JP3029772B2 - 転写式プリンタ - Google Patents
転写式プリンタInfo
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Description
プラテンとの間に介挿し、印字ヘッドによりインクリボ
ンを使用して用紙に印字を行う転写式プリンタに関す
る。
使用して用紙に印字を行う転写式プリンタで、未使用の
インクリボンロール状に巻回されている送りローラとサ
ーマルヘッドにより印字に使用されたインクリボンを巻
き取る巻き取りローラとからなるインクリボンマガジン
( インクリボンカートリッジ )が着脱自在に設けられた
ものが知られている。
在に設けた転写プリンタでは、インクリボンマガジンの
良好な着脱性を得るために、サーマルヘッドを片持ち構
造にしたものが知られている。このようにサーマルヘッ
ドを片持ち構造にすることにより、側面からインクリボ
ンを挿入できるので、インクリボンマガジンをワンタッ
チでセットすることができる。
を行うカラープリンタにおいて、サーマルヘッド及びプ
ラテンからなる印字ブロックを用紙の搬送路に沿って直
列に複数個配列したものが知られている。
テナンス( 交換又は清掃 )やエラー処理( 用紙ジャム等
のエラー処理 )・点検は、通常サーマルヘッドをヘッド
アップ状態にし、このとき生じるサーマルヘッドとプラ
テンとの隙間及びサーマルヘッドの周囲の隙間を利用し
て( 隙間に手を入れて )行っていた。
処理の高速化が要望され、上述したカラープリンタで
も、各部品を小形化することや印字ブロック間の距離を
短くして要望に対応している。
も、サーマルヘッドをヘッドアップしてもサーマルヘッ
ドとプラテンとの間には利用できるような隙間は生じな
くなっている。
テナンスやエラー処理・点検は、必要な隙間が得られな
いため、印字ブロックの全体又は一部をを取り外さなけ
ればできないという問題があった。
ヘッド等関するメンテナンスやエラー処理・点検を容易
にすることができる転写式プリンタを提供することを目
的とする。
用紙を印字ヘッドとプラテンとの間に介挿し、前記印字
ヘッドによりインクリボンを使用して前記用紙に印字を
行う転写式プリンタにおいて、 前記印字ヘッドを片持
ち構造に支持し、この印字ヘッドの片持ち側に、前記印
字ヘッドを前記プラテンに対して離間・接近する方向に
回動する回動機構と、前記回動機構による前記印字ヘッ
ドの前記プラテンへの接近時には、この接近状態を保持
するマグネットで構成された接近状態保持機構と、前記
印字ヘッドを前記回動機構による離間状態の方向へ付勢
する離間状態付勢機構とを設けたものである。
とプラテンとの間に介挿し、前記印字ヘッドによりイン
クリボンを使用して前記用紙に印字を行う転写式プリン
タにおいて、 未使用のインクリボンが巻回されている
送りローラと前記印字ヘッドにより印字に使用されたイ
ンクリボンを巻き取る巻き取りローラとからなるインク
リボンマガジンを着脱自在に設け、前記プラテンの一端
を回転自在に支持すると共にこの一端側の前記印字ヘッ
ドの一側端を前記プラテンに対して離間・接近する方向
に回動する回動機構を介して支持する片持ち支持部材
と、前記プラテンの他端を回転自在に支持するプラテン
支持部材とを設け、前記片持ち支持部材には、前記イン
クリボンマガジンを位置決めして支持するマガジン係合
部と、前記印字ヘッドの前記一側端を前記回転機構によ
る接近時に位置決めするヘッド本体係合部とを設け、前
記印字ヘッドの他の側端には、前記インクリボンマガジ
ンに位置決めして支持されるヘッドマガジン係合部を設
け、前記プラテン支持部材には、前記インクリボンマガ
ジンを位置決めして支持するプラテンマガジン係合部を
設けたものである。
印字ヘッドが、回転機構により、プラテンに対して離間
・接近する方向に回動する。この回転機構により印字ヘ
ッドがプラテンに対して離間した時には、印字ヘッドと
プラテンとの間に所望の隙間が生じる。さらに、離間状
態付勢機構により離間状態の方向へ付勢されているの
で、回転機構により印字ヘッドがプラテンに対して離間
した時には、この離間状態が離間状態付勢機構による付
勢力により保持され、印字ヘッドの離間状態から接近状
態への急な落下を防止する。回転機構により印字ヘッド
がプラテンに接近した時には、マグネットで構成された
接近状態保持機構により接近状態が保持される。
ドの他の側端は、ヘッドマガジン係合部を介してインク
リボンマガジンに位置決めして支持され、このインクリ
ボンマガジンは、プラテンマガジン係合部を介してプラ
テン支持部材に位置決めして支持される。すなわち、印
