JP3031488B2 - 再取付け可能なテープ構造 - Google Patents
再取付け可能なテープ構造Info
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Landscapes
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は再取付け可能なテープ
構造に係り、一般に感圧粘着テープを用いる脱着システ
ムに用いられ、衣料や文具その他の脱着を必要とする分
野、特には使い捨てオムツ、エプロン、ナプキンに有用
な再取付け可能なテープ構造に関するものである。
構造に係り、一般に感圧粘着テープを用いる脱着システ
ムに用いられ、衣料や文具その他の脱着を必要とする分
野、特には使い捨てオムツ、エプロン、ナプキンに有用
な再取付け可能なテープ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術およびその課題】従来、使い捨てオムツに
おける脱着システムに言及した文献としては、アメリカ
特許2714889号、3221783号、36202
17号などが知られている。
おける脱着システムに言及した文献としては、アメリカ
特許2714889号、3221783号、36202
17号などが知られている。
【0003】しかしながら、これらはテープをオムツ本
体上で脱着するのでオムツの脱着時にオムツを損なうお
それがあって好ましくない。
体上で脱着するのでオムツの脱着時にオムツを損なうお
それがあって好ましくない。
【0004】また、ターゲットテープを用いることを特
徴とする文献としては、アメリカ特許3951149
号、3987783号、3999540号、40208
42号や特開昭60−146002号等がある。しか
し、これらはターゲットテープ上で脱着を行なうので、
オムツの脱着時オムツを損なうという点は解決されてい
るが、ターゲットテープを赤ちゃんが飲み込んでしまう
というおそれがあったり、テープ構造としてファスナー
テープ、リリーステープとターゲットテープの3種類の
テープ或は合成テープが必要なため、作業面、コスト面
から好ましくない。
徴とする文献としては、アメリカ特許3951149
号、3987783号、3999540号、40208
42号や特開昭60−146002号等がある。しか
し、これらはターゲットテープ上で脱着を行なうので、
オムツの脱着時オムツを損なうという点は解決されてい
るが、ターゲットテープを赤ちゃんが飲み込んでしまう
というおそれがあったり、テープ構造としてファスナー
テープ、リリーステープとターゲットテープの3種類の
テープ或は合成テープが必要なため、作業面、コスト面
から好ましくない。
【0005】そこで、現在ではターゲットテープの代り
にオムツの前面に予め接着されたテープゾーンを設けた
構造に置きかわっている。
にオムツの前面に予め接着されたテープゾーンを設けた
構造に置きかわっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記に鑑み
てオムツの脱着時にオムツを損なうことなく、しかも構
造が簡単で作業面、コスト面からも有利な再取付け可能
なテープ構造を得るべく検討の結果、オムツに限らずナ
プキンやエプロンその他衣料や文具など脱着を必要とす
る分野で有用なテープ構造としてこの発明に至ったもの
である。
てオムツの脱着時にオムツを損なうことなく、しかも構
造が簡単で作業面、コスト面からも有利な再取付け可能
なテープ構造を得るべく検討の結果、オムツに限らずナ
プキンやエプロンその他衣料や文具など脱着を必要とす
る分野で有用なテープ構造としてこの発明に至ったもの
である。
【0007】即ち、この発明のテープ構造は、接合すべ
き被着体同士の各々の面に、予めその一方の面で固着さ
れているテープAとテープBにおいて、両テープA、B
は略同一形状であり、テープA及びBの一方の面は粘着
剤が形成されてテープ全体で被着体に固着可能とし、テ
ープA及びBの他方の面は基材、及び粘着剤の2種から
形成され、かつ両テープAとBを重ね合わせた時に両テ
ープの相対する面が、粘着剤と基材の組み合わせとなる
ようにし、両テープA、Bがそれぞれ他方の面同士の間
で接合あるいは再取付けができることを特徴とするもの
である。
き被着体同士の各々の面に、予めその一方の面で固着さ
れているテープAとテープBにおいて、両テープA、B
は略同一形状であり、テープA及びBの一方の面は粘着
剤が形成されてテープ全体で被着体に固着可能とし、テ
ープA及びBの他方の面は基材、及び粘着剤の2種から
形成され、かつ両テープAとBを重ね合わせた時に両テ
