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JP3018876U - 管の取り付け具 - Google Patents

管の取り付け具

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Publication number
JP3018876U
JP3018876U JP1995005289U JP528995U JP3018876U JP 3018876 U JP3018876 U JP 3018876U JP 1995005289 U JP1995005289 U JP 1995005289U JP 528995 U JP528995 U JP 528995U JP 3018876 U JP3018876 U JP 3018876U
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JP
Japan
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casing
sleeve
pipe
rod
fitting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995005289U
Other languages
English (en)
Inventor
龍彦 大高
Original Assignee
株式会社東洋アソシエイツ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東洋アソシエイツ filed Critical 株式会社東洋アソシエイツ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間かつ一回の作業で配管の外周に取り付
け作業を行うことができ、取り付けが容易で、しかも管
内を搬送される流体の漏れを生じることのない管の取り
付け具を得る。 【構成】 湾曲する2の板状体15a,15bの一方の
端部を相互にヒンジ16を介して連結し、それぞれの板
状体15a,15bの他方の端部14a,14bを対峙
して略円筒状のケーシングと成し、このケーシング内
に、V字状の突出端40aとこの突出端に噛合するV字
状の切欠端40bを係合して円筒状としたスリーブ40
を配置すると共に、前記2の端部14a,14bに設け
られたブラケット20a,20b内に棒ナット26及び
棒ワッシャ24支持してこの棒ナット26及び棒ワッシ
ャ24間をボルトを介して掛け渡す。前記ブラケット2
0a,20bの外周を圧潰して圧痕部22を形成し、こ
の圧痕部22で棒ナット26及び棒ワッシャ24を圧接
させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、管の取り付け具の改良に関するものであり、より詳細には、管継手 や管の損傷個所からの流体の漏洩を止めるため管の外周に巻回されたスリーブ外 周をケーシングで締めつけて管外周に取り付けられる管の取り付け具の改良に関 する。
【0002】
【従来技術】
管の連結に用いられる管継手としては各種の手段が提案されており、フランジ 工法、ソケット工法、ユニオン工法、ウエルディング工法等種々の方法が存在す る。
【0003】 このうちフランジ工法とは、相連結される管の両端にフランジを溶接等して取 り付け、双方の管に取り付けられたフランジを重合して該フランジをボルト止め 等して相互に連結する方法である。
【0004】 また、ソケット工法及びユニオン工法とは、2本の管の外径に等しい内径を持 つ管又はナット内にネジ溝を形成し、両管の端部に形成されたネジ山をこのネジ 溝に螺合させて管を連結する方法である。
【0005】 さらに、ウエルディング工法とは、連結される管相互を直接溶接等して連結す る方法である。
【0006】 以上の、従来の管の連結にあっては、管の両端部にフランジを溶着し、又は管 の端部にネジ山を形成するなど、管自体の加工が必要であり、その作業が極めて 煩雑であるばかりか、現場での即座の対応を困難とし、前記フランジ、ネジ山あ るいは、溶接部分の腐食による流体の漏れが発生し易いものであった。
【0007】 そこで、かかる欠点を解消すべく、管の外周に巻回された円筒状のスリーブ4 0外周を一の湾曲形成した板状体15の端部14a,14bを対峙して略円筒形 状に形成したケーシング14で被覆し、前記対峙して配置された端部14a,1 4bにそれぞれ設けられたブラケット20a,20b内に棒ワッシャ24及び棒 ナット26を回転可能に緩く嵌挿し、前記棒ワッシャ24よりボルト28,28 を挿入して棒ナット26と螺合させ、前記ボルト28,28による締めつけによ り、前記管継手12を管の外周に締めつけ可能に構成した管継手が存在する〔図 11(A)〕。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の管継手12にあっては、ブラケット20a,20b内に緩く嵌挿さ れた棒ワッシャ24及び棒ナット26は、前記ブラケット20a,20b内を回 動又は摺動して、図11(A)又は図11(B)に示すように位置ずれを起こす 。このように、一旦前記ブラケット20a,20b内で棒ワッシャ24及び棒ナ ット26が位置ずれすると、前記棒ワッシャ24より棒ナット26に向かってボ ルト28,28を螺合することができず、作業現場における位置決めは極めて困 難である。特に、管の連結作業の際には、連結される管及びその外周に管継手1 2を固定するために、一方の手は常に塞がっているので、この位置決めは片手で 行う必要がある。
