JP3018722U - ディスク用包装具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数枚の３．５インチのフロッピイディスク
等ディスクを発送、保管などする場合に用いる新規のデ
ィスク用包装具を提供する。 【構成】 丈夫な長尺の厚紙を以て長手方向中央線上個
所１に二本一組の横向き二つ折り用線４をまた短手方向
中央線上個所に二本一組の二つ折り用兼切取り用の縦向
きミシン目状線５を備えた包装具主体部３を構成し、こ
の包装具主体部３において長手方向中央線上個所に存す
る二本一組の横向き二つ折り用線４と短手方向中央線上
個所に存する縦向き二つ折り線兼用ミシン目状線５によ
り区画された各区画部６、７、８、９の長手外辺縁に折
曲自在線１０を介して折り重ね片１１を一体に延設し、
これ等各折り重ね片１１にディスク差し込み置き用切線
１２を横並びに多数本まで切設すると共にこれ等折り重
ね片１１を内側に折り返して各区画部６、７、８、９に
重ねたものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、多数枚の３．５インチのフロッピイディスク等ディスクを発送、保 管などする場合に用いるディスク用包装具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、フロッピイディスク等は、透明硬質プラスチック製のハードケースに格 納して安全性を確保した状態で発送されたり、保管されたりしていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来の技術において述べたようにフロッピイディスク等を透明硬質プラス チック製ハードケースに格納して発送、保管等する場合には、ハードケースが 割高で経済的ではない、発送のときに嵩張って輸送コストがかかり過ぎる、 形状的に本棚等への保管には好ましくない、等の問題点があった。

【０００４】 本考案は上記問題点を解消する工夫およびその他の作用・効果を加える工夫を 施した新規のディスク用包装具を提供することを目的とするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案に係わるディスク用包装具は、長尺の厚紙を 以て長手方向中央線上個所１および短手方向中央線上個所２においてそれぞれ二 つ折り可能とした包装具主体部３を構成し、この包装具主体部３において長手方 向中央線上個所に存する横向き二つ折り用線４と短手方向中央線上個所に存する 縦向き二つ折り用線５により区画された各区画部６、７、８、９の長手外辺縁に 折曲自在線１０を介して折り重ね片１１を一体に延設し、これ等各折り重ね片１ １にディスク差し込み置き用切線１２を横並びに多数本まで切設すると共にこれ 等折り重ね片１１を内側に折り返して各区画部６、７、８、９に重ねたものであ り、 そして、縦向き二つ折り用線５がミシン目状切取線であるものであり、 そして、包装用主体３の一端にスパイラル線材等連結部材１３を介して説明書 、コマーシャル記載紙、タイトル等諸事項記入用紙等小片１４を折り畳み自在に 連設したものである。

【０００６】

【実施例】

図に示す実施例は、丈夫な長尺の厚紙を以て長手方向中央線上個所１に二本一 組の横向き二つ折り用線４をまた短手方向中央線上個所に二本一組の二つ折り用 兼切取り用の縦向きミシン目状線５を備えた包装具主体部３を構成し、この包装 具主体部３において長手方向中央線上個所に存する二本一組の横向き二つ折り用 線４と短手方向中央線上個所に存する縦向き二つ折り線兼用ミシン目状線５によ り区画された各区画部６、７、８、９の長手外辺縁に折曲自在線１０を介して折 り重ね片１１を一体に延設し、これ等各折り重ね片１１にディスク差し込み置き 用切線１２を横並びに多数本まで切設すると共にこれ等折り重ね片１１を内側に 折り返して各区画部６、７、８、９に重ねたものである。

【０００７】 図８に示す別異の実施例は、包装用主体３の一端にスパイラル線材１３を介し て説明書１４を折り畳み自在に連設したものである。

【０００８】 本考案においていう厚紙の中にはプラスチック薄板や布材等のような同効材も 含む。また本考案は折り重ね片１１の左右両端縁１５、１６を包装具主体部３に 止着することで実施することができる。図に示す実施例は縦向きミシン目状線５ で分けた片方部分を二連した構成であるが、本考案は三連以上とすることで実施 する場合もある。

【０００９】

【作用】

図３〜図７において仮想線で示すようにフロッピイディスク１８を各差し込み 置き用切線１２に差し、然るのち包装具主体部３を縦向きミシン目状線５で二つ 折りとしたり、または同線５で切離して当該各切離し体を横向き二つ折り用線４ で二つ折りとしたりなどして用いる。

【００１０】

【考案の効果】

本考案に係わるディスク用包装具は、上記のように長尺の厚紙を以て長手方向 中央線上個所１および短手方向中央線上個所２においてそれぞれ二つ折り可能と した包装具主体部３を構成し、この包装具主体部３において長手方向中央線上個 所に存する横向き二つ折り用線４と短手方向中央線上個所に存する縦向き二つ折 り用線５により区画された各区画部６、７、８、９の長手外辺縁に折曲自在線１ ０を介して折り重ね片１１を一体に延設し、これ等各折り重ね片１１にディスク 差し込み置き用切線１２を横並びに多数本まで切設すると共にこれ等折り重ね片 １１を内側に折り返して各区画部６、７、８、９に重ねたものであって、多数枚 のフロッピイディスクを収納することができるものであり、従来のハードケース よりも安価に提供するのに有利なものであり、また発送のときや、本棚等に保管 するなどのときには嵩張らないものであって、郵送、輸送、保管等に好ましいも のであり、また請求項２および３に係わるディスク用包装具はミシン目状切取線 ５や小片１４をもっているので、商品価値が高く、使用勝手もよく便利なもので ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例を示す全体の斜視図である。

【図２】図１Ａ−Ａ線に沿う断面図である。

【図３】使用状態を示す全体の斜視図である。

【図４】図３Ｂ−Ｂ線に沿う断面図である。

【図５】縦向き折り用線で折り畳んだ状態で示す斜視図
である。

【図６】縦向き二つ折り用線で切り離して横向き二つ折
り用線で折り畳んだ状態を示す斜視図である。

【図７】図６Ｃ−Ｃ線に沿う断面図である。

【図８】別異の実施例を示す全体の斜視図である。

【符号の説明】

１ 長手方向中央線上個所 ２ 短手方向中央線上個所 ３ 主体部 ４ 横方向線 ５ 縦方向線 ６、７、８、９ 区画部 １０ 折曲自在線 １１ 折り重ね片 １２ 切線 １３ 連結部材 １４ 小片 １５、１６ 縁 １８ フロッピイディスク

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 長尺の厚紙を以て長手方向中央線上個所
   １および短手方向中央線上個所２においてそれぞれ二つ
   折り可能とした包装具主体部３を構成し、この包装具主
   体部３において長手方向中央線上個所に存する横向き二
   つ折り用線４と短手方向中央線上個所に存する縦向き二
   つ折り用線５により区画された各区画部６、７、８、９
   の長手外辺縁に折曲自在線１０を介して折り重ね片１１
   を一体に延設し、これ等各折り重ね片１１にディスク差
   し込み置き用切線１２を横並びに多数本まで切設すると
   共にこれ等折り重ね片１１を内側に折り返して各区画部
   ６、７、８、９に重ねたことを特徴とするディスク用包
   装具。
2. 【請求項２】 縦向き二つ折り用線５がミシン目状切取
   線であることを特徴とする請求項１記載のディスク用包
   装具。
3. 【請求項３】 包装用主体３の一端にスパイラル線材等
   連結部材１３を介して説明書、コマーシャル記載紙、タ
   イトル等諸事項記入用紙等小片１４を折り畳み自在に連
   設したことを特徴とする請求項１または２記載のディス
   ク用包装具。