ープの相対する面が、粘着剤と基材の組み合わせとなる
ようにし、両テープA、Bがそれぞれ他方の面同士の間
で接合あるいは再取付けができることを特徴とするもの
である。
【0008】
【作用】以下、この発明のテープ構造を添付図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0009】図1はテープAとテープBの構造例を示す
ものである。
ものである。
【0010】図1において、1はテープA、2はテープ
Bを示し、1のテープAはプラスチックフィルム、不織
布、発泡体などの基材1B一方の面全面に粘着剤層1A
を形成し、他方面は中央部を残して両端に粘着剤層1
A′を形成した構造であって、粘着剤層1Aにて被着体
に固着される。1A′はテープAとテープBの接合、再
取付けに用いられる粘着剤層である。
Bを示し、1のテープAはプラスチックフィルム、不織
布、発泡体などの基材1B一方の面全面に粘着剤層1A
を形成し、他方面は中央部を残して両端に粘着剤層1
A′を形成した構造であって、粘着剤層1Aにて被着体
に固着される。1A′はテープAとテープBの接合、再
取付けに用いられる粘着剤層である。
【0011】一方、2のテープBは、基材2Bとしてプ
ラスチック、不織布、発泡体のうち軟らかくて腰のある
ものが用いられ、その一方の面は中央部のみに粘着剤層
2Aを設けて、1のテープAとの脱着、再取付けが可能
となるよう構成され、他方の面には、被着体と固着され
る粘着剤層2A′が設けられている。
ラスチック、不織布、発泡体のうち軟らかくて腰のある
ものが用いられ、その一方の面は中央部のみに粘着剤層
2Aを設けて、1のテープAとの脱着、再取付けが可能
となるよう構成され、他方の面には、被着体と固着され
る粘着剤層2A′が設けられている。
【0012】図2の(a)〜(c)は、オムツ本体3へ
テープAとテープBからなる合成テープEを取付ける態
様を示し、合成テープEをオムツ3、3でサンドイッチ
し、プレス、熱、熱接着、接着剤等にてオムツに固着す
る。これにより、合成テープE即ちテープAとテープB
はそれぞれオムツ3、3に固着され、適宜テープAとテ
ープBの再取付けができる。また、剥した後は再びテー
プAとテープBを合わせて接合することができるのであ
る。
テープAとテープBからなる合成テープEを取付ける態
様を示し、合成テープEをオムツ3、3でサンドイッチ
し、プレス、熱、熱接着、接着剤等にてオムツに固着す
る。これにより、合成テープE即ちテープAとテープB
はそれぞれオムツ3、3に固着され、適宜テープAとテ
ープBの再取付けができる。また、剥した後は再びテー
プAとテープBを合わせて接合することができるのであ
る。
【0013】図3は、オムツ3に1のテープAと2のテ
ープBを取付けて接合時と脱着時の使用状態を示してい
る。テープAとテープBは予めオムツに接着するが、テ
ープAとテープBをラミネートしたままオムツでサンド
イッチして使うこともできる。この場合は図4、図5に
示すようなテープAとテープBをラミネートした合成テ
ープEを用いればよい。尚、図5における4は、必要に
応じて用いるセパレータとしてのリリースペーパーであ
る。
ープBを取付けて接合時と脱着時の使用状態を示してい
る。テープAとテープBは予めオムツに接着するが、テ
ープAとテープBをラミネートしたままオムツでサンド
イッチして使うこともできる。この場合は図4、図5に
示すようなテープAとテープBをラミネートした合成テ
ープEを用いればよい。尚、図5における4は、必要に
応じて用いるセパレータとしてのリリースペーパーであ
る。
【0014】また、この発明のテープ構造は、使い捨て
オムツにのみ用いられるのではなく、図8や図9に示す
ように衣料や封筒袋類等へも応用使用することができ
る。又、図6、図7はテープAとテープBを貼合わせた
形状を示し、剥し易くするために剥しはじめる部分を細
くするようにしたものである。
オムツにのみ用いられるのではなく、図8や図9に示す
ように衣料や封筒袋類等へも応用使用することができ
る。又、図6、図7はテープAとテープBを貼合わせた
形状を示し、剥し易くするために剥しはじめる部分を細
くするようにしたものである。
【0015】次に、この発明で用いるテープ基材として
は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの2層構造のも
のや、ポリエステル系が挙げられ、またこの他上記の発
泡体や不織布も軟らかさの点で好適である。このテープ
の厚さには特に限定はないが、厚い方が剥し易いことか
らみて、2μm〜3mmの範囲が好適である。
は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの2層構造のも
