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JP3022625B2 - ポリアミック酸共重合体、それからなるポリイミド共重合体、及びポリイミドフィルム、並びにそれらの製造方法 - Google Patents

ポリアミック酸共重合体、それからなるポリイミド共重合体、及びポリイミドフィルム、並びにそれらの製造方法

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JP3022625B2
JP3022625B2 JP13570691A JP13570691A JP3022625B2 JP 3022625 B2 JP3022625 B2 JP 3022625B2 JP 13570691 A JP13570691 A JP 13570691A JP 13570691 A JP13570691 A JP 13570691A JP 3022625 B2 JP3022625 B2 JP 3022625B2
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JP
Japan
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polyamic acid
equivalents
acid copolymer
polyimide
producing
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好史 岡田
仁志 野尻
卓 伊藤
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Kaneka Corp
Original Assignee
Kaneka Corp
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Publication date
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性に優れ、高弾
性、低熱膨張性、低吸湿性であるポリイミドフィルムを
与えるポリアミック酸共重合体、それからなるポリイミ
ド共重合体及びポリイミドフィルム並びにそれらの製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリイミド樹脂は優れた耐熱性と
ともに電気絶縁性に優れ、電気機器を初めとして、広く
工業材料として用いられている。ポリイミド樹脂は、こ
のように他のポリマーに比べ種々の優れた特性を持つ
が、技術の進歩とともに、ポリイミド樹脂に求められる
要求特性も高度なものとなり、用途に応じて種々の性能
を合わせ持つことが望まれている。
【0003】電気機器用途として考える場合、吸湿性が
高ければ電気絶縁性が低下したり、イオン性の不純物の
混入の危険性が増え、材料としての信頼性が低下するの
で好ましくない。よって、低吸湿性であることが望まれ
る。また、材料としての強度という点からは、高弾性で
あるということが望ましい。温度変化に対しても寸法変
化が小さいことが好ましいので、低熱膨張性であること
が要求される。
【0004】例えば、ピロメリット酸無水物とパラフェ
ニレンジアミンといった剛直鎖のみを用いれば、高弾性
と低熱膨張性を有するポリイミドを合成することができ
る。しかし、この構造では、非常に脆く柔軟性に欠け、
吸湿性が高いフィルムしか得ることはできない。また、
ポリイミドは、イミド環内のカルボニル基と窒素原子の
分極が大きいために、一般的に吸水性が比較的高い樹脂
である。かくして、高弾性と低吸湿性及び適度な柔軟性
という物性を充分に満足するポリイミドが求められてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐熱性に優
れ、高弾性、低熱膨張係数、低吸湿性などの優れた特性
を有するポリイミドフィルムを与えるポリアミック酸共
重合体、それからなるポリイミド共重合体及びポリイミ
ドフィルム並びにそれらの製造方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明者らはポリイミドの分子構造について鋭意
検討の結果、特定の構造単位を有するポリイミドが高弾
性、低熱膨張性、低吸湿性と適度の柔軟性を備えている
ことを見出し、本発明を完成した。即ち、本発明の第1
は、下記構造式
【0007】
【化6】
【0008】(ただし、R、R、R、Rは直線
性ジアミン残基、R10は屈曲性ジアミン残基、R
はピロメリット酸二無水物残基を示し、R
、Rは下記の基
【0009】
