンネルが空きチャン
ネルであれば、チャンネル・メモリ19、29に「空き」と
いう情報を記憶させる。
ネルであれば、チャンネル・メモリ19、29に「空き」と
いう情報を記憶させる。
【0015】ステップ6;制御部10、20から信号を送
り、PLL回路16、26および受信VCO回路17、27を制
御して、受信周波数を制御チャンネルに合わせる。
り、PLL回路16、26および受信VCO回路17、27を制
御して、受信周波数を制御チャンネルに合わせる。
【0016】ステップ7;移動局からの発呼接続要求デ
ータを受信しない場合には、ステップ1に戻り、次の通
話チャンネルのキャリア・センスを行う。
ータを受信しない場合には、ステップ1に戻り、次の通
話チャンネルのキャリア・センスを行う。
【0017】ステップ8;ステップ7において、移動局
から発呼接続要求データを受信した場合には、チャンネ
ル・スキャンを停止し、移動局との間の通信処理を行
う。
から発呼接続要求データを受信した場合には、チャンネ
ル・スキャンを停止し、移動局との間の通信処理を行
う。
【0018】ステップ9;移動局との通信が終了するま
でチャンネル・スキャンは停止され、終了した場合に
は、ステップ1に戻り、チャンネル・スキャンが再開さ
れる。
でチャンネル・スキャンは停止され、終了した場合に
は、ステップ1に戻り、チャンネル・スキャンが再開さ
れる。
【0019】なお、チャンネル・スキャンの停止の措置
は、ステップ9の場合以外に、基地局からの発呼および
外線の着信等の事態が生じた場合にも採られる。
は、ステップ9の場合以外に、基地局からの発呼および
外線の着信等の事態が生じた場合にも採られる。
【0020】また、この例では、制御チャンネルのスキ
ャンの後に1つの通話チャンネルをスキャンし、また制
御チャンネルに戻っているが、1つの通話チャンネルの
代わりに複数の通話チャンネルを続けてスキャンするこ
ともできる。また、日本の小電力型のコードレス電話装
置では、2つの制御チャンネルが指定されているので、
その2つの制御チャンネルを交互にスキャンしてもよ
い。
ャンの後に1つの通話チャンネルをスキャンし、また制
御チャンネルに戻っているが、1つの通話チャンネルの
代わりに複数の通話チャンネルを続けてスキャンするこ
ともできる。また、日本の小電力型のコードレス電話装
置では、2つの制御チャンネルが指定されているので、
その2つの制御チャンネルを交互にスキャンしてもよ
い。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の装置におけるチャンネル・スキャンの仕方は、基地
局の複数の無線通信ユニットの全てが同じ動作を重複し
て行っているため、極めて無駄が多い。そればかりでな
く、複数の無線通信ユニットのPLL回路16、26が絶え
ず87の通話チャンネルをスキャンしているため、相互
の無線通信ユニットが影響を及ぼし合うという欠点もあ
る。
来の装置におけるチャンネル・スキャンの仕方は、基地
局の複数の無線通信ユニットの全てが同じ動作を重複し
て行っているため、極めて無駄が多い。そればかりでな
く、複数の無線通信ユニットのPLL回路16、26が絶え
ず87の通話チャンネルをスキャンしているため、相互
の無線通信ユニットが影響を及ぼし合うという欠点もあ
る。
【0022】さらに、移動局の台数が基地局に具備する
無線通信ユニットの台数を上回るコードレス電話装置に
おいては、各移動局と通信する無線通信ユニットを予め
決めておかないと、移動局の発呼接続要求に対して複数
の無線通信ユニットが同時に通信を開始することになり
かねない欠点もある。
無線通信ユニットの台数を上回るコードレス電話装置に
おいては、各移動局と通信する無線通信ユニットを予め
決めておかないと、移動局の発呼接続要求に対して複数
の無線通信ユニットが同時に通信を開始することになり
かねない欠点もある。
【0023】本発明は、こうした従来の装置がもつ欠点
を解消し、効率的なチャンネル・スキャンを行う方法お
よびその方法を実施するためのコードレス電話装置を提
供することを目的としている。
を解消し、効率的なチャンネル・スキャンを行う方法お
よびその方法を実施するためのコードレス電話装置を提
供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明では、基地局に複数の無線通信ユニットと制
御部とを設け、制御部に、移動局と通話状態にない無線
通信ユニットの1台を選択する選択手段と、選択した無
線通信ユニットにチャンネル・スキャンを指示する指示
手段とを設け、選択手段で選択した無線通信ユニットに
チャンネル・スキャンを指示手段で指示することによ
り、基地局でのチャンネル・スキャンを複数台の無線通
信ユニットの1台のみで行わせ、チャンネル・スキャン
の過程で移動局が発呼接続要求すると、チャンネル・ス
キャンをしてきた無線通信ユニットとの間で通信を開始
させ、同時に他の無線通信ユニットによってチャンネル
・スキャンを続けるようにしている。
め、本発明では、基地局に複数の無線通信ユニットと制
御部とを設け、制御部に、移動局と通話状態にない無線
通信ユニットの1台を選択する選択手段と、選択した無