のや、ポリエステル系が挙げられ、またこの他上記の発
泡体や不織布も軟らかさの点で好適である。このテープ
の厚さには特に限定はないが、厚い方が剥し易いことか
らみて、2μm〜3mmの範囲が好適である。
【0016】粘着剤としては、ゴム系、アクリル系粘着
剤が用いられるが、スチレン−エチレン−ブタジエン−
スチレンブロック共重合体(水添SBS)、スチレン−
イソプレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−ブ
タジエン−スチレンブロック共重合体などのスチレンゴ
ム系樹脂粘着剤を夫々単独またはブレンドして用いるの
がよく、そのなかでもスチレン−エチレン−ブタジエン
−スチレンブロック共重合体が好適である。
剤が用いられるが、スチレン−エチレン−ブタジエン−
スチレンブロック共重合体(水添SBS)、スチレン−
イソプレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−ブ
タジエン−スチレンブロック共重合体などのスチレンゴ
ム系樹脂粘着剤を夫々単独またはブレンドして用いるの
がよく、そのなかでもスチレン−エチレン−ブタジエン
−スチレンブロック共重合体が好適である。
【0017】この発明は、テープAとテープBそれぞれ
の被着体への固着面以外の面同士の接着乃至は再取付け
を採用することで、テープAとテープBの間での繰返し
脱着を可能にし、これによって使い捨てオムツにおける
トップシート同士、バックシート同士ないしはトップシ
ートとバックシートを重ねあわされる部分にテープAな
いしはテープBを取付けることができる。
の被着体への固着面以外の面同士の接着乃至は再取付け
を採用することで、テープAとテープBの間での繰返し
脱着を可能にし、これによって使い捨てオムツにおける
トップシート同士、バックシート同士ないしはトップシ
ートとバックシートを重ねあわされる部分にテープAな
いしはテープBを取付けることができる。
【0018】テープAとテープBの被着体への固着にお
いては、接着剤を介するか、あるいは熱接着するか何れ
でもよい。
いては、接着剤を介するか、あるいは熱接着するか何れ
でもよい。
【0019】また、このテープ構造においては、テープ
AあるいはテープBの脱着を容易にするために、テープ
AとテープBの一方端部又は両端部には粘着剤や接着剤
がないこと、あるいはテープAとテープBの一方端部又
は両端部に摘みテープ片が設けられていることが好まし
い。
AあるいはテープBの脱着を容易にするために、テープ
AとテープBの一方端部又は両端部には粘着剤や接着剤
がないこと、あるいはテープAとテープBの一方端部又
は両端部に摘みテープ片が設けられていることが好まし
い。
【0020】テープAとテープBの接合あるいは再取付
けにはすでに図示説明したように、(1)テープAの粘
着剤面とテープBの背面(必要に応じて離型剤処理す
る)。(2)テープAの背面(必要に応じ離型処理す
る)とテープBの粘着剤面。の組合わせが用いられる。
けにはすでに図示説明したように、(1)テープAの粘
着剤面とテープBの背面(必要に応じて離型剤処理す
る)。(2)テープAの背面(必要に応じ離型処理す
る)とテープBの粘着剤面。の組合わせが用いられる。
【0021】尚、この発明においては、テープAとテー
プBはそれぞれに置換えて使用することも可能である。
テープAあるいはBの片面ないしは両面に形成する粘着
剤層、離型処理剤層はそれらの全面に限定されず、パタ
ーン状であってもよい。また、テープAとBの互いの接
着力は10〜5000g/25mmが好ましい。
プBはそれぞれに置換えて使用することも可能である。
テープAあるいはBの片面ないしは両面に形成する粘着
剤層、離型処理剤層はそれらの全面に限定されず、パタ
ーン状であってもよい。また、テープAとBの互いの接
着力は10〜5000g/25mmが好ましい。
【0022】
【実施例】以下、この発明を実施例により詳細に説明す
る。
る。
【0023】実施例1
【0024】スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレ
ンブロック共重合体(シエル社製)70重量部と水添テ
ルペン樹脂30重量部よりなる粘着剤を40μ厚のポリ
プロピレンフィルム上に50μ厚に塗布、乾燥してテー
プAを得た。
ンブロック共重合体(シエル社製)70重量部と水添テ
ルペン樹脂30重量部よりなる粘着剤を40μ厚のポリ
プロピレンフィルム上に50μ厚に塗布、乾燥してテー
プAを得た。
【0025】一方、25μ厚のポリエステルフィルムを
作成してテープBとした。そして図3の使い捨てオムツ
