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JP3030661U - 生薬袋付枕 - Google Patents

生薬袋付枕

Info

Publication number
JP3030661U
JP3030661U JP1996004605U JP460596U JP3030661U JP 3030661 U JP3030661 U JP 3030661U JP 1996004605 U JP1996004605 U JP 1996004605U JP 460596 U JP460596 U JP 460596U JP 3030661 U JP3030661 U JP 3030661U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crude drug
pillow
bag
drug bag
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996004605U
Other languages
English (en)
Inventor
成介 青木
Original Assignee
株式会社スーブニール
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社スーブニール filed Critical 株式会社スーブニール
Priority to JP1996004605U priority Critical patent/JP3030661U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3030661U publication Critical patent/JP3030661U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Bedding Items (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 枕の上面の頭が当たる部位の内ポケットに生
薬等を配合して入れた袋を挿入して、頭を生薬の表示の
上に載せるとその袋の生薬の効果を適性に発揮でき、使
用する生薬の材料の節約を図ることができ、さらには、
コットンとプラチナ繊維を用いて生薬の効果を生かすこ
とができる。 【解決手段】 枕1の上部の頭を載せる内面に内ポケッ
ト2を設け、該内ポケット2に複数種の生薬4或いは香
料等を配合して入れた布製、合成樹脂繊維製等の生薬袋
3を挿入して止め、枕1の表面に前記袋の位置を表示手
段5で示したことを特徴とする生薬袋付枕。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】この考案は枕の頭を載せる部位に薬草等を入れた 袋を位置させ、生薬による治療効果高める生薬袋付枕に関する。
【0002】
【従来の技術】枕を頭に当てて寝るとき、枕を当てる首の後ろ側(うなじ部 分)にはからだの多くの部位と繋がった重要な血管や、神経、経絡やツボが集中 しており、生薬の効果が首の後ろ側を通じてからだの各器官に行き渡ることから 、従来枕の中に籾殻等に数種の生薬を混ぜたもの、或いは数種の生薬だけを詰め た薬枕が使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の薬枕では枕全体に生薬が詰めてある ので、使用するに従って、生薬が粉状になって枕の包装材から出て行き、段々と 生薬の効果が減少してしまう。また枕の全体に高価な生薬を入れるため、製品が 非常に高価なものとなる。さらには、布製枕の場合内部の生薬が湿気を帯びやす いので、枕を乾燥させなければ生薬の効果がそこなわる等の問題点があった。
【0004】この考案はこのような問題を解決するもので、枕の上面の頭が 当たる部位の内ポケットに生薬、或いは生薬と香料を配合して入れた袋を挿入し 、お年寄りでもわかるように表面に生薬袋の位置又は範囲を表示手段で示して、 頭をその表示の上に載せるとその袋の生薬の効果を適性に発揮でき、生薬袋を内 ポケットに挿入したので使用によって生薬が粉になっても内ポケットから出ず、 生薬の減少がなく、又生薬袋は小さくて良いので従来の10分の1以下に生薬の 材料の量の節約を図ることができ、コットンとプラチナ繊維を用いれば生薬の乾 燥を維持し、生薬の効果とプラチナ繊維の効果を生かすことができ、さらには枕 の高さも変えうる生薬袋付枕を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の請求項1の生薬袋付枕は枕1の上 部の頭部を載せる内面に内ポケット2を設け、該内ポケット2に複数種の生薬4 、或いは香料等を配合して入れた布製、合成樹脂繊維製等の生薬袋3を挿入して 止め、枕1の表面に前記生薬袋の位置又は範囲を示す表示手段5で示したもので ある。
