JP3031994B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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- H04N1/4052—Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size by error diffusion, i.e. transferring the binarising error to neighbouring dot decisions
- H04N1/4053—Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size by error diffusion, i.e. transferring the binarising error to neighbouring dot decisions with threshold modulated relative to input image data or vice versa
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Image Processing (AREA)
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- Image Input (AREA)
Description
文書画像を対象として、文字画像の解像性と写真画像の
階調性とを同時に満足すべく二値化処理を行う画像処理
装置に関する。
ことのできる文書画像処理装置などの画像処理装置にお
いては、スキャナなどの読取手段で読み取った原稿に対
して文字や線図などのコントラストのある画像情報は固
定閾値により単純二値化を行い、写真などの階調性を有
する画像情報はディザ法などの疑似階調化手段によって
二値化(多値化)を行っている。
単純二値化処理を行うと、文字/線図などの領域では解
像性が保存されるため画質の劣化は生じないが、写真な
どの領域では階調性が保存されず画質の劣化が生じた画
像となってしまう。一方、読み取った画像情報を組織的
ディザ法などで一律に階調化処理を行うと、写真などの
領域では階調性が保存されるため画質の劣化は生じない
が、文字/線図などの領域では解像性が低下して画質の
劣化が生じた画像となってしまうからである。
値化処理では、特徴の異なるそれぞれの領域の画質を同
時に満足することは不可能であった。
領域の階調性を満足し、かつ文字や線図の領域も組織的
ディザ法に比べて解像性の良い二値化方式として「誤差
拡散法」が提案されている。この「誤差拡散法」とは、
注目画素の濃度にすでに二値化した周辺画素の二値化誤
差に所定の重み係数を乗じたものを加え、これを固定閾
値で二値化するようにしたものである。
処理装置の構成を示すものであり、以下、「誤差拡散
法」を用いた二値化処理について、この図を参照して詳
細に説明する。
て得られた入力画像信号410は、補正手段40において、
後述する画像補正信号461により補正処理され、補正画
像信号411として出力される。
で二値化閾値Thとしてのたとえば80h(添字のhはhexで
16進数であることを示す)と比較される。そして、上記
補正画像信号411が二値化閾値Thよりも大きい場合には
二値化画像信号421として「1」(黒画素)が出力さ
れ、小さい場合には「0」(白画素)が出力される。
像信号411と二値化画像信号421(ただし、ここでは二値
化画像信号421が「0」のときは「0h」、「1」のとき
は「FFh」とする)との差が算出され、これが二値化誤
差信号431として出力される。
誤差信号431に重み係数記憶手段44で記憶されている重
み係数A,B,C,D(ただし、A=7/16、B=1/16、C=5/1
6、D=3/16)を乗じることにより、重み誤差信号451が
算出される。
素の位置を示し、注目画素「*」の二値化誤差に重み係
数A,B,C,Dを乗じることにより、注目画素「*」の周辺
の4画素(重み係数A,B,C,Dの位置に対応する画素)の
重み誤差がそれぞれ算出される。
出手段45で算出された重み誤差信号451が記憶されるよ
うになっており、おのおの算出された4画素分の重み誤
差は、注目画素「*」に対しそれそれeA、eB、eC、eDの
領域に加算して記憶される。