【0009】 しかし、ブラケット20a,20b内で回動した棒ワッシャ24及び棒ナット 26を片手で位置決めして、ボルト28,28を挿入可能な正しい位置に戻すこ とは極めて困難であり、特に、天井近くや壁際での作業、障害物の裏側等の目視 不可能な位置に配置されている配管の管端相互の連結や、流体の漏出防止にこの 管継手を取り付ける場合、又、狭い場所等での作業に際しては、棒ワッシャ24 及び棒ナット26の位置調整を片手で行うことは至難の技である。そこで、従来 の作業としては、このように棒ワッシャ24及び棒ナット26がブラケット20 a,20b内で位置ずれした場合には、一旦管の外周に取り付けた管継手12を 取り外し、棒ワッシャ24及び棒ナット26の位置を再度調整した後、この棒ワ ッシャ24及び棒ナット26が回動しないようにゆっくりと管の外周に再度取り 付けて、さらに、棒ワッシャ24及び棒ナット26がブラケット20a,20b 内で回動しないようにゆっくりとボルト28,28を嵌挿、螺合させて、再度管 継手12の締めつけ作業が行われていた。
【0010】 しかし、前述の如き管継手12の取り付け作業には、漏水、ガス漏れ等してい る配管の連結・補修作業のように緊急を要するものもあり、特にガス漏れ等の際 の作業に際しては、長時間の作業は危険を伴うものでもあった。また、前述のよ うに再三にわたって棒ナット24及び棒ワッシャ26の位置決めを行う必要があ れば、作業効率が極めて悪く、作業者の精神衛生上も好ましいとはいえない。特 に、ボルト28,28は、基部からその先端にかけて一定の太さを有する円筒状 に形成されているため、このボルト28,28の外径と略同一の内径に形成され た棒ナット24及び棒ワッシャの孔及びネジ孔に挿入することは難しく、そのた めボルト28,28の取り付けを困難としている。
【0011】 また、前記従来の管継手12のケーシング14は、一の湾曲形成した板状体1 5の端部14a,14bを対峙して略円筒形状となし、前記ケーシングの両端開 口31,31縁よりケーシング14の中心方向に突出するフランジ36を設けて いるため、このフランジ36の存在により前記対峙して配置されているケーシン グ14の端部14a,14b間は僅かしか開閉せず、この開閉幅を越える直径を 有する管を連結する場合には、ケーシング14の両端開口31,31から連結さ れる管をそれぞれケーシング14及びその内部に配置されたスリーブ40内に挿 入する必要がある。
【0012】 そのため、既に連結されている管の連結部分外周を管継手12で被覆して補修 する場合には、該連結部分を一旦外さなければならず、また、一体の管の途中に 亀裂、破損等による漏れが生じた場合に、この管の外周を管継手で被覆して補修 することはできない。
【0013】 さらに、ケーシング14の端部14a,14bを開閉自在とし、この端部14 a,14b間より管を管継手12内に挿入可能な構成とした場合、前記ケーシン グ14内に配置されている円筒状のスリーブ40も同様に開閉自在な構成とする 必要があるが、このスリーブ40を幅方向に直線で切断し、直線状の切り口を有 する端部を係合させて円筒状とした場合には、ケーシング14による締めつけに よっても、この係合部分の密着性が悪く管内を搬送される液体や気体の漏れの原 因となる。特に、ケーシング14内に生じた段差部分にスリーブ40の両端係合 部分が位置した場合、この係合部分が相互にずれて液体や気体の漏れの原因とな りやすい。
【0014】 加えて、異なる外径を有する2本の管を連結する場合、従来の管継手にあって は小径の管の外周とスリーブ40間の連結部分より管内を搬送される常圧あるい は加圧された液体や気体等の流体が漏れやすいものであった。
【0015】 そこで、本考案の目的は、前記棒ナット24及び棒ワッシャ26をブラケット 20a,20b内で位置ずれし難くすることにより、棒ナット24及び棒ワッシ ャ26の位置決めが不要で、しかもボルト28,28を棒ワッシャ24の孔及び 棒ナット26のネジ孔内に挿入しやすい形状とすることにより、短時間かつ一回 の作業で連結又は補修される管の外周に簡単に取り付け作業を行うことができる 管継手等として用いられる管の取り付け具を提供することにある。
【0016】 また、本考案の別の目的は、対峙して配置されたケーシング14の端部14a ,14b間の開閉を容易とすることにより、容易に管の外周に取り付け可能な管 の取り付け具を提供することにある。
【0017】 さらに、本考案の別の目的は、スリーブ40の両端となる部位をスリーブ40 の幅方向にV字状に切断し、ケーシング14による締めつけ時、スリーブ40の 端部相互が嵌合する形状とすることにより、ケーシングによる締めつけの際にス リーブ40の端部相互の密着性がよく、しかも管外周とスリーブ40との間に隙 間を生じさせない管の取り付け具を提供することにある。
