JP3012195B2 - 内部清掃可能な射出装置及び内部清掃方法 - Google Patents
内部清掃可能な射出装置及び内部清掃方法Info
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- JP3012195B2 JP3012195B2 JP8139178A JP13917896A JP3012195B2 JP 3012195 B2 JP3012195 B2 JP 3012195B2 JP 8139178 A JP8139178 A JP 8139178A JP 13917896 A JP13917896 A JP 13917896A JP 3012195 B2 JP3012195 B2 JP 3012195B2
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- Japan
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- injection
- heating cylinder
- pipe
- cleaning
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1753—Cleaning or purging, e.g. of the injection unit
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、射出成形の終了
時に射出スクリュ内装の加熱シリンダ内を洗浄水により
清掃することができる射出装置及び内部清掃方法に関す
るものである。
時に射出スクリュ内装の加熱シリンダ内を洗浄水により
清掃することができる射出装置及び内部清掃方法に関す
るものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】MIM,CIM等と称
されている金属粉末やセラミック粉末の射出成形による
焼結品では、バインダーとして水系のものを採用したも
のがある。このバインダーは水分の蒸発により固化しや
すく、特に寒天をバインダーとしたものにあっては、射
出成形を中断して放置しただけでも、ノズル先端内の成
形材料の水分の蒸発によりバインダーが固化して詰ま
り、そのままでは射出成形を再開できなくなる場合があ
る。このため昼休みなどの短時間の休止のときには、ノ
ズル部材に濡れタオルを巻き付けてノズル温度を下げ、
ノズル先端内の材料の水分の蒸発を防止しているほどで
ある。
されている金属粉末やセラミック粉末の射出成形による
焼結品では、バインダーとして水系のものを採用したも
のがある。このバインダーは水分の蒸発により固化しや
すく、特に寒天をバインダーとしたものにあっては、射
出成形を中断して放置しただけでも、ノズル先端内の成
形材料の水分の蒸発によりバインダーが固化して詰ま
り、そのままでは射出成形を再開できなくなる場合があ
る。このため昼休みなどの短時間の休止のときには、ノ
ズル部材に濡れタオルを巻き付けてノズル温度を下げ、
ノズル先端内の材料の水分の蒸発を防止しているほどで
ある。
【0003】また成形終了後に放置しておくと、加熱シ
リンダ内でもバインダーが固化して内壁面やスクリュ表
面などにこびりつき、分解掃除でも簡単に取り除くこと
ができなくなる。このため成形が終了するごとに直ちに
分解を行って、射出スクリュを始めノズル部材、シリン
ダ内部などを温水により洗浄して成形材料を完全に除去
している。
リンダ内でもバインダーが固化して内壁面やスクリュ表
面などにこびりつき、分解掃除でも簡単に取り除くこと
ができなくなる。このため成形が終了するごとに直ちに
分解を行って、射出スクリュを始めノズル部材、シリン
ダ内部などを温水により洗浄して成形材料を完全に除去
している。
【0004】このようなことから、MIM,CIM等の
焼結品の射出成形では、成形終了ごとに分解、洗浄、組
立ての手数を要する。しかもその清掃作業はバインダー
が固化する前の限られた時間内に行わねばならず、時間
が過ぎて固化してからでは、分解掃除でもこびりついた
バインダーの除去が困難となる。
焼結品の射出成形では、成形終了ごとに分解、洗浄、組
立ての手数を要する。しかもその清掃作業はバインダー
が固化する前の限られた時間内に行わねばならず、時間
が過ぎて固化してからでは、分解掃除でもこびりついた
バインダーの除去が困難となる。
【0005】この発明は上記従来の課題を解決するため
に考えられたものであって、その目的は、内部の清掃を
洗浄水により行うものでありながら、圧縮空気による仕
上げによりバインダーの部分的な残留も防止でき、また
洗浄後のシリンダ内の水分をも完全に除去できる射出装