字ヘッドの他の側端は、プラテン支持部材に位置決めし
て支持される。
端が回転自在に支持され、印字ヘッドの一側端を回動機
構を介して支持し、マガジン係合部を介してインクリボ
ンマガジンを位置決めして支持する。
ジンをセットすることにより、プラテンと共に両持ち構
造となる。このとき、印字ヘッドの一側端は、ヘッド本
体係合部を介して、片持ち支持部材に位置決めされる。
すなわち、印字ヘッドとプラテンとの平行度が確保され
る。
には、回動機構により印字ヘッドは、プラテンに対して
離間・接近する方向に回動する。この回転機構により印
字ヘッドがプラテンに対して離間した時には、印字ヘッ
ドとプラテンとの間に所望の隙間が生じる。
説明する。
個の印字部を順番に備えたシングルパス形のカラープリ
ンタ1の概略の構成を示す図である。
ジン3〜6が順番に直列に着脱自在に設けられ、これら
のインクリボンマガジン3〜6には、それぞれイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のインクリボン
がセットされている。
されるこのカラープリンタ1本体側部分には、4個のヘ
ッドブロック7〜10が設けられている。この各ヘッド
ブロック7〜10に、前記搬送路2を介して対向配置さ
れたプラテン11〜14が設けられている。
16に対向配置された補助ローラ17を介してが、用紙
供給口15-1から供給された用紙は、前記搬送路2を搬
送され、前記各インクリボンマガジン3〜6( 各ヘッド
ブロック )へ供給される。そして用紙は、このインクリ
ボンマガジン3〜6を通過して印字が行われ、用紙排出
口15-2からカラープリンタ1の外部に排出される。
印字するインクリボンマガジン3への搬送路2には、搬
送ローラ16及びこの搬送ローラ16に対向配置された
補助ローラ17が設けられている。
体1に回動軸17-1により回動自在に設けられた補助ロ
ーラ取付部材17-2に回転自在に軸支されている。さら
にこの補助ローラ取付部材17-2には、用紙を前記搬送
路2に付勢するためのガイドローラ17-3が設けられて
いる。なおこの補助ローラ取付部材17-2を上に回動さ
せた状態を図1中に破線で示す。
等の摩擦係数の高い素材から構成されており、前記各プ
ラテン11〜14の表面の摩擦係数よりも高くなってお
り、この搬送ローラ16及び補助ローラ17による連続
用紙の搬送力( 保持力 )は、前記各プラテン11〜14
による連続用紙の搬送力( 引張力 )よりも大きくなって
いる。前記搬送ローラ16は、突起ローラや溶射ローラ
と呼ばれるローラで形成される。
接続され、このギアは、複数個のギアを介して、ステッ
ピングモータからなる第1のモータ18の回転軸に接続
されたギアに連結され、この第1のモータ18により、
前記搬送ローラ16は回転制御されるようになってい
る。
するヘッドブロック7に対向配置された前記プラテン1
1の回転軸、2番目に印字するヘッドブロック8に対向
配置された前記プラテン12の回転軸にはそれぞれ異な
るギア比のギアが接続され、その各ギアは、複数個のギ
アを介してステッピングモータからなる第2のモータ1
9の回転軸に接続されたギアに連結され、この第2のモ
ータ19により、前記プラテン11,12はそれぞれ回
転制御されるようになっている。
9に対向配置された前記プラテン13の回転軸、第4番
目に印字するヘッドブロック10に対向配置された前記
プラテン14の回転軸にはそれぞれ異なるギア比のギア
が接続され、その各ギアは、複数個のギアを介してステ
ッピングモータからなる第3のモータ20の回転軸に接
続されたギアに連結され、この第3のモータ20によ
り、前記プラテン13,14は回転制御されるようにな
っている。
のモータ20と、この2個のモータ19,20と前記各
プラテン11〜14との間に連結された複数のギアと
は、各モータ19,20の回転数及び各ギアのギア比を
調整することにより、前記各プラテン11〜14の周速
度が、前記搬送ローラ16の周速度より大きく、しかも
印字を行う順番に次第に高速になるように設計されてい
る。
ぞれ前記プラテン11〜14の上方で上下方向に移動し
て、この各プラテン11〜14に対して離間するアップ
位置と接触するダウン位置を有する印字ヘッドとしての
サーマルヘッド21〜24が設けられている。なお図1
では、前記各サーマルヘッド21〜24はダウン位置に
位置している。
〜24を有する前記各ヘッドブロック7〜10全体は、
支点軸25によりこのカラープリンタ1本体に上下方向
に回動自在に設けられている。
インクリボンマガジン3〜6、前記片持ち状態でのクロ
ーズ時のヘッドブロック7〜10及びオープン時のヘッ