【0018】 加えて、本考案の更なる目的は、異なる外径の管を連結した場合であっても、 小径の管の外周と、スリーブ40の内周面間より管内を搬送される流体が漏れる ことのない管の取り付け具を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の管の取り付け具は、湾曲形成した板状体 15の両端部14a,14bを対峙して略円筒状のケーシング14と成し、この ケーシング14の両開口31,31縁にケーシング14の中心方向に突出するフ ランジ36を設け、さらに、前記ケーシング14内に円筒状のスリーブ40を配 置すると共に、前記両端部14a,14bに棒ナット26及び棒ワッシャ24を 支持するブラケット20a,20bをそれぞれ設け、前記ブラケット20a,2 0bの一方(20b)に雌ねじを有する棒ナット26を嵌挿し、他方のブラケッ ト20aに、ボルト28の外径よりもやや大きく形成された孔を有する棒ワッシ ャ24を嵌挿し、前記ブラケット20a,20bに棒ワッシャ24の孔と連通す る開孔30a,30b及び棒ナット26のネジ孔と連通する開孔30c,30d をそれぞれ穿孔し、該開孔30(30a〜30d)を介して前記棒ワッシャ24 の孔内にボルトを挿入すると共に、このボルトの先端を前記棒ナット26のネジ 孔内に螺合させ、前記ケーシング14の両端部間に前記ボルト28,28を掛け 渡すと共に、前記ケーシング14の一方の端部の内壁に、前記ケーシング14の 内周と略同一の曲率で湾曲し、他方の端部の内壁に内接する板体よりなるスライ ド板32を固着して成る管の取り付け具12において、前記2のブラケット20 a,20bの外壁を圧潰して圧痕部22を形成し、この圧痕部22により前記ブ ラケット20a,20b内に支持された棒フランジ24及び棒ナット26にブラ ケット20a,20bの内壁面を圧接するよう設けたことを特徴とする。
【0020】 前記管の取り付け具12のケーシング14は、一の湾曲形成した板状体15の 端部14a,14bを対峙して略円筒状と成し、この円筒状のケーシング14の 両端開口31,31縁に形成されたフランジ36の相互に対称の位置に、それぞ れ1又は複数の切り込み37を設け、ケーシング14の対峙して配置された端部 14a,14b間を開閉自在とすることができ、また、 2の湾曲形成した板状体15a,15bの一方の端部を相互にヒンジ16を介 して連結し、それぞれの板状体15a,15bの他方の端部14a,14bを対 峙して略円筒状と成し、前記ヒンジ16を介して連結された2の板状体15a, 15bの連結部の内壁面を、前記板状体15a,15bと略同一曲率で湾曲する 保護板34で被覆し、かつ、前記保護板34の一端を2の板状体15a,15b のいずれか一方の内壁面に固着して形成することもできる。
【0021】 さらに、前記スリーブ40は、スリーブ40の幅方向にV字状に切欠かれた切 欠き端40bと、これに嵌合するV字状の突出端40aを係合せしめて円筒状と 成し、前記スリーブの両端接合部分を前記スライド板と内接するケーシング14 の内壁面を除く内壁面に配置してなることを特徴とする。
【0022】 前記ボルト28は、その先端部を徐々に細く断面変化させた円錐状又は載頭円 錐状を成し、このボルト28が挿入される棒ワッシャ24の孔及び棒ナット26 のネジ孔入口周縁に、棒ワッシャ24の孔及び棒ナット26のネジ孔の入口に向 かって傾斜するすりばち状の座ぐりを形成すれば好適である。
【0023】 加えて、前記スリーブ40の両端開口に異なる外径から成る大径管及び小径管 をそれぞれ挿入可能に、前記スリーブ40の両端開口をそれぞれ異なる内径に形 成すると共に、前記スリーブ40の両端開口内周縁に、この両内周縁の一端側か ら他端側の開口方向に傾斜して突出する舌状部46a,46bをそれぞれ形成し 、さらに、前記スリーブ40の両端開口内周縁近傍の内周面を前記舌状部46, 46の先端方向に膨出させて、スリーブ内周面にその円周方向に連続する環状の 突部48a,48bを形成すると共に、前記突部48a,48b間のスリーブ4 0内周をスリーブ40の中心方向に膨出させて、その先端がスリーブ40内に挿 入される小径管の外周に圧接し、且つ、スリーブ40内周面の円周方向に連続す る断面略矩形状複数の環状の膨出部42,44,44’を形成し、前記複数の膨 出部42,44,44’の内、一の膨出部42の一側面を大径管端面に圧接自在 に形成すると共に、他の膨出部44(,44’)を前記一の膨出部42と前記小 径管側の突部48b間に前記大径管端面方向に傾斜して形成することができる。
【0024】
【作用】
棒ナット26に螺合しているボルト28,28を外し、ボルト28,28を棒 ナット26及び棒ワッシャ24より抜き取ると、このボルト28,28により相 互に締めつけられていたケーシング14の端部14a,14b間が開放する。
【0025】 そして、この開放されたケーシング14の端部14a,14b間に手指等を挿 入して押し広げると、一の湾曲形成した板状体15より成るケーシング14にあ ってはフランジ36に設けられた切欠き37付近より板状体15が折れ曲がって 、また、2の湾曲形成した板状体15a,15bをヒンジ16を介して連結して なるケーシング14にあっては板状体15a,15bがヒンジ16による連結部 分で回動してケーシング14の端部14a,14b間が開放する。
【0026】 そして、この開放されたケーシング14の端部14a,14b間を連結又は補 修される管の外周にケーシング14内に配置されたスリーブ40の突出端40a 及び切欠き端40b間から管外周の補修箇所に巻き掛け、あるいはケーシング1 4内周を管端より嵌入し、前記スリーブ40を配置する。
【0027】 その後、前記スリーブ40の突出端40a及び切欠き端40b間を閉じると共 にケーシング14の端部14a,14b間を閉じて前記抜き取られたボルト28 ,28を棒ワッシャ24より嵌挿して棒ナット26に螺合させて、前記ケーシン グ14を締めつける。ブラケット20a,20b内に支持されている棒ワッシャ 24及び棒ナット26は、ブラケット20a,20bの外周より棒ナット26及 び棒ワッシャ24方向に圧潰して形成された圧痕部22により、最適な位置、す なわちボルト28,28の挿入位置に位置決めされた状態でブラケット20a, 20b内に固定されているので、棒ワッシャ24及び棒ナット26にボルト28 ,28を嵌挿、螺合させる際には、前記棒ワッシャ24及び棒ナット26はブラ ケット20a,20b内で位置ずれすることがなく、また、ボルト28,28の 先端部は、先端方向に徐々に細く断面変化する円錐状又は載頭円錐状に形成され ており、一方、このボルト28,28が挿入される棒ワッシャ24の孔及び棒ナ ット26のネジ孔入口周辺には、それぞれ前記孔又はネジ孔の入口方向に傾斜す るすりばち状の座ぐり27,27が形成されているので、この座ぐり27,27 に案内されたボルト28,28は確実に棒ワッシャ24の孔及び棒ナット26の ネジ孔内に挿入される。