線通信ユニットにチャンネル・スキャンを指示する指示
手段とを設け、選択手段で選択した無線通信ユニットに
チャンネル・スキャンを指示手段で指示することによ
り、基地局でのチャンネル・スキャンを複数台の無線通
信ユニットの1台のみで行わせ、チャンネル・スキャン
の過程で移動局が発呼接続要求すると、チャンネル・ス
キャンをしてきた無線通信ユニットとの間で通信を開始
させ、同時に他の無線通信ユニットによってチャンネル
・スキャンを続けるようにしている。
【0025】また、このような方法を実施するための装
置は、基地局に複数の無線通信ユニットと制御部とを設
け、制御部に、移動局と通話状態にない無線通信ユニッ
トの1台を選択する選択手段と、選択した無線通信ユニ
ットにチャンネル・スキャンを指示する指示手段とを設
け、選択手段で選択した無線通信ユニットにチャンネル
・スキャンを指示手段で指示することにより、基地局で
のチャンネル・スキャンを複数台の無線通信ユニットの
1台のみで行わせるとともに、チャンネル・スキャンの
過程で移動局が発呼接続要求すると、チャンネル・スキ
ャンをしてきた無線通信ユニットとの間で通信を開始さ
せ、同時に選択手段で他の無線通信ユニットを選択して
指示手段で指示することにより、他の無線通信ユニット
によってチャンネル・スキャンを続けるように構成して
いる。
置は、基地局に複数の無線通信ユニットと制御部とを設
け、制御部に、移動局と通話状態にない無線通信ユニッ
トの1台を選択する選択手段と、選択した無線通信ユニ
ットにチャンネル・スキャンを指示する指示手段とを設
け、選択手段で選択した無線通信ユニットにチャンネル
・スキャンを指示手段で指示することにより、基地局で
のチャンネル・スキャンを複数台の無線通信ユニットの
1台のみで行わせるとともに、チャンネル・スキャンの
過程で移動局が発呼接続要求すると、チャンネル・スキ
ャンをしてきた無線通信ユニットとの間で通信を開始さ
せ、同時に選択手段で他の無線通信ユニットを選択して
指示手段で指示することにより、他の無線通信ユニット
によってチャンネル・スキャンを続けるように構成して
いる。
【0026】
【作用】そのため、基地局におけるチャンネル・スキャ
ンは、1台の無線通信ユニットで行われ、移動局が発呼
接続要求した場合には、この無線通信ユニットとの間で
通信が開始され、同時に他の無線通信ユニットによって
チャンネル・スキャンが続けられる。
ンは、1台の無線通信ユニットで行われ、移動局が発呼
接続要求した場合には、この無線通信ユニットとの間で
通信が開始され、同時に他の無線通信ユニットによって
チャンネル・スキャンが続けられる。
【0027】
【実施例】実施例に示すコードレス電話装置は、基地局
に2台の無線通信ユニット(RF1およびRF2)を具
備している。この基地局には、図1に示すように、受信
回路13、23と、送信回路14、24と、アンテナ11、21と、
受信回路13、23および送信回路14、24をアンテナ11、21
に接続する無線回路15、25とよりなる通話伝送路および
受信VCO回路17、27と、送信VCO回路18、28と、P
LL回路16、26とよりなる受信・送信周波数を設定する
ための回路は、いずれも、RF1およびRF2ごとに各
別に備えている。
に2台の無線通信ユニット(RF1およびRF2)を具
備している。この基地局には、図1に示すように、受信
回路13、23と、送信回路14、24と、アンテナ11、21と、
受信回路13、23および送信回路14、24をアンテナ11、21
に接続する無線回路15、25とよりなる通話伝送路および
受信VCO回路17、27と、送信VCO回路18、28と、P
LL回路16、26とよりなる受信・送信周波数を設定する
ための回路は、いずれも、RF1およびRF2ごとに各
別に備えている。
【0028】これに対し、局線に接続される局線接続端
子1と、移動局と局線との通話路を形成する通話回路2
と、キャリア・センスの結果を記憶するチャンネル・メ
モリ29と、システムを制御する制御部30とは、RF1お
よびRF2で共用している。この制御部30はRF1とR
F2の両方を制御し、チャンネル・メモリ29はRF1お
よびRF2の区別をしないで、基地局全体の情報として
記憶する。
子1と、移動局と局線との通話路を形成する通話回路2
と、キャリア・センスの結果を記憶するチャンネル・メ
モリ29と、システムを制御する制御部30とは、RF1お
よびRF2で共用している。この制御部30はRF1とR
F2の両方を制御し、チャンネル・メモリ29はRF1お
よびRF2の区別をしないで、基地局全体の情報として
記憶する。
【0029】このコードレス電話装置におけるチャンネ
ル・スキャンの方法について、図2に示すフローチャー
トに基づいて説明する。
ル・スキャンの方法について、図2に示すフローチャー
トに基づいて説明する。
【0030】ステップ1;制御部30は、先ずRF1を選
択し、それが移動局との間で通話中かどうかを判断す
る。その結果によりステップ2または3を選択する。
択し、それが移動局との間で通話中かどうかを判断す
る。その結果によりステップ2または3を選択する。
【0031】ステップ2;RF1が通話中でなければ、