ドブロック7〜10の概略の構成を示す図である。
クリボンマガジン3〜6及び前記ヘッドブロック7〜1
0は、共に同一の構成になっており、ここでは1個のイ
ンクリボンマガジン( 3 )及びヘッドブロック( 7 )に
ついて説明し、その他のインクリボンマガジン( 4〜6
)及び他のヘッドブロック( 8〜10 )の説明は省略す
る。
レバー30-1のレバー回転軸30により回動自在に軸支
されたヘッド取付板金31に取付けられており、このヘ
ッドアップレバー31の回動により前記ヘッド取付板金
31が回動して、前記サーマルヘッド21をアップ位置
又はダウン位置に移動させるようになっている。
ルヘッド21は図示しないヘッド加圧バネにより接触し
ている前記プラテン11の方向へ押圧するようになって
いる。
レーム32と第2のフレーム33とを対向して配置し、
これらのフレーム32,33の間に連結部としての複数
本の補強シャフト34を設けて、前記各フレーム32,
33を平行に保持するように構成されている。
ーム33との間の略上半部分には、印字に使用されたイ
ンクリボンを巻き取るための巻き取りローラ35及び未
使用のインクリボン36-1が巻回されている送りローラ
36を、前記第1のフレーム32と前記第2のフレーム
33の長手方向に沿って縦一列、つまり上下方向にしか
もインクリボンの巻取り径に応じた最小の距離間隔で配
置され、前記第1のフレーム32及び前記第2のフレー
ム33により、前記巻き取りローラ35及び前記送りロ
ーラ36の各両端がそれぞれ回動自在に支持される。
のフレーム33との間の略下半部分には空洞部が形成さ
れ、カラープリンタ1本体のヘッドブロック7が収容さ
れるようになっている。
き取りローラ35及び前記送りローラ36の各回転軸の
端部には、カラープリンタ1本体側の巻き取り側ジョイ
ント37及び送り側ジョイント38に連結される巻き取
り側連結部39及び送り側連結部40が設けられてい
る。
り側ジョイント38には、それぞれギア等の回転動力伝
達部材を介して、巻取り用モータ41及びバックテンシ
ョン用モータ42の各回転軸が連結している。
ンション用モータ42は、それぞれカラープリンタ1本
体の片持ち支持部材としてのメインフレーム43に固定
され、前記巻き取り側ジョイント37及び前記送り側ジ
ョイント38は、前記メインフレーム42に回転自在に
設けられている。
フレーム43に設けられたマガジン位置決め用ピン44
が嵌め込まれる位置決め用孔45が形成され、前記第2
のフレーム33には、カラープリンタ1本体のヘッドブ
ロック7のヘッドフレーム46に設けられたヘッド位置
決め用孔47に嵌め込むヘッド位置決め用ピン48が設
けられている。
位置決め用孔45によりマガジン係合部が構成され、前
記ヘッド位置決め用孔47及び前記ヘッド位置決め用ピ
ン48によりヘッドマガジン係合部が構成されている。
プラテン11の一端を回転自在に軸支するプラテン支持
部材としてのプラテンフレーム49に設けられたプラテ
ンマガジン位置決め用ピン50が嵌め込まれるプラテン
マガジン位置決め用孔51が形成されている。
ンフレーム43に回転自在に軸支されている。また、前
記マガジン位置決め用ピン44、前記位置決め用孔4
5、前記ヘッド位置決め用孔47、前記ヘッド位置決め
用ピン48、前記プラテンマガジン位置決め用ピン5
0、前記プラテンマガジン位置決め用孔51は、前記イ
ンクリボンマガジン3から供給されるインクリボン36
-1と前記サーマルヘッド21と前記プラテン11との間
の平行度を確保するために、それぞれ2個ずつ( 図2中
においては一方が片方の後ろに隠れるため1個のみ示
す。 )設けられている。
ーム4とヘッド片持ちフレーム52とを平行に構成し、
このヘッドフレーム4とヘッド片持ちフレーム52との
間に、レバー回転軸30を回動自在に掛け渡し、このレ
バー回転軸30の前記ヘッドフレーム46を貫通した一
端にヘッドアップレバー30-1が固定されている。
インフレーム43に設けられた前記支点軸25に上下方
向に回動自在に軸支されている。すなわち図2( b )に
示すクローズ時の状態と図3に示すオープン時の状態と
の間を移行する。
点軸25により回動機構が構成されている。
端が固定された離間状態付勢機構としてのトーションス
プリング53を、前記支点軸25を介して前記メインフ
レーム43に固定する。このトーションスプリング53
は、前記メインフレーム43の固定点を支点として前記
ヘッド片持ちフレーム52を常に上方へ( オープン時の
状態へ )付勢するようになっている。従って、このトー
ションスプリング53の付勢力により、前記ヘッド片持
ちフレーム52の図3に示すオープン時の状態が維持さ
