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JP3019723U - 電子レンジ用ドアシールド構造 - Google Patents

電子レンジ用ドアシールド構造

Info

Publication number
JP3019723U
JP3019723U JP1995007267U JP726795U JP3019723U JP 3019723 U JP3019723 U JP 3019723U JP 1995007267 U JP1995007267 U JP 1995007267U JP 726795 U JP726795 U JP 726795U JP 3019723 U JP3019723 U JP 3019723U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
sealer
microwave oven
sub
metal fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995007267U
Other languages
English (en)
Inventor
本 隆 史 宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP1995007267U priority Critical patent/JP3019723U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3019723U publication Critical patent/JP3019723U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドア部分からの電波漏洩を防止できる電子レ
ンジ用ドアシールド構造を提供する。 【構成】 メインシーラー金具3がドア内側中央に設け
られ、メインシーラー金具3の外周部にサブシーラー金
具2が設けられ、サブシーラー金具2のドアヒンジ側の
上下端に継目がある構成の電子レンジ用ドアにおいて、
サブシーラー金具2のドアヒンジ側の上下端に存在する
継目部分を、導電性のシールドラベル5によって覆う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子レンジ用ドアシールド構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の電子レンジのドアチョーク構造の要部断面斜視図である。 同図で、電子レンジ用ドアには内側の中央にメインシーラー金具30が設けら れ、このメインシーラー金具30の下面に接して外方向に延伸し、最外端部40 Aが立ち上がる構成の本体金具40を設け、さらに、メインシーラー金具30の 外端部30Aからの電波漏れを抑えるために、メインシーラー金具30の該端部 30Aと本体金具40間に、外端部30Aと本体金具40の両方に接して電波吸 収体12を嵌め込んで、ドアを閉じた時、ドアの隙間から漏洩した電波を減衰さ せるチョーク構造を形成させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記のような構成において電波吸収体12は、フェライト混練樹脂 などの、所謂特種樹脂で構成されていた。このような特種樹脂は高価なうえ、入 手が年々容易でなくなりつつあり、コスト低減と安定供給の両面において適切な ものではなかった。
【0004】 本考案は従来技術の有するこのような欠点を解決するためなされたもので、そ の目的は簡単な構成でドア部分からの電波漏洩を防止でき、かつ安価である、電 子レンジのシールド構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を実現するため、本考案に係る電子レンジ用ドアシールド構造は、メ インシーラー金具がドア内側中央に設けられ、前記メインシーラー金具の外周部 にサブシーラー金具が設けられ、前記サブシーラー金具のドアヒンジ側の上下端 に継目が存在する構成の電子レンジ用ドアにおいて、前記サブシーラー金具のド アヒンジ側の上下端に存在する継目部分に、導電性の部材を配設したことを特徴 とする。
【0006】 また、前記導電性の部材はアルミ箔を蒸着した可撓性を有する部材であること を特徴とする。 また、前説可撓性を有する部材は一方の面に接着剤を有するラベルであること を特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案に係る電子レンジ用ドアシールド構造によれば、サブシーラー金具のド アヒンジ側の上下端の接続部分上に、導電性のシールドラベルを配設したので、 ドアヒンジ側の上下端の継目部分に空隙が存在しても、シールドラベルによって サブシーラー金具は電磁的に接続される。 したがって、ドアのサブシーラー金具側への漏洩電波は、漏れることなくシー ルドラベルによってチョークされ、電波が外部へ漏洩することがない。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1は、本考案に係る電子レンジ用ドアシールド構造の一実施例の分解斜視図 である。 図2は、図1に示す電子レンジ用ドアシールド構造の平面図である。 図3は、図2の要部拡大図であり、図4は図3の側面図である。
【0009】 図1に示されるように、本考案に係る電子レンジ用ドアシールド構造1は、電 子レンジ用ドア内側の中央にメインシーラー金具3を、その外周部四面に樹脂製 のドアバックカバー4を連設し、さらにドアバックカバー4外周部四面にサブシ ーラー金具2を連設している。 メインシーラー金具3はドア内側(図1では上方)にサブシーラー金具2より も若干突出するように配設されており、ドアが閉じられた時にメインシーラー金 具3が調理庫前面に面接触して、調理庫からの電波の漏洩を防止する構造になっ ている。
【0010】 また、最外周に配されているサブシーラー金具2は、ドアのヒンジ部分を形成 する一側面部分と、他のコ字状の三側面部分とが別体になっていて、この両者を 接して組付ける構造となっている。 この構造の結果、前記のドアのヒンジ部分を形成する一側面部分と、コ字状の 三側面部分との2箇所の継目部には、その組立作業時に、図3に示されるような 空隙6A、6Bが形成されてしまう場合がある。
【0011】 本考案では、この空隙6A、6Bを電磁的に接続するように、2個のシールド ラベル5が前記2箇所の継目部上に貼設される。シールドラベル5は略長方形の 、例えば、アルミ蒸着した可撓性を有する粘着テープを用いる。なお、シールド ラベル5の裏面の接着剤に導電性接着剤を用いれば更にシールド度効果が上がる 。 又、シールドラベル5のサブシーラー金具2から外側への飛び出し部5Aは曲 げられてサブシーラー金具2の側面に貼設され、また、内側へのはみ出し部5B はドアバックカバー4の組み込み前に、サブシーラー金具2の内側に折り込まれ る。 この構造の結果、空隙6A、6Bはシールドラベル5、5によって覆われる。
【0012】 したがって、電子レンジ本体に取付けられた前記シールド構造1を有する電子 レンジ用ドアは、電子レンジの調理中、電子レンジ本体とメインシーラー金具3 との間を漏れ出す調理庫内からの電波が、サブシーラー金具2の隙間6A、6B から更に外部へ漏れ出してしまうことがなく、チョーク構造が完全に形成されて 、電波が電子レンジ本体とドアとの間から外部に漏洩することがない。
【0013】
【考案の効果】 以上説明した様に、本考案に係る電子レンジ用ドアシールド構造は、サブシー ラー金具のドアヒンジ側の上下端に存在する隙間を、導電性のシールドラベルの 配設によって覆う構成であるから、組立時のバラつきによりサブシーラー金具の 継目に若干の隙間がある製品があっても、シールドラベルによって電波が完全に チョークされ、よって外部への電波漏洩が完全に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電子レンジ用ドアシールド構造の
一実施例の分解斜視図である。
【図2】図1に示す電子レンジ用ドアシールド構造の平
面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】従来の電子レンジのドアチョーク構造を示す要
部斜視図である。
【符号の説明】
1 電子レンジ用ドアシールド構造 2 サブシーラー金具 3 メインシーラー金具 4 ドアバックカバー 5 シールドラベル 6A、6B 空隙