置及びその内部清掃方法を提供することにある。
に考えられたものであって、その目的は、内部の清掃を
洗浄水により行うものでありながら、圧縮空気による仕
上げによりバインダーの部分的な残留も防止でき、また
洗浄後のシリンダ内の水分をも完全に除去できる射出装
置及びその内部清掃方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
の射出装置は、先端にノズル部材を有し内部に射出スク
リュを備えた加熱シリンダの後部上壁の供給口と、その
上部に取付けたホッパーとの間の材料通路に設けた注入
管と、その注入管に切換バルブを設けて接続した洗浄水
の管路及び圧縮空気の管路と、上記材料通路のホッパー
側を閉鎖して注入管から材料通路に注入又は圧入した洗
浄水と圧縮空気を、加熱シリンダ内を経て先端側から排
出させる密閉蓋とからなるというものであり、また上記
ノズル部材は、外周囲に冷却水用のジャケットを備え、
そのジャケットにバンドヒータを重ねて取付けてなる、
というものでもある。
の射出装置は、先端にノズル部材を有し内部に射出スク
リュを備えた加熱シリンダの後部上壁の供給口と、その
上部に取付けたホッパーとの間の材料通路に設けた注入
管と、その注入管に切換バルブを設けて接続した洗浄水
の管路及び圧縮空気の管路と、上記材料通路のホッパー
側を閉鎖して注入管から材料通路に注入又は圧入した洗
浄水と圧縮空気を、加熱シリンダ内を経て先端側から排
出させる密閉蓋とからなるというものであり、また上記
ノズル部材は、外周囲に冷却水用のジャケットを備え、
そのジャケットにバンドヒータを重ねて取付けてなる、
というものでもある。
【0007】このような構成では、洗浄水の注入と圧縮
空気の圧入により加熱シリンダ内部の清掃が行えるの
で、これまでのように分解して清掃を行う必要がなく、
また材料通路に設けた単一の注入管を洗浄水と圧縮空気
の両方に使用するので、材料通路周辺の構造が特に複雑
となることもなく、バルブ操作で内部清掃が行えるので
成形終了時に安直に清掃作業を実施することができる。
空気の圧入により加熱シリンダ内部の清掃が行えるの
で、これまでのように分解して清掃を行う必要がなく、
また材料通路に設けた単一の注入管を洗浄水と圧縮空気
の両方に使用するので、材料通路周辺の構造が特に複雑
となることもなく、バルブ操作で内部清掃が行えるので
成形終了時に安直に清掃作業を実施することができる。
【0008】またこの発明の内部清掃方法は、先端にノ
ズル部材を有し内部に射出スクリュを備えた加熱シリン
ダの後部上壁の供給口と、その上部のホッパーとの間の
材料通路に注入管を設け、その注入管に切換バルブを設
けて洗浄水の管路と圧縮空気の管路とを接続し、成形終
了時に材料パージを行ってのち、材料通路のホッパー側
を密閉蓋により気密に閉鎖して、上記注入管から材料通
路に注入又は圧入した洗浄水と圧縮空気とを加熱シリン
ダの先端側から排出できるようにし、しかるのち洗浄水
を所要の圧力にて加熱シリンダ内に注入するとともに、
射出スクリュを回転して洗浄水を加熱シリンダの先端側
から排出し、かつ射出スクリュの前後進を所要回数繰り
返して加熱シリンダ内を洗浄したのち、注入を圧縮空気
の圧入に切換えて加熱シリンダ内の水分をノズル部材側
から排出し、加熱シリンダ内を空気乾燥してなるという
ものであり、場合によっては上記圧縮空気の圧入を洗浄
水の注入と同時に行って、加熱シリンダ内を攪拌しつつ
清掃を行う、というものでもある。
ズル部材を有し内部に射出スクリュを備えた加熱シリン
ダの後部上壁の供給口と、その上部のホッパーとの間の
材料通路に注入管を設け、その注入管に切換バルブを設
けて洗浄水の管路と圧縮空気の管路とを接続し、成形終
了時に材料パージを行ってのち、材料通路のホッパー側
を密閉蓋により気密に閉鎖して、上記注入管から材料通
路に注入又は圧入した洗浄水と圧縮空気とを加熱シリン
ダの先端側から排出できるようにし、しかるのち洗浄水
を所要の圧力にて加熱シリンダ内に注入するとともに、
射出スクリュを回転して洗浄水を加熱シリンダの先端側
から排出し、かつ射出スクリュの前後進を所要回数繰り
返して加熱シリンダ内を洗浄したのち、注入を圧縮空気
の圧入に切換えて加熱シリンダ内の水分をノズル部材側
から排出し、加熱シリンダ内を空気乾燥してなるという
ものであり、場合によっては上記圧縮空気の圧入を洗浄
水の注入と同時に行って、加熱シリンダ内を攪拌しつつ
清掃を行う、というものでもある。
【0009】
【発明の実施の形態】図中1は外周囲に所要数のバンド
ヒータ2を有する加熱シリンダで、内部に射出スクリュ
3を回転かつ進退自在に備える。また加熱シリンダ1の