【0028】 ボルト28,28が棒ナット26に螺合した後、前記ボルト28,28を棒レ ンチやスパナ等の工具を使用して締めつけると、前記ケーシング14の端部14 a,14b間が狭まって、管外周に管の取り付け具12が取り付けられる。この 際、スリーブ40の端部たる突出端40aと、切欠き端40bは相互に嵌合する 形状に形成されているので、ケーシング14の締めつけにより締めつけられたス リーブ40の両端は圧密状態で密着する。
【0029】 さらに、ケーシング14の端部14a,14b間はスライド板32が配置され ているので、前記ケーシング14の端部14a,14b間が相互に完全に当接し ない場合であっても端部14a,14b間に隙間が生じることがなく、スリーブ 40がケーシング14の端部14a,14b間より飛び出すことや、皺の発生を 防止できる。
【0030】 なお、内周面に膨出部42,44,44’を形成したスリーブ40を備える異 なる外径の管の連結に管継手として使用する場合にあっては、小径の管の外周は 複数の膨出部42,44,44’によって巻回されているので、スリーブ40と 管の外周間を伝って漏出しようとする流体は、この膨出部42,44又は,42 ,44,44’により減圧され、漏出を妨げられ、ケーシング14から漏れるこ とがない。
【0031】
【実施例】
次に、本考案の好適な実施例につき、図面を参照しながら以下説明する。
【0032】 図1において、管の取り付け具12は、管の外周を被覆するスリーブ40と、 このスリーブ40の外周を被覆して、前記スリーブ40を管外周に締結するケー シング14と、ケーシング14の両端開口31,31縁に設けられたフランジ3 6とスリーブ40間に配置され、ケーシング14による管の締めつけ時、管の外 周に食い込んで管の取り付け具12内に管を固定する締結リング50及びこの締 結リング50をケーシング14内に固定するリング60よりなる。
【0033】 〔ケーシング14〕 図2は、ケーシング14の正面図であり、本実施例では断面形状が半円弧状に 湾曲した二枚の板状体15a,15bを左右対称位置に配置し、相互に対向する 板状体15a,15bのそれぞれの一端をヒンジ16で連結すると共に、前記板 状体15a,15bの他端、すなわちケーシング14の端部14a,14b間を それぞれ対峙して配置して略円筒状に形成している。
【0034】 前記対峙して配置されたケーシング14の端部14a,14bは、それぞれこ の端部14a,14bより延長された舌片18a,18bが設けられており、こ の舌片18a,18bを前記半円弧状の板状体15a,15bの外側に折り返し てその先端を前記板状体15a,15bの外周上に固着して、後述の棒ワッシャ 24及び棒ナット26を内接する円弧を一部に形成するブラケット20(20a ,20b)を形成している。そして、この舌片18aと板状体15aの外周間に 形成されたブラケット20a内にはボルト28,28の外径よりもやや大きめの 内径を有する2の孔が設けられた棒ワッシャ24が支持されており、他の板状体 15bの外周と舌片18b間で形成されたブラケット20b内には、前記ボルト 28,28と螺合するネジ孔を有する棒ナット26が支持されている。
【0035】 また、前記ブラケット20a,20bには、前記ボルト28,28を棒ワッシ ャ24及び棒ナット26に挿通するための開孔30(30a〜30d)が穿孔さ れており、この開孔30(30a〜30d)を介して、前記ボルト28,28を 棒ワッシャ24に挿通し、又棒ナット26に螺合させる。このようにして、棒ワ ッシャ24及び棒ナット26の支持されたブラケット20a,20bは、その外 壁を例えばポンチ等で圧潰して圧痕部22を形成し(図1及び図3)、ブラケッ ト20a,20bの内壁が前記棒ワッシャ24及び棒ナット26に圧接するよう にして、ブラケット20a,20b内に支持された棒ワッシャ24及び棒ナット 26がブラケット20a,20b内で位置ずれすることを防止している(図3) 。
【0036】 また、前記ボルト28,28の先端部は、好ましくは、図示の実施例のように 、先端方向に徐々に細く断面変化する円錐状又は載頭円錐状に形成されており、 このボルト28,28が挿入される棒ワッシャの孔入口周辺及び棒ナットのネジ 孔入口周辺には、前記ボルト28,28の先端部を棒ワッシャ24の孔及び棒ナ ット26のネジ孔内に案内するためのすりばち状の座ぐり27を形成する。
【0037】 さらに、前記ケーシング14を形成する板状体の一方(15b)の内周面には 、ケーシング14の内周と略同様の曲率で湾曲するスライド板32の一端が固着 されており、このスライド板32は、前記ケーシング14の閉塞時、ケーシング 14の端部14a,14b間をケーシングの内周より被覆しており、その他端は 、ケーシング14の開閉に伴って、ケーシング14を形成する他方の板状体15 aの内周と摺動する位置に配置されている。
【0038】 また、板状体15a,15bの、ヒンジ16により連結された端部には、好ま しくは、前記板状体15aの内周面にケーシング14の内周と略同一の曲率で湾 曲する保護板34の一端が固着されており、前記ケーシング14の閉塞時、ヒン ジ16により連結された板状体15a,15bの連結部をこの保護板34により ケーシング14の内周側より被覆するよう構成されている。
