JP3012783B2 - 回転電機用ブラシ装置 - Google Patents
回転電機用ブラシ装置Info
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Description
よび交流整流子電動機、または、発電機等の回転電機に
使用されるブラシ装置に係り、特に、前記回転電機のブ
ラシが異常スパークにより異常過熱されることがないよ
うにする保護対策を備えた回転電機用ブラシ装置に関す
る。
とブラシとの間にはスパークが不可避的に発生するもの
であるが、この定常スパークを原因として電動機が焼損
に至ることはない。
も断線したり、整流子が偏心を起こしてブラシが整流子
片に適正に接触しなかったり、ブラシの欠損や異常摩耗
に基づきブラシがチャタリングを起こしたりする等によ
り、回転中に電流が急激に流れなくなる状態が生じた場
合には、整流子とブラシとの間にスパークが異常に発生
する。そして、この異常スパークが整流子の周囲を回る
ようになると、ブラシが焼損するおそれがある。
命の異常な低下を防止するために、ブラシホルダの温度
を温度センサで検出し、その検出信号を信号処理回路で
処理することにより、温度センサの検出温度が高くなっ
た時に電動機の回転を停止させる技術が、特開平5−1
93147号公報で知られている。
の防止や電動機の焼損等を防止するために、温度センサ
を用いてブラシまたはブラシホルダ等の温度を検出し
て、それに基づき電動機の回転を停止させる前記公報と
同様な技術が、特開平6−14501号公報、特開平2
−26253号公報、特公昭61−48359号公報、
および特開昭51−129601号公報等で知られてい
る。
るため、或いは温度過昇に伴うブラシの摩耗を防止する
ために、形状記憶合金からなる熱応動素子を用いて、こ
の素子の動作で当該事態に至ったときに、ブラシと整流
子とを非接触状態にする技術が、特開平5−30070
5号公報、および特開平2−177282号公報等で知
られている。
動機の保護対策として有効である。
する前記各種の技術では、この温度センサの他に信号処
理回路を必要とする。この回路は多数の回路部品を組み
合わせて構成されるために、保護装置全体としての部品
点数が多く、コスト高であるという問題がある。その
上、前記回路部品の数に応じて信号処理回路の動作信頼
性が低下することに加えて、温度センサ自体のばらつき
があるので、高品質なものを提供しにくいという問題も
ある。さらに、温度センサはガラスやセラミックス等の
絶縁層を有していて、かなりの熱容量があるので、異常
スパークの発生による急激なブラシの温度上昇に素早く
追従して電動機を保護する上では不利であるという問題
もある。
らなる熱応動素子を用いる技術では、形状記憶合金自体
がかなり高価な材料であることから、コスト高であると
いう問題がある。しかも、前記熱応動素子はかなりの熱
容量があるので、異常スパークの発生による急激なブラ
シの温度上昇に素早く追従して電動機を保護する上では
不利であるという問題もある。
発生する異常スパークを原因とするブラシの異常な温度
過昇に対して整流子電動機を、高い信頼性をもって保護
できる安価な回転電機用ブラシ装置を得ることにある。
固定された筒状ブラシホルダ内に、ばねにより付勢され
て整流子に弾性的に押し付けられるブラシを設けた回転
電機用ブラシ装置を前提とする。
ブラシおよびブラシホルダを電気導体で形成するととも
に、これらブラシホルダとブラシとを電気的に接続し、
前記ブラシホルダとともにスイッチ接片として利用され
て電機子に流れる電流経路に電気的に接続して前記ブラ
シホルダの近傍に設けられる端子金具と、前記ブラシホ
ルダと、前記ブラシホルダおよび前記端子金具間にこれ
らを所定温度以下で電気的に接続するとともに、この接
続を所定温度以上で溶断して断つ感熱溶断体とからなる
保護スイッチ手段を備え、かつ、前記端子金具および前
記感熱溶断体を前記ブラシと前記整流子との間に発生す
るスパークの発生側に配置するとともに、前記端子金具
の整流子側先端部を前記ブラシホルダの整流子側先端よ
りも前記整流子側に突出させたものである。
子金具をスイッチ接片とする保護スイッチ手段は、所定
温度以下では、その感熱溶断体が溶けることがないの
で、言わばスイッチを閉じたと等価の状態を保持するか
ら、互いに電気的につながった保護スイッチ手段、およ
びブラシを介して電機子に流れる電流経路に整流子を電