信号であり、以上の手順で算出された計4画素分の重み
誤差を累積した信号となっている。
により発生した二値化誤差を、周辺画素に拡散して誤差
の補償を行うことにより、二値化誤差を最小とするよう
に作用するものである。したがって、入力画像が写真画
像のように階調性を重視するものである場合には、その
階調性を十分に満足した二値化処理を行うことが可能で
ある。
階調性よりも解放性を重視する画像においては、誤差補
償の処理が災いし、文字画像の領域の解像性が劣化する
という欠点があった。
文字画像や写真画像が混在した文書画像に対しても単一
の手法にて多値化処理を行うため各領域ごとに画像の特
徴に応じた処理を行うことができないという欠点があっ
た。
じた多値化処理を行うことで画質の向上を図り、さらに
は画像の特徴に応じた処理を行うことで各種画像処理に
おける処理効率の向上が図れる画像処理装置を提供する
ことを目的としている。
置は、処理対象画像における注目画素の画像情報を多値
化する多値化手段と、この多値化手段で多値化された情
報と前記画像情報とから多値化誤差を算出する多値化誤
差算出手段と、この多値化誤差算出手段にて算出された
多値化誤差と予め定められた係数とに基づいて、重み誤
差を算出する重み誤差算出手段と、前記注目画素周辺の
複数の画素にそれぞれ対応する別々の所定範囲内におけ
る各所定範囲ごとの最大濃度差をそれぞれ算出する算出
手段と、この算出手段により算出された各画素に対応す
る各所定範囲ごとの最大濃度差の平均値を特徴量として
算出する特徴量算出手段と、この特徴量算出手段にて算
出した特徴量を0から1までの範囲に入るように規格化
し、この規格化した特徴量を1から減算した値に前記重
み誤差算出手段で算出した重み誤差を乗算することによ
り誤差補正量を算出する補正量算出手段と、この補正量
算出手段にて算出した誤差補正量により前記注目画素以
降に処理される画素の画像情報を補正する補正手段とか
ら構成されている。
像が混在した文書画像であっても、それらの領域に対し
て多値化の処理を適応的に施すことができるようになる
ため、それぞれの領域における画像の特徴に適した方法
で多値化処理を行い得るものである。
明する。
理)の方法を示すものである。
像情報を記憶するものであり、「*」はラインバッファ
1中の注目画素の位置を示している。このラインバッフ
ァ1からの入力画像信号21は補正手段3に供給されるよ
うになっている。
るものであり、この補正手段3で補正された補正画像信
号31は二値化手段4および二値化誤差算出手段5にそれ
ぞれ供給される。
画素「*」の画像情報)を所定の閾値Thで二値化するも
のであり、この二値化手段4で二値化された二値化画像
信号41は二値化処理の結果として外部に出力されるとと
もに、二値化誤差算出手段5に供給されるようになって
いる。
画像信号41とから二値化された注目画素「*」の二値化
誤差を算出するものであり、この二値化誤差算出手段5
で算出された二値化誤差信号51は誤差補正手段100に供
給されるようになっている。
に上記二値化誤差信号51を補正するものであり、この誤
差補正手段100で補正された補正二値化手段100aは重み
誤差算出手段7に供給されるようになっている。
み係数記憶手段6に記憶されている重み係数と上記補正
二値化手段100aとを入力し、この補正二値化手段100aに
上記重み係数を乗じて重み誤差を算出するものである。
この重み誤差算出手段7で算出された重み誤差信号71
は、誤差記憶手段8に供給され、重み誤差として記憶さ
れるようになっている。
正信号81として補正量算出手段9に供給される。
領域内(太枠WA,WB,WC,WDで囲まれた部分)の画像情報
から、当該領域内における最大濃度差を算出するもので
ある。この特徴量算出手段10からの特徴量信号(最大濃
度差信号)101は、補正量算出手段9および前記誤差補
正手段100にそれぞれ供給されるようになっている。
徴量信号101に応じて上記誤差記憶手段8からの画像補
正信号81に補正を施し、補正量信号91を出力するもので
ある。
は、補正手段3において、上記補正量信号91により補正
が行われて二値化手段4および二値化誤差算出手段5に
それぞれ供給されることになる。
方法について詳細に説明する。
て得られた入力画像信号21は、補正手段3において、補
正量算出手段9からの補正量信号91によって補正処理さ
れた後、補正画像信号31として出力される。
化閾値Thと比較されることにより二値化画像信号41とし