【0006】また、請求項2の考案は前記生薬袋3をコットンとプラチナ繊 維で作成したもので、この袋に生薬4或いは生薬と香料を入れて枕1の上面の内 ポケット2に挿入して止めれば、生薬が湿気を帯びないので生薬の効果が長く維 持できる。
【0007】請求項3の考案は枕1の両端と枕の底面にマジックテープ8を 取付け、枕の両端を折曲げてマジックテープ同志を接着して枕の高さを変えるこ とができる。
【0008】
【考案の実施の形態】この考案の枕に取付ける袋は生薬が湿気を嫌うので通 気性のよいガーゼや木綿を使用して作り、その中に症状に適応する数種の薬草を 乾燥して細かくして入れる。例えば、高血圧の人のため、はとむぎ、菊花等数種 の生薬4を配合して生薬袋3に入れ、これを枕1の上部の内面の内ポケット2に 挿入し、内ポケット2の口を縫着し、枕の上面には表示手段5として生薬袋の位 置又は範囲を示す四角形の表示を付してある。この枕の四角形の表示の上に頭を 載せて休むことにより、生薬袋3の生薬4に含まれているはとむぎ、菊花等の持 っている「気」をスムーズに流すことにより首のうしろ側のうなじの経絡の通り を良くし、血の流れを良くし、また内分泌の働きを改善する。また生薬袋に生薬 4と香料としてコーヒー豆を粉砕したもの、ハーブ等を入れれば、香料の持つ「 芳香」が空気中に発散されることにより、耳、鼻、口、目等の皮膚粘膜から吸収 されて沈痛などの作用をし、神経の調節、疲労回復を促す働きをする。
【0009】また、生薬袋をコットンと、プラチナをベースにセラミックス の粉末を原料とするプラチナ繊維で作成すれば、湿気が内部に入らないので、内 部の生薬が湿気を帯びることがなく、しかもプラチナ繊維から出る生育電磁波効 果で健康の促進ができる。又コットン、プラチナ繊維は柔軟性があり、首の後ろ の曲面に合わせて弯曲し、接触面積が広く、生薬の効果を行き渡らせることがで きる。
【0010】枕1の両端と枕の底面中央寄りにマジックテープ8を取付けて 、その枕の両端を適宜折曲げてマジックテープ同志を接着して所望の高さとし、 頭を載せた時所望の高さで生薬袋が首の後ろに当るようにでき、生薬効果を充分 に行き渡らせる。
【0011】
【実施例】以下に図面に示す実施例に基づいて説明する。図1及び図2にお いて、1は布製、または合成樹脂繊維製等の袋に籾殻6、羽毛、スポンジ等を詰 めた枕、2は枕1の上部の頭を載せる部位の内面に縫着した内ポケット、3は植 物性の数種の生薬4等を配合して入れた布製、合成樹脂繊維製等の生薬袋で、内 ポケット2に挿入して口2′を縫着して止めるか、或いは枕1にチャック等で開 閉する口7を設け、内ポケット2の口2′を開閉して生薬袋3を取替え可能とし 、使用者の症状によりそれに適した生薬を入れた生薬袋と取替え、或いは、古く なった生薬袋を新しいものと取替え可能とする。この植物性生薬は根、幹の皮、 枝片、花、葉、種、果実などである。
【0012】前記生薬袋3は少なくとも頭を載せる大きさとする。実施例で はこの生薬袋3は頭が動くことも考慮してガーゼ地で頭の大きさより大きめに作 り、その袋に、例えば、高血圧用として、はとむぎと菊花等の生薬4を1対1の 比率に配合して入れ、これを枕1の上部中央の内面の内ポケット2に挿入して口 2′を縫着してある。実施例では枕1の内ポケット2に生薬袋3を挿入して縫着 した場合を示したが、これに限定されるものではなく、ボタン、チャック等の止 め具で止めるようにしてもよい。又ふとん等の寝具、或いは座蒲団を枕代わりと するとき、頭を当てる箇所に内ポケットを設けて生薬袋3を挿入して縫着しても 良い。生薬の配合は消火器系、呼吸器系、神経系に応じた漢方の生薬の配合によ り行う。
【0013】また、前記生薬袋3は生薬の湿気を防ぎ、生薬の粉が漏れ出な い素材とするのが好ましい。例えば、コットンとプラチナ繊維製とすれば湿気を 防いで、生薬の乾燥状態を維持でき、また生薬の粉も漏れ出ることがない、しか もプラチナ繊維より微小の生育電磁波による効果を付与できる。又コットンとプ ラチナ繊維で作製すると頭を載せたとき、柔軟性があるから弯曲形状となって、 首の後ろの曲面になじみ易く、接触面積が広くなり、生薬の効果を行き渡らせる ことができる。
【0014】5は生薬袋の位置又は範囲を示す表示手段で、実施例では生薬 袋の範囲を枕の表面に四角形に斜線を描いて示してある。表示手段5としては、 上記の四角形の表示に限られるものではなく、その他の適宜の図案、記号或いは 文字等で示してもよい。
【0015】枕1の両端と枕の下面の両側にマジックテープ8を設けて、枕 の両端を下方へ折曲げてマジックテープ同志を接着して、枕の高さを高くできる 。而して枕の高さを若い人、年寄りが変えて当てることができる。