【化7】
【0010】の中から任意に選ばれたものである。)で
表される構造単位を有するポリアミック酸共重合体を、
【0011】上記ポリアミック酸共重合体を製造するた
めの本発明の第2は、少なくとも1種の直線性ジアミン
4当量に、ピロメリット酸二無水物2当量を加えた後、
下記の構造式
【0012】
【化8】
【0013】の中から選ばれる少なくとも1種のテトラ
カルボン酸二無水物3当量を加え、次いで、少なくとも
1種の屈曲性ジアミン1当量加えることを特徴とするポ
リアミック酸共重合体の製造方法を、
【0014】上記ポリアミック酸共重合体を製造するた
めの本発明の第3は、少なくとも1種の屈曲性ジアミン
1当量に、下記の構造式
【0015】
【化9】
【0016】の中から選ばれる少なくとも1種のテトラ
カルボン酸二無水物2当量を加えた後、少なくとも1種
の直線性ジアミン2当量を加え、次いでピロメリット酸
二無水物2当量を加え、少なくとも1種の直線性ジアミ
ン2当量を加え、上記構造式の中から選ばれる少なくと
も1種のテトラカルボン酸二無水物1当量を加えること
を特徴とするポリアミック酸共重合体の製造方法を、
【0017】上記ポリアミック酸共重合体を製造するた
めの本発明の第4は、少なくとも1種の直線性ジアミン
2当量に、下記の構造式
【0018】
【化10】
【0019】の中から選ばれる少なくとも1種のテトラ
カルボン酸二無水物1当量を加え、ピロメリット酸二無
水物2当量を加え、少なくとも1種の直線性ジアミン2
当量を加え、上記構造式の中から選ばれる少なくとも1
種のテトラカルボン酸二無水物2当量を加えた後、少な
くとも1種の屈曲性ジアミン1当量を加えることを特徴
とするポリアミック酸共重合体の製造方法を、
【0020】本発明の第5は、上記第1発明のポリアミ
ック酸共重合体を脱水閉環してなるポリイミド共重合体
を、本発明の第6は、上記第2発明で得られるポリアミ
ック酸共重合体を脱水閉環することを特徴とするポリイ
ミド共重合体の製造方法を、本発明の第7は、上記第3
発明で得られるポリアミック酸共重合体を脱水閉環する
ことを特徴とするポリイミド共重合体の製造方法を、本
発明の第8は、上記第4発明で得られるポリアミック酸
共重合体を脱水閉環することを特徴とするポリイミド共
重合体の製造方法を、
【0021】本発明の第9は、上記第1発明のポリアミ
ック酸共重合体からなるポリイミドフィルムを、本発明
の第10は、上記第2発明で得られるポリアミック酸共
重合体を支持体上に流延塗布して脱水閉環することを特
徴とするポリイミドフィルムの製造方法を、本発明の第
11は、上記第3発明で得られるポリアミック酸共重合
体を支持体上に流延塗布して脱水閉環することを特徴と
するポリイミドフィルムの製造方法を、本発明の第12
は、上記第4発明で得られるポリアミック酸共重合体を
支持体上に流延塗布して脱水閉環することを特徴とする
ポリイミドフィルムの製造方法を、それぞれ内容とする
ものである。
【0022】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
用いる直線性ジアミンとは、エーテル結合等の屈曲基を
含まず、2つの窒素原子を結ぶ直線とジアミンの主鎖方
向が一致するような構造を有するジアミン化合物を指
す。例えば、
【0023】
【化11】
【0024】(ただし、XはF,Cl,Br,CH
3 −,CH3O−又はCF3 −を示す。)等のジアミン
を例示することができる。
【0025】また、屈曲性ジアミンとは、主鎖中に、エ
ーテル結合やカルボニル基等の屈曲基を含むか、或いは
2つの窒素原子を結ぶ直線とジアミンの主鎖方向が一致
しないような構造を有するジアミン化合物をさす。例え
ば、
【0026】
【化12】
【0027】
【化13】
【0028】(ただし、XはH,F,Cl,Br,CH
3 −,CH3 O−,CF3 −を示す。)等のジアミンを
例示することができる。また、屈曲性ジアミン残基(R
10)に長鎖のジアミンを用いれば、より低い吸湿性を実
現することができる。
【0029】本発明のポリアミック酸共重合体及びポリ
イミドフィルムは、上記構造単位の様な順序で各構成単
位が規則的に並んでいることが重要であり、これを実現
するためには以下の様な合成法を用いる。このポリイミ
ド共重合体は、その前駆体であるポリアミック酸共重合
体溶液から得られるが、このポリアミック酸共重合体溶
液は、酸無水物とジアミン成分を実質等モル使用し有機
極性溶媒中で重合して得られる。
【0030】ここで該ポリアミック酸共重合体の生成反
応に使用される有機極性溶媒としては、例えば、ジメチ
ルスルホキシド、ジエチルスルホキシド等のスルホキシ