気的に接続する。この保護スイッチ手段は、所定温度以
上になると、その感熱溶断体の溶融によりスイッチ接片
としてのブラシホルダと端子金具との間の電気的接続を
断って、言わばスイッチを開いた状態となる。それによ
り、このブラシ装置において電流を断って、このブラシ
装置を備える回転電機の運転を停止させる。
護スイッチ手段は、他の位置に配置された場合に比較し
て有効に異常スパークを受けることができ、しかも、そ
の際においてブラシホルダの整流子側先端に対して整流
子側により接近して突出された端子金具の先端部は、有
効に異常スパークに晒される。
電による抵抗発熱、整流子との摺接に伴う摩擦熱、およ
びスパークにより加熱されて温度上昇するので、それに
追従して、ブラシが接するブラシホルダの温度も上昇さ
れる。したがって、感熱溶断体の温度はブラシホルダを
介してブラシの温度に影響される。そのため、主として
ブラシホルダ側から伝わる熱で感熱溶断体が溶断される
場合には、定常スパーク発生時と異常スパーク発生時と
の温度差をさほど大きく確保できないとともに、ブラシ
はブラシホルダ内で動揺しており接触のばらつきが大き
いので、所定温度での感熱溶断体の溶断をより高い信頼
性をもって実現することは難しい。
具の整流子側先端部をブラシホルダの整流子側先端部よ
りも有効にスパークに晒すことができるので、主として
異常スパークを受ける端子金具の熱で、この端子金具側
から感熱溶断体を溶断でき、感熱溶断体の溶断に対する
ブラシの熱の影響を少なくできる。それにより、異常ス
パークの発生に伴い、このスパークにより加熱される端
子金具の温度を速やかに上昇させて、感熱溶断体が配設
された端子金具の温度差を、定常スパーク発生時と異常
スパーク発生時とで大きくできる。
施例を説明する。図1は電気掃除機の構成を一部断面し
て示す側面図であって、同図中1は下ケース1aと上ケ
ース1bとを連結してなる掃除機本体で、その下ケース
1aの前部上側には枢軸部2を中心に回動して掃除機本
体1の前部に形成された集塵室3の上面開口を開閉する
蓋体4が取付けられている。
大径な後部車輪6とが取付けられていて、これらの転動
を介して掃除機本体1は移動できる。掃除機本体1は、
その前端部に設けた吸込み口(図示しない)に差し込み
接続された図示しない吸塵ホースを介して引き回され
る。
格子で、この前面にはフィルタ8が支持されている。こ
の格子7は前記吸込み口に接続される集塵袋9をその後
側からフィルタ8を介して支持する。また、図1中10
は排気孔である。
10との間に位置して電動送風機11が収容されてい
る。電動送風機11は、ファン部12と、一方向回転の
交流整流子電動機13とからなる。ファン部12は、整
流子電動機13により回転される図示しない遠心ファン
と、これを覆うファンカバーと、遠心ファンから吐き出
された風にディフューザ作用を与えながら整流子電動機
13内に導く整流板とを備えてなる。
した送風機支え壁14、15に第1ゴムパッキン16を
介して防振的に支持されるとともに、同じく掃除機本体
1が有した他の送風機支え壁17に第2ゴムパッキン1
8を介して防振的に支持されることにより、掃除機本体
1にその軸線を水平にして内蔵されている。なお、電動
送風機11の配置は、水平に限るものではなく、例えば
ポット形電機掃除機の場合には軸線を垂直にして電動送
風機11が掃除機本体に内蔵される。リング状をなす第
1ゴムパッキン16はファンカバーの周部に嵌合して配
設され、キャップ状をなす第2ゴムパッキン18は整流
子電動機13の後端部に被嵌して配設されている。電動
送風機11は、集塵室3内の空気を吸込んで、その整流
子電動機13から外部に排気する。
囲を一回り囲む筒状の消音体19が収納されている。こ
の消音体19は発泡ウレタン等のような通気性を有する
合成樹脂で形成されており、可燃性である。電動送風機
11から流出する風は、消音体19を通って掃除機本体
1の後部を流動し前記排気孔10から掃除機本体1外に
排出される。
する。図2中21は底付きの略円筒形状のフレームで、
その底壁に突設されて第2ゴムパッキン18が被嵌する
軸受ハウジング部21aには軸受22が内蔵されてい
る。フレーム21の開口縁21bには前記ファンカバー
が嵌合して取付けられているとともに、フレーム端板2
3が取付けられている。この端板23はフレーム21の
開口を径方向に横断する帯板状であって、その両側縁と
