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JP3017167B2 - デ一タ記憶媒体からのリ一ド信号の2値化方法および装置 - Google Patents

デ一タ記憶媒体からのリ一ド信号の2値化方法および装置

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JP3017167B2
JP3017167B2 JP10138390A JP13839098A JP3017167B2 JP 3017167 B2 JP3017167 B2 JP 3017167B2 JP 10138390 A JP10138390 A JP 10138390A JP 13839098 A JP13839098 A JP 13839098A JP 3017167 B2 JP3017167 B2 JP 3017167B2
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time cell
phase difference
time
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俊夫 金井
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International Business Machines Corp
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Publication date
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    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
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    • G11B20/10222Improvement or modification of read or write signals clock-related aspects, e.g. phase or frequency adjustment or bit synchronisation
    • G11B20/1024Improvement or modification of read or write signals clock-related aspects, e.g. phase or frequency adjustment or bit synchronisation wherein a phase-locked loop [PLL] is used
    • G11B20/1025Improvement or modification of read or write signals clock-related aspects, e.g. phase or frequency adjustment or bit synchronisation wherein a phase-locked loop [PLL] is used the PLL being discrete time or digital PLL
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、デ一タが
記憶されている媒体からデ一タを再生する際に発生する
ビット・エラ一・レ一トを低減するための方法に関し、
さらに詳しく言えば、デ一タが記憶されている媒体から
のリ一ド信号をより正確に2値化するための方法および
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文書、画像、音などの情報(デ一タ)の
記憶媒体として、磁気ディスク(HD)、デジタル・ビ
デオ・ディスク(DVD)、光磁気ディスク(MO)、
コンパクト・ディスク(CD)、レ一ザ・ディスク(L
D)などの記憶媒体(メディア)が開発され、現在これ
らの大容量化が進んでいる。
【0003】光ディスク等のデ一タが記憶されている媒
体からデ一タを再生する場合、媒体からのリ一ド信号
を"1"および"0"からなるビット列(ディジタル)情報
として2値化する必要がある。図1は、PWM方式で記
録された媒体からのリ一ド信号を2値化する方法(原
理)を示した図である。図1において、符合1は媒体か
らのリ一ド信号を表し、符合2は2値化のためのスライ
ス・レベル信号(以下、「スライス信号」という)を表
している。スライス信号は通常、積分回路を有するディ
ジタル・サム・バリュ一回路(DSV)によって、媒体
からの出力信号の積分値の平均として求められる。符合
3は2値化のためのクロックを表し、本明細書では以
下"タイムセル"と呼ぶ。タイムセル3は、通常フェ一ズ
・ロック・ル一プ(PLL)により、媒体からの出力信
号の周波数を基にして決定され制御される。タイムセル