れる。
態保持機構としてのマグネット54が設けられ、このマ
グネット54は、磁性材料から構成された前記ヘッド片
持ちフレーム52を吸着保持するようになっている。さ
らに、前記メインフレーム43には、前記ヘッド片持ち
フレーム52に設けられた搬送方向に対して垂直方向(
上下方向 )に伸びた楕円形状のヘッド位置決め用補助孔
55に嵌め込むヘッド位置決め用補助ピン56が設けら
れ、前記ヘッドブロック7のクローズ時の前記サーマル
ヘッド21の用紙の搬送方向( 左右方向 )に対する位置
決めを行うようになっている。従って、前記ヘッドブロ
ック7の片持ち状態での、前記サーマルヘッド21の前
記メインフレーム43側での前記プラテン11に対する
平行度を、前記ヘッド位置決め用補助孔55及び前記ヘ
ッド位置決め用補助ピン56により確保すると共に、こ
の図2( b )のクローズ時の状態を前記マグネット54
の吸着力により維持する。
ブロック7を収容するようにしてカラープリンタ1本体
にセットすると、前記ヘッドブロック7の前記ヘッドフ
レーム46の位置と前記プラテンフレーム49の位置と
が、前記インクリボンマガジン3を介して決定されるの
で、前記ヘッドブロック7は疑似的に両持ち状態とな
る。
助ローラ取付部材17-2を持ち上げることにより、用紙
が搬送路2上にセットされる。また、図示しない用紙供
給機構から用紙供給口15-1を通して、用紙が搬送路2
上に供給される。
補助ローラ17により搬送速度が決定されて、4個の印
字ブロックへ搬送される。
リボンマガジン3〜6には必要に応じて各色のインクリ
ボンが収納されており( 一般的にはイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラック )、それぞれの色のインクリボン
による印字が、各サーマルヘッド21〜24により行わ
れる。そして印字が終了すると、用紙はカラープリンタ
1外部へ用紙排出口15-2から排出される。
作によるサーマルヘッド21〜24のヘッドアップ時
に、プラテン11〜14とサーマルヘッド21〜24と
の間には15mm程度の隙間しか生じない。
ーマルヘッド21〜24近傍で用紙ジャム等が発生した
時には、ヘッドブロック7〜10をマグネット54の吸
着力より勝る力( この実施例では通常の人の手の力の程
度 )で、ヘッド片持ちフレーム52をマグネット54か
ら解放する。すると、トーションスプリング53の付勢
力により、ヘッド片持ちフレーム52は図3に示すよう
にオープン状態となり、さらにこのオープン状態を保持
する。さらに、常にヘッド片持ちフレーム52をオープ
ン状態へ付勢しているので、ヘッド片持ちフレーム52
は人為的にしかクローズ状態に移動させることができな
いため、急に落下する( クローズ状態になる )ことがな
い。
ッド21〜24との間が広くなると共に、サーマルヘッ
ド21が上方に位置するので、サーマルヘッドの交換作
業及び用紙ジャムの処理作業が容易に行うことができ
る。
7〜10をクローズ時の状態にすると、まず。ヘッド片
持ちフレーム52のヘッド位置決め用補助孔55に、メ
インフレームに設けられたヘッド位置決め用補助ピン5
6を嵌め込み、マグネット54にヘッド片持ちフレーム
52を吸着・固定する。
ッド21〜24をプラテン11〜14に対して離間した
オープン状態と接近したクローズ状態に移動させる支点
軸25及びヘッド片持ちフレーム52からなる回動機構
と、ヘッド片持ちフレーム52のオープン時の状態を保
持するトーションスプリング53と、ヘッド片持ちフレ
ーム52のクローズ時の状態を保持するマグネット54
と、ヘッド片持ちフレーム52のクローズ時のヘッドブ
ロック7〜10の用紙の搬送方向( 左右方向 )の位置決
めを行うヘッド位置決め用補助穴55及びヘッド位置決
め用補助ピン56とを設けたことにより、ヘッドブロッ
ク7〜10をオープン状態としてサーマルヘッド21〜
24とプラテン11〜14の間の隙間を広くすることが
でき、サーマルヘッド21〜24の交換や清掃等のメン
テナンスや、さらに用紙ジャム等のエラーが発生したと
きのエラー処理やサーマルヘッド21〜24、プラテン
11〜14の点検等を容易に行うことができる。
ヘッドブロック7〜10のクローズ時の状態を安定させ
ることができると共に、ヘッド位置決め用補助穴55及
びヘッド位置決め用補助ピン56により、ヘッドブロッ
ク7〜10、すなわちサーマルヘッド21〜24の搬送
方向の位置決めを正確にすることができる。
たことにより、ヘッドブロック7〜10をオープン状態
に保持すると共に、このヘッドブロック7のオープン状
態からクローズ状態への急な落下を防止することができ