開口縁21bとの間に吸込み開口を夫々形成している。
フレーム端板23の中央部に形成された軸受ハウジング
部23aには軸受24が内蔵されている。
軸26が支持され、この軸26の軸受24を貫通した端
部には図示しない前記遠心ファンが取付けられる。電機
子25は、回転軸26と、この軸26に嵌合して固定さ
れたアーマチャコア27と、このコア27に巻き付けた
アーマチャコイル28と、回転軸26に嵌合した固定さ
れた整流子29とを備えてなり、アーマチャコイル28
の端末部は、夫々整流子29の周部に互いに絶縁状態に
並設された複数の整流子片29aに接続されている。
(図2に1個のみ図示)の排出口38が設けられてい
る。この排出口38と開口縁21bとの間に位置して、
フレーム21には固定子31が内蔵されている。この固
定子31は、平面から見た外形形状が略四角であって、
その四隅をフレーム21の内周面に圧入して設けられ、
フレーム21の内周面とこれに対向する固定子31の側
面との間には夫々通気間隙32(図2に1個のみ図示)
が形成されている。
31の端部には、電気絶縁をなす合成樹脂製の巻線ホル
ダ33が取付けられ、このホルダ33に一体に成形され
た一対の図示しない端子台には接続端子34(図3中2
点鎖線参照)が取付けられている。接続端子34には固
定子コイル31aの端末部が電気的に接続されていると
ともに、この接続端子34はフレーム21の内周面に接
近するように延びる平板状の端子板部分を有している。
向に貫通して一対のブラシ装置41が取付けられてい
る。これらブラシ装置41は、図3および図4に示され
るようにホルダ絶縁42と、ブラシホルダ43と、ブラ
シ44と、ピッグテール45と、コイル状のばね46
と、保護スイッチ手段47とを備えている。
210℃の電気絶縁性を有するガラス入りナイロン等の合
成樹脂で成形されている。このホルダ絶縁42は、フレ
ーム21の周壁を貫通するホルダ絶縁本体42aと取付
けフランジ42bとを有している。取付けフランジ42
bはフレーム21の周壁外面に重なるものであって、こ
れを貫通して前記周壁に螺合されるねじ48を締め付け
ることにより、ホルダ絶縁42がフレーム21に取外し
可能に固定されている。図3および図4に示されるよう
にホルダ絶縁本体42aには端子取付け穴49が設けら
れている。
た鋼板または銅板等の電気導体により、一端が開放され
るとともに、他端が底壁43eにより閉鎖された筒状を
なしている。図5に示されるようにブラシホルダ43の
筒状部は、相対向する一対の平坦な壁部43a、43b
と、これら両壁部43a、43b間を夫々つないで相対
向する他の一対の壁部43c、43dとを有して角筒形
に形成されている。
に対し整流子29側から挿入されて、軸方向に移動しな
いようにホルダ絶縁42にこれを貫通して取付けられて
いる。底壁43e側はフレーム21の外部に配置され
る。なお、図5中43fはブラシホルダ43から切り起
こされてホルダ絶縁本体42aの先端に当接されるスト
ッパである。
末を合成樹脂製結着材製のバインダーで結着して角柱状
に固めたカーボンブラシが採用されている。ブラシ44
はブラシホルダ43内にこのホルダ43をガイドとして
軸方向に移動可能に設けられている。このブラシ44に
はピッグテール45の一端部が埋め込まれ、これらは電
気的に接続されている。ピッグテール45の他端部は前
記底壁43eにスポット溶接等により固定されている。
それにより、このピックテール45を介してブラシホル
ダ43とブラシ44とは電気的に接続されている。
壁43eとに接してブラシホルダ43内に収納されてい
て、このばね46のばね力でブラシ44はブラシホルダ
43の開放端から突出するように付勢されている。した
がって、ブラシ装置41の自由状態においてはブラシ4
4の大部分がブラシホルダ43から突出され、ブラシ装
置41をフレーム21に固定した状態では図2および図
3に示されるようにブラシ44は、整流子29の外周面
に当たってブラシホルダ43内に押し込まれて、前記外
周面に押し付け保持される。
ダ43の一部と、この一部の近傍に配置される端子金具
50と、導電性の感熱溶断体51とを備えて形成されて
いる。端子金具50は、弾性を有するばね板により形成
され、略への字形に曲げられた接続部50aを有してい
る。この接続部50aを端子取付け穴49に挿着するこ
とにより、端子金具50はブラシホルダ43の壁部43
aの外側近傍に配置されている。