先端にノズル部材4が取付けてあり、上記バンドヒータ
2より後部の上壁には供給口5が穿設してある。
ヒータ2を有する加熱シリンダで、内部に射出スクリュ
3を回転かつ進退自在に備える。また加熱シリンダ1の
先端にノズル部材4が取付けてあり、上記バンドヒータ
2より後部の上壁には供給口5が穿設してある。
【0010】上記加熱シリンダ1の供給口5を含む後端
部は、射出シリンダ(図は省略)の前端部に延設した筒
状の支持部材6に挿入支持され、ボルトなどにより射出
シリンダと一体に結合されている。また支持部材6の先
端部には上記供給口5と接続する材料通路7が穿設され
たスリーブ8が縦に嵌装してあり、その上部に成形材料
のホッパー9が取付けてある。
部は、射出シリンダ(図は省略)の前端部に延設した筒
状の支持部材6に挿入支持され、ボルトなどにより射出
シリンダと一体に結合されている。また支持部材6の先
端部には上記供給口5と接続する材料通路7が穿設され
たスリーブ8が縦に嵌装してあり、その上部に成形材料
のホッパー9が取付けてある。
【0011】このホッパー9はスリーブ8にボルトによ
り着脱自在に取付けられており、そのスリーブ8の壁部
を貫通して注入管10が供給口5とホッパー9との間の
上記材料通路7に設けてある。この注入管10には洗浄
水の管路11と圧縮空気の管路12とが、それぞれに切
換バルブ13,14を設けて接続されている。
り着脱自在に取付けられており、そのスリーブ8の壁部
を貫通して注入管10が供給口5とホッパー9との間の
上記材料通路7に設けてある。この注入管10には洗浄
水の管路11と圧縮空気の管路12とが、それぞれに切
換バルブ13,14を設けて接続されている。
【0012】上記射出スクリュ3の後端部3aの外周囲
には、加熱シリンダ1の後部開口を気密に維持するOリ
ングやUパッキンなどのシールリング15が環状溝を設
けて嵌着してある。また上記ノズル部材4の外周囲には
冷却水用のジャケット16が設けてあり、そのジャケッ
ト16に重ねてバンドヒータ17が取付けてある。
には、加熱シリンダ1の後部開口を気密に維持するOリ
ングやUパッキンなどのシールリング15が環状溝を設
けて嵌着してある。また上記ノズル部材4の外周囲には
冷却水用のジャケット16が設けてあり、そのジャケッ
ト16に重ねてバンドヒータ17が取付けてある。
【0013】上記ジャケット16の出入流路16a,1
6bは、切換バルブ18,19を設けて射出装置のベッ
ド(図は省略)に取付けた中継ブロック20に接続さ
れ、さらにクーラーユニット21に接続されて、短時間
の成形中断時のみクーラーユニット21から冷却水がジ
ャケット16に給送される。このジャケット16の冷却
水はバンドヒータ17によるノズル部材4の温度を下
げ、ノズル先端内の成形材料の水分の蒸発を抑えて材料
固化を防止する。
6bは、切換バルブ18,19を設けて射出装置のベッ
ド(図は省略)に取付けた中継ブロック20に接続さ
れ、さらにクーラーユニット21に接続されて、短時間
の成形中断時のみクーラーユニット21から冷却水がジ
ャケット16に給送される。このジャケット16の冷却
水はバンドヒータ17によるノズル部材4の温度を下
げ、ノズル先端内の成形材料の水分の蒸発を抑えて材料
固化を防止する。
【0014】次に上記射出装置の内部清掃方法について
説明する。成形作業が終了したら材料パージを行って、
シリンダ内の残留材料を取除く、この材料パージだけで
はスクリュ溝に材料が多分に残るので、次にホッパー9
を取外し、図2に示すように、材料通路7の開口をシー
ルリングを裏側に有する密閉蓋22により閉鎖する。ま
た上記ノズル部材4の先端に排出用のアタッチメント2
3を取付けて、洗浄水をそこに接続したチューブ24に
よりドレーンに排出するように準備する。この際、シリ
ンダ温度は成形時と同じにして置く。
説明する。成形作業が終了したら材料パージを行って、
シリンダ内の残留材料を取除く、この材料パージだけで
はスクリュ溝に材料が多分に残るので、次にホッパー9
を取外し、図2に示すように、材料通路7の開口をシー
ルリングを裏側に有する密閉蓋22により閉鎖する。ま
た上記ノズル部材4の先端に排出用のアタッチメント2
3を取付けて、洗浄水をそこに接続したチューブ24に
よりドレーンに排出するように準備する。この際、シリ
ンダ温度は成形時と同じにして置く。
【0015】図4に示すアタッチメント25は、ノズル
部材4を取外して加熱シリンダ1の先端に螺着するタイ
プのもので、ノズル部材4の内部を特別に清掃する場合
に用いられ、上記アタッチメント23と同様に洗浄水を
チューブ24によりドレーンに排出する。
部材4を取外して加熱シリンダ1の先端に螺着するタイ
プのもので、ノズル部材4の内部を特別に清掃する場合