【0039】 さらに、前記ケーシング14の両端開口31,31周縁には、ケーシング14 の中心方向に突出するフランジ36,36が設けられ、また、板状体15a,1 5bの内周面に固着された前記スライド板32及び保護板34にも同様のフラン ジ36を形成し、前記ケーシング14の端部14a,14b間が離間している際 にも開口全内周縁にわたって連続したフランジ36が形成されるように構成され ている。
【0040】 なお、ケーシング14の構成は、2の板状体15a,15bを前記ヒンジ16 により連結する場合に限らず、1の湾曲形成した板状体15の端部14a,14 bを対峙して略円筒状ケーシング14を形成し、このケーシング14の両端開口 31,31周縁より突設されたフランジ36,36に1又は複数の切欠き37を 設けることで、前記ケーシング14の端部14a,14b間を開閉可能とする構 成とすることもできる(図5)。
【0041】 〔スリーブ40〕 前記ケーシング14内には、円筒状のスリーブ40が配置されている。
【0042】 図1中40はスリーブで、このスリーブ40は、合成ゴム等の弾性材料よりな り、前述のケーシング14の内周と略同一の外径を有する円筒状をなし、V字状 に突出する突出端40aと、この突出端40aと嵌合するV字状の切欠き端40 bを係合して配置し、円筒状に形成している。
【0043】 このスリーブ40の外周は、ケーシング14の内周面との良好な密着性を確保 すべく平坦に形成されている。
【0044】 図6に示すように、スリーブ40の内周面は、凹凸状に形成されている。この スリーブ40の内周面の凹凸形状は、その中央部において波状に起伏しており、 そして、前記スリーブ40の両端開口付近において、前記スリーブ40は、スリ ーブ40の内部中央方向に折り返された舌状部46a,46bを有し、この舌状 部46a,46bの先端方向に、前記スリーブ40の内周を、略台形状に膨出さ せた突部48a,48bがそれぞれ形成されている。そして、前記突部48a, 48bの傾斜面と舌状部46a,46bによって区画室49,49が形成されて いる。
【0045】 なお、前述の図6に示すスリーブ40は、同一の外径を有する二本の管を連結 する際あるいは、管の損傷個所からの流体の漏出防止に使用するものであるが、 図7は、本考案の別の実施例を示すスリーブ40で、このスリーブ40は、小径 管及び大径管の外径の異なる二本の管の連結に際して使用される。
【0046】 図7に示すように、このスリーブ40の開口は、軸線方向左右でその内径を異 にしている。そして、大径に形成されたスリーブ40の開口寄りに形成された突 部48aよりやや内側寄りに、連結される小径の管の外周に十分に圧密可能な長 さを有する断面矩形状の膨出部42を形成し、この膨出部42を大径の管の端面 と、小径の管の外周に圧接させて管の連結部分がシールされるように形成してい る。一方、小径の管が挿入されるスリーブ40の内周には、管の連結部方向にそ の先端を傾斜させた断面台形状の二の膨出部44,44’が形成されている。な お、図7に示すスリーブ40の開口端部分の構成は、前記図6に示した同一外径 の管の取り付け具のスリーブ40と同様である。
【0047】 〔締結リング〕 図1中50は締結リングを示し、この締結リングは、管の取り付け具12の内 方方向にその中心が傾斜する環状を成し、また、その内周には、等間隔に複数の 歯52が形成されている。この歯52は、前記環状のリングの内周から略L字状 に切れ目を入れて、この切れ目で囲まれた部分を僅かに立ち上げて形成したもの である。
【0048】 また、前記締結リング50は、一端を切欠いたC字状を成しており、この切欠 き部分には、一方の切欠き端を延長する補助板54が固着されており、この補助 板54の他端を他方の切欠き端の側面に摺動自在に当接させて前記リングを無端 環状に形成している。
【0049】 このように形成された締結リングは、前記ケーシングのフランジと、このケー シング内に配置されたスリーブ40の開口端間に挿入される(図6参照)。なお 、この締結リングの挿入に際しては、前記締結リングとケーシングのフランジ間 に金属線等をC字状に曲げて形成されたリング60を配置すれば好適である。こ のようにリング60を嵌挿することで、締結リング50のケーシング14内での 遊びを防止できる。
【0050】 管の取り付け具12の使用に際しては、棒ナット26に螺合しているボルト2 8,28を外し、ボルト28,28を棒ナット24及び棒ワッシャ24より抜き 取ると、このボルト28,28により締めつけられていたケーシング14の端部 14a,14b間が離間する。そして、この離間した端部14a,14b間に手 指を挿入し、端部14a,14bを相互に引き離すと、一の板状体15より成る ケーシング14にあっては、フランジ36に設けられた切欠き37の近傍より板 状体15が折れ曲がって、また、2の板状体15a,15bのそれぞれの一端部 をヒンジ16を介して回動可能に連結してなるケーシング14にあっては、この ヒンジ16部分より板状体15a,15bが回動してケーシング14の端部14 a,14b間がさらに開放する。
【0051】 このようにして、ケーシング14の端部14a,14bを開放すると、このケ ーシング14内に配置されたスリーブ40が露出する。このスリーブ40は、V 字状に突出する突出端40aと、この突出端40aの形状に嵌合するV字状に切 欠かれた切欠き端40bを相互に係合させて円筒状となしたものであり、このス リーブ40の突出端40a及び切欠き端40b間を引き離して管をスリーブ40 内に挿入可能となる。
