JP3023583U - スポ−ツ靴及びスポ−ツ靴用の鋲取付構体 - Google Patents
スポ−ツ靴及びスポ−ツ靴用の鋲取付構体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 底構成部材としてスポンジゴムシ−トやEV
Aスポンジシ−トなどが使用される場合には、これら部
材の物性が比較的小さいために、スパイクピンを介して
鋲座の座部に作用する蹴りの力でこれら部材が破損して
しまい、鋲座が第1(最外周)の底構成部材から飛び出
す。 【解決手段】 少なくとも複数の底構成部材よりなる加
工底1を含み、かつ複数の底構成部材の間にプレ−ト7
とスパイクピンを取り付ける座部10を有する鋲座8と
を一体化してなる鋲取付構体を、鋲座の座部が最外周の
底構成部材2より露呈するように固定・配置すると共
に、鋲座の座部にスパイクピンを、それの先端部が最外
周の底構成部材より突出するように取り付けたスポ−ツ
靴において、前記鋲取付構体61における座部10を中
心とするプレ−ト部分に、座部を有しないプレ−ト部分
の幅より大きい径大部7Aを形成したものであり、これ
により底構成部材の破損を防止した。
Aスポンジシ−トなどが使用される場合には、これら部
材の物性が比較的小さいために、スパイクピンを介して
鋲座の座部に作用する蹴りの力でこれら部材が破損して
しまい、鋲座が第1(最外周)の底構成部材から飛び出
す。 【解決手段】 少なくとも複数の底構成部材よりなる加
工底1を含み、かつ複数の底構成部材の間にプレ−ト7
とスパイクピンを取り付ける座部10を有する鋲座8と
を一体化してなる鋲取付構体を、鋲座の座部が最外周の
底構成部材2より露呈するように固定・配置すると共
に、鋲座の座部にスパイクピンを、それの先端部が最外
周の底構成部材より突出するように取り付けたスポ−ツ
靴において、前記鋲取付構体61における座部10を中
心とするプレ−ト部分に、座部を有しないプレ−ト部分
の幅より大きい径大部7Aを形成したものであり、これ
により底構成部材の破損を防止した。
Description
【0001】
この考案は、スポ−ツ靴及びスポ−ツ靴用の鋲取付構体に関し、特に複数の底 構成部材よりなる加工底を有するゴルフシュ−ズにおいて、複数の底構成部材の 間に固定・配置される鋲取付構体の改良に関する。
【0002】
従来のこの種ゴルフシュ−ズにおける加工底は、例えば図8〜図9に示すよう に構成されている。同図において、1は加工底であって、例えば最外周となる第 1の底構成部材2,第1の底構成部材2のかかと部分に固定されたかかと底構成 部材3,第1の底構成部材2の内側に重ね合わされる第2の底構成部材4,第2 底構成部材4に重ね合わされる第3の底構成部材5とから構成されている。これ らは、皮革,スポンジゴムシ−ト,EVAスポンジシ−トなどをそれぞれ足型に 合わせて打ち抜いた上で、接着剤などを利用して貼り合わされる。
【0003】 特に、第1の底構成部材2には複数の孔2a,2b,2c,2d,2e,2f ,2gが、かかと底構成部材3には複数の孔3a,3b,3c,3dがそれぞれ 形成されており、第1の底構成部材2と第2の底構成部材4との間及び積層され たかかと底構成部材3の間にはそれぞれ第1の鋲取付構体6及び第2の鋲取付構 体6Aが、後述する座部が孔2a〜2g及び孔3a〜3eに露呈するように配置 され、接着剤などを利用して固定されている。
【0004】 上述の第1の鋲取付構体6は、例えば金属部材よりなり、一端に孔7aを有す る帯状のプレ−ト7と、金属部材よりなる鋲座8とから構成されており、鋲座8 はベ−ス部9と、ベ−ス部9の中央部分に一体的に立設され、内面にネジ部を有 する筒状の座部10と、ベ−ス部9の両端部分に一体的に形成された固定用の爪 11,11とから構成されている。そして、プレ−ト7と鋲座8とは、ベ−ス部 9がプレ−ト7の一端部に重ね合わされるように座部10を孔7aに挿入した上 で、爪11,11をプレ−ト7の上面に折り曲げることによって一体化されてい る。
【0005】 又、第2の鋲取付構体6Aは、例えば金属部材よりなり、両端に孔7aを有す る帯状のプレ−ト7と、金属部材よりなる鋲座8,8とから構成されており、鋲 座8は上述の第1の鋲取付構体6と同様に構成されている。そして、プレ−ト7 と鋲座8,8とは、一方の鋲座8のベ−ス部9がプレ−ト7の一端部に重ね合わ されるように座部10を孔7aに挿入した上で、爪11,11をプレ−ト7の上 面に折り曲げ、さらに他方の鋲座8のベ−ス部9がプレ−ト7の他端部に重ね合 わされるように座部10を孔7aに挿入した上で、爪11,11をプレ−ト7の 上面に折り曲げることによって一体化されている。尚、第1,第2の鋲取付構体 6,6Aを構成する金属部材としては、例えば錆に強いステンレス系金属が好適 するが、その他の金属の表面に防錆用のコ−ティングを施したものも使用し得る 。