制御部30は、RF1のPLL回路16を通じてRF1の受
信VCO回路17を制御して、RF1の受信周波数を通話
チャンネルに設定する。
制御部30は、RF1のPLL回路16を通じてRF1の受
信VCO回路17を制御して、RF1の受信周波数を通話
チャンネルに設定する。
【0032】ステップ3;RF1が通話中であれば、R
F2を選択して、それが通話中かどうかを判断する。R
F2も通話中であればステップ1に戻り、チャンネル・
スキャンは停止される。
F2を選択して、それが通話中かどうかを判断する。R
F2も通話中であればステップ1に戻り、チャンネル・
スキャンは停止される。
【0033】ステップ4;RF2が通話中でなければ、
制御部30は、RF2のPLL回路26を通じてRF2受信
VCO回路27を制御して、RF2の受信周波数を通話チ
ャンネルに設定する。
制御部30は、RF2のPLL回路26を通じてRF2受信
VCO回路27を制御して、RF2の受信周波数を通話チ
ャンネルに設定する。
【0034】ステップ5;受信した通話チャンネルが話
中かどうかを判断するキャリア・センスを実施する。
中かどうかを判断するキャリア・センスを実施する。
【0035】ステップ6;キャリア・センスの結果、通
話チャンネルが話中か否かに基づいて、ステップ7また
はステップ8の措置をとる。
話チャンネルが話中か否かに基づいて、ステップ7また
はステップ8の措置をとる。
【0036】ステップ7;通話チャンネルが話中であれ
ば、チャンネル・メモリ29に「話中」という情報を記憶
させる。
ば、チャンネル・メモリ29に「話中」という情報を記憶
させる。
【0037】ステップ8;通話チャンネルが空きチャン
ネルであれば、チャンネル・メモリ29に「空き」という
情報を記憶させる。
ネルであれば、チャンネル・メモリ29に「空き」という
情報を記憶させる。
【0038】ステップ9;制御部30から信号を送り、チ
ャンネル・スキャン中のRF1またはRF2のPLL回
路16、26および受信VCO回路17、27を制御して、受信
周波数を制御チャンネルに合わせる。
ャンネル・スキャン中のRF1またはRF2のPLL回
路16、26および受信VCO回路17、27を制御して、受信
周波数を制御チャンネルに合わせる。
【0039】ステップ10;移動局からの発呼接続要求デ
ータを受信しない場合には、ステップ1に戻り、引き続
き次の通話チャンネルのキャリア・センスを行う。
ータを受信しない場合には、ステップ1に戻り、引き続
き次の通話チャンネルのキャリア・センスを行う。
【0040】ステップ11;ステップ10において、発呼接
続要求データを受信した場合には、RF1またはRF2
のチャンネル・スキャンを停止して、移動局との間の通
信処理を行う。同時にステップ1に戻り、通話中でない
RF1またはRF2を用いてチャンネル・スキャンを再
開する。
続要求データを受信した場合には、RF1またはRF2
のチャンネル・スキャンを停止して、移動局との間の通
信処理を行う。同時にステップ1に戻り、通話中でない
RF1またはRF2を用いてチャンネル・スキャンを再
開する。
【0041】このように、実施例の装置を用いてチャン
ネル・スキャンを行う場合には、移動局と通話中でない
RF1またはRF2の一方だけでチャンネル・スキャン
を行い、チャンネル・スキャンの過程で移動局からの発
呼接続要求を検知すると、チャンネル・スキャンを行っ
てきたRF1またはRF2と移動局との間で通信が開始
される。その時、他方のRF1またはRF2が通話中で
なければ、そのRF1またはRF2によってチャンネル
・スキャンが続けられる。
ネル・スキャンを行う場合には、移動局と通話中でない
RF1またはRF2の一方だけでチャンネル・スキャン
を行い、チャンネル・スキャンの過程で移動局からの発
呼接続要求を検知すると、チャンネル・スキャンを行っ
てきたRF1またはRF2と移動局との間で通信が開始
される。その時、他方のRF1またはRF2が通話中で
なければ、そのRF1またはRF2によってチャンネル
・スキャンが続けられる。
【0042】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明は、次のような効果を有している。
に、本発明は、次のような効果を有している。
【0043】(1)1つの制御部によって複数の無線通信
ユニットを制御しているために、全体の制御の効率化が
図れ、また、装置全体の簡素化および経済化が図れる。
また、チャンネル・メモリを1つにした場合には、メモ
リ管理の効率化を図ることができると共に装置を小型に
形成できる。
ユニットを制御しているために、全体の制御の効率化が
図れ、また、装置全体の簡素化および経済化が図れる。
また、チャンネル・メモリを1つにした場合には、メモ
リ管理の効率化を図ることができると共に装置を小型に
形成できる。
【0044】(2)基地局の複数の無線通信ユニットのう
ちの1台だけがチャンネル・スキャンを行っているた
め、複数の無線通信ユニットの相互間で無用な影響を及
ぼし合う事態が生じない。
ちの1台だけがチャンネル・スキャンを行っているた
め、複数の無線通信ユニットの相互間で無用な影響を及
ぼし合う事態が生じない。