する内面に弾性的に密接して、端子金具50の取付け状
態を保持している。端子取付け穴49には、ブラシ装置
41の既述の取付けに伴って前記接続端子34の平板状
の端子板部分が挿入され、それにより接続端子34を介
して固定子コイル31aと端子金具50とが電気的に接
続されるようになっている。
に突出された端子金具50の突出部分は、ブラシホルダ
43の壁部43aとの間に絶縁空隙を設けて、この壁部
43aと略平行に配置されているとともに、その先端
部、すなわち、整流子側先端部50bは、壁部43aの
整流子側先端43a1よりも整流子29側に突出されて接
近している。なお、図5中tは前記先端43a1に対する
前記先端部50bの突出寸法を示している。
29の回転方向(図3中矢印Aで示す。)前側、言い換
えれば、整流子29とブラシ44との間に発生するスパ
ークの発生側に位置される壁である。この壁部43aの
整流子29側先端部は溶断体配設部52として用いられ
ている。
0bの近傍部分とは感熱溶断体51を介して電気的に接
続されている。感熱溶断体51には、低融点金属例えば
半田(本実施例)、または導電性を有する熱溶融性の合
成樹脂、同合成ゴム等が例えば採用されている。この半
田等からなる感熱溶断体51の融点は、前記ホルダ絶縁
42の融点( 210℃)よりも低く例えば 180℃である。
感熱溶断体51は、その融点以下では固まっていてブラ
シホルダ43と端子金具50との電気的に接続するとと
もに、前記融点以上では溶融してブラシホルダ43と端
子金具50とを電気的接続を断つために設けられてい
る。
を予め所定形状、例えば図5中2点鎖線に示されるよう
に短い円柱形状に成形されたものであり、抵抗溶接また
は超音波溶接等の圧接により前記溶断体配設部52に溶
融接着されて、この配設部52に電気的に接続されると
ともに熱伝導的に固定されている。
の先端部はこの金具50のばね力により密接されてい
て、それにより感熱溶断体51と端子金具50とが電気
的に接続されている。なお、端子金具50は感熱溶断体
51が溶断された状態では、自由状態となり、或いはホ
ルダ絶縁本体42aのばね接触部で規制されて壁部43
aに接しないように設けられている。
回路を示す図であって、整流子29に押し付けられた一
方のブラシ装置41は、固定子31の一方の固定子コイ
ル31aを介して商用交流電源の一方の電源端子に接続
され、また、整流子29に押し付けられた他方のブラシ
装置41は、固定子31の他方の固定子コイル31aを
介して商用交流電源の他方の電源端子に接続されてい
る。この電動機13は、交流の半分サイクルごとに固定
子コイル31aに通される電流方向に応じた固定子31
の磁束方向と、電機子25の電流方向とが夫々対応して
切換えられることにより、電機子25の回転を一方向に
継続するものである。
電動機13の固定子31の固定子コイル31aと、整流
子29に弾性的に押し付けられたブラシ44とが、保護
スイッチ手段47およびピッグテール45を介して電気
的に接続されている。保護スイッチ手段47は、端子金
具50とブラシホルダ43の一部である壁部43aと
を、スイッチ接片として利用した構成をなしていて、ブ
ラシ44と整流子29との間に発生するスパークの発生
側に配置されている。
点)以下では、壁部43aと端子金具50とに渡って設
けられた感熱溶断体51が予め成形された状態を保持し
て、両スイッチ接片をなすブラシホルダ43の壁部43
bおよび端子金具50は電気的に接続されている。言い
換えれば、所定温度以下において保護スイッチ手段47
は、言わばスイッチを閉じたと等価の状態に保持されて
いる。
なされると、電源から供給される電流が正極側のブラシ
装置41を介してそのブラシ44が摺動接触している整
流子29からアーマチャコイル28に流され、同整流子
29から負極側ブラシ装置41へと電流が返されるか
ら、この整流子電動機13が運転される。
が回転されるので、電動送風機11による送風動作が営
まれる。それにより、電気掃除機の掃除機本体1内への
吸塵が可能になり、遠心ファンから吐き出された風は、
図示しない整流板および吸込み開口を通ってフレーム2
1内に導入された後、このフレーム21内の固定子31
を空冷しながら通気間隙32を通り、さらに、ブラシ装
置41を空冷した後に排出口30を通って整流子電動機
13外に流出する。この風の音は、整流子電動機13を
囲んだ消音体19を通ることにより減衰される。そし
