JP3016472U - 貯水装置 - Google Patents
貯水装置Info
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- JP3016472U JP3016472U JP1995004362U JP436295U JP3016472U JP 3016472 U JP3016472 U JP 3016472U JP 1995004362 U JP1995004362 U JP 1995004362U JP 436295 U JP436295 U JP 436295U JP 3016472 U JP3016472 U JP 3016472U
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- tank
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/108—Rainwater harvesting
Landscapes
- Sewage (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 雨水を生活用水として有効利用する。
【構成】 樋4で集めた雨水を受け入れる受水タンク6
と、該タンク6から取出された雨水を床下に溜める複数
の貯留タンク16〜20と、貯留タンク16〜20から
の清澄雨水を集めて処理する水処理タンク27と、該タ
ンク27内に設けられた電極棒28と、処理水取り出し
電動ポンプ29、手動ポンプ30と、吸込管31,32
及び取出供給管33とからなり、前記水処理タンク27
の処理水を必要に応じて水洗トイレ34の水タンク35
などに供給する。
と、該タンク6から取出された雨水を床下に溜める複数
の貯留タンク16〜20と、貯留タンク16〜20から
の清澄雨水を集めて処理する水処理タンク27と、該タ
ンク27内に設けられた電極棒28と、処理水取り出し
電動ポンプ29、手動ポンプ30と、吸込管31,32
及び取出供給管33とからなり、前記水処理タンク27
の処理水を必要に応じて水洗トイレ34の水タンク35
などに供給する。
Description
【0001】
本考案は、雨水を生活用水として利用可能とする貯水装置に関するものである 。
【0002】
一般に、生活用水は、ほとんどが水道水に依存しており、市街地はもとより農 村においても水道水を使用している。そして、井戸水や湧水を利用しているのは 山間部等の極わずかの地域である。
【0003】
ところで、震災等の災害によって、水道水が使えなくなった場合、飲料水につ いては救援によって得ることができるが、都会地では、水洗トイレや風呂に使う 水がなく、非常に不便を感じることになる。特に、ほとんどの人が1日に1回以 上使用するトイレにあっては、水洗の場合、水で洗い流さないと排水管が詰まる ため、使用できなくなる。
【0004】 本考案は、上述のような問題点に着目してなされたもので、その目的とすると ころは、雨水を水洗トイレ等の生活用水に使用できるようにした貯水装置を提供 するにある。
【0005】
本考案では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。 即ち、本考案は、樋で集めた雨水を受け入れる受水タンクと、受水タンクから 取出された雨水を溜める複数の貯留タンクと、貯留タンクからの清澄雨水を集め て処理する水処理タンクと、該タンク内に設けられた電極棒と、処理水取出手段 とから成り、前記水処理タンクの処理水を水洗トイレなどに供給する取出供給手 段を備えていることを特徴としている。
【0006】 また、本考案は、前記受水タンクには除塵スクリーンが設けられていることを 特徴としている。
【0007】 さらに、本考案は、前記貯留タンクが建物の床下に配置されていることを特徴 としている。
【0008】
本考案によれば、樋で集められた雨水は、受水タンクに受け入れられ、ゴミ類 が受水タンク内の除塵スクリーンにより捕集された雨水が、複数の貯留タンクに 順次流入・流出し、水処理タンクに集められる。この水処理タンク内に集められ た雨水は、電極棒への通電により清浄化され、下部に溜まる。
【0009】 水処理タンクで清浄化された処理水は、ポンプ等の取出供給手段によって、水 洗トイレ等のタンクに給送される。
【0010】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図面において、1は建物、2は屋根、3は外壁、4は樋、5は導水管、6は受 水タンクで、屋外の台7上に設置されており、樋5に接続された導水管5の他端 が着脱可能な除塵スクリーン8を介して受水タンク6に接続されている。
【0011】 また、受水タンク6の底板は段差をもって階段状に形成され、下段底板9側の 上部に前記導水管5が接続され、下段底板9にはドレンバルブ10が設けられ、 上段底板11と下段底板9の段差部直上に、上・下段底板9,11側に仕切る除 塵スクリーン12が着脱可能に取り付けられている。
【0012】 そして、上段底板11側の側壁上部にオーバーフロー管13が接続され、側壁 下部には雨水移送管14が接続されている。なお、前記オーバーフロー管13は 、下水管15に接続されている。
【0013】 前記建物1の床38の下側には、複数(本例では5個)の雨水貯留タンク16 ,17,18,19,20が配設され、前記移送管14が1つの貯留タンク16 に接続されている。そして、該タンク16は他の貯留タンク17,18と移送管 21,22により連通状に接続されている。
【0014】 さらに、貯留タンク17,18は、夫々移送管23,24により貯留タンク1 9に連通状に接続され、貯留タンク19は移送管25により貯留タンク20に連 通状に接続されており、貯留タンク20内の水は送出管26により屋外に埋設し た水処理タンク27に導かれるようになっている。
【0015】 前記水処理タンク27は貯水を兼ねたタンクで、内部に電極棒28が配設され 通電により浄水が行われるようになっており、前記タンク27上には、処理水取 出手段である電動ポンプ29及び手動ポンプ30(停電時に使用する)が設けら れ、各ポンプ29,30には夫々吸込管31,32が接続されている。
【0016】 そして、両ポンプ29,30の吐出口は、1本の取出供給管33に接続され、 該取出供給管33の他端が水洗トイレ34の水タンク35に導かれており、取出 供給管33の途中には蛇口36を設けて、処理水を取り出せるようにしてある。
【0017】 上記実施例において、屋根2に降った雨水は、樋4に集められ、さらに導水管 5により受水タンク6に受け入れられる。雨水と共に流入するゴミ類は、除塵ス クリーン8により流入しないようにしてあるが、さらに内部のスクリーン12に より除かれる。