【0006】 これらの鋲取付構体6,6Aは例えば加工底1に次のように配置され、固定さ れる。まず、第1の鋲取付構体6は、座部10が第1の底構成部材2の孔2aに 適宜の深さに挿入(露呈)され、かつプレ−ト7が底構成部材の長手方向に位置 するように、第1,第2の底構成部材2,4の間に配置される。又、第2の鋲取 付構体6Aは、第1の鋲取付構体6と同じ要領で、孔2bと孔2c,孔2dと孔 2e,孔2fと孔2g,孔3aと孔3b,孔3cと孔3dにそれぞれの座部10 ,10が挿入(露呈)されるようにして、第1,第2の底構成部材2,4の間及 び第1の底構成部材2とかかと底構成部材3との間に配置される。そして、それ ぞれの底構成部材2,3,4,5と鋲取付構体6,6Aとは接着剤などにより一 体的に固定される。
【0007】 この加工底1にはスパイクピン12が装着される。このスパイクピン12は外 周面に適宜の部分にフランジ部12aが一体的に形成されており、フランジ部1 2aより一方に延びる外周面にはネジ部(図示せず)が形成されている。そして 、このスパイクピン12は、それのネジ部がそれぞれの鋲取付構体6,6Aの座 部10に螺入されることによって加工底1に装着される。この際、第1の底構成 部材1及びかかと底構成部材3は、スパイクピン12のフランジ部12aと鋲取 付構体6,6Aのベ−ス部9とによって挟持される。
【0008】
ところで、上述のゴルフシュ−ズにおいて、鋲取付構体6,6Aにおけるプレ −ト7はシュ−ズのサイズに応じて種々のサイズが必要となるが、プレ−ト7が 帯状に構成されているために、例えばステンレス板などを所望の形状に切断する ことによって容易に対応することができる。従って、鋲取付構体6,6Aのコス トを低減できるという特徴を有する。
【0009】 しかしながら、底構成部材としてスポンジゴムシ−トやEVAスポンジシ−ト などが使用される場合には、これら部材の物性が比較的小さいために、スパイク ピン12を介して鋲座8の座部10に作用する蹴りの力でこれら部材が破損して しまい、鋲座8が第1の底構成部材2から飛び出すという問題がある。
【0010】 それ故に、本考案の目的は、比較的に簡単な構成によって強い蹴りの力が作用 しても底構成部材が破損しがたいスポ−ツ靴及びスポ−ツ靴用の鋲取付構体を提 供することにある。
【0011】
従って、本考案は、上述の目的を達成するために、少なくとも複数の底構成部 材よりなる加工底を含み、かつ複数の底構成部材の間にプレ−トとスパイクピン を取り付ける座部を有する鋲座とを一体化してなる鋲取付構体を、鋲座の座部が 最外周の底構成部材より露呈するように固定・配置すると共に、鋲座の座部にス パイクピンを、それの先端部が最外周の底構成部材より突出するように取り付け たスポ−ツ靴において、前記鋲取付構体における座部を中心とするプレ−ト部分 に、座部を有しないプレ−ト部分の幅より大きい径大部を形成したものである。
【0012】 又、本考案の第2の考案は、少なくとも複数の底構成部材よりなる加工底を含 み、かつ複数の底構成部材の間にプレ−トとスパイクピンを取り付ける座部を有 する鋲座とを一体化してなる鋲取付構体を、鋲座の座部が最外周の底構成部材よ り露呈するように固定・配置すると共に、鋲座の座部にスパイクピンを、それの 先端部が最外周の底構成部材より突出するように取り付けたスポ−ツ靴において 、前記鋲取付構体における座部を中心とする部分に、プレ−トの幅より大きい径 大部分を有するワッシャ−を配置したことを特徴とする。
【0013】 又、本考案の第3の考案は、プレ−トとスパイクピンを取り付ける座部を有す る鋲座とを一体化してなるスポ−ツ靴用の鋲取付構体において、前記鋲座の座部 を中心とするプレ−ト部分に、座部を有しないプレ−ト部分の幅より大きい径大 部を形成したことを特徴とし、第4の考案は、前記プレ−トの両端部分に径大部 を形成し、それぞれの径大部に鋲座を一体化したことを特徴とする。
【0014】 さらに、本考案の第5の考案は、プレ−トとスパイクピンを取り付ける座部を 有する鋲座とを一体化してなるスポ−ツ靴用の鋲取付構体において、前記鋲座の 座部を中心とする部分に、プレ−トの幅より大きい径大部分を有するワッシャ− を配置したことを特徴とする。
【0015】
次に、本考案の1実施例について図1〜図5を参照して説明する。尚、図8〜 図9に示す従来例と同一部分には同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省略 する。
【0016】 本考案の特徴部分は、第1の鋲取付構体61及び第2の鋲取付構体6A1にお ける座部10を中心とするプレ−ト部分に、座部10を有しないプレ−ト部分の 幅Wsより大きい径Wの径大部7Aを形成したことである。