て、以上のようにして排気された風は掃除機本体1の排
気孔10を通って排出される。したがって、以上の運転
状態下において電気掃除機による掃除を行なうことがで
きる。
29の隣接する整流子片29a間にブラシ44を介して
流れる短絡電流が切られるので、その都度、ブラシ44
と整流子29との間で定常スパークを発生し、それに伴
い整流子29およびブラシ44ないしはブラシホルダ4
3の温度が上がる。
抗発熱によっても温度が上がり、このブラシ44の温度
はブラシホルダ43に伝えられるが、ブラシ44は動揺
するため、ブラシホルダ44への伝熱は安定して行われ
ることがない。また、整流子29に最も接近している端
子金具50の整流子側先端部50bは、定常スパークの
発生点(前記短絡電流が切られる点)に対して、ブラシ
ホルダ43の整流子側先端43a1と同程度以上に離れて
いるから、定常スパークにまともに晒されることが少な
く、その温度上昇はさほど大きくはならない。
一本でも何等かの原因で断線した場合には、整流子29
の回転に伴い切られる電流の値が増えて電流リップルが
格段に大きくなるので、発生するスパークも異常に発生
し、当然、ブラシ44等の周囲部品への熱的影響が甚大
になる。
中でもいち早く温度上昇する場所であるスパーク発生側
において整流子29に最も接近して位置された端子金具
50の整流子側先端部50bは、異常スパークの熱的影
響を受けて、速やかに温度上昇する。すなわち、異常ス
パークは整流子29の外周面に沿うように延びるので、
それに直接整流子側先端部50bが晒されて、端子金具
50の温度を上昇させることができる。なお、ブラシホ
ルダ43の温度も異常スパークにより上昇されるが、そ
の整流子側先端43a1が整流子29に対して前記整流子
側先端部50bよりも大きく隔たっている分、熱的影響
が少ない。
時の温度と異常スパーク時の温度との差を大きくでき
る。それにより、ブラシ44の温度に感熱溶断体51が
熱的に影響されるにも拘らず、保護スイッチ手段47の
取り分け感熱溶断体51の温度が所定温度以上になった
場合には、それに伴い感熱溶断体51が端子金具50側
より溶断されるから、ブラシホルダ43の壁部43aと
端子金具50との間の電気的接続が断たれて、保護スイ
ッチ手段47は言わばスイッチを開いた状態となる。
体51に所定形状に予め成形されたブロックを採用した
ので、ブラシホルダ43の壁部43aと端子金具50と
の電気的接続をこれらの間に半田を盛って設ける場合に
比較して、感熱溶断体51の量の管理を容易かつ確実に
できるとともに、量産性を向上できる。
かす端子金具50の温度差を大きくできることとと相俟
って、感熱溶断体51をなす半田等の使用量を一定にで
きるから、この感熱溶断体51が溶断する温度のばらつ
きを小さくでき、それに伴い高い信頼性をもって保護ス
イッチ手段47に前記保護動作を行わせることができ
る。
備えた整流子電動機13によれば、異常スパークの発生
に伴いブラシ44が所定温度以上に達すると、ブラシ装
置41において、その保護スイッチ手段47の端子金具
50と感熱溶断体51との間で素早く電流を断って、そ
れ以上の整流子電動機13の運転継続を停止できるか
ら、整流子29とブラシ44との間での異常スパークを
原因としてブラシ44の温度が異常に上がることがな
い。
す合成樹脂成分が燃えて発煙や発火する恐れがない。し
たがって、ブラシ44の火炎が排出口38を通って可燃
性の消音体19に延焼することもなくなる。言い換えれ
ば、前記保護スイッチ手段47によるブラシ44の異常
な温度上昇に素早く対処する保護動作で、整流子電動機
13およびこれを内蔵した掃除機本体1が焼損する恐れ
をなくすことができる。
を備えるブラシ装置41で既述の保護動作を得るので、
同様な保護動作を得るための温度センサとそれに付随し
て部品点数が多い信号処理回路が不要である。しかも、
保護スイッチ手段47のスイッチ接片の一つはブラシホ
ルダ43で兼ねている。そのため、部品点数が少なく構
造簡単であって高い信頼性をもって動作させ得るととも
に、前記同様な保護動作を得るため高コストの形状記憶
合金を用いることもないので、ブラシ装置41を安価に
提供できる。
は、保護スイッチ手段47が備える一対のスイッチ接
片、すなわち、ブラシホルダ43および端子金具50
は、いずれも同じホルダ絶縁42に取付けられている。
そのため、ブラシホルダ43と端子金具50との取付け
位置の基準が同じであるから、これらブラシホルダ43