3は、符合4で示されるように、一定の位相"一π〜+
π"を有している。
【0004】図1において、リ一ド信号1とスライス信
号2の交差点6が含まれるタイムセルはビット"1"とな
る。交差点が含まれないタイムセルはビット"0"とな
る。これにより、図1の符合7で示されるように、リ一
ド信号1が"1"、"0"からなるビット列情報に変換され
る。
【0005】再生されたビット列情報は、スライス信号
2のスライス・レベルの変動およびタイムセルの幅(周
期)の変動によって変化する。例えば、図2に示すよう
に、スライス信号のスライス・レベルが本来あるべき位
置8から上にずれて、点線で示される位置9にずれるこ
とにより、リ一ド信号1との交差点の位置が符合10、
11で示されるように前後にずれてしまう。その結果、
交差点が含まれるべきタイムセルが本来あるべきセルか
らずれてしまう。
【0006】さらに、雑音による信号波形の歪み等の影
響により、リ一ド信号とスライス信号の交差点に誤差が
含まれてしまう。図3は、1つのタイムセル内におけ
る、スライス・レベルの変動および測定値の位相誤差
(変動)の影響を示した図である。図3において、破線1
2はスライス・レベルの変動による位相値のずれを示し
ている。また、交差点の3つの測定値A、B、Cは各々
測定値の誤差幅13を有している。なお、図3では、各
位相誤差に対して極性の補正が加えられており、正値の
みで誤差が表示されている。測定値Cは誤差により位
相"+π"を越えて隣のタイムセルに存在する可能性があ
る。すなわち、交差点が含まれるべきタイムセルがずれ
る可能性が高い。この交差点が含まれるタイムセルのず
れは、タイムセルの幅(周期)が大きくなったりあるい
は小さくなることによっても同様に発生する。その結
果、再生されたビット列情報は、本来あるべき真のデ一
タとは異なっている可能性が高い。
【0007】再生されたビット列情報は、その後、誤り
訂正回路(ECC)によって検査され、その誤りが訂正
される。しかしながら、その訂正は必ずしも完全なもの
ではない。したがって、別の何らかの方法で再生された
ビット列情報の誤り訂正に相当する補正ができれば有効
である。
【0008】また、光ディスク等のプリフォ一マット部
にある"ID"などを再生したビット列情報はECCによ
って訂正することができない。したがって、ECCによ
って訂正不可能なこれらのデ一タを何等かの方法で補正
し、より正確に再生することができれば非常に有効であ
る。なぜならば、"SM"や"VFO"などは通常記憶デ一
タがある領域(セクタ)よりも前にあるため、正確な再
生ができないとセクタ単位で記憶デ一タの再生や書き込
みができなくなってしまうからである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、デ一
タが記憶されている媒体からのリ一ド信号をより正確に
2値化するための方法および装置を提供することであ
る。
【0010】さらに、本発明の目的は、デ一タが記憶さ
れている媒体からのリ一ド信号とスライス信号の交差点
の位相誤差を評価することにより、交差点が含まれる確
からしいタイムセルを選択し、正しいビット列情報を再
生するための方法および装置を提供することである。
【0011】さらに、本発明の目的は、記憶デ一タの再
生において、ビット・エラ一・レ一トの発生を軽減する
ことができる方法および装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、デ一タ
が記憶されている媒体からのリ一ド信号を2値化するた
めの方法であって、リ一ド信号の周波数からタイムセル
の周期を求めるステップと、リ一ド信号とスライス信号
との交差点を検出するステップと、前記交差点が含まれ
るタイムセルを選択するステップと、選択し直されたタ
イムセルをビット"1"と判定するステップとを含み、前
記タイムセルの確からしさを評価し、交差点が含まれる
べきタイムセルを選択し直すステップが、選択されたタ
イムセルおよびその前後の2つのタイムセルの各々の中
心と交差点との位相差を求めるステップと、求められた
3つの位相差を用いて選択されたタイムセルの確からし
さを評価し、前記3つのタイムセルの中から交差点が含
まれるべきタイムセルとして最も確からしいと判定され
るタイムセルを選択するステップと、を含むことを特徴
とする方法が提供される。
【0013】本発明によれば、デ一タが記憶されている
媒体からのリ一ド信号を2値化するための装置であっ
て、スライス信号を発生するための回路と、スライス信
号を用いてリ一ド信号をスライスし、リ一ド信号とスラ
イス信号の交差点を検出するためのレベル比較器と、タ
イムセルを発生し制御するための回路と、検出された位
相差を用いて交差点が含まれるタイムセルの確からしさ
を評価し、交差点が含まれるべきタイムセル選択するた
めの演算評価回路とを含み、前記演算評価回路が、選択
されたタイムセルおよびその前後の2つのタイムセルの
各々の中心と交差点との位相差を求め、求められた3つ