の1としてテープAを、2としてテープBを夫々粘着剤
にて固定し、両テープ接合後の剥離力をみたところ、2
50g/25mmであった。
作成してテープBとした。そして図3の使い捨てオムツ
の1としてテープAを、2としてテープBを夫々粘着剤
にて固定し、両テープ接合後の剥離力をみたところ、2
50g/25mmであった。
【0026】実施例2
【0027】図3の1の個所にテープAにかえてSIS
樹脂とSBS樹脂の等量混合物80重量部と石油系樹脂
50重量部より粘着剤を紙オムツ上に40μ厚に直接塗
布した。
樹脂とSBS樹脂の等量混合物80重量部と石油系樹脂
50重量部より粘着剤を紙オムツ上に40μ厚に直接塗
布した。
【0028】一方ポリエチレンとポリプロピレンの70
/30比よりなる100μ厚フィルム上に長鎖アルキル
系タイプの離系処理剤を塗布してテープBとし、これを
図3の2の個所に固定し、前記紙オムツ上に形成した粘
着層と接合後の剥離力は380g/25mmであった。
/30比よりなる100μ厚フィルム上に長鎖アルキル
系タイプの離系処理剤を塗布してテープBとし、これを
図3の2の個所に固定し、前記紙オムツ上に形成した粘
着層と接合後の剥離力は380g/25mmであった。
【0029】実施例3
【0030】アクリル系エマルジョン樹脂を50μ厚ポ
リエステルフィルム上に12μ厚に塗布してテープAと
した。一方、ポリエチレンを25μ厚にラミネートした
ポリプロピレン不織布(秤量50g)にシリコーン系離
系処理剤を塗布してテープBを得た。これらを図3の
1、2に固定し、両者接合後の剥離力をみたところ、3
0g/25mmであった。
リエステルフィルム上に12μ厚に塗布してテープAと
した。一方、ポリエチレンを25μ厚にラミネートした
ポリプロピレン不織布(秤量50g)にシリコーン系離
系処理剤を塗布してテープBを得た。これらを図3の
1、2に固定し、両者接合後の剥離力をみたところ、3
0g/25mmであった。
【0031】上記実施例1〜3で得たテープAおよびB
を10人の母親により使い捨てオムツのファスナーテー
プとして使用してもらい、脱着の容易さ、外れにくさ、
フィット性などのテストをしたところ10人中9人から
良好との回答を得た。
を10人の母親により使い捨てオムツのファスナーテー
プとして使用してもらい、脱着の容易さ、外れにくさ、
フィット性などのテストをしたところ10人中9人から
良好との回答を得た。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のテープ
構造によれば、テープが2種類ですみ、しかもこのテー
プを合成テープとするならば、オムツ生産者が容易に作
れるという利点がある。
構造によれば、テープが2種類ですみ、しかもこのテー
プを合成テープとするならば、オムツ生産者が容易に作
れるという利点がある。
【0033】又、オムツが今後パンツタイプになるにつ
れ、このパンツタイプに再取付け可能なこの発明のテー
プを用いることができる。又、従来のテープに比べてワ
ンタッチで剥せるという利点がある。
れ、このパンツタイプに再取付け可能なこの発明のテー
プを用いることができる。又、従来のテープに比べてワ
ンタッチで剥せるという利点がある。
【0034】特にこの発明のテープをオムツに用いる場
合、オムツ本体に組込まれるので違和感が全くことな
り、また、オムツの重ね合わせ部分がテープの面積全体
で固定されることになるので、オムツが動いても外れに
くいという効果がある。
合、オムツ本体に組込まれるので違和感が全くことな
り、また、オムツの重ね合わせ部分がテープの面積全体
で固定されることになるので、オムツが動いても外れに
くいという効果がある。
【0035】更に、この発明のテープ構造は、テープA
の粘着剤とテープBの基材、テープAの基材とテープB
の粘着剤をそれぞれ対応させて重ね合わせられるため、
一方のテープのみに粘着剤を有するテープ構造に比べ、
テープ重ね合わせ位置のばらつきによる粘着力の変動が
生じにくく、設計されたテープの接着力が実際の使用時
において、再現され易い。
の粘着剤とテープBの基材、テープAの基材とテープB
の粘着剤をそれぞれ対応させて重ね合わせられるため、
一方のテープのみに粘着剤を有するテープ構造に比べ、
テープ重ね合わせ位置のばらつきによる粘着力の変動が
生じにくく、設計されたテープの接着力が実際の使用時
において、再現され易い。
【図1】この発明のテープ構造を示す断面図である。
【図2】(a)〜(c)はこの発明のテープの使い捨て
オムツへの使用方法の実施例を示す説明図である。
オムツへの使用方法の実施例を示す説明図である。
【図3】この発明のテープ構造を使い捨てオムツに応用
