JP3030728U - 燃焼物を付着及び浸透した線香 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 葬儀及び墓参り時の、火事、火傷等を防止す
ることにある。また、天候の悪条件でも、容易に着火出
来ることにより、より安全を目的とするものである。 【構成】細長線香Ａは、片方の先端部に燃焼物Ｂを付着
及び浸透したものを有する。束なる細長線香Ｆは、導火
紙Ｃを一回りし重複した一部Ｅを糊等で固定する。二箇
所の着火部Ｄにも着火用の燃焼物Ｂを付着及び浸透し、
その先端約１５ｍｍを拡げ着火用Ｄとし、より確実に着
火するものである。渦巻線香は、先端部に燃焼物Ｂを付
着及び浸透し固定したものを有する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、墓参り、葬儀、納涼、行事、等に使用する線香に係るものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の技術では、線香に直接点火するため、容易に着火しにくい問題点を有し ていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

風雨等の悪条件下では、非常に着火しにくい問題点を有していた。

【０００４】 また、墓参りの場合、束なる細長線香Ｆは、紙その他の物を燃焼させるため、 火事、火傷になりかねない問題点を有していた。

【０００５】 湿気を含んだ線香も容易に着火しにくい問題点を有していた。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

細長線香は、燃焼物を付着及び浸透したものを有する。

【０００７】 そして、束を有する線香は、導火紙を用いて外周を巻付け、その先端部と対向 する位置に拡がり部を設け着火用とする。

【０００８】 他の線香は、先端部に燃焼物を付着及び浸透したものを有する。

【０００９】

【作用】

導火紙に、二ヶ所の着火部を設けた為、燃焼に偏りがない。

【００１０】 束なる線香は、着火部に着火することにより、導火紙に火は燃え移り、燃焼物 に着火するものである。

【００１１】 燃焼物を付着及び浸透することにより、満辺なく着火するものである。

【００１２】 細長線香及び渦巻線香は、燃焼物を付着及び浸透することにより、より迅速、 かつ安全に着火することができるものである。

【００１３】 点火物は、簡単かつ軽量物で済むものである。

【００１４】

【実施例】

化学的燃焼物とは、石油及び石炭等より、化学的に製品化した物質をいう。ま た自然的燃焼物とは、樹脂、硫黄等の物質いう。

【００１５】 燃焼物Ｂにおいては、付着及び浸透時は液体であり、付着及び浸透後は固体に なる物質を使用する。

【００１６】 線香Ａの先端より、約２〜３ｍｍ程度燃焼物に挿入する。付着及び浸透後は固 体になり、線香Ａより離脱することがない。

【００１７】 束なる線香Ｆは、導火紙Ｃを約１０ｍｍ幅で外周を巻き、導火紙Ｃの着火部Ｄ は約１５ｍｍ程度の長さをもたせる。

【００１８】 導火紙Ｃの巻き付け部は、線香Ａの片方先端部とする。

【００１９】

【考案の効果】

本考案は、上述のとうり構成されているので、次に記載する効果を奏する。

【００２０】 請求項１の燃焼物Ｂを付着及び浸透することにより、より安全、迅速に着火で きるものである。

【００２１】 請求項２の導火紙Ｃにおいて、ばらの細長線香を束にするとともに、巻きつけ 最終部と対向する位置二ヶ所を着火用としたため、紙等他の点火物は不要になり 、線香への点火を確実にするものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】細長線香に燃焼物を付着した正面図。

【図２】束なる線香の導火紙の正面図。

【図３】束なる線香の平面図。

【符号の説明】

Ａ 細長線香 Ｂ 燃焼物 Ｃ 導火紙 Ｄ 着火部 Ｅ 導火紙の接着部 Ｆ 束なる細

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【手続補正書】

【提出日】平成７年７月１０日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項 １

【補正方法】変更

【補正内容】

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項２

【補正方法】変更

【補正内容】

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図２

【補正方法】変更

【補正内容】

【図２】（中央部の着火部（Ｄ）用紙は、あらかじめ中
央部の接着部（Ｅ）にて接着をし固定しておく、図３の
ように、束なる線香の外周部に巻き付け、導火紙（Ｄ）
の最終部（Ｅ）を接着部（Ｅ）にて接着をし固定す
る。）

【手続補正４】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 自然的燃焼物又は化学的燃焼物からな
   る燃焼物（Ｂ）を用い、線香（Ａ）の先端部に付着及び
   浸透した線香に係るものである。
2. 【請求項２】 導火紙（Ｃ）からなる導火紙に、着火
   部（Ｄ）を設けたものであり、請求項１に係るものであ
   る。