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインシーラー金具がドア内側中央に設
    けられ、前記メインシーラー金具の外周部にサブシーラ
    ー金具が設けられ、前記サブシーラー金具のドアヒンジ
    側の上下端に継目が存在する構成の電子レンジ用ドアに
    おいて、 前記サブシーラー金具のドアヒンジ側の上下端に存在す
    る継目部分に、導電性の部材を配設したことを特徴とす
    る電子レンジ用ドアシールド構造。
  2. 【請求項2】 前記導電性の部材はアルミ箔を蒸着した
    可撓性を有する部材であることを特徴とする請求項1記
    載の電子レンジ用ドアシールド構造。
  3. 【請求項3】 前説可撓性を有する部材は一方の面に接
    着剤を有するラベルであることを特徴とする請求項2記
    載の電子レンジ用ドアシールド構造。
JP1995007267U 1995-06-22 1995-06-22 電子レンジ用ドアシールド構造 Expired - Lifetime JP3019723U (ja)

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JP1995007267U JP3019723U (ja) 1995-06-22 1995-06-22 電子レンジ用ドアシールド構造

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JP1995007267U JP3019723U (ja) 1995-06-22 1995-06-22 電子レンジ用ドアシールド構造

Publications (1)

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JP3019723U true JP3019723U (ja) 1996-01-12

Family

ID=43155126

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JP1995007267U Expired - Lifetime JP3019723U (ja) 1995-06-22 1995-06-22 電子レンジ用ドアシールド構造

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016548B1 (ja) * 1969-10-08 1975-06-13
JPS5526386B2 (ja) * 1977-10-18 1980-07-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016548B1 (ja) * 1969-10-08 1975-06-13
JPS5526386B2 (ja) * 1977-10-18 1980-07-12

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