【0052】 そして、スリーブ40の突出端40a及び切欠き端40b間よりスリーブ40 内に管を挿入した後、前記突出端40aと切欠き端40b相互に係合させてスリ ーブ40を管の外周に巻回す。
【0053】 管の取り付け具12が締結リング50を有する場合には、この締結リング50 及びリング60のそれぞれの切欠き部分を広げてリング内に管を挿入し、前記ス リーブ40の両端側に配置する。その後、このスリーブ40、締結リング50及 びリング60を前記ケーシングで被覆して、このケーシング14の端部14a, 14b間を閉じる。この際、前記スリーブ40の両端係合部分が板状体15(又 は15a,15b)の内周面上に位置決めすれば、スライド板32や保護板34 によりケーシング14内に生じた段差部分にスリーブ40の両端係合部分が位置 することなく、管内を搬送される液体や気体等の流体の漏出が生じにくいという 点で特に望ましい。
【0054】 なお、管の取り付け具12内に管を挿入する方法としては、前記方法によらず 、ボルト28,28を緩めた後、管の取り付け具12の両端開口よりそれぞれケ ーシング14及びスリーブ40内に管を挿入しても良い。
【0055】 このようにして、管の外周に配置された管の取り付け具12は、前記開放して いるケーシング14の端部14a,14bに設けられたブラケット20a内の棒 ワッシャに前述の抜き取ったボルト28,28を挿入し、ボルト28,28の先 端を棒ナット26に螺合させて、前記ケーシング14を締めつける。ブラケット 20a,20b内に支持されている棒ワッシャ24及び棒ナット26は、ブラケ ット20a,20bの外周より棒ナット26及び棒ワッシャ24方向に圧潰する ことにより形成された圧痕部22が圧接されているので、最適な位置、すなわち ボルト28,28の受入れ位置に位置決めされた状態でブラケット20a,20 b内に固定され位置ずれしないように構成されており、また、ボルト28,28 の先端部は、先端方向に徐々に細く断面変化する円錐状又は載頭円錐状に形成さ れており、また、このボルト28,28を受け入れる棒ワッシャ24の孔及び棒 ナット26のネジ孔は、その入口周辺を前記孔及びネジ孔の入口方向に傾斜する すりばち状の座ぐり27,27が形成されているので、この座ぐり27,27に よりボルト28,28の先端は良好に棒ワッシャ24の孔及び棒ナット26のネ ジ孔内に案内される。従って、棒ワッシャ24及び棒ナット26にボルト28, 28を嵌挿、螺合させる際に、前記棒ワッシャ24及び棒ナット26はブラケッ ト内で位置ずれすることがなく、またボルト28,28を極めて容易に棒ナット 26に螺合させることができる。
【0056】 ボルト28,28が棒ナット26に螺合した後、前記ボルト28,28を棒レ ンチやスパナ等の工具を使用して締めつけると、前記ケーシング14の端部14 a,14b間が狭まって、ケーシング14内に配置されたスリーブ40及び締結 リング50が締めつけられる。
【0057】 スリーブ40は、前述のようにV字状の突出端40aと、この突出端40aの 形状と嵌合するV字状の切欠き端40bが係合して円筒状を形成しているので、 この締めつけにより、前記V字状の突出端40aと切欠き端40bが相互に圧接 される。この際、V字状の突出端40aの傾斜面と、V字状の切欠き端40bの 傾斜面が相互に摺動し、端部の嵌合は極めて良好に行われ、前記突出端40aと 切欠き端40b相互の接触不良による空隙の発生や、締めつけ過剰の際の皺の発 生による液体や気体の漏れを生じない。
【0058】 また、前記ケーシング40による締めつけにより、ケーシング14内に配置さ れた締結リング50の締めつけも行われるが、この締結リング50の内周側には 、複数の歯が形成されており、前記締めつけによりこの歯52が管の外周より管 に食い込んで管の取り付け具12内に管を固定する。特に、この締結リング50 による締結は、塩化ビニル製の配管やウレタン樹脂等のプラスチック材料により 表面をコーティングされた配管、表面をゴム引きしてなる配管等、管の外周を比 較的軟らかい素材で形成してなる管の連結に多大な効果を発揮し、この締結リン グ50による固定により、連結された管が管の取り付け具12内より抜け落ちる ことがない。従って、高圧の液体や気体を搬送する配管に対しても本願の管の取 り付け具12を使用することができる。
【0059】 なお、ケーシング14の端部14a,14b間にはスライド板32が配置され ているので、前記ケーシングの切欠端14a,14b間に隙間が生じることがな く、スリーブ40がケーシングの端部14a,14b間より飛び出すことや、こ の飛び出しによる皺の発生を防止することができるとともに、スリーブ40の両 端係合部分がケーシング14の端部14a,14b間に位置した場合であっても このスライド板32がスリーブ40をその外周より押圧しているのでスリーブ4 0の両端係合部分より液体、気体の漏れが生じるこいがない。
【0060】 また、ヒンジ16を介して2の板状体15a,15bを連結してなるケーシン グ14にあっては、ヒンジ16をケーシングの内周より被覆する位置に保護板3 4を配置してなるので、ケーシング14の開閉時にヒンジ16がスリーブ40を 噛んで、またはヒンジ16や板状体15a,15bの角部にスリーブ40の外周 が擦れてスリーブが破損することを防止している。