した説明図である。
した説明図である。
【図4】この発明のテープ構造をロール状合成テープ形
状とした説明図である。
状とした説明図である。
【図5】この発明のテープ構造をロール状合成テープ形
状とした説明図である。
状とした説明図である。
【図6】この発明のテープの形状を示す斜視図である。
【図7】この発明のテープの形状を示す斜視図である。
【図8】この発明のテープ構造を衣料に応用した説明図
である。
である。
【図9】この発明のテープ構造を封筒袋に応用した説明
図である。
図である。
1 テープA 2 テープB 3 オムツ 4 リリースペーパー 1A 粘着剤層又は接着剤層 1A′ 粘着剤層又は接着剤層 1B 基材 2A 粘着剤層又は接着剤層 2A′ 粘着剤層又は接着剤層 2B 基材 2D 摘みテープ片 E 合成テープ
Claims (6)
- 【請求項1】 接合すべき被着体同士の各々の面に、予
めその一方の面で固着されているテープAとテープBに
おいて、両テープA、Bは略同一形状であり、テープA
及びBの一方の面は粘着剤が形成されてテープ全体で被
着体に固着可能とし、テープA及びBの他方の面は基
材、及び粘着剤の2種から形成され、かつ両テープAと
Bを重ね合わせた時に両テープの相対する面が、粘着剤
と基材の組み合わせとなるようにし、両テープA、Bが
それぞれ他方の面同士の間で接合あるいは再取付けがで
きることを特徴とする再取付け可能なテープ構造。 - 【請求項2】 基材がポリオレフィン系、ポリエステル
系などのフィルム、発泡体または不織布である請求項1
のテープ構造。 - 【請求項3】 粘着剤がゴム系、またはアクリル系粘着
剤である請求項1または2のテープ構造。 - 【請求項4】 ゴム系粘着剤がスチレン系のスチレン−
エチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、ス
チレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、スチ
レン−イソプレン−スチレンブロック共重合体の1種ま
たは2種以上の混合物である請求項3のテープ構造。 - 【請求項5】 テープAおよびテープBの互いの接着力
が10〜5000g/25mmである請求項1乃至4の
テープ構造。 - 【請求項6】 衣料、文具など接合、着脱を必要とする
用途に用いる請求項1乃至5のテープ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3013007A JP3031488B2 (ja) | 1990-11-05 | 1991-01-09 | 再取付け可能なテープ構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30049190 | 1990-11-05 | ||
JP2-300491 | 1990-11-05 | ||
JP3013007A JP3031488B2 (ja) | 1990-11-05 | 1991-01-09 | 再取付け可能なテープ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04213378A JPH04213378A (ja) | 1992-08-04 |
JP3031488B2 true JP3031488B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=26348722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3013007A Expired - Lifetime JP3031488B2 (ja) | 1990-11-05 | 1991-01-09 | 再取付け可能なテープ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3031488B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002180015A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-06-26 | Kanebo Ltd | シート状貼付体 |
-
1991
- 1991-01-09 JP JP3013007A patent/JP3031488B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04213378A (ja) | 1992-08-04 |
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