【0016】この考案の生薬袋付枕の使用法は枕1の生薬袋の位置又は範囲 を示す表示手段5の上に頭を置いて寝ると、その内部の生薬袋の生薬の効能が首 の後ろのうなじの部位を通じてからだの各器官にまで行き渡る。生薬袋には使用 する人の症状、例えば消火器系、呼吸器系、神経系の症状に応じた生薬、或いは 生薬と香料等を入れておけば、頭に当てている間にそれらの症状の予防、改善を 促すことができる。
【0017】
【考案の効果】この考案の請求項1の生薬袋付枕によれば、枕の上面の内ポ ケットに生薬等を入れた生薬袋を挿入してあるので、表示手段の上に頭を載せて 休めば、首の後ろ側を通じ、経絡の働きを強め、「気」をスムーズに流し、気の めぐりを良くすることで、血の流れを良くすることができ、また内分泌の働きを 改善して抵抗力を向上させ、神経の調節、疲労回復を促して、病気、例えば高血 圧の予防、改善を図ることができる。又生薬袋を使用する人の症状に応じて取替 えでき、生薬袋が古くなったときにも新しいものと容易に取替えできる。
【0018】枕の内ポケットに生薬袋を入れるので、粉が出ることはなく、 生薬の効果が減少することがない。また枕の上面の頭を載せる箇所だけに生薬袋 を設けるので、生薬の量は従来に比べて10分の1以下にでき、製品を廉価に提 供することができる。生薬袋の位置は動くことなく、同じ位置にあり、しかもそ の位置又は範囲が枕の表面に分かりやすく表示されているので、お年寄りでも生 薬の位置を間違えることなく適性に使用できる。
【0019】生薬袋に生薬と香料を入れれば、前記した生薬による効果と香 料の「芳香」が目、耳、鼻、口等に働きかけ、沈痛の作用との相乗効果で一層神 経の調節、疲労回復を促して病気等の予防、改善を図ることができる。
【0020】請求項2によれば、生薬袋をコットンとプラチナ繊維で作成す れば、湿気が入るのを防ぐことができ、従って生薬が湿気を帯びることがなく、 生薬はかなり長期間効果が減少しない。またプラチナ繊維からは微小の生育電磁 波を放射して健康・美容に優れた効果をもたらすことができる。又コットンとプ ラチナ繊維は柔軟性があるから、首の後ろの曲面になじみ易く、接触面積が広く 、生薬の効果を首の後ろを通じて広く行き渡らせることができる。
【0021】枕の両端と底面にマジックテープを取付ければ、枕の両端を底 面側へ折曲げてマジックテープ同志を接着することにより枕の高さを変えること ができる。従って頭を載せる高さを使用者が変えて首の後ろに生薬袋を的確に当 てるようにすれば充分に生薬の効果を行き渡らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の生薬袋付枕の一部破断斜視図であ
る。
【図2】同断面図である。
【図3】生薬袋の斜視図である。
【図4】チャック付枕の正面図である。
【図5】マジックテープ付枕の正面図である。
【符号の説明】
1…枕、2…内ポケット、3…生薬袋、4…生薬、5…
表示手段、8…マジックテープ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枕(1)の上部の頭部を載せる内面に内ポ
    ケット(2)を設け、該内ポケット(2)に複数種の生
    薬(4)或いは香料等を配合して入れた布製、合成樹脂
    繊維製等の生薬袋(3)を挿入して止め、枕(1)の表
    面に前記袋の位置又は範囲を示す表示手段(5)を付し
    たことを特徴とする生薬袋付枕。
  2. 【請求項2】前記生薬袋(3)をコットンとプラチナ繊
    維で作成した請求項1記載の生薬袋付枕。
  3. 【請求項3】枕(1)の両端と枕の底面にマジックテー
    プ(登録商標)(8)を取付けた請求項1記載の生薬袋
    付枕。
JP1996004605U 1996-04-26 1996-04-26 生薬袋付枕 Expired - Lifetime JP3030661U (ja)

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JP1996004605U JP3030661U (ja) 1996-04-26 1996-04-26 生薬袋付枕

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Publication Number Publication Date
JP3030661U true JP3030661U (ja) 1996-11-01

Family

ID=43165643

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3403375B2 (ja) 2000-08-21 2003-05-06 雅子 大野 枕、座布団等の敷き具

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