【0061】 このようにして、管の外周に本願の管の取り付け具12を固定すると、スリー ブ40の開口端縁内周に平帯状に形成された前記舌状部46,46が管の外周に 圧着して、管の取り付け具12内を気密の状態とする。そして、管と管の連結部 分より管内を搬送される液体、気体等の流体が漏れた場合には、図8に示すよう にこの管から漏れた流体は、舌状部46の先端方向に膨出する突部48,48と 舌状部46,46間に形成された流路47,47を通過して舌状部46,46と 突部48,48によって形成された区画室49,49内に導入され、この区画室 49,49内に充填されて、図8中の矢印で示すように、流体の有する圧力によ り前記舌状部46,46を管の外周に圧着させる。従って、管の外周と前記舌状 部46,46との接触はより一層密となり、該部分より流体等流体が漏れること がない。
【0062】 また、前記スリーブの変更例である2の異なる外径を有する管の連結に使用さ れるスリーブ(図7及び図9)にあっては、前記舌状部46a,46bの先端方 向に膨出する2の突部48a,48b間に配置された膨出部42,44,44’ 中、スリーブ40の大径管端面側に形成された断面矩形状の一の膨出部42を図 9に示すように前記2の管の接合段差部分、すなわち、大径管の開口端縁と小径 管の外周に当接させて巻回する。このようにして、前記スリーブ40を巻回、緊 締すると、前記スリーブの内周に形成された3つの一の膨出部42,他の膨出部 44,44’が小径の配管の外周に圧接されると共に、前記舌状部46a,46 bがそれぞれ小径管及び大径管の外周に密着する。そして、大径管と小径管の連 結部分より、漏出しようとする液体や気体等の流体は、まず管の連結部分をシー ルしている一の膨出部42により外部への漏出が防止される。そして、この一の 膨出部42をも通過して、大径管の外周とスリーブ間を通過して漏出しようとす る流体は、大径の開口近傍に設けられた突部48aと舌状部46a間に形成され た流路47を通過して、区画室49内に充填されて、前記舌状部46aを管の外 周に圧着させて、流体の漏れを防止する。
【0063】 一方、前記一の膨出部42の存在にもかかわらず、小径管側に漏れた流体は、 他の膨出部44にぶつかるが、この際、他の膨出部44は、この流体の流れ方向 上流にその先端を向けて傾斜しているので、他の膨出部44に衝突した流体は、 他の膨出部44を図9中矢印で示す方向に押圧し、他の膨出部44を管の外周に 圧接するので、管より漏出した流体は他の膨出部44によってその殆どが止めら れる。そして、該他の膨出部44をも通過した流体は、減圧されており、前記他 の膨出部44と同様の構成を有する他の膨出部44’によりその漏出を妨げられ 、この2つの他の膨出部44,44’の存在にもかかわらず、漏れた流体は、台 形状の突部48bと舌状部46bとの間に形成された流路47を介して、区画室 49内に充填されて、舌状部46bを管の外周に圧接させて管の外周とスリーブ 40間の間隙を無くすので、ケーシング14より外部に流体が漏れることはない 。
【0064】 なお、このように二本の外径の異なる管相互の接合を行う場合には、前述のケ ーシング14の開口端縁に形成されたフランジ36の突出長さを左右で異なるも のとすれば好適である。
【0065】 以上のように構成された管の取り付け具12は、タンカー等の船舶内の配管、 ガス管、冷暖房用の配管、大型建造物内の配管、重工業分野の配管、産業プラン トの配管等各種分野の配管に使用でき、特に溶着等による管の連結とは異なり、 弾性材にて形成されたスリーブ40の有する衝撃吸収性より振動する装置回りの 配管に対しても管の破損や曲がりの発生を防止することができる。また、スリー ブ40の有する弾性により、管を直線状に連結する場合のみならず、多少の角度 を付けて連結した場合であっても連結部分より液体、気体等の漏れ等を生じるこ とがない。
【0066】 なお、本考案の管の取り付け具12は、連結される管の種類に応じて、前記締 結リング50を備えないもの等、種々の設計変更が可能である。
【0067】
【考案の効果】
以上の本考案の管の取り付け具の構成により、棒ナット及び棒ワッシャをブラ ケット内で回動しにくくすることができ、しかも、ボルト、棒ワッシャの孔、棒 ナットのネジ孔の形状を、ボルトを棒ワッシャの孔及び棒ナットのネジ孔内に挿 入しやすい形状としているので、棒ナット及び棒ワッシャの位置決めが不要であ り、しかも短時間かつ一回の作業で配管の外周に取り付け作業を行うことができ る管の取り付け具を提供することができた。
【0068】 また、ケーシングの端部間を開閉自在としたので、連結された管を切り離すこ となくその外周に取り付けることが可能である。
【0069】 さらに、前記管の取り付け具のケーシング内部に配置されたスリーブを、V字 状の突出端とこの突出端に嵌合する形状のV字状の切欠き端とを係合させて円筒 状に構成したので、管の外周に締めつけた際のスリーブ端部間の接合が良好であ り、管継手および管補修に用いても管内を搬送される液体や気体等の流体の漏れ が生じることのない管の取り付け具を提供することができた。
【0070】 さらに、スリーブ内に、管の外周に圧接する膨出部を複数設けたので、外径の 異なる2種類の管を連結した場合であっても、比較的漏れの生じ易い小径管とス リーブ間からの漏出を完全に防止することができ、管の外周とスリーブ間の間隙 から液体や気体等の流体が漏出することのない管の取り付け具を提供することが できた。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す管の取り付け具の分解
斜視図。
【図2】本考案の管の取り付け具のケーシングを示す正
面図。
【図3】図1のIII−III線断面概略図。
【図4】図1のIV−IV線断面概略図。
【図5】管の取り付け具のケーシングの変更例を示す正
面図。
【図6】図2のVI−VI線断面概略図。