の位相差を用いて選択されたタイムセルの確からしさを
評価し、さらに、前記3つのタイムセルの中から交差点
が含まれるべきタイムセルとして最も確からしいと判定
されるタイムセルを選択すること、を特徴とする装置が
提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】図4は本発明の一実施例を説明す
るための、記憶媒体からのリ一ド信号とスライス信号の
交差点とタイムセルとの関係を示した図である。なお、
記憶媒体としては、磁気ディスク(HD)、デジタル・
ビデオ・ディスク(DVD)、光磁気ディスク(M
O)、コンパクト・ディスク(CD)、レ一ザ・ディス
ク(LD)などのあらゆる記憶媒体が含まれる。図4
は、リ一ド信号15は雑音等の影響により、本来検出さ
れるべきリ一ド信号波形16に対して波形が歪んでしま
っている例を示している。リ一ド信号15の波形が歪ん
でいるために、スライス信号17との交差点18は本来
あるべき位置よりも左方向にシフト(時間的に進んで)
してしまっている。また、符合19、20、21は、タ
イムセルを示している。なお、タイムセルの幅(周期)
は、リ一ド信号の周波数を基にして決められる。
【0015】交差点18が含まれるタイムセル19の中
心と交差点18との位相差を"θ"、タイムセル19の左
右のタイムセル20、21の中心と交差点18との位相
差を各々"θ-1"、"θ+1"とする。図4では、交差点18
はタイムセル19の中心よりも右にあるので、位相差"
θ"および"θ-1"の符合は正であり、位相差"θ+1"の符
合は負となる。また、位相差の絶対値は"θ+1"の方が"
θ-1"よりも小さい。ここで、この絶対値の小さい方の
位相差をφと置く。図4の例では、小さい方の位相差"
θ+1"をφと置く。もし、逆に位相差"θ"の符合が負で
あり、位相差の絶対値"θ-1"の方が"θ+1"よりも小さい
場合は、位相差"θ-1"をφと置く。
【0016】位相差θ、φと、さらに2つ前の値(位相
差)p(0)と1つ前の値(位相差)p(1)から、最
小2乗法を用いて、下記の2つの直線L0およびL1を
求める。 L0=f(p(0)、p(1)、θ) L1=f(p(0)、p(1)、φ) 図5は、図4の例の場合について、最小2乗法を用いて
求められた直線L0およびL1を示した図である。直線
L0は、3つの点p(0)、p(1)、θから最小2乗
法により求められた直線(実線)であり、直線L1は、
3つの点p(0)、p(1)、φから最小2乗法により
求められた直線(点線)である。
【0017】次に、得られた直線L0およびL1を用い
て、直線L0と点p(1)の距離D0、および直線L1
点p(1)の距離D1を求める。そして、距離D0およ
びD1のうちの小さい方を確からしい位相差として選択
する。ここで、距離D0およびD1の代わりに、直線L
0と3点p(0)、p(1)およびθの距離の合計D
0、および直線L1と3点p(0)、p(1)、および
φの距離の合計D1を求め、同様に、D0およびD1の
うちの小さい方を確からしい位相差として選択してもよ
い。
【0018】選択された位相差を含むタイムセルを交差
点が含まれるべき確からしいタイムセルとして選択す
る。すなわち、D0<D1ならば、θを有するタイムセ
ル19を確からしいタイムセルとして選択する。逆に、
D0>D1ならば、φ(図4の例では"θ+1")を有する
タイムセル21を確からしいタイムセルとして選択す
る。また、もしD0=D1の場合は、θを含むタイムセ
ルを選択する。これにより、たとえ位相差がπを越えた
場合であっても確からしいタイムセルを選択することが
できる。ただし、図4の例では、選択(訂正)可能な誤
りは、"θ"を有するタイムセルの前後1つのタイムセル
の範囲に限られる。最後に、1つ前の値(位相差)p
(1)を新たにp(0)として保管し、選択されたθま
たはφを新たにp(1)として保管し、次の評価に備え
る。そして、新たな交差点の測定値を得る度に同様な選
択判定をおこなう。
【0019】以上述べた実施例のフロ一チャ一トを図6
に示す。なお、この実施例は最小2乗法を用いて誤差の
評価をおこなった場合の例であるが、この方法以外の方
法により評価をおこなうことが可能である。
【0020】例えば、まず、現在の測定値p(i)以前
の過去の選択値、p(0)、p(1)、、、p(i一
1)の平均値αを求める。次に、平均値αと位相差"θ"
(図4)との距離d1、および平均値αと位相差"θ-
1"、"θ+1"(図4)のうちの小さい方の位相差φとの距
離d2を求める。そして、距離d1およびd2のうちの
小さい方を確からしい位相差として選択する。選択され
た位相差を含むタイムセルを交差点が含まれるべき確か
らしいタイムセルとして選択する。すなわち、d1<d
2ならば、θを有するタイムセル19(図4)を確から
しいタイムセルとして選択する。逆に、d1>d2なら
ば、φ(図4の例では"θ+1")を有するタイムセル21
(図4)を確からしいタイムセルとして選択する。ま
た、もしd1=d2の場合は、θを含むタイムセル19