【0018】 雨水の量が多過ぎるときは、オーバーフロー管13から下水管15へと放流さ れる。そして、受水タンク6の水は、雨水移送管14により前記貯留タンク16 に送られ、順次他の貯留タンク17,18,19,20へと送られて、送出管2 6から水処理タンク27に移送される。
【0019】 水処理タンク27に流入した雨水は、電極棒28への通電によって清浄化され 、貯えられる。通常は電動ポンプ29により取出され水タンク35に供給される 。即ち、水洗トイレ34の使用後排水することにより、水タンク35が空になる と、水タンク35内のフロートスイッチ37が作動して、電動ポンプ29が運転 を開始し、水タンク35が満水になるとフロートスイッチ37の作動により、電 動ポンプ29が停止する。
【0020】 なお、水処理タンク27が満水になると、図外のオーバーフロー管から下水管 15へと放流される。また、通常、降水量が少なく水処理タンク27の貯水量が 少ない場合は、水道水を注入する。 本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜設計変更することがで きる。
【0021】
本考案は、上述のように、樋で集めた雨水を受け入れる受水タンクと、受水タ ンクから取出された雨水を溜める複数の貯留タンクと、貯留タンクからの清澄雨 水を集めて処理する水処理タンクと、該タンク内に設けられた電極棒と、処理水 取出手段とから成り、前記水処理タンクの処理水を水洗トイレなどに供給する取 出供給手段を備えていることを特徴とするものであるから、雨水を生活用水とし て有効利用でき、災害時等の断水に備えることができる。
【0022】 また、本考案は、前記受水タンクには除塵スクリーンが設けられていることを 特徴とするものであるから、処理水にゴミ等が混入することがなく、各タンク内 にゴミ類が沈殿堆積することがなく、管理が容易である。
【0023】 さらに、本考案は、前記貯留タンクが建物の床下に配置されていることを特徴 とするものであるから、設置場所の狭い家庭等でも、床下を利用して十分な貯水 量を確保できる。
【図1】本考案の実施例を示す縦断面(図2のA−A線
断面)図である。
断面)図である。
【図2】図1の一部省略平面図である。
4 樋 6 受水タンク 8 除塵スクリーン 12 除塵スクリーン 16 貯留タンク 17 貯留タンク 18 貯留タンク 19 貯留タンク 20 貯留タンク 27 水処理タンク 28 電極棒 29 電動ポンプ 30 手動ポンプ 31 吸込管 32 吸込管 33 取出供給管 34 水洗トイレ
Claims (3)
- 【請求項1】 樋で集めた雨水を受け入れる受水タンク
と、受水タンクから取出された雨水を溜める複数の貯留
タンクと、貯留タンクからの清澄雨水を集めて処理する
水処理タンクと、該タンク内に設けられた電極棒と、処
理水取出手段とから成り、前記水処理タンクの処理水を
水洗トイレなどに供給する取出供給手段を備えているこ
とを特徴とする貯水装置。 - 【請求項2】 前記受水タンクには除塵スクリーンが設
けられていることを特徴とする請求項1に記載の貯水装
置。 - 【請求項3】 前記貯留タンクが建物の床下に配置され
ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の貯水装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004362U JP3016472U (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 貯水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004362U JP3016472U (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 貯水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3016472U true JP3016472U (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=43151998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995004362U Expired - Lifetime JP3016472U (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 貯水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3016472U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009155871A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Masayuki Nakaya | 仮設トイレ |
JP2011131201A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Science Kk | 中水供給装置 |
KR102350113B1 (ko) * | 2020-08-05 | 2022-01-13 | 주식회사 파란산업개발 | 에너지 순환시스템을 갖춘 친환경주택 |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP1995004362U patent/JP3016472U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009155871A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Masayuki Nakaya | 仮設トイレ |
JP2011131201A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Science Kk | 中水供給装置 |
KR102350113B1 (ko) * | 2020-08-05 | 2022-01-13 | 주식회사 파란산업개발 | 에너지 순환시스템을 갖춘 친환경주택 |
KR20220017951A (ko) * | 2020-08-05 | 2022-02-14 | 주식회사 파란산업개발 | 빗물 재활용 시스템이 구비되는 에너지 순환형 주택 |
KR20220088651A (ko) * | 2020-08-05 | 2022-06-28 | 주식회사 파란산업개발 | 모듈형 조립구조를 가지는 에너지 재순환형 리사이클링 패시브 하우스 |
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