て出力される。すなわち、上記二値化閾値Thとして、た
とえば「80h」を用い、補正画像信号31が二値化閾値Th
より大きければ二値化画像信号41として「1」(黒画
素)が、小さければ「0」(白画素)が出力される。
いては、上記補正手段3からの補正画像信号31と比較さ
れることにより差が求められ、結果として二値化誤差信
号51が出力される。
て、特徴量算出手段10からの特徴量信号101をもとに補
正され、補正二値化信号100aとして出力される。
いて、重み係数記憶手段6に記憶されている重み係数A,
B,C,D(ただし、A=7/16、B=1/16、C=5/16、D=3
/16)が乗じられ、重み誤差信号71として算出される。
素の位置を示し、注目画素「*」の二値化誤差に重み係
数A,B,C,Dを乗じることにより、注目画素「*」の周辺
の4画素(重み係数A,B,C,Dの位置に対応する画素)の
重み誤差がそれぞれ算出される。
誤差記憶手段8において、4画素分の重み誤差が注目画
素「*」に対してそれぞれeA、eB、eC、eDの領域に加算
して記憶される。そして、この誤差記憶手段8からは、
画像補正信号81として、注目画素「*」の位置の信号で
あり、以上の手順で算出した計4画素分の重み誤差の累
積された信号が出力される。
において、注目画素「*」の周辺の4画素(○A、
○B、○C、○D)についてそれぞれ4×4のウィンド
ウ内(太枠WA,WB,WC,WDで囲まれた部分)の画像濃度の
最大濃度差が算出され、さらにその平均値より求められ
る。
おいて、上記特徴量算出手段10からの特徴量信号101を
もとに上記誤差記憶手段8からの画像補正信号81より生
成される。
装置の一例について説明する。
ある。
装置にて原稿を読み取って得られた画像情報を、たとえ
ば1画素当り8ビットのデジタルデータとして入力し、
これを二値化処理するものである。
納しておくものであり、このような画像情報を以下に示
す画像処理(二値化処理)に供するものである。
ックCLKに同期して出力される画像信号を入力し、その
画像信号を所定タイミングだけ、つまり後述する特徴量
信号101の算出とともに、補正量信号91の出力されるま
でのタイミングだけ遅延させるものである。
を補正するものである。すなわち、上記遅延手段2で遅
延された画像信号21と後述する補正量算出手段9からの
補正量信号91とを加算し、補正画像信号31を出力するよ
うになっている。
31を所定の閾値Thと比較し、二値化画像信号41として出
力するものである。この際、補正画像信号31が二値化閾
値Thよりも大きければ、二値化画像信号41として「1」
(黒画素)が、小さければ「0」(白画素)がそれぞれ
出力される。
行われる。すなわち、二値化誤差算出手段5は減算器で
構成され、上記補正手段3が出力する補正画像信号(C
I)31と上記二値化手段4が出力する二値化画像信号
(B)41との減算処理を行って二値化誤差信号(EB)51
を算出するものである。
の二値化誤差信号51を前記特徴量信号101によって補正
し、補正二値化誤差信号(EC)100aを算出するものであ
る。
領域のときは補正二値化誤差信号(EC)100aの値は小さ
くなり、文字/線図などの画像領域に拡散される二値化
誤差の量は少なくなる。したがって、文字などの解像性
は保存される。
C)100aの値はほぼ二値化誤差信号(EB)51に等しくな
り、誤差の補償が可能となって階調性が保存される。
誤差信号(EB)51と重み係数発生手段6に記憶されてい
る重み係数とを乗算し、重み誤差信号71を出力するもの
である。
=7/16、B=1/16、C=5/16、D=3/16)を注目画素の
周辺4画素の対応する位置に応じて発生するもので、た
とえばメモリで構成されている。なお、ここでは、4画
素の重み誤差をそれぞれ eA=A×EC …(3) eB=B×EC …(4) eC=C×EC …(5) eD=D×EC …(6) とする。ただし、eBは eB=EC−(eA+eC+eD) …(7) として求めても良い。
それぞれ対応する位置に蓄えられる。
リで構成される。この誤差記憶手段8の注目画素「*」
の位置から読み出した信号が画像補正信号81となる。誤
差記憶手段8の注目画素「*」の位置にはすでに処理さ
れた4画素分の重み誤差が記憶されている。
は、上記ラインバッファ1における注目画素「*」の周
辺の4画素について、それぞれ局所領域における画像信