【0017】 具体的には、第1の鋲取付構体61は、例えば板厚が0.4〜0.5mm程度 のステンレス板よりなり、一端に、孔7aを中心にしてその両側にスリット7b ,7bを有する径大部7Aを一体的に形成したプレ−ト7と、鋲座8とから構成 されている。特に、鋲座8は径大部7Aに、ベ−ス部9が径大部7Aに重ね合わ されるように座部10を孔7aに、爪11,11をスリット7b,7bにそれぞ れ挿入した上で、爪11,11を径大部7Aの上面に折り曲げることによって一 体化されている。
【0018】 又、第2の鋲取付構体6A1は、例えば板厚が0.4〜0.5mm程度のステ ンレス板よりなり、両端に、孔7aを中心にしてその両側にスリット7b,7b を有する径大部7A,7Aを一体的に形成したプレ−ト7と、鋲座8とから構成 されている。そして、鋲座8は径大部7Aに、ベ−ス部9が径大部7Aに重ね合 わされるように座部10を孔7aに、爪11,11をスリット7b,7bにそれ ぞれ挿入した上で、爪11,11を径大部7Aの上面に折り曲げることによって 一体化されている。尚、それぞれの鋲取付構体61,6A1の径大部7Aの径W は、座部10を有しないプレ−ト部分の幅Wsより大きく設定されている。
【0019】 これらの鋲取付構体61,6A1は第1,第2の底構成部材2,4の間及び第 1の底構成部材2とかかと底構成部材3との間に、それぞれの座部10が孔2a 〜2g及び孔3a〜3eに挿入(露呈)されるように配置され、接着剤などによ って固定されている。
【0020】 この実施例によれば、鋲座8における座部10の周辺の面積が従来に比較して 拡大されているために、底構成部材としてスポンジゴムシ−トやEVAスポンジ シ−トなどのように物性が比較的小さい部材を使用しても、スパイクピン12を 介して座部10に作用する蹴りの力でこれら部材が破損するという事故を防止で きる。
【0021】 特に、径大部7Aは必要以上に大きすぎると、加工底1のサイドから食み出し たり、靴としての機能(屈曲性など)が阻害されるし、逆に小さすぎると、上記 効果が期待できなくなる。従って、その大きさは適用部所に応じて適宜に設定す る必要がある。
【0022】 図6は本考案にかかる他の鋲取付構体62を示すものであって、従来の鋲取付 構体6と径大のワッシャ−13とから構成されている。このワッシャ−13は、 例えば板厚が0.4〜0.5mm程度のステンレス板よりなり、それの径Wはプ レ−ト7の幅Wsより大きく設定されている。特に、このワッシャ−13の中央 部分には、従来の鋲取付構体6の座部8及び爪11,11を受け入れ可能な孔1 3aが形成されており、ワッシャ−13は鋲取付構体6に、孔13aに座部8及 び爪11,11が受け入れられるように載置される。尚、ワッシャ−13の大き さは上述の径大部7Aと同様に靴の機能性と効果の両面から決定される。
【0023】 図7は図6に示す鋲取付構体62にかかるワッシャ−のさらに異なった実施例 を示すものであって、このワッシャ−13Aはほぼ小判形(又は楕円形)に構成 されており、その長径部分の径Wはプレ−ト7の幅Wsより大きく設定されてい る。尚、それの中央部分にはワッシャ−13と同様の孔13aが形成されている 。
【0024】 上述の実施例によれば、既存の鋲取付構体に径大部を有するワッシャ−13又 はワッシャ−13Aを組み合わせることによって、新しい機能を有する鋲取付構 体を実現できる。
【0025】 尚、本考案は何ら上記実施例にのみ制約されることなく、例えばスポ−ツ靴は ゴルフ用以外の用途にも適用できる。又、鋲取付構体における座部は、適用部所 によっては3連以上に増加することもできる。さらには底構成部材の孔の数は適 宜に増減できる。
【0026】
【考案の効果】 以上のように本考案によれば、鋲取付構体における座部を中心とするプレ−ト 部分に、座部を有しないプレ−ト部分の幅より大きい径大部が形成されているた めに、底構成部材として仮にスポンジゴムシ−トやEVAスポンジシ−トなどの ように物性が比較的小さい部材を使用しても、スパイクピンを介して座部に作用 する蹴りの力でこれら部材が破損するという事故を防止できる。
【0027】 特に、鋲取付構体におけるプレ−トは少なくとも一端に径大部を一体的に有す るものであり、基本的構成は従来例と同様であるために、金属板から任意の形状 に打ち抜くことができ、低コストでの製造が可能となる。
【0028】 又、従来の鋲取付構体に径大部を有するワッシャ−を組み合わせれば、単に所 望形状のワッシャ−を加工するだけでよく、多品種への対応が容易となる上、底 構成部材の破損事故も同様に防止できる。