ド系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
エチルホルムアミド等のホルムアミド系溶媒、N,N−
ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミド
等のアセトアミド系溶媒、N−メチル−2−ピロリド
ン、N−ビニル−2−ピロリドン等のピロリドン系溶
媒、フェノール、o−、m−、またはp−クレゾール、
キシレノール、ハロゲン化フェノール、カテコール等の
フェノール系溶媒、あるいはヘキサメチルホスホルアミ
ド、γ−ブチロラクトン等を挙げることができ、これら
を単独または2種以上の混合物として用いるのが望まし
いが、更にはキシレン、トルエンのような芳香族炭化水
素の一部使用も可能である。
【0031】ポリアミック酸共重合体溶液の合成法の具
体例を示す。 合成法1 容器に、有機極性溶媒と直線性ジアミンの1種もしく
は2種以上を4当量とり、冷却攪拌する。ピロメリッ
ト酸二無水物2当量を上記混合液に加え、好ましくは2
0分以上冷却攪拌する。下記3種から選ばれるテトラ
カルボン酸二無水物の1種もしくは2種以上を3当量を
加え、好ましくは20分以上冷却攪拌する。
【0032】
【化14】
【0033】屈曲性ジアミンの1種もしくは2種以上
を1当量徐々に冷却攪拌しながら加え、該ポリアミック
酸共重合体溶液を得ることができる。
【0034】合成法2 容器に、有機極性溶媒と屈曲性ジアミンの1種もしく
は2種以上を1当量とり、冷却攪拌する。上記3種か
ら選ばれるテトラカルボン酸二無水物の1種もしくは2
種以上を2当量加え、好ましくは20分以上冷却攪拌す
る。直線性ジアミンの1種もしくは2種以上を2当量
加え、好ましくは20分以上冷却攪拌する。ピロメリ
ット酸二無水物2当量を上記混合液に加える。直線性
ジアミンの1種もしくは2種以上を2当量加え、好まし
くは20分以上冷却攪拌する。上記3種から選ばれる
テトラカルボン酸二無水物の1種もしくは2種以上を1
当量徐々に加えることにより該ポリアミック酸共重合体
溶液を得ることができる。
【0035】合成法3 容器に、有機極性溶媒と直線性ジアミンの1種もしく
は2種以上を2当量とり、冷却攪拌する。上記3種か
ら選ばれるテトラカルボン酸二無水物の1種もしくは2
種以上を1当量を加え、好ましくは20分以上冷却攪拌
する。ピロメリット酸二無水物2当量を上記混合液に
加え、好ましくは20分以上冷却攪拌する。直線性ジ
アミンの1種もしくは2種以上を2当量加え、好ましく
は20分以上冷却攪拌する。上記3種から選ばれるテ
トラカルボン酸二無水物の1種もしくは2種以上を2当
量を加え、好ましくは20分以上冷却攪拌する。屈曲
性ジアミンの1種もしくは2種以上を1当量徐々に冷却
攪拌しながら、該ポリアミック酸共重合体を得ることが
できる。上記の如くして得られたポリアミック酸共重合
体は、前記の有機極性溶媒中に好ましくは5〜40重量
%、より好ましくは10〜30重量%溶解されているの
が取扱いの面からも望ましい。
【0036】この芳香族ポリアミック酸共重合体溶液か
ら下記式
【0037】
【化15】
【0038】で表される構造単位を有する本発明のポリ
イミド共重合体及びポリイミドフィルムを得るために
は、熱的に脱水する熱的方法、脱水剤を用いる化学的方
法のいずれを用いてもよいが、化学的方法によると生成
するポリイミドフィルムの伸びや引張強度等の機械特性
がすぐれたものになるので好ましい。以下に、ポリイミ
ドフィルムの作成方法の一例について説明する。
【0039】上記ポリアミック酸重合体またはその溶液
に化学量論以上の脱水剤と触媒量の第3級アミンを加え
た溶液をドラム或いはエンドレスベルト等の支持体上に
流延または塗布して膜状とし、その膜を150℃以下の
温度で約5〜90分間乾燥し、自己支持性のポリアミッ
ク酸の膜を得る。ついで、これを支持体より引き剥し端
部を固定する。その後約100〜500℃まで徐々に加
熱することによりイミド化し、冷却後ドラム又はエンド
レスベルトより取り外し本発明のポリイミドフィルムを
得る。ここで言う脱水剤としては、例えば無水酢酸等の
脂肪族酸無水物、芳香族酸無水物などが挙げられる。ま
た触媒としては、例えばトリエチルアミンなどの脂肪族
第3級アミン類、ジメチルアニリン等の芳香族第3級ア
ミン類、ピリジン、ピコリン、イソキノリン等の複素環
式第3級アミン類などが挙げられる。
【0040】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものでは
ない。実施例中、ODAは4,4′−ジアミノジフェニ
ルエーテル、BAPBは4,4′−ビス(アミノフェノ
