JP3017221U - 倒立保持機能付き吸盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、チューブ状容器に入っている溶剤
（ハミガキ剤・洗顔剤・整髪剤等）は、その使用に関し
て蓋（キュップ）が、ねじ込み式になった物が多く、こ
の場合、片方の手に出したまま（付けたまま）蓋を元
に、両手を使って戻さなくてはならず不便であり、又、
倒立状態で放置できるようになっている物は、その保管
場所が水気を浴びていたり、緩やかに湾曲している場所
では滑りやすく、実際には横にしておいて置く事が多か
った。これを、片手でスムーズに溶剤を使用出来るよう
にし、又濡れている所や、湾曲している所でも簡単に倒
立保管できるようにする。 【構成】 吸盤を図のような形にし、これにチュ
ーブ状容器に入っている溶剤を、アダブターを介し
て取り付けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は、吸盤に倒立保持機能を持たせた物に関するものである。

従来、チューブ状容器に入っている溶剤（ハミガキ剤・洗顔剤・整髪剤等） の蓋（キャップ）という物は、ねじ込み式になった物、ワンタッチキャップ式 になった物、或いは、それらを使用後、倒立状態で保持できる用にした物しか なく、実際の使用に関しては、ねじ込み式になった物の場合、片手に溶剤を付 けたまま（出したまま）両手を使って蓋（キャップ）を元に戻さなくてはなら ず不便であり、又、使用後、倒立状態で放置できることは、場所もとらず、中 に入っている溶剤も下方に下りており便利であるが、洗面所等は絶えず水気を 浴びており、又、緩やかな曲面も持っている場合が多いため、倒立状態で保管 するのは難しかった。

本考案は、これらの欠点を除く為になされたもので、これを図１に付いて説 明すれば、吸盤を図のような形にし、これにチューブ状容器に入っている 溶剤を、アダブターを介して取り付けたものである。

本考案は、このような構造であるから、水気を浴びている場所や、緩やかな 曲面がある場所でも、容易に放置しておくことができ、又、片手での使用もス ムーズに行える。

実施例として、保持機能を高めた図３のようなものや、簡易型として図５の ようなものもある。

又、チューブ状容器のネジ部の大小に対応するために、これと接するアダ ブター、あるいは吸盤の一部を弾性体でつくるとよい。

又、手入れしやすくするために、アダブター、あるいはチューブ状容器 と接する吸盤の中間あたりに、水抜きようの小穴を開けておくとなお良い。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の斜視図である。

【図２】 図１の使用時におけるａ線での断面図であ
る。

【図３】 本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【図４】 図３の使用時におけるｂ線での断面図であ
る。

【図５】 本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【図６】 図５の使用時におけるｃ線での断面図であ
る。

【符号の説明】 吸盤 アダブター チューブ状容器 断面線 ａ・ｂ・ｃ

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【手続補正書】

【提出日】平成７年４月１０日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 倒立保持機能を有する吸盤