る。
印字ヘッドをプラテンから離間する方向に回動して隙間
を広く形成することができるので、片持ち構造のサーマ
ルヘッド等関するメンテナンスやエラー処理・点検を容
易にすることができる。さらに、印字ヘッドのプラテン
に対する離間状態を保持することができると共に印字ヘ
ッドのプラテンとの接近状態を安定して正確に位置決め
することができる転写式プリンタを提供できる。
構成を示す図。
ジンの概略の構成及びクローズ時のヘッドブロックの概
略の構成を示す図。
ドブロックの概略の構成を示す図。
Claims (2)
- 【請求項1】 用紙を印字ヘッドとプラテンとの間に介
挿し、前記印字ヘッドによりインクリボンを使用して前
記用紙に印字を行う転写式プリンタにおいて、 前記印
字ヘッドを片持ち構造に支持し、この印字ヘッドの片持
ち側に、前記印字ヘッドを前記プラテンに対して離間・
接近する方向に回動する回動機構と、前記回動機構によ
る前記印字ヘッドの前記プラテンへの接近時には、この
接近状態を保持するマグネットで構成された接近状態保
持機構と、前記印字ヘッドを前記回動機構による離間状
態の方向へ付勢する離間状態付勢機構とを設けたことを
特徴とする転写式プリンタ。 - 【請求項2】 用紙を印字ヘッドとプラテンとの間に介
挿し、前記印字ヘッドによりインクリボンを使用して前
記用紙に印字を行う転写式プリンタにおいて、 未使用
のインクリボンが巻回されている送りローラと前記印字
ヘッドにより印字に使用されたインクリボンを巻き取る
巻き取りローラとからなるインクリボンマガジンを着脱
自在に設け、 前記プラテンの一端を回転自在に支持すると共にこの一
端側の前記印字ヘッドの一側端を前記プラテンに対して
離間・接近する方向に回動する回動機構を介して支持す
る片持ち支持部材と、 前記プラテンの他端を回転自在に支持するプラテン支持
部材とを設け、 前記片持ち支持部材には、前記インクリボンマガジンを
位置決めして支持するマガジン係合部と、前記印字ヘッ
ドの前記一側端を前記回転機構による接近時に位置決め
するヘッド本体係合部とを設け、 前記印字ヘッドの他の側端には、前記インクリボンマガ
ジンに位置決めして支持されるヘッドマガジン係合部を
設け、 前記プラテン支持部材には、前記インクリボンマガジン
を位置決めして支持するプラテンマガジン係合部を設け
たことを特徴とする転写式プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22975494A JP3029772B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 転写式プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22975494A JP3029772B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 転写式プリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0890868A JPH0890868A (ja) | 1996-04-09 |
JP3029772B2 true JP3029772B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=16897163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22975494A Expired - Fee Related JP3029772B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 転写式プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (4)
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JP5165739B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2013-03-21 | 東芝テック株式会社 | プリンタ |
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-
1994
- 1994-09-26 JP JP22975494A patent/JP3029772B2/ja not_active Expired - Fee Related
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