を選択する。
【0021】また、別の例としては、まず過去の選択
値、p(0)、p(1)、p(2)から一次関数Fを求
める。次に、一次関数Fを外挿し、現在の観測値βを予
測する。図6はこの様子を示した図である。図6におい
て、観測値βと位相差"θ"との距離d3、および観測値
βと位相差φとの距離d4を求める。そして、距離d3
およびd4のうちの小さい方を確からしい位相差として
選択する。選択された位相差を含むタイムセルを交差点
が含まれるべき確からしいタイムセルとして選択する。
すなわち、d3<d4ならば、θを有するタイムセル1
9(図4)を確からしいタイムセルとして選択する。逆
に、d3>d4ならば、φ(図4の例では"θ+1")を有
するタイムセル21(図4)を確からしいタイムセルと
して選択する。また、もしd3=d4の場合は、θを含
むタイムセルを選択する。
【0022】図8は本発明のデ一タ記憶媒体からのリ一
ド信号を2値化するための装置の一実施例を示した図で
ある。2値化装置30は、DSV演算回路32と、レベ
ル比較器33と、タイムセルを発生し制御するための回
路(デジタルPLL)35と、位相比較器34と、演算
評価回路36から構成される。
【0023】図8の装置において、DSV演算回路32
はスライス信号を発生する。レベル比較器33はデ一タ
記憶媒体からのリ一ド信号31とDSV演算回路32か
らのスライス信号を受信し、リ一ド信号とスライス信号
の交差点を検出する。位相比較器34は、検出された交
差点が含まれるタイムセルを選択し、そのタイムセルの
中心と交差点の位相差を検出する。タイムセルはPLL
35によってフィ一ドバック制御される。演算評価回路
36は、検出された位相差を用いて交差点が含まれるタ
イムセルの確からしさを評価し、交差点が含まれるべき
タイムセル選択する。演算評価回路36におけるより具
体的な評価は、上述した最小2乗法などを用いた2値化
方法を用いて行われる。
【0024】以上説明したように、本発明によれば、デ
一タ記憶媒体からのリ一ド信号をより正確に2値化する
場合に、デ一タ記憶媒体からのリ一ド信号とスライス信
号の交差点の位相誤差を評価することにより、交差点が
含まれる確からしいタイムセルを選択し、正しいビット
列情報を再生して、再生時のビット・エラ一・レ一トの
発生を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記憶媒体からのリ一ド信号を2値化する方法
(原理)を示した図である。
【図2】スライス信号のスライス・レベルの変動の様子
を示した図である。
【図3】1つのタイムセル内における、スライス・レベ
ルの変動および測定値の位相誤差(変動)の影響を示した
図である。
【図4】記憶媒体からのリ一ド信号とスライス信号の交
差点とタイムセルとの関係を示した図である。
【図5】本発明の方法により得られた、最小2乗法を用
いて求められた直線L0およびL1を示した図である。
【図6】本発明の方法のフロ−を示した図である。
【図7】本発明の方法により得られた直線Fを示した図
である。
【図8】本発明の2値化装置の一実施例を示した図であ
る。
【符号の説明】
1、15、16、31 リ一ド信号 2、17 スライス信号 3、19、20、21 タイムセル 4 位相 6、18 交差点 7 ビット列情報 8、9 スライス・レベル 10、11 交差点のずれ 12 スライス・レベルの変動による位相のずれ 13 測定値の誤差幅 30 2値化装置 32 DSV演算回路 33 レベル比較器 34 位相比較器 35 PLL 36 演算処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−167569(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 321 G11B 20/14 341

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デ一タが記憶されている媒体からのリ一
    ド信号を2値化するための方法であって、 リ一ド信号の周波数からタイムセルの周期を求めるステ
    ップと、 リ一ド信号とスライス信号との交差点を検出するステッ
    プと、 交差点が含まれるタイムセルを選択するステップと、 選択されたタイムセルの確からしさを評価し、交差点が
    含まれるべきタイムセルを選択し直すステップと、 選択し直されたタイムセルをビット"1"と判定するステ
    ップとを含み、 前記タイムセルの確からしさを評価し、交差点が含まれ
    るべきタイムセルを選択し直すステップが、 選択されたタイムセルおよびその前後の2つのタイムセ
    ルの各々の中心と交差点との位相差を求めるステップ
    と、 求められた3つの位相差を用いて選択されたタイムセル
    の確からしさを評価し、前記3つのタイムセルの中から
    交差点が含まれるべきタイムセルとして最も確からしい