と端子金具50との相互の位置関係を容易に出すことが
できる。したがって、ブラシ44の温度過昇防止に対す
る信頼性を向上できる。しかも、端子金具50を支持す
るための取付け構造を他に求める必要がないので、構造
が簡単になり製造し易い。
体51の融点よりも高いので、熱によりホルダ絶縁42
が変形を起こす以前に感熱溶断体51を溶断させて電流
経路を開くことができる。それにより、熱の影響でホル
ダ絶縁42が溶けるように変形することを原因として保
護スイッチ手段47の各部の相互位置関係が適正状態か
ら狂うことがないので、保護スイッチ手段47の保護動
作を確実に営ませることができる。
いる。この第2実施例は、感熱溶断体の取付け構造のみ
が前記第1実施例とは異なる。それ以外の構成は図7〜
図9に図示されない部分を含めて図1〜図6に示した前
記第1実施例の回転電機用ブラシ装置と同一ないしは同
様な構成であるので、図示されない構成については図1
〜図6をもって代用するとともに、図示される同一ない
しは同様な構成部分には第1実施例と同一の符号を付し
て、それらの構成の説明およびそれに基づく作用効果の
説明については省略するが、これらの同一ないしは同様
な部分についても本実施例装置の一部をなすものであ
る。
置されるブラシホルダ43の壁部43aの整流子側先端
部に、この壁部43aの幅一杯に渡る溶断体配設部52
が設けられている。この配設部52は、切り起こしによ
って壁部43aに対して直角に折り曲げられており、し
たがって、壁部43aの整流子側先端を兼ねる溶断体配
設部52は整流子29からより遠くに離されている。溶
断体配設部52の突出長さは端子金具50に接しないよ
うに定められる。
この金具50の先端側部分からブラシホルダ43方向に
直角に折り曲げられた部分で形成されており、この先端
部50は溶断体配設部52よりも整流子20側に近寄っ
て位置し、かつ、その一面を整流子29に対向するとと
もに、他面を溶断体配設部52に対向して設けられてい
る。また、本実施例の端子金具50はブラシホルダ43
方向へのばね性を有していない。
2または端子金具50の整流子側先端部50bに、抵抗
溶接または超音波溶接などの圧接により溶融接着され
て、これれらの間に熱伝導的に設けられている。なお、
以上の点以外の構成は、前記第1実施例と同じである。
段47を備えることにより、前記第1実施例と同様な作
用を得て、本発明の所期の目的を達成できる。
イッチ手段47の動作の信頼性をより高めることができ
る。
からより遠くに離したので、この配設部52が定常また
は異常スパークに晒されることを少なくして、異常スパ
ーク発生時においてブラシホルダ43を介する感熱溶断
体51への伝熱をより少なくして、端子金具50側から
感熱溶断体51への伝熱をより多くできる。その上、端
子金具50の整流子側先端部50bは、折り曲げられて
いて整流子29により大きな面積で近接対向しているた
め、この先端部50bをより確実に異常スパークに晒し
て熱を有効に拾うことができ、それにより、異常スパー
ク発生時に、より速やかに端子金具50の温度を上昇さ
せることができる。
パークの発生時において感熱溶断体51をより素早く端
子金具50側から溶断させることができ、それにより、
ブラシホルダ43の壁部43aと端子金具50との間の
電気的接続を断って、保護スイッチ手段47の動作の信
頼性をより高めることができる。
している。この第3実施例は、ブラシホルダに形成され
る溶断体配設部の構成、およびそこへの感熱溶断体の固
定構造が前記第1実施例とは異なる。それ以外の構成は
図10〜図13に図示されない部分を含めて図1〜図6
に示した前記第1実施例の回転電機用ブラシ装置と同一
ないしは同様な構成であるので、図示されない構成につ
いては図1〜図6をもって代用するとともに、図示され
る同一ないしは同様な構成部分には第1実施例と同一の
符号を付して、それらの構成の説明およびそれに基づく
作用効果の説明については省略するが、これらの同一な
いしは同様な部分についても本実施例装置の一部をなす
ものである。
向前側に位置されるブラシホルダ43の壁部43a、言
い換えれば、整流子29とブラシ44との間に発生する
スパークの発生側に位置される壁部43aの整流子側先
端部に設けられる溶断体配設部52は、壁部43aの幅
一杯に渡りブラシホルダ43の外側に突出する段部を形
成する突出部からなる。この溶断体配設部52を設ける