キシフェニル)ビフェニル、BAPPは4,4′−ビス
(アミノフェノキシフェニル)プロパン、p−PDAは
パラフェニレンジアミン、TPE−Qは1,4−ビス
(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、PMDAは無水ピ
ロメリット酸、BTDAはベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸二無水物、BPDAはビフェニルテトラカルボン酸
二無水物、DMFはジメチルホルムアミドを表す。
【0041】実施例1 2リットルのセパラブルフラスコにDMFとp−PDA
を4当量とり、ジアミノ化合物が完全に溶解するまで室
温でよく混合しその後、氷で冷却しながら攪拌した。次
に、PMDA2当量を加え、40分冷却攪拌した。そし
て、BTDA3当量を一気に加え、40分冷却攪拌し
た。ODA1当量をDMFに溶かし、徐々に加え、この
あと1時間冷却攪拌し、ポリアミック酸のDMF溶液を
得た。なおDMFの使用量は、ジアミノ化合物および芳
香族テトラカルボン酸化合物のモノマー仕込濃度が18
重量%となるようにした。ポリアミック酸溶液をガラス
板上に流延塗布し、約100℃に約30分間乾燥後、ポ
リアミック酸塗膜をガラス板より剥し、その塗膜を支持
枠に固定し、その後約100℃で約30分間、約200
℃で約60分間、約300℃で約60分間加熱し、脱水
閉環乾燥し、約25ミクロンのポリイミドフィルムを得
た。得られたポリイミドフィルムの物性を表1に示し
た。
【0042】実施例2 2リットルのセパラブルフラスコにDMFとp−PDA
を4当量とり、ジアミノ化合物が完全に溶解するまで室
温でよく混合しその後、氷で冷却しながら攪拌した。次
に、PMDA2当量を加え、40分冷却攪拌した。そし
て、BTDA3当量を一気に加え、40分冷却攪拌し
た。TPE−Q1当量をDMFに溶かし、徐々に加え、
このあと1時間冷却攪拌し、ポリアミック酸のDMF溶
液を得た。実施例1と同様の方法で焼成し、ポリイミド
フィルムを得た。得られたポリイミドフィルムの物性を
表1に示した。
【0043】実施例3 2リットルのセパラブルフラスコにDMFとp−PDA
を4当量とり、ジアミノ化合物が完全に溶解するまで室
温でよく混合しその後、氷で冷却しながら攪拌した。次
に、PMDA2当量を加え、40分冷却攪拌した。そし
て、BTDA3当量を一気に加え、40分冷却攪拌し
た。BAPB1当量をDMFに溶かし、徐々に加え、こ
のあと1時間冷却攪拌し、ポリアミック酸のDMF溶液
を得た。実施例1と同様の方法で焼成し、ポリイミドフ
ィルムを得た。得られたポリイミドフィルムの物性を表
1に示した。
【0044】実施例4 2リットルのセパラブルフラスコにDMFとp−PDA
を4当量とり、ジアミノ化合物が完全に溶解するまで室
温でよく混合しその後、氷で冷却しながら攪拌した。次
に、PMDA2当量を加え、40分冷却攪拌した。そし
て、BTDA3当量を一気に加え、40分冷却攪拌し
た。BAPP1当量をDMFに溶かし、徐々に加え、こ
のあと1時間冷却攪拌し、ポリアミック酸のDMF溶液
を得た。実施例1と同様の方法で焼成し、ポリイミドフ
ィルムを得た。得られたポリイミドフィルムの物性を表
1に示した。
【0045】実施例5 2リットルのセパラブルフラスコにDMFとp−PDA
を4当量とり、ジアミノ化合物が完全に溶解するまで室
温でよく混合しその後、氷で冷却しながら攪拌した。次
に、PMDA2当量を加え、40分冷却攪拌した。そし
て、BPDA3当量を一気に加え、40分冷却攪拌し
た。BAPB1当量をDMFに溶かし、徐々に加え、こ
のあと1時間冷却攪拌し、ポリアミック酸のDMF溶液
を得た。実施例1と同様の方法で焼成し、ポリイミドフ
ィルムを得た。得られたポリイミドフィルムの物性を表
1に示した。
【0046】比較例1 実施例1と同様の方法により、PMDAとODAを等モ
ルずつ用いて、ポリイミドフィルムを得た。得られたポ
リイミドフィルムの物性を表1に示した。
【0047】比較例2 2リットルのセパラブルフラスコにDMF、p−PDA
を4当量と、ODA1当量をとり、ジアミノ化合物が完
全に溶解するまで室温でよく混合しその後、氷で冷却し
ながら攪拌した。次に、BTDA3当量とPMDA2当
量を徐々に加え、このあと1時間冷却攪拌し、ポリアミ
ック酸のDMF溶液を得た。実施例1と同様の方法で焼
成し、ポリイミドフィルムを得た。得られたポリイミド
フィルムの物性を表1に示した。
【0048】
【表1】 1)ASTM D−570に準拠 2)理学電機製 TMA8140により測定した100
〜200℃の熱膨張係数
【0049】