号から特徴量信号(最大濃度差信号)101を算出するよ
うになっている。特徴量信号101とは画像の特徴を表わ
すものであり、上記局所領域の画像信号が文字部(文字
/線図などの画像領域)特有の性質を示すか、あるいは
写真部(写真画像の領域)としての特徴を示すかを表わ
す量である。
出力される画像信号から、たとえば第5図に示すよう
に、対象画素(斜線で示す画素)の周辺の4画素につい
てそれぞれ4×4の領域内における画像信号の濃度の最
大値および最小値を求める。次いで、これらを減算し
て、上記4×4の領域内の最大濃度差信号を求める。そ
して、4画素の最大濃度差信号の平均を特徴量信号101
として抽出する。したがって、ラインバッファ1は少な
くとも5ライン分の容量を有するラインメモリで構成す
ることが必要である。
れた特徴量信号101をパラメータとして、前記誤差記憶
手段8から送られる画像補正信号81により補正量信号91
を求めるものである。
られる。
である。
対して、たとえば第5図に示すように、その対象画素
(斜線で示す画素)を含む4×4画素の領域内における
濃度の最大値と最小値とをそれぞれ求め、それらを減算
して最大濃度差を求めるものである。
ミングチャートに示すように、前記ラインバッファ1か
らクロックCLKに同期して列方向に4画素単位で順次入
力される画像情報(8ビット/画素)が、セレクタ10a
を介して各比較器10b,10c,10d,10eにそれぞれ順に分配
される。なお、この列単位に入力される画像情報の上記
セレクタ10aによる比較器10b,10c,10d,10eへの分配は、
クロックCLKを受けて動作する2ビットカウンタ10hから
の選択信号SE1,SE2により動作制御されて行われるよう
になっている。
4画素単位でそれぞれ列方向に比較され、その列におけ
る最大濃度(MAX端子出力)と最小濃度(MIN端子出力)
とがそれぞれ求められる。
0eからの信号がFTR1のタイミングで入力され、列方向に
それぞれ求められた最大値と最小値とから、さらに最大
値と最小値とがそれぞれ求められる。
領域内における濃度の最大値Dmaxと最小値Dminとがそれ
ぞれ求められ、FTR2のタイミングで出力される。
大値Dmaxと最小値Dminとの差である最大濃度差ΔDmaxが
求められる。この最大濃度差ΔDmaxは、 ΔDmax=Dmax−Dmin …(8) により求められる。
B、○C、○D)についてそれぞれ最大濃度差(ΔDmax
A,ΔDmaxB,ΔDmaxC,ΔDmaxD)が求められ、それらの平
均ΔDmaxAVEが特徴量信号101とされる。
xAVE)101をパラメータとして、上記画像補正信号
(E)81から求められる。
に入るように規格化が行われる。この規格化された最大
濃度差(ΔDmax)normを用いて、補正量信号(C)91は
次式により求められる。
値である。すなわち、上記(10)式で求めた補正量信号
91は、文字/線図の画像領域では小さく、写真画像の領
域では大きな値となる。
に、前記補正手段3で画像信号の補正を行うことによ
り、文字部については補正量が小さいために解像性を良
く、また写真部については周辺画素の二値化誤差により
誤差の補償を行うことができるために階調性の良い二値
化処理を施すことができる。
画像であっても、それらの領域に対して二値化の処理を
適応的に施すことができるようにしている。
おける最大濃度差が文字領域については大きく、写真領
域については小さいことを利用し、所定範囲内の画像の
最大濃度差から注目画素が文字領域であるか、写真領域
であるかを識別するとともに、二値化の際に、注目画素
が写真領域の場合には周辺画素の二値化誤差と注目画素
の画像信号とを加算した補正画像信号を所定の閾値で二
値化し、注目画素が文字領域の場合には注目画素の画像
信号そのものを所定の閾値で二値化するようにしてい
る。これにより、それぞれの領域における画像の特徴に
適した方法で二値化処理を行うことができるため、文字
部については解像性良く、また写真部については階調性
良く、二値化処理を施すことが可能となる。したがっ
て、従来の「誤差拡散法」にみられた文字画像の解像性
の劣化を抑制することができ、文字画像の解像性と写真
画像の階調性とを同時に満足すべく二値化処理を施し得
るものである。
に完全に分離するわけではないので、従来の像域分離処
理のような誤判定領域は存在せず、したがって誤判定に
よる画質の劣化が発生するということもない。すなわ