ことにより、その内面とブラシホルダ43の先端部との
間に熱抵抗手段としての空隙53を形成している。
断体51はその一面の中央部に凸部51aを一体に有し
ている。この感熱溶断体51は、溶断体配設部52に設
けた固定孔に凸部51aを通して、この凸部51aをか
しめることにより、前記一面を溶断体配設部52の外面
に密着させて固定されている。凸部51aは、ブラシホ
ルダ43内のブラシ44と接しないように空隙53内に
収容されている。また、凸部51aを前記固定孔に圧入
することにより、前記一面を溶断体配設部52の外面に
密着させて固定してもよい。
の壁部43aには、この壁部43aの全幅に渡るスリッ
ト55が形成されている。スリット55は、壁部43a
における溶断体配設部52とその他の部分を仕切ってこ
れらの境界位置に設けられている。このスリット55
は、その部分の熱抵抗により、ブラシホルダ43の整流
子29側からばね46側に向かうブラシホルダ43内の
熱移動を妨げるための熱抵抗増加手段をなしている。な
お、以上の点以外の構成は、前記第1実施例と同じであ
る。
段47を備えることにより、前記第1実施例と同様な作
用を得て、本発明の所期の目的を達成できる。
ット55とを備えたことにより、以下の点で前記第1実
施例よりも優れている。
させて形成し、この配設部52がブラシ44に対して非
接触となるようにしたから、整流子29の回転(その方
向を図10に矢印Aで示す)に伴いブラシ44が、それ
とブラシホルダ43との間のクリアランスに基づいて、
ブラシホルダ43に対して多少傾けられるにも拘らず、
ブラシ44は溶断体配設部52に接することがなく、こ
の溶断体配設部52とブラシ44の先端部との間には空
隙53が確保される。
抗発熱と定常スパークにより高温となるブラシ44の先
端部の熱が、溶断体配設部52に直接熱伝導することを
妨げる。そのため、溶断体配設部52の温度をブラシ4
4の温度よりも低くできる。このように溶断体配設部5
2とブラシ44の先端部との間の熱抵抗を空隙53によ
り大きくしたことにより、溶断体配設部52の温度をブ
ラシ44の温度よりも低く保持できる。
配設部52は、既述のように異常スパークの影響を受け
て温度上昇される。したがって、溶断体配設部52およ
びこれに配設された感熱溶断体51の定常スパーク発生
時の温度と、異常スパーク発生時との温度の差を、大き
くできる。
たことにより、この壁部43a内での熱抵抗はスリット
55において最も大きい。そのため、異常スパーク発生
時に、このスパークの影響を受けて温度上昇する壁部4
3aにおいて、溶断体配設部52からばね46側に伝導
しようとする熱経路が遮断され、溶断体配設部52から
の熱の逃げを少なくして、この配設部52および感熱溶
断体51の温度を速やかに上昇させることができる。そ
れにより、定常スパーク発生時と異常スパーク発生時と
における溶断体配設部52の温度差、ひいては、この配
設部52に配設された感熱溶断体51の温度差を大きく
できる。
少のばらつきにより、定常スパーク発生時であるにも拘
らず、保護スイッチ手段47が保護動作を営んでしまう
誤動作が防止されて、異常スパークの発生時にのみ前記
保護動作を行わせることができ、保護スイッチ手段47
の保護動作の信頼性を向上できる。
加手段をスリット55で形成したので、これを設けるに
当たって丸鋸等のカッターにより切削加工を行うだけで
簡単にスリット55を形成できる。そして、スリット、
言い換えれば、空隙による熱抵抗は大きいので、溶断配
設部52の温度を速やかに上昇させることができる。
い。例えば、本発明は交流により駆動される正逆回転可
能な整流子電動機に適用できるとともに、直流により駆
動される一方向回転或いは正逆回転可能な整流子電動機
にも適用できる。また、本発明の実施に当たっては、前
記各実施例の構成要素を任意に選択的に組み合わせ、そ
れにより、前記各実施例と同等もしくは異なる機能を有
するブラシ装置を形成し、これを新たな実施例としても
よい。
いるので、以下の効果を有する。
れば、ブラシホルダおよび端子金具をスイッチ接片とす
る保護スイッチ手段により、所定温度以下ではスイッチ
を閉じたと等価の状態を保持し、所定温度以上では端子
金具側からの伝熱で感熱溶断体を溶融させてスイッチを
開いた状態として、このブラシ装置を備える回転電機の
運転を停止させるから、整流子とブラシとの間での異常
スパークが発生してもブラシが異常に温度過昇されるこ