に用いられ、上記アタッチメント23と同様に洗浄水を
チューブ24によりドレーンに排出する。
【0016】上記準備が完了したら、管路11の切換バ
ルブ13を開にして、注入管10から材料通路7及び供
給口5を経て加熱シリンダ1の内部に洗浄水を所要の圧
力により注水する。また注水後に射出スクリュ3を回転
する。これによりスクリュ溝内の残留材料はシリンダ先
端側へと押出される。さらに射出スクリュ3を前後進さ
せると、残留材料は洗浄水とともにノズル部材4及びア
タッチメント23よりドレーンへと排出される。
ルブ13を開にして、注入管10から材料通路7及び供
給口5を経て加熱シリンダ1の内部に洗浄水を所要の圧
力により注水する。また注水後に射出スクリュ3を回転
する。これによりスクリュ溝内の残留材料はシリンダ先
端側へと押出される。さらに射出スクリュ3を前後進さ
せると、残留材料は洗浄水とともにノズル部材4及びア
タッチメント23よりドレーンへと排出される。
【0017】このような注水の下に、スクリュ回転さら
には前後進とを繰り返して行うと、5分程度の時間で残
留材料の全てが洗い流されて加熱シリンダ内が奇麗に洗
浄されるが、加熱シリンダ内には洗浄水による水分が残
っており、次に管路11の切換バルブ13を閉じて洗浄
水の注水を停止してから、管路12の切換バルブ14を
開にして、注入管10から材料通路7及び供給口5を経
て加熱シリンダ1の内部に圧縮空気を圧入する。この
際、上記アタッチメント23はそのままでもまた取外し
てもよい。
には前後進とを繰り返して行うと、5分程度の時間で残
留材料の全てが洗い流されて加熱シリンダ内が奇麗に洗
浄されるが、加熱シリンダ内には洗浄水による水分が残
っており、次に管路11の切換バルブ13を閉じて洗浄
水の注水を停止してから、管路12の切換バルブ14を
開にして、注入管10から材料通路7及び供給口5を経
て加熱シリンダ1の内部に圧縮空気を圧入する。この
際、上記アタッチメント23はそのままでもまた取外し
てもよい。
【0018】この圧縮空気の圧入により加熱シリンダ1
の内壁面やスクリュ表面に付着した残留水、残留バイン
ダーなどが吹き飛ばされて、ノズル部材4からアタッチ
メント23に吹き出される。さらにシリンダ内は空気乾
燥されて水洗による清掃であってもシリンダ内に水分が
残らず乾燥状態となる。清掃完了後、アタッチメント2
3をノズル部材4から外し、上記密閉蓋22を取外して
ホッパー9に付け替えるだけで、再び射出成形を行うこ
とができる。
の内壁面やスクリュ表面に付着した残留水、残留バイン
ダーなどが吹き飛ばされて、ノズル部材4からアタッチ
メント23に吹き出される。さらにシリンダ内は空気乾
燥されて水洗による清掃であってもシリンダ内に水分が
残らず乾燥状態となる。清掃完了後、アタッチメント2
3をノズル部材4から外し、上記密閉蓋22を取外して
ホッパー9に付け替えるだけで、再び射出成形を行うこ
とができる。
【0019】また洗浄効果を上げる必要がある場合に
は、洗浄水と圧搾空気の両方を同時にシリンダ内に注入
する。この注入は上記切換バルブ12,13の操作によ
り行うことがてき、シリンダ内では洗浄水が空気圧によ
り激しく攪拌されて、洗浄水のみによる場合よりも洗浄
効果が上がる。そして洗浄水の注入を先に停止すれば、
洗浄は圧搾空気による乾燥に切り替わる。
は、洗浄水と圧搾空気の両方を同時にシリンダ内に注入
する。この注入は上記切換バルブ12,13の操作によ
り行うことがてき、シリンダ内では洗浄水が空気圧によ
り激しく攪拌されて、洗浄水のみによる場合よりも洗浄
効果が上がる。そして洗浄水の注入を先に停止すれば、
洗浄は圧搾空気による乾燥に切り替わる。
【0020】なお、上記実施形態では材料通路7の気密
手段として密閉蓋22を採用しているが、ホッパー9に
材料通路7の気密維持できるシャッターを設けた場合に
は、ホッパー9を取外すことなく、そのまま使用する。
手段として密閉蓋22を採用しているが、ホッパー9に
材料通路7の気密維持できるシャッターを設けた場合に
は、ホッパー9を取外すことなく、そのまま使用する。
【図1】 この発明に係わる内部清掃可能な射出装置の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】 内部清掃時の加熱シリンダ後部の縦断面図で
ある。
ある。
【図3】 同じく加熱シリンダ前部の縦断面図である。
【図4】 排出用アタッチメントの他の実施形態の縦断
面図である。
面図である。