【発明の効果】叙上の通り、本発明によれば、耐熱性に
優れ、高弾性、低熱膨張性及び低吸湿性のポリイミドフ
ィルムが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 73/10

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式 【化1】 (ただし、R、R、R、Rは直線性ジアミン残
    基、R10は屈曲性ジアミン残基、R、Rはピロメ
    リット酸二無水物残基を示し、R、R、Rは下記
    の基 【化2】 の中から任意に選ばれたものである。)で表される構造
    単位を有するポリアミック酸共重合体。
  2. 【請求項2】 少なくとも1種の直線性ジアミン4当量
    に、ピロメリット酸二無水物2当量を加えた後、下記の
    構造式 【化3】 の中から選ばれる少なくとも1種のテトラカルボン酸二
    無水物3当量を加え、次いで、少なくとも1種の屈曲性
    ジアミン1当量加えることを特徴とする請求項1記載の
    ポリアミック酸共重合体の製造方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも1種の屈曲性ジアミン1当量
    に、下記の構造式 【化4】 の中から選ばれる少なくとも1種のテトラカルボン酸二
    無水物2当量を加えた後、少なくとも1種の直線性ジア
    ミン2当量を加え、次いでピロメリット酸二無水物2当
    量を加え、少なくとも1種の直線性ジアミン2当量を加
    え、上記構造式の中から選ばれる少なくとも1種のテト
    ラカルボン酸二無水物1当量を加えることを特徴とする
    請求項1記載のポリアミック酸共重合体の製造方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも1種の直線性ジアミン2当量
    に、下記の構造式 【化5】 の中から選ばれる少なくとも1種のテトラカルボン酸二
    無水物1当量を加え、ピロメリット酸二無水物2当量を
    加え、少なくとも1種の直線性ジアミン2当量を加え、
    上記構造式の中から選ばれる少なくとも1種のテトラカ
    ルボン酸二無水物2当量を加えた後、少なくとも1種の
    屈曲性ジアミン1当量を加えることを特徴とする請求項
    1記載のポリアミック酸共重合体の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のポリアミック酸共重合体
    を脱水閉環してなるポリイミド共重合体。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の製造方法において得られ
    るポリアミック酸共重合体を脱水閉環することを特徴と
    するポリイミド共重合体の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の製造方法において得られ
    るポリアミック酸共重合体を脱水閉環することを特徴と
    するポリイミド共重合体の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の製造方法において得られ
    るポリアミック酸共重合体を脱水閉環することを特徴と
    するポリイミド共重合体の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のポリアミック酸共重合体
    からなるポリイミドフィルム。
  10. 【請求項10】 請求項2記載の製造方法において得ら
    れるポリアミック酸共重合体を支持体上に流延塗布して
    脱水閉環することを特徴とするポリイミドフィルムの製
    造方法。
  11. 【請求項11】 請求項3記載の製造方法において得ら
    れるポリアミック酸共重合体を支持体上に流延塗布して
    脱水閉環することを特徴とするポリイミドフィルムの製
    造方法。
  12. 【請求項12】 請求項4記載の製造方法において得ら
    れるポリアミック酸共重合体を支持体上に流延塗布して
    脱水閉環することを特徴とするポリイミドフィルムの製
    造方法。
JP13570691A 1991-05-10 1991-05-10 ポリアミック酸共重合体、それからなるポリイミド共重合体、及びポリイミドフィルム、並びにそれらの製造方法 Expired - Lifetime JP3022625B2 (ja)

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