【図7】スリーブの変更例を示す断面概略図。
【図8】スリーブの区画室部分の拡大断面図。
【図9】本考案の別の管の取り付け具を管に取り付けた
状態の断面概略図。
【図10】ケーシングの端部部分の要部断面図。
【図11】従来の管継手を示す斜視図であり、(A)
は、全体斜視図、(B)は、ブラケット部分の要部概略
図。
【符号の説明】
12 管の取り付け具 14 ケーシング 14a,14b 端部(ケーシングの) 15(15a,15b) 板状体 16 ヒンジ 18a,18b 舌片 20(20a,20b) ブラケット 22 圧痕部 24 棒ワッシャ 26 棒ナット 27 座ぐり 28 ボルト 30 開孔(ブラケットの) 31 開口 32 スライド板 34 保護板 36 フランジ 40 スリーブ 40a 突出端(スリーブの) 40b 切欠き端(スリーブの) 42 一の膨出部 44 他の膨出部 44’他の膨出部 46,46,46a,46b 舌状部 47,47 流路 48,48,48a,48b 突部 49,49 区画室 50 締結リング 52 歯 54 補助板 60 リング

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲形成した板状体の両端部を対峙して
    略円筒状のケーシングと成し、このケーシングの両開口
    縁にケーシングの中心方向に突出するフランジを設け、
    さらに、前記ケーシング内に円筒状のスリーブを配置す
    ると共に、前記両端部に棒ナット及び棒ワッシャを支持
    するブラケットをそれぞれ設け、 前記ブラケットの一方に雌ねじを有する棒ナットを嵌挿
    し、他方のブラケットに、ボルトの外径よりもやや大き
    く形成された孔を有する棒ワッシャを嵌挿し、前記ブラ
    ケットに棒ワッシャの孔と連通する開孔及び棒ナットの
    ネジ孔と連通する開孔をそれぞれ穿孔し、該開孔を介し
    て前記棒ワッシャの孔内にボルトを挿入すると共に、こ
    のボルトの先端を前記棒ナットのネジ孔内に螺合させ、
    前記ケーシングの両端部間に前記ボルトを掛け渡すと共
    に、 前記ケーシングの一方の端部の内壁に、前記ケーシング
    の内周と略同一の曲率で湾曲し、他方の端部の内壁に内
    接する板体よりなるスライド板を固着して成る管の取り
    付け具において、 前記2のブラケットの外壁を圧潰して圧痕部を形成し、
    この圧痕部により前記ブラケット内に支持された棒フラ
    ンジ及び棒ナットにブラケットの内壁面を圧接するよう
    設けたことを特徴とする管の取り付け具。
  2. 【請求項2】 前記ケーシングは、一の湾曲形成した板
    状体の端部を対峙して略円筒状と成し、この円筒状のケ
    ーシングの両端開口縁に形成されたフランジ相互の対称
    位置に、それぞれ1又は複数の切り込みを設け、対峙し
    て配置されたケーシングの端部間を開閉自在としたこと
    を特徴とする請求項1記載の管の取り付け具。
  3. 【請求項3】 前記ケーシングは2の湾曲形成した板状
    体の一方の端部を相互にヒンジを介して連結し、他方の
    端部を対峙して略円筒状と成し、前記ヒンジを介して連
    結された2の板状体の連結部の内壁面を、前記板状体と
    略同一曲率で湾曲する保護板で被覆し、かつ、前記保護
    板の一端を2の板状体のいずれか一方の内壁面に固着し
    たことを特徴とする請求項1記載の管の取り付け具。
  4. 【請求項4】 前記スリーブは、スリーブの幅方向にV
    字状に切欠かれた切欠き端と、これに嵌合するV字状の
    突出端を係合せしめて円筒状と成し、前記スリーブの両
    端接合部分を前記スライド板と内接するケーシングの内
    壁面を除く内壁面に配置してなることを特徴とする請求
    項1から3いずれか1項記載の管の取り付け具。
  5. 【請求項5】 前記ボルトは、その先端部を徐々に細く
    断面変化させた円錐状又は載頭円錐状を成し、 このボルトが挿入される棒ワッシャ及び棒ナットの孔及
    びネジ孔入口周縁に、棒ワッシャの孔及び棒ナットのネ
    ジ孔に向かって傾斜するすりばち状の座ぐりを設けた請
    求項1から4いずれか1項記載の管の取り付け具。
  6. 【請求項6】 前記スリーブの両端開口に異なる外径か
    ら成る大径管及び小径管をそれぞれ挿入可能に、前記ス
    リーブの両端開口をそれぞれ異なる内径に形成すると共
    に、前記スリーブの両端開口内周縁に、この両内周縁の
    一端側から他端側の開口方向に傾斜して突出する舌状部
    をそれぞれ形成し、さらに、前記スリーブの両端開口内
    周縁近傍の内周面を前記舌状部の先端方向に膨出させ
    て、スリーブ内周面にその円周方向に連続する環状の突
    部を形成すると共に、前記突部間のスリーブ内周をスリ
    ーブの中心方向に膨出させて、その先端がスリーブ内に
    挿入される小径管の外周に圧接し、且つ、スリーブ内周
    面の円周方向に連続する断面略矩形状の複数の環状の膨
    出部を形成し、前記複数の膨出部の内、一の膨出部の一
    側面を大径管端面に圧接自在に形成すると共に、他の膨
    出部を前記一の膨出部と前記小径管側の突部間に前記大
    径管端面方向に傾斜して形成して成る請求項1から5い
    ずれか1項記載の管の取り付け具。
  7. 【請求項7】 前記他の膨出部を複数列形成した請求項
    6記載の管の取り付け具。
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