1 加熱シリンダ 2 バンドヒータ 3 射出スクリュ 4 ノズル部材 5 供給口 6 支持部材 7 材料通路 8 スリーブ 9 ホッパー 10 注入管 11 洗浄水の管路 12 圧縮空気の管路 13 切換バルブ 14 切換バルブ 15 シールリング 16 ジャケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/17 - 45/84
Claims (4)
- 【請求項1】 先端にノズル部材を有し内部に射出スク
リュを備えた加熱シリンダの後部上壁の供給口と、その
上部に取付けたホッパーとの間の材料通路に設けた注入
管と、その注入管に切換バルブを設けて接続した洗浄水
の管路及び圧縮空気の管路と、上記材料通路のホッパー
側を閉鎖して注入管から材料通路に注入又は圧入した洗
浄水と圧縮空気を、加熱シリンダ内を経て先端側から排
出させる密閉蓋とからなることを特徴とする内部清掃可
能な射出装置。 - 【請求項2】 上記ノズル部材は、外周囲に冷却水用の
ジャケットを備え、そのジャケットにバンドヒータを重
ねて取付けてなることを特徴とする請求項1記載の内部
清掃可能な射出装置。 - 【請求項3】 先端にノズル部材を有し内部に射出スク
リュを備えた加熱シリンダの後部上壁の供給口と、その
上部のホッパーとの間の材料通路に注入管を設け、その
注入管に切換バルブを設けて洗浄水の管路と圧縮空気の
管路とを接続し、成形終了時に材料パージを行っての
ち、材料通路のホッパー側を密閉蓋により気密に閉鎖し
て、上記注入管から材料通路に注入又は圧入した洗浄水
と圧縮空気とを加熱シリンダの先端側から排出できるよ
うにし、しかるのち洗浄水を所要の圧力にて加熱シリン
ダ内に注入するとともに、射出スクリュを回転して洗浄
水を加熱シリンダの先端側から排出し、かつ射出スクリ
ュの前後進を所要回数繰り返して加熱シリンダ内を洗浄
したのち、注入を圧縮空気の圧入に切換えて加熱シリン
ダ内の水分をノズル部材側から排出し、加熱シリンダ内
を空気乾燥してなることを特徴とする射出装置の内部清
掃方法。 - 【請求項4】 上記圧縮空気の圧入は洗浄水の注入と同
時に行うことを特徴とする請求項3記載の射出装置の内
部清掃方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8139178A JP3012195B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 内部清掃可能な射出装置及び内部清掃方法 |
US08/857,870 US5753049A (en) | 1996-05-31 | 1997-05-16 | Injection apparatus with the internal space cleanable and method of cleaning the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8139178A JP3012195B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 内部清掃可能な射出装置及び内部清掃方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09314602A JPH09314602A (ja) | 1997-12-09 |
JP3012195B2 true JP3012195B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=15239393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8139178A Expired - Fee Related JP3012195B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 内部清掃可能な射出装置及び内部清掃方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5753049A (ja) |
JP (1) | JP3012195B2 (ja) |
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CN111844620A (zh) * | 2020-08-13 | 2020-10-30 | 佘峰 | 一种模具加工用注塑机清理装置 |
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CN113910545B (zh) * | 2021-09-23 | 2023-09-15 | 江苏亚宝车业有限公司 | 一种带有残液回收结构的汽车内饰注塑设备及工艺 |
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