ち、写真領域中の濃度勾配の緩やかなエッジ部のよう
に、従来では誤判定しやすかった領域に対しても、エッ
ジ部を保存した階調処理を行うことができる。
素が写真領域の場合には周辺画素の二値化誤差と注目画
素の画像信号とを加算した補正画像信号を所定の閾値で
二値化し、注目画素が文字領域の場合には注目画素の画
像信号そのものを所定の閾値で二値化するようにした
が、これに限らず、たとえば注目画素の画像信号の補正
量を、周辺画素の最大濃度差をパラメータとして周辺画
素の二値化誤差を用いて算出する、つまり周辺の4画素
の最大濃度差の値をそれぞれ0〜1の範囲に規格化し、
「周辺画素の二値化誤差*(1−4画素の最大濃度差の
平均)」を補正量とすると、この補正量の値は文字領域
では小さく、写真領域では周辺画素の二値化誤差にほぼ
等しくなるため、この補正量と注目画素の画像信号とを
加算した補正画像信号とを所定の閾値で二値化するよう
にしても良い。
域は4×4に限らず、適宜範囲を自由に変更することが
できる。
実施例に示した(10)式の変わりに、 C=E/ΔDmax …(11) を用いることも可能である。
濃度差ΔDmaxを、「最大濃度差/平均濃度」あるいは
「画像の二次微分値であるラプラシアン値」などの文字
部と写真部とで異なる性質を有する特徴量で置き換えて
も良い。
説明したが、閾値Thを複数個設定することにより多値の
出力を得ることも可能であり、この場合には多値のレー
ザプリンタや熱転写プリンタなどに対応した最適な階調
表現が可能となる。
閾値は、読取手段で読取った画像信号、つまり画像情報
の反射率に対応した量をもとに算出しているが、この量
を画像濃度(反射率の逆数の対数)に変換した値で、さ
らには、人間の視覚特性を考慮した変換信号をもとに識
別を行っても良い。
々変形実施可能なことは勿論である。
解像性と写真画像の階調性とを同時に満足すべく多値化
処理を行うことが可能となるため、画像情報をその画像
の特徴に応じた多値化処理を行うことで画質の向上を図
り、さらには画像の特徴に応じた処理を行うことで各種
画像処理における処理効率の向上が図れる画像処理装置
を提供できる。
で、第1図は画像処理装置の構成を概略的に示すブロッ
ク図、第2図は二値化処理の原理を説明するために示す
図、第3図は特徴量算出手段の構成例を示すブロック
図、第4図は特徴量算出手段の動作を説明するために示
すタイミングチャート、第5図は画像処理の画素領域の
概念を説明するために示す図であり、第6図は従来技術
とその問題点を説明するために示す図である。 1……ラインバッファ、2……遅延手段、3……補正手
段、4……二値化手段、5……二値化誤差算出手段、6
……重み係数発生手段、7……重み誤差算出手段、8…
…誤差記憶手段、9……補正量算出手段、10……特徴量
算出手段、100……誤差補正手段。
Claims (1)
- 【請求項1】処理対象画像における注目画素の画像情報
を多値化する多値化手段と、 この多値化手段で多値化された情報と前記画像情報とか
ら多値化誤差を算出する多値化誤差算出手段と、 この多値化誤差算出手段にて算出された多値化誤差と予
め定められた係数とに基づいて、重み誤差を算出する重
み誤差算出手段と、 前記注目画素周辺の複数の画素にそれぞれ対応する別々
の所定範囲内における各所定範囲ごとの最大濃度差をそ
れぞれ算出する算出手段と、 この算出手段により算出された各画素に対応する各所定
範囲ごとの最大濃度差の平均値を特徴量として算出する
特徴量算出手段と、 この特徴量算出手段にて算出した特徴量を0から1まで
の範囲に入るように規格化し、この規格化した特徴量を
1から減算した値に前記重み誤差算出手段で算出した重
み誤差を乗算することにより誤差補正量を算出する補正
量算出手段と、 この補正量算出手段にて算出した誤差補正量により前記
注目画素以降に処理される画素の画像情報を補正する補
正手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (2)
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JP2308472A JP3031994B2 (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 画像処理装置 |
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