【0045】(3)移動局からの発呼接続要求によって通
信を開始する無線通信ユニットが自動的に1台に絞られ
るため、重複接続等のおそれが皆無である。
信を開始する無線通信ユニットが自動的に1台に絞られ
るため、重複接続等のおそれが皆無である。
【図1】本発明のコードレス電話装置の一実施例におけ
る基地局のブロック図、
る基地局のブロック図、
【図2】本発明のチャンネル・スキャンの方法を示すフ
ローチャート、
ローチャート、
【図3】従来のコードレス電話装置における基地局の一
例を示すブロック図、
例を示すブロック図、
【図4】従来のチャンネル・スキャンの方法を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 局線接続端子 2 通話回路 13、23 受信回路 14、24 送信回路 15、25 無線回路 16、26 PLL回路 17、27 受信VCO回路 18、28 送信VCO回路 19、29 チャンネル・メモリ 10、20、30 制御部 11、21 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (2)
- 【請求項1】 基地局に複数の無線通信ユニットと制御
部とを設け、 前記制御部に、移動局と通話状態にない無線通信ユニッ
トの1台を選択する選択手段と、選択した無線通信ユニ
ットにチャンネル・スキャンを指示する指示手段とを設
け、 前記選択手段で選択した無線通信ユニットにチャンネル
・スキャンを前記指示手段で指示することにより、基地
局でのチャンネル・スキャンを複数台の無線通信ユニッ
トの1台のみで行わせ、 チャンネル・スキャンの過程で移動局が発呼接続要求す
ると、チャンネル・スキャンをしてきた無線通信ユニッ
トとの間で通信を開始させ、 同時に他の無線通信ユニットによってチャンネル・スキ
ャンを続けることを特徴とするコードレス電話装置の チ
ャンネル・スキャン方法。 - 【請求項2】 基地局に複数の無線通信ユニットと制御
部とを設け、 前記制御部に、移動局と通話状態にない無
線通信ユニットの1台を選択する選択手段と、選択した
無線通信ユニットにチャンネル・スキャンを指示する指
示手段とを設け、 前記選択手段で選択した無線通信ユニットにチャンネル
・スキャンを前記指示手段で指示することにより、基地
局でのチャンネル・スキャンを複数台の無線通信ユニッ
トの1台のみで行わせるとともに、 チャンネル・スキャンの過程で移動局が発呼接続要求す
ると、チャンネル・スキャンをしてきた無線通信ユニッ
トとの間で通信を開始させ、 同時に前記選択手段で他の無線通信ユニットを選択して
前記指示手段で指示することにより、前記他の無線通信
ユニットによってチャンネル・スキャンを続けるように
構成した ことを特徴とするコードレス電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3231122A JP3032055B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | コードレス電話装置とそのチャンネル・スキャン方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3231122A JP3032055B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | コードレス電話装置とそのチャンネル・スキャン方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548529A JPH0548529A (ja) | 1993-02-26 |
JP3032055B2 true JP3032055B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=16918632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3231122A Expired - Fee Related JP3032055B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | コードレス電話装置とそのチャンネル・スキャン方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3032055B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7226183B2 (ja) * | 2019-08-21 | 2023-02-21 | 株式会社デンソーウェーブ | セキュリティシステム |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP3231122A patent/JP3032055B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0548529A (ja) | 1993-02-26 |
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