【提出日】平成7年10月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【0003】 特に、第1の底構成部材2には複数の孔2a,2b,2c,2d,2e,2f ,2gが、かかと底構成部材3には複数の孔3a,3b,3c,3dがそれぞれ 形成されており、第1の底構成部材2と第2の底構成部材4との間及び積層され たかかと底構成部材3の間にはそれぞれ第1の鋲取付構体6及び第2の鋲取付構 体6Aが、後述する座部が孔2a〜2g及び孔3a〜3dに露呈するように配置 され、接着剤などを利用して固定されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【0006】 これらの鋲取付構体6,6Aは例えば加工底1に次のように配置され、固定さ れる。まず、第1の鋲取付構体6は、座部10が第1の底構成部材2の孔2aに 適宜の深さに挿入(露呈)され、かつプレ−ト7が底構成部材の長手方向に位置 するように、第2,第3の底構成部材4,5の間に配置される。又、第2の鋲取 付構体6Aは、第1の鋲取付構体6と同じ要領で、孔2bと孔2c,孔2dと孔 2e,孔2fと孔2gにそれぞれの座部10,10が挿入(露呈)されるように して、第2,第3の底構成部材4,5の間に配置される。さらに、第2の鋲取付 構体6Aのかかと底構成部材3への配置において、第2の鋲取付構体6Aは孔3 aと孔3b,孔3cと孔3dにそれぞれの座部10,10が挿入(露呈)される ようにして、かかと底構成部材3を構成する積層部材間に配置される。尚、かか と底構成部材3の内部に第1の鋲取付構体6を配置することもできる。そして、 それぞれの底構成部材2,3,4,5と鋲取付構体6,6Aとは接着剤などによ り一体的に固定される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【0007】 この加工底1には図9に示すようにスパイクピン12が装着される。このスパ イクピン12は外周面に適宜の部分にフランジ部12aが一体的に形成されてお り、フランジ部12aより一方に延びる外周面にはネジ部(図示せず)が形成さ れている。そして、このスパイクピン12は、それのネジ部がそれぞれの鋲取付 構体6,6Aの座部10に螺入されることによって加工底1に装着される。この 際、第1の底構成部材2及びかかと底構成部材3は、スパイクピン12のフラン ジ部12aと鋲取付構体6,6Aのベ−ス部9とによって挟持される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【0019】 これらの鋲取付構体61,6A1は第2,第3の底構成部材4,5の間に、そ れぞれの座部10が孔2a〜2gに挿入(露呈)されるように配置され、接着剤 などによって固定されている。尚、第2の鋲取付構体6A1のかかと底構成部材 3への配置において、第2の鋲取付構体6A1は孔3aと孔3b,孔3cと孔3 dにそれぞれの座部10,10が挿入(露呈)されるようにして、かかと底構成 部材3を構成する積層部材間に配置されるが、第2の鋲取付構体6A1を適宜に 第1の鋲取付構体61に置換することもできる。
【図1】本考案の1実施例を示す分解斜視図。
【図2】図1における孔2a部分の側断面図。
【図3】図1の横断面図。
【図4】本考案にかかる鋲取付構体の平面図。
【図5】図4の分解状態の横断面図。
【図6】本考案にかかる鋲取付構体の他の実施例を示す
平面図。
平面図。
【図7】本考案にかかる鋲取付構体のさらに異なった実
施例を示す平面図。
施例を示す平面図。
【図8】従来例の分解斜視図。
【図9】図8における孔2a部分の横断面図。
1 加工底 2 第1の底構成部材 2a〜2g,3a〜3e 孔 3 かかと底構成部材 4 第2の底構成部材 5 第3の底構成部材 6,61,62,6A1 鋲取付構体 7 プレ−ト 7A 径大部 7a 孔 7b スリット 8 鋲座 9 ベ−ス部 10 座部 11 爪 12 スパイクピン 12a フランジ部 13,13A ワッシャ− 13a 孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月30日
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す分解斜視図。
【図2】図1における孔2a部分の縦断面図。
【図3】図1の横断面図。
【図4】本考案にかかる鋲取付構体の平面図。
【図5】図4の分解状態の横断面図。
【図6】本考案にかかる鋲取付構体の他の実施例を示す
平面図。
平面図。
【図7】本考案にかかる鋲取付構体のさらに異なった実
施例を示す平面図。
施例を示す平面図。
【図8】従来例の分解斜視図。
【図9】図8における孔2a部分の横断面図。