とがないように回転電機を保護できる。しかも、こうし
た保護に当たり、温度センサとそれに付随して使用され
かつ部品点数が多い信号処理回路が不要となるので、部
品点数が少なく構造簡単であり、また、形状記憶合金も
用いないので安価に提供できるとともに、以上のように
部品数を削減でき。その上、定常スパーク発生時と異常
スパーク発生時とでの端子金具の温度差を大きくできる
ことから、異常スパークに対する保護動作の信頼性を向
上できる。
電気掃除機の構成を一部断面して示す側面図。
の整流子電動機の構成を一部断面して示す側面図。
断面図。
示す正面図。
チ手段の構成を分解して示す斜視図。
を示す図。
示す前記図3相当の断面図。
示す正面図。
チ手段の構成を分解して示す斜視図。
を示す前記図3相当の断面図。
みて示す側面図。
態において示す断面図。
イッチ手段の構成を分解して示す斜視図。
Claims (1)
- 【請求項1】ホルダ絶縁に固定された筒状ブラシホルダ
内に、ばねにより付勢されて整流子に弾性的に押し付け
られるブラシを設けた回転電機用ブラシ装置において、 前記ブラシおよびブラシホルダを電気導体で形成すると
ともに、これらブラシホルダとブラシとを電気的に接続
し、 前記ブラシホルダとともにスイッチ接片として利用され
て電機子に流れる電流経路に電気的に接続して前記ブラ
シホルダの近傍に設けられる端子金具と、前記ブラシホ
ルダと、前記ブラシホルダおよび前記端子金具間にこれ
らを所定温度以下で電気的に接続するとともに、この接
続を所定温度以上で溶断して断つ感熱溶断体とからなる
保護スイッチ手段を備え、 かつ、前記端子金具および前記感熱溶断体を前記ブラシ
と前記整流子との間に発生するスパークの発生側に配置
するとともに、前記端子金具の整流子側先端部を前記ブ
ラシホルダの整流子側先端よりも前記整流子側に突出さ
せたことを特徴とする回転電機用ブラシ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7124763A JP3012783B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 回転電機用ブラシ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7124763A JP3012783B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 回転電機用ブラシ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08322211A JPH08322211A (ja) | 1996-12-03 |
JP3012783B2 true JP3012783B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=14893514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7124763A Expired - Fee Related JP3012783B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 回転電機用ブラシ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3012783B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106744073A (zh) * | 2016-12-19 | 2017-05-31 | 贵州大学 | 一种箱式电缆收放装置 |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP7124763A patent/JP3012783B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106744073A (zh) * | 2016-12-19 | 2017-05-31 | 贵州大学 | 一种箱式电缆收放装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08322211A (ja) | 1996-12-03 |
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