    と判定されるタイムセルを選択するステップと、 を含むことを特徴とする 方法。
  2. 【請求項2】 前記タイムセルの確からしさを評価し、
    最も確からしいと判定されたタイムセルを選択するステ
    ップが、 最小2乗法を用いて、下記の2つの直線L0およびL1
    を求めるステップと、 L0=f(p(0)、p(1)、θ) L1=f(p(0)、p(1)、φ) ただし、θ:交差点が検出されたタイムセルの中心と交差点との位相差、 φ:交差点が検出されたタイムセルの前後の2つのタイムセルの各 々の中心と交差点との位相差θ-1、θ+1のうちの絶対値
    の小さい方の位相差、 p(0):前々回の値(位相差)、 p(1):前回の値(位相差)、 直線L0とp(1)の距離D0と直線L1とp(1)の
    距離D1を求めるステップと、 D0およびD1のうちの小さい方を確からしい合計とし
    て選択するステップと、 選択されたD0またはD1に基づきθまたはφを含むタ
    イムセルを前記交差点が含まれるべき確からしいタイム
    セルとして選択するステップと、 を含む請求項記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記タイムセルの確からしさを評価し、
    最も確からしいと判定されたタイムセルを選択するステ
    ップが、 最小2乗法を用いて、下記の2つの直線L0およびL1
    を求めるステップと、 L0=f(p(0)、p(1)、θ) L1=f(p(0)、p(1)、φ) ただし、θ:交差点が検出されたタイムセルの中心と交差点との位相差、 φ:交差点が検出されたタイムセルの前後の2つのタイムセルの各 々の中心と交差点との位相差θ-1、θ+1のうちの絶対値
    の小さい方の位相差、 p(0):前々回の値(位相差)、 p(1):前回の値(位相差)、 直線L0とp(0)、p(1)、およびθとの距離の合
    計A0、および直線L1とp(0)、p(1)、および
    φとの距離の合計A1を求めるステップと、 A0およびA1のうちの小さい方を確からしい合計とし
    て選択するステップと、 選択されたA0またはA1に基づきθまたはφを含むタ
    イムセルを前記交差点が含まれるべき確からしいタイム
    セルとして選択するステップと、 を含む請求項記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記タイムセルの確からしさを評価し、
    最も確からしいと判定されたタイムセルを選択するステ
    ップが、 前回までに選択された位相差の平均値αを求めるステッ
    プと、 平均値αと、今回選択されたタイムセルの中心と前記交
    差点の間の位相差θとの距離d1、および平均値αと、
    今回選択されたタイムセルの前後の2つのタイムセルの
    各々の中心と前記交差点との間の位相差θ-1、θ+1のう
    ちの小さい方の位相差φとの距離d2、を求めるステッ
    プと、 d1およびd2のうちの小さい方を確からしい距離とし
    て選択するステップと、 選択されたd1またはd2に基づきθまたはφを含むタ
    イムセルを前記交差点が含まれるべきタイムセルとして
    選択するステップと、 を含む請求項記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記タイムセルの確からしさを評価し、
    最も確からしいと判定されたタイムセルを選択するステ
    ップが、 前回までに選択された位相差から一次関数Fを求めるス
    テップと、 一次関数Fを外挿し、現在の観測値βを予測するステッ
    プと、 観測値βと、今回選択されたタイムセルの中心と前記交
    差点の間の位相差θとの距離S1、および観測値βと、
    今回選択されたタイムセルの前後の2つのタイムセルの
    各々の中心と前記交差点との間の位相差θ-1、θ+1のう
    ちの小さい方の位相差φとの距離S2を求めるステップ
    と、 S1およびS2のうちの小さい方を確からしい距離とし
    て選択するステップと、 選択されたS1またはS2に基づきθまたはφを含むタ
    イムセルを前記交差点が含まれるべきタイムセルとして
    選択するステップと、 を含む請求項記載の方法。
  6. 【請求項6】前記デ一タ記憶媒体が、磁気ディスク(H
    D)、デジタル・ビデオ・ディスク(DVD)、光磁気
    ディスク(MO)、コンパクト・ディスク(CD)、レ
    一ザ・ディスク(LD)を含むグル一プから選択される
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 デ一タが記憶されている媒体からのリ一
    ド信号を2値化するための装置であって、 スライス信号を発生するための回路と、 スライス信号を用いてリ一ド信号をスライスし、リ一ド
    信号とスライス信号の交差点を検出するためのレベル比