【符号の説明】 1 加工底 2 第1の底構成部材 2a〜2g,3a〜3d 孔 3 かかと底構成部材 4 第2の底構成部材 5 第3の底構成部材 6,61,62,6A1 鋲取付構体 7 プレ−ト 7A 径大部 7a 孔 7b スリット 8 鋲座 9 ベ−ス部 10 座部 11 爪 12 スパイクピン 12a フランジ部 13,13A ワッシャ− 13a 孔
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも複数の底構成部材よりなる加
工底を含み、かつ複数の底構成部材の間にプレ−トとス
パイクピンを取り付ける座部を有する鋲座とを一体化し
てなる鋲取付構体を、鋲座の座部が最外周の底構成部材
より露呈するように固定・配置すると共に、鋲座の座部
にスパイクピンを、それの先端部が最外周の底構成部材
より突出するように取り付けたスポ−ツ靴において、前
記鋲取付構体における座部を中心とするプレ−ト部分
に、座部を有しないプレ−ト部分の幅より大きい径大部
を形成したことを特徴とするスポ−ツ靴。 - 【請求項2】 少なくとも複数の底構成部材よりなる加
工底を含み、かつ複数の底構成部材の間にプレ−トとス
パイクピンを取り付ける座部を有する鋲座とを一体化し
てなる鋲取付構体を、鋲座の座部が最外周の底構成部材
より露呈するように固定・配置すると共に、鋲座の座部
にスパイクピンを、それの先端部が最外周の底構成部材
より突出するように取り付けたスポ−ツ靴において、前
記鋲取付構体における座部を中心とする部分に、プレ−
トの幅より大きい径大部分を有するワッシャ−を配置し
たことを特徴とするスポ−ツ靴。 - 【請求項3】 プレ−トとスパイクピンを取り付ける座
部を有する鋲座とを一体化してなるスポ−ツ靴用の鋲取
付構体において、前記鋲座の座部を中心とするプレ−ト
部分に、座部を有しないプレ−ト部分の幅より大きい径
大部を形成したことを特徴とするスポ−ツ靴用の鋲取付
構体。 - 【請求項4】 前記プレ−トの両端部分に径大部を形成
し、それぞれの径大部に鋲座を一体化したことを特徴と
する請求項3記載のスポ−ツ靴用の鋲取付構体。 - 【請求項5】 プレ−トとスパイクピンを取り付ける座
部を有する鋲座とを一体化してなるスポ−ツ靴用の鋲取
付構体において、前記鋲座の座部を中心とする部分に、
プレ−トの幅より大きい径大部分を有するワッシャ−を
配置したことを特徴とするスポ−ツ靴用の鋲取付構体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010637U JP3023583U (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | スポ−ツ靴及びスポ−ツ靴用の鋲取付構体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010637U JP3023583U (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | スポ−ツ靴及びスポ−ツ靴用の鋲取付構体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3023583U true JP3023583U (ja) | 1996-04-23 |
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ID=43158850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1995010637U Expired - Lifetime JP3023583U (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | スポ−ツ靴及びスポ−ツ靴用の鋲取付構体 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3023583U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0571383U (ja) * | 1992-03-03 | 1993-09-28 | ミサワホーム株式会社 | 吊引戸の振止ガイド |
-
1995
- 1995-10-06 JP JP1995010637U patent/JP3023583U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0571383U (ja) * | 1992-03-03 | 1993-09-28 | ミサワホーム株式会社 | 吊引戸の振止ガイド |
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