    較器と、 タイムセルを発生し制御するための回路と、 検出された交差点が含まれるタイムセルを選択し、その
    タイムセルの中心と交差点の位相差を検出するための位
    相比較器と、 検出された位相差を用いて交差点が含まれるタイムセル
    の確からしさを評価し、交差点が含まれるべきタイムセ
    ル選択するための演算評価回路とを含み、 前記演算評価回路が、 選択されたタイムセルおよびその前後の2つのタイムセ
    ルの各々の中心と交差点との位相差を求め、求められた
    3つの位相差を用いて選択されたタイムセルの確からし
    さを評価し、さらに、前記3つのタイムセルの中から交
    差点が含まれるべきタイムセルとして最も確からしいと
    判定されるタイムセルを選択すること、を特徴とする
    置。
  8. 【請求項8】 前記演算評価回路が、 最小2乗法を用いて、下記の2つの直線L0およびL1
    を求め、 L0=f(p(0)、p(1)、θ) L1=f(p(0)、p(1)、φ) ただし、θ:交差点が検出されたタイムセルの中心と交差点との位相差、 φ:交差点が検出されたタイムセルの前後の2つのタイムセルの各 々の中心と交差点との位相差θ-1、θ+1のうちの絶対値
    の小さい方の位相差、 p(0):前々回の値(位相差)、 p(1):前回の値(位相差)、 直線L0とp(1)の距離D0と直線L1とp(1)の
    距離D1を求め、 D0およびD1のうちの小さい方を確からしい合計とし
    て選択し、 選択されたD0またはD1に基づきθまたはφを含むタ
    イムセルを前記交差点が含まれるべき確からしいタイム
    セルとして選択すること、 を含む請求項記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記演算評価回路が、 最小2乗法を用いて、下記の2つの直線L0およびL1
    を求め、 L0=f(p(0)、p(1)、θ) L1=f(p(0)、p(1)、φ) ただし、θ:交差点が検出されたタイムセルの中心と交差点との位相差、 φ:交差点が検出されたタイムセルの前後の2つのタイムセルの各 々の中心と交差点との位相差θ-1、θ+1のうちの絶対値
    の小さい方の位相差、 p(0):前々回の値(位相差)、 p(1):前回の値(位相差)、 直線L0とp(0)、p(1)、およびθとの距離の合
    計A0、および直線L1とp(0)、p(1)、および
    φとの距離の合計A1を求め、 A0およびA1のうちの小さい方を確からしい合計とし
    て選択し、 選択されたA0またはA1に基づきθまたはφを含むタ
    イムセルを前記交差点が含まれるべき確からしいタイム
    セルとして選択すること、 を含む請求項記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記演算評価回路が、 前回までに選択された位相差の平均値αを求め、 平均値αと、今回選択されたタイムセルの中心と前記交
    差点の間の位相差θとの距離d1、および平均値αと、
    今回選択されたタイムセルの前後の2つのタイムセルの
    各々の中心と前記交差点との間の位相差θ-1、θ+1のう
    ちの小さい方の位相差φとの距離d2、を求め、 d1およびd2のうちの小さい方を確からしい距離とし
    て選択し、 選択されたd1またはd2に基づきθまたはφを含むタ
    イムセルを前記交差点が含まれるべきタイムセルとして
    選択すること、 を含む請求項記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記演算評価回路が、 前回までに選択された位相差から一次関数Fを求め、 一次関数Fを外挿し、現在の観測値βを予測し、 観測値βと、今回選択されたタイムセルの中心と前記交
    差点の間の位相差θとの距離S1、および観測値βと、
    今回選択されたタイムセルの前後の2つのタイムセルの
    各々の中心と前記交差点との間の位相差θ-1、θ+1のう
    ちの小さい方の位相差φとの距離S2を求め、 S1およびS2のうちの小さい方を確からしい距離とし
    て選択し、 選択されたS1またはS2に基づきθまたはφを含むタ
    イムセルを前記交差点が含まれるべきタイムセルとして
    選択すること、 を含む請求項記載の装置。
  12. 【請求項12】前記タイムセルを発生し制御するための
    回路が、デジタル・フェ−ズ・ロック・ル−プ(PL
    L)回路である請求項記載の装置。
  13. 【請求項13】前記デ一タ記憶媒体が、磁気ディスク
    (HD)、デジタル・ビデオ・ディスク(DVD)、光
    磁気ディスク(MO)、コンパクト・ディスク(C
    D)、レ一ザ・ディスク(LD)を含むグル一プから選
    択されることを特徴とする請求項記載の装置。
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